JP3110388U - パイプ取付け用クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】他のクランプと着脱自在に組み合わせて使用することができ、使い勝手が良く、使用が簡便なパイプ取付け用クランプを提供する。
【解決手段】概略L字形状のL型片2、及びL型片2の一端に連結された押え片3、並びにL型片2の他端と押え片3とを結合するネジ式結合部4、及び他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んで取り付けられる取付け部5とで構成されている。取付け部5には、他のクランプ8のボルト9aへ挟み込むコの字形の切り欠き6が形成されている。他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んだ取付け部5は、ナット9bを締め付けて固定される。
【選択図】図4

Description

この考案は、パイプを連結して工事現場用手摺や足場の構築に使用されるパイプ取付け用クランプの技術分野に属し、更に云えば、他のクランプ(フォームタイ=登録商標、を含む。以下、同じ。)と着脱自在に組み合わせて使用することができ、使い勝手が良く、使用が簡便なパイプ取付け用クランプに関する。
従来、パイプを連結して、工事現場用手摺や足場の構築等に使用されるパイプ取付け用クランプは種々考案され実用に供されている。例えば下記の特許文献1〜4に開示されたパイプ取付け用クランプは、概略L字形状のL型片及び前記L型片の一端に回動自在に連結された押え片並びにL型片の他端と押え片とを結合するネジ式結合部とで構成された2個のクランプを回転自在に連結して組み合わせた構成である。
特許文献5に開示されたパイプ取付け用クランプは、概略L字形状のL型片及び前記L型片の一端に回動自在に連結された押え片並びにL型片の他端と押え片とを結合するネジ式結合部とで構成されたクランプ、及び前記クランプから突出しパイプの中空部内へ差し込まれてボルト又はピンで固定される軸桿とで構成されている。
特許文献6に開示されたパイプ取付け用クランプは、概略L字形状のL型片及び前記L型片の一端に回動自在に連結された押え片並びにL型片の他端と押え片とを結合するネジ式結合部とで構成されたクランプ、及びクランプとボルト接合され、板材を咬持するコの字形のクランプとで構成されている。
特許文献7に開示されたパイプ取付け用クランプは、チェーン吊足場を構築する構成である。
特開2000−320507号公報 特開2000−266014号公報 特開平8−128194号公報 特開平6−288082号公報 特許第3192569号公報 実開平5−62652号公報 実開平6−14351号公報
上記特許文献1〜4に開示されたパイプ取付け用クランプでは、2個のクランプを異なるパイプへ取付けて使用する構成であるから、更にもう1本のパイプを連結する場合にもやはり2個のクランプの連結操作をするほかなく面倒である。
上記特許文献5に開示されたパイプ取付け用クランプは、交差するパイプを連結することはできない。その上、このクランプには、パイプの中空部内へ差し込める外径の軸桿を設置すること、及びパイプと軸桿とを共通に貫通するボルト孔を設けることが必要であり生産性が悪い。
上記特許文献6及び7に開示されたパイプ取付け用クランプは、パイプ同士を連結する目的で使用する構成ではない。
本考案の目的は、既にパイプを連結した他のクランプと着脱自在に組み合わせて使用するもので、更にもう1本のパイプを付加的に連結する場合に至便で、使い勝手が良く、使用が簡便なパイプ取付け用クランプを提供することである。
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した考案に係るパイプ取付け用クランプは、
パイプを連結するために使用されるパイプ取付け用クランプにおいて、
概略L字形状のL型片2、及び前記L型片2の一端に回動自在に連結された押え片3、並びにL型片2の他端と押え片3とを結合するネジ式結合部4、及び他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んで取り付けられる平板形状の取付け部5とで構成されており、
前記取付け部5には、他のクランプ8のボルトへ横方向から挟み込むコの字形の切り欠き6が形成されており、前記他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んだ取付け部5はナット9bを締め付けて固定されることを特徴とする。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した考案に係るパイプ取付け用クランプにおいて、
取付け部5は、他のクランプ8のボルト、ナット結合部9への差し込みと収まりが良い形状に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した考案は、請求項1又は2に記載した考案に係るパイプ取付け用クランプにおいて、
取付け部5には、他のクランプ8との摩擦力を増し又は引っ掛り良くする抜け止め処理7が設けられていることを特徴とする。
本考案に係るパイプ取付け用クランプ1は、既設の他のクランプ8(フォームタイ=登録商標、である場合を含む。)が既にパイプ10を連結している場合に、更にもう1本のパイプ11を付加連結する必要があるとき、既設の前記クランプ8のボルト、ナット結合部9へ取付け部5を差し込みナット9bを締め付けて固定し使用する構成なので、他のクランプ8と着脱自在に組み合わせて軽便に使用することができる。つまり、1本のパイプ11を付加連結する場合に、1個のクランプだけで他のクランプ8と併用してパイプ11の連結ができるので、取付け作業が楽で使い勝手が良い。しかも、取付け部5は、他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込み、ナット9bを締め付けるだけなので使用が簡便である。
パイプ取付け用クランプ1は、概略L字形状のL型片2、及び前記L型片2の一端に回動自在に連結された押え片3、並びにL型片2の他端と押え片3とを結合するネジ式結合部4、及び他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んで取り付けられる平板形状の取付け部5とで構成する。取付け部5には、他のクランプ8のボルト9aへ挟み込むコの字形の切り欠きを形成する。前記他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込んだ取付け部は、ナット9bを締め付けて固定する。
本考案に係るパイプ取付け用クランプ1の実施例を図1〜4に基づいて説明する。
図1及び図2は、本考案のパイプ取付け用クランプ1の平面図及び正面図を示す。図3及び図4は、前記パイプ取付け用クランプ1を他のクランプ8(図示のものは所謂フォームタイ=登録商標、であるが、これに限るものではない。)へ適用してパイプ11を付加連結した状態の説明図及び要部拡大斜視図を示している。
本考案のパイプ取付け用クランプ1は、概略L字形状のL型片2と前記L型片2の一端に回動自在に連結された押え片3、並びにL型片2の他端と押え片3とを結合するボルト4a、ナット4bとから成るネジ式結合部4、及び上記他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込み取り付けられる平板形状の取付け部5とで構成されており、主に工事現場用手摺や足場を構築する目的で使用される。前記取付け部5は、L型片2の外隅部2’に配置され、溶接接合でしっかり固定されており、パイプ11に負荷される動的荷重又は静的荷重によって脱落することのない構成とされている。なお、前記取付け部5は、L型片2と一体的に成形し、又はリベット止め、ビス止め、その他の接合手段で構成してもよい。
本考案のクランプ1を組み合わせて使用するべき相手のクランプ8としては、通例のクランプの他、図3及び図4に示すように、ボルト9a、ナット9bによる結合部9を有して既に、2本のパイプ10を結合したフォームタイ(登録商標)形式のクランプ(以下、単にクランプという。)にも好適に適用される。
取付け部5の形態は、他のクランプ8のボルト、ナット結合部9への差し込み操作性と収まりが良い形状に形成されている。従って使い易く、しかもボルト、ナット結合部9への座り安定性、固定性が良い(請求項2記載の考案)。
取付け部5には、他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ横方向から差し込めるコの字形の切り欠き6が形成されている。前記切り欠き6の大きさは、取り付けた際のずり動きを防ぐためにボルト9aと略同径に形成し、きっちりとボルト9aへ挟み込める構成とすることが望ましい。また、切り欠き6の形状は、前記コの字形状に限らず、例えばC字形状のようにボルト9aを挟み込める形状であれば、同様に実施することができる。
更に、取付け部5の表面に、他のクランプ8との摩擦力を増し又は引っ掛り良くする抜け止め処理として凹凸形状の滑り止め7が設けられている。よって横ずれやずり動き、脱落の心配がなく、使用上より一層の安全性が高められている(請求項3記載の考案)。
上記構成のパイプ取付け用クランプ1の使用例を図3、図4に示す。即ち、クランプ8によって既に連結し組み立てたパイプ10に手摺り用のパイプ11を付加連結する場合に、既にパイプ10、10を連結した他のクランプ8のボルト、ナット結合部9のナット9bを若干緩めて、取付け部5の切り欠き6をボルト9aへ横方向から差し込み、再びナット9bを締め付けて固定する。つまり、1本のパイプ11を付加連結する場合に、1個のクランプ1を他のクランプ8と併用してパイプ11の連結ができるので、無駄が無く取付け作業が楽で使い勝手が良い。しかも、取付け部5は、他のクランプ8のボルト、ナット結合部9へ差し込み、ナット9bを締め付けるだけなので使用が簡便である。
本考案のパイプ取付け用クランプ1を使用する場合には、取付け部5を差し込む向きを適切に設定することで、パイプ10、11を平行な配置又は直交する配置或いは筋交いのように斜めの配置で早く使用を行うこともできる。つまり、図示した実施例のように互いに直交する2方向のパイプ10と11を連結する場合はもとより、例えば一方向に互いに並行する状態に連結したり、パイプを筋交いの如く交わり合う態様に連結することも可能である。
以上に本考案を実施例に基づいて説明したが、本考案はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨及び目的を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施し得る。
本考案に係るパイプ取付け用クランプの平面図である。 本考案に係るパイプ取付け用クランプの正面図である。 本考案に係るパイプ取付け用クランプを使用してパイプを付加連結した実施例を示した説明図である。 図3のA−A線矢視拡大斜視図である。
符号の説明
1 パイプ取付け用クランプ
2 L型片
3 押え片
4 ネジ式結合部
5 取付け部
6 切り欠き
7 滑り止め(抜け止め処理)
8 他のクランプ
9 ボルト、ナット結合部

Claims (3)

  1. パイプを連結するために使用されるパイプ取付け用クランプにおいて、
    概略L字形状のL型片、及び前記L型片の一端に回動自在に連結された押え片、並びにL型片の他端と押え片とを結合するネジ式結合部、及び他のクランプのボルト、ナット結合部へ差し込んで取り付けられる平板形状の取付け部とで構成されており、
    前記取付け部には、他のクランプのボルトへ横方向から差し込むコの字形の切り欠きが形成されており、他のクランプのボルト、ナット結合部へ差し込んだ取付け部は、ナットを締め付けて固定されることを特徴とする、パイプ取付け用クランプ。
  2. 取付け部は、他のクランプのボルト、ナット結合部への差し込みと収まりが良い形状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載したパイプ取付け用クランプ。
  3. 取付け部には、他のクランプとの摩擦力を増し又は引っ掛り良くする抜け止め処理が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載したパイプ取付け用クランプ。
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JP2012172385A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Nikko Co Ltd 梯子固定金具

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