JP3113922B2 - 空缶回収機 - Google Patents

空缶回収機

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JP3113922B2 JP03204393A JP20439391A JP3113922B2 JP 3113922 B2 JP3113922 B2 JP 3113922B2 JP 03204393 A JP03204393 A JP 03204393A JP 20439391 A JP20439391 A JP 20439391A JP 3113922 B2 JP3113922 B2 JP 3113922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空缶回収機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源の観点から各種飲料の容器
として用いられる鉄製あるいはアルミニウム製の空缶を
回収する空缶回収機が用いられている。図7は従来の空
缶回収機1の前面部2の斜視図である。空缶回収機1の
前面部2には、矩形状の透孔3が設けられ、閉止時に前
面部2と面一となる空缶4の受入部材5が配置される。
受入部材5は、四方の側壁6a乃至6dから角筒状に構
成され、回転軸7を中心に受入部材5の前面側の側壁6
aが前面部2と面一となり、前記透孔3を閉止する閉止
位置と、受入部材5が前面部2の前面側に角変位して受
入部材5の投入口8が開放する開放位置との間で角変位
される。前記側壁6aには取手9が設けられる。
【0003】空缶回収機1に投入される空缶4は、受入
れ可能な最大形状が予め定められ、そのような空缶4は
長さL1、および直径W1に定められる。したがって受
入部材5の投入口8は、前記長さL1よりもやや大きな
横幅E2と、前記直径W1よりもやや大きな奥行きL2
を有するように定められる。
【0004】このような空缶4を空缶回収機1に投入す
るに際して、前記受入部材5は前述した閉止位置にあ
り、投入者は片手で空缶4を保持し、他方の片手で空缶
回収機1の受入部材5の取手9を把持して手前に引き、
受入部材5を開放状態として、前記投入口8に空缶4を
横方向に投入する。空缶4は、投入口8から受入部材5
を通過して、空缶回収機1に備えられる投入された空缶
4を検出する検出センサによって検出される。この検出
出力に基づいて、空缶回収機1の内部のプレス装置(図
示せず)が起動され、投入された空缶4をプレスして蓄
積するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例の空
缶回収機1では、以下の問題点を有している。
【0006】(1)空缶4を投入するには、前述したよ
うに両手を用いる必要があり、したがって空缶4以外に
荷物などを持っている場合には、投入する作業が甚だし
く困難になるという課題を有している。
【0007】(2)予め定められる最大寸法の空缶4よ
り大型の空缶4の投入は規制できるものの、小型の空缶
の投入は可能であり、このような場合には、前記横方向
に投入される空缶の軸線方向一方側端部付近を検出する
ように配置される前記検出センサでは、比較的小型の空
缶は検出されない場合が生じる。また、小型の空缶であ
ってもこれを検出できるようにセンサを複数配置すれ
ば、部品点数が増大し、またそれに伴う配線の工数が増
大するという不具合を生じる。
【0008】(3)従来の空缶回収機1では投入される
物体が飲料の容器である空缶4であるか、それともいわ
ゆるスプレ−容器であるかを判別するために、飲料の空
缶に設けられている飲み口の有無をセンサで検出するよ
うにしている。このため前述したように、空缶4を横方
向から投入すると、投入された空缶回収機1の通過経路
において長手方向と垂直方向を回転軸線方向として回転
し、通過経路中で縦方向となって通過する場合があり、
このような場合には前記飲み口となる穴の検出が困難で
あり、スプレ−缶と見做されてプレスが行われない不具
合を生じる。
【0009】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、空缶の投入の際の操作性が向上されると共に、空缶
の投入の有無や、飲料容器の空缶とスプレ−缶との区別
なとの識別精度を格段に向上することができる空缶回収
機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面部に予め
定める筒状の空缶を縦方向に沿って投入可能な開口寸法
の投入口が形成されたハウジングと、前面部の投入口の
背後側に投入口を閉止して配置され、縦方向に投入口を
通過する空缶によって背後側に変位し、空缶が通過完了
すると投入口の閉止状態に復帰するカバ−体と、カバ−
体の前記背後側への変位および前面側への復帰を検出す
る検出手段と、ハウジング内の空缶の通過経路における
前記投入口から予め定める空缶の縦方向の長さ程度を隔
てた閉止位置に配置され、投入された空缶を停止位置で
停止して保持し、検出手段がカバ−体の背後側への変位
に続く前面側への復帰を検出したときにのみ、空缶をハ
ウジング内に案内する停止部材とを含むことを特徴とす
る空缶回収機である。
【0011】
【作 用】本発明に従う空缶の回収機には、ハウジング
の前面側に予め定める筒状の空缶を縦方向に沿って投入
可能な開口形状の投入口が形成されている。この投入口
に空缶を縦方向に投入すると、前面部の投入口の背後側
に投入口を閉止して配置されているカバ−体が、投入さ
れた空缶によって背後側に変位し、空缶が通過完了する
とカバ−体は投入口の閉止状態に復帰する。ハウジング
内の空缶の通過経路における前記投入口から予め定める
空缶の縦方向の長さ程度を隔てた停止位置に配置されて
いる停止部材によって空缶が停止位置で停止されて保持
される。
【0012】投入された空缶が予め定める空缶の縦方向
の長さ以上の場合には、停止部材で空缶が停止されたと
き、カバ−部材は空缶に当接して前記閉止状態に復帰す
ることが阻止される。検出手段は空缶が予め定める長さ
程度であるとき、カバ−体の前記背後側への変位とそれ
に続く復帰状態を検出して停止部材が駆動され、空缶を
ハウジング内に案内する。空缶が前記予め定める長さよ
り長い場合、検出手段はカバ−体の復帰を検出できず、
したがって停止部材は空缶を停止位置で保持する。
【0013】本発明では、空缶を投入口に縦方向に投入
することにより空缶回収機に投入することができ、両手
を使う必要が解消され、空缶以外に荷物を持っている場
合でも、空缶の投入を行うことができ、操作性が向上さ
れる。また、空缶は縦方向に投入されるので、検出手段
を空缶の通過経路に配置すれば検出手段は空缶を確実に
検出することができる。また、空缶は通過経路内で横方
向に回転することが阻止されるので空缶の端部に形成さ
れる飲み口となる穴を確実に検出することができ、空缶
の識別精度を格段に向上することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の空缶回収機11の
ハウジング12に形成された投入口13付近の断面図で
あり、図2は投入口13付近の正面図であり、図3は空
缶回収機11の正面図であり、図4は空缶回収機11の
ハウジング12の前面部14を開放した状態の正面図で
ある。本実施例の空缶回収機11は、後述するように、
予め定める長さの空缶のみを回収する機能を有するもの
である。空缶回収機11のハウジング12の前面部14
は前面扉15として構成され、予め定める直径W11の
空缶16が縦方向に投入できる程度の大きさの直径W1
2の円形の投入口13が形成される。
【0015】前面扉15の投入口13の裏面には、投缶
選別装置17が配置される。この投缶選別装置17は、
投入された缶がプレスすべき飲料容器としての空缶か、
あるいは化粧品や殺虫剤などに用いられるスプレ−缶か
を判別する後述する選別センサを有している。この選別
センサは、投入された缶の長手方向の端部をたとえば光
学的に走査し、当該端部に飲み口となる穴が形成されて
いるかどうかを検出する。スプレ−缶であればプレスす
ることにより爆発などの危険性もあり、ハウジング12
内に取込まず、前記投入口13から再び排出するなどの
動作を行う。
【0016】ハウジング12内には投入口13から投入
された空缶をプレスするプレス装置18が配置され、そ
の下部には重量センサが設けられ、予め定める一定重量
以上の空缶が投入されると、プレスせずに図示しない回
収箱に落下させる。すなわち、空缶の内部に飲み残しの
飲料やゴミなどが入っていると見做される場合にはプレ
ス動作を行わないように構成されている。
【0017】プレス装置18の下方にはプレスされた空
缶を、アルミニウム缶と鉄缶とに分別する振分装置19
が配置される。この振分装置19の振分板20は、通
常、鉄缶用の回収箱21側、すなわち図4においては右
斜め下方向に向けられており、アルミ缶が投入された場
合のみ、振分板20はアルミ缶用の回収箱22側、すな
わち図4においては左斜め下に傾斜し、アルミ缶を誘導
する。アルミ缶が回収箱22へ落下すると、振分板20
は鉄缶用の回収箱21側へ向く方向へ復帰する。このよ
うな振分装置19は、投入された空缶が磁性体であるか
あるいは非磁性体であるかを検出し、検出結果によって
前記振分板20の傾斜方向を切換える構成を有してい
る。
【0018】またハウジング12内には、後述するよう
な鉄缶とアルミ缶とをそれぞれ検出するセンサが配置さ
れており、投入された缶の数に対応して預り金を払出す
預り金返却装置23が配置される。この預り金返却装置
23は、空缶が1つ投入される度に一定の金額の預り金
(例として10円)を前面扉15に設けられたシュ−ト
25を介して返却口24から返却する。
【0019】前記前面扉15の投入口13の裏面には、
たとえば投入口13と同一直径の直円筒状のガイド26
が配置され、空缶16の通過経路27が構成される。前
記投入口13の裏面には、前面扉15に水平方向に設け
られた支持軸28の回りに角変位自在なカバ−29が配
置される。カバ−29は大略的に倒立したJ字状をな
し、前記投入口13を裏面から閉止する平板部30と、
平板部30の上端に一体に連なり、前面扉15の背後側
に向けて斜め上方に延びる作動部31と、作動部31の
上端付近に前記支持軸28と回転自在に結合するブラケ
ット32とを父君で構成される。このカバ−29と支持
軸28とに関してたとえば捩じりばねが装着され、カバ
−29をその平板部30が常に投入口13を閉止する方
向にばね付勢する構成を用いてもよい。またこの構成に
代えてカバ−29の作動部31の上端部付近に重錘を設
置し、これにより生じる回転モ−メントにより前記平板
部30が投入口13を閉止するようにしてもよい。
【0020】前記カバ−29の作動部31付近には、た
とえばリミットスイッチなどによって実現されるカバ−
センサ33が配置される。このカバ−センサ33はその
アクチュエ−タ34が通常は作動部31によって押圧さ
れた状態であり、カバ−センサ33は例としてオン状態
である。空缶が投入されると、この空缶によってカバ−
29が前面扉25の背後側に矢符A1方向に押圧されて
角変位し、作動部31はアクチュエ−タ34から離反
し、カバ−センサ33はオフ状態となる。
【0021】前記ガイド26による空缶の通過経路27
において、前記投入口13から予め定める距離L11を
隔てる位置に空缶を停止させる収納板35が配置され
る。前記距離L11は、投入される空缶に許容される最
大長さL12よりも若干大きな値に選ばれる。すなわち
空缶16を投入口13から投入し、空缶16がカバ−2
9を背後側に押圧して通過経路27内に入り、収納板3
5で移動を停止されたとき、当該空缶16が前記予め定
める最大許容長さL12以下の場合には、空缶16の上
端部がカバ−29の移動範囲を通過し終わっており、カ
バ−29が投入口13を閉止できる状態に復帰できる程
度の長さに選ばれる。
【0022】図5は、本実施例の空缶回収機11の電気
的構成を示すブロック図である。空缶回収機11は、た
とえばマイクロプロセッサなどとして実現される制御装
置36を備え、この制御装置36には前記カバ−センサ
33、振分装置19、プレス装置18および預り金払出
し装置23が接続されており、更に前記振分装置19に
備えられ、空缶の材質がアルミ缶であるか鉄缶であるか
を検出する缶種センサ41と、前記振分け装置19で振
分けられた缶をアルミ缶および鉄缶毎にそれぞれ検出し
て制御装置36で、個々の投入数を計数するためのアル
ミ缶センサ37および鉄缶センサ38と、カバ−センサ
33の出力に応答して後述するように前記収納板35を
変位する際に用いられるモ−タ39とが接続される。ま
た、前述したように、投入された缶が飲料容器としての
缶であるかスプレ−缶であるかを、缶の長手方向の端部
における飲み口となる穴を検出する例として光学的な構
成を有する選別センサ40が接続される。
【0023】図6は本実施例の動作を説明するフロチャ
−トである。空缶16を空缶回収機11に投入しようと
する場合、前面扉15の投入口13を閉止するカバ−2
9は、内側前面扉15の内側に配置され、背後側に向か
って揺動可能に構成されている。したがって投入者は、
片手に空缶16を持ってその空缶16を投入口13に挿
入することにより、投入動作を行うことができる。すな
わち、投入動作は片手のみで行うことができ、投入者が
他方の片手に荷物などを持っている場合でも、投入動作
が容易である。
【0024】図6のステップa1において制御装置36
は、カバ−センサ33が通常のオン状態からオフ状態に
なったかどうか、すなわち、前面扉15の投入口13に
何等かの物体が挿入され、カバ−29が閉止状態から背
後側に角変位されたかどうかを検出する。制御装置36
はこの判断が肯定となるのを待機する。ステップa1の
判断が肯定となると、ステップa2で前記カバ−センサ
33が再びオン状態となるかどうかを検知する。
【0025】ここで、前記投入口13は、前述したよう
に空缶16が縦方向にのみ投入可能な寸法に形成され、
しかも投入口13に続くガイド26も同様に空缶16が
縦方向にのみ通過可能に構成されているので、投入され
た空缶16はハウジング12内の通過経路27内で、空
缶16の長手方向と垂直方向を回転軸線方向として回転
する事態が防がれる。したがって、たとえば前記選別セ
ンサ40が、投入された缶の長手方向端部における飲み
口となる穴を光学的に走査する場合に、当該選別センサ
40は前記通過経路27に沿って一対配置されれば良
く、しかも空缶16が通過経路27内で横方向に回転し
ないので、選別センサ40の配置位置の位置決めも容易
である。
【0026】ステップa2の判断が肯定ならば、投入さ
れた空缶16は飲料の容器であり、しかもその長さは前
述したような規格内であり、処理はステップa3に移
り、モ−タ39を起動する。これにより、収納板35が
例として空缶16の通過経路27に関して横方向に移動
して空缶16をプレス装置18に向けて落下させる。ス
テップa4では、落下した空缶16をプレスし、ステッ
プa5では、この空缶16が鉄製であるかアルミニウム
製であるかを缶種センサ41で選別して、前記制御装置
36が振分け装置19の振分板20を駆動して、対応す
る回収箱21,22のいずれかに回収する。この後、処
理はステップa1に戻る。
【0027】前記ステップa2の判断が否定ならば、投
入された空缶16が長すぎる場合であり、受入れ規格外
として収納板35は前述のように移動せず、空缶16が
投入口13から取り出されるのを待機する。
【0028】以上のように本実施例では、空缶16を投
入口13に投入するに際して、両手を使う必要が解消さ
れ、空缶16以外に荷物を持っている場合でも、空缶1
6の投入を行うことができ、操作性が向上される。ま
た、空缶16は縦方向に投入されるので、前記選別セン
サ40を空缶16の通過経路27に沿って配置すれば、
選別センサ49は空缶16を確実に検出することができ
る。また、空缶16は通過経路27内で横方向に回転す
ることが阻止されるので、空缶16の端部に形成される
飲み口となる穴を確実に検出することができ、空缶16
の識別精度を格段に向上することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、投入され
た空缶が予め定める空缶の縦方向の長さ以上の場合に
は、停止部材で空缶が停止されたとき、カバ−部材は空
缶に当接して前記閉止状態に復帰することが阻止され
る。検出手段は空缶が予め定める長さ程度であるとき、
カバ−体の前記背後側への変位とそれに続く復帰状態を
検出して停止部材が駆動され、空缶をハウジング内に案
内する。空缶が前記予め定める長さより長い場合、検出
手段はカバ−体の復帰を検出できず、したがって停止部
材は空缶を停止位置で保持する。
【0030】したがって本発明では、空缶を投入口に縦
方向に投入することにより空缶回収機に投入することが
でき、両手を使う必要が解消され、空缶以外に荷物を持
っている場合でも、空缶の投入を行うことができ、操作
性が向上される。また、空缶は縦方向に投入されるの
で、検出手段を空缶の通過経路に配置すれば検出手段は
空缶を確実に検出することができる。また、空缶は通過
経路内で横方向に回転することが阻止されるので空缶の
端部に形成される飲み口となる穴を確実に検出すること
ができ、空缶の識別精度を格段に向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空缶回収機11のハウジン
グ12に形成された投入口13付近の断面図である。
【図2】投入口13付近の正面図である。
【図3】空缶回収機11の正面図である。
【図4】ハウジング12の前面部14を開放した状態の
正面図である。
【図5】本実施例の空缶回収機11の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】本実施例の動作を説明するフロチャ−トであ
る。
【図7】従来の空缶回収機の前面部の斜視図である。
【符号の説明】
11……空缶回収機 12……ハウジング 13……投入口 15……前面扉 16……空缶 26……ガイド 27……通過経路 29……カバ− 33……カバ−センサ 35……収納板 40……選別センサ 41……缶種センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面部に予め定める筒状の空缶を縦方向に
    沿って投入可能な開口寸法の投入口が形成されたハウジ
    ングと、 前面部の投入口の背後側に投入口を閉止して配置され、
    縦方向に投入口を通過する空缶によって背後側に変位
    し、空缶が通過完了すると投入口の閉止状態に復帰する
    カバ−体と、 カバ−体の前記背後側への変位および前面側への復帰を
    検出する検出手段と、 ハウジング内の空缶の通過経路における前記投入口から
    予め定める空缶の縦方向の長さ程度を隔てた閉止位置に
    配置され、投入された空缶を停止位置で停止して保持
    し、検出手段がカバ−体の背後側への変位に続く前面側
    への復帰を検出したときにのみ、空缶をハウジング内に
    案内する停止部材とを含むことを特徴とする空缶回収
    機。
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