JP3111021B2 - 整列搬送装置 - Google Patents

整列搬送装置

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JP3111021B2
JP3111021B2 JP08095508A JP9550896A JP3111021B2 JP 3111021 B2 JP3111021 B2 JP 3111021B2 JP 08095508 A JP08095508 A JP 08095508A JP 9550896 A JP9550896 A JP 9550896A JP 3111021 B2 JP3111021 B2 JP 3111021B2
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unloading
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/22Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
    • B65G47/26Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles
    • B65G47/30Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors
    • B65G47/31Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors by varying the relative speeds of the conveyors forming the series
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2203/00Indexing code relating to control or detection of the articles or the load carriers during conveying
    • B65G2203/04Detection means
    • B65G2203/042Sensors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の横方向(搬
送方向および搬送方向の逆方向)の列になった状態のも
とで多数の被搬送物(パン、菓子等の食料品、および食
料品以外の被搬送物)を搬送方向へ搬送すると共に、搬
送の途中に被搬送物群ごとに縦方向(横方向に直交する
方向)に順次整列する整列搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の整列搬送装置について簡単
に説明する。
【0003】適宜位置には搬送コンベアが横方向(搬送
方向およびこの搬送方向の逆方向)へ延伸して設けてあ
り、この搬送コンベアは、横方向の列になった状態のも
とで多数の被搬送物を搬送する搬送領域を縦方向(横方
向に直交する方向)へ複数備えている。又、搬送コンベ
アにおけるベルトの途中の上方には縦方向に延びた整列
シャッタが上下方向へ移動可能に設けてあり、被搬送物
群(原則として複数の被搬送物からなる)がこの整列シ
ャッタに搬送方向から突き当たるものである。
【0004】従って、搬送コンベアを搬送駆動させるこ
とにより、複数の横方向の列になった状態のもとで多数
の被搬送物を搬送方向へ搬送する。上記搬送の途中にお
いて、シャッタの上下方向の移動を繰り返すことによ
り、上流から搬送される被搬送物群がシャッタに突き当
たって、被搬送物群ごとに縦方向に順次整列される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の整列搬
送装置においては、被搬送物群を縦方向に整列するため
に被搬送物群を整列シャッタに突当てており、パン菓
子、餅等の軟質の被搬送物が変形したり、整列シャッタ
ーに粘着したりすることがあり、被搬送物の品質を害す
るという問題がある。
【0006】又、整列シャッタに突き当たることにより
被搬送物群の搬送が一旦停止され、上流から搬送される
次の被搬送物群との間において被搬送物同士の干渉が生
じて、整列が困難になるという問題がある。
【0007】さらに、縦方向に整列すべき被搬送物群
と、この被搬送物群の下流側の整列を終えた被搬送物群
との間の間隔が小さい場合には、隣接する被搬送物群と
の間に整列シャッタを挿入することができず、整列を行
うことができないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の如き従来の問題点
を解決するために、本発明においては、第1の手段とし
て、多数の被搬送物を複数の横方向の列になった状態の
もとで多数の被搬送物を搬送方向へ搬送すると共に、搬
送の途中に被搬送物群(原則として整列コンベアセット
の数と同数の被搬送物からなるが、整列コンベアセット
の数よりも少ない数の被搬送物からなる場合もある)ご
とに縦方向に順次整列する整列搬送装置において、上記
搬送方向からみて上流側に第1搬送コンベアを設けると
共に、搬送方向からみて下流側に第2搬送コンベアを設
け、この第1搬送コンベアは、横方向の列になった状態
のもとで多数の被搬送物を搬送する第1搬送領域を縦方
向へ複数備え、第2搬送コンベアは、横方向の列になっ
た状態のもとで多数の被搬送物を搬送する第2搬送領域
を縦方向へ複数備え、第1搬送コンベアと第2搬送コン
ベアの間に整列コンベアセットを縦方向へ複数設け、各
整列コンベアセットを対応する第1搬送領域と第2搬送
領域の間に位置するようにそれぞれ構成し、各整列コン
ベアは横方向に並んだ複数の整列コンベアをそれぞれ備
え、各整列コンベアセットにおける各下流寄りの整列コ
ンベアに被搬送物がそれぞれ位置しているときに、横方
向に隣接する上流寄りの整列コンベアの搬出側に被搬送
物がそれぞれ位置すると、上記隣接する上流寄りの整列
コンベアの搬送駆動をそれぞれ停止せしめるように制御
すると共に、上記下流寄りの整列コンベアの搬出側から
被搬送物がそれぞれ搬出されると、上記隣接する上流寄
りの整列コンベアをそれぞれ再搬送駆動せしめるように
制御し、各整列コンベアセットにおける最も下流寄りの
整列コンベアの搬出側に被搬送物がそれぞれ位置する
と、各最も下流寄りの整列コンベアの搬送駆動をそれぞ
れ停止せしめるように制御すると共に、所定の搬出条件
のもとで全ての最も下流寄りの整列コンベアを同期して
再搬送駆動せしめるように制御する制御装置を設け、前
記各整列コンベアにおいて搬入側から搬出側まで被搬送
物を搬送する搬送時間が、前記第1搬送領域において被
搬送物間の最小搬送ピッチに要する搬送時間よりも短く
なることを特徴とする。
【0009】ここで、下流寄りの整列コンベアに被搬送
物が位置しているとは、下流寄りの整列コンベアの搬入
側又は搬出側に被搬送物が位置している他に、この下流
寄りの整列コンベアにおける搬入側と搬出側の間に被搬
送物が位置していることも含む意である。
【0010】第2の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記各第1搬送領域における被搬送物の平
均搬送ピッチに要する平均ピッチ時間をそれぞれ演算す
る演算装置を設け、前記所定の搬出条件とは、全ての最
も下流寄りの整列コンベアを複数の平均ピッチ時間のう
ち最も短い最短平均ピッチ時間以下の所定の時間間隔
(最短平均ピッチ時間とほぼ同じ時間間隔も含む)のも
とで搬出することであることを特徴とする。
【0011】第3の手段として、第2の手段の発明特定
事項の他に、各第1搬送領域において搬送される被搬送
物を検出する検出センサをそれぞれ設け、前記演算装置
により各検出センサの検出時間隔に基づいて前記平均搬
送ピッチ時間をそれぞれ演算するように構成したことを
特徴とする。
【0012】第4の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記所定の搬出条件とは、複数の最も上流
寄りの整列コンベアのうちいずれかの最も上流寄りの整
列コンベアに被搬送物が位置してあって、前記いずれか
の最も上流寄りの整列コンベアに対応する(横方向に隣
接する)第1搬送領域の搬出側に被搬送物が位置したと
きに搬出することであることを特徴とする。
【0013】ここで、最も上流寄りの整列コンベアに被
搬送物が位置しているとは、最も上流寄りの整列コンベ
アの搬入側又は搬出側に被搬送物が位置している他に、
この最も上流寄りの整列コンベアにおける搬入側と搬出
側の間に被搬送物が位置していることも含む意である。
【0014】第5の手段として、第1の手段の発明特定
事項の他に、前記所定の搬出条件とは、全ての前記整列
コンベアの搬出側に被搬送物がそれぞれ位置したときに
搬出することであることを特徴とする。
【0015】第6の手段として、第1〜第5の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記各整列コ
ンベアの搬入側に被搬送物が位置していることを検出す
る整列コンベア用搬入検出器をそれぞれ設け、各整列コ
ンベアの搬出側に被搬送物が位置していることを検出す
る整列コンベア用搬出検出器をそれぞれ設け、前記各第
1搬送領域の搬出側に被搬送物が位置していることを検
出する第1搬送領域用搬出検出器をそれぞれ設け、前記
各第2搬送領域の搬入側に被搬送物が位置していること
を検出する第2搬送領域用搬入検出器をそれぞれ設けて
なることを特徴とする。
【0016】第7の手段として、第6の手段の発明特定
事項の他に、前記各整列コンベアの搬出側と横方向に隣
接する整列コンベアの搬入側をそれぞれ近接して構成
し、前記各第1搬送領域の搬出側と横方向に隣接する最
も上流寄りの整列コンベアの搬入側をそれぞれ近接して
構成し、前記各第2搬送領域の搬入側と横方向に隣接す
る最も下流寄りの整列コンベアの搬出側をそれぞれ近接
して構成してなることを特徴とする。
【0017】第8の手段として、第1〜第7の手段のう
ちいずれかの手段の発明特定事項の他に、前記第1搬送
コンベアと複数の最も上流寄りの整列コンベアの間に上
流変速コンベアを縦方向に複数設け、各上流変速コンベ
アを対応する第1搬送領域と最も上流寄りの整列コンベ
アの間に位置するようにそれぞれ構成し、各上流変速コ
ンベアの搬送速度を第1搬送コンベアの搬送速度とほぼ
同じ速度と最も上流寄りの整列コンベアの搬送速度とほ
ぼ同じ速度に切換え可能に構成してなることを特徴とす
る。
【0018】第9の手段として、第1〜第5の手段およ
び第8の手段のうちのいずれかの手段の発明特定事項の
他に、前記第2搬送コンベアと複数の前記最も下流寄り
の整列コンベアの間に下流変速コンベアを縦方向に複数
設け、各下流変速コンベアを対応する前記第2搬送領域
と最も下流寄りの整列コンベアの間に位置するようにそ
れぞれ構成し、各下流変速コンベアの搬送速度を第2搬
送コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度と最も下流寄りの
整列コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度に切換え可能に
構成してなることを特徴とする。
【0019】前記の手段により、第1搬送コンベアを搬
送駆動させることにより、複数の横方向の列になった状
態のもとで多数の被搬送物を搬送方向へ搬送し、対応す
る第1搬送領域の搬出側から対応する最も上流寄りの整
列コンベアの搬入側に多数の被搬送物を順次搬入せしめ
ることができる。そして、各整列コンベアセットにおけ
る複数の整列コンベアを適宜に搬送駆動させることによ
り、最も下流寄りの整列コンベアの搬入側から対応する
最も上流寄りの整列コンベアの搬出側まで多数の被搬送
物を順次搬送せしめることができる。
【0020】上述の整列コンベアによる搬送過程におい
て、各下流寄りの整列コンベアに被搬送物がそれぞれ位
置しているときに、横方向に隣接する上流寄りの整列コ
ンベアの搬出側に被搬送物がそれぞれ位置すると、制御
装置により上記隣接する上流寄りの整列コンベアの搬送
駆動をそれぞれ停止せしめるように制御すると共に、上
記下流寄りの整列コンベアの搬出側から被搬送物が搬出
されると制御装置により上記隣接する上流寄りの整列コ
ンベアをそれぞれ再搬送駆動せしめるように制御する。
各整列コンベアにおいて搬入側から搬出側まで被搬送物
を搬送する搬送時間が、第1搬送領域において被搬送物
間の最小搬送ピッチに要する時間よりも短いため、各整
列コンベアに2以上の被搬送物が位置することは無いも
のである。
【0021】(尚、第6の手段の発明特定事項にあって
は、下流寄りの整列コンベアの搬入側又は搬出側に被搬
送物が位置していることは、適宜の整列コンベア用搬入
検出器又は適宜の整列コンベア用搬出検出器により被搬
送物が検出されることにより分かるものであって、下流
寄りの整列コンベアにおける搬入側と搬出側の間に被搬
送物が位置していることは、適宜の整列コンベア用搬入
検出器により被搬送物が一旦検出されてあって、適宜の
整列コンベア用搬出器により同じ被搬送物が検出されな
いことにより分かるものである。又、上流寄りの整列コ
ンベアの搬出側に被搬送物が位置することは、適宜の整
列コンベア用搬出検出器により被搬送物が検出されるこ
とにより分かるものであって、下流寄りの整列コンベア
の搬出側から被搬送物が搬出されたことは、適宜の整列
コンベア用搬出検出器により被搬送物が検出されなくな
ったことにより分かるものである。)そして、各整列コ
ンベアセットにおける最も下流寄りの整列コンベアの搬
出側に被搬送物がそれぞれ位置すると、制御装置により
各最も下流寄りの整列コンベアの搬送駆動をそれぞれ停
止せしめるように制御すると共に、制御装置により所定
の搬出条件のもとで全ての最も下流寄りの整列コンベア
を同期して再搬送駆動せしめる。これを繰り返すことに
よって、被搬送物群ごとに縦方向に順次整列して、最も
下流寄りの整列コンベアの搬出側から被搬送物群ごとに
順次搬出される。尚、最も下流寄りの整列コンベアから
搬出されると、第2搬送コンベアに被搬送物群ごと順次
搬入され、第2搬送コンベアにおいて搬送方向へ搬送せ
しめられる。
【0022】ここで、第2の手段の発明特定事項にあっ
ては、前記最短平均ピッチ時間以下の所定の時間間隔の
もとで被搬送物群ごとに順次搬出しているため、1つの
第1搬送領域において被搬送物間の搬送ピッチが横方向
に沿って同じでない場合、又は各第1搬送領域ごとの搬
送ピッチが同じでない場合であっても、確実に被搬送物
群ごとに順次整列コンベアから搬出することができると
共に、第2搬送コンベアにおいてほぼ同一の所定の搬送
ピッチのもとで多数の被搬送物群を搬送することができ
る。
【0023】又、第4の手段の発明特定事項にあって
は、いずれかの最も上流寄りの整列コンベアに被搬送物
が位置してあって対応する第1搬送領域の搬出側に被搬
送物が位置したときに搬出しているため、1つの第1搬
送領域において被搬送物間の搬送ピッチが横方向に沿っ
て同じでない場合、又は各第1搬送領域ごとの搬送ピッ
チが同じでない場合であっても、確実に被搬送物群ごと
に順次搬出することができると共に、いずれかの最も下
流寄りの整列コンベアが最初に搬送駆動を停止してから
全ての最も下流寄りの整列コンベアが同期して再搬出駆
動するまでの時間が長くなり、その間に全ての最も下流
寄りの整列コンベアの搬出側に被搬送物をそれぞれ待機
できる場合が多くなる。
【0024】さらに、第5の手段の発明特定事項にあっ
ては、全ての整列コンベアの搬出側に被搬送物がそれぞ
れ位置したときに搬出しているため、1つの第1搬送領
域における被搬送物間の搬送ピッチが横方向に沿ってほ
ぼ同じであって、かつ各第1搬送領域ごとの搬送ピッチ
がほぼ同じ場合に限って、ほぼ同じ時間間隔のもとで第
2コンベアに被搬送物群ごと順次搬出でき、第2搬送コ
ンベアにおいてほぼ同じ搬送ピッチのもとで多数の被搬
送物群を搬送することができる。
【0025】(尚、第6の手段の発明特定事項にあって
は、最も上流寄りの整列コンベアの搬入側又は搬出側に
被搬送物が位置していることは、適宜の整列コンベア用
搬入検出器又は適宜の整列コンベア用搬出検出器により
被搬送物が検出されることにより分かるものであって、
最も上流寄りの整列コンベアにおける搬入側と搬出側の
間に被搬送物が位置していることは、適宜の整列コンベ
ア用搬入検出器により被搬送物が検出されてあって、適
宜の整列コンベア用搬出検出器により同じ被搬送物が検
出されないことにより分かるものである。又、第1搬送
領域の搬出側に被搬送物が位置することは、適宜の第1
搬送領域用搬出検出器により被搬送物が検出されること
により分かるものである。)第7の手段の発明特定事項
にあっては、各整列コンベアの搬出側に被搬送物が位置
していることを検出する整列コンベア用搬出検出器を、
横方向に隣接する整列コンベアの搬入側に被搬送物が位
置していることを検出する整列コンベア用搬入検出器と
してもそれぞれ兼用することができる。又、各第1搬送
領域の搬出側に被搬送物が位置していることを検出する
第1搬送領域用搬出検出器を、横方向に隣接する最も上
流寄りの整列コンベアの搬入側に被搬送物が位置してい
ることを検出する整列コンベア用搬入検出器としてそれ
ぞれ兼用することができる。さらに、各最も下流寄りの
整列コンベアの搬出側に被搬送物が位置したことを検出
する整列コンベア用搬出検出器を、横方向に隣接する第
2搬送領域の搬入側に被搬送物が位置したことを検出す
る第2搬送領域用搬入検出器としてそれぞれ兼用するこ
とができる。
【0026】第8の手段の発明特定事項にあっては、各
第1搬送領域の搬出側から被搬送物が搬出される前に、
対応する(横方向に隣接する)上流変速コンベアの搬送
速度を第1搬送コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度にそ
れぞれ切換えて、上流変速コンベアの搬入側に被搬送物
をそれぞれ搬入せしめる。そして、各上流変速コンベア
の搬出側から被搬送物が搬出される前に、上流変速コン
ベアの搬送速度を最も上流寄りの整列コンベアの搬送速
度とほぼ同じ速度にそれぞれ切換えて、最も上流寄りの
整列コンベアの搬入側に被搬送物をそれぞれ搬入せしめ
る。
【0027】第9の手段の発明特定事項にあっては、各
最も下流寄りの整列コンベアの搬出側から被搬送物が搬
出される前に、対応する(横方向に隣接する)下流変速
コンベアの搬送速度を最も下流寄りの整列コンベアの搬
送速度とほぼ同じ速度にそれぞれ切換えて、下流変速コ
ンベアの搬入側に被搬送物をそれぞれ搬入せしめる。そ
して、各下流変速コンベアの搬出側から被搬送物が搬出
される前に、下流変速コンベアの搬送速度を第2搬送コ
ンベアの搬送速度とほぼ同じ速度にそれぞれ切換えて、
対応する(横方向に隣接する)第2搬送領域の搬入側に
被搬送物をそれぞれ搬入せしめる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照するに、第
1の発明の実施の形態に係る整列搬送装置1は、複数の
横方向(搬送方向およびこの搬送方向の逆方向、図1お
よび図2において左右方向)の列になった状態のもとで
多数の被搬送物(パン,菓子等の食料品又は食品素材)
を搬送方向(図1および図2において左方向)へ搬送す
ると共に、搬送の途中に被搬送物群WGごとに縦方向
(横方向に直交する方向、図1において上下方向、図2
において紙面に向かって表裏方向)に順次整列するもの
である。以下、整列搬送装置1について詳細に説明す
る。
【0029】被搬送物Wの搬送方向からみて上流側には
第1搬送コンベア3が設けてあると共に、搬送方向から
みて下流側には第2搬送コンベア5が設けてある。上記
第1搬送コンベア3は、横方向に列になった状態のもと
で多数の被搬送物Wを搬送する第1搬送領域7a,7
b,7cを縦方向へ複数備えており、上記第2搬送コン
ベア5は横方向の列になった状態のもとで多数の被搬送
物Wを搬送する第2搬送領域9a,9b,9cを縦方向
へ複数備えている。
【0030】第1搬送コンベア3と第2搬送コンベア5
の間には整列コンベアセット本体11が設けてあり、こ
の整列コンベアセット本体11には整列コンベアセット
13a,13b,13cが縦方向へ複数設けてあって、
各整列コンベアセット13a,13b,13cが対応す
る第1搬送領域7a,7b,7cと第2搬送領域9a,
9b,9cの間に位置するようにそれぞれ構成してあ
る。各整列コンベアセット13a,13b,13cは横
方向に隣接する上流整列コンベア15a,15b,15
cと下流整列コンベア17a,17b,17cをそれぞ
れ備え、上記整列コンベアセット本体11の適宜位置に
は各上流整列コンベア15a,15b,15cにおける
ベルトBを搬送方向へ搬送駆動(走行駆動)させる上流
整列コンベア用駆動モータ19a,19b,19cおよ
び各下流整列コンベア17a,17b,17cにおける
ベルトBを搬送方向へ搬送駆動させる下流整列コンベア
用駆動モータ21a,21b,21cがそれぞれ設けて
ある。
【0031】ここで、各上流整列コンベア15a,15
b,15cにおいて搬入側から搬出側まで(搬送長さM
1 )被搬送物Wを搬送する時間T1 、および各下流整列
コンベア17a,17b,17cにおいて搬入側から搬
出側まで(搬送長さM2 )被搬送物Wを搬送する搬送時
間T2 が第1搬送領域7a,7b,7cにおいて被搬送
物W間の最小搬送ピッチPmin に要する搬送時間Tmin
より短くなるようにそれぞれ構成してあって、上記搬送
時間T2 は搬送時間T1 と同じか又は小さい値になるよ
う構成してある。
【0032】各上流整列コンベア15a,15b,15
cの搬出側に被搬送物Wが位置していることを検出する
上流整列コンベア用搬出検出器23a,23b,23c
がそれぞれ設けてあり、各下流整列コンベア17a,1
7b,17cの搬出側に被搬送物Wが位置していること
を検出する下流整列コンベア用搬出検出器25a,25
b,25cがそれぞれ設けてあって、各第1搬送領域7
a,7b,7cの搬出側に被搬送物Wが位置しているこ
とを検出する第1搬送領域用搬出検出器27a,27
b,27cがそれぞれ設けてある。ここで、各上流整列
コンベア15a,15b,15cの搬出側と横方向に隣
接する下流整列コンベア17a,17b,17cの搬入
側をそれぞれ近接して構成したことにより、各上流整列
コンベア用搬出検出器23a,23b,23cを横方向
に隣接する下流整列コンベア17a,17b,17cの
搬入側に被搬送物Wが位置していることを検出する下流
整列コンベア用搬入検出器としてそれぞれ兼用すること
ができる。又、各第1搬送領域7a,7b,7cと横方
向に隣接する上流整列コンベア15a,15b,15c
の搬入側をそれぞれ近接して構成したことにより、各第
1搬送領域用搬出検出器27a,27b,27cを横方
向に隣接する上流整列コンベア15a,15b,15c
の搬入側に被搬送物Wが位置していることを検出する上
流整列コンベア用搬入検出器として兼用することができ
る。さらに、各下流整列コンベア17a,17b,17
cの搬出側と横方向に隣接する第2搬送領域9a,9
b,9cの搬入側をそれぞれ近接して構成したことによ
り、各下流整列コンベア用搬出検出器25a,25b,
25cを横方向に隣接する第2搬送領域9a,9b,9
cの搬入側に被搬送物Wが位置していることを検出する
第2搬送領域用搬入検出器としてそれぞれ兼用すること
ができる。尚、上記搬出検出器23a,23b,23
c,25a,25b,25c,27a,27b,27c
は例えば光電スイッチと反射鏡を備えてなる。
【0033】従って、例えば上流整列コンベア用搬出検
出器23aによって被搬送物Wが検出されているとき、
あるいは第1搬送領域用搬出検出器27aによって被搬
送物Wが一旦検出された後であって上流整列コンベア用
搬出検出器23aによって同一の被搬送物Wが未検出の
ときは、上流整列コンベア15aに被搬送物Wが位置し
ていることが分かる。又、例えば下流整列コンベア用搬
出検出器25aにより被搬送物Wが検出されていると
き、あるいは上流整列コンベア用搬出検出器23aによ
り被搬送物Wが一旦検出された後であって下流整列コン
ベア用搬出検出器25aにより同一の被搬送物Wが未検
出のときには、被搬送物Wが下流整列コンベア17a上
に位置していることが分かる。さらに、例えば上流整列
コンベア用搬出検出器23aにより被搬送物Wを一旦検
出してから検出しなくなると、被搬送物Wが上流整列コ
ンベア15aから搬出されたことがわかるものであり、
同様に例えば下流整列コンベア用搬出検出器25aによ
り被搬送物Wが一旦検出してから検出されなくなると、
被搬送物Wが下流整列コンベア17aから搬出されたこ
とが分かるものである。
【0034】図6を参照するに、上記駆動モータ19
a,19b,19c,21a,21b,21cおよび上
記搬出検出器23a,23b,23c,25a,25
b,25c,27a,27b,27cは制御装置29に
接続してあり、この制御装置29には演算装置31が接
続してある。ここで、制御装置29は、各下流整列コン
ベア17a,17b,17cに被搬送物Wがそれぞれ位
置しているときに、横方向に隣接する上流整列コンベア
15a,15b,15cの搬出側に被搬送物Wがそれぞ
れ位置すると、対応する上流整列コンベア用駆動モータ
19a,19b,19cの駆動をそれぞれ停止せしめる
ように制御すると共に、上記下流整列コンベア17a,
17b,17cの搬出側から被搬送物Wがそれぞれ搬出
されると、対応する上流整列コンベア用駆動モータ19
a,19b,19cをそれぞれ再駆動せしめるように制
御する。さらに、制御装置29は、各下流整列コンベア
17a,17b,17cの搬出側に被搬送物Wがそれぞ
れ位置すると、対応する下流整列コンベア用駆動モータ
21a,21b,21cの駆動をそれぞれ停止せしめる
ように制御すると共に、所定の搬出条件のもとで全ての
下流整列コンベア用駆動モータ21a,21b,21c
を同期して再駆動せしめるように制御するものである。
又、上記演算装置31は、各第1搬送領域用搬出検出器
27a,27b,27cの検出時間間隔に基づいて各第
1搬送領域7a,7b,7cにおける被搬送物W間の平
均搬送ピッチPave に要する平均ピッチ時間Tave をそ
れぞれ演算する作用を有する。なお、搬送中、演算装置
31により平均ピッチ時間Tave を多数回演算してお
り、厳密には搬送中において平均ピッチ時間Tave が一
定とは限らない。
【0035】ここで、上記所定の搬出条件としては本発
明の実施の形態において以下の3つの所定の搬出条件が
ある。即ち、第1の所定の搬出条件とは、全ての下流整
列コンベア17a,17b,17cを複数の平均ピッチ
時間Tave のうち最も短い最短平均ピッチ時間T′ave
とほぼ同じ所定の時間間隔(なお、T′ave よりも短い
時間間隔でもよい)のもとで搬出することをいい、その
搬出状態が図3に示してある(なお、図3における整列
コンベアにあって梨地を施しているものは搬送駆動を停
止した状態にあり、梨地を施していないものは搬送駆動
状態にある)。尚、いずれかの下流整列コンベア(例え
ば17a)の搬出側に被搬送物Wが位置してからすべて
の下流整列コンベア17a,17b,17cを同期して
再搬送駆動をせしめる時間T0 は、
【数1】 によって示される。
【0036】又、第2の所定の搬出条件とは、複数の上
流整列コンベア15a,15b,15cのうちいずれか
の上流整列コンベアに被搬送物Wが位置してあって、前
記いずれかの上流整列コンベアに対応する第1搬送領域
の搬出側に被搬送物Wが位置したときに搬出することを
いい、その搬出状態が図4に示してある(なお、図4に
おける整列コンベアにあって梨地を施しているものは搬
送駆動を停止した状態にあり、梨地を施していないもの
は搬送駆動状態にある)。
【0037】さらに、第3の所定の搬出条件とは、全て
の整列コンベア13a,13b,13c,15a,15
b,15cの搬出側に被搬送物Wがそれぞれ位置したと
きに搬出することをいい、その搬出状態が図5に示して
ある(なお、図5における整列コンベアにあって梨地を
施しているものは搬送駆動を停止した状態にあり、梨地
を施していないものは搬送駆動状態にある)。
【0038】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0039】第1搬送コンベア3を搬送駆動させること
により、複数の横方向の列になった状態のもとで多数の
被搬送物Wを搬送方向へ搬送し、対応する第1搬送領域
7a,7b,7cの搬出側から対応する上流整列コンベ
ア15a,15b,15cの搬入側に多数の被搬送物W
を順次搬入せしめる。そして、駆動モータ19a,19
b,19c,21a,21b,21cの駆動により整列
コンベア15a,15b,15c,17a,17b,1
7cを搬送駆動させて、対応する上流整列コンベア15
a,15b,15cの搬入側から下流整列コンベア17
a,17b,17cの搬出側まで多数の被搬送物Wを順
次搬送せしめる。
【0040】上述の整列コンベアセット13a,13
b,13cによる搬送の過程において、各下流整列コン
ベア17a,17b,17cに被搬送物Wがそれぞれ位
置しているときに、横方向に隣接する上流整列コンベア
15a,15b,15cの搬出側に被搬送物Wがそれぞ
れ位置すると、制御装置29により対応する駆動モータ
19a,19b,19cの駆動をそれぞれ停止せしめる
ように制御すると共に、下流整列コンベア17a,17
b,17cの搬出側から被搬送物Wがそれぞれ搬出され
ると、制御装置29により対応する駆動モータ19a,
19b,19cをそれぞれ再駆動せしめるように制御す
る。これによって、前記搬送時間T1 およびT2 が最小
搬送ピッチPmin に要する搬送時間Tmin よりも短いこ
とも相まって、各整列コンベア15a,15b,15
c,17a,17b,17cに2つ以上の被搬送物Wが
位置することがなくなる。
【0041】そして、各下流整列コンベア17a,17
b,17cの搬出側に被搬送物Wがそれぞれ位置する
と、制御装置29により対応する駆動モータ21a,2
1b,21cの駆動をそれぞれ停止せしめるように制御
すると共に、所定の搬出条件のもとで全ての下流整列コ
ンベア用駆動モータ21a,21b,21cを同期して
再駆動せしめる。これを繰り返すことにより、被搬送物
群WGごとに縦方向に順次整列して、下流整列コンベア
17a,17b,17cの搬出側から順次搬出される。
尚、被搬送物群WGが下流整列コンベア17a,17
b,17cから搬出されると、第2搬送コンベア5に順
次搬入され、第2搬送コンベア5において搬送方向へ搬
送せしめられる。
【0042】ここで、第1の所定の搬出条件にあって
は、前記最短平均ピッチ時間T′aveとほぼ同じ所定の
時間間隔のもとで被搬送物群WGを搬出しているため、
1つの第1搬送領域7a,7b,7cにおいて被搬送物
W間の搬送ピッチが横方向に沿って同じでない場合、又
は各第1搬送領域7a,7b,7cごとの被搬送物W間
の搬送ピッチが同じでない場合であっても、確実に被搬
送物群WGごと順次搬出することができると共に、第2
搬送コンベア5においてほぼ同一の所定の搬送ピッチの
もとで多数の被搬送物群WGを搬送することができる
(図3参照)。又、第2の所定の搬出条件にあっては、
いずれかの上流整列コンベア(例えば15a)に被搬送
物が位置してあって、対応する第1搬送領域(例えば7
a)の搬出側に被搬送物Wが位置したときに搬出するこ
ととしているため、1つの第1搬送領域7a,7b,7
cにおいて被搬送物W間の搬送ピッチが横方向に沿って
同じでない場合、又は各第1搬送領域7a,7b,7c
ごとの被搬送物W間の搬送ピッチが同じでない場合であ
っても、確実に被搬送物群WGごとに順次搬出すること
ができると共に、いずれかの下流整列コンベア用駆動モ
ータ(例えば21a)の駆動を停止してから全ての下流
整列コンベア用駆動モータ21a,21b,21cを同
期して再駆動せしめるまでの時間が長くなり、その間に
全ての下流コンベア17a,17b,17cの搬出側に
被搬送物Wがそれぞれ待機できる場合が多くなる。さら
に、第3の所定の搬出条件にあっては、1つの第1搬送
領域7a,7b,7cにおける被搬送物W間の搬送ピッ
チが横方向に沿ってほぼ同じであって、かつ各第1搬送
領域7a,7b,7cごとの被搬送物W間の搬送ピッチ
がほぼ同じ場合に限って、ほぼ同じ時間間隔で第2搬送
コンベア5に被搬送物群WGごと順次搬出でき、第2搬
送コンベア5においてほぼ同じ搬送ピッチのもとで多数
の被搬送物群WGを搬送することができる。
【0043】第1の本発明の実施の形態によれば、各下
流整列コンベア17a,17b,17cの搬出側に被搬
送物Wがそれぞれ位置すると、各下流整列コンベア用駆
動モータ21a,21b,21cの駆動をそれぞれ停止
せしめ、所定の搬出条件のもとで全ての下流整列コンベ
ア用駆動モータ21a,21b,21cを同期して再駆
動せしめることにより、被搬送物Wを整列シャッタ等に
突き当てることなく、被搬送物群WGごとに縦方向に順
次整列することができる。従って、被搬送物Wが軟質で
あっても、整列によって変形等することを抑制し、被搬
送物Wの品質の維持を図ることができる。又、第1搬送
コンベア3において縦方向に整列すべき被搬送物群WG
の間隔が小さい場合であっても、確実に整列を行うこと
ができる。
【0044】又、各下流整列コンベア17a,17b,
17cの搬出側に被搬送物Wがそれぞれ位置していると
きに、横方向に隣接する上流整列コンベア15a,15
b,15cの搬出側に被搬送物Wがそれぞれ位置する
と、対応する上流整列コンベア用駆動モータ19a,1
9b,19cの駆動を停止せしめると共に、下流整列コ
ンベア17a,17b,17cの搬出側から被搬送物W
がそれぞれ搬出すると、対応する上流整列コンベア用駆
動モータ19a,19b,19cを再駆動せしめるよう
にし、更に、前記搬送時間T1 およびT2 を最小搬送ピ
ッチPmin に要する搬送時間Tmin よりも短くなるよう
にしたことにより、各整列コンベア15a,15b,1
5c,17a,17b,17cに2つ以上の被搬送物W
が位置することは無い。従って、各整列コンベア15
a,15b,15c,17a,17b,17cにおいて
被搬送物W同士の干渉を確実に防止して、整列作業の向
上を図ると共に、被搬送物Wの品質の維持を図ることが
できる。
【0045】第1の所定の搬出条件にあっては、1つの
第1搬送領域7a,7b,7cにおいて被搬送物W間の
搬送ピッチが横方向に沿って同じでない場合、又は各第
1搬送領域7a,7b,7cごとの被搬送物W間の搬送
ピッチが同じでない場合であっても、確実に被搬送物群
WGごとに順次整列することができ、整列作業の向上を
図ることができる。又、第2搬送コンベア5においてほ
ぼ同一の所定の搬送ピッチのもとで多数の被搬送物群W
Gを搬送することができ、第2搬送コンベア5(の搬出
側)における被搬送物Wの後処理の向上を図ることがで
きる。
【0046】又、第2の所定の搬出条件にあっては、1
つの第1搬送領域7a,7b,7cにおいて被搬送物W
間の搬送ピッチが横方向に沿って同じでない場合、又は
各第1搬送領域7a,7b,7cごとの被搬送物W間の
搬送ピッチが同じでない場合であっても、確実に被搬送
物群WGごとに順次整列することができ、整列作業の向
上を図ることができる。又、いずれかの下流整列コンベ
ア用駆動モータによって最初に駆動を停止してから全て
の下流整列コンベア用駆動モータ21a,21b,21
cを同期して再駆動させるまでの時間が長くなり、その
間に全ての下流整列コンベア17a,17b,17cの
搬出側に被搬送物Wを待機せしめる場合が多くなる。従
って、第2搬送コンベア5に搬出された被搬送物群WG
が1つの被搬送物Wからなるということが少なくなり、
第2搬送コンベア5(の搬出側)における被搬送物Wの
後処理の向上を図ることができる。
【0047】さらに、第3の所定の搬出条件にあって
は、1つの第1搬送領域7a,7b,7cにおける被搬
送物W間の搬送ピッチが横方向に沿ってほぼ同じであっ
て、各第1搬送領域7a,7b,7cごとの被搬送物W
間の搬送ピッチがほぼ同じである場合に限り、ほぼ同じ
時間間隔のもとで下流整列コンベア17a,17b,1
7cから被搬送物群WGを順次搬出でき、第2搬送コン
ベア5においてほぼ同じ搬送ピッチのもとで多数の被搬
送物群WGを搬送することができ、第2搬送コンベア5
(の搬出側)において被搬送物Wの後処理の向上を図る
ことができる。
【0048】なお、本発明の実施の形態においては、各
整列コンベアセット13a(13b,13c)は2つの
整列コンベア15a(15b,15c),17a(17
b,17c)をそれぞれ備えているが、3つ以上の整列
コンベアをそれぞれ備えても差し支えない。
【0049】次に、図7を参照して、第2の発明の実施
の形態に係る整列搬送装置33について説明する。尚、
整列搬送装置33は前記整列搬送装置1とほぼ同様の構
成をしており、同一の構成要素については図面上同一の
番号を付して説明を省略する。
【0050】整列搬送装置33における第1搬送コンベ
ア3と複数の上流整列コンベア15a,15b,15c
の間には上流変速コンベア35a,35b,35cが縦
方向(図7において紙面に向かって表裏方向)に複数設
けてあり、各上流変速コンベア35a,35b,35c
が対応する第1搬送領域7a,7b,7cと上流整列コ
ンベア15a,15b,15cの間に位置するようにそ
れぞれ構成してある。整列コンベアセット本体11には
各上流変速コンベア35a,35b,35cにおけるベ
ルトBを搬送駆動させる上流変速コンベア用駆動モータ
37a,37b,37cがそれぞれ設けてあり、各駆動
モータ37a,37b,37cは変速装置39a,39
b,39cを介して制御装置29に接続してある。各変
速装置39a,39b,39cは、各上流変速コンベア
35a,35b,35cにおけるベルトBの搬送速度
(走行速度)を第1搬送コンベア3におけるベルトBの
搬送速度とほぼ同じ速度と上流整列コンベア15a,1
5b,15cにおけるベルトBの搬送速度とほぼ同じ速
度に切換える作用を有する。
【0051】なお、第2の発明の実施の形態において
は、第1搬送領域用搬出検出器27a,27b,27c
の代わりに、各上流変速コンベア35a,35b,35
cの搬出側に被搬送物Wが位置していることを検出する
上流変速コンベア用搬出検出器41a,41b,41c
がそれぞれ設けてある。
【0052】従って、上流変速コンベア35a,35
b,35cにおけるベルトBの搬送速度を第1搬送コン
ベア3におけるベルトBの搬送速度とほぼ同じ速度にそ
れぞれ切換えた状態のもとで、第1搬送コンベア3の搬
送駆動により上流変速コンベア35a,35b,35c
の搬入側に被搬送物Wをそれぞれ搬入せしめる。そし
て、各上流変速コンベア35a,35b,35cの搬出
側に被搬送物Wが位置していることが対応する上流変速
コンベア用搬出検出器41a,41b,41cにより検
出されると、制御装置29により対応する上流変速コン
ベア35a,35b,35cにおけるベルトBの搬送速
度を上流整列コンベア15a,15b,15cにおける
ベルトBの搬送速度とほぼ同じ速度にそれぞれ切換え
て、対応する上流整列コンベア15a,15b,15c
の搬入側に被搬送物Wをそれぞれ搬入せしめる。なお、
各上流整列コンベア15a,15b,15cの搬入側に
被搬送物Wを搬入せしめた後は、対応する上流変速コン
ベア35a,35b,35cにおけるベルトBの搬送速
度を第1搬送コンベア3におけるベルトBの搬送速度と
ほぼ同じ速度にそれぞれ切換える。
【0053】第2の発明の実施の形態によれば、上述の
第1の発明の実施の形態の効果を奏する他に、第1搬送
コンベア3から上流整列コンベア15a,15b,15
cに被搬送物Wが搬出されるときに、コンベア間におい
て被搬送物Wの搬送速度の変化がないため、被搬送物W
が軟質のものであっても、コンベア間の受け渡しによっ
て被搬送物Wが変形することを抑制することができ、被
搬送物の品質の維持を図ることができる。
【0054】次に、第3の発明の実施の形態に係る整列
搬送装置43について説明する。尚、整列搬送装置43
は前記整列搬送装置1とほぼ同様の構成であって、同じ
構成要素については図面上同一番号を付して説明を省略
する。
【0055】第2搬送コンベア5と下流整列コンベア1
7a,17b,17cの間には下流変速コンベア45
a,45b,45cが縦方向(図8において上下方向、
図9において紙面に向かって表裏方向)に複数設けてあ
り、各下流変速コンベア45a,45b,45cは対応
する第2搬送領域9a,9b,9cと下流整列コンベア
17a,17b,17cの間に位置するようにそれぞれ
構成してある。整列コンベアセット本体11には各下流
変速コンベア45a,45b,45cにおけるベルトB
を搬送駆動(走行駆動)させる下流変速コンベア用駆動
モータ47a,47b,47cがそれぞれ設けてあり、
各下流変速コンベア用駆動モータ47a,47b,47
cは変速装置49a,49b,49cを介して制御装置
29に接続してある。ここで、各変速装置49a,49
b,49cは対応する下流変速コンベア45a,45
b,45cにおけるベルトBの搬送速度(走行速度)を
第2搬送コンベア5におけるベルトBの搬送速度とほぼ
同じ速度と下流整列コンベア17a,17b,17cに
おけるベルトBの搬送速度とほぼ同じ速度に切替え可能
に構成してある。
【0056】従って、前記所定の搬出条件のもとで全て
の下流整列コンベア用駆動モータ21a,21b,21
cを同期して再駆動せしめる直前に、各下流変速コンベ
ア45a,45b,45cにおけるベルトBの搬送速度
を下流整列コンベア17a,17b,17cにおけるベ
ルトBの搬送速度とほぼ同じ搬送速度にそれぞれ切換え
て、下流変速コンベア45a,45b,45cの搬入側
に被搬送物Wをそれぞれ搬入せしめる。被搬送物Wをそ
れぞれ搬入せしめた後に(全ての下流整列コンベア用駆
動モータ21a,21b,21cを同期して再駆動させ
てから所定時間経過したときに)、全ての下流変速コン
ベア45a,45b,45cにおけるベルトBの搬送速
度を第2搬送コンベア5におけるベルトBの搬送速度と
ほぼ同じ速度にそれぞれ切換える。そして、この状態の
もとで各上流変速コンベア45a,45b,45cを搬
送駆動させて、第2搬送コンベア5に被搬送物Wをそれ
ぞれ搬入せしめる。
【0057】以上の如き第3の発明の実施の形態によれ
ば、第1の発明の実施の形態の効果を奏する他に、下流
整列コンベア17a,17b,17cから第2搬送コン
ベア5に被搬送物Wが搬出されるときに、コンベア間に
おいて被搬送物Wの搬送速度の変化がないため、被搬送
物Wが軟質のものであっても、コンベア間の受け渡しに
よって被搬送物Wが変形することを抑制することがで
き、被搬送物Wの品質の維持を図ることができる。又、
下流整列コンベア17a,17b,17cにおけるベル
トBの搬送速度が第2搬送コンベア5におけるベルトB
の搬送速度よりもかなり遅くても、第2搬送コンベア5
におけるベルトBの搬送速度とほぼ同じ速度で被搬送物
Wを第2搬送コンベア5に搬出することができ、第2搬
送コンベア5において被搬送物群WGの搬送ピッチを小
さくして、第2搬送コンベア5(の搬出側)における被
搬送物Wの後処理の向上を図ることができる。
【0058】尚、整列搬送装置41に上流変速コンベア
35a,35b,35c等を備えても差支えないもので
ある。
【0059】
【発明の効果】請求項1〜請求項7のうちのいずれかの
請求項に記載の発明によれば、各整列コンベアセットに
おける最も下流寄りの整列コンベアの搬出側に被搬送物
がそれぞれ位置すると、各最も下流寄りの整列コンベア
の搬送駆動をそれぞれ停止せしめ、所定の搬出条件のも
とで全ての最も下流寄りの整列コンベアを同期して再搬
送駆動をせしめることにより、被搬送物を整列シャッタ
等に突き当てることなく、被搬送物群ごとに縦方向に順
次整列することができる。従って、被搬送物が軟質であ
っても、整列によって変形等することを抑制し、被搬送
物の品質の維持を図ることができる。又、第1搬送コン
ベアにおいて被搬送物群の横方向の間隔が小さい場合で
あっても、確実に縦方向に整列を行うことができる。
【0060】又、各整列コンベアに2つ以上の被搬送物
が位置することはないため、整列コンベアにおいて被搬
送物同士の干渉を確実に防止して、整列作業の向上を図
ると共に、被搬送物の品質の維持を図ることができる。
【0061】又、請求項2に記載の発明によれば、1つ
の第1搬送領域において被搬送物間の搬送ピッチが横方
向に沿って同じでない場合、又は各第1搬送領域ごとの
被搬送物間の搬送ピッチが同じでない場合であっても、
確実に被搬送物群ごと縦方向に順次整列することがで
き、整列作業の向上を図ることができると共に、第2搬
送コンベアにおいてほぼ同一の所定の搬送ピッチのもと
で多数の被搬送物群を搬送することができ、第2搬送コ
ンベアにおける被搬送物の後処理の向上を図ることがで
きる。
【0062】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
1つの第1搬送領域において被搬送物間の搬送ピッチが
横方向に沿って同じでない場合、又は各第1搬送領域ご
との被搬送物間の搬送ピッチが同じでない場合であって
も、確実に被搬送物群ごとに縦方向に順次整列すること
ができると共に、いずれかの最も下流寄りの整列コンベ
アが最初に搬送駆動を停止してから全ての最も下流寄り
の整列コンベアを同期して再搬送駆動するまでの時間が
長くなり、その間に全ての最も下流寄りの整列コンベア
の搬出側に被搬送物をそれぞれ待機できる場合が多くな
り、第2搬送コンベアに搬出された被搬送物群が1つの
被搬送物からなる場合が少なくなり、第2搬送コンベア
における被搬送物の後処理の向上を図ることができる。
【0063】又、請求項4に記載の発明によれば、1つ
の第1搬送領域における被搬送物間の搬送ピッチが横方
向に沿ってほぼ同じであって、かつ第1搬送領域ごとの
搬送ピッチがほぼ同じである場合に限り、ほぼ同じ時間
間隔で第2搬送コンベアに多数の被搬送物群を順次搬出
でき、第2搬送コンベアにおいてほぼ同じ搬送ピッチの
もとで多数の被搬送物群を搬出することができ、第2搬
送コンベアにおける被搬送物の後処理の向上を図ること
ができる。
【0064】請求項6に記載の発明によれば、第1搬送
コンベアから整列コンベアに被搬送物が搬出されるとき
に、コンベア間において被搬送物の搬送速度の変化がな
いため、被搬送物が軟質のものであっても、コンベア間
の受け渡しによって被搬送物が変形することを抑制する
ことができ、被搬送物の品質の維持を図ることができ
る。
【0065】請求項7に記載の発明によれば、整列コン
ベアから第2搬送コンベアに被搬送物が搬出されるとき
に、コンベア間において被搬送物の搬送速度の変化がな
いため、被搬送物が軟質のものであっても、コンベア間
の受け渡しによって被搬送物が変形することを抑制する
ことができ、被搬送物の品質の維持を図ることができ
る。又、整列コンベアの搬送速度が第2搬送コンベアの
搬送速度よりもかなり遅いときであっても、第2搬送コ
ンベアの搬送速度とほぼ同じ速度で被搬送物を第2搬送
コンベアに搬出することができ、第2搬送コンベアにお
いて多数の被搬送物群間の搬送ピッチを小さくして、第
2搬送コンベアにおける被搬送物の後処理の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施の形態に係る整列搬送装置の
平面図である。
【図2】第1の発明の実施の形態に係る整列搬送装置の
正面図である。
【図3】第1の所定の搬出条件のもとで搬出した経時的
状態を示す図である。
【図4】第2の所定の搬出条件のもとで搬出した経時的
状態を示す図である。
【図5】第3の所定の搬出条件のもとで搬出した経時的
状態を示す図である。
【図6】第1の発明の実施の形態に係る制御ブロック図
である。
【図7】第2の発明の実施の形態に係る整列搬送装置の
正面図である。
【図8】第3の発明の実施の形態に係る整列搬送装置の
平面図である。
【図9】第3の発明の実施の形態に係る整列搬送装置の
正面図である。
【符号の説明】
1 整列搬送装置 3 第1搬送コンベア 5 第2搬送コンベア 7a,7b,7c 第1搬送領域 9a,9b,9c 第2搬送領域 13a,13b,13c 整列コンベアセット 15a,15b,15c 上流整列コンベア 17a,17b,17c 下流整列コンベア 23a,23b,23c 上流整列コンベア用搬出検出
器 25a,25b,25c 下流整列コンベア用搬出検出
器 27a,27b,27c 第1搬送領域用搬出検出器 29 制御装置 31 演算装置

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の横方向の列になった状態のもとで
    多数の被搬送物を搬送方向へ搬送すると共に、搬送の途
    中に被搬送物群ごとに縦方向に順次整列する整列搬送装
    置において、 上記搬送方向からみて上流側に第1搬送コンベアを設け
    ると共に、搬送方向からみて下流側に第2搬送コンベア
    を設け、この第1搬送コンベアは、横方向の列になった
    状態のもとで多数の被搬送物を搬送する第1搬送領域を
    縦方向へ複数備え、第2搬送コンベアは、横方向の列に
    なった状態のもとで多数の被搬送物を搬送する第2搬送
    領域を縦方向へ複数備え、 第1搬送コンベアと第2搬送コンベアの間に整列コンベ
    アセットを縦方向へ複数設け、各整列コンベアセットを
    対応する第1搬送領域と第2搬送領域の間に位置するよ
    うにそれぞれ構成し、各整列コンベアは横方向に並んだ
    複数の整列コンベアをそれぞれ備え、 各整列コンベアセットにおける各下流寄りの整列コンベ
    アに被搬送物がそれぞれ位置しているときに、横方向に
    隣接する上流寄りの整列コンベアの搬出側に被搬送物が
    それぞれ位置すると、上記隣接する上流寄りの整列コン
    ベアの搬送駆動をそれぞれ停止せしめるように制御する
    と共に、上記下流寄りの整列コンベアの搬出側から被搬
    送物がそれぞれ搬出されると、上記隣接する上流寄りの
    整列コンベアをそれぞれ再搬送駆動せしめるように制御
    し、各整列コンベアセットにおける最も下流寄りの整列
    コンベアの搬出側に被搬送物がそれぞれ位置すると、各
    最も下流寄りの整列コンベアの搬送駆動をそれぞれ停止
    せしめるように制御すると共に、所定の搬出条件のもと
    で全ての最も下流寄りの整列コンベアを同期して再搬送
    駆動せしめるように制御する制御装置を設け、 前記各整列コンベアにおいて搬入側から搬出側まで被搬
    送物を搬送する搬送時間が、前記第1搬送領域において
    被搬送物間の最小搬送ピッチに要する搬送時間よりも短
    くなることを特徴とする整列搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記各第1搬送領域における被搬送物の
    平均搬送ピッチに要する平均ピッチ時間をそれぞれ演算
    する演算装置を設け、前記所定の搬出条件とは、全ての
    最も下流寄りの整列コンベアを複数の平均ピッチ時間の
    うち最も短い最短平均ピッチ時間以下の所定の時間間隔
    のもとで搬出することであることを特徴とする請求項1
    に記載の整列搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の搬出条件とは、複数の最も上
    流寄りの整列コンベアのうちいずれかの最も上流寄りの
    整列コンベアに被搬送物が位置してあって、前記いずれ
    かの最も上流寄りの整列コンベアに対応する第1搬送領
    域の搬出側に被搬送物が位置したときに搬出することで
    あることを特徴とする請求項1に記載の整列搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の搬出条件とは、全ての前記整
    列コンベアの搬出側に被搬送物がそれぞれ位置したとき
    に搬出することであることを特徴とする請求項1に記載
    の整列搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記各整列コンベアの搬入側に被搬送物
    が位置していることを検出する整列コンベア用搬入検出
    器をそれぞれ設け、各整列コンベアの搬出側に被搬送物
    が位置していることを検出する整列コンベア用搬出検出
    器をそれぞれ設け、前記各第1搬送領域の搬出側に被搬
    送物が位置していることを検出する第1搬送領域用搬出
    検出器をそれぞれ設け、前記各第2搬送領域の搬入側に
    被搬送物が位置していることを検出する第2搬送領域用
    搬入検出器をそれぞれ設けてなることを特徴とする請求
    項1〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の整列
    搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1搬送コンベアと複数の最も上流
    寄りの整列コンベアの間に上流変速コンベアを縦方向に
    複数設け、各上流変速コンベアを対応する第1搬送領域
    と最も上流寄りの整列コンベアの間に位置するようにそ
    れぞれ構成し、各上流変速コンベアの搬送速度を第1搬
    送コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度と最も上流寄りの
    整列コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度に切換え可能に
    構成してなることを特徴とする請求項1〜請求項5のう
    ちのいずれかの請求項に記載の整列搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2搬送コンベアと複数の前記最も
    下流寄りの整列コンベアの間に下流変速コンベアを縦方
    向に複数設け、各下流変速コンベアを対応する前記第2
    搬送領域と最も下流寄りの整列コンベアの間に位置する
    ようにそれぞれ構成し、各下流変速コンベアの搬送速度
    を第2搬送コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度と最も下
    流寄りの整列コンベアの搬送速度とほぼ同じ速度に切換
    え可能に構成してなることを特徴とする請求項1〜請求
    項6のうちのいずれかの請求項に記載の整列搬送装置。
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