JP3111823U - ケーブルラック支持枠 - Google Patents

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Abstract

【目的】貫通開口部における配管・配線及びケーブルラックを安定して支持することができ、本体の取付けの際の制限がなく、充分な開口面積が確保されたケーブルラック支持枠を提供する。
【構成】床、壁等のコンクリート躯体の貫通部に埋設されて配管・配線用貫通開口部を成すと共にケーブルラックが取付けられるケーブルラック支持枠において、ケーブルラック支持枠の本体が、断面矩形筒状体から成り、該本体の一方の開口部外側の相対向する位置に、下記構成を有する断面コ字状部材が夫々取付けられており、該相対向する位置の断面コ字状部材には、ケーブルラック固定用アングルが架渡し取付けされる構成を有することを特徴とするケーブルラック支持枠である。
【選択図】 図1

Description

本考案はケーブルラック支持枠に関し、詳しくは建築物の配管・配線用貫通開口部に配設されるケーブルラックの支持枠に関する。
床、壁等のコンクリート躯体の貫通部に埋設されて配管・配線用貫通開口部を成すと共にケーブルラックが取付けられるケーブルラック支持枠としては、床上取付型や床壁埋設型等、種々のタイプが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載の技術は、内枠と外枠とから成る貫通スリーブに接続したフードボックスにケーブルラックを取付ける構成を有している。
特許文献2に記載の技術は、本体に、はみ出すように取付けた山形鋼にケーブルラックを取付ける構成を有している。
特許文献3に記載の技術は、本体の上面に取付けた断面L字アングルから成る支持フレームにケーブルラックを取付ける構成を有している。
特開平10−318482号公報 登録実用新案第3101079号公報 実開平7−27240号公報
特許文献1に記載の技術では、ケーブルラックの支持位置が貫通開口部ではなく貫通スリーブに接続したフードボックスの出口部分であることから、配管・配線の支持が貫通開口部から離れた位置となってしまい、貫通開口部内での配管・配線の支持が不充分となり易く、配管・配線の種類・本数によっては錯綜し易いという欠点を有している。
特許文献2に記載の技術では、本体の外側と開口部内の両方に山形鋼が大きく露出しているため、本体の外側部分では、配設部分の近傍に他の構造材が有る場合等では取付けが制限され、また、開口部内の山形鋼によって開口面積が減じられてしまうため、配管・配線のための必要開口面積の確保が困難となる等の欠点を有している。
特許文献3に記載の技術では、支持フレームが本体の上面縁部分の僅かな面積を有する部分に固定されているだけなので、取付けが脆弱であり強度が低いという欠点を有している。
そこで本考案の課題は、貫通開口部における配管・配線及びケーブルラックを安定して支持することができ、本体の取付けの際の制限がなく、充分な開口面積が確保されたケーブルラック支持枠を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.床、壁等のコンクリート躯体の貫通部に埋設されて配管・配線用貫通開口部を成すと共にケーブルラックが取付けられるケーブルラック支持枠において、ケーブルラック支持枠の本体が、断面矩形筒状体から成り、該本体の一方の開口部外側の相対向する位置に、下記構成を有する断面コ字状部材が夫々取付けられており、該相対向する位置の断面コ字状部材には、ケーブルラック固定用アングルが架渡し取付けされる構成を有することを特徴とするケーブルラック支持枠。
[断面コ字状部材の構成]
前記断面コ字状部材は、コ字の上線部分と下線部分が外向きとなると共に縦線部分が貫通方向と略一致するように該縦線部分が前記本体の一方の開口部外側に夫々取付けられ、前記上線部分に前記ケーブルラック固定用アングル取付用の孔部が形成されており、コンクリート打設時に該上線部分の全部と前記縦線部分の途中部分までがコンクリート躯体から露出し、他の部分がコンクリート躯体中に埋設する構成を有する。
2.ケーブルラック固定用アングルが、ケーブルラックの被取付部である透孔を有しており、該透孔が複数個の長孔であることを特徴とする上記1に記載のケーブルラック支持枠。
3.前記相対向する位置の断面コ字状部材が、前記一方の開口部をコンクリート打設時に仮閉塞する養生蓋の仮取付けが可能な構成を有することを特徴とする上記1又は2に記載のケーブルラック支持枠。
4.前記養生蓋にはミシン目の如き切断可能線が形成され、コンクリート躯体乾燥後に前記切断可能線部分から切断し貫通開口部を仮閉塞していた部分のみ除去することが可能な構成を有することを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載のケーブルラック支持枠。
請求項1に示す考案によれば、断面コ字状部材の上線部分の全部及び前記縦線部分の途中部分までがコンクリート躯体から露出し、他の部分がコンクリート躯体中に埋設する構成を有することにより、コンクリート躯体にケーブルラック支持枠を強固に固定することができる。
また、コンクリート躯体に部分的に埋設された断面コ字状部材にケーブルラック固定用アングルを取付けるので、該ケーブルラック固定用アングルに取付けるケーブルラック及び該ケーブルラックが支持する配管・配線を安定して強固に支持することができる。
また、開口部外側の相対向する位置に取付けられた断面コ字状部材にケーブルラック固定用アングルを架渡し取付けするので、貫通開口部でのケーブルラックによる配管・配線の支持が可能となり、該配管・配線の錯綜を防ぐことができる。
更に、本体の開口部内に突出する部材が無いので、必要開口面積を確保することができる。更にまた、本体の外側についても断面コ字状部材以外に突出する部材が無いので、配設部分の近傍に他の構造材が有る場合であっても突出部分を原因とする制限を受けることが無い。
請求項2に示す考案によれば、ケーブルラックの取付位置の選択・変更・微調整が可能である。
請求項3に示す考案によれば、前記相対向する位置の断面コ字状部材が、前記一方の開口部をコンクリート打設時に仮閉塞する養生蓋の取付け部を兼用することができる。
請求項4に示す考案によれば、取付けた養生蓋13を取り外すことなく養生蓋13の貫通開口部を仮閉塞していた部分のみを除去することができる。また、ボルト・ナット等の固定具を取り外す必要がなくなる。
本考案に係るケーブルラック支持枠の詳細について、添付の図面に基づき説明する。
図1は本考案に係るケーブルラック支持枠の一実施例を示す分解斜視図、図2は図1のケーブルラック支持枠を用いた施工例の一例を示す断面図である。
図1に示すように、本考案に係るケーブルラック支持枠1は、本体10が、断面矩形筒状体から成り、該本体10の一方の開口部外側の相対向する位置に、断面コ字状部材11・11が夫々取付けられており、該相対向する位置の断面コ字状部材11・11には、ケーブルラック固定用アングル12が架渡し取付けされる構成を有する。また、施工時におけるコンクリート打設時には、前記断面コ字状部材11・11に養生蓋13を仮取付けして貫通開口部を仮閉塞が可能な構成を有する。
前記コ字状部材11は、コ字の上線部分11Aと下線部分11Bが外向きとなると共に縦線部分11Cが貫通方向と略一致するように該縦線部分11Cが前記本体10の一方の開口部外側に夫々取付けられ、前記上線部分11Aに前記ケーブルラック固定用アングル12取付用の孔部11Dが形成されている。本体10への取付けは、熔接、ボルト固定等が挙げられるが、熔接が好ましい。
また前記コ字状部材11は、図2に示すように、コンクリート打設時に上線部分11Aの全部と縦線部分11Cの途中部分までがコンクリート躯体2から露出し、他の部分がコンクリート躯体2中に埋設する構成を有する。
ケーブルラック固定用アングル12は、図1に示すようなL字アングル材が好ましく用いられ、前記断面コ字状部材11に取付けるための透孔12Aと、ケーブルラックの被取付け部である透孔12Bが形成されている。透孔12Bは、ケーブルラックの取付位置の選択・変更・微調整が可能なように複数個の長孔であることが好ましい。尚、透孔12Aについても、透孔12Bと同構成とすれば、作業時にL字の向きに拘らず取付けることが可能となる。
養生蓋13は、図1に示すように貫通開口部を仮閉塞できるものであれば、この種の貫通開口部の仮閉塞に用いられる公知公用の養生蓋材(例えば、鉄板、アルミ板、ベニヤ材等)を用いることができる。養生蓋13の仮取付は、ケーブルラック固定用アングル12を取付けるために断面コ字状部材11に形成されている孔部11Dを利用し、該孔部11Dに対応する位置に形成されている透孔13A・13Aにボルト・ナット等の固定具を係合することによって行われる。
養生蓋13による仮閉塞の際、貫通開口部である本体10の上面全体を隙間が生じることなく被覆できるように、断面コ字状部材11の上線部分11Aの上面は、少なくとも本体10の上面より突出させることなく取付けられていることが好ましく、より好ましくは面一状態ないしは上線部分11Aの上面が本体10の上面より下方となるように取付けられることであり、更に好ましくは面一状態に取付けられることである。
施工時におけるコンクリート打設時に、貫通開口部の仮閉塞を行った養生蓋13は、コンクリート躯体2乾燥後の型枠取外しと共に取り外される。養生蓋13を取り外した後、前記したケーブルラック固定用アングル12を設計位置にボルト・ナット等の固定具によって取付けることができる。該ケーブルラック固定用アングル12を取付けた後、該ケーブルラック固定用アングル12に、ケーブルラック(図示は省略)が取付固定され、該ケーブルラックに配線・配管を支持させ、その他の作業(不燃材の充填作業や残った開口の耐火閉塞作業等)することで、コンクリート躯体2の貫通開口部の配線・配管が完了する。
尚、養生蓋13にミシン目の如き切断可能線13Bを形成して当該部分での切断が容易な構成とすることで、コンクリート躯体2乾燥後の取外時に、ボルト・ナット等の固定具を取り外して養生蓋13全てを除去するのではなく、前記切断可能線13B部分から切断し貫通開口部を仮閉塞していた部分のみ除去するように構成してもよい。
本考案に係るケーブルラック支持枠の一実施例を示す分解斜視図 図1のケーブルラック支持枠を用いた施工例の一例を示す断面図
符号の説明
1 ケーブルラック支持枠
2 コンクリート躯体
10 本体
11 断面コ字状部材
11A コ字の上線部分
11B コ字の下線部分
11C コ字の縦線部分
11D 孔部
12 ケーブルラック固定用アングル
12A 透孔
12B 透孔
13 養生蓋
13A 透孔
13B 切断可能線

Claims (4)

  1. 床、壁等のコンクリート躯体の貫通部に埋設されて配管・配線用貫通開口部を成すと共にケーブルラックが取付けられるケーブルラック支持枠において、ケーブルラック支持枠の本体が、断面矩形筒状体から成り、該本体の一方の開口部外側の相対向する位置に、下記構成を有する断面コ字状部材が夫々取付けられており、該相対向する位置の断面コ字状部材には、ケーブルラック固定用アングルが架渡し取付けされる構成を有することを特徴とするケーブルラック支持枠。
    [断面コ字状部材の構成]
    前記断面コ字状部材は、コ字の上線部分と下線部分が外向きとなると共に縦線部分が貫通方向と略一致するように該縦線部分が前記本体の一方の開口部外側に夫々取付けられ、前記上線部分に前記ケーブルラック固定用アングル取付用の孔部が形成されており、コンクリート打設時に該上線部分の全部と前記縦線部分の途中部分までがコンクリート躯体から露出し、他の部分がコンクリート躯体中に埋設する構成を有する。
  2. ケーブルラック固定用アングルが、ケーブルラックの被取付部である透孔を有しており、該透孔が複数個の長孔であることを特徴とする請求項1に記載のケーブルラック支持枠。
  3. 前記相対向する位置の断面コ字状部材が、前記一方の開口部をコンクリート打設時に仮閉塞する養生蓋の仮取付けが可能な構成を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブルラック支持枠。
  4. 前記養生蓋にはミシン目の如き切断可能線が形成され、コンクリート躯体乾燥後に前記切断可能線部分から切断し貫通開口部を仮閉塞していた部分のみ除去することが可能な構成を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のケーブルラック支持枠。
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