JP3112979U - ゴミ袋用の開口保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くし、公園や河川敷など屋外でのゴミ拾いの作業を能率良くするための保持具を提供すること。
【解決手段】所定の長さを有する棒状の本体支持部12と、本体支持部12の長手方向中央部から、本体支持部12と直交する方向に突出した補助棒16を具備してなり、本体支持部12の両端部には、ゴム製または塩化ビニール樹脂などの合成樹脂製のキャップ14が嵌合され、本体支持部12の両端部と補助棒16の突出端部の3点によりゴミ袋Bの開口部が支持され、これにより該ゴミ袋Bの開口状態を強く保持できるように構成され、また補助棒16における本体支持部12との交差部分を取手部17として手で持って、補助棒16の先端を下に向けながら移動することにより作業性が向上し、本体支持部12と前記補助棒16とは互いに着脱自在に取り付けられているゴミ袋B用の開口保持具10。
【選択図】図2
【解決手段】所定の長さを有する棒状の本体支持部12と、本体支持部12の長手方向中央部から、本体支持部12と直交する方向に突出した補助棒16を具備してなり、本体支持部12の両端部には、ゴム製または塩化ビニール樹脂などの合成樹脂製のキャップ14が嵌合され、本体支持部12の両端部と補助棒16の突出端部の3点によりゴミ袋Bの開口部が支持され、これにより該ゴミ袋Bの開口状態を強く保持できるように構成され、また補助棒16における本体支持部12との交差部分を取手部17として手で持って、補助棒16の先端を下に向けながら移動することにより作業性が向上し、本体支持部12と前記補助棒16とは互いに着脱自在に取り付けられているゴミ袋B用の開口保持具10。
【選択図】図2
Description
本考案はゴミ袋用の開口保持具(以下、単に「保持具」ともいう)に関し、詳しくは、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための保持具に関する。
公園や河川敷、あるいは海岸やハイキングコースは、そこを訪れる人の憩いの場所であるはずが、空缶やタバコの吸い殻、生ゴミが多く捨てられており、今日において社会問題となっている。これに対し、吸い殻のポイ捨てやゴミの不法投棄をやめて欲しい旨のポスターや看板を掲げるものの、あまり効き目がないというのが現状である。
そこで、周辺の住民やボランティアが集まって公園や河川敷等に出向き、一斉にゴミを拾う活動が行われている。すなわち、一人一人がゴミ袋を持ち、拾ったゴミをそのゴミ袋の中に次々と投入していくという活動である。
しかしながら、風の強い日にはゴミ袋が風圧を受け、あるいは雨の日には雨に濡れてしまってゴミ袋がくっついて、該ゴミ袋の開口部を開けることが困難な場合が多々あった。これにより、ゴミ拾いの作業能率を悪化させる原因になり、改善が望まれていた。
なお、従来において、ゴミ袋を開口状態に保持させる用具も提案された(特許文献1)。
実用新案登録第3049314号公報
前記した用具であれば、ゴミ袋の開口部を大きく開けた状態を保持しておくことができるが、持ち運びは(持って移動するには)困難であり、公園や河川敷でのゴミ拾いの作業には不向きであった。
[考案の目的]
本考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くし、公園や河川敷など屋外でのゴミ拾いの作業を能率良くするための保持具を提供するところにある。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くし、公園や河川敷など屋外でのゴミ拾いの作業を能率良くするための保持具を提供するところにある。
請求項1に記載の保持具は、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、所定の長さを有する棒状の本体支持部と、前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の保持具は、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、所定の長さを有する棒状の本体支持部と、前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるように構成されてなり、前記本体支持部と前記補助棒とは、互いに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の保持具は、ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、所定の長さを有する棒状の本体支持部と、前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるように構成されてなり、前記本体支持部の両端部には、ゴム製または合成樹脂製のキャップが嵌合されてなることを特徴とする。
請求項1に記載のゴミ袋用の開口保持具にあっては、本体支持部の両端部の2点と、補助棒の突出端部の1点との、少なくともこれら3点がゴミ袋の開口部に当てがわれ、該ゴミ袋の開口状態を保持することができるので、強い風が吹いても、あるいは雨が降って濡れてしまっても、ゴミ袋の開口部が閉塞して作業能率を悪化させるといった心配はなくなる。
また、本体支持部と本体支持部から突出する補助棒との交差部分(取手部)を手で握ることにより、開口状態を保持したゴミ袋の持ち運びも容易となる。
請求項2に記載の保持具は、請求項1記載の保持具と同様の作用効果を奏するとともに、更に次のような作用効果を奏する。すなわち、前記本体支持部と前記補助棒とは、互いに着脱自在に取り付けられているので、不使用の場合は補助棒を本体支持部から取り外しておくことができ、保管に場所が取られず、現場への搬送も容易となる。また、着脱自在にしておくことにより、長さの異なる補助棒を取り付ける場合も便利である。
請求項3に記載の保持具は、請求項1記載の保持具と同様の作用効果を奏するとともに、更に次のような作用効果を奏する。すなわち、前記本体支持部の両端部には、ゴム製または塩化ビニール樹脂などの合成樹脂製のキャップが嵌合され、前記ゴミ袋との摩擦抵抗が強く(大きく)なっているので、前記ゴミ袋の開口保持力がより一層強くなるので好都合である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本考案はこれによって限定されるものではない。
図1は本考案に係る保持具(10)であり、例えばステンレスなどの金属や、アクリル樹脂などの合成樹よりなる。この図において、符号(12)は直線状に延びる本体支持部(例えば、長さ25〜50cm)であり、その両端部にはゴム製あるいは塩化ビニール樹脂などの合成樹脂製のキャップ(14)が嵌められている。本体支持部(12)は、例えば円柱状(または円筒状)を呈し、長手方向中央部には、直径方向に貫通する貫通穴(不図示)が設けられている。
本実施例では、本体支持部(12)を、直線状に真っ直ぐ延びる(「I」字状の)円柱体(または円筒体)により構成したが、これに限らず、「く」の字状に屈曲したものでもよいし、円弧状に湾曲したものであっても構わない。
符号(16)は、円柱状(または円筒状)の補助棒である。この補助棒(16)は、その一方側の端部が、本体支持部(12)における前記貫通穴に着脱自在に挿通されており、これにより本実施例の保持具(10)は、本体支持部(12)の長手方向中央部から前記補助棒(16)が直角方向に突出した「T」字状の形状を呈している。なお、本体支持部(12)の貫通穴に対する補助棒(16)の挿入長さを変えて補助棒(16)の長さを変えることができるように構成してもよい。また、本体支持部(12)と補助棒(16)を直交させて「十」字形状の保持具(10)とすることもできる。
上記のごとく本体支持部(12)と補助棒(16)により構成される保持具(10)を、図2に示すように、ゴミ袋(B)の開口部に取り付ける。すなわち、図2(a)に示すように、本体支持部(12)がゴミ袋(B)の開口部の開口周縁部に沿うようにし、その後、本体支持部(12)の両端部の2点と補助棒(16)における突出端部(16a)の1点の計3点でゴミ袋(B)の開口周縁部を支持する。これによりゴミ袋(B)を大きく開口させた状態を保持することができる。この際、ゴミ袋(B)と保持具(10)とが離れないように、粘着テープやクリップなどで仮止めしておいてもよい。これにより、ゴミ袋(B)の開口状態は保たれ、強い風が吹いたり、雨に濡れて袋がくっつき、開口部が閉塞してしまうといった心配はない。
そして、この状態で、図2(b)に示すように補助棒(16)における本体支持部(12)との交差部分(取手部(17))を片手で握って(持って)、補助棒(16)の突出端部(16a)を下に向けながらゴミを拾って移動することができるので、開口状態を保持したゴミ袋(B)の持ち運びも容易となり、作業能率が向上する。
説明を加えると、ゴミ袋(B)の支持は、保持具(10)における本体支持部(12)の両端のゴム製あるいはビニール製のキャップ(14)(14)の2箇所と、補助棒(16)の突出端部(16a)(1箇所)の部分にゴミ袋(B)の余長を巻きつけ、数種類の袋に対応しつつ、前記3個所で保持し、移動中は補助棒(16)の突出端部(16a)を下に向けて風が袋に入らないようし、ごみ収集時に補助棒(16)を水平に上げ、ゴミを投入する。
また、本考案の保持具(10)を片手に2つ並べて持つことで、一方を「燃えるゴミ用」のゴミ袋(B)の保持具(10)として、他方をビンやカンなどの「不燃ゴミ用」のゴミ袋(B)の保持具(10)として使用することもできる。
10……保持具
12……本体支持部
14……キャップ
16……補助棒
16a…(補助棒の)突出端部
17……取手部
B…ゴミ袋
12……本体支持部
14……キャップ
16……補助棒
16a…(補助棒の)突出端部
17……取手部
B…ゴミ袋
Claims (3)
- ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、
所定の長さを有する棒状の本体支持部と、
前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、
前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるようにしたことを特徴とするゴミ袋用の開口保持具。 - ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、
所定の長さを有する棒状の本体支持部と、
前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、
前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるように構成されてなり、
前記本体支持部と前記補助棒とは、互いに着脱自在に取り付けられていることを特徴とするゴミ袋用の開口保持具。 - ゴミ袋の開口を保持した状態で、該ゴミ袋を持ち易くするための開口保持具であって、
所定の長さを有する棒状の本体支持部と、
前記本体支持部の長手方向中央部あるいはその近傍から、該本体支持部と交差する方向に突出した補助棒を具備してなり、
前記本体支持部の両端部と前記補助棒の突出端部の少なくとも3点により前記ゴミ袋の開口部が支持され、これにより該ゴミ袋の開口状態を保持できるように構成されてなり、
前記本体支持部の両端部には、ゴム製または合成樹脂製のキャップが嵌合されてなることを特徴とするゴミ袋用の開口保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005003442U JP3112979U (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | ゴミ袋用の開口保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3112979U true JP3112979U (ja) | 2005-09-02 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005003442U Expired - Fee Related JP3112979U (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | ゴミ袋用の開口保持具 |
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2005
- 2005-04-18 JP JP2005003442U patent/JP3112979U/ja not_active Expired - Fee Related
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