JP3113688B2 - スクリーン渣脱水機の運転方法 - Google Patents

スクリーン渣脱水機の運転方法

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JP3113688B2
JP3113688B2 JP03081889A JP8188991A JP3113688B2 JP 3113688 B2 JP3113688 B2 JP 3113688B2 JP 03081889 A JP03081889 A JP 03081889A JP 8188991 A JP8188991 A JP 8188991A JP 3113688 B2 JP3113688 B2 JP 3113688B2
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screen
plunger
screen residue
residue
dewatering machine
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敦夫 平井
栄一 武藤
敏明 津田
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日立機電工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水処理場等により掻き
揚げ回収された高含水率のスクリーン渣を脱水機のスク
リーン目を詰まらせることなく効率的に脱水する運転方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来下水処理場等より収集されるスクリ
ーン渣は含水率が高く、収集した状態でホッパーへ投入
したり、あるいは焼却炉へ投入したりすることは爾後の
処理に手数を要する。このため収集されたスクリーン渣
を所定の含水率以下になる迄脱水する必要がある。従来
ではこのスクリーン渣の脱水を脱水機で、そして脱水後
のスクリーン渣は搬出機にてホッパーあるいは焼却炉へ
搬送している。スクリーン渣を脱水機で脱水した後、こ
れを搬送機で所定位置へ搬送する方法では、装置設置ス
ペースが大となると共に之等の装置を密閉化することは
保守点検上困難となるため、一般には開放型としてい
る。このため悪臭の飛散等作業環境の悪化を招いてい
る。また密閉されたダクト内にスクリーン渣を供給し、
加圧脱水した後、これを圧送する方法が特公昭46−2
6285号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒スクリーン内をプ
ランジャーを往復動作させて該スクリーン内に供給され
たスクリーン渣を加圧脱水するスクリーン渣脱水機にお
いては脱離水の水抜きのためスクリーン部でプランジャ
ーを押圧してスクリーン渣を加圧するため一部のスクリ
ーン渣がスクリーン目を閉塞する。この目詰まりを生じ
たスクリーンは定期的に清掃しなければ安定した脱水が
得られない。
【0004】本発明は加圧脱水時におけるプランジャー
の押出量を可変とすることにより脱水効果を安定させ、
かつスクリーンの目詰まりを未然に防止することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、筒形スクリーン内をプランジ
ャーを往復移動させてスクリーン渣を加圧脱水し、脱離
水を排水するようになしたスクリーン渣脱水機におい
て、プランジャーの出側停止位置を水抜性の良いスクリ
ーン部と、スクリーン端部位置とに適当に組み合わせ
て、プランジャーを往復動させてスクリーン渣をスクリ
ーンを閉塞させることなく連続的に効率的に脱水するよ
うになしたことを要旨とする。
【0006】
【作用】筒形をしたスクリーン内にてプランジャーを往
復動させて供給されたスクリーン渣を加圧脱水する際、
プランジャーをスクリーン部を通過させるとスクリーン
に絡まるスクリーン渣を筒形スクリーンに接続された搬
送ダクトへ押し込み、スクリーンの閉塞が防止できる
が、プランジャーは短時間でスクリーン部を通過するた
め、脱水が不十分となる。従って本発明ではプランジャ
ーの突出時の停止位置を通常の脱水時ではスクリーン端
部の直前にて止めて、脱離水の水抜きを良好にして脱水
し、スクリーンに目詰まりが生じる時点ではプランジャ
ー最大突出停止位置をスクリーン端部になるよう制御
し、これによりスクリーンの目詰まりを解消して長時間
にわたって安定した脱水を行う。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例にもとづいて説明
する。図において1はホッパーで、このホッパー1内に
下水処理場等より掻き揚げたスクリーン渣を供給する。
【0008】ホッパー1の下部には排出口2が設けら
れ、このホッパー1の下部に配設した加圧脱水装置3の
円筒形スクリーン4と排出口2とが接続されホッパー内
のスクリーン渣は排出口2を経て円筒形スクリーン4内
へ投入するようになす。この加圧脱水装置3には円筒形
スクリーン4の基端側にプランジャー5を、他端に筒形
をした搬送ダクト6が夫々配設され、プランジャー5は
円筒形スクリーン内をその長手方向に沿って移動し、プ
ランジャー突出時、円筒形スクリーンの上面と接続され
た排出口2を閉じられるようにしてプランジャー径及び
円筒形スクリーン径が定められる。
【0009】プランジャー5には油圧シリンダその他の
加圧装置51が備えられ、この油圧シリンダ51の駆動
にてプランジャー5が円筒形スクリーン4の基端側より
先端側へ往復移動するようになす。
【0010】搬送ダクト6は所要の径と長さ及び高さを
有し、ダクト6の一部に背圧装置7を設け、プランジャ
ー5にて該ダクト内に押し込められるスクリーン渣に加
圧力を与えて加圧脱水し、搬送時この背圧装置7にてダ
クト内の圧力を低下するようにしてすなわち背圧装置7
にてダクト内を加圧減圧を繰り返すことによりプランジ
ャー5にてダクト内へ送り込まれるスクリーン渣を脱水
し、順次搬送するようになす。そしてこの搬送ダクト6
の先端には脱水後のスクリーン渣を受けるホッパーまた
は袋を備えるようになす。なおダクト先端に袋Bを装着
すれば脱水後のスクリーン渣は直接袋詰めすることがで
きる。
【0011】上述の如く構成する除塵脱水機において、
下水処理場等より掻き揚げ回収されたスクリーン渣をホ
ッパー1内へ水とともに投入する。この場合プランジャ
ー5は突出状態にあって排出口2は閉鎖されている。そ
して順次投入されるスクリーン渣がホッパー1内設定位
に達すると、プランジャー5を後退させる。これにより
ホッパー下部の排出口2は開口され、ホッパー内のスク
リーン渣は次に円筒形スクリーン内へ流入される。シリ
ンダ51の駆動にてプランジャー5は前進し、円筒形ス
クリーン内に流入したスクリーン渣を加圧して脱水す
る。このプランジャー前進時、背圧装置7にて搬送ダク
ト内は閉じるようになって加圧されやすくする。プラン
ジャー5は突出状態すなわち排出口2を閉鎖した状態を
保持する。
【0012】プランジャー5の突出位置は図2に示すよ
うに通常は円筒形スクリーン4の終端部直前位置Aにて
停止するようにし、このプランジャーの押圧にてスクリ
ーン渣を押圧縮し、脱水する際、脱離水はこのスクリー
ンより下方へ排水され、脱水が良好に行える。この動
作、すなわちプランジャー5の待機位置OとA位置まで
の往復動を1回または2回以上予め回数を繰り返す。こ
れによりスクリーン渣の一部がスクリーン目に詰まり、
スクリーンを閉塞させ、脱離水の排出が阻害され、スク
リーン渣の含水率が停止するようになる。この含水率が
低下しなくなる直前に、プランジャー5の突出位置を図
2のB位置、すなわちスクリーン端部位置まで前進させ
る。これによってスクリーン目に詰まったスクリーン渣
はプランジャーにより搬送ダクト側へ押し出され、スク
リーンの閉塞は解消され、再び所定の含水率低下を図れ
る。
【0013】このプランジャー5の突出位置をA位置と
B位置とを適当に組み合わせて駆動させることによりス
クリーンの閉塞を防止し、長時間にわたって所要の脱水
効果が得られるもので、このプランジャー突出位置の切
り換えはタイマーにて行う場合、あるいは回数、さらに
は脱離水量の計測、脱水スクリーン渣の含水率検出等に
より適宜行うものである。
【0014】
【発明の効果】本発明による時はプランジャーの出側停
止位置を水抜性のよいスクリーン渣を搬送ダクト側へ押
し出すスクリーン端部位置とし、これを適当に組み合わ
せて運転するためスクリーンの閉塞を防止し、長時間に
わたって安定した脱水が行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の説明図である。
【図2】脱水機のプランジャー往復動の説明図である。
【図3】図2におけるC−C線による断面図である。
【図4】図2におけるD−D線による断面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 3 加圧脱水装置 4 円筒形スクリーン 5 プランジャー 6 搬送ダクト 7 背圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−118199(JP,A) 特開 平2−214600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B30B 9/04 B30B 9/06 B30B 9/28 C02F 11/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形スクリーン内をプランジャーを往復
    移動させてスクリーン渣を加圧脱水し、脱離水を排水す
    るようになしたスクリーン渣脱水機において、プランジ
    ャーの出側停止位置を水抜性の良いスクリーン部と、ス
    クリーン端部位置とに適当に組み合わせて、プランジャ
    ーを往復動させてスクリーン渣をスクリーンを閉塞させ
    ることなく連続的に効率的に脱水するようになしたこと
    を特徴とするスクリーン渣脱水機の運転方法。
JP03081889A 1991-03-20 1991-03-20 スクリーン渣脱水機の運転方法 Expired - Fee Related JP3113688B2 (ja)

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