JP4113866B2 - 画像合成装置 - Google Patents

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Description

この発明は,画像合成装置に関する。
ディジタル画像技術が発達するにつれ,ユーザが撮影した写真をスキャナで読込みディジタル画像データとしてパーソナル・コンピュータに取込み保存することが可能となってきた。複数の画像をパーソナル・コンピュータに取込み,それらの画像をパーソナル・コンピュータを用いて合成することも可能である。
しかしながら,このような画像合成はパーソナル・コンピュータの未経験者や初心者にとっては以前操作が難しい。このため比較的簡単に画像合成が可能な技術が望まれていた。
この発明は,画像合成の操作を比較的簡単に行うことを目的とする。
この発明による画像合成装置は,複数のディジタル媒体を装着する装着手段,上記複数のディジタル媒体に合った区画を表示し,ユーザによってタッチされた上記区画に合った操作を誘導するガイダンスを表示し,装着された上記ディジタル媒体に記録されているディジタル画像データによって表される画像を一覧で表示し,印刷枚数を入力する区画を表示する表示装置,一覧で表示された画像の中からテンプレート画像に合成すべき対象画像を選択する選択手段,およびテンプレート画像の合成位置および合成エリアに,上記選択手段によって選択された対象画像を位置決めし,合成画像を生成する画像合成手段を備えていることを特徴とする。
ディジタル媒体とは,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,メモリ・カードなど画像を表すディジタル画像データを記録する媒体をいう。可視画像媒体とは,写真,フイルム(ネガ・フイルム,ポジ・フイルムのいずれも含む),ポスターなどそこに表された画像を見ることができる媒体をいう。
この発明によると,複数のディジタル媒体を装着することができ,複数のディジタル媒体に合った区画が表示される。装着されたディジタル媒体に合った区画がユーザによってタッチされる。ユーザによってタッチされた区画に合った操作を誘導するガイダンスが表示される。装着されたディジタル媒体に記録されているディジタル画像データが読取られ,読取られた画像データによって表される画像が一覧で表示される。表示された画像の中からテンプレート画像に合成すべき対象画像が選択される。テンプレート画像の合成位置および合成エリアに,選択された対象画像が位置決めされ,合成画像が生成される。
この発明によると,区画の表示,ガイダンスの表示がされるので,それらの表示によりユーザの操作を誘導できる。パーソナル・コンピュータの操作に不慣れなユーザにも比較的簡単に合成画像を生成できる。
(1) 情報記録部付写真フイルム
従来タイプの写真フイルム(いわゆる35mmフイルム)は12駒,24駒または36駒撮りのロール・フイルムである。この写真フイルムは現像後は6駒の長さに切断され,一般にシースに格納されて保存される。従来タイプの写真フイルムには撮影した対象の画像およびその駒番号が記録されるだけである。対象の画像に関する情報(たとえば画像を端的に表わす情報,撮影日,シャッタ・スピードなど)は駒番号を除いては記録されない。このため駒番号以外の,対象画像に関する情報はシースに書込むか,別の紙などにメモしておかなければならない。従来の写真フイルムには記録できなかった画像を端的に表わす情報,撮影日,シャッタ・スピード等の対象画像に関する情報を記録することのできる新しいタイプの写真フイルムが開発されている。この実施例では新しいタイプの写真フイルムが用いられる場合について説明する。もちろん従来のタイプの写真フイルム,写真などを画像合成装置において用いることができるのはいうまでもない。
図1は新しいタイプの写真フイルム,すなわち情報記録部付写真フイルムを示している。
写真フイルム1は,パトローネ5内に回転自在に設けられたスプールにその端末が固定されている。図1は写真フイルム1がパトローネ5から引出された状態を示している。
写真フイルム1の先端部にはカメラの写真フイルム巻取軸の一部に係合させるためのいくつかのパーフォレーション2a(または1もしくは複数の切欠)が形成されている。
先端部の適当な長さの部分を除いて,写真フイルム1の全体には画像を記録する領域4がある(この領域は写真撮影によって形成されるもので,図1では説明の便宜のために鎖線で示されている)。また画像記録領域4の下側に細長い帯状の光学情報記録部6が設けられている(この領域6も露光されることによって形成されるもので,図1では説明の便宜のために鎖線で示されている)。
画像記録領域4の両側に細長い帯状の情報記録部3b,3dが設けられている。一方の情報記録部3dは光学情報記録部6と重なっている。また,他方の情報記録部3bの間に,各画像記録領域4に対応して1つずつ(または2つもしくはそれ以上の)パーフォレーション2bが形成されている。このパーフォレーション2bは主に画像記録領域4をカメラにおける結像位置に位置決めするために用いられる。
写真フイルム1の先端部分にもまた情報記録部3a,3cがその両側に設けられている。
情報記録部3a,3b,3cおよび3dは一般には透明磁性体をフイルム上に塗布することにより形成される磁気記録層である。写真フイルム1の一側に設けられた情報記録部3aおよび3bは一般にラボラトリィにおいて使用される。写真フイルム1の他側に設けられた情報記録部3cおよび3dは一般にユーザの入力に応じてまたはカメラが自動的に情報(データ)を記録するために用いられる。光学情報記録部6は一般にメーカが情報を記録するために用いられる。
先端部分の情報記録部(リーダ情報記録部)3aおよび3cは1本のフイルム1に関する情報(フイルム情報)の記録のために用いられる。各画像記録領域4に対応して設けられた情報記録部(フレーム情報記録部)3bおよび3dは各領域4に記録された画像に関する情報(フレーム情報)の記録のために用いられる。光学情報記録部6はメーカ・コード等の情報を記録するものである。
一例を挙げると,ユーザが利用するリーダ情報記録部3cには,その写真フイルムを用いて撮影された画像全体が関係する包括的な情報が記録される。この情報をIX1と呼ぶ。
ユーザが利用するフレーム情報記録部3dに記録される情報には,ユーザがカメラに入力するタイトル情報(タイトルとは,画像を端的に表わすものであり,たとえば「花の写真」,「動物の写真」,「子供達の写真」,「旅行」などである)と,カメラが自動的に記録する情報(たとえばその駒の画像を撮影するときに用いたシャッタ速度など)とが含まれる。これらの情報を情報IX2と呼ぶ。ユーザが入力する情報のみを情報IX2としてもよい。
図2は写真フイルムの情報記録部3a,3b,3cおよび3dにおけるデータ配置(フォーマット)を示している。このデータ・フォーマットは情報IX1およびIX2の両方に適用され,SS,VER,ID,LNG,DATA,LCRおよびESが含まれる。
SSはStart Sentinalの略で,データ列の開始を表わすコードである。VERは記録フォーマット(規格)のバージョンを示す。IDは記録される情報の種類(IX1,IX2など)を表わす。LNGは次に続くデータの長さを示す。DATAは記録したい,または記録すべき情報を表わすデータである。LCRはCRCチェック・コードである。ESはEnd Sentinalの略で,データ列の終了を表わすコードである。
このようなフォーマットのデータ列が一つの情報記録部3a,3b,3cまたは3dに1または複数個設けられる。たとえば,フレーム情報記録部3dにはユーザが入力したデータを表わすデータ列と,カメラが書込むべきデータを表わすデータ列とが記録される。必要に応じて,信頼性を高めるために,情報記録部には同一のデータ列が並列に複数個記録される。
(2) 情報記録部付写真フイルム用カメラ
このような情報記録部付写真フイルムを取扱うことが可能なカメラの構成の一部が図3に示されている。この図では写真フイルムの情報記録部3a,3b,3cおよび3dへの記録に関する構成が主に示され,撮像光学系等の構成については図示が省略されている。
パトローネ5はカメラ内のフォークに回転自在に支持される。パトローネ5から引出された写真フイルム1の先端部は写真フイルム巻取軸16に巻付けられる。パーフォレーション2bを検出する光電センサ12が設けられており,この検出信号は制御装置10に与えられる。制御装置10はモータ14を駆動して巻取軸16を回転させて写真フイルム1を順次巻取らせるとともに,光電センサ12の検出信号に基づいて画像記録領域4が結像位置にくるように写真フイルム1を撮影ごとに位置決めする。
ユーザ用の磁気情報記録部3c,3dに情報を記録するために磁気ヘッド11が磁気情報記録部3c,3dの走行路上に設けられている。写真フイルム1が巻取られる(走行する)過程で,制御装置10の制御の下に,ヘッド駆動回路13を介して,磁気ヘッド11によって入力装置15から入力された情報または制御装置10が生成した情報が,磁気情報記録部3c,3dに磁気記録されることになる。
入力装置15は数字や文字を入力するものである。たとえば,入力装置15は数値キー,アルファベット・キー等を含む。必要に応じて入力装置15は表示装置を含み,キー入力された情報が表示装置に表示される。キーの数を少なくするために,一つのキーを押すごとに表示される文字が変化し,ユーザが表示された文字を選択できる構成とすることもできる。
(3) 画像合成システム
(i)画像合成システムの全体構成
図4は画像合成システム全体の斜視図である。
この画像合成システムは種々の場所に設置される。たとえば,フイルム現像所(店),写真店,デパート,コンビニエンス・ストア,その他の店舗等である。この画像合成システムは一般的には顧客(ユーザ)によって操作される。フイルム現像所等のオペレータが常駐している場所では画像合成システムをオペレータが操作してもよい。
この画像合成システムが取扱う入力媒体には大別して2種類ある。その一は,写真フイルム(従来タイプの写真フイルムおよび情報記録部付写真フイルム),印画紙にプリントされた写真,印刷物(ポスター,カレンダ等の写真)などの画像を可視的に表わすものである。これらを可視画像媒体という。その二は光ディスク,光磁気ディスク,磁気ディスク,メモリ・カード等の画像を表わすディジタル・データを記録(または記憶)するものである。これらをディジタル媒体という。
情報記録部付写真フイルム1上に現われている画像は後述するフイルム・スキャナ42(図7,8,10,15等を参照)によって読取られる。磁気ディスクには通常のフロッピィ・ディスクと大容量(高密度記録)のフロッピィ・ディスクとがあり,これらに記録された画像データを読取るためにディスク・ドライバ39,41(図15参照)が設けられる。
従来タイプの写真フイルム上に写っている画像はフイルム・スキャナによって読取られる。印画紙にプリントされた写真や印刷物はフラット・ベッド・スキャナによって読取られる。光ディスクに記録された画像データは光ディスク・ドライバによって読取られる。光磁気ディスクに記録された画像データは光磁気ディスク・ドライバによって読取られる。メモリ・カード内の半導体メモリに記録された画像データはメモリ・カード・リーダによって読取られる。これらの従来タイプの写真フイルム用スキャナ,光ディスク・ドライバ,光磁気ディスク・ドライバおよびメモリ・カード・リーダを次に説明する画像合成装置300 に着脱自在に接続することができる(図15には光磁気ディスク・ドライバ46とメモリ・カード・リーダ47が示されている)。
画像合成システムの出力媒体は基本的には合成画像が印刷された紙である。そのためにプリンタ37が設けられている。合成画像を表わすデータをディスク・ドライバ39または41によって磁気ディスクに記録することもできる。この場合には出力媒体に磁気ディスク(通常のフロッピィ・ディスクまたは大容量のフロッピィ・ディスク)が含まれることになる。
画像合成システムは画像合成装置300 ,モニタ表示装置33およびプリンタ37を含んでいる。画像合成装置300 はラック600 上に置かれ,この画像合成装置300 上にモニタ表示装置33が置かれている。画像合成装置300 において,後に詳述するように,合成画像が生成される。この合成画像はモニタ表示装置33に表示される。プリンタ37はラック600 内に収納されている。プリンタ37には給紙トレイ520 および排紙受け板510 が設けられている。給紙トレイ520 に収納されている用紙に,画像合成装置300 において生成された合成画像がプリンタ37によって印刷される。合成画像が印刷された用紙は排紙受け板510 から排出される。
図5はモニタ表示装置33の斜視図である。
モニタ表示装置33の表示面上にはタッチパネル32(図15参照)が設けられている。モニタ表示装置33の表示面には,後に詳述するように,ユーザ,オペレータまたはメンテナンス・マンがタッチすべき1または複数の区画が表示される。ユーザ,オペレータまたはメンテナンス・マンはいずれかの区画にタッチすることにより所望の指令を入力する。タッチ・パネル32から与えられた指令を表わす信号は信号ケーブル202 を通して出力され,画像合成装置300 に与えられる。
モニタ表示装置33には画像合成装置300 から与えられる合成画像データ,その他のデータを入力するための信号ケーブル203 が接続されている。この信号ケーブル203 を通して与えられる画像データによって表わされる画像がモニタ表示装置33の表示画面上に表示される。
モニタ表示装置33には電源を供給するための電源コード204 も接続されている。
またモニタ表示装置33の下部には明るさ調整ボタン,その他のボタンを保護するためのベゼル・カバー201 が着脱自在に設けられている。
(ii)画像合成装置の機械的構成
図6は画像合成装置300 の斜視図である。
画像合成装置300 のハウジングの前面にはフロッピィ・ディスクの挿入口302 (ディスク・ドライバ39の一部を構成する)および大容量フロッピィ・ディスクの挿入口303 (ディスク・ドライバ41の一部を構成する)がそれぞれあけられている。これらの挿入口302 および303 を保護するためのフロント・パネル・カバー301 が装置300 のハウジングに着脱自在に設けられている。
画像合成装置300 のハウジング内にはフイルム・スキャナ42が着脱自在に内蔵されている。このフイルム・スキャナを画像合成装置300 のハウジングから取り出すために,画像合成装置300 のハウジングの右側面の一部が開口されている。この開口が側板304 を画像合成装置300 のハウジングにねじ止めすることにより塞がれている。
画像合成装置300 のハウジング上面においてその一側部分には開口があけられ,この開口がスライド・カバー(外蓋)305 によって覆われている。スライド・カバー305 は,後述するように,モータによって開閉自在である。スライド・カバー305 が開くことにより画像合成装置300 のハウジングに内蔵されているフイルム・スキャナ42が露出する。
画像合成装置300 には電源を入力するための電源コード306 も接続されている。
図7から図9は画像合成装置300 の組立て斜視図である。
図7を参照して,フレーム400 には,フロッピィ・ディスク・ドライバ39,大容量フロッピィ・ディスク・ドライバ41,電源回路330 ,ハード・ディスク・ドライバ40,およびMPU30,PCI48(図15参照)その他の回路が配置されたメイン回路基板420 が固定されている。フレーム400 のほぼ中央の部分にねじ401 および402 によりビーム410 が取付けられる。
スキャナ収納用フレーム390 にはフイルム・スキャナ42を収納するための収納凹所395 が形成されている。収納凹所395 の奥には取付口397 が形成されている。
スキャナ収納用フレーム390 はねじ394 によりビーム410 に固定される。またコネクタ・ユニット396 がねじ393 によりスキャナ収納用フレーム390 に固定される。コネクタ・ユニット396 にはコネクタ 396Aが設けられ,このコネクタ 396Aは取付口397 を通してスキャナ収納用フレーム390 の内側に突出している。このコネクタ 396Aと電気的に接続されたもう一つの 396Bがコネクタ・ユニット396 に設けられ,このコネクタ 396Bは回路基板420 に設けられたコネクタに接続されている。
フイルム・スキャナ42はそのケース内にユニット化されている。フイルム・スキャナ42のケースの前面には,フイルム・スキャナ42をスキャナ収納用フレーム390 の収納凹所395 から引出すおよび収納凹所395 に押込むための取手352 が設けられている。フイルム・スキャナ42のケースの後面にはコネクタ354 が設けられている。フイルム・スキャナ42がスキャナ収納用フレーム390 の収納凹所395 内に収納されたときに,コネクタ354 はコネクタ・ユニット396 のコネクタ 396Aと接続される。フイルム・スキャナ42と回路基板420 の各回路との間のデータ伝送,その他の信号の授受が可能となる。好ましくは,スキャナ収納用凹所395 の大きさはフイルム・スキャナ42のケースの大きさとほぼ同程度,またはほんの少し大きくつくられる。これにより,フイルム・スキャナ42は振動等が与えられても凹所395 内で殆ど移動しない。
図8を参照して,カバー・ホルダ360 はねじ361 によってスキャナ収納用フレーム390 に固定されている。カバー・ホルダ360 の両側には2本の案内溝363 が形成されている。スライド・カバー305 はその両側に下方向に折曲げられた折曲部308 を備えている。スライド・カバー305 の折曲部308 がカバー・ホルダ360 の案内溝363 に入りこむ。スライド・カバー305 は案内溝363 に沿って摺動する。スライド・カバー305 の裏面には遮光片308 が下方に突出するように設けられている。
カバー・ホルダ360 の下面にはギヤ・ユニット380 が,ねじ385 によって固定されている。ギヤ・ユニット380 にはスライド・カバー305 を開閉するための駆動モータ381 も含まれている。この駆動モータ381 はコネクタ384 を含むケーブルを通して与えられる電源および制御信号により駆動制御される。駆動モータ381 の回転軸には取付けられたギア382 にピニオン383 が噛み合っている。一方,スライド・カバー305 の下面にはラック309 が固定されている。ピニオン383 がカバー・ホルダ360 の開口362 を通してラック309 と噛み合っている。駆動モータ381 を正逆回転することによりスライド・カバー305 が移動し,カバー・フレーム310 にあけられた開口 305Aを開閉する。
カバー・ホルダ360 の下面にはさらにセンサ・ユニット370 が,ねじ374 によって固定されている。センサ・ユニット370 はスライド・カバー305 が開いているか閉じているかを検出するものである。センサ・ユニット370 には2つの光電センサ372 および373 が含まれており,開口362 にのぞんでいる。光電センサ372 は発光素子 372Aと発光素子 372Aの出射光を受光する受光素子 372Bとから構成されている。光電センサ373 も発光素子 373Aと受光素子 373Aの出射光を受光する受光素子 373Bとから構成されている。スライド・カバー305 が開口 305Aを閉じているときには,発光素子 373Aと受光素子 373Bとの間に遮光片308 が入ってその光路を遮光するので,光電センサ373 からスライド・カバー305 が閉じていることを表わす検知信号が出力される。開口 305Aが開いているときには発光素子 372Aと受光素子 372Bとの間に遮光片308 が入り,光電センサ372 からスライド・カバー305 が開いていることを表わす検知信号が出力される。このようにして,スライド・カバー305 の開閉状態が2つの光電センサ372 ,373 によって検知される。光電センサ372 ,373 の出力信号はコネクタ371 をもつケーブルによって外部に出力される。
ギヤ・ユニット360 のケーブルおよびセンサ・ユニット370 のケーブルはそれらのコネクタ384 ,371 によってメイン回路基板420 に接続され,この回路基板420 からコネクタ・ユニット396 のコネクタ 396B,コネクタ 396A,フイルム・スキャナ42のコネクタ354 を通してフイルム・スキャナ42のCPU20(図14参照)に接続されている(図15も参照)。
図9を参照して,画像合成処理装置300 にはカバー・フレーム310 が設けられている。このカバー・フレーム310 の右側面には上述のようにフイルム・スキャナ42を画像処理装置300 に出し入れするための開口 304Aが形成されている。この開口 304Aがねじ止めされる側板304 によって覆われている。カバー・フレーム310 の上面側部には開口 305Aがあけられている。スライド・カバー305 はこの開口 305Aを開閉する。
カバー・フレーム310 の前面には開口 302Aおよび 303Aがあけられている。一方の開口 302 Aはフロッピィ・ディスク・ドライバ39の挿入口302 を露出させるためのものであり,他方の開口 303Aは大容量フロッピィ・ディスク・ドライバ41の挿入口を露出させるためのものである。
(iii)フイルム・スキャナ
図10はフイルム・スキャナ42の組立て斜視図である。
フイルム・スキャナ42のカバー351 はねじ357 によってケース354 にねじ止めされている。カバー351 の上面の手前の位置には情報記録部付写真フイルムのパトローネ5を装填するおよびパトローネ5を取出すための開口353 が形成されてる。フイルム・スキャナ354 がスキャナ収納用フレーム390 の収納凹所395 に収納されたときに,この開口353 は画像合成装置300 のカバー・フレーム310 の開口 305Aと一致する。
ケース354 の上記開口353 に対応する位置に,すなわちケース354 の前部左側には情報記録部付写真フイルムのパトローネの収納部355 が形成されている。収納部355 の上面開口には手で開閉できる内蓋 355Aが設けられている。ケース354 の前部右側には写真フイルムの巻取り用リール24が配置されている。
収納部355 とリール24との間にフイルムの搬送路が設けられている。この搬送路に直交する配置でフイルム画像の読取光の光路が設けられている。すなわち搬送路の前方には光源アセンブリ359 が,後方には読取光学系356 がそれぞれ配置されている。
図11は情報記録部付写真フイルムのパトローネ5の構成を示している。パトローネ5の中心にはスプール51が回転自在に支持されている。また,パトローネ5の一側部はやや突出しており,この部分にフイルムの引出口52が形成されている。引出口52には遮光蓋53が設けられている。この遮光蓋53を開閉するための軸54の端部がパトローネ5の両端に露出している。
図12および図13はフイルム・スキャナ42のケース354 に設けられたフイルム収納部355 を示すものである。収納部355 はパトローネ5の外形とほぼ同じ形状でパトローネ5がゆるく入る凹部である。
収納部355 内にはポップアップ機構と,内蓋 355Aおよびポップアップ機構のロック機構(いずれも図示略)とが設けられている。ポップアップ機構は収納部355 からパトローネ5を静かに飛び出させるものであり,パトローネ5を上方に付勢するばねを含んでいる。パトローネ5を収納部355 内に上記ばねの力に抗して押し込んでいくと,所定位置でポップアップ機構がロックされる。この状態で内蓋 355Aを手で閉じるとポップアップ機構がもう一段下り,最終位置にロックされる。パトローネ5はこの位置で位置決めされる。
内蓋 355Aはばね(図示略)により常時は開放状態に保たれている。内蓋 355Aをこのばねの力に抗してユーザの指によって閉じるとロック機構により内蓋 355Aは閉じた位置にロックされる。内蓋 355Aが閉じたことは内蓋閉検知センサ28(図14参照)によって検知される。
内蓋開放用モータ29(図14参照)を駆動することにより,内蓋 355Aおよびポップアップ機構のロックが外れ,内蓋 355Aが開放されるとともに,ポップアップ機構によってパトローネ5が上方にもたらされる。したがって,ユーザはパトローネ5を開口 305A,353 を通して取出すことができる。ポップアップ機構およびロック機構は既に知られている。その一例の詳細については同一出願人による特許出願(特願平8−33632)に開示されている。
収納部355 内の底部にはフイルム引出し巻取り用のスピンドル 355Bと遮光蓋開放用のピン 355Cとが設けられている。パトローネ5が収納部355 内の最終位置に位置決めされると,スピンドル 355Bがスプール51の孔に係合するとともにピン 355Cが軸54の孔に係合する。フイルム引出し収納用モータ55(図14参照)を駆動させることにより,カム機構(図示略)を介してピン 355Cが所定角度回転してパトローネ5の遮光蓋53を開く。続いて,スピンドル 355Bの回転によりスプール51が回転し,パトローネ5内のフイルム1がその先端から開いた引出口52を通って外部に押出されていく。収納部355 のフイルムの出入口には外部に押出されたフイルム先端部をフイルム搬送ガイド56(図14参照)に導く導入ガイド57が形成されている。
フイルム引出し収納用モータ55を逆方向に回転させれば,スプール51も逆方向に回転して外部に引出されたフイルム1はパトローネ5内に収納される。遮光蓋53はカム機構(図示略)によってピン 355Cが所定角度逆回転させられることにより閉じる。
図14はフイルム・スキャナ42の内部の構成を示している。パトローネ5が収納される収納部355 の位置と巻取用リール24の位置との間がフイルム1の搬送路である。この搬送路には搬送ガイド56が設けられている。搬送ガイド56はパトローネ5内に収納されていて曲りぐせをもつフイルム1の曲りを矯正するものであり,弧状に湾曲している。
この搬送ガイド56を挟んで対向するようにして光源アセンブリ359 と読取光学系356 とが配置されている。光源アセンブリ359 は光源21と赤外線カット・フィルタ58とを含む。読取光学系356 はレンズ22とCCDラインセンサ23とを含む。
フイルム1の搬送路にはさらに,ローラと対向する磁気ヘッド25,光学情報読取センサ63,互いに対向するキャプスタン62とピンチローラ61とが配置されている。スピンドル 355B,フイルム引出し収納用モータ55,ピンチローラ61,キャプスタン62等がフイルム給送機構を構成している。
写真フイルム1は上述のようにパトローネ5から引出され,搬送路を経てリール24に巻取られる。写真フイルム1はフイルム給送機構によって所定速度で搬送される。
光源21からの光が搬送されるフイルム1に照射される。フイルム1の画像記録領域に表わされた画像を表わす光はレンズ22によってCCDライン・センサ23上に結像する。CCDライン・センサ23は写真フイルム1の長手方向と直交する方向に配列された多数の(たとえば2048個)の光電変換素子を含む。フイルム1が送られる過程でCCDライン・センサ23から一ライン分ずつの映像信号が画像処理装置26に与えられる。フイルム1が一画像記録領域の長さ送られると,一駒分の画像データが得られることになる(たとえば最も細かいピッチで送られたときに画像記録領域4について2048×3584画素の解像度の画像データが得られる)。
画像処理装置26はCCDライン・センサ23から得られる映像信号(またはA/D変換後のディジタル画像データ)を処理する信号処理回路(ホワイト・バランス回路,ガンマ補正回路,ネガ/ポジ反転回路等のうちの必要なものを含む),A/D変換回路等から構成される。写真フイルム1が最も細かいピッチで送られたときに得られるディジタル画像データを原ディジタル画像データという。原画像データはコネクタ354 を経て後述する画像メモリ35に与えられる。
CCDライン・センサ23から出力される映像信号の転送速度が,上記画像メモリ35に画像データを書込む速度以下に保たれるようにフイルム1の送り速度およびCCDライン・センサ23の駆動が制御される。
原画像データはプリント用のものである。この原画像データを縦 1/2 ,横 1/2 に縮小することによりいわゆるハイビジョン用の画像データが得られる。このハイビジョン用画像データをさらに縦 1/2 ,横 1/2 に縮小することにより標準画像データが得られる。この標準画像データをさらに縦 1/8 ,横 1/8 に縮小することにより縮小画像データが得られる。画像の縮小は間引き処理または複数の隣接画素ごとに平均化処理することにより行なわれる。この縮小処理は後述の拡大縮小回路44により行なわれる。フイルム・スキャナにおいてフイルム1の送りピッチを変えることにより解像度の異なる画像データを得ることもできる。
フイルム1が送られる過程で,情報記録部3c,3dに磁気記録されている情報が磁気ヘッド25によって読取られる。その読取信号は磁気読取回路27に送る。磁気読取回路27は読取信号に必要な処理(復調,エンコード等)を加え,それをコネクタ354 を経て後述のMPU30に与える。また光学情報記録部6に記録されている情報(この情報は点の有無,バーコードなどの形態で露光によってフイルム1に記録されている)が光学情報読取センサ63によって読取られる。この読取信号はコネクタ354 を経てMPU30に与えられる。
フイルム・スキャナ42に含まれるCPU20はMPU30の制御の下に,内蓋開放用モータ29,フイルム引出収納用モータ55,フイルム給送機構,その他の制御を行う。また,内蓋閉検出センサ28の検出信号はCPU20を経てMPU30に送られる。
(iv)画像合成装置の電気的構成
図15は画像合成装置の電気的構成を示すブロック図である。
この画像合成装置は大別して2つの機能をもつ。それはフォトジョイ・プリント・サービス(画像合成処理)とディジタル出力サービス(画像変換処理)である。
フォトジョイ・プリント・サービスでは,入力媒体として可視画像媒体およびディジタル媒体のいずれもが用いられる。出力媒体としてプリント,メモリ・カード,光磁気ディスクまたは磁気ディスクが用いられる。フォトジョイ・プリント・サービスでは,画像合成装置にあらかじめ記憶されているテンプレート画像に,ユーザが持参した入力媒体に記録されている画像を合成して出力する。
ディジタル出力サービスでは,入力媒体として可視画像媒体が用いられる。出力媒体としてディジタル媒体が用いられる。ディジタル出力サービスでは可視画像媒体に記録されている画像を読取り,読取った画像を表わすディジタル画像データに変換し,ディジタル媒体に記録する。
この実施例では主にフォトジョイ・プリント・サービスについて説明する。
画像合成装置の全体の動作はMPU30によって統括される。
画像合成装置には,上述したフロッピィ・ディスク・ドライバ39,ハード・ディスク・ドライバ40,大容量フロッピィ・ディスク・ドライバ41,およびスキャナ42ならびに表示装置33のインタフェイス(ビデオ・インタフェイス)34,タッチパネル・インタフェイス31,画像データを一旦記憶する画像メモリ35およびSCSI(Small Computer System Interface )36,スキャナ・インタフェイス43,画像データによって表わされる画像を拡大および縮小する拡大縮小回路44,PCI(Preipheral Component Interconnect )48およびデータを一時的に記憶するRAM45が含まれている。
ユーザは表示装置33の表示にしたがって画像合成処理の操作を行なう。すなわち,表示装置33の表示画面上にはタッチパネル32が形成されている。このタッチパネル32はインタフェイス31を介してMPU30と接続されている。表示装置33の表示面上に,操作を誘導するガイダンス(イラスト,文などよりなる)と,タッチすべき一または複数の区画とが表示される。各区画内にはキーの機能(数値を含む)が表示される。これにより,機能キーおよび数値キーが実現される。オペレータまたはユーザが指でタッチした区画の位置を表わす入力信号がMPU30に与えられる。このタッチパネルを利用してユーザは処理(サービス)の種類の選択(フォトジョイ・プリント・サービスかディジタル出力サービス),入力媒体の指定,出力媒体に記録すべきまたはプリントすべき駒の指定等を行う。
スキャナ・インタフェイス43にはDMAC(Direct Memory Access Controller )43aが含まれており,このDMAC43aによりスキャナ42から出力される画像データの転送が制御される。
拡大縮小回路44は画像データによって表わされる画像を拡大および縮小処理,ならびに画像データの圧縮,伸張処理を行う回路である。
スキャナ・インタフェイス43,拡大縮小回路44およびPCI48はPCIバスによって相互に接続されている。DMAコントローラ43AによってPCIバスを通して画像データの高速転送が可能である。これによりスキャナ42にメモリを設けることなくスキャナ42から出力された画像データを画像メモリ35に直接に記憶することができる。スキャナ42に画像メモリを内蔵させる必要がないのでスキャナ42の価格を低く抑えることができる。
RAM45はデータを一時に記憶する。画像メモリ35はスキャナ42,各ディスク・ドライバ39,40から読出された画像データを記憶する。
ハード・ディスク・ドライバ40は,ハード・ディスクへのデータの書込み,ハード・ディスクに記憶されているデータの読出しを行なうものである。
フロッピィ・ディスク・ドライバ39,および大容量フロッピィ・ディスク・ドライバ41はそれぞれ入,出力媒体としての磁気ディスクおよび大容量磁気ディスク,画像データを含むデータの書込み,または磁気ディスク,および大容量磁気ディスクからの読出し,データの書換え等を行なうものである。
プリンタ37は,与えられる画像データによって表わされる画像をプリントする。
上述したように入力媒体として従来の写真フイルムを用いるようにするためにはそのためのフイルム・スキャナが,その他の可視画像媒体を利用できるようにするためにはフラット・ベッド・スキャナが設けられよう。
従来の写真フイルムのスキャナは光源,撮像光学系,ライン・センサ(または二次元撮像素子),フイルムまたはライン・センサの移送機構,信号処理回路,A/D変換回路等を含む。反射原稿のためのフラット・ベッド・スキャナはフラット・ベッドを備え,このフラット・ベッド上に読取るべき反射原稿が置かれる。光源からの光が反射原稿に投射され,反射原稿からの反射光がライン・センサまたは二次元撮像素子に入力する。ライン・センサまたは撮像素子から出力される映像信号は所定の処理ののちディジル画像データとして画像メモリ35に記憶される。
さらに上述したように,必要に応じて,光磁気ディスク・ドライバ46,メモリ・カード・リーダ47等も画像合成装置300 に設けることができる。
(4) ハード・ディスクのファイル構造
図16から図18は,画像合成装置に含まれるハード・ディスクのファイル構造(データ構造)を示している。これは論理的ファイル構造を示すものであり,物理的な構造を示しているものではない。図16から図18に示す各種データはひとかたまりの連続した状態になくとも,分散した状態にあってもよい。また画像合成装置に複数枚のハード・ディスクがある場合には1枚のハード・ディスク上に図16から図18に示すすべてのデータが存在しなくとも,複数枚のハード・ディスク上に分散して記録されていてもよい。
ハード・ディスクには,ハード・ディスクに記録されているすべてのデータを管理するディレクトリ管理領域,OS(Operating System)が記録されているOS記録領域,フォトジョイ・プリント・サービスおよびディジタル出力サービスのためのソフトウェアが記録されているアプリケーション・ソフトウェア記録領域,合成すべき対象画像の背景画像となるテンプレート画像を表わすテンプレート画像データが記録されているテンプレート・データ記録領域,テンプレート画像上に合成すべき対象画像の合成位置および合成エリアを規定するマスク画像を表わすマスク画像データが記録されているマスク・データ記録領域,画像合成に利用される合成情報を記憶している合成情報記録領域および未使用領域が含まれている。
図17にテンプレート・データ記録領域の詳細が示されている。
テンプレート画像データには,表示装置33の表示画面に表示される合成画像を生成するときに用いられる画面表示用テンプレート画像データと,プリンタ37を用いて合成画像を印刷するときに用いられ,画面表示用テンプレート画像データよりも高解像度の印刷用テンプレート画像データとがある。テンプレート画像データ記録領域には画面表示用テンプレート画像データ記録領域と印刷用テンプレート画像データ記録領域とが含まれている。画面表示用テンプレート画像データ記録領域および印刷用テンプレート画像データ記録領域に画面表示用テンプレート画像データおよび印刷用テンプレート画像データがそれぞれ記録されている。
画面表示用テンプレート画像データ記録領域および印刷用テンプレート画像データ記録領域はそれぞれ,さらにテンプレート画像の種類に応じた記録領域(デコレーション画面表示用テンプレート画像データ記録領域,フォトフレーム画面表示用テンプレート画像データ記録領域など)に分けられ,これらの各領域にテンプレートの種類に対応したテンプレート画像データが記録されている。
さらに,同一の種類の中であっても複数のタイプのテンプレートがある。たとえばデコレーションのテンプレートには対象画像の数および表示方向を縦にするか横にするかなどのタイプ(タイプ1,2など)があり,このタイプごとにテンプレート画像データが記憶されている。
同一のテンプレート・タイプの中にさらに複数の異なる装飾タイプがある。たとえばデコレーションのテンプレートであって,かつ対象画像を3駒横に配置する場合において,異なる装飾タイプがある(たとえば結婚式用の装飾,入学式用の装飾など)。この装飾のタイプごとにテンプレート画像データが記憶されている。
したがってテンプレートは種類,タイプおよび装飾タイプに階層的に分類され,これらのすべてを定める必要がある。種類,タイプおよび装飾タイプのすべてが定まることにより,一種類のテンプレート画像が選択され,選択されたテンプレート画像に対象画像が合成される。
印刷用テンプレート画像データについても,画面表示用テンプレート画像データと同様にその種類,そのタイプ,その装飾タイプごとに画面表示用テンプレート画像データの数に対応してハード・ディスクの印刷用テンプレート画像データ記録領域に記録されている。
図18にマスク・データ記録領域の詳細が示されている。
マスク画像データについてもテンプレート画像データのそれぞれに対応して種類,タイプおよび装飾タイプがあり,それぞれのデータを記録するための領域が設けられている。
テンプレート・データ記録領域およびマスク・データ記録領域ではビット・マップ・データの形式でデータ圧縮されたテンプレート画像データおよびマスク画像データが記録されている。
再び図16を参照して,ディレクトリ管理領域には,各画面表示用テンプレート画像データへのパス(パスは各データが格納されている記憶場所をコンピュータがアクセスするのに必要な情報である),各印刷用テンプレート画像データへのパス,各画面表示用マスク・データへのパス,各印刷用マスク画像データへのパス,その他のデータが格納されている。ディレクトリ管理領域に格納されているこれらのパスを参照することにより,各画像データにアクセスすることが可能となる。
合成情報記録領域には,画像合成に利用される情報が格納されている。合成情報には,合成画像数,合成規定範囲(テンプレート上において合成すべき対象画像を配置すべき位置および範囲)の位置情報,タイトル数,タイトル合成位置,タイトル・フォントのタイプ・フェイス名,タイトル・フォント・サイズ,タイトル・フォント・カラー,タイトル・レイアウトがある。
合成画像数は,テンプレートに合成する対象画像の数を表わす。合成規定範囲の位置情報は,テンプレート画像において合成する対象画像に必要な大きさを規定する合成規定範囲の位置および大きさを表わす(詳しくは後述する)。タイトル数は後述のようにテンプレート画像にタイトルを付加する場合に,そのタイトルの数を表わす。タイトル合成位置は,タイトルをテンプレート画像上に付加する場合にタイトルの開始位置を示す(詳しくは後述する)。タイトル・フォントのタイプフェイス名は,タイトルがゴシックかを示す。タイトル・フォント・サイズはタイトルに用いるフォントの大きさ(サイズ,ポイント数など)を表わす。タイトル・フォント・カラーはタイトルを表わす色を表わす。タイトル・レイアウトは,そのタイトルを左詰めにするか,センタリングするか,右詰めにするかを表わす。
このような合成情報は,テンプレート・データ記録領域に記録されているテンプレート画像データ(種類,タイプおよび装飾タイプのすべての組合せのテンプレート画像データ)に対応して合成情報記録領域に,コード・データとして記録されている。
図19(A) にテンプレート画像の一例が示されている。図19(B) にマスク画像の一例が示されている。図19(C) に合成情報の一例が示されている。このようなテンプレート画像を表わすテンプレート画像データがテンプレート・データ記録領域に記録され,マスク画像を表わすマスク画像データがマスク・データ記録領域に記録され,合成情報を表わすデータが合成情報記録領域に記録される。
図20および図21は,合成情報に含まれる合成規定範囲の位置情報およびタイトル合成位置情報を説明するためのものである。合成規定範囲Syn(nは合成規定範囲の番号で図20および図21に示す例では,1〜3である)は開始位置および大きさによって定められる。開始位置はテンプレート画像の左上隅を原点(0,0)としたときの合成規定範囲Synの左上隅の座標(xsf,ysf)(fも合成規定範囲の番号で図20および図21に示す例では1〜3である)で示される。また合成規定範囲の大きさは,ドット数で表わされ,水平方向の大きさをxnfで,垂直方向の大きさをynf(fは合成規定範囲の番号)を表わしている。
テンプレート画像に合成すべき対象画像が,対応する合成規定範囲の大きさよりも小さいと合成された画像に白枠または黒枠などができてしまう。このため,上記対象画像が上記合成規定範囲の大きさよりも小さい場合にはその旨が報知される。これによりテンプレート画像に合成すべき対象画像が,上記合成規定範囲の大きさよりも小さい場合に,合成された画像に白枠または黒枠などができるのを防止できる。
タイトル合成位置および大きさも開始位置(xst,yst)ならびに水平方向の大きさxntおよび垂直方向の大きさynt(ドット数で表わされる)で規定される。
(5) 画像合成
図22は,画像合成処理を説明するためにテンプレート画像,マスク画像,合成すべき対象画像および合成画像の関係を模式的に示すものである。
画像合成においては,テンプレート画像がユーザによって選択され,ハード・ディスクから選択されたテンプレート画像を表わすテンプレート画像データが読出される。また選択されたテンプレート画像データに対応するマスク画像データがハード・ディスクから読出される。つづいて合成すべき対象画像データがユーザが持参した可視画像媒体またはディジタル媒体から読出される。
合成すべき対象画像と,マスク画像とを重ね合わせたときに,合成エリア部分AW (ハッチングで示すマスク部分AM 以外)に相当する部分の対象画像についてテンプレート画像上に合成され,合成画像が生成される。マスク部分AM に相当する部分の対象画像についてはテンプレート画像上に合成されない。これに対して,マスク画像の合成画像エリア部分AW と合成すべき対象画像との位置関係は,画像合成装置を操作するユーザによって調整される。画像合成についての詳しい操作は以下の説明によって明らかになるであろう。
(6) 画像合成装置における各種処理
図23から図29は画像合成装置におけるフォトジョイ・プリント・サービス等を含む各種処理の処理手順を示すフローチャートである。図30から図57は画像合成装置の表示装置33に表示される画面の一例を示している。表示装置33の画面表示を行うためのデータはとくに断わらない限りアプリケーション・ソフト記録領域に記録されている。
(i)暗証番号の設定
暗証番号を画像合成装置のメモリにあらかじめ記憶しておく。メンテナンス・マンに暗証番号を入力させ入力した暗証番号が,メモリに記憶されている暗証番号と一致した場合に画像合成システムにおける各種処理の中止,変更などを行なう所定のスタート画面を表示装置33に表示させることができる。暗証番号の設定はメンテナンス・マンによって行なわれる。この暗証番号の設定について述べる。
初期状態においては,図30に示すようなスタート画面が表示装置33に表示される(ステップ121 )。スタート画面には区画AS1〜AS5が含まれている。メンテナンス・マンの指が区画AS1にタッチすると,後述する各種サービス処理(フォトジョイ・プリント・サービス,ディジタル出力サービスなど)に移行する。メンテナンス・マンの指が区画AS2にタッチすると,表示装置33に表示される画像の色の調整などの各種メンテナンス処理に移行する。メンテナンス・マンの指が区画AS3にタッチすると,暗証番号設定処理に移行する。メンテナンス・マンの指が区画AS4にタッチすると,OSメニュー表示画面に移行する。メンテナンス・マンの指が区画AS5にタッチすると,画像合成システムの使用に対する料金徴収などのサービス管理処理に移行する。
暗証番号の設定のためにメンテナンス・マンの指が区画AS3をタッチする(ステップ122 ,123 でYES )。すると,表示装置33には図31に示す環境設定画面が表示される(ステップ124 )。
環境設定画面には区画A01〜A04が含まれている。画像合成システムは同一種類の周辺機器であっても異なるメーカの周辺機器を接続することができる。たとえばA社製のフイルム・スキャナを接続することもできるし,B社製のフイルム・スキャナを接続することもできる。異なるメーカの周辺機器を接続する場合には,その周辺機器のメーカに応じて画像データの出力速度などの設定を行なう必要がある。このように周辺機器の設定を行なうためにメンテナンス・マンの指によってタッチされる区画がA01である。メンテナンス・マンの指が区画A02にタッチすることにより,画像合成装置における各種処理を設定する処理に移行する。メンテナンス・マンの指が区画A03にタッチすることにより,暗証番号設定処理に移行する。メンテナンス・マンの指が区画A04にタッチすることにより,図30に示すスタート画面に戻る。
暗証番号の設定のためにメンテナンス・マンの指によって区画A03がタッチされる(ステップ125 でYES )。すると,表示装置33には図32に示す暗証番号設定画面が表示される(ステップ126 )。
暗証番号設定画面には区画A05,A06およびA07に加えて0〜1までの数値キー,暗証番号入力を促すメッセージが表示される。数値キーを用いて,メンテナンス・マンによって暗証番号が入力される(ステップ127 )。暗証番号が入力されることに対応して区画A05にアスタリスクが表示されていく。区画A05には入力された番号ではなくアスタリスクが表示されるので,区画A05を他人が見ることにより暗証番号が他人に知られることを防止できる。メンテナンス・マンの指が区画A06にタッチするこにとより,入力した暗証番号を訂正することができる。メンテナンス・マンの指が区画A07にタッチすることにより,メンテナンス・マンが入力した暗証番号が確定する。
数値キーを用いて,メンテナンス・マンによって暗証番号が入力され,かつメンテナンス・マンの指によって区画A07がタッチされ暗証番号が確定すると,図33に示すように暗証番号再設定画面が表示される(ステップ128 )。メンテナンス・マンにより,数値キーを用いて暗証番号が再入力される(ステップ129 )。再入力された暗証番号が,すでに入力された暗証番号と同じ番号かどうかが判断される(ステップ130 )。すでに入力された暗証番号と再入力された暗証番号とが同じ番号であると判断されると(ステップ130 でYES ),正当な暗証番号としてRAM45に記憶される(ステップ132 )。これにより,暗証番号の設定処理が終る。表示装置33の表示画面は図30に示すスタート画面に戻る。すでに入力された暗証番号と再入力された暗証番号とが異なっていると(ステップ130 でNO),表示装置33の表示画面は図34に示すように暗証番号の再設定を促す画面になる(ステップ131 )。このメッセージにしたがってメンテナンス・マンにより,暗証番号の再設定が行なわれる(ステップ127 〜130 )。
(ii)画像合成処理
図30に示すようなスタート画面が表示されているときに(ステップ121 ),メンテナンス・マン(または画像合成装置が置かれる店のオペレータ)の指によって区画AS1がタッチされることにより(ステップ123 でNO,143でYES )。表示装置33の表示は図35に示す一般サービス画面になる(ステップ144 )。
一般サービス画面には,処理を開始させるときにメンテナンス・マン(またはオペレータ)の指によってタッチされる区画A08と画像合成システムにおける処理を終了させるときにメンテナンス・マン(またはオペレータ)の指によってタッチされる区画A09とが含まれている。メンテナンス・マン(またはオペレータ)の指によって区画A08がタッチされることにより図36に示すようなサービス選択画面が表示される(ステップ145 でYES ,ステップ147 )。
このサービス選択画面には枠で囲まれた3つの区画A10,A11およびA12が表示される。これらの区画A10,A11およびA12のうち区画A11上をユーザがタッチすることによりフォトジョイ・プリント・サービスが開始され,表示装置33の画面は図37に示すように入力媒体選択画面に切換わる(ステップ148 ,図24ステップ48)。
図36において区画A12は画像合成装置300 においてディジタル出力サービスを実行する場合にユーザによってタッチされる。区画A10は前画面に戻す場合にユーザによってタッチされる。区画A12がタッチされることによりディジタル出力サービスに適した画面に切換わるが,画像合成処理とは関係ないのでこれ以上の説明を避ける。
図37を参照して入力媒体選択画面には枠で囲まれた区画A21,A22,A23,A24,A25およびA26が表示される。区画A21は入力媒体が情報記録部付写真フイルムのときにユーザによってタッチされる区画であり,区画A22は入力媒体が従来タイプの写真フイルムのときにユーザによってタッチされる区画であり,区画A23は入力媒体が反射原稿のときにユーザによってタッチされる区画であり,区画A24は入力媒体が光磁気ディスクのときにユーザによってタッチされる区画であり,区画A25は入力媒体が磁気ディスクのときにユーザによってタッチされる区画であり,区画A26は入力媒体がメモリ・カードのときにユーザによってタッチされる区画である。
区画A21〜A26のうち入力媒体に合った区画がユーザによってタッチされる(ステップ49)。スキャナ42,フロッピィ・ディスク・ドライバ39,光磁気ディスク・ドライバ46またはメモリ・カード・リーダ47のうち入力媒体に適したものがユーザによって選択され,入力媒体が装着される。
ここではユーザによって区画A21がタッチされ,入力媒体として情報記録部付写真フイルム1が選ばれたものとする(ステップ50でYES )。新写真フイルムが入力媒体として選ばれると,図38に示すように新写真フイルムを画像合成装置に装着するための案内(第1の挿入案内)が表示装置33上に表示される(ステップ51)。この第1の挿入案内画面には枠で囲まれた区画A13およびA14が含まれている。区画A14はスライド・カバー305 を開くときにユーザによってタッチされる区画である。区画A13は写真フイルムに表わされた画像の読取りをキャンセルするときにユーザによってタッチされる区画である。ユーザによって区画A14がタッチされると,その旨がMPU30を介してCPU20に伝えられる。CPU20によってフイルム・スキャナ42に含まれる駆動モータ381 が駆動される。これによりスライド・カバー305 が開く(ステップ52)。第1の挿入案内画面には区画A14をタッチするように促すメッセージも表示されている。
スライド・カバー305 が開くと表示装置33には図39に示すように第2の挿入案内画面が表示される(ステップ53)。第2の挿入案内画面にはフイルム・スキャナ42の内蓋356 を開けて収納部355 に写真フイルムを収納することを促すメッセージおよび画像が表示される。この第2の挿入案内を見ながらユーザはパトローネ5を収納部355 に押し込む。
表示装置33の表示画面は図40に示すように第3の挿入案内画面に切替わる(ステップ54)。第3の挿入案内画面にはフイルム・スキャナ42の内蓋 355Aを閉めるように促すメッセージおよび画像が表示される。この第3の挿入案内を見ながらユーザはフイルム・スキャナ42の内蓋 355Aを閉じる。
フイルム・スキャナ42の内蓋 355Aが閉じられると(ステップ55でYES ),内蓋閉検出センサ28によって検出されその検出信号がCPU20に入力する。これにより内蓋 355Aが閉じられたことが検出され図41に示すように第4の挿入案内が表示装置33の表示画面に表示される(ステップ56)。第4の挿入案内には区画A15も含まれている。区画A15はスライド・カバー305 を閉じるべき指令を与えるときにユーザによってタッチされる区画である。第4の挿入案内の画面には区画A15をタッチするように促すメッセージも表示される。
ユーザによって区画A15がタッチされると(ステップ57でYES ),CPU20によって駆動モータ381 が駆動されスライド・カバー305 が閉じる。すると表示装置33の表示画面は図42に示すテンプレート種類選択画面に切替わる(ステップ58)。フイルム・スキャナ42の内蓋 355Aが開いていることが内蓋閉検出センサ28によって検出されるか(ステップ55でNO),または図41に示す第4の挿入案内の画面に含まれる区画A15が一定時間の間タッチされないと(ステップ57でNO),図39に示す第2の挿入案内および図40に示す第3の挿入案内の表示が繰返される(ステップ53,54)。
フイルム・スキャナ42に装着された新写真フイルムに記録されたすべての画像が読取られる。読取られた画像を表わす画像データは拡大縮小回路44において画像データの間引きが行なわれ縮小画像を表わす画像データが得られる。この縮小画像データがハード・ディスクに記憶される。
図42に示すテンプレート種類選択画面では区画A30,A31,A32,A33,A34,A35,A36,A37,A38およびA39が表示される。区画A30はラージ・インデックス(ラージ・インデックスとは入力媒体に記録されている複数の画像を一覧表示するものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A31はフォトフレーム(フォトフレームは,写真立てに飾られる写真のように入力媒体に記録される画像を表わすものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A32は表紙ポスター(表紙ポスターは,雑誌やポスターなどのようにして入力媒体に記録される画像を表わすものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A33はカレンダー(カレンダーは,入力媒体に記録される画像をカレンダーの一部に表わすものである)でプリントする場合にユーザよってタッチされる区画である。区画A34はデコレーション(デコレーションは入力媒体に記録される画像の一部または全部を抽出し,抽出した画像を飾り付けした画像を表わすものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。
区画A35は大伸し(大伸しは入力媒体に記録されている画像を拡大するものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A36は,アート(アートは入力媒体に記録されている画像を装飾するものである)でプリントする場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A37はマルチ・サイズ(マルチ・サイズは大きさが異なる複数の同一の対象画像を表わす)でプリントするときにユーザによってタッチされる区画である。区画A38はディジタル・ダイレクト(ディジタル・ダイレクトは入力媒体がディジタル媒体であるときにディジタル媒体から読出した画像データによって表わされる画像を表わす)でプリントするときにユーザによってタッチされる区画である。区画A39はテンプレートの種類の説明が必要なときにユーザによってタッチされる区画である。
ユーザによって区画A34がタッチされ,デコレーションが選択されたものとする(ステップ59でYES )。区画A34以外の区画がユーザによってタッチされたときにはタッチされた区画に応じて表示装置33の表示が切換わる。
区画A34がユーザによってタッチされると,表示装置33の表示画面は図43に示すメニュー説明画面に切換わる(ステップ60)。メニュー説明画面には,領域A41,区画A42,A43およびA44が表示される。領域A41に,ユーザが選択したテンプレートがどのようなものかどのような対象画像を合成するのに適しているかを示す説明文が表示される。説明文が多いときには,選択したテンプレートのすべての説明文を領域A41に表示することができない。このために画面をスクロールさせて説明文を読むためにタッチされるのが区画A43またはA44である。また区画A42をユーザがタッチすることにより図40に示すテンプレート種類画面に戻る。メニュー説明文の最後のページになると新たな区画(図示略)が表示される。この区画をユーザがタッチすることにより表示装置33の表示画面には図44に示すテンプレート・タイプ選択画面に切換わる(ステップ61)。
テンプレートには,デコレーション,カレンダー,表紙ポスターなどの多くの種類があるが,そのうちの1種類のテンプレートの中にさらにテンプレートのタイプがある。このテンプレートのタイプを選択するときに表示装置33に表示されるのが図44に示すテンプレート・タイプ選択画面である。
テンプレート・タイプ選択画面には区画A51,A52,A53,A54,A55およびA56ならびにA42が表示される。区画A51は,3駒の画像をテンプレートに縦に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A52は5駒の画像をテンプレートに縦に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A53は8駒の画像をテンプレートに縦に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A54は3駒の画像をテンプレートに横に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A55は5駒の画像をテンプレートに横に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A56は8駒の画像をテンプレートに横に配置して画像合成するときにユーザによってタッチされる区画である。区画A51〜A56のうちいずれかの区画がユーザによってタッチされると(ステップ62),表示装置33の表示画面は図45に示すテンプレート装飾タイプ選択画面に切換わる(ステップ63)。
選択されたテンプレートのタイプ(テンプレートに合成する画像の駒数および配置方向)には多くのタイプがあるがそのうちの1つのタイプの中にさらにテンプレート装飾タイプがある。この装飾タイプを選択するときに表示装置33に表示されるのが図45に示す装飾選択画面である(ステップ63)。
装飾選択画面には領域A60ならびに区画A10およびA13が表示される。領域A60にはテンプレートの装飾を選択するための区画が複数ある。ユーザは,領域A60内にある区画のうち所望の装飾を表わす区画をタッチする(ステップ64)。
このようにテンプレートの種類,タイプおよび装飾タイプすべてを選択することにより,画像合成に用いられるテンプレートが特定される。
テンプレートが特定されると,テンプレート画像データのデータ伸長,テンプレートに合成すべき対象画像の選択,テンプレート画像への対象画像の合成,印刷用合成画像データの生成処理が行なわれる(ステップ65,図46〜図51)。これらの各処理については詳しくは後述する。
表示装置33の表示画面上で画像合成が終了すると(ステップ65の処理が終了すると),図52に示すように合成画像に文字を入れるかどうかを確認する画面が表示装置33の表示画面に表示される(ステップ66)。この確認画面には合成された画像に加えて区画A10,A42,A76およびA77が表示される。文字を追加する場合にはユーザによって区画A77がタッチされ,文字を追加しない場合にはユーザによって区画A76がタッチされる。区画A77がタッチされると(ステップ67でYES ),ひらがな,カタカナ,アルファベット,記号などのキーが表示装置33の表示画面に表示される(ステップ68)。ユーザは表示装置33の表示画面に表示されたそれらのキーをタッチすることにより合成された画像に文字を追加することができる。
合成された画像への文字入力が終了または文字入力が不要であると,表示装置33の表示画面には図53に示す印刷確認画面が表示される(ステップ69)。ユーザによって確認されると区画A13がタッチされる。表示装置33の表示画面に表示された画像を印刷しない場合には,ユーザによって区画A10がタッチされ,表示装置33の表示画面が戻される。ユーザによって区画A13がタッチされると表示装置33の表示画面は図54に示す印刷枚数確認画面に切換わる(ステップ70)。
印刷枚数確認画面には,区画A10,A13,A61およびA81ならびに領域A80が表示される。領域A80には0〜9までの数値キーが表示される。ユーザによってこれらの数値キーがタッチされることにより,印刷枚数の入力が行なわれる。入力された印刷枚数は区画A81に表示される。ユーザが誤入力をした場合には区画A61がタッチされ再び印刷枚数の入力が行なわれる。印刷枚数が確定すると区画A13がユーザによってタッチされる。区画A13がタッチされると表示装置33の表示画面は図55に示す印刷中表示画面に切換わる(ステップ71)。
印刷中表示画面には領域A86,区画A83,A84およびA85が表示される。領域A86には,印刷の間簡単なアニメーションが表示される。印刷を中止するときには,ユーザによって区画A83がタッチされ,テンプレートを変えて別の印刷を行うときにはユーザによって区画A84がタッチされる。印刷が終了するとユーザによって区画A85がタッチされる。区画A85がユーザによってタッチされると表示装置33の表示画面は図56に示す印刷終了画面になる(ステップ73)。
印刷終了画面には区画A76およびA77が表示される。区画A76は印刷を終了する場合にユーザによってタッチされる区画であり,区画A77は印刷を続行する場合にユーザによってタッチされる区画である。区画A76がタッチされることにより(ステップ74でNO),表示装置33の表示画面は画像合成装置に装着した新写真フイルムを取出す旨のガイド画面に切換わる(ステップ75)。画像合成装置から新写真フイルムを取出すと表示装置33の表示画面は図35に示す一般サービス画面に切換わる(図23ステップ144 )。区画A77がタッチされることにより(ステップ74でYES ),表示装置33の表示画面は図42に示すテンプレート種類選択画面に切換わる(図24ステップ58)。これによりユーザは再びテンプレートを選択し,印刷することができる。
この実施例ではテンプレートに合成した合成画像を印刷しているのみであるが,合成画像を表わす画像データをディジタル媒体に記録してもよい。この場合には,入力媒体としてユーザがディジタル媒体を持参したときにはその持参したディジタル媒体に記録してもよいし,異なるディジタル媒体であってもよい。
(iii)暗証番号を用いたサービスの終了
サービスの終了は暗証番号を用いてメンテナンス・マンによって実行される。ユーザが勝手にサービスを終了させないようにするためである。
図35に示す一般サービス画面が,表示装置33の表示画面に表示されている場合に,メンテナンス・マンの指によって区画A09がタッチされると暗証番号を用いたサービスの終了処理に移行する。メンテナンス・マンの指によって区画A09がタッチされると(図23ステップ146 でYES ),図57に示す暗証番号入力画面が表示装置33の表示画面に表示される(図26ステップ153 )。
図57を参照して暗証番号入力画面には区画A05,A06,A07およびA10ならびに0〜1までの数値キー,暗証番号入力を促すメッセージが表示される。暗証番号が入力されることに対応して区画A05にアスタリスクが表示されていく。区画A06がメンテナンス・マンの指によってタッチされることにより,入力された暗証番号を訂正することができる。区画A07がメンテナンス・マンの指によってタッチされることにより入力された暗証番号が確定する。区画A10がメンテナンス・マンの指によってタッチされることによりサービスの終了処理が中止され,図35の一般サービス画面(図35)に戻る。
メンテナンス・マンによって入力された暗証番号が,RAM45に記憶されている暗証番号と一致すると(ステップ155 でYES ),サービスは終了し,表示装置33の表示画面にはスタート画面(図30)が表示される(ステップ157 )。メンテナンス・マンによって入力された暗証番号が,RAM45に記憶されている暗証番号と一致しなければ(ステップ155 でNO),表示装置33の表示画面には図34に示すように暗証番号が誤っている旨が表示される(ステップ156 )。メンテナンス・マンによって入力された暗証番号が複数回連続して誤りとなると暗証番号の入力は禁止されることとなろう。
(iv)画像合成処理の詳細
図28および図29は画像合成処理の詳細な処理手順を示すフローチャートであり,図27ステップ65の処理に対応している。
上述したようにしてユーザによってテンプレート画像が特定されると(図25ステップ58〜図27ステップ64),特定されたテンプレート画像を表わす画面表示用テンプレート画像データおよびこの画面表示用テンプレート画像データに対応する印刷用テンプレート画像データがハード・ディスクからそれぞれ読出される。読出された画面表示用テンプレート画像データおよび印刷用テンプレート画像データは画像メモリ35に与えられ一旦記憶される。印刷用テンプレート画像データは画像メモリ35から読出され拡大縮小回路44に与えられる。ハード・ディスクに記憶されている印刷用テンプレート画像データはデータ圧縮されているので,拡大縮小回路44においてデータ伸長が行なわれる(ステップ81)。データ伸長された印刷用テンプレート画像データは再び画像メモリ35に与えられ記憶される。
ハード・ディスクから読出された画面表示用テンプレート画像データおよび印刷用テンプレート画像データに対応した,画面表示用マスク画像データおよび印刷用マスク画像データがハード・ディスクから読出される。印刷用マスク画像データもデータ圧縮されているので拡大縮小回路44においてデータ伸長される(ステップ82)。データ伸長された印刷用マスク画像データも画像メモリ35に与えられ一旦記憶される。
さらにユーザによって特定されたテンプレート画像に対応する合成情報もハード・ディスクから読出され,RAM45に一旦記憶される(ステップ83)。
つづいて表示装置33の表示画面には図46に示す画像選択画面が表示される(ステップ84)。この画像選択画面には領域A62およびA63ならびに区画A10,A13,A14,A15,A16,A61およびA64が表示される。
領域A62には,ユーザが持参した新写真フイルムから読出された画像の縮小画像データ(上述のようにすでにハード・ディスクに記憶されている)によって表わされる縮小画像が一覧表示される。すなわち新写真フイルムに記録されているすべての画像を読出し,読出した画像を表わす画像データを拡大縮小回路44に与え縮小処理を行なうことにより縮小画像を得る。この縮小画像を表わす画像データをあらかじめハード・ディスクに記憶しておく。このように縮小画像を表わす縮小画像データはハード・ディスクに記憶されているのでハード・ディスクから読出されて表示装置33に与えられ領域A62に表示されることになる。領域A62に表示されている縮小画像のうち所望の縮小画像上をユーザがタッチすることによりテンプレート画像上に合成すべき画像の選択が行なわれる。ユーザによって選択された画像は領域A63の区画に表示されていく。
テンプレート画像に合成できる対象画像数はテンプレートのタイプにより定まっている(図44参照)ので,このタイプに対応した数だけユーザは対象画像を選択できる。ユーザが選択可能な駒数が区画A64に表示される。
区画A15およびA16は,画像数が多いため領域A62に新写真フイルムに記録されている画像をすべて表示できないときにユーザによってタッチされる区画である。区画A15またはA16がタッチされることにより領域A62に表示される縮小画像が変わる。テンプレート画像に表示すべき画像(この実施例では3駒)がユーザによって選択されるとユーザによって区画A13がタッチされる。これによりテンプレート画像に合成すべき対象画像が決定される。所望の画像がスキャナ42の収納部355 に装着されている新写真フイルム以外の他の新写真フイルムのパトローネに入っているときにはユーザによって区画A14がタッチされる。
ユーザによって区画A13がタッチされると表示装置33の表示画面は図47に示すようにはめ込み画面に切換わる(ステップ89)。はめ込み画面には領域A71,A72,A73,A74およびA75に加えて区画A10,A13およびA61が表示される。
領域A71にはテンプレート画像に合成すべき対象画像の大きさを調整するための区画が表示される。ユーザが領域A71の区画をタッチすることにより対象画像の大きさが大きく,または小さくなる。領域A72にはテンプレート画像に合成すべき対象画像とテンプレート画像との角度位置関係を規定する区画が表示される。ユーザが領域A72の区画をタッチすることにより,対象画像が所望の角度回転する。領域A73にはテンプレート画像に合成すべき対象画像とテンプレート画像の合成エリアとの位置を調整するための区画が表示される。ユーザが領域A73内の区画をタッチすることにより対象画像が上,下,左または右に動く。領域A74には図46(ステップ85〜87)において選択した縮小画像が表示される。領域A75にはユーザが選択したテンプレート画像が表示される。領域A75に表示されるテンプレート画像には画像メモリ35に記憶されている画面表示用のテンプレート画像データが用いられる。画面表示用のテンプレート画像データおよび画面表示用マスク画像データは画面表示用にあらかじめ解像度が規定されているので,表示装置に表示するために画像の縮小または拡大処理が不要である。したがって迅速な表示が可能となる。もっとも拡大または縮小処理を行なってもよいのはいうまでもない。
領域A74に表示されている対象画像のうちテンプレート画像に合成する1駒目の対象画像がユーザによって選択される。この選択は,領域A74に表示されている画像上をユーザがタッチすることにより行なわれる(ステップ90)。1駒目の画像の選択が終ると図48に示すように画面に表示されているメッセージが変更され,その選択された対象画像を合成するエリアの位置指定が行なわれる。この位置指定はユーザがテンプレート画像の所望の合成エリア上をタッチすることにより行なわれる。位置指定が行なわれると必要ならば領域A71,A72およびA73の区画を利用してテンプレート画像に合成すべき対象画像の大きさの調整,角度(回転)調整および位置合わせが行なわれる(ステップ91,92)。これらの処理が終ると表示装置33の表示画面は図49に示すようにユーザによって選択された対象画像が,テンプレート画像の所望の合成エリアに表示される。さらにこのときに行なわれた,位置指定,大きさの調整,角度(回転)調整および位置合わせの情報は選択された画像に対応してRAM45に記憶される。
1駒目に選択された画像のテンプレート画像への合成と同様にして2駒目および3駒目の画像選択およびテンプレート画像への合成が行なわれる(ステップ93〜97,図49,50)。2駒目および3駒目についても1駒目と同様に,位置指定,大きさの調整,角度(回転)調整および位置合わせの情報が,選択された画像に対応してRAM45に記憶される。
以上のようにして表示装置33の表示画面上における画像合成が終了する(図51)。
つづいて印刷のための画像合成について説明する。
図58は,ユーザが持参した新写真フイルムに記録されている画像の一例を示している。図59(A) ,(B) および(C) は印刷のための画像合成において用いられる画像の一例を示している。図60は印刷された合成画像の一例を示している。
印刷のための画像合成においてはユーザが持参した新写真フイルムに記録されている画像のうち,表示装置33の表示画面の画像合成において選択(図28ステップ85〜87)された対象画像がスキャナ42によって新写真フイルムから読取られ,その画像を表わす画像データが画像メモリ35に記憶される(ステップ101 )。どの画像を読取ればよいかは新写真フイルムに記録されているIX情報が用いられる。すなわちユーザによって選択された縮小画像を特定するIX情報をもつ画像が新写真フイルムから読出される。新写真フイルム以外の場合は,1駒ずつ画像の選択,画面上の合成,合成画像の印刷が行なわれよう。
画像メモリ35に記憶された画像データによって表わされる対象画像の大きさは,印刷用テンプレート画像データによって表わされるテンプレート画像の大きさと合わないのが普通である。このために対象画像の大きさが印刷用のテンプレート画像の大きさと合うように,表示装置33の表示画面上における画像合成において得られた大きさの調整および角度(回転)調整情報からリサイズされる(ステップ102 )。このリサイズ後の対象画像が図59(A) に示されている。
つづいて,テンプレート画像に合成すべき画像の範囲が,表示装置33の表示画面上における画像合成において得られた大きさの調整および角度(回転)調整情報または合成規定範囲Sy を参照して定められる。合成すべき画像の範囲が図59(B) に示す画像について破線で示されている。この範囲がマスク画像によって規定される合成規定範囲Sy の大きさよりも小さいと合成された画像に白枠または黒枠などができてしまうので,この範囲が規定範囲Sy の大きさとなるように定められる(図59(B) および(C) の例では一致している)。これにより合成された画像に白枠または黒枠などができるのを防止できる。
破線で示された対象画像の合成範囲(合成規定範囲Sy )部分が図59(C) に示すように抽出される(ステップ103 )。表示装置33の表示画面上における画像合成において得られた位置指定および位置情報にもとづいて画像合成処理が行なわれる(ステップ104 )。
このような印刷における画像合成処理が1駒目〜3駒目まで行なわれることにより図60に示すような合成画像が印刷される。印刷時には,高解像度の印刷用のテンプレート画像データおよび印刷用マスク画像データを用いているので高品質の合成画像を印刷できる。合成画像を表わすデータは,ハード・ディスク,フロッピィ・ディスクなどに記録しておいてもよい。これにより合成画像を表わすデータを再び読出し,再び合成画像を比較的簡単に得ることができる。記録する合成画像を表わすデータは印刷用の合成画像データおよび表示用の合成画像データのいずれか一方であってもよいし,両方であってもよい。
またテンプレート画像にタイトルを加えることもできる。このときにはタイトルを入力してもよいし,あらかじめ定められたタイトルであってもよい。いずれにしてもテンプレート画像にタイトルを加えるときには合成情報に含まれる情報を利用してタイトル表示位置,フォントなどが定められる。
情報記録部付写真フイルムを示す。 情報記録部に記録されるデータのフォーマットを示す。 情報記録部付写真フイルムを取扱うことが可能なカメラの一部を示す。 画像合成装置と,画像合成装置に接続された表示装置およびプリンタの全体を示す斜視図である。 表示装置の斜視図である。 画像合成装置の斜視図である。 画像合成装置の組立て斜視図である。 画像合成装置の組立て斜視図である。 画像合成装置の組立て斜視図である。 フイルム・スキャナの組立て斜視図である。 情報記録部付写真フイルムの斜視図である。 写真フイルムの収納部を示す水平断面図である。 写真フイルムの収納部を示す垂直断面図である。 フイルム・スキャナの構成を示す。 画像合成装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像合成装置に含まれるハード・ディスクのファイル構造を示す。 テンプレート画像データ記録領域の内容を示す。 マスク画像データ記録領域の内容を示す。 (A) はテンプレート画像の一例を示し,(B) はマスク画像の一例を示し,(C) は合成情報の一例を示す。 合成規定範囲の位置およびタイトル合成位置とテンプレート画像との関係を示している。 合成規定範囲の位置およびタイトル合成位置とテンプレート画像との関係を示している。 画像合成を説明するための斜視図である。 画像合成装置における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成装置における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成装置における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成装置における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成処理における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成処理における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成処理における処理手順を示すフローチャートである。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 画像合成装置に接続される表示装置の表示画面の一例を示す。 写真フイルムに記録されている画像の一例を示す。 (A) ,(B) および(C) は印刷処理における画像合成処理の様子を示している。 印刷される合成画像の一例を示している。
符号の説明
30 MPU
32 タッチパネル
33 表示装置
35 画像メモリ
37 プリンタ
39 フロッピィ・ディスク・ドライバ
40 ハード・ディスク・ドライバ
42 スキャナ
45 RAM
46 光磁気ディスク・ドライバ

Claims (1)

  1. ディジタル画像データが記録されている複数のディジタル媒体を装着する装着手段,
    上記複数のディジタル媒体に合った区画を表示し,ユーザによってタッチされた上記区画に合った操作を誘導するガイダンスを表示し,装着された上記ディジタル媒体に記録されているディジタル画像データによって表される画像を一覧で表示し,印刷枚数を入力する区画を表示する表示装置,
    上記表示装置に一覧で表示された画像の中からテンプレート画像に合成すべき対象画像を選択する選択手段,および
    テンプレート画像の合成位置および合成エリアに,上記選択手段によって選択された対象画像を位置決めし,合成画像を生成する画像合成手段,
    を備えた画像合成装置。
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