JP3112590B2 - プリンタ装置及びこれに用いるカード固定用台紙 - Google Patents

プリンタ装置及びこれに用いるカード固定用台紙

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JP3112590B2
JP3112590B2 JP05013149A JP1314993A JP3112590B2 JP 3112590 B2 JP3112590 B2 JP 3112590B2 JP 05013149 A JP05013149 A JP 05013149A JP 1314993 A JP1314993 A JP 1314993A JP 3112590 B2 JP3112590 B2 JP 3112590B2
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肇夫 星野
毅 佐々木
悟 加藤
昭人 伊藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のプリペイドカー
ドの表面に適宜の画像を印画し得るプリンタ装置、及び
この印画に用いるカード固定用台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】テレフォンカード、オレンジカード等の
プリペイドカードは、本来白地のカード表面に、景色、
動物、花等の印象的な画像、各種の絵、及び文字による
メッセージを印画することにより、実用性を兼ねた広告
媒体及び各種の記念品としての用途に広く用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種のカー
ドへの印画は、従来、印刷メーカーでの多数枚を一単位
とする印刷に委ねられており、個人又は個人に近いレベ
ルでの広告媒体又は記念品としての利用に際しては、多
大の出費を伴う上、印画内容の選択範囲が限定される等
の難点があった。
【0004】一方、各種の画像を個人的に得るためのプ
リンタ装置として、ビデオプリンタが実用化されてい
る。これは、ビデオによる再生画像を適宜に停止し、こ
の画像データをビデオメモリに格納しておき、モニタ部
への画像表示を行うと共に、プリント部の動作により、
前記表示画像を所定の用紙上に印画する構成としたもの
であり、この種のプリンタ装置を前述したカードへの印
画に用いることが考えられる。ところが従来のビデオプ
リンタは、使用できる印画用紙のサイズが限定され、ま
たこの用紙上での印画サイズも限定されることから、前
述した如きカードへの印画にこの種のプリンタ装置を用
いることはできない。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、各種プリペイドカードの表面への適宜の画像の
印画を、個人又は個人に近いレベルにおいて容易に行い
得るプリンタ装置、及びこの印画のための補助手段とし
て用いるカード固定用台紙を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ装
置は、ビデオメモリに格納された画像データを画面表示
するモニタ部と、該モニタ部の表示画像を所定サイズの
用紙に印刷するプリント部と、前記所定サイズの用紙に
印刷する印画範囲を前記モニタ部の表示画面上に移動可
能に画定する画定手段とを備えるものであり、またこの
プリンタ装置に用いるカード固定用台紙は、定寸のカー
ドの表面への印画を行うべく用いる前記識別マークをそ
の表面に有するカード用固定台紙であって、前記用紙に
対応するサイズを有し、前記印画領域に対応する位置に
前記カードを位置決め保持する保持部を備えるものであ
る。
【0007】
【作用】本発明においては、ビデオメモリに格納された
画像データのモニタ部における表示画面上に印画範囲を
移動可能に画定する画定手段により画定し、この画定さ
れた範囲の画像が、この画定に際しての移動、縮小、拡
大及び回転に応じて加工されてプリント部に与えられ、
カード固定台紙上の印画領域、即ち、カード固定用台紙
に保持されたカードの表面に印画される。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係るプリンタ装置の第1実
施例を示すブロック図、図2は本発明に係るプリンタ装
置の外観を示す斜視図である。
【0009】図2に示す如く本発明に係るプリンタ装置
は、本体部1と、該本体部1にケーブル10を介して接続
されたモニタ部2とを備えてなる。図1に示す如く本体
部1は、中央処理装置としてのCPU3、外部から入力
される画像信号を格納するビデオメモリ4、該ビデオメ
モリ4の格納データを読み出し、適宜の加工処理を施す
画像データ処理部5、該画像データ処理部5により処理
された画像データを格納するカードメモリ6、ビデオメ
モリ4又はカードメモリ6の格納データを後述する如く
所定の形式で印画処理するプリント部7、及び操作部8
を備えている。また前記モニタ部2は、本体部1の内側
においてCPU3に接続されており、ビデオメモリ4に
格納された画像データをCPU3からの動作指令に従っ
て画面表示する構成となっている。
【0010】図3は操作部8の構成例を示す正面図であ
る。図示の如く操作部8には、モニタ部2の表示画面を
切り換えるための切換えスイッチ80、プリント出力を指
令するためのプリントスイッチ81、印画像の明暗、色の
濃淡、及び色あいを各別に調節する調節つまみ82等、一
般的なビデオプリンタに装備された操作手段と共に、本
発明の特徴たる部分印画モード(カード印画モード)の
指定のためのモード選択スイッチ83が配されており、更
に、モード選択スイッチ83によりカード印画モードが選
択された場合に夫々有効となる操作手段として、印画方
向切換スイッチ84、印画範囲移動スイッチ85、印画範囲
加工スイッチ86、及びカーソル移動キー87が備えられて
いる。
【0011】以上の如く構成された操作部8の操作に応
じてCPU3は、出力側に接続されたビデオメモリ4、
画像データ処理部5、カードメモリ6及びプリント部7
に動作指令を発する。モード選択スイッチ83によりビデ
オ印画モードが選択された場合のCPU3の動作は、一
般的なビデオプリンタにおけるそれと同様である。即ち
CPU3は、画面切換えスイッチ80の操作に応じてビデ
オメモリ4に格納された一画面分又は複数画面分の画像
データを読み出し、これをモニタ部2に出力して、該モ
ニタ部2の画面上に表示せしめ、また、プリントスイッ
チ81の操作に応じて、応する画像データの出力指令をビ
デオメモリ4に発し、同時にプリント部7にプリント指
令を発する。このプリント指令に応じてプリント部7
は、本体部1前側の用紙挿入口11(図2参照)から内部
に装着される所定サイズの印画用紙12(図8参照)に、
ビデオメモリ4から与えられる画像データに従って印画
する動作をなし、この動作により、モニタ部2の表示画
面に対応するプリントが、前記印画用紙12の所定の印画
領域14(図8参照)内に形成される。
【0012】一方、モード選択スイッチ83によりカード
印画モードが選択された場合、CPU3は、ビデオメモ
リ4に格納された画像データを読み出し、この画像デー
タに対応する画像をモニタ部2の全面に画面表示せしめ
ると同時に、この画面上にて印画範囲を画定するための
基準カーソル20を表示せしめる動作をなす。このときの
モニタ部2の表示例を図4ないし図7に示す。
【0013】基準カーソル20は、これらの図中に実線に
より示す如く、基本的には、モニタ部2の画面上の所定
位置に、印画対象となるカードのそれに対応する所定の
縦横比を有する所定サイズの矩形をなして表示される
が、このカーソルは、操作部8における印画方向切換ス
イッチ84、印画範囲移動スイッチ85、及び印画範囲加工
スイッチ86の操作に応じて、夫々次の如く変更される。
【0014】図4は、印画方向切換スイッチ84の操作に
伴うカーソル表示の変化を示している。印画方向切換ス
イッチ84は、図3に示す如く、「横」及び「縦」の2つ
の切換位置を有しており、前記基準カーソル20は、
「横」側への切換えがなされている場合に表示され、
「縦」側への切換えがなされた場合、モニタ部2の画面
上には、基準カーソル20を中心点回りに90°回転せしめ
た縦長の矩形形状をなす縦カーソル21が、図中に破線に
より示す如く表示される。
【0015】図5は、印画範囲移動スイッチ85の操作に
伴うカーソル表示の変化を示している。印画範囲移動ス
イッチ85は、図3に示す如く、「切」及び「入」の2つ
の切換位置を有しており、「入」側への切換えにより印
画範囲の移動が可能な状態となり、この後モニタ部2の
画面上には、カーソル移動キー87の操作に応じて基準カ
ーソル20を上下及び左右に適宜に移動せしめた移動カー
ソル22が、図中に破線にて示す如く表示される。
【0016】図6及び図7は、印画範囲加工スイッチ86
の操作に伴うカーソル表示の変化を示している。印画範
囲加工スイッチ86は、図3に示す如く、「切」及び
「入」の2つの切換位置を有しており、「入」側への切
換えにより、カーソルにより画定される印画範囲の加
工、即ち、拡大、縮小及び回転が可能な状態となり、こ
のときモニタ部2の画面上には、例えば、カーソル移動
キー87の上移動キー又は下移動キーの操作に応じて、基
準カーソル20を拡大せしめた拡大カーソル23又は縮小せ
しめた縮小カーソル24が、図6中に破線にて示す如く表
示され、更に、カーソル移動キー87の左移動キ又は右移
動キーの操作に応じて、基準カーソル20を中心点回りに
左回転又は右回転せしめた左回転カーソル25又は右回転
カーソル26が、図7中に破線にて示す如く表示される。
【0017】以上の如き基準カーソル20の移動と、基準
カーソル20の拡大、縮小及び回転とは、印画範囲移動ス
イッチ85及び印画範囲加工スイッチ86の「入」操作と、
夫々に続くカーソル移動キー87の操作とにより並行して
行うことができ、これらの操作により、モニタ部2の表
示画面上に適宜に印画範囲を画定することが可能とな
る。CPU3は、以上の如く画定される印画範囲を認識
しており、この画定終了後に行われるプリントスイッチ
81の操作に応じて画像データ処理部5に動作指令を発
し、同時にプリント部7にプリント指令を発する。
【0018】画像データ処理部5への動作指令は、画定
された印画範囲のデータと共に与えられ、画像データ処
理部5は、ビデオメモリ4に格納された画像データから
印画範囲に対応する部分の画像データのみを読み出して
カードメモリ6に与え、該カードメモリ6は、この画像
データを格納すると共に、CPU3からの出力指令に従
ってプリンタ部7に出力する動作をなし、該プリンタ部
7は、CPU3からプリント指令に従ってカードメモリ
6から与えられる画像データに対応する画像を印画用紙
12に印画する。
【0019】操作部8の印画方向切換スイッチ84、印画
範囲移動スイッチ85、印画範囲加工スイッチ86、及びカ
ーソル移動キー87の操作が行われていない場合、画像デ
ータ処理部5の動作は、ビデオメモリ4から基準カーソ
ル20内部の画像データを読み出し、これをそのままカー
ドメモリ6に格納せしめるべく行われるが、前記操作が
行われ、縦カーソル21、移動カーソル22、拡大カーソル
23、縮小カーソル24、左回転カーソル25、右回転カーソ
ル26、又はこれらを組み合わせてなるカーソルが、モニ
タ部2の画面上に指定されている場合、画像データ処理
部5の動作は、動作時点での表示カーソルの内部に対応
する画像データをビデオメモリ4から読み出し、これを
基準カーソル20の位置及びサイズに対応する画像データ
に加工処理してカードメモリ6に与えるべく行われ、カ
ードメモリ6には、この加工後の画像データが格納され
る。
【0020】例えば、モニタ部2の画面上に拡大カーソ
ル23が指定されている場合、画像データ処理部5におい
ては、ビデオメモリ4から読み出した画像データの縮小
処理が行われ、逆に縮小カーソル24が指定されている場
合、画像データの拡大処理が行われ、更に、縦カーソル
21又は左,右回転カーソル25,26が指定されている場
合、画像処理部5においては、ビデオメモリ4から読み
出した画像データの座標変換処理が行われる。
【0021】図8は、以上の如く行われるカード印画モ
ードでの印画状態を示す平面図である。図示の如く、カ
ード印画モードでの印画領域13は、印画用紙12の略全面
に亘るビデオ印画モードでの印画領域14内において、モ
ニタ部2の画面上での基準カーソル20による画定範囲に
対応するように予め設定してあり、カード印画モードで
の印画は、カードメモリ6の格納データに対応する画像
を前記印画領域13内にプリントすべく行われる。
【0022】この結果、基準カーソル20が指定されてい
る場合、印画領域13には図8(a)に示す如き印画が行
われるのに対し、例えば、図4に示す縦カーソル21の指
定が行われている場合、印画領域13には、図8(b)に
示す如く、縦カーソル21による画定範囲を横倒ししてな
る印画像が得られ、また図6に示す縮小カーソル24の指
定が行われている場合、印画領域13には、図8(c)に
示す如く、縮小カーソル24による画定範囲を拡大してな
る印画像が得られる。
【0023】以上の如く本発明に係るプリンタ装置にお
いては、印画用紙12の表面に予め設定された印画領域13
に、モニタ部2の表示画像の一部分を切出し、適宜に回
転、拡大及び縮小してなる印画像を得ることができ、前
述した如く、プリペイドカード等、表面への印画が可能
なカードに対応するように前記印画領域13を設定し、こ
の印画領域13にカードを位置決め固定した場合、該カー
ドへの直接的な印画が可能となる。この際の印画内容
は、ビデオメモリ4に格納された画像データから適宜に
選択でき、またこの格納画像は、例えば、ビデオカメラ
により撮像した画像をビデオメモリ4に入力することに
より、個人又は個人に近いレベルにおいて無制限に得ら
れる。更に、カード印画モードでの印画は、枚数の多少
に拘わらず実現でき、小規模な広告媒体、個人的な記念
品としてのプリペイドカードが安価に得られるようにな
る。
【0024】なお、以上の実施例においては、カード印
画に際しての画像データを格納するために専用のメモリ
(カードメモリ6)を設けたが、ビデオメモリ4の格納
領域の一部をカード用画像データの格納のために用いて
もよい。図9は、このように構成されたプリンタ装置の
ブロック図であり、カード印画用の画像データは、画像
データ処理部5での前述した加工処理の後、ビデオメモ
リ4内部の所定の格納領域40に戻され、CPU3からの
出力指令に従ってプリント部7に出力される構成となっ
ている。
【0025】以上の如く実行されるカード印刷モードの
印画に際しては、印刷対象となるカードを印画領域13
に正しく位置決め固定すべく、図10ないし図12に示
すカード固定用台紙9を用いる。このカード固定用台紙
9は、ビデオ印画の場合に用いる印画用紙12と同一サ
イズを有し、前記印画領域13に相当する位置に、印画
対象となる定寸のカードCを位置決め保持する保持部を
備えてなる。また、この保持部は、その一部に、図10
ないし図12に示したような、カードCの外形に設けら
れた凹部と適合するような凸部を含んでその領域が規定
されている。このようにすると、カードCを保持部に配
置する際における位置決めが行いやすく、カードの表裏
を間違えることがない(すなわち、ここでは、印画され
るべき面を取り違えることが無い)。
【0026】図10に示すカード固定用台紙9は、前記保
持部として、その表面への印刷により形成された枠90を
備えており、前記カードCは、枠90に整合するように前
記表面に載置され、該位置に適宜に固定されるようにな
してある。
【0027】図11に示すカード固定用台紙9は、印画領
域13に対応する位置に、カードCに対応する形状を有す
る適宜の深さの凹所91を備えている。該凹所91の底面
は、粘着層92となっており、カードCは、凹所91に整合
せしめて嵌め込まれ、粘着層92への粘着により保持され
る。この構成によれば、カードCの位置決めが確実に行
えるようになる。
【0028】図12に示すカード固定用台紙9は、ベース
層93と、該ベース層93上の粘着層94と、該粘着層94上に
剥離可能に被着された表面層95とを有する3層構造をな
しており、表面層95の一部をカードCに対応する形状に
切り欠いて粘着層94を露出させ、カードC固定用の凹所
96を形成してなる。このカード固定用台紙9へのカード
Cの固定は、図11に示すものと同様に行われるが、印画
済みのカードCの取外しに際し、まず図12(b)に示す
如く表面層95を剥がし、粘着層94の表面にカードCの縁
部を露出させ、この縁部の適宜位置に指等を引っ掛け、
カードCを引き剥がせばよく、取外し作業が容易となる
効果がある。
【0029】なお、カード固定用台紙9の構成は、図10
ないし図12に示すものに限らず、前述した構成のプリン
タ装置によりカード印画が行われる印画領域13に相当す
る位置に、定寸のカードCを位置決め手段し、該位置に
保持する機能を果たし得るものであれば、他の構成であ
ってもよい。また、カード固定用台紙9は、前記保持部
を除く他の表面への印画が可能に構成してあるのが望ま
しい。このことは、少なくともカードCが固定される側
の面を、印画が可能な紙にて構成することにより実現で
き、この構成により、正規の印画に先立つ試し印画がカ
ード固定用台紙9を利用して行えるようになり、この仕
上がり状態を確認した後にカード印画を実施することに
より、印画ミスの発生を未然に防止できる。
【0030】更に、カード固定用台紙9の表面上の所定
位置には、識別マーク9aが形成してある。この識別マー
ク9aは、例えば、図示の如き黒丸印であればよく、プリ
ンタ装置への装着時に該プリンタ装置側にて検知させ、
印画モードの自動切換えを行わせるべく作用するもので
ある。この自動切換えを可能としたプリンタ装置のブロ
ック図を図13に示す。
【0031】識別マーク9aの検知は、カード固定用台紙
9の装着時に該識別マーク9aに対向するように配された
識別マーク検知器15により行われる。この識別マーク検
知器15は、プリンタ装置に装着されるカード固定用台紙
9又は印画用紙12の表面に向けて光を投射し、表面から
の反射光を捉える構成とした光センサであればよく、こ
の受光結果はCPU3に与えられている。
【0032】識別マーク9aを備えたカード固定用台紙9
が装着された場合、受光レベルが低くなるから、CPU
3においては、カード固定用台紙9及び印画用紙12のい
ずれが装着されたか、換言すれば、カード印画及びビデ
オ印画のいずれが行われようとしているかを認識できる
ことになり、この認識に従って印画モードの切換えを自
動的に行わせることができる。即ちこの構成において
は、操作部8におけるモード選択スイッチ83が不要とな
る。
【0033】識別マーク9aは、前述した黒丸印に限ら
ず、適宜の形状及び色を有して印刷されたマークを使用
でき、またカード固定用台紙9の一角を切り欠く等、他
の形成態様を採用することもできる。更に、識別マーク
検知器15もまた前述した光センサに限らず、識別マーク
9aの形成態様に合わせて適宜の構成を採用し得る。
【0034】また識別マーク検知器15による検知は、C
PU3における動作モードの自動切換えを目的とするも
のであるから、検知対象となる識別マークは、カード固
定用台紙9に限らず、カード印画とビデオ印画とにおい
て異なるもの、例えば、プリント部7での印画に用いる
インクカートリッジに形成してもよい。なおこの場合、
インクカートリッジに貼着されたメーカーのラベルを識
別マークとして利用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るプリンタ
装置は、ビデオメモリに格納された画像データを画面表
示するモニタ部と、該モニタ部の表示画像を所定サイズ
の用紙上の印画領域に印刷するプリント部と、前記印画
領域に印刷する印画範囲を前記モニタ部の表示画面上に
移動可能に画定する画定手段とを備えるので、モニタ部
の表示画像の任意の部分を取り出して印刷することが可
能となり、また、本発明に係るカード固定用台紙は、プ
リンタ装置に接続されるモニタ部の表示画面上に移動可
能に印画範囲を画定する画定手段の前記表示画面上にお
ける表示または非表示の切換を行うための識別マーク
と、前記プリンタ装置に用いられる所定サイズの用紙よ
りも小なるサイズのカードを前記用紙の印画領域に対応
する位置に配置するための保持部とを有するので、プリ
ンタ装置に装着されたカード固定用台紙の識別マークの
有無により表示画面上への画定手段の表示の切換を自動
に行わせることができるので、使用者の利便性を高める
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るプリンタ装置の外観斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るプリンタ装置の操作部の構成例を
示す正面図である。
【図4】カード印画モードでのモニタ部のカーソル表示
例を示す正面図である。
【図5】カード印画モードでのモニタ部のカーソル表示
例を示す正面図である。
【図6】カード印画モードでのモニタ部のカーソル表示
例を示す正面図である。
【図7】カード印画モードでのモニタ部のカーソル表示
例を示す正面図である。
【図8】カード印画モードでの印画状態を示す平面図で
ある。
【図9】本発明に係るプリンタ装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図10】本発明に係るカード固定用台紙の斜視図であ
る。
【図11】本発明に係るカード固定用台紙の斜視図であ
る。
【図12】本発明に係るカード固定用台紙の斜視図であ
る。
【図13】本発明に係るプリンタ装置の他の実施例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 モニタ部 3 CPU 4 ビデオメモリ 5 画像データ処理部 6 カードメモリ 7 プリント部 8 操作部 9 カード固定用台紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 悟 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 京都製作所内 (72)発明者 伊藤 昭人 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 京都製作所内 (72)発明者 中田 豊司 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電 機株式会社 京都製作所内 (56)参考文献 特開 平3−247474(JP,A) 実開 平3−69973(JP,U) 実開 平4−94651(JP,U) 実開 平2−99678(JP,U) 実開 昭59−124144(JP,U) 特表 昭63−501790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937 B41J 13/10 - 13/24

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオメモリに格納された画像データを
    画面表示するモニタ部と、 該モニタ部の表示画像を所定サイズの用紙上の印画領域
    印画するプリント部と、 前記印画領域に印刷する印画範囲を前記モニタ部の表示
    画面上に移動可能に画定する画定手段とを備える プリン
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記画定手段は、所定の縦横比を有する
    横長又は縦長の矩形範囲を画定する請求項1に記載のプ
    リンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記画定手段は、前記画面上での縮小可
    能に構成された請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置。
  4. 【請求項4】 前記画定手段は、前記画面上での拡大可
    能に構成された請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置。
  5. 【請求項5】 前記画定手段は、前記画面上での回転可
    能に構成された請求項1または請求項2に記載のプリン
    タ装置。
  6. 【請求項6】 前記画定手段の操作を前記モニタ部の画
    面上において指示する指示手段を備える請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記画定手段により画定された印画範囲
    に対応する画像データを前記ビデオメモリから読み出
    し、前記印画領域に対応するように加工処理する画像デ
    ータ処理手段を備える請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記画定手段の前記画面上における表示
    または非表示の切換を行う切換手段をさらに備える請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 切換手段は、前記画定手段の前記画面上
    における表示または非表示の切換を用紙側に設けられた
    識別マークの有無に基づいて行うように構成した請求項
    8に記載のプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 切換手段は、前記画定手段の前記画面
    上における表示または非表示の切換をプリント部に含ま
    れるインクカートリッジに設けられた識別マ ークの有無
    に基づいて行うように構成した請求項8に記載のプリン
    タ装置。
  11. 【請求項11】 プリンタ装置に接続されるモニタ部の
    表示画面上に移動可能に印画範囲を画定する画定手段の
    前記表示画面上における表示または非表示の切換を行う
    ための識別マークと、前記プリンタ装置に用いられる所
    定サイズの用紙よりも小なるサイズのカードを前記用紙
    の印画領域に対応する位置に配置するための保持部とを
    有するカード固定用台紙。
  12. 【請求項12】 前記保持部を除く他の表面への印画が
    可能に構成してある請求項11に記載のカード固定用台
    紙。
  13. 【請求項13】 その表面への印刷により前記保持部を
    画定してある請求項11または請求項12に記載のカー
    ド固定用台紙。
  14. 【請求項14】 前記保持部は、前記カードに対応する
    形状をなし、その底に粘着層を有する凹所を備え、該凹
    所に嵌め込まれたカードを前記粘着層に粘着保持する請
    求項11または請求項12に記載のカード固定用台紙。
  15. 【請求項15】 ベース層と、該ベース層上の粘着層
    と、該粘着層上に剥離可能に被着された表面層とを有す
    る多層構造をなし、該表面層の一部を切り欠いて前記粘
    着層を露出させ、前記凹所を構成してある請求項14に
    記載のカード固定用台紙。
  16. 【請求項16】 前記保持部は、その一部に前記カード
    の外形に設けられた凹部と適合するような凸部を含んで
    規定される請求項11ないし請求項16のいずれかに記
    載のカード固定用台紙。
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