JP2004353353A - 中詰め用かご構造体及び該かご構造体の吊下げ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】底面網2、側面網4a〜4d、天井網5が、何れも外周部が棒状枠体Fで囲われた金網Nから成り、底面網2及び複数の側面網4a〜4dを囲繞する吊下枠部材16,18がそれぞれの金網Nに固定され、この吊下枠部材16,18の頂部16c,16d,18c,18dは、天井網5まで延在し、かつ天井網5の中心に対して対称位置にあり、しかも吊下げフックが係止できる構造であるので、中詰め用かご構造体1が強度的に変形しにくく、吊下げ時にバランスを失うような事態も起きない。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、底面網とその外周域を取り囲む立設した側面網より成るかご型ユニット内に中詰め材を充填収容し、その後該ユニットの頂部開口を天井網で覆うようにした中詰め用かご構造体及びこの中詰め用かご構造体を吊下げフックにより吊下げる吊下げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
河川改修や海岸整備、或いは地盤の土留め用として、ブロックの積み上げやコンクリートによる被覆工法に代えて、河川等の自然石又は砕石等を中詰め材として充填収容したかご構造体が従来公知である(特許文献1,2参照)。このかご構造体を用いる方法は、現場でかご構造体を組み立てて石詰めを行うことができるので、従来工法に比べ簡単で安価に施工できる利点を有していた。
【0003】
【特許文献1】
特公平8−16323号公報(段落0011から0013、図2、図3)
【特許文献2】
特開平2002−155518号公報(図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したかご構造体は、据え付け現場での組み付け施工には便利であるが、据え付け現場での作業が困難である場合には、組み付け現場から据え付け現場までクレーン等で吊り上げて移動させなければならず、かご構造体にクレーンのフックを引っかけて吊下げると、中詰め材の偏りが生じてかごが変形してバランスを失うことがあり、据え付け後も中詰め材を再度均一にならす作業を強いられていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、中詰め材を充填収容したかご構造体を吊下げた場合にもかごの変形を抑え、常に水平の状態で移送させることが可能な中詰め用かご構造体及び該構造体の吊下げ方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の中詰め用かご構造体は、底面網とその外周域を取り囲む立設した側面網より成るかご型ユニット内に、中詰め材を充填収容した後に該ユニットの頂部開口を天井網で覆うようにした中詰め用かご構造体であって、前記底面網、側面網、天井網はいずれも外周部が金属製線体で囲われた網体から成り、底面網及び側面網を囲繞する金属製吊下枠部材がそれぞれの網体に固定され、該金属製吊下枠部材の頂部は前記天井網まで延在し、かつ吊下げフックが係止できる構造を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、金属製吊下枠部材が底面網及び側面網を囲繞しているので、かご型ユニットが強度的に変形しにくい構造となり、また吊下げフックを係止させるときに、金属製吊下枠部材の頂部と、側面網、天井網の金属製線体を一緒にして係止できる。
【0007】
本発明の中詰め用かご構造体において, 前記金属製吊下枠部材の各頂部は天井網の中心に対して対称位置にあるのが好ましい。
このようにすると、その頂部の吊下げフックが係止できる位置が天井網の中心に対して対称位置にあるので、吊下げ時に中詰め用かご構造体がバランスを失うような事態も起きない。
【0008】
本発明の中詰め用かご構造体において, 前記金属製吊下枠部材は前記底面網及び側面網を2回囲繞する1本の金属製線体で構成されているのが好ましい。
このようにすると、金属製吊下枠部材が底面網及び複数の側面網を2重に囲繞することになるので、強度向上が図れるだけでなく、吊下げフックが係止できる構造が容易に得られる。
【0009】
本発明の中詰め用かご構造体において, 前記かご型ユニットは矩形又は正方形或いは円形の底面網を有し、前記金属製吊下枠部材は対向する側面網をそれぞれ囲繞するのが好ましい。
このようにすると、かご構造が立方体又は直方体或いは円柱状の形となるので、単位ユニットとして規則的に積み重ねたりするのに便利であり、金属製吊下枠部材も縦と横に配設されるので、強度的に優れたバランスの良いかご構造体が得られる。
【0010】
本発明の中詰め用かご構造体の吊下げ方法は、前記中詰め用かご構造体を吊下げフックにより吊下げる中詰め用かご構造体の吊下げ方法であって、前記かご型ユニットの頂部開口より中詰め材を充填収容した後に該ユニットの頂部開口を天井網で塞いで側面網に固定し、次いで吊下げフックでそれぞれの金属製吊下枠部材の頂部、側面網及び天井網の外周部を構成する金属製線体の三者を一緒に係止して吊下げることを特徴としている。
この特徴によれば、フック吊下げ時に、吊下げ部分が金属製吊下枠部材の頂部、側面網及び天井網の外周部を構成する金属製線体の3箇所となるので、かごの変形が抑止される。
【0011】
本発明の中詰め用かご構造体の吊下げ方法において、前記吊下げフックは吊下げロープを介して水平保持体に連結されているのが好ましい。
このようにすると、フック吊下げ時に、中詰め用かご構造体は常に水平状態に維持される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る中詰め用かご構造体を構成する金属製吊下枠部材の配置関係を示す斜視図、図2の(a),(b)は底面網、側面網及び天井網の展開図、図3は天井網とかご型ユニットの斜視図、図4はかご型ユニットが補強枠部材内に収容される状態を示す説明図、図5は砕石等の中詰め材が収容されたかご型ユニットの頂部開口に天井網が取付けられる状態を示す説明図、図6は砕石が収容された中詰め用かご構造体から補強枠部材を取外した状態を示す説明図、図7は砕石が収容された中詰め用かご構造体を吊上げる状態を示す部分斜視図、図8は中詰め用かご構造体を吊上げる際における吊下げフックの係止状態を示す部分拡大斜視図であり、図9は砕石が収容された中詰め用かご構造体が水平保持体を介して吊上げられる状態を示す斜視図である。
【0013】
図3に示されるように、1は中詰め材となる複数の砕石または自然石を収容する頂部開口6aを有するかご型ユニット6と、この頂部開口6aを覆う天井網5と、かご型ユニット6を強度的に補強するための金属製吊下枠部材(以下吊下枠部材と称する)16,18で構成される中詰め用かご構造体である。
【0014】
かご型ユニット6は、平面視矩形または正方形に形成された底面網2とその外周域を取り囲む4つの立設した矩形状側面網4a,4b,4c,4dから成るかご状のもので、吊下枠部材16,18をかご型ユニット6に取付けた後に中詰め材をこのかご型ユニット6内に収納載置し、図5に示すように、頂部開口6aを天井網5で覆って、例えば河川等の法面(グランド)上もしくは河床(グランド)の所定領域に運搬して、或いはその場で施工して敷設される。
【0015】
底面網2、側面網4a〜4d及び天井網5はステンレス鋼で製作され、いずれも全面が網体(金網N)で構成され外周部が骨線となる金属製線体Fで方形状に囲んだもので、各網は、図2、図3に示されるように、所定長さの螺旋コイル14(ステンレス鋼)を要所に用いて立体構成されている。尚、使用する網の面積が広い場合には、図示した天井網5の如く中央にも補強用の金属製線体Fを用いて強度的に頑丈な中詰め用かご構造体を得るようにしている。尚、この補強用の金属製線体Fは十文字状にして更に補強を強化しすることもできる。そして、天井網5に限らず底面網2、側面網4a〜4dにも適用されることは言うまでもない。
【0016】
図1には4つの吊下枠部材が符号16,18で示されており、吊下枠部材16は側面網4aと底面網2と側面網4bとを囲繞し、また吊下枠部材18は側面網4cと底面網2と側面網4dとを囲繞して、それぞれかご型ユニット6に螺旋コイル14を介して取付けられている。
【0017】
吊下枠部材16,18は同一構造をしているので、一方の吊下枠部材16について説明する。吊下枠部材16は1本の金属製線体を連結した形で構成され、底面網2に取付けられる互いに離間して平行に配置した水平支持部16a、16bと、この水平支持部の両端から上方に向けて折曲して対向する2組の側面網4a,4bに取付けられる三角形状部16c、16dから成り、この三角形状部16c16dの頂点となる頂部は天井網5が配置される位置まで延在している。
【0018】
このように吊下枠部材16は1本の金属製線体でかご型ユニット6の底面と両側面側を2回囲繞するので構造的に頑強なかご構造が得られる。三角形状部16c、16dの頂部は吊り下げフックH(図8参照)で係止できるよう水平支持部16a、16bの延長部が互いに連接している。尚、ここで使用される吊下枠部材16,18は底面網2、側面網4a〜4d及び天井網5と同じステンレス鋼が使用されている。
【0019】
次に、中詰め用かご構造体の組立て手順に付き説明する。
【0020】
先ず、図2の(a)に示されるかご型ユニット6は、正方形に形成された底面網2と、その4辺に連結された矩形状側面網4a,4b,4c,4dとから成り、底面網2各辺の金属製線体Fと、これら各辺に対応して配置された矩形状側面網4a,4b,4c,4d周囲の金属製線体Fの一辺がそれぞれ螺旋コイル14により連結される。
【0021】
そこで、矩形状側面網4a,4b,4c,4dを垂直に立ち上げて、4箇所の立ち上げた垂直辺を構成する金属製線体F同士を螺旋コイル14により連結することで、頂部6aが開口したかご型ユニット6が構成される。
【0022】
次に、立方体が構成されたかご型ユニット6の底面網2には、吊下枠部材16,18が配置され、螺旋コイル14により底面網2と側面網4a〜4dに連結固定される。これら吊下枠部材16,18は図1、図4aに示すように、底面網2に対して縦横に2本ずつ計4つ配置され、吊下枠部材16,18の三角形状部16c,16d,18c,18dの各頂部は天井網の5の中心点に対して点対称に配置して、吊り下げフックHを各頂部と係合して中詰め用かご構造体1が吊り下げられたときに水平状態に維持されるようにすることが好ましい。
【0023】
次に、前記のように組み立てられたかご型ユニットに中詰め材となる砕石または自然石を充填収容する手順に付き図4〜図6を参照して説明する。
【0024】
先ず、吊下枠部材16,18を取付けたかご型ユニット6に中詰め材を充填収容する際には、かご型ユニット6の周囲を囲繞する所要の剛性を有する補強枠10が使用される。
【0025】
そこで、図4(a)に示すように、かご型ユニット6を図示しないロープを介して吊り上げて図4(b)に示される補強枠10の内部に収容して、図5に示すように収容されたかご型ユニット6の内部に中詰め材Sとしての砕石または自然石を頂部開口6aまで充填し、天井網5外周の金属製線体Fを側面網4a,4b,4c,4d上端各辺の金属製線体Fに螺旋コイル14を介して結合して頂部開口6aを塞ぐ。その後、図6に示すように、4箇所のフック部12にロープRを懸吊して補強枠10を吊上げて中詰め用かご構造体1から取外す。
【0026】
次に前記のように構成された中詰め用かご構造体の吊り下げ方法に付き図7〜図9を参照して説明する。
【0027】
図7、図8に示される中詰め用かご構造体1の天井網5の中心に対し点対称位置となる各辺に配置された吊下枠部材の頂部と、側面網4a〜4d上端の金属製線体Fと、天井網5外周各辺の金属製線体Fの三者とを吊下げフックHにより同時に係止する。
【0028】
吊下げフックHは、図9に示すように、四角形状の枠部材で構成される水平保持体HFの各辺下端に三角形状部16c,16d,18c,18dに対応する位置から吊下げられた8本の均等長さのロープR下端に取付けられており、水平保持体HFの4箇所を4本のロープRにより図示しない重機などにより吊上げることで、中詰め材Sである砕石または自然石などが充填収容された中詰め用かご構造体1を、水平状態を保持した状態で所望位置に移動設置することができる。
【0029】
従って、前記のように構成された中詰め用かご構造体によれば、底面網2、側面網4a,4b,4c,4d、天井網5の外周部は何れも金属製線体Fで囲われた金網Nであって、底面網2及び複数の側面網4a,4b,4c,4dを囲繞する吊下枠部材16,18がそれぞれの金網Nに固定され、吊下枠部材16,18の頂部は天井網5まで延在し、かつ天井網5の中心に対して対称位置にあり、しかも吊下げフックHが係止できる構造を有しているので、かご型ユニット6が強度的に変形しにくい構造となり、吊下げ時に中詰め用かご構造体1がバランスを失うような事態もなく安定した状態で移設することができる。
【0030】
また、吊下枠部材16,18は、底面網2、側面網4a,4b,4c,4dを2重に囲繞する1本の金属製線体で構成されているので、強度向上が図れるだけでなく、三角形状部16c,16d,18c,18dにより吊下げフックHに容易に係止できる。
【0031】
更に、かご型ユニット6は、立方体や直方体状の形のみならず、底面網2を円形にして円柱状とすることも可能であり、形を統一しておけば単位ユニットとして規則的に積み重ねたりするのにも便利であり、しかも吊下枠部材16,18が底面網2の縦、横に配設して対向する側面網をそれぞれ囲繞することで、強度的に優れたバランスの良いかご構造体が得られる。
【0032】
そして、中詰め用かご構造体の吊下げ方法においては、かご型ユニット6の頂部開口6aより中詰め材Sを充填収容した後に、このユニット6の頂部開口6aを天井網5で塞いで側面網4a,4b,4c,4dに固定し、次いで吊下げフックHを吊下枠部材16,18の三角形状部16c,16d,18c,18dと側面網4a,4b,4c,4d及び天井網5の外周部を構成する金属製線体Fの三者を一緒にして吊下げるので、かごの変形が抑止される。
【0033】
また、吊下げフックHは、吊下げロープRを介して水平保持体HFに連結されているので、吊下げフックHによる吊下げ時に、中詰め用かご構造体1が常に水平状態に維持される。
【0034】
以上、本発明の実施形態を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、例えば、網体、螺旋コイル、網の外周部を構成する金属製線体や吊り下げ枠部材を構成する金属製線体はステンレス鋼で説明してきたが、ステンレス鋼に代えて、例えば亜鉛メッキの鉄線や亜鉛アルミ合金メッキの鉄線を使用することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0036】
(a)請求項1の発明によれば、吊下枠部材が底面網及び側面網を囲繞しているので、かご型ユニットが強度的に変形しにくい構造となり、また吊下げフックを係止させるときに、吊下枠部材の頂部と、側面網、天井網の金属製線体を一緒にして係止できる。
【0037】
(b)請求項2の発明によれば、その頂部の吊下げフックが係止できる位置が天井網の中心に対して対称位置にあるので、吊下げ時に中詰め用かご構造体がバランスを失うような事態も起きない。
【0038】
(c)請求項3の発明によれば、吊下枠部材が底面網及び複数の側面網を2重に囲繞することになるので、強度向上が図れるだけでなく、吊下げフックが係止できる構造が容易に得られる。
【0039】
(d)請求項4の発明によれば、かご構造が立方体又は直方体或いは円柱状の形となるので、単位ユニットとして規則的に積み重ねたりするのに便利であり、吊下枠部材も縦と横に配設されるので、強度的に優れたバランスの良いかご構造体が得られる。
【0040】
(e)請求項5の発明によれば、フック吊下げ時に、吊下げ部分が金属製吊下枠部材の頂部、側面網及び天井網の外周部を構成する金属製線体の3箇所となるので、かごの変形が抑止される。
【0041】
(f)請求項6の発明によれば、フック吊下げ時に、中詰め用かご構造体は常に水平状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る中詰め用かご構造体を構成する金属製吊下枠部材の配置関係を示す斜視図である。
【図2】(a),(b)は底面網、側面網及び天井網の展開図である。
【図3】天井網とかご型ユニットの斜視図である。
【図4】かご型ユニットが補強枠部材内に収容される状態を示す説明図である。
【図5】砕石等の中詰め材が収容されたかご型ユニットの頂部開口に天井網が取付けられる状態を示す説明図である。
【図6】砕石が収容された中詰め用かご構造体から補強枠部材を取外した状態を示す説明図である。
【図7】砕石が収容された中詰め用かご構造体を吊上げる状態を示す部分斜視図である。
【図8】中詰め用かご構造体を吊上げる際における吊下げフックの係止状態を示す部分拡大斜視図である。
【図9】砕石が収容された中詰め用かご構造体が水平保持体を介して吊上げられる状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中詰め用かご構造体
2 底面網
4a,4b 側面網
4c,4d 側面網
5 天井網
6 かご型ユニット
6a 頂部開口
10 補強枠
12 フック部
14 螺旋コイル
16,18 吊下枠部材(金属製吊下枠部材)
16a,16b 水平支持部
16c,16d 三角形状部
18c,18d 三角形状部
F 金属製線体
H フック
HF 水平保持体
N 網体(金網)
R ロープ
S 中詰め材(砕石、自然石など)
Claims (6)
- 底面網とその外周域を取り囲む立設した側面網より成るかご型ユニット内に中詰め材を充填収容し、その後該ユニットの頂部開口を天井網で覆うようにした中詰め用かご構造体であって、前記底面網、側面網、天井網はいずれも外周部が金属製線体で囲われた網体から成り、底面網及び側面網を囲繞する金属製吊下枠部材がそれぞれの網体に固定され、該金属製吊下枠部材の頂部は前記天井網まで延在し、かつ吊下げフックが係止できる構造を有していることを特徴とする中詰め用かご構造体。
- 前記金属製吊下枠部材の各頂部は天井網の中心に対して対称位置にある請求項1に記載の中詰め用かご構造体。
- 前記金属製吊下枠部材は前記底面網及び側面網を2回囲繞する1本の金属製線体で構成されている請求項1または2に記載の中詰め用かご構造体。
- 前記かご型ユニットは矩形又は正方形或いは円形の底面網を有し、前記金属製吊下枠部材は対向する側面網をそれぞれ囲繞する請求項1ないし3の何れかに記載の中詰め用かご構造体。
- 前記請求項1ないし4の何れかに記載の中詰め用かご構造体を吊下げフックにより吊下げる中詰め用かご構造体の吊下げ方法であって、前記かご型ユニットの頂部開口より中詰め材を充填収容した後に該ユニットの頂部開口を天井網で塞いで側面網に固定し、次いで吊下げフックでそれぞれの金属製吊下枠部材の頂部、側面網及び天井網の外周部を構成する金属製線体の三者を一緒に係止して吊下げることを特徴とする中詰め用かご構造体の吊下げ方法。
- 前記吊下げフックは吊下げロープを介して水平保持体に連結されている請求項5に記載の中詰め用かご構造体の吊下げ方法。
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