JP3112028U - 袖の改良構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】手袋を袖に可動的結合し、服を着ると共に手袋のはめ脱ぎが完了できる袖の改良構造を提供すること。
【解決手段】主に、衣服の袖口部に収納空間を設け、前記収納空間内に結合構造が設けられ、前記収納空間の端部に手袋が結合され、前記手袋の手の甲の対応部に対応の結合構造が設けられた。これによって、アームで袖に入れた後とともに、手袋にはめる動作も完成できた。手袋をはめない時に、手袋を折曲し袖口部の収納空間内に入れ置き、両結合構造の相互結合で、手袋を使用した後にも安定に収納でき、勝手放置や遺失することはないことを含む袖の改良構造を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】主に、衣服の袖口部に収納空間を設け、前記収納空間内に結合構造が設けられ、前記収納空間の端部に手袋が結合され、前記手袋の手の甲の対応部に対応の結合構造が設けられた。これによって、アームで袖に入れた後とともに、手袋にはめる動作も完成できた。手袋をはめない時に、手袋を折曲し袖口部の収納空間内に入れ置き、両結合構造の相互結合で、手袋を使用した後にも安定に収納でき、勝手放置や遺失することはないことを含む袖の改良構造を提供する。
【選択図】図1
Description
本考案は、手袋の使用及び収納を容易にするための袖の改良構造に関し、様々の袖を有する衣服や類似する構造に適合するものである。
気温急低下の冬では、人々が寒さに抵抗するために、一般に、オーバーや上着或はジャケット等の防寒衣類を着ることで、体に寒さを感じないようにする。
しかし、前記様々の衣服は体及びアームのみに着るもので、該袖は長袖であるが手腕までにしか届いていない、手腕以外の掌は外に露出しているため、寒風の襲撃を直接受ける。
しかし、前記様々の衣服は体及びアームのみに着るもので、該袖は長袖であるが手腕までにしか届いていない、手腕以外の掌は外に露出しているため、寒風の襲撃を直接受ける。
掌が寒風の襲撃を受ける欠点を改善するために、手袋構造がこのような事情に伴い生じるようになり、外出の際に防寒衣類を着て手袋をはめることで、体に低温襲撃を受けないようにする。
しかし、室内に入ってから、室温で暖かいため、室内に入った人が上着や手袋或は帽子等を脱ぎはじめる。
上着及び帽子は面積が大きく且つ単一であるため、勝手放置或は遺失が容易ではないが、手袋の面積が小さく且つ二つであるため、収納後に勝手放置し易いため、使用する際に捜し難く、極めて遺失し易くなる点が最も大きな欠点である。
しかし、室内に入ってから、室温で暖かいため、室内に入った人が上着や手袋或は帽子等を脱ぎはじめる。
上着及び帽子は面積が大きく且つ単一であるため、勝手放置或は遺失が容易ではないが、手袋の面積が小さく且つ二つであるため、収納後に勝手放置し易いため、使用する際に捜し難く、極めて遺失し易くなる点が最も大きな欠点である。
このため、本考案の考案者は、上記の欠点に鑑み、手袋の使用及び収納が共に便利である袖の改良構造を提供することを図るため、研究に専念し並びに設計組立の運用に合わせ、普通消費者の使用に供える本考案が、その創作しようとする動機である。
本考案は、手袋を袖に可動的結合し、服を着ると共に手袋のはめ脱ぎが完了できる袖の改良構造を提供することを主な目的とする。
本考案は、手袋が固定収納位置を有し、使用しようとする際にあちらこちらで捜す必要はない袖の改良構造を提供することをもう一つの目的とする。
本考案は、使用完了の手袋を安定に収納できる袖の改良構造を提供することをさらにもう一つの目的とする。
上記したような課題を解決するために、本考案の第1考案は、衣服の袖口部に収納空間を設け、前記収納空間内に結合構造を設け、前記収納空間の端部に手袋を結合し、前記手袋の手の甲の対応部に対応の結合構造を設けたことによって、腕を袖に入れると共に、手袋をはめる動作も完成し、手袋をはめない時に、手袋を折曲し袖口部の収納空間内に入れ置き、両結合構造の相互結合で、手袋を使用した後に安定して収納でき、勝手放置や遺失することがないことを特徴とする、袖の改良構造である。
本考案の第2考案は、前記袖は内外二層の袖口を設け、前記内層の袖口は風が入らないように設けた絞り口であることを特徴とする、請求項1記載の袖の改良構造である。
本考案の第3考案は、前記収納空間内部に設ける結合構造と手袋の手の甲に設ける対応の結合構造とは、貼付バンドであることを特徴とする、第1考案記載の袖の改良構造である。
本考案の第4考案は、前記収納空間端部に結合する手袋は、その両者の結合方式が、ファスナやボタン(係止孔)或は貼付バンド(面ファスナ)等いずれか一つの結合方式であることを特徴とする、第1考案記載の袖の改良構造である。
本考案の第5考案は、前記袖外側の収納空間の範囲内に、手袋を中に置くように収納空間の外側片層を開ける切り込みを設けたことを特徴とする、請求項1記載の袖の改良構造である。
本考案の第6考案は、前記切り込みの対向側に、容易に開閉するようなファスナを設けたことを特徴とする、第5考案記載の袖の改良構造である。
本考案の第7考案は、前記切り込みの対向側に、相互に対応するボタンと係止孔とを設けたことを特徴とする、第5考案記載の袖の改良構造である。
本考案の第8考案は、前記切り込みの上下縁部に相互に接着するための貼付バンドを設けたことを特徴とする、第5考案記載の袖の改良構造である。
上述の目的を達する為に、本考案は、衣服の袖口部に収納空間を設け、前記収納空間内に結合構造が設けられ、前記収納空間の端部に手袋が結合され、前記手袋の手の甲の対応部に対応の結合構造が設けられ、よって、アームで袖に入れた後とともに、手袋にはめる動作も完成でき、手袋をはめない時に、手袋を折曲し袖口部の収納空間内に入れ置き、両結合構造の相互結合で、手袋を使用した後にも安定に収納でき、勝手放置や遺失することはない。
本考案のその他の特徴及び具体の実施例は、添付図面を参照しながらの詳しい説明のうちから容易に明瞭にできる。
以上のように、本考案の構造は以下のような実用上の利点を有する。
1.手袋を袖内に直接結合し、衣服を着るとともに手袋の嵌めを完了させ、極めて便利である。
2.手袋を使用しない時に、手袋を衣服の収納袋内に直接収納でき、手袋が固定の収納空間及び位置を有し、脱いだ手袋が勝手に置かれることはなく、もう一度使用しようとする際に、あちらこちらで捜す必要はない。
3.結合部の結合あるいは分離により、例えば、手袋だけが汚くなる時に、容易に手袋と衣服を分離し、直接に手袋を洗濯でき、衣服と一緒に洗う必要はない。
4.冬に手の防寒用だけでなく、夏に手が日差しで日焼けすることも防止できる。
1.手袋を袖内に直接結合し、衣服を着るとともに手袋の嵌めを完了させ、極めて便利である。
2.手袋を使用しない時に、手袋を衣服の収納袋内に直接収納でき、手袋が固定の収納空間及び位置を有し、脱いだ手袋が勝手に置かれることはなく、もう一度使用しようとする際に、あちらこちらで捜す必要はない。
3.結合部の結合あるいは分離により、例えば、手袋だけが汚くなる時に、容易に手袋と衣服を分離し、直接に手袋を洗濯でき、衣服と一緒に洗う必要はない。
4.冬に手の防寒用だけでなく、夏に手が日差しで日焼けすることも防止できる。
図1、図2を参照すると、本考案の主な改良構造は、袖10にあり、該袖10は二層の袖口を設け、該内層の袖口は絞り口11のように設けられ、該外層袖口の周縁の適合部には、内部に収納空間を有する収納袋12が設けられ、該収納袋12の先端部底縁に結合部13が設けられる。
該結合部13がファスナやボタン或は貼付バンド等の結合効果を有する構造でよいとともに、該収納袋12内に貼付バンド14が設けられる。
該結合部13がファスナやボタン或は貼付バンド等の結合効果を有する構造でよいとともに、該収納袋12内に貼付バンド14が設けられる。
手袋20の手の甲の底縁に結合部21が設けられ、該結合部21は前記収納袋12の結合部13に対応して設ける結合効果を有する構造である。
また、手袋20の手の甲に複数の貼付バンド22が設けられ、該手袋20は人差し指の下縁部に調整片23を設けることで、掌をはめ易くするように手袋20のはめ口を大きくし、且つ、調整片23の対向側に、弛み締りを調整できるように手の甲の貼付バンド22に接着できる貼付バンド24が設けられる。
また、手袋20の手の甲に複数の貼付バンド22が設けられ、該手袋20は人差し指の下縁部に調整片23を設けることで、掌をはめ易くするように手袋20のはめ口を大きくし、且つ、調整片23の対向側に、弛み締りを調整できるように手の甲の貼付バンド22に接着できる貼付バンド24が設けられる。
寒い時に、手袋20の結合部21より袖収納袋12の結合部13に結合し、手袋20と袖10を一体に結合させ、掌で袖10に入れるときに、掌が手袋20内に直接挿入でき、並びに調整片23より手袋20の弛み締りを調整し、風を袖内に入らないように絞り口11で手腕に嵌め付け、服を着ると共に手袋のはめ動作を完了する。
室内に入った後に、手袋20を脱ぎ並びにそれを折曲し収納袋12内に入れ置き、手袋20の手の甲の上の貼付バンド22と収納袋12の貼付バンド14との相互結合より、手袋20を収納袋12内に安定に収納する。
室内に入った後に、手袋20を脱ぎ並びにそれを折曲し収納袋12内に入れ置き、手袋20の手の甲の上の貼付バンド22と収納袋12の貼付バンド14との相互結合より、手袋20を収納袋12内に安定に収納する。
図3と図4を参照すると、該袖10は収納袋12の範囲内の外側に切り込みを入れ、かつ、該切り込みの開口部にファスナ15が設けられ、ファスナ15の開閉で該収納袋12の外側の片層を開閉し、手袋20の手の甲に設ける貼付バンド22と収納袋12内に設ける貼付バンド14とを相互結合或は分離させる。
また、図5を参照すると、該切り込みの開口部に設けるファスナ15はボタン16や係止孔17に替わっても良い。
切り込みの開口部の対向側にボタン16や係止孔17を夫々設け、係止孔17内に嵌め或はボタン16を分離させることで、収納袋12を開閉する。
また、図6に示すように、該切り込みの開口部に相互結合できる貼付バンド18が設けられ、同様に収納袋12を開閉し、両貼付バンド14、22の分離或は結合をし易くなり、容易に手袋20を取出して使用し或は手袋20を収納できる。
また、図5を参照すると、該切り込みの開口部に設けるファスナ15はボタン16や係止孔17に替わっても良い。
切り込みの開口部の対向側にボタン16や係止孔17を夫々設け、係止孔17内に嵌め或はボタン16を分離させることで、収納袋12を開閉する。
また、図6に示すように、該切り込みの開口部に相互結合できる貼付バンド18が設けられ、同様に収納袋12を開閉し、両貼付バンド14、22の分離或は結合をし易くなり、容易に手袋20を取出して使用し或は手袋20を収納できる。
手袋20は、結合部21と収納袋12端部の結合部13より分離でき、手袋20の洗濯を便利にさせ、奇麗に洗った後に場合によって該手袋20を単独で使用するか、袖10内に結合するかを決める。
また、本考案は、冬の厚く重い上着上のみに作ることに限らない、薄い上着或は長袖シャツ上にも適応でき、夏の日差し強い時に、強い日差しの下で仕事しなければならないオートバイ乗り或は日差しで日焼けするのを恐れる女性の外出に用いる。
また、本考案は、冬の厚く重い上着上のみに作ることに限らない、薄い上着或は長袖シャツ上にも適応でき、夏の日差し強い時に、強い日差しの下で仕事しなければならないオートバイ乗り或は日差しで日焼けするのを恐れる女性の外出に用いる。
しかし、以上のようなものは、単に本考案の実施可能な実施例に過ぎなく、本考案の主張範囲を局限するものではなく、当該技術に習熟した者による簡単な同等の変更や修飾などが、本考案の主張範囲内に納入されるべきである。
以上の詳しい説明によって、本考案は確かに前記目的を達成でき、手袋が可動的に結合し、且つ該手袋の使用及び収納を容易にするための袖の改良構造を提供し、実用価値を有することが言うまでもなく、法に従って実用新案出願を提起する。
10袖
11絞り口
12収納袋
13結合部
14貼付バンド
15ファスナ
16ボタン
17係止孔
18貼付バンド
20手袋
21結合部
22貼付バンド
23調整片
24貼付バンド
11絞り口
12収納袋
13結合部
14貼付バンド
15ファスナ
16ボタン
17係止孔
18貼付バンド
20手袋
21結合部
22貼付バンド
23調整片
24貼付バンド
Claims (8)
- 衣服の袖口部に収納空間を設け、
前記収納空間内に結合構造を設け、
前記収納空間の端部に手袋を結合し、
前記手袋の手の甲の対応部に対応の結合構造を設けたことによって、
腕を袖に入れると共に、手袋をはめる動作も完成し、
手袋をはめない時に、手袋を折曲し袖口部の収納空間内に入れ置き、両結合構造の相互結合で、手袋を使用した後に安定して収納でき、勝手放置や遺失することがないことを特徴とする、
袖の改良構造。
- 前記袖は内外二層の袖口を設け、
前記内層の袖口は風が入らないように設けた絞り口であることを特徴とする、
請求項1記載の袖の改良構造。
- 前記収納空間内部に設ける結合構造と手袋の手の甲に設ける対応の結合構造とは、貼付バンドであることを特徴とする、
請求項1記載の袖の改良構造。
- 前記収納空間端部に結合する手袋は、その両者の結合方式が、ファスナやボタン(係止孔)或は貼付バンド(面ファスナ)等いずれか一つの結合方式であることを特徴とする、
請求項1記載の袖の改良構造。
- 前記袖外側の収納空間の範囲内に、手袋を中に置くように収納空間の外側片層を開ける切り込みを設けたことを特徴とする、
請求項1記載の袖の改良構造。
- 前記切り込みの対向側に、容易に開閉するようなファスナを設けたことを特徴とする、
請求項5記載の袖の改良構造。
- 前記切り込みの対向側に、相互に対応するボタンと係止孔とを設けたことを特徴とする、
請求項5記載の袖の改良構造。
- 前記切り込みの上下縁部に相互に接着するための貼付バンドを設けたことを特徴とする、
請求項5記載の袖の改良構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005002689U JP3112028U (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 袖の改良構造 |
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JP2005002689U JP3112028U (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 袖の改良構造 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190001682U (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 손기승 | 밀봉된 소매를 포함하는 외출복 |
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2005
- 2005-04-27 JP JP2005002689U patent/JP3112028U/ja not_active Expired - Fee Related
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