JP3109731U - 自転車の子供用補助椅子用マント - Google Patents

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恵理 小島
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Abstract

【課題】自転車の子供用補助椅子にあらかじめ装着することができ、子供を乗せた後に子供と子供用補助椅子全体を同時に覆えるような形状のマントを提供する。
【解決手段】全身部下部中央付近に設けた切り込み部1を自転車ハンドル中心柱2に挟み込む様に結合させる。切り込み部1に、結合部材3を設けることにより、自転車と本校案の装置を固定することが出来る。又、後身部中央付近に開閉部4が設けられ、本開閉部により、子供に本校案マントを着脱させることが出来ることが出来るとともに子供の昇降も容易に出来る。

Description

本考案は、自転車の子供用補助椅子に乗った子供のためのマントに関するものである。
子供が自転車の子供用補助椅子に乗る際、冬場など寒い時は既存のジャンパーやコートを着せて乗っていた。また雨が降っているときは、既存のレインコートなど雨具を使用して乗っていた。
しかし、ジャンパーやコートでは手や足が隠れないので風が当たり、子供が寒い思いをしていた。そのため別途手袋を着用したりしなくてはならず、子供連れの母親にとっては荷物が多くなり負担となる。ジャンパーやコートはかさばるため、それもまた乗り降りの際の負担であった。また雨の時も同様にレインコートで覆われている部分以外の体の部分が雨にぬれてしまっていた。
そこで、本考案は、子供が乗った状態で、子供と自転車の子供用補助椅子全体を覆うマントを提供するものである。
本考案は、最初に自転車、または自転車の子供用補助椅子にあらかじめ装着することができ、子供を乗せた後に子供と子供用補助椅子全体を同時に覆えるような形状のマントを提供するものである。
本考案マントを使用することにより、ジャンパーやコートから出ている例えば手足などを覆うことができ、防寒や雨よけの役割を果たす。また、自転車または自転車の子供用補助椅子にあらかじめ装着しておくことが出来るため、乗り降りの際は、子供だけを乗せたり降ろしたり出来るので、本考案の自転車の子供用補助椅子用のマントを置く場所などに困ることがない。
以下、図面にもとづいて本考案の実施の形態を説明するが、本考案が本実施例に限定されるわけではないことは言うまでもない。
図1は、本考案マントの正面図である。前身部下部中央付近に設けた切り込み部1を自転車ハンドル中心柱2に挟み込む様に結合させる。切り込み部1に、結合部材3を設けることにより、自転車と本考案の装置を固定することが出来る。
図2は、本考案マントの背面図である。後身部中央付近に開閉部4が設けられている。本開閉部により、子供に本考案マントを脱着させることが出来るとともに子供の昇降も容易に出来る。
図3は、本考案マントと自転車との結合状態を示す拡大図である。本考案装置は、子供乗せ用補助具に装着するのではなく、自転車本体に装着させるため、子供をスッポリと包み込む状態にすることが可能である。
本考案マントの使用方法を説明する。まず本考案マントを自転車ハンドル中心柱に結合させ、後身部の開閉部を開放状態にし、子供を子供用補助椅子に乗せた後、開閉部を閉じて使用する。
本考案マントの切り込み部は、前身部中心付近に設けるのが良く、その深さは自転車と子供用補助椅子間の幅により適宜調節される。また、切り込み部は、単に切り込みがあれば十分であるが、U字型、切り込み先端部を円形にすることも可能である。図4、図5に切りこみ部の拡大図を示す。
本考案マントの切り込み部の結合部材は、特に限定されないが、ファスナー、ボタン、マジックテープ(商標名)、フック、紐等を用いることが出来る。
本考案マントの開閉部も同様に、ファスナー、ボタン、マジックテープ(商標名)、フック、紐等を用いることが出来る。また開閉部は下部が結合した状態でも良いし、完全に開け放すことが出来る状態でも良い。子供の昇降を効率良くするためには、開放型がより望ましい。開閉部の位置は、特に限定されないが、作業性の面から前身部に設けるより後身部に設ける方がよい。また、前身部と後身部との結合部に設けることも可能であるが、後身部中央に設けるのが最適である。
本考案マントの裾部は、開放状のままでも良いが、ゴム・紐等の通穴を設けゴム等の伸縮性部材や紐、リボン等を通すことにより、下部からの雨風等から子供を守ることが出来る。
本考案マントの襟刳り部は、必要に応じてスタンドカラーにしたり、リボン等をつけることにより、より一層首元が保護されので適宜用いることが出来る。
本考案マントのその他の構造として、フード等の頭部保護部材を本考案マントの襟刳り部に公知の手法により取り付けることも可能である。
本考案マントは、自転車本体のサドル柱に切り込み部を結合させることにより、自転車後ろ乗り子供用補助椅子にも使用することが可能である。
本考案のマントは、子供乗せ用補助椅子を設置して自転車を利用する場合において、雨、風、寒さ等から子供を守る場合に利用可能である。
本考案マントの正面図である。 本考案マントの背面図である。 本考案マントと自転車との結合状態を示す拡大図である。 本考案マントのU字型切り込み部の拡大図である。 本考案マントの切り込み部先端を円形にした場合の拡大図である。 使用状態を示す図。
符号の説明
(1)切り込み部
(2)結合部材設置可能域
(3)襟部
(4)裾部
(5)開閉部
(6)ハンドル
(7)ハンドル柱
(8)子供乗せ用補助椅子の自転車との固定具
(9)ボタン
(10)マジックテープ(商標名)

Claims (3)

  1. 前身部中央部に切り込み部を設けたことを特徴とする自転車の子供用補助椅子用マント。
  2. 後身部に開閉部を設けたことを特徴とする請求項1記載のマント。
  3. 裾部に通穴を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載のマント。
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