JP3051136U - 塗り絵画板 - Google Patents

塗り絵画板

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JP3051136U
JP3051136U JP1998000702U JP70298U JP3051136U JP 3051136 U JP3051136 U JP 3051136U JP 1998000702 U JP1998000702 U JP 1998000702U JP 70298 U JP70298 U JP 70298U JP 3051136 U JP3051136 U JP 3051136U
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JP
Japan
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panel
magnetic
pen
coloring
small chamber
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Application number
JP1998000702U
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Inventor
浩史 清末
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Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め描いた下絵に、任意の色を着色することが
できるとともに、着色した彩色を消しても下絵が消える
ことのない繰り返し塗り絵ができる塗り絵画板を提供す
ること。 【解決手段】磁性微粒子7と粘性流体6とを小室5に封
入し、該小室5を集合して平板状に形成したパネル1の
表面に磁気ペン2を当接して移動させることにより小室
5内の磁性微粒子7を表面側に吸引して絵や文字を表示
させるパネル1と、該パネルの表面に着色する彩色ペン
3とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、塗り絵画板、詳しくは磁気ペンで描いた描画に彩色ペンで着色する 塗り絵画板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、粘性流体と磁性微粒子とを封入した部材の外側から磁石を近づけると、 この磁石が部材内の磁性微粒子を引き寄せることを利用した表示装置として磁気 画板が知られている。この磁気画板は、内部をハニカム状に区画したパネルに粘 性液体とともに封入された磁性微粒子は、先端に磁石を設けた磁気ペンの先端を 上記パネルの表面に接触させることにより、磁石に引き寄せられて表面側に引き 寄せられて移動し、パネルの上から目視可能に現れ、また、表面側に移動した磁 性微粒子はパネルの裏側に配置した消去用の磁石によって裏面側に引き寄せられ パネルの表面から消えるように構成されているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のパネルでは、予め磁気ペンで描いた描画の空白部を磁気 ペンで塗りつぶすことによって、輪郭線だけではない絵を描くことはできるが、 磁性微粒子に予め施した色が表示されるものであって、単一色にしか着色するこ とができなかった。しかも、塗りつぶしに失敗してもその部分だけを消去するこ とはできず、輪郭線から再度描かなければなかった。
【0004】 本考案は、上記問題点を解消し、予め描いた下絵に、任意の色を着色すること ができるとともに、着色した彩色を消しても下絵が消えることのない繰り返し塗 り絵ができる塗り絵画板を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る塗り絵画板は、磁性微粒子と粘性流体 とを小室に封入し、該小室を集合して平板状に形成したパネルの表面に先端に磁 石を配した磁気ペンを当接して移動させることにより小室内の磁性微粒子を表面 側に吸引して絵や文字を表示させるとともに、該パネルの裏側面に配置した消去 用磁石により上記表示を消去することができるパネルと、該パネルの表面に着色 する彩色ペンとを備えたことを特徴とする。
【0006】 なお、上記パネルの表面に着脱可能な透明シートを設けてもよい。
【0007】 また、上記パネルの表面には、所定の絵柄が凹溝で形成され該凹溝に沿って上 記磁気ペンを移動することにより所定の絵柄を描画することができるガイドシー トが着脱可能に配置されていても構わない。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1において符号Aは、本考案に係る塗り絵画板を示し、この塗り絵画板Aは パネル(磁気パネル)1と、この磁気パネル1に描画するため、先端に磁石が設 けられた磁気ペン2と、磁気パネル1の表面に着色する彩色ペン3と、この彩色 ペン3で着色された彩色部分を消去するイレーザ4とで構成されている。
【0009】 上記磁気パネル1は、図2(a)に示すように、内部をハニカム状の小室5に 区画し、この小室内に粘性流体6と磁性微粒子7とを充填したもの、もしくは図 2(b)に示すように、粘性流体6と磁性微粒子7とを小さなカプセルからなる 小室5に封入し、この小室5を敷きつめて全体としてパネル状に形成したもので 、この磁気パネル1の表面に磁気ペン2の先端に設けられた磁石8を接触させる と、この磁気ペン2の先端に配置された磁石に引き寄せられて磁性微粒子7が粘 性流体中を小室の上部に移動し、引き寄せられた磁性微粒子7が磁気パネル1の 表面から認識でき、磁気パネル1の下側に配置された板状の消去用磁石9を移動 させることにより、磁気パネル1の上面側に移動している磁性微粒子7を引き戻 して表面から消去することができるように構成されているものである。
【0010】 彩色ペン3は、水性ペン(ホワイトパネル用のマーカー等)で構成され、この 水性ペンは、ガラスやフィルムに描画後、後述するイレーザ4で消去することが できる水性インクが使用されている。
【0011】 イレーザ4は磁気パネル1の表面を擦っても、磁気パネル1に傷をつけない柔 軟性を有するとともに、磁力を有しないスポンジやフェルト等の素材で形成され 、このイレーザ4で磁気パネル1の表面を擦ることにより、磁気パネル1の表面 に彩色ペン3で着色したインクを容易に取り除くことができるものである。なお 、上記彩色ペン3を水で消えるインクを使用したウォータークリヤペン(商標名 )を使用した場合は、イレーザ4に水分を含ませることにより、磁気パネルの表 面から擦り取ったインクの粉が出るようなことがなく、手や服が汚れたり、粉を 口にするようなことを回避することができる。
【0012】 次に、上述の塗り絵画板Aの使用態様について説明する。先ず、磁気パネル1 の裏面側に摺動可能に配置された消去用磁石9を磁気パネル1の一端から他端に 移動させ、小室内の磁性微粒子7をすべて、磁気パネル1の裏面側に引き戻し、 磁気パネル1の表面に何も表示されていないクリヤな状態にしておく。次に、図 3(a)に示すように、磁気ペン2で適宜の下絵(輪郭線)aを描く。磁性微粒 子7が黒色であれば、黒い輪郭線で絵が表示されることになる。
【0013】 磁気ペン2での描画が終了したら、彩色ペン3で色付けをする。輪郭線aで囲 まれたエリアbをそれぞれ好みの色で塗りつぶす(図3(b)参照)。輪郭線a は少なくとも小室5の大きさの連続で形成されていることになるので、小室の大 きさの太さの線が描かれることになり、塗りつぶす際、下絵aの輪郭線を越えて 隣のエリアに入るようなことが起こりにくく小さな子供でも、他のエリアに入り 込んで色が混じるようなことが起こりにくい。
【0014】 なお、塗りつぶした色彩を変更したい場合は、イレーザ4を磁気パネル1の表 面に当てて擦ることにより簡単に消去することができるので、別の色の彩色ペン 3で別の色に塗り替えることができる。このイレーザ4は磁力を持たないものな ので、イレーザ4で消去できるのは磁気パネル1の表面のインクだけで、小室5 内の磁性微粒子7に何ら影響を与えることはない(図3(c)参照)。したがっ て、何度色を消しても磁気ペン2で描いた輪郭線(下絵)aは変化することはな いので、同じ下絵に異なる色で繰り返し着色することができる。
【0015】 上述の塗り絵画板Aによれば、一旦、磁気ペン2で描いたものは、消去用磁石 9で消去しない限り消えないので、上から彩色ペン3で描いたものをイレーザ4 で消去しても磁気ペン2で描いた下絵は消えることがないので、何度でも色を変 えて塗り絵遊びをすることができる。
【0016】 また、例えば、ファッションデザイナーがあらかじめ磁気ペンで服の輪郭線を 描き、その上から、彩色ペンでエリアごとに塗りつぶして、服の色の組み合わせ 等のチェックにも利用することができ、この塗り絵画板の使用対象は子供に限定 されることなく、大人でも使用することができ、その利用範囲は際限がない。
【0017】 また、図4に示すように、磁気ペン2で輪郭線a(下絵)を描いた後、磁気パ ネル1の表面に透明シート10を重ね、この透明シート10の上から彩色ペン3 で色付けをしても構わない。この場合、透明シート10に色付けする彩色ペン3 は消去可能な水性ペン等に限定されるものではなく、油性ペン等で色付けしても 磁気パネル1には何ら影響はない。複数の透明シート10に色々な色で彩色し、 いったん彩色したシートを交換することにより、同じ下絵でありながら異なった 雰囲気の絵を楽しむことができる。また、複数の透明シートを重ねることにより 、単一の透明シートでは考えられない色彩を表現することができ塗り絵遊びの興 味をさらに高めることができる。
【0018】 さらに、図5に示すように、磁気パネル1の表面にガイドシート11を重ね、 このガイドシート11の上から磁気ペン2で絵を描くようにしても構わない。こ のガイドシート11は透明な熱可熱性プラスチック等の合成樹脂製で、絵の輪郭 と同一の凹溝12を、図6に示すように、裏面側に突出させたもので、この凹溝 12に磁気ペン2の磁石8を挿入し、凹溝12に沿って磁気ペン2を移動させる ことによって、簡単にしかも、同じ絵を何度でも磁気パネル1上に描けるように したものである。このガイドシート11を磁気パネル1の表面に重ねて、磁気ペ ン2で絵の輪郭を描き、輪郭を描き終ったらシートを外して、彩色ペン3で磁気 パネル1に直接色を塗ればよい。このことにより、磁気ペン2を自由に取り扱え ない幼児でも、下絵を簡単に描くことができ、描いた下絵に何度でも着色をし直 すことができ、繰り返し塗り絵を楽しむことができる。
【0019】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、磁気ペンで描いた絵に彩色ペンで着色することがで きるので、簡単に塗り絵遊びをすることができる。また、彩色ペンで着色した色 彩だけを消すことができ、磁気ペンで描いた絵は消えないので、消去用磁石で下 絵を消すまでは塗り絵を繰り返し楽しむことができる。
【0020】 請求項2の考案によれば、複数の透明シートを準備し、この透明シートを磁気 パネルに載せ替えて透明シートごとに異なった着色をすることができるので、着 色したシートを戻せば一度着色した絵を簡単に再現することができる。また、複 数枚の透明シートを重ねることにより、単一色では得られない色彩を表現するこ とができる。
【0021】 請求項3の考案によれば、下絵を簡単に描くことができ、一旦描いた下絵に繰 り返し着色をすることができるので、指先が自由にならない幼児でも自分の気に いった下絵を選んで自由に塗り絵をして楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗り絵画板の構成を示す斜視図
【図2】(a)(b)は磁気パネルの要部断面図
【図3】(a)(b)(c)は磁気パネルに下絵を描い
た状態、描いた下絵に着色した状態及び着色した色彩の
一部を消した状態の説明図
【図4】塗り絵画板の他の例を示す説明図
【図5】塗り絵画板のさらに他の例を示す説明図
【図6】ガイドパネルの要部断面図
【符号の説明】
1 パネル(磁気パネル) 2 磁気ペン 3 彩色ペン 5 小室 6 粘性流体 7 磁性微粒子 9 消去用磁石 10 透明シート 11 ガイドシート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性微粒子と粘性流体とを小室に封入
    し、該小室を集合して平板状に形成したパネルの表面に
    先端に磁石を設けた磁気ペンを当接して移動させること
    により小室内の磁性微粒子を表面側に吸引して絵や文字
    を表示させるとともに、該パネルの裏側面に配置した消
    去用磁石により上記表示を消去することができるパネル
    と、該パネルの表面に着色する彩色ペンとを備えたこと
    を特徴とする塗り絵画板。
  2. 【請求項2】 前記パネルの表面に着脱可能な透明シー
    トを設けた請求項1記載の塗り絵画板。
  3. 【請求項3】 前記パネルの表面には、所定の絵柄が凹
    溝で形成され該凹溝に沿って前記磁気ペンを移動するこ
    とにより所定の絵柄を描画することができるガイドシー
    トが着脱可能に配置されている請求項1記載の塗り絵画
    板。
JP1998000702U 1998-02-03 1998-02-03 塗り絵画板 Expired - Lifetime JP3051136U (ja)

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