JP2021150318A - 電気機器収納箱用仮保持部材及び電気機器収納箱 - Google Patents

電気機器収納箱用仮保持部材及び電気機器収納箱 Download PDF

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【課題】電気機器収納箱を構成する側板を取り付ける際の作業性を高められるようにすること。【解決手段】電気機器収納箱の側板72を仮保持可能な第一の側板仮保持部11と、第一の側板仮保持部とは異なる位置で電気機器収納箱の側板を仮保持可能な第二の側板仮保持部12と、電気機器収納箱の支柱に固定される固定部13と、を備え、前記固定部と第一の側板仮保持部の距離と、前記固定部と第二の側板仮保持部の距離が異なる構成とする。【選択図】図6

Description

本発明は、電気機器収納箱用仮保持部材及び電気機器収納箱に関するものである。
キュービクル式高圧受電設備などに使用される大型の電気機器収納箱では、その箱体を構成する側板も大きくなる。このため、側板の取付作業は非常に困難になる。両手を用いて安全に作業を行うため、特許文献1に記載されているように、本体に備えたフックにパネルを係合させた状態で固定手段によって取り付ける方法が提案されている。
特開平11−004089号公報
しかしながら、フックの位置が固定されてしまうと、取付位置(高さ)が異なる側板の設置が困難となる。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明が解決しようとする課題は、電気機器収納箱を構成する側板を取り付ける際の作業性を高められるようにすることである。
上記課題を解決するため、電気機器収納箱の側板を仮保持可能な第一の側板仮保持部と、第一の側板仮保持部とは異なる位置で電気機器収納箱の側板を仮保持可能な第二の側板仮保持部と、電気機器収納箱の支柱に固定される固定部と、を備え、前記固定部と第一の側板仮保持部の距離と、前記固定部と第二の側板仮保持部の距離が異なる電気機器収納箱用仮保持部材とする。
また、固定部は、上方に向けて延びる上係止部と、下方に向けて延びる下係止部を備えた構成とすることが好ましい。
また、固定部を複数備え、少なくとも二つの固定部が上下方向に離れる構成とすることが好ましい。
また、上記電気機器収納箱用仮保持部材を備えた電気機器収納箱とすることが好ましい。
本発明では、電気機器収納箱を構成する側板を取り付ける際の作業性を高められるようにすることが可能となる。
実施形態における屋内用の電気機器収納箱の分解斜視図である。 図1に示す電気機器収納箱の側面図である。ただし、天井板及び一部の側板は省略している。 実施形態における仮保持部材の斜視図である。 実施形態における支柱と仮保持部材を部分的に拡大した図である。ただし、仮保持部材を支柱に取り付ける前の状態を表している。 実施形態における仮保持部材を取り付けた支柱と側板を部分的に拡大した図である。ただし、側板を仮保持部材に掛ける前の状態を表している。 支柱に取り付けられた仮保持部材の第一の側板仮保持部により側板の移動を規制した例を示す断面図である。 実施形態における屋外用の電気機器収納箱の分解斜視図である。 図7に示す電気機器収納箱の側面図である。ただし、屋根本体、屋根カバー及び一部の側板は省略している。 支柱に取り付けられた仮保持部材の第二の側板仮保持部により側板の移動を規制した例を示す断面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。図1乃至図4に示されていることから理解されるように、本実施形態の電気機器収納箱用仮保持部材1は、電気機器収納箱7の側板72を仮保持可能な第一の側板仮保持部11と、第一の側板仮保持部11とは異なる位置で電気機器収納箱7の側板72を仮保持可能な第二の側板仮保持部12と、電気機器収納箱7の支柱75に固定される固定部13と、を備えている。また、固定部13と第一の側板仮保持部11の距離と、固定部13と第二の側板仮保持部12の距離が、異なる。このため、仮保持部材1の取り付け向きの選択の仕方により固定部13から側板72を仮保持する位置までの距離(高さ)を異ならせることができ、電気機器収納箱7を構成する側板72を取り付ける際の作業性を高められる。
ここで、仮保持部材1が用いられる電気機器収納箱7の例について説明する。図1及び図2に示す例では、設置面と当接する基台74と、基台74の上に配置した下枠79と、上下方向に延びる支柱75と、前後方向に延びる縦梁76と、左右方向に延びる横梁77と、を組み合わせて枠体を構成しており、この枠体に対してパネル状の部材である開閉可能な扉71と、側板72と点検扉73を取り付けて上部が開いた箱体を構成している。点検扉73は必ずしも備える必要はなく、点検扉73に代わり側板72を取り付けてもよい。また、この例では、箱体の上部を覆う板状の天井板81を備えている。
実施形態の仮保持部材1は、板状の部材の一端側に第一の側板仮保持部11を備え、他端側に第二の側板仮保持部12を備えている。また、電気機器収納箱7の支柱75に固定される固定部13は第一の側板仮保持部11と第二の側板仮保持部12の中間地点から何れかの仮保持部に寄せた位置に配置している。この仮保持部材1は、支柱75に固定する向きを選択することで、固定部13から側板72を仮保持する位置までの距離を選択できる。なお、図3に示す例の仮保持部材1は、第二の側板仮保持部12に寄せた位置に固定部13を配置している。このため、第一の側板仮保持部11が固定部13よりも上方に位置するように取り付けた場合における固定部13と第一の側板仮保持部11の最短距離と、第二の側板仮保持部12が固定部13よりも上方に位置するように取り付けた場合における固定部13と第二の側板仮保持部12の最短距離を異なるものとすることができる。
図3に示す例の電気機器収納箱用仮保持部材1は、薄板状の金属製の部材であり、ベース部17の一端側から第一の側板仮保持部11が延び、ベース部17の他端側から第二の側板仮保持部12が延びる。また、ベース部17から側方に突出する固定部13が備えられている。
図3に示す例では、2つの固定部13が上下方向に並ぶように備えられている。固定部13は2つである必要は無いが、固定部13を複数備えた場合、少なくとも二つの固定部13が離れるように構成すれば、仮保持部材1が左右方向に傾くことを抑制することができる。また、少なくとも二つの固定部13が上下方向に離れるように構成すれば、仮保持部材1の左右方向の厚みの増加を抑制しつつ、仮保持部材1が左右方向に傾くことを抑制することができる。
図3に示す固定部13は板状のベース部17から側方に向けて突出する基部14を備えている。また、第一の側板仮保持部11が上側で第二の側板仮保持部12が下側になるような位置関係とした際に、この基部14から上方向に延びる上係止部15と下方向に延びる下係止部16を備えている。図3に示す固定部13は、基部14と上係止部15と下係止部16により側面視でT字状をなすように構成されている。
固定部13の形状は図3に示す例に限る必要は無い。例えば、上下方向に離れて位置する二つの固定部13に関し、固定部13をL字状としても、向きを変えて支柱75に固定できる構成とすることができる。いずれにせよ、固定部13に上係止部15と、下係止部16を備えた構成とするのが好ましい。このようにすれば、例えば、第一の側板仮保持部11が上側で第二の側板仮保持部12が下側になるような位置関係で支柱75に備えた孔90に固定部13を差し込んでから手を離すと下方側に延びる下係止部16と基部14とベース部17により下向きのU字状に構成された部位が孔90の縁に引っ掛かることになり、仮保持部材1を支柱75に固定することができる一方、振動などで仮保持部材1が上方に移動した場合には、上係止部15と基部14とベース部17によりU字状に構成された部位が孔90の上側の縁に当たるように移動して、固定部13が孔90から抜けるように移動することを抑制することが可能となる。
このような仮保持部材1は、図4に示すように、孔90を備えた支柱75に取り付けることができる。図4に示す例では、支柱75に上下に並ぶように設けられた長孔90に対して、固定部13が挿入される。なお、図4に示す支柱75には上下に並ぶ長孔90が左右に離れて設けられており、仮保持部材1の左右方向の位置を選択することができる。
図5に示すことから理解されるように、支柱75に仮保持部材1が取り付けられた状態では、ベース部17の上側に延びる側板仮保持部が側板72の上部を引っ掛けることができるように突出している。図5に示す側板72は、図6に示すことから理解されるように、上部が断面U字状に設けられており、そのU字状の部位を側板仮保持部に引っ掛けるようにすることで、側板72を仮保持することができる。使用者は、この状態とした後に、ボルトなどの固定部材を用いてしっかりと側板72を固定すればよいため、固定作業がしやすくなる。なお、実施形態では図視しない固定部材が、支柱75に備えられた取付孔91と側板72に備えられた取付部92に差し込まれる状態として、側板72を支柱75に固定する。
実施形態の仮保持部材1は図1及び図2に示す電気機器収納箱7の他、図7及び図8に示す電気機器収納箱7に対応することができる。図1及び図2に示す電気機器収納箱7は、屋内用のものであり、側板72は支柱75の上端よりも上方に位置する電気機器収納箱7の上端付近まである。一方、図7及び図8に示す電気機器収納箱7は、屋外用のものであり、図9に示すことから理解されるように、側板72の上端の位置は支柱75の上端程度の高さの位置である。これは、箱体の上部を覆う屋根本体83や屋根カバー84が前側から後側に傾斜するように構成することなどに起因する。なお、図1及び図2に示す電気機器収納箱7と図7及び図8に示す電気機器収納箱7は、いずれも同じ形態の支柱75を使用している。
図7及び図8に示す電気機器収納箱7に仮保持部材1を使用する場合、図3に示す向きでは扉71の高さと合わないため、図9に示すように、第二の側板仮保持部12が上側で第一の側板仮保持部11が下側になるような向きで支柱75に取り付けられる。
この仮保持部材1は、側板72を固定部材で固定した後も、支柱75に取り付けられたままである。このため、何らかの理由で側板72を固定する固定部材が緩んだ場合でも、側板72が側板仮保持部材に引っ掛かった状態とすることができるため、側板72が脱落する可能性を抑制することができる。また、何らかの理由で側板72を取り外したい場合に固定部材を緩めても、側板72が不意に倒れてくる可能性を抑制することができる。
ところで、実施形態では、孔90を支柱75の端部に配置している。支柱75に大きな側板72を取り付ける場合、上・下・中央と均一的に取り付けることが望ましいが、孔90はこれらの取付に用いられる取付孔91などと被らないように配置することができる。
以上、実施形態を例に挙げて本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、仮保持部材は、薄板状ではなくてもよく、棒状など適切な形状に定めればよい。
1 仮保持部材
7 電気機器収納箱
11 第一の側板仮保持部
12 第二の側板仮保持部
13 固定部
15 上係止部
16 下係止部
72 側板
75 支柱

Claims (4)

  1. 電気機器収納箱の側板を仮保持可能な第一の側板仮保持部と、第一の側板仮保持部とは異なる位置で電気機器収納箱の側板を仮保持可能な第二の側板仮保持部と、電気機器収納箱の支柱に固定される固定部と、を備え、前記固定部と第一の側板仮保持部の距離と、前記固定部と第二の側板仮保持部の距離が異なる電気機器収納箱用仮保持部材。
  2. 固定部は、上方に向けて延びる上係止部と、下方に向けて延びる下係止部を備えた請求項1に記載の電気機器収納箱用仮保持部材。
  3. 固定部を複数備え、少なくとも二つの固定部が上下方向に離れる請求項1又は2に記載の電気機器収納箱用仮保持部材。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の電気機器収納箱用仮保持部材を備えた電気機器収納箱。
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