JP3114438U - 駐車場の車移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用勝手が良好な駐車場の車移動装置を提供する。
【解決手段】駐車場の車移動装置Pは、車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第1の設置部P1と、この第1の設置部P1の後方に、車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第2の設置部P2を備えた駐車場で あって、第1の設置部P1と第2の設置部P2で形成される設置部は、平面視で四角形形状をなし、第1の案内溝11を備えると共に前記車の進行方向に対して直交するように第1の設置部P1に設置された長手形状の第1のベース1と、第1 のベース1の長手方向に平行に設けられ、第2の案内溝21を備えると共に車Cの進行方向に対して直交するように第1の設置部P1に設置された長手形状の第 2のベース2とを備えたものである。
【選択図】図3

Description

本考案は、駐車場の車移動装置に係り、特に、使用勝手が良好な駐車場の車移動装置に関する。
従来、駐車場の車移動装置として、車を、少なくとも、3台並列する設置部である第1の設置部と、この第1の設置部の後方に、車を、少なくとも、3台並列する設置部である第2の設置部を備えたものがあり、立体駐車場として使用する場合、支障はない(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述の駐車場の車移動装置を地面に設置した場合、車を搭載する部位が無端状のコンベヤであるため、そのままであれば、上(行き側)に位置するコンベヤと下(戻り側)に位置するコンベヤとの高さ分が、地面上に露出することとなる。そのため、車が移動するには、地面上に露出する該コンベヤを横断せねばならず、段差が生じる分、車の乗り越えに支障を生じ、
また、車の乗り越えに支障を生じないようにするためには、上(行き側)に位置するコンベヤの面を駐車場の面と同面にするため、地面等の設置面を掘り下げる作業が必要となり、使用勝手が良好でないという問題点が生じた。
実公平6−36183号公報(第1図、第7図参照)
本考案は、前記した問題点を除去するようにした駐車場の車移動装置を提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための本考案の駐車場の車移動装置は、車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第1の設置部と、この第1の設置部の後方に、車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第2の設置部を備えた駐車場であって、前記第1の設置部と前記第2の設置部で形成される設置部は、平面視で四角形形状をなし、第1の案内溝を備えると共に前記車の進行方向に対して直交するように前記第1の設置部に設置された長手形状の第1のベースと、この第1のベースの長手方向の長さは、前記3台並列する車の合計幅寸法より大であり、前記第1のベースの長手方向に平行に設けられ、第2の案内溝を備えると共に前記車の進行方向に対して直交するように前記第1の設置部に設置された長手形状の第2のベースと、前記第2の設置部は、前記第1のベースより前記第2のベースに近い側に位置し、前記第2のベースの長手方向の長さは、前記3台並列する車の合計幅寸法より大であり、1台の車を載せる大きさを有する第1の台車と、この第1の台車の裏面に取り付けられ、前記第1の設置部に当接する複数の第1のローラと、この第1のローラを駆動する第1のローラ駆動手段と、前記第1のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第1の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第1の案内溝に摺動する第1の案内部材と、前記第2のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第1の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第2の案内溝に摺動する第2の案内部材と 、1台の車を載せる大きさを有する第2の台車と、この第2の台車の裏面に取 り付けられ、前記第1の設置部に当接する複数の第2のローラと、この第2のローラを駆動する第2のローラ駆動手段と、前記第1のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第2の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第1の案内溝に摺動する第1’の案内部材と、前記第2のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第2の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第2の案内溝に摺動する第2’の案内部材とを備えたものである。
また、請求項2記載の駐車場の車移動装置は、請求項1記載の駐車場の車移動装置において、第1のベースの長手方向を横断する断面形状は第1の山形形状部で、該第1の山形形状部の頂部は開口して第1の案内溝を形成し、第2のベースの長手方向を横断する断面形状は第2の山形形状部で、該第2の山形形状部の頂部は開口して第2の案内溝を形成しているものである。
また、請求項3記載の駐車場の車移動装置は、請求項1記載の駐車場の車移動装置において、第1のベースの長手方向を横断する断面形状は第1の山形形状部で、第2のベースの長手方向を横断する断面形状は第2の山形形状部で、第1の台車の車1台を載せる第1の部位及び第2の台車の車1台を載せる第2の部位を、前記第1の山形形状部及び前記第2の山形形状部の頂部より低い位置に設けているものである。
また、請求項4記載の駐車場の車移動装置は、請求項1記載の駐車場の車移動装置において、 複数の第1のローラは、第1の台車ローラ1、第1の台車ローラ2、第1の台車ローラ3、第1の台車ローラ4であり、
第1の台車は平面視で四角形形状をなし、前記第1の台車の裏面に、前記第1の台車ローラ1、前記第1の台車ローラ2、前記第1の台車ローラ3及び前記第1の台車ローラ4が略四角形になるように配置されて取り付けられ、
前記第1の台車ローラ1と前記第1の台車ローラ2は第1のシャフトに回転自在に取り付けられ、
前記第1のシャフトの長手方向は第1のベースの長手方向を横断する方向であり、
前記第1のシャフトの先端に設けられた第1の歯車と、
一端に前記第1の歯車にかみ合う第1’の歯車、他端に第1”の歯車をそれぞれ取り付けた第1’のシャフトと、
前記第1のシャフトに対し直交する前記第1’のシャフトを回転自在に支持する第1の支持部材と、
第1”のシャフトを回転させる第1のハンドルと、
前記第1”のシャフトに取り付けられ、前記第1”の歯車にかみ合う第1’”の歯車と、
複数の第2のローラは、第2の台車ローラ1、第2の台車ローラ2、第2の台車ローラ3、第2の台車ローラ4であり、
第2の台車は平面視で四角形形状をなし、前記第2の台車の裏面に、前記第2の台車ローラ1、前記第2の台車ローラ2、前記第2の台車ローラ3及び前記第2の台車ローラ4が略四角形になるように配置されて取り付けられ、
前記第2の台車ローラ1と前記第2の台車ローラ2は第2のシャフトに回転自在に取り付けられ、
前記第2のシャフトの長手方向は第2のベースの長手方向を横断する方向であり、
前記第2のシャフトの先端に設けられた第2の歯車と、
一端に前記第2の歯車にかみ合う第2’の歯車、他端に第2”の歯車をそれぞれ取り付けた第2’のシャフトと、
第2のシャフトに対し直交する前記第2’のシャフトを回転自在に支持する第2の支持部材と、
前記第2”のシャフトを回転させる第2のハンドルと、
前記第2”のシャフトに取り付けられ、前記第2”の歯車にかみ合う第2’”の歯車とを備えているものである。
請求項1記載の駐車場の車移動装置によれば、第1の台車に1台の車を、第2の台車に1台の車を、第2の設置部に3台の車を、それぞれ駐車しても、第2の設置部に駐車した車の前方に車がなければ、そのまま前方へ移動でき、前方に車がある場合には、第1の台車又は第2の台車を移動することにより、前方へ移動でき、しかも、第1の台車又は第2の台車からの車の出し入れ、又は、第2の設置部からの車の出し入れする際には、車を載せる台は、従来のような無端状のコンベヤでなく、設置部に対して水平に移動する第1の台車、第2の台車であり、第1のベース及び第2のベースを設置面よりそれ程出っ張らずに設置できる分、第1のベース及び第2のベースへの車の乗り越えに支障を生ぜず、使用勝手が良好な駐車場の車移動装置を得ることができる。
なお、車を載せる台が、従来のような無端状のコンベヤであれば、車の乗り越えに支障を生じないように、上に位置するコンベヤの面を駐車場の面と同面にするため、設置面を掘り下げる作業が必要となるが、本考案にあっては、第1のベース及び第2のベースを設置面よりそれ程出っ張らずに設置できるため、設置面を掘り下げる作業は必要がない。
また、請求項2記載の駐車場の車移動装置によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、乗り越える際、第1のベース及び第2のベースの長手方向を横断する断面形状は山形形状部であるため、乗り越えの抵抗が少なく、乗り越えをスムーズに行うことができる。
また、請求項3記載の駐車場の車移動装置によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、第1の台車の車1台を載せる第1の部位及び第2の台車の車1台を載せる第2の部位を、前記第1の山形形状部及び前記第2の山形形状部の頂部より低い位置に設けているため、第1のベース及び第2のベースは、第1の台車及び第2の台車に搭載された車の車止めの機能ともなる。
また、請求項4記載の駐車場の車移動装置によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、第1のハンドルを操作して第1の台車を、第2のハンドルを操作して第2の台車を、それぞれ容易に移動させることができる。
本考案の一実施例である駐車場の車移動装置を図面を参照して説明する。
図1〜図6において、Pは駐車場の車移動装置で、駐車場の車移動装置Pが適用される駐車場は、例えば、図6(a)に示すように、車Cを、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第1の設置部P1と、この第1の設置部P1の後方に、車Cを、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第2の設置部P2を備えていれば良い。そして、図6(a)に示すように、第1の設置部P1と第2の設置部P2で形成される設置部は、平面視で四角形形状をなしている。
図1に示す1は第1の設置部P1に設置された長手形状の第1のベースで、第1のベー ス1は、第1の案内溝11を備えると共に車Cの進行方向[図6(a)の矢印参照]に対して直交するように、例えば、アンカーボルト12により第1の設置部P1に設置されている(図4参照)。そして、第1のベース1の長手方向の長さは、図6(a)に示すように、3台並列する車Cの合計幅寸法より大となっている。
なお、G1は第1の案内部材で、第1の案内部材G1は、図4に示すように 、第1のベース1の長手方向に沿って移動するように、後述する第1の台車100の裏面より下に向かって突出し、第1の案内溝11に摺動するようになっている。
そして、第1のベース1の長手方向を横断する断面形状は、図4に示すように、第1の山形形状部で、該第1の山形形状部の頂部は開口して第1の案内溝11を形成している。
その結果、乗り越える際、第1のベース1の長手方向を横断する断面形状は山形形状部であるため、乗り越えの抵抗が少なく、乗り越えをスムーズに行うことができる。
また、図1に示す2は第1の設置部P1に設置された長手形状の第2のベースで、第2 のベース2は、第1のベース1の長手方向に平行に設けられ、第2の案内溝21を備えると共に車Cの進行方向[図6(a)の矢印参照]車の進行方向に対して直交するように、例えば、アンカーボルト22により第1の設置部P1に設置さ れている。そして、第2の設置部P2は、図6(a)に示すように、第1のベー ス1より第2のベース2に近い側に位置し、第2のベース2の長手方向の長さは、3台並列する車Cの合計幅寸法より大となっている。
なお、G2は第2の案内部材で、第2の案内部材G2は、第2のベース2の長手方向に沿って移動するように、第1の台車100の裏面より下に向かって突出し、第2の案内溝21に摺動するようになっている(図4参照)。
そして、第2のベース2の長手方向を横断する断面形状は、図4に示すように、第2の山形形状部で、該第2の山形形状部の頂部は開口して第2の案内溝21を形成している。
その結果、乗り越える際、第2のベース2の長手方向を横断する断面形状は山形形状部であるため、乗り越えの抵抗が少なく、乗り越えをスムーズに行うことができる。
また、第1の台車100の車1台を載せる第1の部位1A[第2の台車20 0の車1台を載せる第2の部位2A(図1参照)]を、第1の山形形状部及び第 2の山形形状部の頂部より低い位置に設けるようにしている。その結果、第1のベース1及び第2のベース2は、第1の台車100(第2の台車200)に搭載された車Cの車止めの機能ともなる。
また、100は1台の車Cを載せる大きさを有する第1の台車で、この第1の台車100の裏面には、図1及び図2に示すように、複数の第1のローラが取り付けられ、該複数の第1のローラは、第1の台車ローラ1(101)、第1の台車ローラ2(102)、第1の台車ローラ3(103)、第1の台車ローラ4(104)であり、第1のローラ駆動手段R1により駆動されるようになっている。
なお、第1のローラ駆動手段R1(図5参照)は、本実施例では、後述するが、第1のハンドル115を手で操作して第1の台車100を移動させるようにしているが、本考案にあってはこれに限らず、第1のハンドル115に代えて図示しないモータにより、第1のシャフト105を回転させるようにしても良い(図2及び図5参照)。
第1の台車100は、平面視で四角形形状をなし、第1の台車100の裏面 に、第1の台車ローラ1(101)、第1の台車ローラ2(102)、第1の台車ローラ3(103)、第1の台車ローラ4(104)が略四角形になるように配置されて取り付けられている。
第1の台車ローラ1(101)と第1の台車ローラ2(102)は第1のシャフト105に回転自在に取り付けられ、第1のシャフト105の長手方向は第1のベース1の長手方向を横断する方向となっている(図3参照)。
106は、第1のシャフト105の先端に設けられた第1の歯車で、107 、108、109、110は、軸受けである。
また、111は第1’のシャフトで、第1’のシャフト111は、一端に第1の歯車106にかみ合う第1’の歯車112、他端に第1”の歯車113をそれぞれ取り付けている。
なお、第1の支持部材114は、第1のシャフト105に対し直交する第1’のシャフト111を回転自在に支持する部材である。
また、115は手で回転可能な第1のハンドルで、第1のハンドル115は、第1”のシャフト116を回転させるものである。117は第1”のシャフト116に取り付けられた第1’”の歯車で、第1’”の歯車117は、第1”の歯車113にかみ合うようになっている。
なお、第1の案内部材G1は、図4に示すように、第1のベース1の長手方向に沿って移動するように、後述する第1の台車100の裏面より下に向かって突出し、第1の案内溝11に摺動するようになっている。また、第2の案内部材G2は、第2のベース2の長手方向に沿って移動するように、第1の台車100の裏面より下に向かって突出し、第2の案内溝21に摺動するようになっている(図4参照)。
その結果、第1のハンドル115を操作して第1の台車100を容易に移動させることができる。
また、200は1台の車Cを載せる第2の台車で、第2の台車200は、上述した第1の台車100と同様に、第2の台車200の裏面には、複数の第2のローラが取り付けられ、該複数の第2のローラは、第2の台車ローラ1(201)、第2の台車ローラ2(202)、第2の台車ローラ3(203)、第2の台車ローラ4(204)であり、第2のローラ駆動手段R2により駆動されるようになっている(図1乃至図6参照)。
なお、第2のローラ駆動手段R2は、本実施例では、後述するが、図5に示す第2のハンドル215を手で操作して第2の台車200を移動させるようにしているが、本考案にあってはこれに限らず、第2のハンドル215に代えて図示しないモータにより、図2に示す第2のシャフト205を回転させるようにしても良い。
第2の台車200は、平面視で四角形形状をなし、第2の台車200の裏面に、第2の台車ローラ1(201)、第2の台車ローラ2(202)、第2の台車ローラ3(203)、第2の台車ローラ4(204)が略四角形になるように配置されて取り付けられている。
第2の台車ローラ1(201)と第2の台車ローラ2(202)は第2のシャフト205に回転自在に取り付けられ、第2のシャフト205の長手方向は第1のベース1の長手方向を横断する方向となっている。
206は、第2のシャフト205の先端に設けられた第2の歯車で、207 、208、209、210は、軸受けである(図3参照)。
また、211は第2’のシャフトで、第2’のシャフト211は、一端に第2の歯車206にかみ合う第2’の歯車212、他端に第2”の歯車213をそれぞれ取り付けている。
なお、第2の支持部材214は、第2のシャフト205に対し直交する第2’のシャフト211を回転自在に支持する部材である。
また、215は手で回転可能な第2のハンドルで、第2のハンドル215は、第2”のシャフト216を回転させるものである。217は第2”のシャフト216に取り付けられた第2’”の歯車で、第2’”の歯車217は、第2”の歯車213にかみ合うようになっている。
なお、第1の案内部材G1’は、図4に示すように、第1のベース1の長手方向に沿って移動するように、第2の台車200の裏面より下に向かって突出し、第1の案内溝11に摺動するようになっている。また、第2の案内部材G2’は 、第2のベース2の長手方向に沿って移動するように、第2の台車200の裏面より下に向かって突出し、第2の案内溝21に摺動するようになっている(図4参照)。
その結果、第2のハンドル215を操作して第2の台車200を容易に移動させることができる。
上述した駐車場の車移動装置Pにおいては、図6(a)に示すように、第1の台車100と第2の台車200の間にスペースがあつて、該スペースの後方の車Cが前に出たい場合は、第1の台車100と第2の台車200は移動しないでも良い。
しかしながら、図6(a)に示す第2の台車200の後方の車Cが前に出たい場合、第2の台車200の第2のローラ駆動手段R2、具体的には、第2のハンドル215を手で操作して、第2の台車200を図6(a)から図6(b)に示すように、第1の台車100を移動させれば良く、また、図6(a)に示す第1の台車100の後方の車Cが前に出たい場合、第1の台車100の第1のローラ駆動手段R1、具体的には、第1のハンドル115を手で操作して、第1の台車100を図6(a)から図6(c)に示すように、第1の台車100を移動させれば良い。
即ち、上述した駐車場の車移動装置Pによれば、第1の台車100に1台の車Cを、第2の台車200に1台の車Cを、第2の設置部P2に3台駐車しても、前方に車Cがなければそのまま前方へ移動でき、前方に車Cがある場合には、第1の台車100又は第2の台車200を移動することにより、前方へ移動でき、しかも、第1の台車100又は第2の台車200から車の出し入れ、又は、第2の設置部P2からの車Cの出し入れする際には、車を載せる台は、従来のような無端状のコンベヤでなく、設置面に対して水平に移動する第1の台車100、第2の台車200であり、第1のベース1及び第2のベース2を設置面よりそれ程出っ張らずに設置できる分、第1のベース1及び第2のベース2への車の乗り越えに支障を生ぜず、使用勝手が良好な駐車場の車移動装置Pを得ることができる。
なお、車を載せる台が、従来のような無端状のコンベヤであれば、車の乗り越えに支障を生じないように、上に位置するコンベヤの面を駐車場の面と同面にするため、設置面を掘り下げる作業が必要となるが、本考案にあっては、第1のベース1及び第2のベース2を設置面よりそれ程出っ張らずに設置できるため、設置面を掘り下げる作業は必要がない。
図1は、本考案の駐車場の車移動装置の第1の台車(又は第2の台車)に車が搭載された状態の概略的斜視図である。 図2は、図1の第1の台車(又は第2の台車)に車を搭載していない状態の概略的平面図である。 図3は、図2の3−3線による概略的断面図である。 図4は、図2の4−4線による概略的断面図である。 図5は、図2の5−5線による概略的断面図である。 図6(a)は、本考案の駐車場の車移動装置の使用状態の概略的平面図で、第1の台車と第2の台車の間にスペースがあり、該スペースの後方の車が出る状態を、図6(b)は、図6(a)の第2の台車の後方の車が出たい場合、第2の台車を第1の台車へ移動させた状態を、図6(c)は、図6(a)の第1の台車の後方の車が出たい場合、第1の台車を第2の台車へ移動させた状態を、それぞれ示す概略的平面図である。
符号の説明
P…駐車場の車移動装置
1…第1の設置部
2… 第2の設置部
C…車
1…第1のベース
2…第2のベース
11…第1の案内溝
21…第2の案内溝

Claims (4)

  1. 車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第1の設置部と 、この第1の設置部の後方に、車を、少なくとも、3台並列する広さを有する設置部である第2の設置部を備えた駐車場であって、
    前記第1の設置部と前記第2の設置部で形成される設置部は、平面視で四角形形状をなし、
    第1の案内溝を備えると共に前記車の進行方向に対して直交するように前記第1の設置部に設置された長手形状の第1のベースと、
    この第1のベースの長手方向の長さは、前記3台並列する車の合計幅寸法より大であり、
    前記第1のベースの長手方向に平行に設けられ、第2の案内溝を備えると共に前記車の進行方向に対して直交するように前記第1の設置部に設置された長手形状の第2のベースと、
    前記第2の設置部は、前記第1のベースより前記第2のベースに近い側に位置し、
    前記第2のベースの長手方向の長さは、前記3台並列する車の合計幅寸法より大であり、
    1台の車を載せる大きさを有する第1の台車と、
    この第1の台車の裏面に取り付けられ、前記第1の設置部に当接する複数の第1のローラと、
    この第1のローラを駆動する第1のローラ駆動手段と、
    前記第1のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第1の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第1の案内溝に摺動する第1の案内部材と、
    前記第2のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第1の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第2の案内溝に摺動する第2の案内部材と、
    1台の車を載せる大きさを有する第2の台車と、
    この第2の台車の裏面に取り付けられ、前記第1の設置部に当接する複数の第2のローラと、
    この第2のローラを駆動する第2のローラ駆動手段と、
    前記第1のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第2の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第1の案内溝に摺動する第1’の案内部材と、 前記第2のベースの長手方向に沿って移動するように、前記第2の台車の裏面より下に向かって突出し、前記第2の案内溝に摺動する第2’の案内部材と
    を備えたことを特徴とする駐車場の車移動装置。
  2. 第1のベースの長手方向を横断する断面形状は第1の山形形状部で、
    該第1の山形形状部の頂部は開口して第1の案内溝を形成し、
    第2のベースの長手方向を横断する断面形状は第2の山形形状部で、
    該第2の山形形状部の頂部は開口して第2の案内溝を形成している
    ことを特徴とする請求項1記載の駐車場の車移動装置。
  3. 第1のベースの長手方向を横断する断面形状は第1の山形形状部で、
    第2のベースの長手方向を横断する断面形状は第2の山形形状部で、
    第1の台車の車1台を載せる第1の部位及び第2の台車の車1台を載せる第2の部位を、前記第1の山形形状部及び前記第2の山形形状部の頂部より低い位置に設けている
    ことを特徴とする請求項1記載の駐車場の車移動装置。
  4. 複数の第1のローラは、第1の台車ローラ1、第1の台車ローラ2、第1の台車ローラ3、第1の台車ローラ4であり、
    第1の台車は平面視で四角形形状をなし、前記第1の台車の裏面に、前記第1の台車ローラ1、前記第1の台車ローラ2、前記第1の台車ローラ3及び前記第1の台車ローラ4が略四角形になるように配置されて取り付けられ、
    前記第1の台車ローラ1と前記第1の台車ローラ2は第1のシャフトに回転自在に取り付けられ、
    前記第1のシャフトの長手方向は第1のベースの長手方向を横断する方向であり、
    前記第1のシャフトの先端に設けられた第1の歯車と、
    一端に前記第1の歯車にかみ合う第1’の歯車、他端に第1”の歯車をそれぞれ取り付けた第1’のシャフトと、
    前記第1のシャフトに対し直交する前記第1’のシャフトを回転自在に支持する第1の支持部材と、
    第1”のシャフトを回転させる第1のハンドルと、
    前記第1”のシャフトに取り付けられ、前記第1”の歯車にかみ合う第1’”の歯車と、
    複数の第2のローラは、第2の台車ローラ1、第2の台車ローラ2、第2の台車ローラ3、第2の台車ローラ4であり、
    第2の台車は平面視で四角形形状をなし、前記第2の台車の裏面に、前記第2の台車ローラ1、前記第2の台車ローラ2、前記第2の台車ローラ3及び前記第2の台車ローラ4が略四角形になるように配置されて取り付けられ、
    前記第2の台車ローラ1と前記第2の台車ローラ2は第2のシャフトに回転自在に取り付けられ、
    前記第2のシャフトの長手方向は第2のベースの長手方向を横断する方向であり、
    前記第2のシャフトの先端に設けられた第2の歯車と、
    一端に前記第2の歯車にかみ合う第2’の歯車、他端に第2”の歯車をそれぞれ取り付けた第2’のシャフトと、
    第2のシャフトに対し直交する前記第2’のシャフトを回転自在に支持する第2の支持部材と、
    前記第2”のシャフトを回転させる第2のハンドルと、
    前記第2”のシャフトに取り付けられ、前記第2”の歯車にかみ合う第2’”の歯車とを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の駐車場の車移動装置。
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