JP3114361U - 自動車のサンバイザーに取り付ける視認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラーが大きさの点で制約を受けることなく、ミラーとして好ましい大きさに定めることができ、またサンバイザーにミラーのための凹部を設ける必要のない、自動車のサンバイザーに取り付ける視認装置を提供する。
【解決手段】実質的に水平の軸7の回りを回転して収納位置と前方からの光を遮る第1の使用位置とをとり、かつ、実質的に垂直の軸9の回りを旋回して第1の使用位置と側方の第2の使用位置とをとる自動車のサンバイザー5に取り付ける視認装置1は、覗き面12aと覗き面の裏にある取付面12bを有するミラー11と、2つのゴム輪14とを備える。ゴム輪14は、サンバイザー5が第1の使用位置にあるとき前方からの光を受ける面6aの裏となるサンバイザーの後面6bに取付面12bをあてがい、覗き面12aを後方に向けたミラー11を分離可能にサンバイザー5に取り付ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、例えば乗用車のような自動車のサンバイザーに取り付ける視認装置に関する。
図11及び図12に示すように、乗用車101のサンバイザー103に視認のため、いわゆるバニティミラー105を取り付けることがある。バニティミラー105は、サンバイザー103が前方からの光を遮る使用位置をとるとき、光を受ける面の裏となるサンバイザーの後面107に埋め込んだもの、つまり後面107に凹部108を設けてバニティミラー105を凹部108に嵌合し、固定したものであり、不要時にはふた109によってバニティミラー105を塞ぐ。サンバイザーは運転席111及び助手席113それぞれの前方に設けられる。図12では、運転席用のサンバイザー115は収納位置にあり、助手席用のサンバイザー103は前方からの光を遮る使用位置にある。同様の構造のバニティミラーが運転席用のサンバイザー115にも設けられる。
バニティミラー105は、サンバイザー103の後面107に埋め込まれていることから、自ずと大きさが制約を受け、視認できる範囲が比較的狭い。また、使用時にはふた109を開けるところ、ふた109がサンバイザー103の後面107にほぼ直交するように立ち上がるため、特に走行中にバニティミラー105を使用するとき、走行の揺れに起因して人がふた109に突き当たるおそれがある。
前記問題点を解消するために提案された特許文献1に記載された考案は、サンバイザーの後面にシート状の照明装置の厚みと照明装置を被うふたの厚みの合計厚みに相当する凹部を設けると共に、ふたにバニティミラーを取り付け、ふたをサンバイザーの下端部に水平軸の回りを回転可能に取り付けている。この考案によれば、使用時にはふたを開けてぶら下げることにより、バニティミラーが後方を向き、視認が可能となるため、人がふたに突き当たるおそれはない。
実開平2−56015号公報
しかし、前記公報に記載された考案もまた、サンバイザーに凹部を設けてふたなどを取り付けることから、依然としてバニティミラーの大きさが制約を受ける。加えて、従来使用されているバニティミラーも前記公報に記載された考案も、バニティミラーを収納する凹部を設けるための加工をサンバイザーにすることを前提としている。ところが、前記凹部は、最終的にふたを閉めた状態では、ふたの露出面がサンバイザーの後面と面一となるように加工しなければならず、その加工が比較的手間どる煩雑な作業となる。
この考案は、ミラーが大きさの点で制約を受けることなく、ミラーとして好ましい大きさに定めることができ、またサンバイザーにミラーのための凹部を設ける必要のない、自動車のサンバイザーに取り付ける視認装置を提供する。
この目的を達成するために本考案は、次の構成を備え、作用効果を奏する。なお、何れかの請求項記載の考案の構成等を説明するに当たって行う用語の定義等は、その性質状可能な範囲において他の請求項記載の考案にも適用があるものとする。
(請求項1記載の考案の特徴)
請求項1記載の考案に係る視認装置は、実質的に水平の軸の回りを回転して収納位置と前方からの光を遮る第1の使用位置とをとり、かつ、実質的に垂直の軸の回りを旋回して前記第1の使用位置と側方の第2の使用位置とをとる自動車のサンバイザーに取り付けるものであり、覗き面と覗き面の裏にある取付面を有するミラーと、取付手段とを備える。
当該取付手段は、前記サンバイザーが前記第1の使用位置にあるとき前方からの光を受ける面の裏となるサンバイザーの後面に前記取付面をあてがい、前記覗き面を後方に向けた前記ミラーを分離可能にサンバイザーに取り付けることを特徴とする。
サンバイザーは自動車の運転席及び助手席それぞれの前方にあるものが対象となる。自動車の運転席は右側又は左側にあることから、結局、自動車のフロントガラス後方で左側及び右側にあるサンバイザーが対象となる。サンバイザーが運転席の前方にあるものの場合、この考案に従って設けた視認装置は、バニティミラーとして機能する他、自動車が本来有する室内ミラーやドアミラーと相俟って後方を視認する補助ミラーとして機能する。サンバイザーが助手席の前方にあるものの場合、この考案に従って設けた視認装置は主としてバニティミラーとして機能する。サンバイザーがそれ自体に従来タイプのバニティミラーを備えていても、いなくても、この考案に従ってミラーを取り付けることにより、自動車に視認装置を設けることができる。ミラーは通常、覗き面を平面とするが、凹面としたり、凸面とすることもできる。ミラーはガラスの他、プラスチックによって形成する。取付手段はミラーを分離可能にサンバイザーに取り付けるものであればよく、後述の特定態様の他、例えば、サンバイザーの後面に縫い付けた磁性板材と、ミラーの取付面に固定したマグネットとの組合せや、ミラーの取付面に固定してサンバイザーの上縁に引っ掛ける逆U字形のフックとすることもできる。
請求項1の視認装置によれば、サンバイザーの後面に凹部を設けることなくミラーをサンバイザーに取り付けることができるため、サンバイザーへの特殊な加工は、取付手段として必要となるものの他、不要である。これによって、煩雑で手間のかかる凹部の加工作業を省くことができる。ミラーを取付手段によって凹部のないサンバイザーに取り付けることから、凹部を設けることに伴う制約がなく、ミラーとサンバイザーとの間の大小関係は基本的に不問である。すなわち、ミラーがサンバイザーとほぼ等しくても、ミラーの方が大きくても、逆にミラーの方が小さくてもよく、要は取付手段によってミラーをサンバイザーに確実に取り付け、保持できる大きさとすることができる。その結果、好ましい大きさのミラーを選定することができ、ミラーの視認範囲を可及的に広げることができる。サンバイザーが第一の使用位置にあるとき、ミラーをサンバイザーに取り付けるだけで視認装置を得ることができ、簡便である。視認装置が不要であるとき、ミラーをサンバイザーから分離して保管する。
(請求項2記載の考案の特徴)
請求項2記載の考案に係る視認装置は、請求項1の視認装置の基本構成に加え、前記取付手段が1又は水平方向に間隔をおいた複数の、前記ミラーの前記覗き面を除くその他の部位に固定されたゴム輪からなり、当該1又は複数のゴム輪は、前記垂直の軸から遠方となる前記サンバイザーの側方の端部から前記ゴム輪を前記サンバイザーに差し込むことができるように位置し、かつ、前記サンバイザーを締め付けることができる大きさであることを特徴とする。
ゴム輪は、それ自体がリング状となっているものの他、例えば、帯状又は線状のものを輪にして覗き面を除くその他の部位、例えば取付面に固定し、リング状としたものでもよい。後者の場合、両端部を突き合せて、又は重ね合せて固定する他、両端部を離し、各端部毎に固定することもできる。ここで、ゴム輪とは、ゴムだけでリング状になったものの他、端部相互が固定面を介して結合され、リング状になったものも含む。固定は接着剤や両面テープによる接着の他、U字形の留め金のようなステープルによる機械的固定、ミラーを形成する部品相互による挟持などによる。ゴムは天然又は人造のものであって、弾力があり、伸縮するものである。ゴム輪は、断面が長方形又は楕円形を呈するゴムによって帯状に作る他、断面が正方形又は円形を呈するゴムによって線状に作ることができる。帯状である場合、その幅が広ければ、つまりミラーを単一のゴム輪で保持できる程度に幅が広ければ、1つのゴム輪で取付手段を形成する。一般には、2又はそれ以上のゴム輪で取付手段を形成する。ゴム輪は、サンバイザーを旋回可能に支持する垂直の軸から遠方となるサンバイザーの側方の端部からゴム輪をサンバイザーに差し込むことができるように位置する。ゴム輪は空間をリング状の本体で囲んだ形態であるため、本体の幅方向の中心線が実質的に垂直になるようにゴム輪を位置させれば、サンバイザーの側方の端部からの差し込みが容易となる。そして、ゴム輪の直径はサンバイザーに取り付けたとき、十分な締付力をサンバイザーに及ぼすように定める。
請求項2記載の視認装置によれば、ミラーを垂直の軸から遠方となるサンバイザーの端部の右方又は左方、つまり自動車の左側にあるサンバイザーが考案の対象の場合には右方に、また自動車の右側にあるサンバイザーが考案の対象の場合には左方に導き、ゴム輪をサンバイザーの側方の端部からサンバイザーに差し込み、順次垂直の軸の方へずらすとミラーがサンバイザーに取り付けられる。このように、サンバイザーの横方向からミラーをサンバイザーに取り付けることができるため、第一の使用位置では前方をフロントガラスによって、また側方を垂直の軸によって拘束されているサンバイザーへのミラーの取付が支障なくできる。取付手段がミラーの覗き面を除くその他の部位に固定したゴム輪であるため、サンバイザーへの加工は何ら必要がなく、自動車に既設のサンバイザーをそのまま使用して視認装置を安価に得ることができる。また、覗き面にゴム輪が現れることがない。ゴムの材質やゴム輪の直径の選定によってサンバイザーに及ぼす締付力を定めることができ、この締付力によってミラーがサンバイザーから脱落するのを防ぐことができる。
(請求項3記載の考案の特徴)
請求項3記載の考案に係る視認装置は、請求項1の視認装置の基本構成に加え、前記取付手段は水平方向に間隔をおいた複数の、前記サンバイザーに固定されたゴム輪からなり、当該複数のゴム輪は、前記垂直の軸から遠方に位置するゴム輪の側方から前記ミラーを前記ゴム輪に差し込むことができるように位置し、かつ、前記ミラーを締め付けることができる大きさであることを特徴とする。
ゴムが帯状であっても、2又はそれ以上のゴム輪で取付手段を形成する。ミラーを取り付けた状態ではゴム輪がミラーの覗き面を遮るため、単一の帯状のゴム輪でミラーを支持すると覗き面が極端に狭くなってしまう。反面、例えば2つのゴム輪でミラーを支持する場合、ミラーの両側部にゴム輪がくるようにゴム輪の位置を定めることにより、覗き面を十分に確保できる。複数のゴム輪は、サンバイザーを旋回可能に支持する垂直の軸から遠方に位置するゴム輪の側方からミラーをゴム輪に差し込むことができるように位置する。ゴム輪本体の幅方向の中心線が実質的に垂直になるように複数のゴム輪をサンバイザーに位置させれば、ゴム輪の側方からのミラーの差し込みが容易になる。そして、ゴム輪の大きさはミラーを取り付けたとき、十分な締付力をミラーに及ぼすように定める。
請求項3記載の視認装置によれば、ミラーを垂直の軸から遠方となるゴム輪の右方又は左方に導き、ミラーを遠方のゴム輪に差し込み、次に垂直の軸に近い方のゴム輪に差し込むことを繰り返すとミラーがサンバイザーに取り付けられる。このように、サンバイザーの横方向からミラーをサンバイザーに取り付けることができるため、前方をフロントガラスによって、また側方を垂直の軸によって拘束されているサンバイザーへのミラーの取付が支障なくできる。取付手段がサンバイザーに固定したゴム輪であるため、ゴム輪をサンバイザーに固定する必要があるが、この場合でもサンバイザーに凹部を加工することと比べて作業は簡単であり、煩雑さはない。ゴムの材質やゴム輪の大きさの選定によってミラーに及ぼす締付力を定めることができ、この締付力によってミラーがサンバイザーから脱落するのを防ぐことができる。
(請求項4記載の考案の特徴)
請求項4記載の考案に係る視認装置は、請求項1の視認装置の基本構成に加え、前記取付手段は側方の開口と後方の窓を有する袋体からなり、当該袋体は、前記開口が前記垂直の軸から遠方となるサンバイザーの側方の端部に位置するように前記サンバイザーの前記後面に固定され、前記ミラーは、前記袋体の側方から前記開口に挿入され、前記サンバイザーに取り付けられることを特徴とする。
袋体はサンバイザーを製作するときサンバイザーと一体に作ることができる。既設のサンバイザーには別個に製作した袋体を取り付ける。この場合、プラスチックを射出成形して、又はアルミその他の金属をプレス成形して作った半袋体を接着剤や両面テープでサンバイザーの後面に固定し、後面と相俟って袋状とすることができる。ここでいう袋体とは、固定前に袋状になっているものの他、固定した結果、サンバイザーの後面と相俟って袋状となるものを含む。また、固定とは、サンバイザーとは別個に製作したものを接着剤や両面テープで取り付ける他、サンバイザーと一体に製作した結果、袋体が固定されたものを含む。
請求項4記載の視認装置によれば、ミラーを垂直の軸線から遠方となるサンバイザーの端部の右方又は左方に導き、ミラーを袋体の開口に差し込むことによってミラーがサンバイザーに取り付けられる。このように、サンバイザーの横方向からミラーをサンバイザーに取り付けることができるため、前方をフロントガラスによって、また側方を垂直の軸によって拘束されているサンバイザーへのミラーの取付が支障なくできる上、袋体の開口にミラーを差し込み、開口からミラーを抜き取るだけで容易にミラーの着脱ができる。取付手段がサンバイザーの後面に固定した袋体であるため、袋体をサンバイザーに固定する必要があるが、この場合でもサンバイザーに凹部を加工することと比べて作業は簡単であり、煩雑さはない。袋体の窓の周囲に露出する面に独自の模様などを付加することにより、視認装置に意匠的な美観を与えることができる。
(請求項5記載の考案の特徴)
請求項5記載の考案に係る視認装置は、請求項1の視認装置の基本構成に加え、前記取付手段は、前記ミラーの前記取付面及び前記サンバイザーの前記後面の一方に固定されたフック面と、前記ミラーの前記取付面及び前記サンバイザーの前記後面の他方に固定されたループ面とからなる面ファスナー(商標)であり、前記ミラーは、前記フック面と前記ループ面の係合によって前記サンバイザーに取り付けられることを特徴とする。
フック面及びループ面は、それぞれの裏面を接着剤や両面テープでミラーの取付面及びサンバイザーの後面に固定する。この場合、フック面をミラーの取付面に、ループ面をサンバイザーの後面に固定する他、フック面をサンバイザーの後面に、ループ面をミラーの取付面に固定することができる。
請求項5記載の視認装置によれば、第一の使用位置にあるサンバイザーの後方にミラーを導き、フック面とループ面を後方から係合することによってミラーをサンバイザーに取り付けることができる。面ファスナーのフック面又はループ面をサンバイザーに取り付ける必要があるが、この取付はサンバイザーに凹部を設けることと比べて簡単であり、煩雑さはない。前方をフロントガラスによって、また側方を垂直の軸によって拘束されているサンバイザーにミラーをサンバイザーの後方から取り付けるため、支障なく取り付けることができる。面ファスナーを使用するためミラーの着脱が容易であり、ミラーを取り付けた状態での保持力が大きいことからミラーがサンバイザーから脱落するのを防ぐことができる。
(請求項6記載の考案の特徴)
請求項6記載の考案に係る視認装置は、実質的に水平の軸の回りを回転して収納位置と前方からの光を遮る第1の使用位置とをとり、かつ、実質的に垂直の軸の回りを旋回して前記第1の使用位置と側方の第2の使用位置とをとる自動車の運転席前方にあるサンバイザーに取り付ける視認装置である。この視認装置は、覗き面と覗き面の裏にある取付面を有するミラーと、取付手段とを備える。前記ミラーの前記覗き面は、運転席が自動車の右側にあるものでは少なくとも右側の一部分が、また運転席が自動車の左側にあるものでは少なくとも左側の一部分が凸面となるように形成され、前記取付手段は、前記サンバイザーが前記第1の使用位置にあるとき前方からの光を受ける面の裏となるサンバイザーの後面に前記取付面をあてがい、前記覗き面を後方視認可能方向に向けた前記ミラーを分離可能にサンバイザーに取り付けることを特徴とする。
自動車の運転席前方にあるサンバイザー専用の後方視認可能な視認装置である。この後方の視認装置では、ミラーの覗き面は、運転席が自動車の右側にあるものでは少なくとも右側の一部分が凸面となるように、運転席が左側にあるものでは少なくとも左側の一部分が凸面となるように形成される。覗き面の全体を凸面とすることもできる。
自動車、特に乗用車には後方を視認する手段として、通常、室内ミラーと左右のドアミラーとが設けられている。運転者は走行中、室内ミラー及び左右のドアミラーで後方を視認し、安全を確認するが、運転席側で自動車の直ぐ後方には室内ミラー及び運転席側のドアミラーでは視認できない、いわゆるデッドスペースが存在することが経験的に知られている。このデッドスペースは室内ミラー及び運転席側のドアミラーそれぞれの視認範囲が重ならないことに起因する。この考案によれば、サンバイザーにミラーを取り付けているため、このミラーが室内ミラー及び運転席側のドアミラーの中間に位置することとなり、それぞれの視認範囲を重ねることができる。加えて、ミラーの運転席側の覗き面は凸面であるため、後方を拡大して視認できる。その結果、後方の視認能力が大幅に向上し、安全走行を確保しやすくなる。
本考案によれば、ミラーが大きさの点で制約を受けることなく、ミラーとして好ましい大きさに定めることができる。さらに、サンバイザーにミラーのための凹部を設けることなく、自動車のサンバイザーに視認装置を取り付けることができる。
次に、各図を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。図1は第一の実施形態に係る視認装置の使用状態を示す斜視図、図2は図1に示したサンバイザーが占める3つの位置を示す斜視図、図3は第一の実施形態に係る視認装置の、視認装置の着脱の状態を示す斜視図、図4は第二の実施形態に係る視認装置の、ミラーの着脱の状態を示す斜視図、図5は図4に示した視認装置の左側面図、図6は第三の実施形態に係る視認装置の、ミラーの着脱の状態を示す斜視図、図7は第四の実施形態に係る視認装置の分解斜視図、図8は第五の実施形態に係る視認装置の使用状態を示す斜視図、図9は図8に示したサンバイザーが占める3つの位置を示す斜視図、図10は第五の実施形態の変形に係る視認装置の使用状態を示す斜視図、図11は従来のバニティミラーの使用状態を示す斜視図、図12は従来のバニティミラーを備える自動車の内部を示す斜視図である。
以下の説明において、実質的に同じ機能を果たし、実質的に同じ構造の部品には同一の符号をつけ、詳細な説明を省略することもある。また、各実施形態は、便宜的に、運転席が自動車の右側にあり、助手席が左側にあるものとして説明する。
(第一の実施形態に係る視認装置)
図1乃至図3に基づいて説明する。視認装置1はミラー11と、取付手段13とを備え、自動車3のサンバイザー5に取り付けられる。自動車3は従来の自動車101と同様に、運転席前方(運転席用)のサンバイザーと助手席前方(助手席用)のサンバイザーを備える。サンバイザー5は助手席用であり、実質的に水平の軸7の回りを回転(矢印R)して収納位置5aと、前方からの光を遮る第一の使用位置5bとをとり、かつ、実質的に垂直の軸9の回りを旋回(矢印T)して第一の使用位置5bと、側方の第二の使用位置5cとをとる。水平の軸7は垂直の軸9を実質的に90°折り曲げた延長上にあり、両軸7,9は単一の棒材で形成されている。収納位置5aと第一の使用位置5bとは、軸7がフック8と係合するとき、サンバイザー5が軸7の回りを回転することによって達成され、第一の使用位置5bと第二の使用位置5cとは、軸7がフック8との係合を解放し、サンバイザー5の全体が軸9と一緒に旋回することによって達成される。サンバイザー5の前記構成自体は公知である。
ミラー11は覗き面12aと、覗き面12aの裏、つまり背面にある取付面12bとを有する。図示の実施形態では、ミラー11は当て板15(つまり、当て板15の背面が取付面12bとなる)と、当て板15の表面に貼り付けられた鏡板17とを備え、鏡板17の周囲に設けた枠18の内方部位が覗き面12aとなっている。枠18の大きさは当て板15の大きさに等しく、したがって、両者を合わせたときの両者端面は略面一となる。互いに一方が他方から側方に突き出すことはない。鏡板17の大きさは枠18の分だけ当て板15よりも小さく、上記した枠18の内方部位にぴったり納まる大きさである。鏡板17の貼り付けは、鏡板の覗き面12a、すなわち、鏡板17の反射面が自動車内に向くように行う。ミラー11の覗き面12aは平面であって、助手席に座る人に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー11はサンバイザー5よりもわずかに小さい。
取付手段13は、サンバイザー5が第一の使用位置5bにあるとき、前方からの光を受ける面6aの裏となるサンバイザーの後面6bに取付面12bをあてがい、覗き面12aを後方に向けたミラー11を分離可能にサンバイザー5に取り付ける。
図示の実施形態では、取付手段13は2つのゴム輪14からなる。2つのゴム輪14は水平方向へ間隔をおいて配置され、当て板15と鏡板17(枠18)との間にはさまれて固定されている。各ゴム輪14は断面が長方形を呈する帯状のものである。2つのゴム輪14は、垂直の軸9から遠方に位置するサンバイザー5の側方の自由端部である端部6cからゴム輪14をサンバイザー5に差し込むことができるように位置する。サンバイザー5を回転可能に支持する軸7は実質的に水平に延びている。そこで、図3に示すように、各ゴム輪14の本体幅方向の中心線Cが軸7と直交するようにゴム輪14を位置させる。これによって、ミラー11を偏りなくサンバイザー5に取り付けることができる。各ゴム輪14はサンバイザー5に差し込んだとき、サンバイザー5を締め付けるように寸法を定めてある。
取付手段13によってミラー11をサンバイザー5に取り付けるには、第一の使用位置5bにあるサンバイザー5の軸7をフック8との係合から解放すると共に、図3に示すように、ミラー11を端部6cの右方に導き、ミラー11を左方へ動かしてゴム輪14をサンバイザー5の端部6cに差し込み、さらにミラー11を左方へ動かす。次いで、2つ目のゴム輪14を端部6cに差し込み、ミラー11を動かす。ミラー11をサンバイザー5から分離するには、ミラー11を右方へ動かし、ゴム輪14をサンバイザー5から外す。
(第二の実施形態に係る視認装置)
図4及び図5に基づいて説明する。視認装置21はミラー23と、取付手段25とを備える。ミラー23は覗き面12aと、覗き面12aの裏、つまり背面にある取付面12bとを有する。図示の実施形態では、第一の実施形態のミラー11の当て板15と枠18とを一体化して枠18としてあり、枠18の内方部位の中に鏡板17を覗き面12aが自動車内に向くように納めてある。ミラー23の覗き面12aは平面であって、助手席に座る人に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー23はサンバイザー5よりもわずかに小さい。
図示の実施形態では、取付手段25は2つのゴム輪26からなる。各ゴム輪26は、断面が長方形を呈する帯状のゴム体をサンバイザー5の上下に設けたスリット27に通し、対向する端部を接着してリング状としたものである。ゴム輪26は、上下のスリット27及びサンバイザー5の面6aとゴム体との摩擦によって固定されている。2つのゴム輪26は、垂直の軸9から遠方に位置するゴム輪26の側方からミラー23をゴム輪26に差し込むことができるように位置する。サンバイザー5を回転可能に支持する軸7は実質的に水平に延びている。そこで、各ゴム輪26の本体幅方向の中心線Cが軸7と直交するようにゴム輪26を位置させる。これによって、ミラー23を偏りなくサンバイザー5に取り付けることができる。各ゴム輪26はミラー23を差し込んだとき、ミラー23を締め付けるように寸法を定めてあり、ミラー23を取り付ける前には図5の仮想線で示すように、各ゴム輪26はサンバイザー5の後面6bに密接している。ミラー23を入れたときの各ゴム輪26が充分な締め付けができる所以である。
取付手段25によってミラー23をサンバイザー5に取り付けるには、図4の仮想線で示すように、ミラー23を第一の使用位置にあるサンバイザー5の端部6cの右方に導き、ミラー23を左方へ動かして軸9から遠方にあるゴム輪26に差し込み、さらにミラー23を左方へ動かす。次いで、ミラー23を軸9近くにある2つ目のゴム輪26に差し込み、ミラー23を動かす。ミラー23をサンバイザー5から分離するには、ミラー23を右方へ動かし、ゴム輪26から外す。
(第三の実施形態に係る視認装置)
図6に基づいて説明する。視認装置31はミラー23と、取付手段33とを備える。ミラー23は覗き面12aと、覗き面12aの裏、つまり背面にある取付面12bとを有する。図示の実施形態では、ミラー23は、先に述べた第二の実施形態のミラー23と同じ形状であり、枠18の内方部位の中に鏡板17を覗き面12aが自動車内に向くように納めてある。ミラー23の覗き面12aは平面であって、助手席に座る人に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー23はサンバイザー5よりもわずかに小さい。
図示の実施形態では、取付手段33は側方の開口35と後方の窓37とを有する袋体39からなる。袋体39はプラスチックを射出成形した半袋状のものである。袋体39は、開口35が垂直の軸9から遠方となるサンバイザー5の側方の端部6cに位置するように、サンバイザー5の後面6bに接着され、後面6bと相俟って袋状になっている。袋体39は後面6bに固定されたとき、ミラー23を収納できる大きさである。
取付手段33によってミラー23をサンバイザー5に取り付けるには、図6の仮想線で示すように、ミラー23を第一の使用位置にあるサンバイザー5の端部6cの右方に導き、ミラー23を左方へ動かして開口35から袋体39に挿入する。袋体39は、それ自身が、たとえば、弾性収縮する等のミラー保持機能を有していることが好ましい。また、この弾性収縮機能とともに、又は、この機能に代わり、図6に示すような係止手段39aを設けるとよい。係止手段39aは、たとえば、これを、剥離可能な面ファスナーによって構成することができる。ミラー23の左方への動きが袋体39によって静止されたとき、ミラー23の取付が完了する。ミラー23をサンバイザー5から分離するにはミラー23を右方へ動かして袋体39から引き抜く。
(第四の実施形態に係る視認装置)
図7に基づいて説明する。視認装置41はミラー23と、取付手段43とを備える。ミラー23は覗き面12aと、覗き面12aの裏、つまり背面にある取付面12bとを有する。図示の実施形態では、ミラー23は、先に述べた第二、第三の実施形態のミラー23と同じ形状であり、枠18の内方部位の中に鏡板17を覗き面12aが自動車内に向くように納めてある。ミラー23の覗き面12aは平面であって、助手席に座る人に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー23はサンバイザー5よりもわずかに小さい。
図示の実施形態では、取付手段43はミラー23の取付面12bに接着したフック面45と、サンバイザー5の後面6bに接着したループ面47とからなる面ファスナーであり、2つの面ファスナーを水平方向に間隔をおいて配置してある。
取付手段43によってミラー23をサンバイザー5に取り付けるには、図7に示すように、ミラー23をサンバイザー5の後方に導き、後方からミラー23をサンバイザー5に向けて動かし、各面ファスナーのフック面45とループ面47を係合させる。ミラー23をサンバイザー5から分離するには、ミラー23を後方へ引っ張って、面ファスナーの係合を解放する。
(第五の実施形態に係る視認装置)
図8及び図9に基づいて説明する。後方視認可能な視認装置51はミラー61と、取付手段63とを備え、自動車3のサンバイザー55に取り付けられる。自動車3は従来の自動車101と同様に、運転席用のサンバイザーと助手席用のサンバイザーとを備える。サンバイザー55は運転席用であり、実質的に水平の軸57の回りを回転(矢印R)して収納位置55aと、前方からの光を遮る第一の使用位置55bとをとり、かつ、実質的に垂直の軸59の回りを旋回(矢印T)して第一の使用位置55bと、側方の第二の使用位置55cとをとる。水平の軸57は垂直の軸59を実質的に90°折り曲げた延長上にあり、両軸57,59は単一の棒材で形成されている。軸57,59と助手席用のサンバイザー5の軸7,9とは、車両の前後方向へ延びる中心線を含む仮想鉛直面をはさんで実質的に対称に位置する。収納位置55aと第一の使用位置55bとは、軸57がフック58と係合するとき、サンバイザー55が軸57の回りを回転することによって達成され、第一の使用位置55bと第二の使用位置55cとは、軸57がフック58との係合を解放し、サンバイザー55の全体が軸59と一緒に旋回することによって達成される。サンバイザー55の前記構成自体は公知である。
ミラー61は覗き面62aと、覗き面62aの裏、つまり背面にある取付面62bとを有する。図示の実施形態では、ミラー61は当て板65と、当て板65に貼り付けられた鏡板67とを備え、鏡板67の周囲に設けた枠68の内方部位が覗き面62aとなっている。ミラー61の形状は、先に述べたミラー11の形状と同じである。ミラー11の形状と異ならせることを妨げないが、同じ形状とした方が異なる形状とするより製造が楽である。ミラー61とミラー11との間で異なるのは、それをサンバイザーに取り付けるときの差込方向である。ミラー61の覗き面62aは平面であって、運転席に座る運転者に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー61はサンバイザー55よりもわずかに小さい。
取付手段63は、サンバイザー55が第一の使用位置55bにあるとき、前方からの光を受ける面56aの裏となるサンバイザーの後面56bに取付面62bをあてがい、覗き面62aを後方に向けたミラー61を分離可能にサンバイザー55に取り付ける。
図示の実施形態では、取付手段63は2つのゴム輪64からなる。2つのゴム輪64は水平方向へ間隔をおいて配置され、当て板65と鏡板67(枠68)との間にはさまれて固定されている。各ゴム輪64は断面が長方形を呈する帯状のものである。2つのゴム輪64は、垂直の軸59から遠方に位置するサンバイザー55の側方の自由端部である端部56cからゴム輪64をサンバイザー55に差し込むことができるように位置する。各ゴム輪64はサンバイザー55に差し込んだとき、サンバイザー55を締め付けるように寸法を定めてある。
取付手段63によってミラー61をサンバイザー55に取り付けるには、第一の使用位置55bにあるサンバイザー55の軸57をフック58との係合から解放すると共に、ミラー61を端部56cの左方に導き、ミラー61を右方へ動かしてゴム輪64をサンバイザー55の端部56cに差し込み、さらにミラー61を右方へ動かす。次いで、2つ目のゴム輪64を端部56cに差し込み、ミラー61を動かす。ミラー61をサンバイザー55から分離するには、ミラー61を左方へ動かし、ゴム輪64をサンバイザー55から外す。
(視認装置の変形例)
図10に基づいて説明する。後方視認可能な視認装置71はミラー73と、取付手段63とを備える。なお、取付手段63は図8及び図9に示したものと同じである。ミラー73は覗き面74aと、覗き面74aの裏、つまり背面にある取付面74bとを有する。図示の実施形態では、ミラー73は当て板65と、当て板65に貼り付けられた鏡板67とを備え、鏡板67の周囲に設けた枠68の内方部位が覗き面74aとなっている。ミラー73はミラー61と実質的に同じ構造であるが、覗き面74aが凸面である点でミラー61と異なる。ミラー73の覗き面74aは運転席に座る運転者に十分な視認範囲を提供する大きさであり、ミラー73はサンバイザー55よりもわずかに小さい。
ミラー61の覗き面62aが平面であるのに対し、ミラー73の覗き面74aが凸面であり、後方を拡大して映すため、ミラー73による後方の視認が一層容易になる。このためには、ミラー73の覗き面の少なくとも右側の一部分が凸面であればよい。
ミラー61,73による後方の視認は、サンバイザー55を第一の使用位置にもたらした後、軸57とフック58との係合を解放し、サンバイザー55を軸59の回りにわずかに右方へ旋回して行う。これによって、運転者が視線を大きく変えることなく、後方を視認できる。
図1乃至図7に示した視認装置は助手席用のサンバイザー5に取り付けたものとして、また図8乃至図10に示した視認装置は運転席用のサンバイザー55に取り付けたものとして説明した。これは、運転席が進行方向右側にあることを前提としている。これに代えて、運転席が自動車の進行方向左側にある場合は、上記場合と逆になる。
本考案の第一の実施形態に係る視認装置の使用状態を示す斜視図である。 図1に示したサンバイザーが占める3つの位置を示す斜視図である。 本考案の第一の実施形態に係る視認装置の着脱の状態を示す斜視図である。 本考案の第二の実施形態に係る視認装置の、ミラーの着脱の状態を示す斜視図である。 図4に示した視認装置の左側面図である。 本考案の第三の実施形態に係る視認装置の、ミラーの着脱の状態を示す斜視図である。 本考案の第四の実施形態に係る視認装置の分解斜視図である。 本考案の第五の実施形態に係る視認装置の使用状態を示す斜視図である。 図8に示したサンバイザーが占める3つの位置を示す斜視図である。 本考案の第五の実施形態の変形に係る視認装置の使用状態を示す斜視図である。 従来のバニティミラーの使用状態を示す斜視図である。 従来のバニティミラーを備える自動車の内部を示す斜視図である。
符号の説明
1 視認装置
3 自動車
5 サンバイザー
5a 収納位置
5b 第一の使用位置
5c 第二の使用位置
6a 光を受ける面
6b 後面
6c 端部
7 水平の軸
8 フック
9 垂直の軸
11 ミラー
12a 覗き面
12b 取付面
13 取付手段
14 ゴム輪
15 当て板
17 鏡板
18 枠
21 視認装置
23 ミラー
25 取付手段
26 ゴム輪
27 スリット
31 視認装置
33 取付手段
35 開口
37 窓
39 袋体
39a 係止手段
41 視認装置
43 取付手段
45 フック面
47 ループ面
51 視認装置
55 サンバイザー
55a 収納位置
55b 第一の使用位置
55c 第二の使用位置
56a 光を受ける面
56b 後面
56c 端部
57 水平の軸
58 フック
59 垂直の軸
61 ミラー
62a 覗き面
62b 取付面
63 取付手段
64 ゴム輪
65 当て板
67 鏡板
68 枠
71 視認装置
73 ミラー
74a 覗き面
74b 取付面
101 自動車
103 サンバイザー
105 バニティミラー
107 後面
108 凹部
109 ふた
111 運転席
113 助手席
115 サンバイザー

Claims (6)

  1. 実質的に水平の軸の回りを回転して収納位置と前方からの光を遮る第1の使用位置とをとり、かつ、実質的に垂直の軸の回りを旋回して前記第1の使用位置と側方の第2の使用位置とをとる自動車のサンバイザーに取り付ける視認装置であって、
    覗き面と覗き面の裏にある取付面を有するミラーと、取付手段とを備え、
    当該取付手段は、前記サンバイザーが前記第1の使用位置にあるとき前方からの光を受ける面の裏となるサンバイザーの後面に前記取付面をあてがい、前記覗き面を後方に向けた前記ミラーを分離可能にサンバイザーに取り付ける
    ことを特徴とする視認装置。
  2. 前記取付手段は1又は水平方向に間隔をおいた複数の、前記ミラーの前記覗き面を除くその他の部位に固定されたゴム輪からなり、当該1又は複数のゴム輪は、前記垂直の軸から遠方となる前記サンバイザーの側方の端部から前記ゴム輪を前記サンバイザーに差し込むことができるように位置し、かつ、前記サンバイザーを締め付けることができる大きさである
    ことを特徴とする請求項1記載の視認装置。
  3. 前記取付手段は水平方向に間隔をおいた複数の、前記サンバイザーに固定されたゴム輪からなり、当該複数のゴム輪は、前記垂直の軸から遠方に位置するゴム輪の側方から前記ミラーを前記ゴム輪に差し込むことができるように位置し、かつ、前記ミラーを締め付けることができる大きさである
    ことを特徴とする請求項1記載の視認装置。
  4. 前記取付手段は側方の開口と後方の窓を有する袋体からなり、当該袋体は、前記開口が前記垂直の軸から遠方となるサンバイザーの側方の端部に位置するように前記サンバイザーの前記後面に固定され、
    前記ミラーは、前記袋体の側方から前記開口に挿入され、前記サンバイザーに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の視認装置。
  5. 前記取付手段は、前記ミラーの前記取付面及び前記サンバイザーの前記後面の一方に固定されたフック面と、前記ミラーの前記取付面及び前記サンバイザーの前記後面の他方に固定されたループ面とからなる面ファスナーであり、
    前記ミラーは、前記フック面と前記ループ面の係合によって前記サンバイザーに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の視認装置。
  6. 実質的に水平の軸の回りを回転して収納位置と前方からの光を遮る第1の使用位置とをとり、かつ、実質的に垂直の軸の回りを旋回して前記第1の使用位置と側方の第2の使用位置とをとる自動車の運転席前方にあるサンバイザーに取り付ける視認装置であって、
    覗き面と覗き面の裏にある取付面を有するミラーと、取付手段とを備え、
    前記ミラーの前記覗き面は、運転席が自動車の右側にあるものでは少なくとも右側の一部分が、また運転席が自動車の左側にあるものでは少なくとも左側の一部分が凸面となるように形成され、
    前記取付手段は、前記サンバイザーが前記第1の使用位置にあるとき前方からの光を受ける面の裏となるサンバイザーの後面に前記取付面をあてがい、前記覗き面を後方視認可能方向に向けた前記ミラーを分離可能にサンバイザーに取り付ける
    ことを特徴とする視認装置。
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