JP3112428U - 結露利用書込み具 - Google Patents
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Abstract
【課題】描いた絵が薄れにくい結露利用書込み具を提供する。
【解決手段】容器2が、平板状であって、内部に水を封入可能になっている。容器2は、正面11とその周囲の縁部12a,12b,12c,12dとを有している。容器2は、縁部12aに注水口14を、縁部12cに排水口16とを有している。書込み用金属板3が、ステンレス板から成り、容器2の正面11に貼り付けられている。使用するときには、注水口14から容器2の内部に水を入れる。浴室内では、容器2の内部の水により書込み用金属板3の表面温度が室温より低くなるため、書込み用金属板3の表面3a付近の空気の温度が下がり、書込み用金属板3の表面3aに結露する。結露した書込み用金属板3の表面3aには、結露を指で擦り取ることにより、文字や絵などを自由に書き込むことができる。
【選択図】図1
【解決手段】容器2が、平板状であって、内部に水を封入可能になっている。容器2は、正面11とその周囲の縁部12a,12b,12c,12dとを有している。容器2は、縁部12aに注水口14を、縁部12cに排水口16とを有している。書込み用金属板3が、ステンレス板から成り、容器2の正面11に貼り付けられている。使用するときには、注水口14から容器2の内部に水を入れる。浴室内では、容器2の内部の水により書込み用金属板3の表面温度が室温より低くなるため、書込み用金属板3の表面3a付近の空気の温度が下がり、書込み用金属板3の表面3aに結露する。結露した書込み用金属板3の表面3aには、結露を指で擦り取ることにより、文字や絵などを自由に書き込むことができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、入浴時に使用される結露利用書込み具に関する。
従来、入浴時に使用される書込み具として、変色温度を入浴温度に一致させた可逆性の感温発色剤を含有する染料又はインクを利用し、シートの一方の表面全面を着色して成る風呂用お絵書き盤がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載の風呂用お絵書き盤では、お風呂のお湯の温度を利用して文字や絵を描くようになっているため、絵を描いていくうちに描き始めの箇所の色が冷えて薄れてしまうという課題があった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、描いた絵が薄れにくい結露利用書込み具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る結露利用書込み具は、平板状であって正面と前記正面の周囲の縁部とを有し、前記縁部に注水口を有する容器と、前記正面に貼り付けられた書込み用金属板とを、有することを特徴とする。
本考案に係る結露利用書込み具は、注水口から容器の内部に水を入れて使用される。浴室内では、容器の内部の水により書込み用金属板の表面温度が室温より低くなるため、書込み用金属板の表面付近の空気の温度が下がり、書込み用金属板の表面に結露する。特に、浴室内は湿度が高いため、結露しやすい。結露した書込み用金属板の表面には、結露を指で擦り取ることにより、文字や絵などを自由に書き込むことができる。
書き込んだ文字や絵を消すときには、お湯や水をかけるか、お湯の中に全体を沈めれば、容易に消すことができる。その後、容器の内部の水温が室温に近づくまで、書込み用金属板の表面に再び結露するため、再度、文字などを書き込むことができる。こうして、何度でも文字や絵を書き込んだり消したりすることができる。本考案に係る結露利用書込み具は、お風呂のお湯の温度を利用して文字や絵を描くものではなく、結露を利用して描くもののため、描いた絵が薄れにくい。また、子供に結露の原理を理解させるための知育学習玩具として利用できる。
本考案によれば、描いた絵が薄れにくい結露利用書込み具を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態の結露利用書込み具を示している。
図1に示すように、結露利用書込み具1は、容器2と書込み用金属板3とを有している。
図1は、本考案の実施の形態の結露利用書込み具を示している。
図1に示すように、結露利用書込み具1は、容器2と書込み用金属板3とを有している。
容器2は、全体が矩形状に近い平板状で、空洞の内部に水を封入可能になっている。容器2は、正面11と、4つの縁部12a,12b,12c,12dとを有している。4つの縁部12a,12b,12c,12dは、縁部12aを上面としたとき、縁部12bが正面11の向かって左側、縁部12cが正面11の向かって右側、縁部12dが底面となる。正面11は、周囲より矩形状に凹んだ平坦な嵌合部11aを有している。容器2は、縁部12bの下部に、持ちやすくするための突出部13を有している。容器2は、縁部12dを下にして立てることができる。
容器2は、縁部12aの端部に注水口14を有している。注水口14には、セルロイド製の第1キャップ15が着脱可能に取り付けられ、注水口14を密閉可能となっている。容器2は、縁部12cの下部に排水口16を有している。排水口16には、セルロイド製の第2キャップ17が着脱可能に取り付けられ、排水口16を密閉可能となっている。
書込み用金属板3は、嵌合部11aの長さ、巾および深さと同じ寸法の平坦な矩形状のステンレス板から成る。書込み用金属板3は、嵌合部11aに密着して貼り付けられている。書込み用金属板3の表面は、鏡面加工により鏡としても利用可能である。
次に、作用について説明する。
結露利用書込み具1は、注水口14から容器2の内部に冷たい水道水を入れて使用する。浴室内では、容器2の内部の冷水により書込み用金属板3の表面温度が室温より低くなるため、書込み用金属板3の表面3a付近の空気の温度が下がり、書込み用金属板3の表面3aに結露する。特に、浴室内は湿度が高いため、結露しやすい。結露した書込み用金属板3の表面3aには、結露を指で擦り取ることにより、文字や絵などを自由に書き込むことができる。
結露利用書込み具1は、注水口14から容器2の内部に冷たい水道水を入れて使用する。浴室内では、容器2の内部の冷水により書込み用金属板3の表面温度が室温より低くなるため、書込み用金属板3の表面3a付近の空気の温度が下がり、書込み用金属板3の表面3aに結露する。特に、浴室内は湿度が高いため、結露しやすい。結露した書込み用金属板3の表面3aには、結露を指で擦り取ることにより、文字や絵などを自由に書き込むことができる。
書き込んだ文字や絵を消すときには、お湯や水をかけるか、お湯の中に全体を沈めれば、容易に消すことができる。その後、容器2の内部の水温が室温に近づくまで、書込み用金属板3の表面3aに再び結露するため、再度、文字などを書き込むことができる。こうして、何度でも文字や絵を書き込んだり消したりすることができる。結露利用書込み具1は、お風呂のお湯の温度を利用して文字や絵を描くものではなく、結露を利用して描くもののため、描いた絵が薄れにくい。
容器2の内部の水温が室温に近づき、書込み用金属板3の表面3aに結露しにくくなったときには、排水口16から容器2の内部の水を排出して、注水口14から新しく水道水を入れるとよい。これにより、書込み用金属板3の表面3aに再び結露するため、再度、文字などを書き込むことができる。このように、結露利用書込み具1は、容器2の内部の水を入れ換えることにより、何度でも繰り返し使用することができる。
1 結露利用書込み具
2 容器
3 書込み用金属板
11 正面
12a,12b,12c,12d 縁部
13 突出部
14 注水口
15 第1キャップ
16 排水口
17 第2キャップ
2 容器
3 書込み用金属板
11 正面
12a,12b,12c,12d 縁部
13 突出部
14 注水口
15 第1キャップ
16 排水口
17 第2キャップ
Claims (1)
- 平板状であって正面と前記正面の周囲の縁部とを有し、前記縁部に注水口を有する容器と、
前記正面に貼り付けられた書込み用金属板とを、
有することを特徴とする結露利用書込み具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003192U JP3112428U (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 結露利用書込み具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003192U JP3112428U (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 結露利用書込み具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3112428U true JP3112428U (ja) | 2005-08-11 |
Family
ID=43274844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003192U Expired - Fee Related JP3112428U (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 結露利用書込み具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112428U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548619U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-29 | 三菱農機株式会社 | 移動作業車の制御装置取付構造 |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005003192U patent/JP3112428U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0548619U (ja) * | 1991-12-10 | 1993-06-29 | 三菱農機株式会社 | 移動作業車の制御装置取付構造 |
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