JP3113935U - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価で組立作業を容易に行うこと。
【解決手段】 押釦16a〜16dを押圧操作してタクトスイッチ19a〜19dをオン
・オフ操作すると共に、それに連動して発光体20により光ガイド体22を通って表示孔
21を点滅させるようにしたスイッチ装置において、原板のAV基板3以外の残余板から
切り出した複数のスペーサ板26を有し、その複数のスペーサ板26を積み重ねて、該各
スペーサ板26のリード線挿通孔を同心状に位置決めし、その各リード線挿通孔に対して
発光体20のリード線20aを上方から挿通した後、該リード線20aをAV基板3の貫
通孔に挿通することにより、その発光体20を各スペーサ板26を介してAV基板3上に
載置するようにした。
【選択図】 図2

Description

本考案は、例えばディスク装置(DVDプレーヤやDVDレコーダ)などに用いられる
スイッチ装置に関し、特に安価で組立作業を容易に行うことができるようにしたものであ
る。
従来、DVDプレーヤの技術として図9〜図11に示すものがある。これは、底板部1
A及び天板部1Bからなる筐体本体1aと、該筐体本体1aの前端開口部に着脱可能に嵌
合される前板部1Cとからなる筐体1内に、DVD機器2とAV基板3とが配置され、該
AV基板3と前板部1Cとの間にスイッチ装置4が配置されている。なお、図10中、5
はメイン基板である。
前記AV基板3は、平面視略L字状であって、図12に示すように、矩形状原板Gから
2枚分切り出されており、その原板Gの両AV基板3で囲まれた残余板Gaは不用品とし
て放置されている。
前記DVD機器2は、図10に示すように、ディスクD載置用トレイ7を前後進a,b
可能に支持するメインシャーシ8と、該メインシャーシ8に上下動可能に枢支されたドラ
イブシャーシ(図示せず)に搭載した光ピックアップ9及びターンテーブル10とを有し
、該ターンテーブル10に対向してメインシャーシ8に架設した横桁11に磁石付きディ
スクホルダ12が一定範囲内上下動可能に配置されている。なお、13は前板部1Cの左
側(または右側)に形成したトレイ挿通孔である。
前記スイッチ装置4は、図11に示すように、前板部1Cの右側(または左側)に左右
方向に沿って所定間隔ごとに貫設した複数の貫通孔15に配置したパワー、ストップ、プ
レイ及びオープン・クローズ用の合成樹脂製押釦16a〜16dを有し、該各押釦16a
〜16dの裏面から下方に延びる弾性片17の下端部が前板部1Cの裏面に固着され、該
各弾性片17の裏面上端部から後方に略三角形状の突起部18が一体突設され、該各突起
部18に対向してAV基板3の前端に複数のタクトスイッチ19a〜19dが配置されて
いる。
前記AV基板3上のタクトスイッチ19a〜19dよりも後側に例えばLEDからなる
パワー用発光体20が配置され、該発光体20のリード線20aがAV基板3の貫通孔に
挿通されて該AV基板3のプリント配線に半田付けされている、また、前板部1Cのパワ
ー用押釦16aの近傍に貫設した表示孔21に前端部を嵌入させ後端部を後方に延ばした
側面視略L字状の例えばアクリル樹脂などの透光性樹脂からなる光ガイド体22が設けら
れている。
DVDプレーヤの操作手順を説明すると、パワー用押釦16aを押圧することにより、
弾性片17が後方に弾性変位され、突起部18によりタクトスイッチ19aがオン操作さ
れ、それに連動して発光体20により光ガイド体22を通って表示孔21を点灯させる。
これによって、パワーオン状態が目視により確認される。
次に、オープン・クローズ用押釦16dを押圧することにより、上記と同様の手順でタ
クトスイッチ19dがオン操作され、それに連動してトレイ7が前進aされ、トレイ挿通
孔13から前方にオープン状態で突出するトレイ7上にディスクDを載置した後、オープ
ン・クローズ用押釦16dを再度押圧することにより、タクトスイッチ19dがオン操作
され、それ連動してトレイ7が後進bして筐体1内にクローズ状態で収納される(図10
参照)。
続いて、プレイ用押釦16cを押圧することにより、タクトスイッチ19cがオン操作
され、それに連動してターンテーブル10によりディスクDが高速回転され、そのディス
クDに記録されている情報が光ピックアップ9により読み取られ、その読み取った情報に
基づく映像がモニターに再生される。
また、ストップ用押釦16bを押圧することにより、タクトスイッチ19bがオン操作
され、それに連動してプレイ状態が停止される。
図10に仮想線で示すように、前板部1Cを底板部1Aの前端開口部に嵌合させて筐体
1を組み立てるときに、光ガイド体22の後端部がタクトスイッチ19a〜19dに接触
して損傷されないようにするため、図11に示すように、光ガイド体22の後端面22a
がタクトスイッチ19a〜19dよりも所定間隔αをおいて上方に位置決めされており、
これでは、その光ガイド体22の後端面22aと発光体20との間の間隔βが大きくなり
、発光体20から光ガイド体22に投射される光量が少なくなって、表示孔21の輝度が
小さくなり、パワーオン状態を目視により確認することが困難になる。
上記難点を解消する技術として特許文献1などの記載したものがあり、その一例を図1
3及び図14に基づいて説明すると、これは、中央にリード線挿通孔24aを貫設した合
成樹脂成形品からなる略円柱状スペーサ24が用いられ、該スペーサ24の高さhが例え
ば4mm、その外径rが例えば5mmに設定されており、そのスペーサ24を指部で挟持
し、リード線挿通孔24aにリード線20aを挿通した後、該リード線20aをAV基板
3の貫通孔に挿通することにより、発光体20をスペーサ24を介してAV基板3に載置
する。
実開平6−70274号公報
上記従来の構成では、スペーサ24を用いているので、光ガイド体22の後端面22a
と発光体20との間の間隔βが小さくなり、その発光体20から光ガイド体22に投射さ
れる光量が増加して、表示孔21の輝度が大きくなり、パワーオン状態を目視により容易
に確認することができる。しかし、スペーサ24が合成樹脂成形品からなり、その成形に
要するコストが高くつく。
また、組立作業の際に、スペーサ24の外径rが小さ過ぎるため、そのスペーサ24を
指部で挟持してリード線挿通孔24aにリード線20aを挿入するのに手間がかかって面
倒である。
そこで、スペーサ24の外径rを大きくして指部により挟持しやすくすることが考えら
れるが、これでは、その外径rを大きくした分だけスペーサ24の材料費が高くつくこと
になる。
しかも、スペーサ24の高さhが一定であるため、設計変更により光ガイド体22の後
端面22aの高さが変更されると、その変更に応じて高さhを調整したスペーサ24を新
たに成形する必要があり、この点でも、コストアップになる。
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、安価で組立作業を容易に行うことができるようにし
たスイッチ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、筐体本体と該筐体本体の前端開口
部に着脱可能に嵌合される前板部とからなる筐体内に、DVD機器と原板から切り出した
所定形状のAV基板とが配置されたディスク装置であって、前記AV基板上の前端にタク
トスイッチが配置されると共に、そのAV基板上のタクトスイッチよりも後側に発光体が
配置され、前記前板部に押釦が配置されると共に、該前板部に貫設した表示孔に前端部を
嵌入させ後端部を後方に延ばした光ガイド体が設けられ、その前板部を前記筐体本体の前
端開口部に着脱可能に嵌合させることにより、前記押釦がタクトスイッチに対向されると
共に、前記光ガイド体の後端面が発光体に対向され、該発光体とAV基板との間に所定高
さの合成樹脂成形品からなるスペーサを介在させることにより、その発光体が嵩上げされ
て光ガイド体の後端面に接近されており、前記押釦を押圧操作してタクトスイッチをオン
・オフ操作すると共に、それに連動して発光体により光ガイド体を通って表示孔を点滅さ
せるようにしたスイッチ装置において、前記合成樹脂成形品からなるスペーサに代えて前
記原板のAV基板以外の残余板から切り出した複数のスペーサ板が用いられ、その複数の
スペーサ板を積み重ねた状態で、その上側スペーサ板のリード線挿通孔の口径に比べてそ
の下側スペーサ板のリード線挿通孔の口径が大きく設定され、前記各スペーサ板の外周面
に、周方向所定間隔をおいて複数の位置決め凹部が形成されており、その適当な位置決め
凹部に一方の手の指部を入れて複数のスペーサ板を積み重ねた状態で挟持することにより
、その各スペーサ板のリード線挿通孔を同心状に位置決めし、その各リード線挿通孔に対
して他方の手の指部で挟持した発光体のリード線を挿通した後、該リード線をAV基板の
貫通孔に挿通することにより、その発光体を各スペーサ板を介してAV基板上に載置する
ようにしたことを特徴としている。
請求項2に記載の考案は、筐体本体と該筐体本体の前端開口部に着脱可能に嵌合される
前板部とからなる筐体内に、原板から切り出した所定形状の基板が配置され、該基板上の
前端にタクトスイッチが配置されると共に、その基板上のタクトスイッチよりも後側に発
光体が配置され、前記前板部に押釦が配置されると共に、該前板部に貫設した表示孔に前
端部を嵌入させ後端部を後方に延ばした光ガイド体が設けられ、その前板部を前記筐体本
体の前端開口部に着脱可能に嵌合させることにより、前記押釦がタクトスイッチに対向さ
れると共に、前記光ガイド体の後端面が発光体に対向され、該発光体と基板との間に所定
高さのスペーサを介在させることにより、その発光体が嵩上げされて光ガイド体の後端面
に接近されており、前記押釦を押圧操作してタクトスイッチをオン・オフ操作すると共に
、それに連動して発光体により光ガイド体を通って表示孔を点滅させるようにしたスイッ
チ装置において、前記スペーサが、前記原板の基板以外の残余板から切り出した複数のス
ペーサ板からなり、その複数のスペーサ板を積み重ねて、該各スペーサ板のリード線挿通
孔を同心状に位置決めし、その各リード線挿通孔に対して発光体のリード線を挿通した後
、該リード線を基板の貫通孔に挿通することにより、その発光体を各スペーサ板を介して
基板上に載置するようにしたことを特徴としている。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、複数のスペーサ板を積み重
ねた状態で、その上側スペーサ板のリード線挿通孔の口径に比べてその下側スペーサ板の
リード線挿通孔の口径が大きく設定されていることを特徴としている。
請求項4に記載の考案は、請求項2または3に記載の考案において、前記各スペーサ板
の外周面に、周方向所定間隔をおいて複数の位置決め凹部が形成されており、その適当な
位置決め凹部に指部を入れて複数のスペーサ板を積み重ねた状態で挟持することにより、
その各スペーサ板のリード線挿通孔を同心状に位置決めするようにしたことを特徴として
いる。
請求項1に記載の考案は、第1から第3の実施の形態(図1〜図8参照)に対応するも
のであって、これによれば、発光体と基板との間に複数のスペーサ板を積み重ねて介在さ
せることにより、該発光体が嵩上げされて光ガイド体の後端面に接近されているので、そ
の発光体から光ガイド体に投射される光量が増加して、表示孔の輝度が大きくなり、その
表示孔の点滅状態を目視により容易に確認することができる。しかも、前記各スペーサ板
が原板の基板以外の残余板により形成されているので、材料費がほぼゼロに等しく、従来
の合成樹脂成形品からなるスペーサに比べて大幅にコストダウンを図ることができる。
また、残余板を有効利用して広幅のスペーサ板を形成することにより、その広幅の複数
のスペーサ板を指部で容易につかんで積み重ねることができ、これによって、各スペーサ
板のリード線挿通孔に対し発光体のリード線を挿通する組立作業を迅速に行うことができ
る。
更に、設計変更により光ガイド体の後端面の高さが変更された場合には、その変更に応
じてスペーサ板の積み重ね枚数を調整するだけで、その光ガイド体の後端面と発光体との
間の間隔を適正に設定することができ、使い勝手がよい。
また更に、複数のスペーサ板を積み重ねた状態で、該各スペーサ板のリード線挿通孔が
互いに製作誤差により少し位置ずれしていたとしても、その上側スペーサ板のリード線挿
通孔の口径に比べてその下側スペーサ板のリード線挿通孔の口径が大きく設定されている
から、その各リード線挿通孔に対して発光体のリード線を引っ掛からないように確実に挿
通することができる。
しかも、スペーサ板の外周面に形成した適当な位置決め凹部に指部を入れて複数のスペ
ーサ板を積み重ねた状態で挟持するだけで、その各スペーサ板のリード線挿通孔が同心状
に位置決めされるから、その各リード線挿通孔に対して発光体のリード線を容易に挿通す
ることができる。
要するに、安価で組立作業を容易に行うことができ発光体による鮮明な点滅表示を可能
にしたディスク装置を提供することができる。
請求項2に記載の考案は基本形態に対応するものであって、これによれば、発光体と基
板との間に複数のスペーサ板を積み重ねて介在させることにより、該発光体が嵩上げされ
て光ガイド体の後端面に接近されているので、その発光体から光ガイド体に投射される光
量が増加して、表示孔の輝度が大きくなり、その表示孔の点滅状態を目視により容易に確
認することができる。しかも、前記各スペーサ板が原板の基板以外の残余板により形成さ
れているので、材料費がほぼゼロに等しく、従来の合成樹脂成形品からなるスペーサに比
べて大幅にコストダウンを図ることができる。
また、残余板を有効利用して広幅のスペーサ板を形成することにより、その広幅の複数
のスペーサ板を指部で容易につかんで積み重ねることができ、これによって、各スペーサ
板のリード線挿通孔に対し発光体のリード線を挿通する組立作業を迅速容易に行うことが
できる。
更に、設計変更により光ガイド体の後端面の高さが変更された場合には、その変更に応
じてスペーサ板の積み重ね枚数を調整するだけで、その光ガイド体の後端面と発光体との
間の間隔を適正に設定することができ、使い勝手がよい。
請求項3に記載の考案によれば、複数のスペーサ板を積み重ねた状態で、該各スペーサ
板のリード線挿通孔が互いに製作誤差により少し位置ずれしていたとしても、その上側ス
ペーサ板のリード線挿通孔の口径に比べてその下側スペーサ板のリード線挿通孔の口径が
大きく設定されているから、その各リード線挿通孔に対して発光体のリード線を引っ掛か
らないように確実に挿通することができる。
請求項4に記載の考案によれば、スペーサ板の外周面に形成した適当な位置決め凹部に
指部を入れて複数のスペーサ板を積み重ねた状態で挟持するだけで、その各スペーサ板の
リード線挿通孔が同心状に位置決めされるから、その各リード線挿通孔に対して発光体の
リード線を容易に挿通することができる。
図1〜図4は本考案の第1の実施の形態であるスイッチ装置4を備えたDVDプレーヤ
を示すものであって、発光体20とAV基板(基板)3との間に複数のスペーサ板26が
積み重ねた状態で介在されている。上記以外の構成は図9〜図12に示す構成をほぼ同じ
であるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
前記スペーサ板26は、図4に示すように、矩形状原板GからAV基板3を2枚分切り
出した後の残余板Gaから矩形状に複数枚(この実施の形態では4枚)切り出されており
、その中央にリード線挿通孔26aが貫設されている。また、図2及び図3に示すように
、各スペーサ24の厚さtが例えば2mmであって、2枚分積み重ねることにより、従来
のスペーサ24(図13参照)とほぼ同一高さhにすることができる。更に、各スペーサ
板26の横幅d1及び縦幅d2が例えば10mmの広幅に設定されている。
組立手順を説明すると、2枚のスペーサ板26を積み重ねて、該各スペーサ板26のリ
ード線挿通孔26aを同心状に位置決めし、その各リード線挿通孔26aに対して発光体
20のリード線20aを上方から挿通した後、該リード線20aをAV基板3の貫通孔に
挿通することにより、その発光体20を各スペーサ板26を介してAV基板3上に載置す
る(図2参照)。
上記構成によれば、発光体20とAV基板3との間に2枚のスペーサ板26を積み重ね
て介在させることにより、該発光体20が嵩上げされて光ガイド体22の後端面22aに
接近され、その後端面22aと発光体20との間の間隔βが小さく適正に設定されるので
、その発光体20から光ガイド体22に投射される光量が増加して、表示孔21の輝度が
大きくなり、パワーオン状態を目視により鮮明に確認することができる。しかも、前記各
スペーサ板26が原板GのAV基板3以外の残余板Gaにより形成されているので、材料
費がほぼゼロに等しく、従来の合成樹脂成形品からなるスペーサ24(図14参照)に比
べて大幅にコストダウンを図ることができる。
また、残余板Gaを有効利用して広幅d1,d2のスペーサ板26を形成することによ
り、その広幅の2枚のスペーサ板26を指部で容易につかんで積み重ねることができ、こ
れによって、各スペーサ板26のリード線挿通孔26aに対し発光体20のリード線20
aを挿通する組立作業を迅速容易に行うことができる。
更に、設計変更により光ガイド体22の後端面22aの高さが変更されて、例えばその
後端面22aとAV基板3との間の間隔が広がった場合には、その変更に応じてスペーサ
板26の積み重ね枚数を3枚または4枚と増やすだけで、その光ガイド体22の後端面2
2aと発光体20との間の間隔βを適正に設定することができ、使い勝手がよい。
要するに、安価で組立作業を容易に行うことができ発光体20による鮮明な点滅表示を
可能にしたDVDプレーヤを提供することができる。
上記した第1の実施の形態では、各スペーサ板26のリード線挿通孔26aの口径を同
一に設定したが、これに限定されるわけではなく、図5に示すように、2枚のスペーサ板
26を積み重ねた状態で、その上側スペーサ板26のリード線挿通孔26aの口径e1に
比べてその下側スペーサ板26のリード線挿通孔26aの口径e2を大きく設定してもよ
い(第2の実施の形態)。
上記構成によれば、2枚のスペーサ板26を積み重ねた状態で、該各スペーサ板26の
リード線挿通孔26aが互いに製作誤差により少し位置ずれしていたとしても、その各リ
ード線挿通孔26aに対して発光体20のリード線20aを引っ掛からないように確実に
挿通することができる。
図6〜図8は本考案の第3の実施の形態を示すものであって、図6に示すように、残余
板Gaから複数枚(この実施の形態では4枚)の矩形状スペーサ板26を切り出す際に、
その各スペーサ板26の角部に対応する位置に円形孔27を貫設し、これによって、図7
に示すように、各スペーサ板26の外周面に、周方向所定間隔をおいて複数の位置決め凹
部26bが形成されている。上記以外の構成は第1、第2の実施の形態(図1〜図5参照
)とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、図8に示すように、一方の手の指部を適当な位置決め凹部26bに
入れて2枚のスペーサ板26を積み重ねた状態で挟持するだけで、該各スペーサ板26の
リード線挿通孔26aを同心状に位置決めすることができるから、他方の手の指部で挟持
した発光体20のリード線20aを上方からリード線挿通孔26aに容易に挿通すること
ができる。
第1から第3の各実施の形態では、2枚のスペーサ板26を積み重ねるようにしたが、
これに限定されるわけではなく、光ガイド体22の後端面22aの高さに合わせて、3枚
またはそれ以上の枚数を積み重ねるようにしてもよい。
また、DVDプレーヤを例にあげて説明したが、これに限定されるわけではなく、DV
Dレコーダ(ディスク装置)やテレビジョン受像機などの各種電子機器にも適用される。
本考案の第1の実施の形態であるスイッチ装置を備えたDVDプレーヤを示す水平断面図である。 同スイッチ装置の拡大縦断面図である。 同要部の分解斜視図である。 同スペーサ板形成用原板の平面図である。 本考案の第2の実施の形態であるスイッチ装置における要部の分解斜視図である。 本考案の第3の実施の形態であるスイッチ装置におけるスペーサ板形成用原板の平面図である。 同要部の分解斜視図である。 同組立作業を示す斜視図である。 従来の一例を示す斜視図である。 同水平断面図である。 同スイッチ装置の拡大縦断面図である。 同原板の平面図である。 従来の要部の分解斜視図である。 同要部の分解斜視図である。
符号の説明
1 筐体
1a 筐体本体
1C 筐体の前板部
2 DVD機器
3 AV基板(基板)
4 スイッチ装置
16a〜16d 押釦
19a〜19d タクトスイッチ
20 発光体
20a 発光体のリード線
21 表示孔
22 光ガイド体
22a 光ガイド体の後端面
24 スペーサ
26 スペーサ板
26a スペーサ板のリード線挿通孔
26b スペーサ板の位置決め凹部
G 原板
Ga 残余板
e1,e2 リード線挿通孔の口径

Claims (4)

  1. 筐体本体と該筐体本体の前端開口部に着脱可能に嵌合される前板部とからなる筐体内に
    、DVD機器と原板から切り出した所定形状のAV基板とが配置されたディスク装置であ
    って、前記AV基板上の前端にタクトスイッチが配置されると共に、そのAV基板上のタ
    クトスイッチよりも後側に発光体が配置され、前記前板部に押釦が配置されると共に、該
    前板部に貫設した表示孔に前端部を嵌入させ後端部を後方に延ばした光ガイド体が設けら
    れ、その前板部を前記筐体本体の前端開口部に着脱可能に嵌合させることにより、前記押
    釦がタクトスイッチに対向されると共に、前記光ガイド体の後端面が発光体に対向され、
    該発光体とAV基板との間に所定高さの合成樹脂成形品からなるスペーサを介在させるこ
    とにより、その発光体が嵩上げされて光ガイド体の後端面に接近されており、前記押釦を
    押圧操作してタクトスイッチをオン・オフ操作すると共に、それに連動して発光体により
    光ガイド体を通って表示孔を点滅させるようにしたスイッチ装置において、前記合成樹脂
    成形品からなるスペーサに代えて前記原板のAV基板以外の残余板から切り出した複数の
    スペーサ板が用いられ、その複数のスペーサ板を積み重ねた状態で、その上側スペーサ板
    のリード線挿通孔の口径に比べてその下側スペーサ板のリード線挿通孔の口径が大きく設
    定され、前記各スペーサ板の外周面に、周方向所定間隔をおいて複数の位置決め凹部が形
    成されており、その適当な位置決め凹部に一方の手の指部を入れて複数のスペーサ板を積
    み重ねた状態で挟持することにより、その各スペーサ板のリード線挿通孔を同心状に位置
    決めし、その各リード線挿通孔に対して他方の手の指部で挟持した発光体のリード線を挿
    通した後、該リード線をAV基板の貫通孔に挿通することにより、その発光体を各スペー
    サ板を介してAV基板上に載置するようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 筐体本体と該筐体本体の前端開口部に着脱可能に嵌合される前板部とからなる筐体内に
    、原板から切り出した所定形状の基板が配置され、該基板上の前端にタクトスイッチが配
    置されると共に、その基板上のタクトスイッチよりも後側に発光体が配置され、前記前板
    部に押釦が配置されると共に、該前板部に貫設した表示孔に前端部を嵌入させ後端部を後
    方に延ばした光ガイド体が設けられ、その前板部を前記筐体本体の前端開口部に着脱可能
    に嵌合させることにより、前記押釦がタクトスイッチに対向されると共に、前記光ガイド
    体の後端面が発光体に対向され、該発光体と基板との間に所定高さのスペーサを介在させ
    ることにより、その発光体が嵩上げされて光ガイド体の後端面に接近されており、前記押
    釦を押圧操作してタクトスイッチをオン・オフ操作すると共に、それに連動して発光体に
    より光ガイド体を通って表示孔を点滅させるようにしたスイッチ装置において、前記スペ
    ーサが、前記原板の基板以外の残余板から切り出した複数のスペーサ板からなり、その複
    数のスペーサ板を積み重ねて、該各スペーサ板のリード線挿通孔を同心状に位置決めし、
    その各リード線挿通孔に対して発光体のリード線を挿通した後、該リード線を基板の貫通
    孔に挿通することにより、その発光体を各スペーサ板を介して基板上に載置するようにし
    たことを特徴とするスイッチ装置。
  3. 複数のスペーサ板を積み重ねた状態で、その上側スペーサ板のリード線挿通孔の口径に
    比べてその下側スペーサ板のリード線挿通孔の口径が大きく設定されていることを特徴と
    する請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記各スペーサ板の外周面に、周方向所定間隔をおいて複数の位置決め凹部が形成され
    ており、その適当な位置決め凹部に指部を入れて複数のスペーサ板を積み重ねた状態で挟
    持することにより、その各スペーサ板のリード線挿通孔を同心状に位置決めするようにし
    たことを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチ装置。
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