JP2007145594A - ゴミ入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】 未整備の道路等を容易に移動できると共にゴミ捨て作業が容易で、かつ、2種類のゴミ袋を容易に取り付けることができるゴミ入れを提供する。
【解決手段】
底板2と、この底板2から立設される支柱3と、この支柱3の上部に設けられ、略U字状の支持枠5と、この支持枠5の開口部の前方に設けられ、ゴミ袋を掛けられる取っ手7と、底板2に設けられ、未整備の道路等を移動し得る移動部材4とを備え、1つのゴミ袋を支持枠5内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して支持枠5に掛けてゴミ袋の開口部を開放すると共に、この1つのゴミ袋より大きな他のゴミ袋を支持枠5内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して支持枠5及び取っ手7に掛けて他のゴミ袋の開口部を開放するように構成したことにより、前記課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などの野外のゴミの処理専用のゴミ入れに関するものである。
農家や戸建住宅等の庭木や雑草の処理は、案外かなりの重労働である。また、高齢者による公園等の雑草処理や、低木植木の選定や枯葉処理等の作業も各地で見受けられるが、傍目に見るほど簡単な作業ではなく、かなり身体に負担がかかる作業である。すなわち、雑草であれば抜き取りや削り処理した雑草(ゴミ)を数箇所にまとめて置き、ある程度まとまったら、大きめのゴミ袋に集めて、このゴミ袋をゴミの集積場へ運んだりする。
しかし、一定以上のゴミを入れたゴミ袋は重く、むやみに引きずったりすれば簡単に破けたりしてしまう。そこで、スーパー等に使用される小ぶりなレジ袋のあまったものを利用したりすることが考えられる。レジ袋を何枚も使用し、いっぱいになった袋はそのまま放置しておく。作業終盤にいくつかのレジ袋を別の大きな袋にいれ、この大きな袋を家庭ゴミとしてゴミ集積所に運ぶが、ゴミ袋が大きくなればなるほど、大変な労力となる。あるいは、公共の公園や施設の清掃作業などをする高齢者等は同様にゴミを大きなビニール袋に入れて運ぶか、1輪車や最近あまり見かけないがリヤカーやさらに軽トラック等を利用して運び処理をするが、いずれにしても決して楽な作業ではない。
庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などのゴミの専用のゴミ入れはなく、前述のような方法で作業するのが、今も一般的である。以前、農家等では枝や草などのゴミを集め、燃やして処理できたが、現在、環境問題で市町村でも多少規約や規則の違いはあれ、簡単に燃やして処理できないのが現状である。このため、枝や草などのゴミは、家庭ゴミとしてゴミ集積所へ持参するしかないが、しかし農家に限らずそのゴミを集めてゴミ集積所へ運ぶ場合、集められたゴミは重く、ゴミ袋が大きくなればなるほど、大変な労力となる。
また、運ぶことを考え小さなゴミ袋の大きめのサイズで70リットル入りのゴミ袋があり、このゴミ袋は大半の家庭で利用していると思われる。このゴミ袋に枝や草を入れると、女性や高齢者が運ぶには大変な重さになる。当然運ぶ距離にもよるが一般男子でもかなりの労力になり簡単には運ぶことができない。家庭で1輪車やリヤカーあるいは市販される運搬車(台車)を使う方法もあるが、誰もが所有しているわけでもないので大変な作業となってしまう。
また、ゴミをゴミ袋に入れる際には、ゴミ袋を一方の手で持って残りの手でゴミを持ってゴミ袋に入れるが、ゴミを入れるときにゴミ袋の開口部が閉じてしまってゴミを入れ難いことがあった。このため、ゴミ袋の開口部を開放した状態でゴミ袋を取り付けるゴミ入れが提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献1に記載されているゴミ入れは、スタンド式のものであり、スタンド上部に設けた筒状の取付枠の外周部にゴミ袋の開口部の周縁内部を当接させ、このゴミ袋の開口部の周縁部の外周部に締付部材を巻回してこの締付部材と取付枠の外周部とでゴミ袋を挟持して固定することによって、開口部が開放した状態でゴミ袋が取り付けられるようになっている。これにより、ゴミ袋の開口部が閉じることがないので、ゴミ袋にゴミを簡単に入れることができる。しかし、ゴミ袋をゴミ入れに取り付けるには、取付枠の外周にゴミ袋の開口部の周縁内部を当接させ、このゴミ袋の開口部の周縁部に締付部材を巻回して、この締付部材をゴミ入れにロック状態で取り付けなければならず、ゴミ袋の取付が面倒であった。このゴミ入れは、所定の位置に置いて使用するものでゴミ入れ自体が移動できないために、特に野外でゴミが数箇所にある場合には使えなかった。
実開昭62−63204号公報
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、未整備の道路等を容易に移動できると共にゴミ捨て作業が容易で、かつ、2種類のゴミ袋を容易に取り付けることができるゴミ入れを提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明に係るゴミ入れは、底板と、この底板から立設される支柱と、この支柱の上部に設けられ、略U字状の支持枠と、この支持枠の開口部の前方に設けられ、ゴミ袋を掛けられる取っ手と、前記底板に設けられ、未整備の道路等を移動し得る移動部材とを備え、1つのゴミ袋を前記支持枠内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して前記支持枠に掛けて前記ゴミ袋の開口部を開放すると共に、この1つのゴミ袋より大きな他のゴミ袋を前記支持枠内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して前記支持枠及び前記取っ手に掛けて前記他のゴミ袋の開口部を開放するように構成したことを特徴とする。
この発明によれば、開口部を開放した状態でゴミ袋が支持枠に支持されているので、ゴミ袋にゴミを入れやすい。底板に未整備の道路等を移動し得る車輪が設けられていることで、特に野外で庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などのゴミを処理する場合には、ゴミ入れを移動しつつ出たゴミをゴミ袋に入れることができ、ゴミ袋を持って運ばなくてもよいと共に、ゴミ集積所等の所望の場所に移動することができる。また、支持枠が略U字状に形成されているために、ゴミ袋を本発明に係るゴミ入れから出すときには、持ち上げることなく支持枠の開口部から横に出せるので、少ない労力でゴミ袋をゴミ入れから出すことができる。また、ゴミ袋を支持枠内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して支持枠に掛けることにより、開口部を開放した状態でゴミ袋を取り付けることができるので、ゴミ袋の取り付けを容易に行えることになる。また、支持枠の開口部の前方に、ゴミ袋を掛けられる取っ手を設けたことにより、大きさの異なる2つのゴミ袋を取り付けることができるので、回収するごみの種類や用途に応じてゴミ袋を使い分けることができ、汎用性に優れている。
本発明に係るゴミ入れにおいて、前記支持枠に掛けた前記ゴミ袋を前記支持枠又は前記支柱とで挟持して固定する袋固定部材を設けることが好ましい。また、本発明に係るゴミ入れにおいて、前記袋固定部材が、前記支持枠に引っ掛けるフック部を有すると共に前記支柱に移動可能に設けられるフック部材であることが好ましい。また、本発明に係るゴミ入れにおいて、前記袋固定部材が、前記支柱に取り付けられ、緩衝部材を前記支柱に押し付けると共に、この緩衝部材の上部が前記支柱から離間する板バネ部材であることが好ましい。また、本発明に係るゴミ入れにおいて、前記袋固定部材が、前記支柱に取り付けられ、ブラシ部を前記支柱に押し付けると共に、このブラシ部の上部が前記支柱から離間するブラシ部材であることが好ましい。
また、本発明に係るゴミ入れにおいて、前記底板が、略矩形状の鉄板を折り曲げて形成されていることが好ましい。また、本発明に係るゴミ入れにおいて、前記支持枠が、楕円弧状に形成されていることが好ましい。
以上説明したように本発明に係るゴミ入れによれば、底板と支柱と略U字状の支持枠とゴミ袋を掛けられる取っ手と未整備の道路等を移動し得る移動部材とを備えたことから、ゴミ袋の出し入れが容易であると共にゴミ袋にゴミを入れ易く、かつ、未整備の道路等を移動させつつゴミを入れられると共にゴミ袋を持つことなく運搬を行えるので、ゴミ捨て作業が容易である。また、大きさの異なる2つのゴミ袋を取り付けることができるので、回収するごみの種類や用途に応じてゴミ袋を使い分けることができ、汎用性に優れている。
以下、本発明に係るゴミ入れを添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図4は本発明に係るゴミ入れの一例が示されている図である。本発明に係るゴミ入れは、庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などの野外のゴミの処理専用のもので、図1〜図4に示すように、底板2と、この底板2から立設される支柱3と、この支柱3の上部に設けられ、略U字状の支持枠5と、この支持枠5の開口部の前方に設けられ、ゴミ袋8を掛けられる取っ手7と、底板2に設けられ、未整備の道路等を移動し得る移動部材4とを備えたものである。この本発明に係るゴミ入れ1は、1つのゴミ袋例えば45リットルのゴミ袋8a(45ゴミ袋8aということがある。)を支持枠5内に位置させた後にこの45ゴミ袋8aの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5に掛けて45ゴミ袋8aの開口部を開放すると共に、この45ゴミ袋8aより大きな他のゴミ袋例えば70リットルのゴミ袋8b(70ゴミ袋8bということがある。)を支持枠5内に位置させた後にこの70ゴミ袋8bの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5及び取っ手7に掛けて70ゴミ袋8bの開口部を開放するように構成したことに特徴がある。なお、図4(b)及び(c)は、70ゴミ袋8bの状態がわかり易いように袋固定部材9や底板2等を省略している。
本発明に係るゴミ入れ1は、ゴミ袋8にゴミを入れるためのもので、大きさの異なる2種類のゴミ袋8を取り付けることができるものである。ゴミ袋8としては、特に限定されず、例えば、市販のゴミ袋等が用いられる。この市販のゴミ袋8は、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)製で、20リットル、30リットル、45リットル、70リットル及び90リットルのもの等があり、これらはいずれも矩形状に形成されている。本発明に係るゴミ入れ1は、例えば、最もよく使われる大きさのゴミ袋8a(45リットル(横55cm×縦80cm))と、70リットルのゴミ袋8b(横80cm×縦90cm)の2種類を取り付けることができるようにしたものである。
底板2は、ゴミ袋8が載置されるものであり、その形状は特に限定されるものではない。この底板2は、例えば、支持枠5と略同じ形状又は小さい形状の略楕円形状で形成されていてもよいが、好ましくは、図1〜図4及び図8に示すように、平面視多角形状で形成されていることが好ましい。この底板2は、例えば、汎用されている正方形状の鉄板21(450mm×450mm)の四隅をカットし(図8(a)参照。)、この鉄板21を図8(a)に示す谷折線21aで谷折りすると共に、山折線21bで山折りすることにより形成されることが好ましい。すなわち、底板2は、底部2aと、両側部2bと、背面部2cとから主になる。底部2aは、細長の台形状の平面部2aaとこの平面部2aaから上方に傾斜した傾斜部2abとからなり、ごみが入ったゴミ袋が底部2aからずれ落ち難くなっている。また、このように正方形状を含む矩形状の鉄板を折り曲げて底板2を形成するので、楕円形状や円形状の底板の場合に比して端材が少ない又は出ないので、無駄がなく地球に優しいものである。
底板2には移動部材4が設けられている。移動部材4は、本発明に係るゴミ入れ1を移動可能にするものであり、車輪41であることが好ましい。車輪41は、未整備の道路や庭等を移動し得るように径が大きなものがよい。この車輪41が底板2の両側部2bに回転可能に取り付けられて、本発明に係るゴミ入れ1が未整備の地面を移動し得るようになっている。また、底板2の前方の下面には、底板2(本発明に係るゴミ入れ1)を地面に支持させる支持部材を設けるようにしてもよいし、図示するように、キャスター45を設けるようにしてもよい。
支柱3は、底板2に立設されている。支柱3は、支持枠5を支持できれば特に限定されず、丸棒でも角棒でもよい。支柱3は、支持枠5の形状により角度が任意に決定されるが、底板2に対して略直交する方向(略垂直)に立設されても底板2の外側に傾斜させて立設されてもよい。支柱3の数は、支持枠5を支持できれば特に限定されないが、例えば、3つであることが好ましい。これら支柱3は、例えば、底板2の両側部2bと背面部2cとの3箇所に設けられていることが好ましい。これら支柱3の上端部に支持枠5が設けられている。支柱3間や支持枠5、6の下方には、何も設けなくてもよいし、金網(図示せず)等を設けるようにしてもよい。また、支柱3は伸縮構造に形成してもよい。これにより、ゴミ袋の大きさに応じて支持枠の長さを調節することができることになる。
支持枠5は、開口部を有する略U字状に形成されている。支持枠5は、特に限定されず、丸棒で形成してもよいし、角棒で形成してもよい。支持枠5は、例えば、円弧状、楕円弧状等その形状は特に限定されず、例えば、楕円弧状である略U字状に形成されていることが好ましい。支持枠5の大きさは、取り付けるゴミ袋の大きさにより任意に決定されるが、例えば、45ゴミ袋8aを取り付けるのに適した寸法の大きさに形成されていることが好ましい。
この支持枠5は、開口部が前方に向くように、略中央部が底板2の背面部2cに設けられている支柱3に支持されると共に、残りの2つの支柱3に両側部が支持されるようにすることが好ましい。これにより、45ゴミ袋8aを支持枠5内に位置させた後にこの45ゴミ袋8aの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5に掛けることにより、45ゴミ袋8aは開口部が開放された状態でゴミ入れ1に取り付けることができるようになっている。また、支持枠5の両側部は、伸縮構造に形成してもよい。
取っ手7は、本発明に係るゴミ入れ1の移動を容易にすると共に、大きさの異なる2種類以上のゴミ袋8を取り付け得るためのもので、例えば、支柱3や底板2に設けられている。この取っ手7は、例えば、支柱3に連結される連結棒71と、手で掴むと共にゴム袋の一部が掛けられる掴み部72とからなる。
連結棒71は、例えば、丸棒や角棒等で形成されている。連結棒71は、例えば、底板2の背面部2cと一方の側部2bとに設けられた2つの支柱3に取り付けられている。これら連結棒71の取付箇所は、ゴミ袋8を支持枠5に取り付ける際に支障がない箇所であることが好ましく、例えば、背面部2cに設けられた支柱3の下部と側部2bに設けられた支柱3の略中央部である。連結棒71は、支柱3に例えばねじ等により着脱可能に取り付けるようにしてもよいし、また、溶着等により固定された状態で取り付けるようにしてもよい。また、連結棒71の前方を補強部材75を介して側部2bに連結するようにしてもよい。
掴み部72は、どのように形成してもよく、例えば、略円弧状に形成されている。この掴み部72の位置は、特に限定されず、底板2の先端部の上方又は底板2の先端部より前方の上方であって、支持枠5と略同一平面上で、70ゴミ袋8bを支持枠5内に位置させた後にこの70ゴミ袋8bの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5及び取っ手7の掴み部72に掛けることにより、70ゴミ袋8bの開口部が開放された状態で取り付けることができる位置であることが好ましい。これにより、本発明に係るゴミ入れ1は、最もよく使われる大きさの45ゴミ袋8aと70ゴミ袋8bの2つの大きさの異なるゴミ袋を取り付けることができる。
また、本発明に係るゴミ入れ1は、支持枠5に掛けたゴミ袋8を支持枠5又は支柱3とで挟持して固定する袋固定部材9を設けることが好ましい。袋固定部材9は、全ての支柱3に設けてもよいし、底板2の両側部2bの2本の支柱3に設けるようにしてもよい。袋固定部材9は、ゴミ袋8を支持枠5又は支柱3とで挟持して固定できれば特に限定されず、例えば、支持枠5に引っ掛けるフック部92を有するフック部材91、緩衝部材96を支柱3に押し付ける板バネ部材95(図6参照。)、ブラシ部98を支柱3に押し付けるブラシ部材97(図7参照。)等が好ましいものとして挙げられる。
フック部材91は、図1、図3〜図5に示すように、例えば、丸棒で形成され、一端部である上部が略U字状に曲げられてフック部92として形成されている。このフック部92には、柔軟性で摩擦係数が高い材料92a、例えば、ゴム等の合成樹脂がコーティングされていることが好ましい。このフック部材91は、支柱3の上方に設けられた支持部93に移動可能に支持されている。支持部93は、フック部材91の直径より内径が大きな例えば若干大きな寸法の円筒状に形成され、支柱3の長手方向に延びて設けられている。この支持部93にフック部材91が上方から下方に通されている。このフック部材91の下方の外周には、スプリング94を設けるようにしてもよい。これにより、フック部92が支持部93の上端部に接する状態からスプリング94の付勢力に抗してスプリング94が縮んでかつフック部92を支持枠5に引っ掛け得る状態までの範囲でフック部材91が移動し得るようになっている。このように、フック部92をゴミ袋8の上から支持枠5に引っ掛けることで、ゴミ袋8がフック部92と支持枠5とで挟持されて固定されるようになっている。また、フック部92が接触し得る支持枠5の箇所には、摩擦係数が大きな部材55を設けることが好ましい。
板バネ部材95は、図6に示すように、例えば、支柱3の上方にビスやネジ等により取り付けられる取付部95aと、支柱3側にスポンジ等の緩衝部材96が取り付けられると共に、可撓性を有し、かつ、緩衝部材96を支柱3に押し付けるバネ部95bとからなる。バネ部95bの上方は、支柱3から離間するように形成されていることが好ましい。これにより、ゴミ袋8の開口端部を緩衝部材96と支柱3との間に差し込み(挿入)し易くなり、ゴミ袋8が緩衝部材96と支柱3とで挟持されて固定されるようになっている。
ブラシ部材97は、図7に示すように、ブラシ部98を支柱3に押し付けるもので、例えば、支柱3の上方にビスやネジ等により取り付けられる。ブラシ部98の上方は、支柱3から離間するように形成されていることが好ましい。これにより、ゴミ袋8の開口端部をブラシ部98と支柱3との間に差し込み(挿入)し易くなる。このブラシ部材97は、支柱3に接触しているブラシ部98が幅方向の中央から左右に曲がると共に、長手方向が下方に曲がっているように支柱3に押し付けられることが好ましい。これにより、ゴミ袋8の開口端部を上方からブラシ部98と支柱3との間に差し込む(挿入する)ことにより、ゴミ袋8がブラシ部98と支柱3とで挟持されて固定されるようになっている。
次に本発明に係るゴミ入れ1の作用を説明する。例えば、市販の45ゴミ袋8aを支持枠5内に入れた後に、この45ゴミ袋8aの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5に掛ける。これにより、図3に示すように、開口部を開放した状態で45ゴミ袋8aが取り付けられる。また、70ゴミ袋8bを支持枠5内に入れた後に、この70ゴミ袋8bの開口部近傍を外側に折り返して支持枠5及び取っ手7(掴み部72)に掛ける。これにより、図4に示すように、開口部を開放した状態で70ゴミ袋8bが取り付けられる。よって、大きさの異なる2種類の45ゴミ袋8a及び70ゴミ袋8bを容易に取り付けることができる。
このとき、ゴミ袋8a、8bの開口部の一方の端部を支持枠5の開口部又は掴み部72に位置させると共に、ゴミ袋8a、8bの他方の端部を支持枠5の端部(U字状の基部)に掛けるようにする。その結果、支持枠5の基本形状が楕円形状に形成されていると、ゴミ袋8を支持枠5に掛けやすいと共に、このゴミ袋8a、8bは支持枠5から外れ難くなる。また、袋固定部材9が設けられている場合には、ゴミ袋8a、8bを支持枠5に掛けた後に袋固定部材9によってゴミ袋8a、8bの開口端部を袋固定部材9と支持枠5又は支柱3とで挟持して固定することにより、開口部が開放した状態でゴミ袋8a、8bを確実に取り付けることができる。このように、開口部を開放した状態でゴミ袋8a、8bが支持枠5に取り付けられるので、ゴミ袋8a、8bにゴミを入れやすい。
底板2には未整備の道路や庭等を移動し得る車輪41が設けられているために、特に野外で庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などのゴミを処理する場合には、未整備の道路や庭等を移動させつつ出たゴミをゴミ袋8a、8bに入れることができ、ゴミ袋を持って運ばなくてもよい。また、ゴミ集積所等の所望の場所にもゴミ袋を持つことなく移動することができる。その結果、ゴミ袋8だけを持って運ばなくてもよいので、ゴミ捨て作業の際のゴミの運搬が容易となる。すなわち、庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などのゴミは、1箇所だけではなく複数の箇所で出るために、出たゴミを入れつつゴミ袋8を持って移動させるときの労力が要らない。また、枝や草などのゴミは、大量に出たりするために例えば大きな70ゴミ袋8bに入れるために、ゴミを略一杯に入れた場合、ゴミ袋8bを持ってゴミ集積所に運ぶときの大きな労力が必要にならないと共に、ゴミ袋8が重くて引きずったりして破けることもないので、ゴミ捨て作業及びゴミの運搬が容易となる。
また、ゴミが入ったゴミ袋8a、8bをゴミ入れ1から出すときには、支持枠5が開口部を有する略U字状に形成されているために、持ち上げることなく支持枠5の開口部から横に出せるので、少ない労力でゴミ袋8a、8bを出すことができる。その結果、ゴミ捨て作業が容易となる。
したがって、本発明に係るゴミ入れ1は、ゴミ袋8a、8bの取り付けを容易に行えると共に未整備の道路等を移動させつつゴミを入れられるので、ゴミ捨て作業が容易である。すなわち、庭木や雑草の処理や枯葉処理から出た枝や草などのゴミを本発明に係るゴミ入れ1のゴミ袋8a、8bに入れるとき、枝や草などのゴミが複数の箇所にある場合には、本発明に係るゴミ入れ1を移動させながらそれらゴミをゴミ袋8a、8bに入れることができる。ゴミ袋8a、8b内のゴミが一杯になったらこの重いゴミ袋8a、8bを本発明に係るゴミ入れ1に乗せたままゴミ集積所に移動させて横から出せるので、女性や高齢者でも少ない労力ですむ。
また、曜日毎にゴミの集積種類が決められているので、本発明に係るゴミ入れ1に乗せたまま保管したり、あるいは別のゴミ袋8a、8bに移し代えたりすることができる。また、大きさの異なる2つのゴミ袋8a、8bを取り付けることができるので、回収するごみの種類や用途に応じてゴミ袋8a、8bを使い分けることができ、汎用性に優れている。
以上説明したように本発明に係るゴミ入れは、底板と支柱と略U字状の支持枠とゴミ袋を掛けられる取っ手と未整備の道路等を移動し得る移動部材とを備えたので、ゴミ袋の出し入れが容易であると共にゴミ袋にゴミを入れ易く、かつ、未整備の道路等を移動させつつゴミを入れられると共にゴミ袋を持つことなく運搬を行え、ゴミ捨て作業が容易であることから、特に高齢者や女性の方でも容易にゴミ捨て作業を行えるものである。
本発明に係るゴミ入れの一例を示す斜視図である。 本発明に係るゴミ入れの下部の一例を示す正面図である。 本発明に係るゴミ入れに45リットルのゴミ袋を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係るゴミ入れに70リットルのゴミ袋を取り付けた状態を示す図で、(a)は斜視図、(b)は概略平面図、(c)は概略側面図である。 本発明に係る袋固定部材の一例を示す斜視図で、(a)は支柱に取り付ける前の状態を示す図、(b)は支柱に取り付けた後の状態を示す図である。 本発明に係る袋固定部材の他の例を示す斜視図で、(a)は支柱に取り付ける前の状態を示す図、(b)は支柱に取り付けた後の状態を示す図である。 本発明に係る袋固定部材の他の例を示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)図中のA−A線矢視断面図である。 本発明に係る底板の一例を示す図で、(a)は鉄板を折り曲げる前の状態を示す平面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
符号の説明
1 ゴミ入れ
2 底板
3 支柱
4 移動部材
5 支持枠
7 取っ手
8 ゴミ袋
9 袋固定部材
41 車輪
91 フック部材
95 板バネ部材
97 ブラシ部材

Claims (7)

  1. 底板と、この底板から立設される支柱と、この支柱の上部に設けられ、略U字状の支持枠と、この支持枠の開口部の前方に設けられ、ゴミ袋を掛けられる取っ手と、前記底板に設けられ、未整備の道路等を移動し得る移動部材とを備え、
    1つのゴミ袋を前記支持枠内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して前記支持枠に掛けて前記ゴミ袋の開口部を開放すると共に、この1つのゴミ袋より大きな他のゴミ袋を前記支持枠内に位置させた後にこのゴミ袋の開口部近傍を外側に折り返して前記支持枠及び前記取っ手に掛けて前記他のゴミ袋の開口部を開放するように構成したことを特徴とする、ゴミ入れ。
  2. 前記支持枠に掛けた前記ゴミ袋を前記支持枠又は前記支柱とで挟持して固定する袋固定部材を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のゴミ入れ。
  3. 前記袋固定部材が、前記支持枠に引っ掛けるフック部を有すると共に前記支柱に移動可能に設けられるフック部材であることを特徴とする、請求項2に記載のゴミ入れ。
  4. 前記袋固定部材が、前記支柱に取り付けられ、緩衝部材を前記支柱に押し付けると共に、この緩衝部材の上部が前記支柱から離間する板バネ部材であることを特徴とする、請求項2に記載のゴミ入れ。
  5. 前記袋固定部材が、前記支柱に取り付けられ、ブラシ部を前記支柱に押し付けると共に、このブラシ部の上部が前記支柱から離間するブラシ部材であることを特徴とする、請求項2に記載のゴミ入れ。
  6. 前記底板が、略矩形状の鉄板を折り曲げて形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴミ入れ。
  7. 前記支持枠が、楕円弧状に形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴミ入れ。
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