JP2001111810A - 画像処理装置、画像処理方法および表示装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および表示装置

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JP2001111810A
JP2001111810A JP28713699A JP28713699A JP2001111810A JP 2001111810 A JP2001111810 A JP 2001111810A JP 28713699 A JP28713699 A JP 28713699A JP 28713699 A JP28713699 A JP 28713699A JP 2001111810 A JP2001111810 A JP 2001111810A
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unit
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JP28713699A
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English (en)
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Yuji Takenaka
裕二 竹中
Yasushi Nishiyama
泰 西山
Yasuhiro Aragai
安浩 新貝
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示板の画像から表示内容を読み取る画像処
理装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、画像入力部1
0と、入力画像から表示板の画像を検出する画像検出部
20と、表示板の画像から識別符号を読み取る符号読取
部22と、読取結果に基づいて文字データを取得する文
字データ取得部24と、文字データを入力画像に関連付
ける関連付け処理部26と、文字データを入力画像とと
もに表示する表示部42と、文字データを入力画像とと
もに記録する記録部40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、表示板に表示された内容を表示板が写された
画像から読み取る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、土木工事等において工事発注者に
提出するための工事写真を撮影する場合、工事内容や進
捗状況を書き込んだ工事用黒板を、工事現場を背景にし
て撮影していた。そして、工事写真アルバムを制作する
者は、黒板が写し込まれた写真を見ながら工事内容をア
ルバムに転記していた。近年はデジタルカメラで工事写
真を撮影し、デジタル写真アルバムの形式で工事写真ア
ルバムを提出することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルバム制作
者が工事写真に写し込まれた黒板の記載内容を一つ一つ
転記するのは多大な労力を必要とする。一方、コンピュ
ータに自動転記させる方法が考えられるが、コンピュー
タを用いた文字認識は高度な処理技術が要求されるの
で、必ずしも容易かつ確実に黒板の記載内容を転記でき
るわけではなかった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる画像処理装置、画像処理方法および表示装置
を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範
囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成
される。また従属項は本発明のさらなる有利な具体例を
規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態は、画像処理装置であって、画
像入力部と、表示板の所定の位置に取り付けられ、前記
表示板に表示される内容の少なくとも一部を示す識別符
号を表示する表示装置の画像を入力画像から検出する画
像検出部と、前記表示装置の画像から前記識別符号を読
み取る符号読取部と、前記符号読取部による読取結果に
基づいて文字データを取得する文字データ取得部と、前
記文字データを前記入力画像に関連付ける関連付け処理
部とを備える。前記識別符号がバーコードであり、前記
符号読取部は、前記表示装置の画像から前記バーコード
を読み取ってもよい。
【0006】本発明の第2の形態は、画像処理装置であ
って、プリント写真を光学的に走査してデジタル画像を
生成する画像入力部と、表示板の所定の位置に取り付け
られ、前記表示板に表示される内容の少なくとも一部を
示すバーコードを表示する表示装置が写された前記プリ
ント写真から前記バーコードを光学的に走査して文字デ
ータを取得するバーコード走査部と、前記文字データを
前記デジタル画像に関連付ける関連付け処理部とを備え
る。前記文字データを記録する記録部をさらに備えても
よい。
【0007】本発明の第3の形態は、画像処理方法であ
って、画像を入力する段階と、表示板の所定の位置に取
り付けられ、前記表示板に表示される内容の少なくとも
一部を示す識別符号を表示する表示装置の画像を入力画
像から検出する段階と、前記表示装置の画像から前記識
別符号を読み取る段階と、読取結果に基づいて文字デー
タを取得する段階と、前記文字データを前記入力画像に
関連付ける段階とを備える。
【0008】本発明の第4の形態は、画像処理方法であ
って、プリント写真を光学的に走査してデジタル画像を
生成する段階と、表示板の所定の位置に取り付けられ、
前記表示板に表示される内容の少なくとも一部を示すバ
ーコードを表示する表示装置が写された前記プリント写
真から前記バーコードを光学的に走査して読み取る段階
と、読取結果に基づいて文字データを取得する段階と、
前記文字データを前記デジタル画像に関連付ける段階と
を備える。
【0009】本発明の第5の形態は、表示板を撮影した
画像から、前記表示板に表示された内容を読み取る装置
のために利用可能な表示装置であって、前記表示板の所
定の位置に取り付けられ、前記表示板に表示される内容
の少なくとも一部を示す識別符号を表示する表示部を備
える。
【0010】前記識別符号がバーコードであってもよ
い。前記表示板に表示する内容の少なくとも一部を示す
データを入力する入力部と、入力データに基づいて前記
識別符号を生成する符号処理部とをさらに備えてもよ
い。前記入力部は、前記表示板に表示する内容の少なく
とも一部を示すデータとして前記識別符号の画像を入力
し、前記表示部は、前記識別符号の画像を表示してもよ
い。前記入力部は、前記表示板に表示する内容の少なく
とも一部を示すデータをコンピュータから受け取る信号
インターフェイスを有してもよい。前記入力部は、前記
表示板に表示する内容の少なくとも一部を示すデータを
記録媒体から読み取るデータ読取部を有してもよい。
【0011】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0013】以下、本発明を工事写真の画像処理に用い
た実施形態を説明する。本発明の画像処理装置には、ラ
ボシステムやカメラ等が含まれる。まず、本発明の第1
実施形態を説明する。図1は、画像処理装置の一例とし
ての、写真画像の処理や編集等をして電子アルバムを作
成するラボシステムの機能ブロック図である。ここで、
電子アルバムとは、複数の写真をコンピュータの画面上
で閲覧可能な形式に編集したもので、CD−ROM等の
記録媒体に記録される。従来、電子アルバムの作成者
は、工事用黒板が写し込まれた画像を見ながら黒板の表
示内容をアルバムに転記しなければならなかった。一
方、本実施形態におけるラボシステムは、黒板が写し込
まれた画像から黒板の表示内容を自動的に読み取って電
子アルバムに転記する。
【0014】本実施形態のラボシステムは、画像入力部
10と画像検出部20と符号読取部22と文字データ取
得部24と関連付け処理部26と記録部40と表示部4
2とを備える。画像入力部10は、ラボシステムに画像
を入力する。銀塩カメラで撮影されたフイルム画像をラ
ボシステムに入力する場合、画像入力部10にはフイル
ムスキャナが用いられる。フイルムスキャナは、ネガフ
イルムやポジフイルム等の写真フイルム上の画像を光学
的に走査してデジタル画像データ等の電気的な情報を生
成する。印画紙に印刷したプリント写真から画像を入力
する場合、画像入力部10にはフォトスキャナが用いら
れる。フォトスキャナは、印画紙上の画像を光学的に走
査してデジタル画像データ等の電気的な情報を生成す
る。
【0015】デジタルカメラで撮影されたデジタル画像
をラボシステムに入力する場合、画像入力部10には、
入力するデジタル画像を格納した記録媒体に応じた各種
読取装置が用いられる。例えば、画像入力部10には、
不揮発性の半導体メモリカード等の着脱自在な記録媒体
から画像データを読み取るための読取装置等が用いられ
る。メモリカードとしては、例えばEEPROM(Elec
trically Erasable Programmable Read-Only Memory)
のように電気的にデータを読み書き可能な媒体がある。
また、フロッピーディスク、MO、CD−ROM等から
画像データを読み取る場合は、画像入力部10としてそ
れぞれフロッピードライブ、MOドライブ、CDドライ
ブ等が用いられる。
【0016】画像検出部20は、入力画像から表示装置
の画像を検出する。ここで、表示装置は、表示板の所定
の位置に取り付けられ、表示板に表示される内容の少な
くとも一部を示す識別符号を表示する。本実施形態にお
ける表示板は、工事内容を表示する工事用黒板である。
他の形態において、表示板は例えばホワイトボードであ
ってもよい。
【0017】識別符号は、表示板との差異が明確である
色や形の配置により、表示板の表示内容を示す。本実施
形態においては、識別符号の一例であるバーコードによ
り表示板の表示内容が示される。バーコードには、幅の
異なる複数のバー(線)と幅の異なる複数のスペース
(間隔)とを一方向に交互に並べて形成される1次元バ
ーコードや、1次元バーコードを縦横二方向に配置する
2次元バーコードが含まれる。
【0018】符号読取部22は、表示装置の画像から識
別符号を読み取る。本実施形態における符号読取部22
は、表示装置が写ったデジタル画像からバーコードを読
み取る。文字データ取得部24は、符号読取部22によ
る読取結果に基づいて文字データを取得する。例えば、
文字データ取得部24は、バーやスペースの幅に対応し
た文字データを取得してもよい。また例えば、文字デー
タ取得部24は、バーやスペースの幅に対応する所定の
データと文字データとを対応させたテーブルを参照して
文字データを取得してもよい。
【0019】このように、符号読取部22が工事写真か
ら識別符号を読み取った結果に基づいて文字データ取得
部24が文字データを取得するので、電子アルバムの作
成者が工事写真を見ながら黒板の表示内容を転記する手
間を省くことができる。また、本実施形態においては識
別符号として白黒二値表現のバーコードを用いるので、
高い認識率で黒板の表示内容を読み取ることができる。
【0020】関連付け処理部26は、文字データを入力
画像に関連付ける。例えば、黒板の表示内容を示す文字
データを、その黒板が写し込まれた画像と関連付ける。
本実施形態における関連付け処理部26は、文字データ
を黒板の画像に関連付けて電子アルバム形式のデータを
作成する。記録部40は、文字データを入力画像ととも
に電子アルバムデータとして記録媒体へ記録する。記録
部40は、前記ファイルを、例えば着脱自在な記録媒体
に記録する。記録媒体としては、書き込み可能なCD、
DVD等の光記録媒体や、MO等の光磁気記録媒体、フ
ロッピー(登録商標)ディスク等の磁気記録媒体等があ
る。記録部40としては、CD−Rドライブ、DVD−
RAMドライブ、MOドライブ、フロッピードライブ等
が用いられる。なお、記録部40は、半導体メモリ等の
記憶装置にファイルを記録してもよい。
【0021】このように、読取結果としての文字データ
を自動的に入力画像と関連付けして記録媒体に記録する
ので、簡単に電子アルバムを作成することができる。
【0022】表示部42は、文字データを入力画像とと
もに画面表示する。表示部42としては、例えば、文字
や画像を表示するCRTモニタや液晶モニタ等がある。
【0023】図2は、本実施形態の画像処理方法を示す
フローチャートである。まず、画像入力部10がラボシ
ステムに画像を入力する(S100)。次いで、画像検
出部20が、バーコード等の識別符号を表示する表示装
置の画像を入力画像から検出する(S102)。次い
で、符号読取部22が、表示装置の画像からバーコード
等の識別符号を読み取る(S104)。次いで、文字デ
ータ取得部24が、読取結果に基づいて文字データを取
得する(S106)。次いで、関連付け処理部26が、
文字データを入力画像に関連付ける(S108)。次い
で、表示部42が、文字データを入力画像とともに画面
に表示する(S110)。次いで、記録部40が、文字
データを入力画像とともに記録媒体に記録して(S11
2)、画像処理を終了する。
【0024】次に、本実施形態における表示装置を説明
する。図3は、表示装置の機能ブロック図である。表示
装置は、本実施形態の画像処理装置のために利用可能な
装置であり、表示板の所定の位置に取り付けられる。例
えば、表示装置を表示板前面の隅に取り付けてもよい。
表示装置は、入力部30と符号処理部32と表示部34
とを備える。
【0025】入力部30は、表示板に表示する内容の少
なくとも一部を示すデータを表示装置に入力する。本実
施形態における表示板は、工事内容の情報を表示する工
事用黒板である。工事用黒板が表示する工事内容の情報
としては、例えば、工事の種類を示す「工種」、日付を
示す「撮影月日」、測量位置を示す「位置」等がある。
ここで「工種」としては、例えば、「河川土工」、「道
路土工」、「舗装工」等の種類があるので、これらの工
種ごとに識別符号を割り当ててもよい。また、「撮影月
日」や「位置」の場合は、数字と単位にそれぞれ識別符
号を割り当ててもよい。符号処理部32は、入力部30
により入力された入力データに基づいて識別符号を生成
する。本実施形態における符号処理部32は、入力デー
タに基づく識別符号としてバーコードを生成する。
【0026】表示部34は、表示板に表示される内容の
少なくとも一部を示す識別符号を表示する。本実施形態
における表示部34は、符号処理部32が生成したバー
コードを表示する。他の形態としては、入力部30が、
表示板に表示する内容の少なくとも一部を示すデータと
して識別符号の画像を入力し、その識別符号の画像を表
示部34が表示してもよい。表示部34として、例えば
液晶表示装置を用いてもよい。
【0027】図4は、第1実施形態における表示装置が
取り付けられた黒板の正面図である。図に示される通
り、表示装置60は黒板50前面の右下隅に取り付けら
れている。黒板50前面における表示装置60の取付部
分以外の領域には、工事内容を手書きで書き込むことが
でき、通常の黒板と同じように使用することができる。
また、黒板50の表示内容の全てを表示装置60に識別
符号で表示させるとは限らない。表示装置60に表示さ
れない工事内容は黒板50を参照すればよい。表示装置
60は、操作部70とバッテリー72とをさらに備えて
もよい。
【0028】表示装置60が備える入力部30は、表示
板に表示する内容の少なくとも一部を示すデータをコン
ピュータ74から受け取る信号インターフェイスを有し
てもよい。この場合、信号インターフェイスとコンピュ
ータ74とをケーブル76で接続してもよい。信号イン
ターフェイスとしては、例えば、USB(UniversalSer
ial Bus)インターフェイスやRS232Cシリアルイ
ンターフェイス等がある。他の形態においては、信号イ
ンターフェイスとして、コンピュータ74と赤外線通信
や無線通信を行うインターフェイスを用いてもよい。コ
ンピュータ74としては、例えば工事現場への搬入が可
能なノート型コンピュータや携帯端末であってもよい。
他の形態においては、コンピュータ74として、例えば
デスクトップ型コンピュータやワークステーション等を
用いてもよい。
【0029】このように、黒板の記載内容をバーコード
で表示する表示装置60を黒板50に取り付けて工事写
真を撮影するので、後にバーコードを読み取ることによ
って、電子アルバムを作成する際の文字入力作業を簡略
化することができる。
【0030】次に、第2実施形態を説明する。本実施形
態における画像処理装置は、第1実施形態における画像
処理装置と同様の構成である。図5は、本実施形態にお
ける表示装置60が取り付けられた黒板50の正面図で
ある。図に示される通り、表示装置60は黒板50前面
の右下隅に取り付けられている。表示装置60は、操作
部70とバッテリー72とをさらに備えてもよい。
【0031】表示装置60が備える入力部30は、表示
板に表示する内容の少なくとも一部を示すデータを記録
媒体78から読み取るデータ読取部を有してもよい。こ
こでいう記録媒体として、例えば、不揮発性の半導体メ
モリカード等の着脱自在な記録媒体を用いてもよい。こ
の場合、データ読取部としては、半導体メモリカードに
記録されたデータを読み取る読取装置が用いられる。ま
た、記録媒体としてフロッピーディスク、MO、CD−
ROM等を用いてもよい。これらの場合、データ読取部
としては、それぞれフロッピードライブ、MOドライ
ブ、CDドライブ等が用いられる。記録媒体78には、
黒板に表示させる内容を予めコンピュータ74により記
録させておく。
【0032】このように、黒板に表示させる内容を予め
記録媒体78に記録しておくので、表示装置60に表示
させるバーコードを工事現場において簡単に切り換える
ことができる。
【0033】次に、第3実施形態を説明する。図6は、
本実施形態におけるラボシステムの機能ブロック図であ
る。本実施形態のラボシステムは、印画紙に画像を印刷
したプリント写真から黒板の表示内容を読み取る。この
ラボシステムは、画像入力部10とバーコード走査部1
2と関連付け処理部26と記録部40と表示部42とを
備える。
【0034】画像入力部10は、プリント写真を光学的
に走査してデジタル画像データを生成する。バーコード
走査部12は、表示装置60が写されたプリント写真か
らバーコードを光学的に走査して文字データを取得す
る。バーコード走査部12としては、例えば、操作者が
バーコード上をなぞることにより走査するペンスキャナ
や、ラインセンサを用いて自動走査するタッチスキャナ
等のバーコードリーダがある。関連付け処理部26は、
文字データをデジタル画像に関連付ける。記録部40お
よび表示部42は、第1実施形態における記録部40お
よび表示部42と同様の構成と作用を有する。
【0035】図7は、本実施形態におけるラボシステム
の構成図である。プリント写真90には、表示装置を取
り付けた黒板が写し込まれている。ラボシステムが備え
るバーコード走査部12は、プリント写真90に写し込
まれたバーコードを走査して文字データを取得する。画
像入力部10は、プリント写真を走査してデジタル画像
を生成する。本実施形態における画像入力部10は、フ
ォトスキャナである。他の形態においては、画像入力部
10はフイルムスキャナであってもよい。コンピュータ
80は、図5における関連付け処理部26、記録部4
0、および表示部42の機能を有する。
【0036】このように、バーコード走査部12により
バーコードを読み取るとともに、画像入力部10により
デジタル画像を入力するので、プリント写真に基づいて
デジタル画像と文字データとを用いた電子アルバムを自
動的に作成することができる。
【0037】図8は、本実施形態の画像処理方法を示す
フローチャートである。まず、プリント写真を光学的に
走査してデジタル画像を生成する(S200)。次い
で、バーコードを表示する表示装置が写されたプリント
写真からバーコードを光学的に走査して読み取る(S2
02)。次いで、読取結果に基づいて文字データを取得
する(S204)。次いで、文字データをデジタル画像
に関連付けて(S206)、画像処理を終了する。
【0038】第1〜3実施形態においてはラボシステム
を例にして説明してきたが、本発明の画像処理装置は、
例えばパーソナルコンピュータやワークステーション等
の電子計算機であってもよい。他の形態としては、本発
明の画像処理装置は、例えばデジタルカメラ、またはデ
ジタルカメラを内蔵したノート型コンピュータや携帯型
端末であってもよい。
【0039】以上のように、第1〜3実施形態によれ
ば、画像処理装置が工事写真から識別符号を読み取って
文字データを取得するので、電子アルバムの作成者が工
事写真を見ながら黒板の表示内容を転記する手間を省く
ことができる。
【0040】また、識別符号として白黒二値表現のバー
コードを用いるので、高い認識率で黒板の表示内容を読
み取ることができる。
【0041】また、読取結果としての文字データを自動
的に入力画像と関連付けして記録媒体に記録するので、
簡単に電子アルバムを作成することができる。
【0042】また、黒板の記載内容をバーコードで表示
する表示装置60を黒板50に取り付けて工事写真を撮
影するので、後にバーコードを読み取ることによって、
電子アルバムを作成する際の文字入力作業を簡略化する
ことができる。
【0043】また、第2実施形態においては、黒板に表
示させる内容を予め記録媒体78に記録しておくので、
表示装置60に表示させるバーコードを工事現場におい
て簡単に切り換えることができる。
【0044】また、第3実施形態においては、バーコー
ド走査部12によりバーコードを読み取るとともに、画
像入力部10によりデジタル画像を入力するので、プリ
ント写真に基づいてデジタル画像と文字データとを用い
た電子アルバムを自動的に作成することができる。
【0045】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、表示板が写された画像から表示内容を読み取
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるラボシステムの機能ブロ
ック図である。
【図2】第1実施形態における画像処理方法を示すフロ
ーチャートである。
【図3】第1実施形態における表示装置60の機能ブロ
ック図である。
【図4】第1実施形態における表示装置60が取り付け
られた黒板50の正面図である。
【図5】第2実施形態における表示装置60が取り付け
られた黒板50の正面図である。
【図6】第3実施形態におけるラボシステムの機能ブロ
ック図である。
【図7】第3実施形態におけるラボシステムの構成図で
ある。
【図8】第3実施形態における画像処理方法を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 画像入力部 12 バーコード走査部 20 画像検出部 22 符号読取部 24 文字データ取得部 26 関連付け処理部 30 入力部 32 符号処理部 34 表示部 40 記録部 42 表示部 50 黒板 60 表示装置 70 操作部 72 バッテリー 74 コンピュータ 76 ケーブル 78 記録媒体 80 コンピュータ 90 プリント写真
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新貝 安浩 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 DD02 MM11 5B075 ND07 NR02 PP05 PQ02 5C076 AA16 AA19 BA01 BA06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力部と、 表示板の所定の位置に取り付けられ、前記表示板に表示
    される内容の少なくとも一部を示す識別符号を表示する
    表示装置の画像を入力画像から検出する画像検出部と、 前記表示装置の画像から前記識別符号を読み取る符号読
    取部と、 前記符号読取部による読取結果に基づいて文字データを
    取得する文字データ取得部と、 前記文字データを前記入力画像に関連付ける関連付け処
    理部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記識別符号がバーコードであり、 前記符号読取部は、前記表示装置の画像から前記バーコ
    ードを読み取ることを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 プリント写真を光学的に走査してデジタ
    ル画像を生成する画像入力部と、 表示板の所定の位置に取り付けられ、前記表示板に表示
    される内容の少なくとも一部を示すバーコードを表示す
    る表示装置が写された前記プリント写真から前記バーコ
    ードを光学的に走査して文字データを取得するバーコー
    ド走査部と、 前記文字データを前記デジタル画像に関連付ける関連付
    け処理部とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記文字データを記録する記録部をさら
    に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像を入力する段階と、 表示板の所定の位置に取り付けられ、前記表示板に表示
    される内容の少なくとも一部を示す識別符号を表示する
    表示装置の画像を入力画像から検出する段階と、 前記表示装置の画像から前記識別符号を読み取る段階
    と、 読取結果に基づいて文字データを取得する段階と、 前記文字データを前記入力画像に関連付ける段階とを備
    えることを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 プリント写真を光学的に走査してデジタ
    ル画像を生成する段階と、 表示板の所定の位置に取り付けられ、前記表示板に表示
    される内容の少なくとも一部を示すバーコードを表示す
    る表示装置が写された前記プリント写真から前記バーコ
    ードを光学的に走査して読み取る段階と、 読取結果に基づいて文字データを取得する段階と、 前記文字データを前記デジタル画像に関連付ける段階と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 表示板を撮影した画像から、前記表示板
    に表示された内容を読み取る装置のために利用可能な表
    示装置であって、 前記表示板の所定の位置に取り付けられ、前記表示板に
    表示される内容の少なくとも一部を示す識別符号を表示
    する表示部を備えることを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 前記識別符号がバーコードであることを
    特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示板に表示する内容の少なくとも
    一部を示すデータを入力する入力部と、 入力データに基づいて前記識別符号を生成する符号処理
    部とをさらに備えることを特徴とする請求項7又は8に
    記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記入力部は、前記表示板に表示する
    内容の少なくとも一部を示すデータとして前記識別符号
    の画像を入力し、 前記表示部は、前記識別符号の画像を表示することを特
    徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記入力部は、前記表示板に表示する
    内容の少なくとも一部を示すデータをコンピュータから
    受け取る信号インターフェイスを有することを特徴とす
    る請求項7乃至10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記入力部は、前記表示板に表示する
    内容の少なくとも一部を示すデータを記録媒体から読み
    取るデータ読取部を有することを特徴とする請求項7乃
    至11のいずれかに記載の表示装置。
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