JP3113923B2 - 空缶回収機 - Google Patents

空缶回収機

Info

Publication number
JP3113923B2
JP3113923B2 JP03264840A JP26484091A JP3113923B2 JP 3113923 B2 JP3113923 B2 JP 3113923B2 JP 03264840 A JP03264840 A JP 03264840A JP 26484091 A JP26484091 A JP 26484091A JP 3113923 B2 JP3113923 B2 JP 3113923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
empty
cans
sorting
drinking
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03264840A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05104293A (ja
Inventor
徹 田中
信一 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP03264840A priority Critical patent/JP3113923B2/ja
Publication of JPH05104293A publication Critical patent/JPH05104293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3113923B2 publication Critical patent/JP3113923B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空缶回収機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源の観点から各種飲料の容器
として用いられる鉄製あるいはアルミニウム製の空缶を
回収する空缶回収機が用いられている。このような空缶
回収機は、投入された空缶をプレスしてハウジング内の
回収箱に回収するようにしている。このため、誤ってス
プレ−缶が投入されたときにプレスを行うと危険であ
り、投入された空缶が飲料物に用いられた空缶である
か、それとも前記スプレ−缶であるかを選別する機能を
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の空缶回収機にお
けるこのような空缶選別装置は、ハウジングの前面扉か
ら投入された空缶を、保持部材で一旦保持し、前面扉に
固定した光学センサを設けて前記飲み口を検出する構成
である。したがって、投入された空缶が飲料物に用いら
れたものであっても、前記飲み口が空缶の投入時に光学
センサに正しく臨むとは限らず、飲料物に用いられた空
缶を、スプレ−缶と誤検出するという不具合を有してい
る。このような場合、飲料物に用いられていてプレスす
べき空缶を、スプレ−缶と誤選別してプレスを行わない
という不具合を生じる。
【0004】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、投入された空缶が、その一端部に飲口を有している
予め定める種類であるかどうかの選別を高精度に行うこ
とができる空缶回収機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める種
類の空缶を選別して回収する空缶回収機において、ハウ
ジングの前面部に設けられた空缶の投入口の背後側に設
けられ、投入された空缶を保持して少なくとも1回転さ
せる保持回転手段と、保持回転手段で回転される空缶の
少なくとも一端部側に設けられ、空缶の前記一端部に形
成される飲口を検出する検出手段とを含むことを特徴と
する空缶回収機である。
【0006】
【作 用】本発明に従う空缶回収機では、ハウジングの
前面部に設けられた空缶の投入口から空缶を投入する
と、投入された空缶は前記投入口の背後側に設けれた保
持回転部材によって保持され少なくとも1回転される。
保持回転手段で回転される空缶の少なくとも一端部側に
は検出手段が設けられ、空缶の前記一端部に形成される
飲口を検出する。この飲口は、空缶の円形の端部の周縁
部からほぼ一定の距離に設けられており、してがって空
缶を少なくとも一回転させることにより、検出手段は前
記飲口を確実に検出することができる。これにより、飲
料物に用いられていてプレスすべき空缶を、スプレ−缶
と誤選別する事態が防止される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の選別装置17付近
の断面図であり、図2は空缶回収機11の正面図であ
り、図3は空缶回収機11のハウジング12の前面部1
4を開放した状態の正面図である。本実施例の空缶回収
機11のハウジング12の前面部14は前面扉15とし
て構成され、空缶16が投入できる程度の大きさの投入
口13が形成される。
【0008】前面扉15の投入口13の裏面には、投入
された空缶16の選別装置17が配置される。この選別
装置17には、投入された空缶16を停止する停止板3
4が設けられ、停止板34の上部に連なり、複数のプ−
リ31に巻き掛けられた一対のベルト32が配置され
る。この一対のベルト32は、空缶の直径程度の間隔L
1を隔てて配置され、後述するような制御によりベルト
モ−タ33の動力により、投入された空缶16を少なく
とも一回転させる。
【0009】また選別装置17には、投入された缶がプ
レスすべき飲料容器としての空缶か、あるいは化粧品や
殺虫剤などに用いられるスプレ−缶かを判別する後述す
る一対の選別センサ30を有している。この一対の選別
センサ30は、投入された空缶16の長手方向の両端部
をたとえば光学的に走査し、当該両端部に飲口となる穴
が形成されているかどうかを検出する。スプレ−缶であ
ればプレスすることにより爆発などの危険性もあり、ハ
ウジング12内に取込まず、前記投入口13から再び排
出するなどの動作を行う。
【0010】ハウジング12内には投入口13から投入
された空缶をプレスするプレス装置18が配置され、そ
の下部には重量センサが設けられ、予め定める一定重量
以上の空缶が投入されると、プレスせずに図示しない回
収箱に落下させる。すなわち、空缶の内部に飲み残しの
飲料やゴミなどが入っていると見做される場合にはプレ
ス動作を行わないように構成されている。
【0011】プレス装置18の下方にはプレスされた空
缶を、アルミニウム缶と鉄缶とに分別する振分装置19
が配置される。この振分装置19の振分板20は、通
常、鉄缶用の回収箱21側、すなわち図3においては右
斜め下方向に向けられており、アルミ缶が投入された場
合のみ、振分板20はアルミ缶用の回収箱22側、すな
わち図3においては左斜め下に傾斜し、アルミ缶を誘導
する。アルミ缶が回収箱22へ落下すると、振分板20
は鉄缶用の回収箱21側へ向く方向へ復帰する。このよ
うな振分装置19は、投入された空缶が磁性体であるか
あるいは非磁性体であるかを検出し、検出結果によって
前記振分板20の傾斜方向を切換える構成を有してい
る。
【0012】またハウジング12内には、後述するよう
な鉄缶とアルミ缶とをそれぞれ検出するセンサが配置さ
れており、投入された缶の数に対応して預り金を払出す
預り金返却装置23が配置される。この預り金返却装置
23は、空缶が1つ投入される度に一定の金額の預り金
(例として10円)を前面扉15に設けられたシュ−ト
25を介して返却口24から返却する。
【0013】前記前面扉15の投入口13の裏面にはガ
イド26が配置され、空缶16の通過経路27が構成さ
れる。前記投入口13の裏面には、前面扉15に水平方
向に設けられた支持軸の回りに角変位自在なカバ−29
が配置される。
【0014】図4は、本実施例の空缶回収機11の電気
的構成を示すブロック図である。空缶回収機11は、た
とえばマイクロプロセッサなどとして実現される制御装
置36を備え、この制御装置36には前記振分装置1
9、プレス装置18および預り金払出し装置23が接続
されており、更に前記振分装置19に備えられ、空缶の
材質がアルミ缶であるか鉄缶であるかを検出する缶種セ
ンサ41と、前記振分け装置19で振分けられた缶をア
ルミ缶および鉄缶毎にそれぞれ検出して制御装置36
で、個々の投入数を計数するためのアルミ缶センサ37
および鉄缶センサ38と、選別センサ30の出力に応答
して後述するように前記停止板34を変位する際に用い
られるモ−タ39とが接続される。また、前述したよう
に、投入された缶が飲料容器としての缶であるかスプレ
−缶であるかを、缶の長手方向の端部における飲み口と
なる穴を検出する光学的な構成を有する選別センサ30
が接続される。また、前記ベルトモ−タ33が接続され
る。
【0015】図5は本実施例の動作を説明するフロチャ
−トであり、図6は本実施例の動作を説明する図であ
る。空缶16を空缶回収機11に投入した場合、前記カ
バ−29を開放して空缶16を投入する。ステップa1
では、投入された空缶16が選別センサ30の検出範囲
に到達すると、選別センサ30が空缶16の端部を検出
し、空缶16の投入を検出する。このとき、空缶16は
前記空缶16の通過経路27を通過し、前記一対のベル
ト32間に挟まれ、たとえば選別センサ30に対して図
6(1)に示す状態となる。
【0016】ステップa2では、選別センサ30の前記
空缶投入検出動作に基づいて、制御回路36がベルトモ
−タ33を駆動期間T0に亘り駆動する。この駆動期間
T0は、空缶16を一対のベルト32で少なくとも一回
転させるに要する期間である。空缶16を回転しつつス
テップa3では、空缶16の端部に形成される飲口が検
出されるかどうか判断する。このように、空缶16を少
なくとも一回転させて空缶16の飲口を検出する。飲口
は空缶16の円形の端部の周縁部から予め定める距離に
形成されており、このように空缶16を少なくとも一回
転して飲口を検出することにより、飲口は図6(2)に
示すように選別センサ30に必ず臨むことになり、飲口
を確実に検出することができる。これに対し、投入され
た空缶16がたとえばスプレ−缶などであれば、図7に
示すように、選別センサ30は飲口を検出できず、飲料
物に用いられた空缶16と確実に選別することができ
る。
【0017】この判断が否定であれば、投入された空缶
16は、飲口が形成されていないたとえばスプレ−缶な
どであり、前記モ−タ39は起動されず、空缶16は停
止板34上に保持されたままとなる。このような空缶1
6は投入者によって取り出される。ステップa3の判断
が肯定の場合、ステップa5に移りモ−タ39が駆動さ
れ、停止板34が通過経路27から移動し、空缶16が
プレス装置18内に転落し、ステップa6でプレス動作
が行われる。
【0018】以上のように本実施例では、投入された空
缶における飲口の検出を高精度に行うことができ、飲料
物に用いられていてプレスすべき空缶16を、スプレ−
缶と誤選別する事態が防止される。
【0019】前記実施例では、空缶16を回転させる手
段を一対のベルト32として説明したが、空缶16を回
転できる構成であれば前記ベルト32に限定されるもの
ではない。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、空缶回収
機のハウジングの前面部に設けられた空缶の投入口から
空缶を投入すると、投入された空缶は前記投入口の背後
側に設けれた保持回転部材によって保持され少なくとも
1回転される。保持回転手段で回転される空缶の少なく
とも一端部側には検出手段が設けられ、空缶の前記一端
部に形成される飲口を検出する。この飲口は、空缶の円
形の端部の周縁部からほぼ一定の距離に設けられてお
り、してがって空缶を少なくとも一回転させることによ
り、検出手段は前記飲口を確実に検出することができ
る。これにより、飲料物に用いられていてプレスすべき
空缶を、スプレ−缶と誤選別する事態が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の選別装置17付近の断面図
である。
【図2】空缶回収機11の正面図である。
【図3】ハウジング12の前面部14を開放した状態の
正面図である。
【図4】本実施例の空缶回収機11の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図5】本実施例の動作を説明するフロチャ−トであ
る。
【図6】本発明の一実施例の選別動作を説明する図であ
る。
【図7】本発明の一実施例の選別動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11……缶回収機 12……ハウジング 13……投入口 15……前面扉 16……空缶 17……選別装置 30……選別センサ 32……ベルト 34……停止板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 9/32 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定める種類の空缶を選別して回収する
    空缶回収機において、 ハウジングの前面部に設けられた空缶の投入口の背後側
    に設けられ、投入された空缶を保持して少なくとも1回
    転させる保持回転手段と、 保持回転手段で回転される空缶の少なくとも一端部側に
    設けられ、空缶の前記一端部に形成される飲口を検出す
    る検出手段とを含むことを特徴とする空缶回収機。
JP03264840A 1991-10-14 1991-10-14 空缶回収機 Expired - Fee Related JP3113923B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03264840A JP3113923B2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 空缶回収機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03264840A JP3113923B2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 空缶回収機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05104293A JPH05104293A (ja) 1993-04-27
JP3113923B2 true JP3113923B2 (ja) 2000-12-04

Family

ID=17408945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03264840A Expired - Fee Related JP3113923B2 (ja) 1991-10-14 1991-10-14 空缶回収機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3113923B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05104293A (ja) 1993-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6080056A (en) Coin handling apparatus and a coin deposit machine incorporating such an apparatus
AU562551B2 (en) Improvements in high-speed coin-sorting and counting apparatus
DE69313389D1 (de) Vorrichtung zur trennung von münzen, automatenmünzen oder dergleichen und selbsttätige bezahlapparate
US4897984A (en) Coin receiving and wrapping apparatus
GB2130779A (en) Coin handling apparatus
JP3415276B2 (ja) 卓上型硬貨計数分類機
JP3113923B2 (ja) 空缶回収機
JP3113924B2 (ja) 空缶回収機
JP3266444B2 (ja) 卓上型硬貨計数分類機
JP3245725B2 (ja) 空缶回収機
JP3278696B2 (ja) 空缶回収機
JP3205877B2 (ja) 空缶回収機
JPS58158789A (ja) 硬貨処理装置
KR200219465Y1 (ko) 폐캔 파쇄 분리 수거기
JPS62297991A (ja) 空き缶回収機
JP3245726B2 (ja) 空缶回収機
JP3113922B2 (ja) 空缶回収機
JP3208572B2 (ja) 空缶回収機
JPH0577094A (ja) プレス装置
JP2984771B2 (ja) 空缶回収機
JP3113921B2 (ja) 空缶回収機
JPH01321098A (ja) 空き缶回収機
JPS63311593A (ja) 空き缶回収機
JPS6127020Y2 (ja)
JPS58101388A (ja) 乗車券用チツプ選別機およびこれを用いた料金等選別機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees