JP4112790B2 - フトン籠形成用型枠手段及びそれを用いた施工方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、河川工事や道路工事等の土木工事全般において使用されるフトン籠形成用型枠手段及びそれを用いた施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フトン籠とは、鉄線により形成されたフトン籠用容体の内部に割栗石等の石材を充填し、フトン籠用蓋体を取り付けることにより、あたかも巨大な岩石のような構造体を形成するものであり、そのフトン籠を適宜に積み合わせて施工することにより、河床の安定、道床の構築、あるいは地滑り防止等を目的とした土木工事全般において使用されている。
【0003】
従来、フトン籠を用いた土木施工方法は、人力により、頂面側に開口を有したフトン籠用容体を施工部所に運ぶか、フトン籠用容体における各壁を施工部所に運び組み立てることによりフトン籠容体を形成し、そのフトン籠用容体の開口から内部に石材を充填して均し、フトン籠用蓋体により開口を閉じることによりフトン籠を形成するものであり、以上の工程を繰り返し行うことにより、複数のフトン籠を積み合わすものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のフトン籠を用いた土木施工方法は、殆どの工程を人力により行うものであったため、フトン籠用容体の内部に割栗石等の石材を充填する際に、十分に密な状態にすることができず、強度の弱いフトン籠が形成される場合があり、また雨天時等の悪天候の際において、フトン籠用容体の組み立てや石材の充填等の作業を行うことは、作業員にとって多大な危険性を伴うものであり、さらに、施工部所においてフトン籠を形成し積み合わせていく工程を繰り返し行うため、あらかじめ工事に必要な個数のフトン籠を準備しておくことができず、工期の延長あるいは人件費の増加等の要因ともなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る型枠手段は、
底壁と四側壁とを備え頂面側に開口を有するフトン籠用容体に、石材を充填し、フトン籠用容体の開口にフトン籠用蓋体を取り付けてフトン籠を形成する際に用いる型枠手段であって、
型枠手段は、固定部と、固定部に開閉可能に軸支された開閉部とを備え、
固定部は、底壁と、底壁の上に組み立てられた三側壁とを備え、
開閉部は、上壁と、三側壁を閉じるための一側壁とを備え、
上壁は、固定部に支持されるフトン籠用容体に石材を投入するための開口部と、フトン籠用容体の四側壁の上辺部を連続して格納するためのフック部とを備えている。
【0006】
好ましくは、固定部の三側壁は、その高さがフトン籠用容体の側壁よりも低く設定されている。
【0007】
また、本発明に係るフトン籠施工方法は、
底壁と四側壁とを備え頂面側に開口を有するフトン籠用容体に、石材を充填し、フトン籠用容体の開口にフトン籠用蓋体を取り付けてフトン籠を形成し、フトン籠を積み合わせて施工する土木施工方法であって、
上記の型枠手段を準備する工程と、
型枠手段の開閉部を開いて、固定部でフトン籠用容体を支持する工程と、
型枠手段の開閉部を閉じ、型枠手段の開口部を通じて、フトン籠用容体の内部に石材を充填する工程と
油圧ショベルでフトン籠容体の内部に充填された石材を加圧して均す工程と、
型枠手段の開閉部を開いて、フトン籠用容体の開口にフトン籠用蓋体を取り付け、フトン籠を形成する工程と、
フトン籠を引き掛けて支持するリフタ手段によって、フトン籠を型枠手段から施工部所に移載する工程と、を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかるフトン籠形成用型枠手段及びそれを用いた施工方法について、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第1の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
図2は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第2の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【0011】
図1に示すように、フトン籠用容体41は、底壁43と四側壁44とを備え、頂面側に開口45を有した構造となっている。具体的には、鉄線を用いた網目間隔寸法10〜15cm程度の網目部材によって、幅寸法1.2m程度、長さ寸法2〜6m程度、高さ寸法40〜60cm程度の直方体形状により構成されている。尚、上記寸法は、上記する数値に限定されるものではなく、適宜設計されていてもよい。
【0012】
図1に示すように、この発明になるフトン籠施工方法における第1の工程は、前記フトン籠用容体41の各壁43、44を外接支持する型枠手段1を、施工部所近辺あるいは砕石場等に準備する。さらに、前記型枠手段1の内部に前記フトン籠用容体41を設置した後、前記フトン籠用容体41の開口45を開いた状態で支持する工程である。
【0013】
図2Aに示すように、第2の工程は、前記油圧ショベル3を用いて、割栗石等の石材46を前記フトン籠用容体41の開口45から前記フトン籠用容体41の内部に投入し、その作業を繰り返し行い、前記フトン籠用容体41の内部に前記石材46を充填させる。さらに、図2Bに示すように、第2の工程は、前記フトン籠用容体41の内部に充填された前記石材46を、前記油圧ショベル3のバケット部3Aで均し加圧する工程である。
【0014】
図3は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第3の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
図4は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第4の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【0015】
第3の工程は、図3Aに示すように、前記フトン籠用容体41の開口45を閉じるための、前記フトン籠用容体41の底壁43と同一部材及び同一寸法からなるフトン籠用蓋体42を準備し、図3Bに示すように、前記石材46が充填された前記フトン籠用容体41の開口45に、前記フトン籠用蓋体42を取り付けてフトン籠4を形成する工程である。
【0016】
前記フトン籠用容体41と前記フトン籠用蓋体42とは、前記フトン籠用容体41の組み立てと同様、図3Bに示すようにコネクタCNを用いて連結されている。前記コネクタCNは、図3Cに示すように、防蝕加工されており、圧着工具で圧着することにより連結されるものである。また、ただ単に鉄線により巻きつけて連結するか、コイル状に加工された鉄線を回転させて連結してもよい。
【0017】
第4の工程は、図4に示すように、リフタ手段2と前記油圧ショベル3とをワイヤWAを介して連結し、前記リフタ手段2を前記型枠手段1の内部にある前記フトン籠4に引き掛けて支持し、前記油圧ショベル3を移動させることにより、前記型枠手段1の内部から前記フトン籠4を施工部所に移載する工程である。
【0018】
図5は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられる型枠手段における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
図6は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられる型枠手段において、図6A及び図6Bは、図5AにおけるX−X断面及びY−Y断面を示す概略的な断面図であり、図6Cは、図5Aにおける型枠手段の概略的な正面図を示すものである。
【0019】
図5及び図6に示すように、前記型枠手段1は、固定部1Aと、前記固定部1Aに開閉可能な状態で軸支された開閉部1Bとからなっている。前記固定部1は、底壁11と、前記底壁11の上に組み立てられる三側壁12とからなっており、前記開閉部1Bは、上壁15と、前記三側壁12を閉じるための一側壁13とからなっている。前記上壁15は、前記石材46を投入するための開口14を有しており、前記開口14の周囲には、前記フトン籠用容体41の開口45を開いた状態に維持するためのフック部FBが設けられている。
【0020】
前記型枠手段1は、図5Aに示すように、前記開閉部1Bを閉じた状態にすることにより、前記開閉部の一側壁13が前記フトン籠用容体41の一側壁44を内接支持する位置に変位し、図5Bに示すように、前記開閉部1Bを開いた状態にすることにより、前記開閉部の一側壁13が上記する位置から離れる位置に変位する構造となっている。
【0021】
さらに、前記型枠手段1は、前記開閉部1Bを閉じた状態にすることにより、前記フトン籠用容体41の各壁43、44を内接支持した状態で、前記フトン籠用容体41の開口45を開いた状態に維持することができ、前記開閉部1Bを開いた状態にすることにより、前記型枠手段1から前記フトン籠用容体41及び前記フトン籠4を出し入れし易い構造となっている。
【0022】
前記型枠手段1は、前記固定部1Aに対して前記開閉部1Bを閉じた状態に確実に維持するために連結手段JMを備えている。前記連結手段JMは、前記固定部1Aの底壁11に設けた楔入れ孔を有した起立片部JM1と、前記開閉部1Bの一側壁13に設けた楔入れ孔を有した楔受入部JM2と、前記起立片部JM1と前記楔受入部JM2との楔入れ孔を整合させた状態で前記楔入れ孔に打ち込む楔JM3とからなっている。
【0023】
更に、前記型枠手段1は、ワイヤWAを連結することが可能な第1の吊下部T1及び第2の吊下部T2を備えており、前記第1の吊下部T1は、前記開閉部1Bの一側壁13に設けられ、前記第2の吊下部T2は、前記第1の吊下部T1に対して背反した方向における前記固定部1Aの一側壁12に設けられている。
【0024】
前記第1の吊下部T1と前記油圧ショベル3のバケット部3AとをワイヤWAを介して連結し、前記バケット部3Aを移動させることにより前記開閉部1Bを開閉することのできる構造となっている。さらに、前記開閉部1Bを閉じた状態で維持し、前記第1の吊下部T1及び第2の吊下部T2と前記油圧ショベル3とをワイヤWAを介して連結し、前記油圧ショベル3を移動させることにより、バランスを保ちながら前記型枠手段1を、施工部所あるいは砕石場等に移動させることが可能な構造となっている。
【0025】
前記型枠手段1は、前記フトン籠用容体41の各壁43、44を内接支持することができるよう適宜に設計されており、厚鋼板及び型鋼を適宜に組み合わせ、溶接加工することにより形成されている。
【0026】
図7は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における具体的な実施例を示す概略的な側面図である。
図8は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における具体的な実施例を示す概略的な正面図を示すものである。
【0027】
図9は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における概略的な平面図を示すものである。
図10は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段の第1及び第2の吊下金具における具体的な実施例を示す概略的な側面図である。
【0028】
図7〜9に示すように、前記リフタ手段2は、機枠構造体21と、前記機枠構造体21に回転可能に軸支された一対のフトン籠引き掛け機構22とからなっている。前記フトン籠引き掛け機構22は、角シャフト23と、前記角シャフト23に取り付けられた第1の吊下金具24及び第2の吊下金具25とからなっている。
【0029】
図8に示すように、前記機枠構造体21は、横断面U型形状をなした軸受部JBが設けられており、前記角シャフト23は、前記軸受部JBを介して軸支されている。さらに、前記角シャフト23が回転可能な構造となるよう、前記軸受部JBに対応した部位が、横断面円形状をなしている。
【0030】
図10Aに示すように、前記第1の吊下金具24は、第1の吊下金具引き掛け部50と、ワイヤWAを連結するためのワイヤ連結部51と、前記ワイヤWAを掛止して前記フトン籠引き掛け機構22の回転を防止するための回転防止部52と、前記角シャフト23を挿通するための挿通口S1とからなっている。
【0031】
2つの前記第1の吊下金具24は、前記角シャフト23に対して前記挿通口S1を介して組み合わされており、さらに、軸方向に移動可能であるため前記角シャフト23の軸方向に対して所定の間隔を隔て、例えば、前記第1の吊下金具24に備えられたボルトM1等によって、前記第1の吊下金具24を所望の位置に固定することが可能な構造となっている。
【0032】
図10Bに示すように、前記第2の吊下金具25は、第2の吊下金具引き掛け部53と、前記角シャフト23を挿通することのできる挿通口S2とからなっている。
【0033】
複数の前記第2の吊下金具25は、前記角シャフト23に対して前記挿通口S2を介して組み合わされており、さらに、軸方向に移動可能であるため前記角シャフト23の軸方向に対して等間隔に、例えば、前記第2の吊下金具25に備えられたボルトM2等によって、前記第2の吊下金具25を所望の位置に固定することが可能な構造となっている。
【0034】
図7Aに示すように、ワイヤWAを介して前記第1の吊下金具24における前記ワイヤ連結部51と前記油圧ショベル3のバケット部3Aとを連結し、前記リフタ手段2における前記フトン籠引き掛け機構22を回転させることにより、前記第1の吊下金具24及び前記第2の吊下金具25における前記第1の吊下金具引き掛け部50及び前記第2の吊下金具引き掛け部53を前記フトン籠4に引き掛けて支持し、前記油圧ショベル3を移動させることにより、前記フトン籠4を施工部所に移動することが可能な構造となっている。
【0035】
図7Bに示すように、前記リフタ手段2により前記フトン籠4を引き掛け、前記フトン籠4を施工部所に移動して積み下ろし、前記油圧ショベル3のバケット部3Aを下方向に移動させることにより、前記リフタ手段に連結されたワイヤWAを緩め、前記ワイヤWAを前記回転防止部52に掛止することにより、前記リフタ手段2における前記フトン籠引き掛け機構22の回転を防止し、前記フトン籠4の引き掛けを防止することにより、前記リフタ手段2のみを新たな前記フトン籠4に移動することができ、さらに、前記リフタ手段2を新たな前記フトン籠4に引き掛けて支持し、移動することにより、前記フトン籠4を積み合わせることのできるよう構成されている。
【0036】
前記リフタ手段2は、前記フトン籠4を引き掛けるができるよう適宜に設計されており、厚鋼板及び型鋼等を適宜に組み合わせ、溶接加工等を施すことにより形成されている。
【0037】
【発明の効果】
この発明は、以上の構成になるフトン籠施工方法であって、フトン籠用容体は型枠手段によって外接支持されているため、フトン籠用容体の内部に充填された石材を、油圧ショベルで加圧して均しても、フトン籠用容体の形状が変形せず、従来の人力による施工方法に比して、密な充填の状態とすることができ、強度の高いフトン籠を形成することができるという点において極めて有用に作用する構造となっている。
【0038】
さらに、施工部所周辺や砕石場等で、あらかじめ複数のフトン籠を形成し準備しておき、油圧ショベルとリフタ手段とを用いてフトン籠を施工部所に積み合わせることができるため、従来の人力を用いて、施工部所でフトン籠を形成し積み合わせてくという施工方法に比し、工期の短縮及び人件費の削減、さらに雨天時等の悪天候における作業員の危険性等を低減することができるという点においても極めて有用に作用する構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第1の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図2】図2は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第2の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図3】図3は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第3の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図4】図4は、この発明に係るフトン籠施工方法について、第4の工程における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図5】図5は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられる型枠手段における具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図6】図6は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられる型枠手段において、図6A及び図6Bは、図5AにおけるX−X断面及びY−Y断面を示す概略的な断面図であり、図6Cは、図5Aにおける型枠手段の概略的な正面図を示すものである。
【図7】図7は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における具体的な実施例を示す概略的な側面図である。
【図8】図8は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における具体的な実施例を示す概略的な正面図を示すものである。
【図9】図9は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段における概略的な平面図を示すものである。
【図10】図10は、この発明に係るフトン籠施工方法に用いられるリフタ手段の第1及び第2の吊下金具における具体的な実施例を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 型枠手段
2 リフタ手段
3 油圧ショベル
4 フトン籠
11 型枠手段の底壁
12、13 型枠手段の四側壁
21 機枠構造体
22 フトン籠引き掛け機構
23 角シャフト
24 第1の吊下金具
25 第2の吊下金具
41 フトン籠用容体
42 フトン籠用蓋体
43 フトン籠用容体の底壁
44 フトン籠用容体の四側壁
45 フトン籠用容体の開口
46 石材
50 第1の吊下金具引き掛け部
51 ワイヤ連結部
52 回転防止部
53 第2の吊下金具引き掛け部
WA ワイヤ

Claims (3)

  1. 底壁(43)と四側壁(44)とを備え頂面側に開口(45)を有するフトン籠用容体(41)に、石材(46)を充填し、前記フトン籠用容体の開口(45)に前記フトン籠用蓋体(42)を取り付けてフトン籠(4)を形成する際に用いる型枠手段(1)であって、
    前記型枠手段(1)は、固定部(1A)と、前記固定部(1A)に開閉可能に軸支された開閉部(1B)とを備え、
    前記固定部(1A)は、底壁(11)と、前記底壁(11)の上に組み立てられた三側壁(12)とを備え、
    前記開閉部(1B)は、上壁(15)と、前記三側壁(12)を閉じるための一側壁(13)とを備え、
    前記上壁(15)は、前記固定部(1A)に支持される前記フトン籠用容体(41)に石材(46)を投入するための開口部(14)と、前記フトン籠用容体の四側壁(44)の上辺部を連続して格納するためのフック部(FB)とを備えていることを特徴とする型枠手段。
  2. 前記固定部の三側壁(12)は、その高さが前記フトン籠用容体の側壁(44)よりも低く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の型枠手段。
  3. 底壁(43)と四側壁(44)とを備え頂面側に開口(45)を有するフトン籠用容体(41)に、石材(46)を充填し、前記フトン籠用容体の開口(45)に前記フトン籠用蓋体(42)を取り付けてフトン籠(4)を形成し、前記フトン籠(4)を積み合わせて施工する土木施工方法であって、
    請求項1又は2に記載の型枠手段(1)を準備する工程と、
    前記型枠手段の開閉部(1B)を開いて、前記固定部(1A)で前記フトン籠用容体(41)を支持する工程と、
    前記型枠手段の開閉部(1B)を閉じ、前記型枠手段の開口部(14)を通じて、前記フトン籠用容体(41)の内部に石材(46)を充填する工程と
    油圧ショベル(3)で前記フトン籠容体(41)の内部に充填された石材(46)を加圧して均す工程と、
    前記型枠手段の開閉部(1B)を開いて、前記フトン籠用容体の開口(45)にフトン籠用蓋体(42)を取り付け、前記フトン籠(4)を形成する工程と、
    前記フトン籠(4)を引き掛けて支持するリフタ手段(2)によって、前記フトン籠(4)を前記型枠手段(1)から施工部所に移載する工程と、
    を含むことを特徴とするフトン籠施工方法。
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