JP2984771B2 - 空缶回収機 - Google Patents

空缶回収機

Info

Publication number
JP2984771B2
JP2984771B2 JP27122791A JP27122791A JP2984771B2 JP 2984771 B2 JP2984771 B2 JP 2984771B2 JP 27122791 A JP27122791 A JP 27122791A JP 27122791 A JP27122791 A JP 27122791A JP 2984771 B2 JP2984771 B2 JP 2984771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
empty
ticket
type
paper
collection machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27122791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05104291A (ja
Inventor
雄一 郷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIBAURA MEKATORONIKUSU KK
Original Assignee
SHIBAURA MEKATORONIKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIBAURA MEKATORONIKUSU KK filed Critical SHIBAURA MEKATORONIKUSU KK
Priority to JP27122791A priority Critical patent/JP2984771B2/ja
Publication of JPH05104291A publication Critical patent/JPH05104291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2984771B2 publication Critical patent/JP2984771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発券機能を有する空缶
回収機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源の観点から各種飲料の容器
として用いられる鉄製あるいはアルミニウム製の空缶を
回収する空缶回収機が用いられている。このような空缶
回収機において、いわゆるデポジット制度に基づいて回
収する場合には、空缶の底部にデポジット制に基づく缶
である旨を示すシ−ルが貼付されており、空缶回収機で
このシ−ルを検出して、シ−ルの貼付がある空缶を回収
するとたとえば10円が払い戻される。一方、デポジッ
ト制に基づかない場合には、空缶を回収する度にたとえ
ば券が一枚発行される。この券には、たとえば所定枚数
に1枚の割合で当り券が含まれ、この当り券によって所
定金額の当選、あるいは物品の当選、割引きなどが行わ
れる。当り券でない通常券によっても、所定枚数によっ
てこのようなサ−ビスの提供が行われる場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、複数枚の
通常券に対して1枚の当り券を発行するには、次のよう
な技術が想定される。
【0004】(1) 前記ロ−ル紙に予め通常券と当り
券とを印刷しておく。しかしこの場合には、当り券の発
行をランダムにできないという不具合がある。
【0005】(2) 空缶回収機の内部で白紙のロ−ル
紙に、通常券の券面と当り券の券面とを捺印する。この
場合には、捺印を行う機構を空缶回収機の内部に組込む
必要があり、構造が複雑になり、また券の発行に手間が
掛かるという不具合を有している。
【0006】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、空缶の投入毎に発行される券に関して、複数枚の非
当り券に対して1枚の当り券の発行を、簡便な構成で、
かつ比較的ランダムに近い発行状態で行うことができる
空缶回収機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、空缶の投入毎
に予め定める第1の種類の券または第2の種類の券のい
ずれかを発行する空缶回収機において、ハウジング内に
収納され、第1の種類の券となる複数の券面と、第2の
種類の券となる複数の券面とがそれぞれ予め印刷された
複数のロ−ル紙と、各ロ−ル紙毎に個別に設けられ、各
ロ−ル紙を各券面の長さ毎に搬送する複数の搬送手段
と、空缶の投入毎に前記複数の搬送手段のいずれか一方
をランダムに選択する制御手段とを含むことを特徴とす
る空缶回収機である。
【0008】
【作 用】本発明に従う空缶回収機では、空缶の投入毎
に予め定める第1の種類の券または第2の種類の券のい
ずれかが発行される。このとき、空缶回収機のハウジン
グ内には複数種類のロ−ル紙が収納され、第1の種類の
券となる複数の券面と、第2の種類の券となる複数の券
面とがそれぞれ予め印刷される。各ロ−ル紙には、空缶
の投入毎に、各ロ−ル紙を各券面の長さ毎に搬送する搬
送手段がそれぞれ設けられる。制御手段は、空缶の投入
毎に前記複数の搬送手段のいずれか一方をランダムに選
択して、選択されたロ−ル紙を券面の長さだけ搬送す
る。
【0009】これにより、各ロ−ル紙には前記第1の種
類の券となる複数の券面と、第2の種類の券となる複数
の券面とがそれぞれ予め印刷されていても、実際の発行
状態は比較的ランダムに近い状態で、行うことができ
る。したがって、第1の種類の券面と第2の種類の券面
とを捺印する機構を内蔵する必要が解消され、空缶の投
入毎に発行される券に関して、複数枚の非当り券に対し
て1枚の当り券の発行を、簡便な構成で、かつ比較的ラ
ンダムに近い発行状態で行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の発券装置23付近
の正面図であり、図2は発券装置23の側面図であり、
図3は空缶回収機11の正面図であり、図4は空缶回収
機11のハウジング12の前面部14を開放した状態の
正面図である。本実施例の空缶回収機11のハウジング
12の前面部14は前面扉15として構成され、空缶1
6が投入できる程度の大きさの投入口13が形成され、
また券払出し口45が形成される。
【0011】前面扉15の投入口13の裏面には、投缶
された空缶の選別装置17が配置される。この選別装置
17は、投入された缶がプレスすべき飲料容器としての
空缶か、あるいは化粧品や殺虫剤などに用いられるスプ
レ−缶かを判別する後述する選別センサを有している。
この選別センサは、投入された缶の長手方向の端部をた
とえば光学的に走査し、当該端部に飲み口となる穴が形
成されているかどうかを検出する。スプレ−缶であれば
プレスすることにより爆発などの危険性もあり、ハウジ
ング12内に取込まず、前記投入口13から再び排出す
るなどの動作を行う。
【0012】ハウジング12内には投入口13から投入
された空缶をプレスするプレス装置18が配置され、そ
の下部には重量センサが設けられ、予め定める一定重量
以上の空缶が投入されると、プレスせずに図示しない回
収箱に落下させる。すなわち、空缶の内部に飲み残しの
飲料やゴミなどが入っていると見做される場合にはプレ
ス動作を行わないように構成されている。
【0013】プレス装置18の下方にはプレスされた空
缶を、アルミニウム缶と鉄缶とに分別する振分装置19
が配置される。この振分装置19の振分板20は、通
常、鉄缶用の回収箱21側、すなわち図4においては右
斜め下方向に向けられており、アルミ缶が投入された場
合のみ、振分板20はアルミ缶用の回収箱22側、すな
わち図4においては左斜め下に傾斜し、アルミ缶を誘導
する。アルミ缶が回収箱22へ落下すると、振分板20
は鉄缶用の回収箱21側へ向く方向へ復帰する。このよ
うな振分装置19は、投入された空缶が磁性体であるか
あるいは非磁性体であるかを検出し、検出結果によって
前記振分板20の傾斜方向を切換える構成を有してい
る。
【0014】図5はハウジング12内に収納されるロ−
ル紙24aの斜視図である。図1および図2を併せて参
照する。ハウジング12内には、発券装置23が配置さ
れる。発券装置23は図1および図2に示す構成を有
し、図5に示すように複数枚の非当り券である通常券2
5の券面が連続して印刷され、かつ複数枚の通常券25
毎に当り券26が予め印刷された一対のロ−ル紙24,
27を備える。各ロ−ル紙24,27は、送りモ−タ2
8,29で個別に駆動される各一対の送りロ−ラ30,
31にそれぞれ挟まれて、1回の空缶16の投入毎に前
記1枚の券面の長さだけ搬送される。各ロ−ル紙24,
27から繰出されて搬送される帯状紙36,37は、各
一対の案内ロ−ラ32,33のそれぞれ挟まれて、カッ
タモ−タ34で駆動されるカッタ35に案内される。
【0015】図6は、本実施例の空缶回収機11の電気
的構成を示すブロック図である。空缶回収機11は、た
とえばマイクロプロセッサなどとして実現される制御装
置38を備え、この制御装置38には、空缶16の投入
をたとえば前記選別装置17で検出するための缶投入セ
ンサ44と、前記振分装置19、プレス装置18とが接
続されており、更に前記振分装置19に備えられ、空缶
の材質がアルミ缶であるか鉄缶であるかを検出する缶種
センサ39と、前記振分け装置19で振分けられた缶を
アルミ缶および鉄缶毎にそれぞれ検出して制御装置38
で、個々の投入数を計数するためのアルミ缶センサ40
および鉄缶センサ41とが接続される。また、前述した
ように、投入された缶が飲料容器としての缶であるかス
プレ−缶であるかを、缶の長手方向の端部における飲み
口となる穴を検出する例として光学的な構成を有する選
別センサ42が接続される。
【0016】また制御装置38には、前記送りモ−タ2
8,29とカッタモ−タ24とが接続され、さらに制御
装置38の内部にランダム選択部43が設けられる。ラ
ンダム選択部43は、空缶16の投入毎に前記缶投入セ
ンサ44の出力に対応して、たとえばランダムに「1」
または「0」を発生し、たとえば「1」であれは送りモ
−タ28を駆動対象として選択し、「0」であれば送り
モ−タ29を駆動対象として選択する。
【0017】図7は本実施例の動作を説明するフロ−チ
ャ−トである。このような空缶回収機11では、空缶1
6を前記前面扉15の投入口13から投入すると、ステ
ップa1で、前記缶投入センサ44がこの投入を検出
し、ステップa2で制御装置38はランダム選択部43
の前記作用により、送りモ−タ28,29のいずれか一
方を駆動対象としてランダムに選択する。選択された送
りモ−タ28,29の一方は、ステップa3で送りロ−
ラ30,31を回転し、対応する帯状紙36,37の一
方を、前記券面の長さだけ搬送する。この選択された帯
状紙36,37の一方は、ステップa4で制御装置38
の制御によりカッタモ−タ34が動作してカッタ35が
駆動され、前記券面毎に切断される。ステップa5で
は、得られた券が前記券払出し口45からハウジング1
2の外部に排出され、券の発行が行われる。
【0018】以上のように、本実施例では、単一のロ−
ル紙に予め通常券と当り券とを印刷しておく従来例に比
較し、複数の非当り券と当り券とが予め印刷された一対
のロ−ル紙24,27を用い、各ロ−ル紙24,27の
いずれか一方をランダムに選択して券の発行を行う。こ
れにより、当り券の出方を比較的ランダムに近い状態と
することができる。また、空缶回収機11の内部で白紙
のロ−ル紙に、非当り券の券面と当り券の券面とを捺印
する機構を組込む必要が解消され、空缶回収機11の構
造を簡略化することができ、また券の発行に手間を要し
ない。
【0019】また本実施例では、一対のロ−ル紙24,
27を内蔵するので、一方が残り少なくなった場合で
も、他方によって券の発行は継続することはできる。こ
れにより、空缶回収機11の保守点検作業が容易とな
る。
【0020】また、本発明の他の実施例として、空缶回
収機11に収納されるロ−ル紙は一対に限らず、3個以
上を収納し各ロ−ル紙を前記実施例と同様にランダムに
選択して、発券動作を行うようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、空缶の投
入毎に予め定める第1の種類の券または第2の種類の券
のいずれかが発行される。このとき、空缶回収機のハウ
ジング内には複数種類のロ−ル紙が収納され、第1の種
類の券となる複数の券面と、第2の種類の券となる複数
の券面とがそれぞれ予め印刷される。各ロ−ル紙には、
空缶の投入毎に、各ロ−ル紙を各券面の長さ毎に搬送す
る搬送手段がそれぞれ設けられる。制御手段は、空缶の
投入毎に前記複数の搬送手段のいずれか一方をランダム
に選択して、選択されたロ−ル紙を券面の長さだけ搬送
する。
【0022】これにより、各ロ−ル紙には前記第1の種
類の券となる複数の券面と、第2の種類の券となる複数
の券面とがそれぞれ予め印刷されていても、実際の発行
状態は比較的ランダムに近い状態で、行うことができ
る。したがって、第1の種類の券面と第2の種類の券面
とを捺印する機構を内蔵する必要が解消され、空缶の投
入毎に発行される券に関して、複数枚の非当り券に対し
て1枚の当り券の発行を、簡便な構成で、かつ比較的ラ
ンダムに近い発行状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の発券装置23付近の正面図
である。
【図2】発券装置23の側面図である。
【図3】空缶回収機11の正面図である。
【図4】ハウジング12の前面部14を開放した状態の
正面図である。
【図5】ハウジング12内に収納されるロ−ル紙24a
の斜視図である。
【図6】空缶回収機11の電気的構成を示すブロック図
である。
【図7】本実施例の動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
11 空缶回収機 23 発券装置 24,27 ロ−ル紙 25 通常券 26 当り券 28,29 送りモ−タ 38 制御装置 43 ランダム選択部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空缶の投入毎に予め定める第1の種類の券
    または第2の種類の券のいずれかを発行する空缶回収機
    において、 ハウジング内に収納され、第1の種類の券となる複数の
    券面と、第2の種類の券となる複数の券面とがそれぞれ
    予め印刷された複数のロ−ル紙と、 各ロ−ル紙毎に個別に設けられ、各ロ−ル紙を各券面の
    長さ毎に搬送する複数の搬送手段と、 空缶の投入毎に前記複数の搬送手段のいずれか一方をラ
    ンダムに選択する制御手段とを含むことを特徴とする空
    缶回収機。
JP27122791A 1991-10-18 1991-10-18 空缶回収機 Expired - Lifetime JP2984771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27122791A JP2984771B2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 空缶回収機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27122791A JP2984771B2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 空缶回収機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05104291A JPH05104291A (ja) 1993-04-27
JP2984771B2 true JP2984771B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=17497123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27122791A Expired - Lifetime JP2984771B2 (ja) 1991-10-18 1991-10-18 空缶回収機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2984771B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103559752A (zh) * 2013-10-30 2014-02-05 浙江斯克瑞德安全技术有限公司 自动彩票出票机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103559752A (zh) * 2013-10-30 2014-02-05 浙江斯克瑞德安全技术有限公司 自动彩票出票机
CN103559752B (zh) * 2013-10-30 2015-11-25 浙江斯克瑞德安全技术有限公司 自动彩票出票机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05104291A (ja) 1993-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0174200B1 (en) Sheet dispensing method and apparatus
US6186308B1 (en) Reverse vending machine
EP0774739B1 (en) A cash dispensing apparatus
WO2006062834A1 (en) Coin intake mechanism for self-service cash redemption machine and method
EP1481929B1 (en) Document feeder and method
US4662621A (en) Automatic banknote depositing apparatus
EP0510798B1 (en) Sheet handling apparatus
JP2984771B2 (ja) 空缶回収機
US6241150B1 (en) Sheet dispensing mechanism
JPH089820Y2 (ja) 硬貨処理装置
US5842826A (en) Sheet delivery apparatus for a printer
JP3081257B2 (ja) 紙幣回収払出装置
JPH0530222Y2 (ja)
JPS6145575Y2 (ja)
JPS6112533A (ja) 紙葉類供給装置
JPS6057629B2 (ja) 自動販売機
JP2000090316A (ja) 貨幣処理装置
KR910007608Y1 (ko) 종이배분장치
JPS6336445Y2 (ja)
CA2542159A1 (en) Cash dispensing automated banking machine with note unstacking and validation
JP2977669B2 (ja) 紙幣処理機の払い出しホッパ部構造
WO2002046074A1 (en) Document supply apparatus
JPH06180780A (ja) シート取り扱い装置およびその方法
JP2940702B2 (ja) 自動販売機の硬貨搬送装置
JP2581765Y2 (ja) 紙幣払い出し装置