JP3112151B2 - 2段式ウォータージェット推進装置 - Google Patents
2段式ウォータージェット推進装置Info
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- JP3112151B2 JP3112151B2 JP07212765A JP21276595A JP3112151B2 JP 3112151 B2 JP3112151 B2 JP 3112151B2 JP 07212765 A JP07212765 A JP 07212765A JP 21276595 A JP21276595 A JP 21276595A JP 3112151 B2 JP3112151 B2 JP 3112151B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet
- water
- spout
- propulsion device
- switching valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H11/00—Marine propulsion by water jets
- B63H11/02—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
- B63H11/10—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water having means for deflecting jet or influencing cross-section thereof
- B63H11/101—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water having means for deflecting jet or influencing cross-section thereof having means for deflecting jet into a propulsive direction substantially parallel to the plane of the pump outlet opening
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H11/00—Marine propulsion by water jets
- B63H11/02—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
- B63H11/10—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water having means for deflecting jet or influencing cross-section thereof
- B63H11/107—Direction control of propulsive fluid
- B63H11/117—Pivoted vane
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船舶の推進装置に関
し、特に、積載量に影響されない賃物船等の航行推進装
置の改良に関する。
し、特に、積載量に影響されない賃物船等の航行推進装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】大型賃物船等は、賃物の積載量により吃
水線が大きく変化する。そして、既存の大径プロペラ推
進機では吃水が浅くなると、羽根車が水面上に出てしま
い、推進効率が大幅に低下して高速航行ができない事態
が生じていた。そこで、その対策として、例えば、特開
平7−101392号公報明細書の第2頁20行目乃至
29行目に記載し、図1に図示してあるように、船底に
取水口を有する一対のウォータージェットポンプを上下
2段に配設し、水面上にある下側のジェットポンプを作
動させて低速航走し、上側のジェットポンプの取水口に
流入してきた後に、上側のジェットポンプを始動して高
速航走を開始する装置はあった。
水線が大きく変化する。そして、既存の大径プロペラ推
進機では吃水が浅くなると、羽根車が水面上に出てしま
い、推進効率が大幅に低下して高速航行ができない事態
が生じていた。そこで、その対策として、例えば、特開
平7−101392号公報明細書の第2頁20行目乃至
29行目に記載し、図1に図示してあるように、船底に
取水口を有する一対のウォータージェットポンプを上下
2段に配設し、水面上にある下側のジェットポンプを作
動させて低速航走し、上側のジェットポンプの取水口に
流入してきた後に、上側のジェットポンプを始動して高
速航走を開始する装置はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジェッ
トポンプを上下2段に配設した船舶にあっては、積載量
に影響されずに羽根車を水没させて高速航走を可能とす
るものであるが、ジェットポンプを上下に配設するため
に設備費が高くなる恐れがあった。
トポンプを上下2段に配設した船舶にあっては、積載量
に影響されずに羽根車を水没させて高速航走を可能とす
るものであるが、ジェットポンプを上下に配設するため
に設備費が高くなる恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の従来
の欠点を解消するものであって、その要旨とするところ
は、船底に開口した吸込口から水を吸引し、ウォーター
ジェットポンプにより水を加圧し、船尾の噴出口から噴
射して推進力を得るウォータージェット推進装置におい
て、ポンプケーシングの吐出管に切換弁を設け、この切
換弁に上部噴出管と下部噴出管を連結すると共に、上部
噴出管の噴出口を賃物満載時の吃水線の下方に開口し、
下部噴出管の噴出口を空船時の吃水線の下方に開口した
ものである。
の欠点を解消するものであって、その要旨とするところ
は、船底に開口した吸込口から水を吸引し、ウォーター
ジェットポンプにより水を加圧し、船尾の噴出口から噴
射して推進力を得るウォータージェット推進装置におい
て、ポンプケーシングの吐出管に切換弁を設け、この切
換弁に上部噴出管と下部噴出管を連結すると共に、上部
噴出管の噴出口を賃物満載時の吃水線の下方に開口し、
下部噴出管の噴出口を空船時の吃水線の下方に開口した
ものである。
【0005】
【作用】この発明は上記のように構成してあり、賃物の
満載時には船体の吃水線が上がるので、切換弁を作動し
て、ポンプケーシングからの加圧水を上部噴出管へ移送
し、上部の噴出口から噴射する。そして、空船時には船
体の吃水線が上がるので、切換弁を作動して、下部噴出
管の噴出口から加圧水を噴射すれば積載量に影響されず
に効率よく船舶を航走させることができる。
満載時には船体の吃水線が上がるので、切換弁を作動し
て、ポンプケーシングからの加圧水を上部噴出管へ移送
し、上部の噴出口から噴射する。そして、空船時には船
体の吃水線が上がるので、切換弁を作動して、下部噴出
管の噴出口から加圧水を噴射すれば積載量に影響されず
に効率よく船舶を航走させることができる。
【0006】
【実施例】この発明を図面に基づき詳述すると、符号1
はポンプケーシングであって、船底2に開口を有する吸
込口3から海水等を吸引し、羽根車4で加圧増速させ、
ポンプケーシング1の吐出口5から放出するようにして
ある。符号6はポンプケーシング1の吐出口5に接続し
た吐出管であって、吐出管6に三方弁等の切換弁7が配
設してある。吐出管6の後端には、上部噴出管8と下部
噴出管9とが連結してあり、ポンプケーシング1からの
加圧増速された加圧水を切換弁7を作動させることによ
り、上部噴出管8と下部噴出管9への流入を切換えるよ
うにしてある。
はポンプケーシングであって、船底2に開口を有する吸
込口3から海水等を吸引し、羽根車4で加圧増速させ、
ポンプケーシング1の吐出口5から放出するようにして
ある。符号6はポンプケーシング1の吐出口5に接続し
た吐出管であって、吐出管6に三方弁等の切換弁7が配
設してある。吐出管6の後端には、上部噴出管8と下部
噴出管9とが連結してあり、ポンプケーシング1からの
加圧増速された加圧水を切換弁7を作動させることによ
り、上部噴出管8と下部噴出管9への流入を切換えるよ
うにしてある。
【0007】そして、上部噴出管8の船尾10の噴出口
11が、賃物満載時の吃水線(HWL)の下方近傍に開
口させてあり、賃物積載時には、上部噴出管8の噴出口
11から噴流水を水中に噴出するようにしてある。ま
た、下部噴出管9の噴出口12が空船時の吃水線(LW
L)の下方近傍に開口させてある。そして、空船時に
は、切換弁7を移動させ、下部噴出管9の噴出口12か
ら噴流水を噴出するようにしてあり、常に船尾10の後
方の吃水線の近傍にジェット流を噴射できるようにして
ある。
11が、賃物満載時の吃水線(HWL)の下方近傍に開
口させてあり、賃物積載時には、上部噴出管8の噴出口
11から噴流水を水中に噴出するようにしてある。ま
た、下部噴出管9の噴出口12が空船時の吃水線(LW
L)の下方近傍に開口させてある。そして、空船時に
は、切換弁7を移動させ、下部噴出管9の噴出口12か
ら噴流水を噴出するようにしてあり、常に船尾10の後
方の吃水線の近傍にジェット流を噴射できるようにして
ある。
【0008】
【発明の効果】この発明は上記のように構成してあり、
賃物の積載量に影響されずに高速航行することができ
る。即ち、既存の大径プロペラ推進機では吃水線が浅く
なると、羽根車が水面より出てしまい推進効率が大幅に
低下していた。また、ジェットポンプを上下2段に配設
したものにあっては設備費が高くなる恐れがあったもの
であるが、この発明にあっては、切換弁の操作により賃
物の積載量に応じて上部噴出管、あるいは下部噴出管か
らジェット流を噴射すれば積載量に影響されずに吃水線
の近傍にジェット流を噴射できるので、最も高い推進力
が得られ、高速航走を可能とするものである。
賃物の積載量に影響されずに高速航行することができ
る。即ち、既存の大径プロペラ推進機では吃水線が浅く
なると、羽根車が水面より出てしまい推進効率が大幅に
低下していた。また、ジェットポンプを上下2段に配設
したものにあっては設備費が高くなる恐れがあったもの
であるが、この発明にあっては、切換弁の操作により賃
物の積載量に応じて上部噴出管、あるいは下部噴出管か
らジェット流を噴射すれば積載量に影響されずに吃水線
の近傍にジェット流を噴射できるので、最も高い推進力
が得られ、高速航走を可能とするものである。
【図1】この発明に係る2段式ウォータージェット推進
装置の概略縦断面図である。
装置の概略縦断面図である。
1 ポンプケーシング2 船底 3 吸込口 6 吐出管 7 切換弁 8 上部噴出管 9 下部噴出管10 船尾 11、12 噴出口
Claims (1)
- 【請求項1】 船底2に開口した吸込口3から水を吸引
し、ウォータジェットポンプにより水を加圧し、船尾1
0の噴出口から噴射して推進力を得るウォータージェッ
ト推進装置において、ポンプケーシング1の吐出管6に
切換弁7を設け、この切換弁7に上部噴出管8と下部噴
出管9を連結すると共に、上部噴出管8の噴出口11を
満載時の吃水線の近傍に開口し、下部噴出管9の噴出口
12を空船時の吃水線の近傍に開口したことを特長とす
る2段式ウォータージェット推進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07212765A JP3112151B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 2段式ウォータージェット推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07212765A JP3112151B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 2段式ウォータージェット推進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0939888A JPH0939888A (ja) | 1997-02-10 |
JP3112151B2 true JP3112151B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=16628034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07212765A Expired - Fee Related JP3112151B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 2段式ウォータージェット推進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112151B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0918014B1 (en) | 1997-06-18 | 2003-12-10 | Ishigaki Company Limited | Water jet propulsion system for watercraft |
CN101758756A (zh) * | 2009-11-27 | 2010-06-30 | 王政中 | 水陆两栖汽车水中推进转向装置 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP07212765A patent/JP3112151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0939888A (ja) | 1997-02-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |