JP3109565B2 - 圧電アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

圧電アクチュエータの駆動装置

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JP3109565B2
JP3109565B2 JP07147314A JP14731495A JP3109565B2 JP 3109565 B2 JP3109565 B2 JP 3109565B2 JP 07147314 A JP07147314 A JP 07147314A JP 14731495 A JP14731495 A JP 14731495A JP 3109565 B2 JP3109565 B2 JP 3109565B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御手段から出力され
目標位置に応じた制御信号に応じて、圧電アクチュエ
ータに対する充電経路を形成して充電を行うと共に、放
電経路を形成して充電した電荷の放電を行なわせるよう
に構成された圧電アクチュエータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、圧電アクチュエータなどの容量
性負荷の駆動を行う回路としては、図7に示すような基
本構成のものがある。これは、圧電アクチュエータ1に
対して、NPN形トランジスタ2およびPNP形トラン
ジスタ3のエミッタを共通に接続すると共に、トランジ
スタ2のコレクタを正の電源4に、トランジスタ3のコ
レクタを負の電源5に接続してなる駆動回路を構成して
いる。これらのトランジスタ2および3のベースは共通
にして駆動用の制御回路6の出力端子に接続されてい
る。
【0003】制御回路6から出力される電圧に応じてト
ランジスタ2,3が駆動され、電源4からトランジスタ
2を介して圧電アクチュエータ1に充電を行い、トラン
ジスタ2をオフさせてトランジスタ3を駆動することに
より圧電アクチュエータ1の電荷をトランジスタ3を介
して放電するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなプッシュプル回路を用いたパワーブースタ回路で
は、圧電素子1への印加電圧の大きさを制御回路6の出
力電圧以上に設定することができないので、高電圧を印
加して充放電動作を行う目的の場合には別途に回路を構
成する必要がある。
【0005】そこで、このような要望に対応して、例え
ば、図8に示すようなブートストラップ回路を設けた構
成のものや、あるいは特開平5−111266号公報に
示されるようなものが考えられている。すなわち、図8
に示すものでは、リニアIC7の電源電圧を出力の電位
に追随して変動させるようにしたもので、ブートストラ
ップ回路を基本にした構成となっている。リニアIC7
の非反転入力端子は抵抗8および絶縁分離回路などを介
して制御信号の出力端子に接続されている。
【0006】リニアIC7の出力端子は圧電アクチュエ
ータ1を介してアースされると共に、帰還抵抗9を介し
て反転入力端子に接続されている。リニアIC7の正の
電源端子はトランジスタ10を介して正の電源端子11
に接続され、負の電源端子はトランジスタ12を介して
負の電源端子13に接続されている。一方、正負の電源
端子11,13間には、トランジスタ14,定電圧ダイ
オード15,16およびトランジスタ17の直列回路が
接続され、トランジスタ14,17のベースは抵抗18
a,18b,18cからなるバイアス回路にて駆動され
るようになっている。トランジスタ14,17の各コレ
クタはトランジスタ10,12のベースに接続されてい
る。
【0007】上記構成によれば、トランジスタ14,1
7を駆動することにより2個の定電圧ダイオード15,
16に一定の電流を流し、常に一定の端子電圧を発生さ
せる。例えば、定電圧ダイオード15,16のツェナー
電圧をリニアIC7の電源電圧±15Vに対応した15
Vのものを用いると、リニアIC7の出力電圧に追随し
て両電源端子にはその出力電圧±15Vの範囲に設定さ
れることになり、負荷である圧電アクチュエータ1に
は、トランジスタなどの耐圧の範囲内で大きい振幅の電
圧を印加することができるようになる。
【0008】この場合、例えば、定電圧ダイオード1
5,16の両端にそれぞれ15Vを発生させ、リニアI
C7の出力端子に100Vを出力しようとすると、リニ
アIC7の正の電源端子には115Vが供給され、負の
電源端子には85Vが供給されるようになり、このと
き、リニアIC7の出力電圧は常に電源電圧の範囲内に
あることになり、100Vの出力電圧を発生させること
ができるのである。
【0009】しかしながら、この構成においては、常に
トランジスタやリニアIC7に電流を供給する必要があ
り、したがって、負荷である圧電アクチュエータ1の充
放電に必要な消費電力以上に容量の大きい電源を用いな
ければならないという不具合がある。また、信号系統に
用いられる半導体素子は、通常30〜50V程度の出力
電圧までしか扱えないので、100V以上の電圧を印加
しようとする場合には直接信号を伝達できず、電気的に
絶縁された信号伝達手段を用いる必要があるという不具
合がある。
【0010】ところが、このような電気的に絶縁した信
号伝達手段として、例えばアイソレーションアンプを用
いることが考えられるが、そのアイソレーションアンプ
は、実際には非常に高価なものであるため、実用に供す
るには全体が高価なものになる不具合がある。
【0011】また、特開平5−111266号公報に示
すものでは、圧電アクチュエータへの充電電流を調整す
るための電流調整回路を圧電アクチュエータの電位にフ
ローティングさせることにより大きい振幅の印加電圧が
要求される圧電アクチュエータ用駆動装置を実現してい
る。
【0012】また、信号系統の回路から高い駆動電圧に
変動する電流調整回路に信号を伝達する構成としてフォ
トカプラを用いている。これにより、信号系統回路と電
流調整回路を電気的に絶縁しながら信号の伝達を行える
ようにしている。さらに、素子の温度特性を補正するた
めに、現実に圧電アクチュエータに流れる電流を検出
し、リニアICにおいてフォトカプラにより伝達された
目標値とを比較してその偏差に基づいて充放電の制御を
行うようにしているので、正確且つ安定な駆動を行うこ
とができる。
【0013】しかしながら、上述の構成において、圧電
アクチュエータに充放電を行うためのFETの駆動系統
にフォトカプラを用いているので、次のような不具合が
ある。すなわち、フォトカプラには、LEDに与える電
流に対応して伝達される電流の値が素子毎にばらつきが
あり、したがって、フォトカプラのばらつきに起因する
補正を行う回路を個々に設ける必要があり、全体として
構成が複雑且つ高価になる不具合がある。
【0014】これは、例えば、あるフォトカプラにおい
てはLEDに10mAの信号を与えると、10mAの信
号を伝達するように出力されるが、他のフォトカプラで
は、12mAも出力されてしまう場合があるからであ
る。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、信号伝達系統に電気的な絶縁を行う構
成を用いることなく、圧電アクチュエータに高い電圧を
印加することができるようにした圧電アクチュエータ
駆動装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電アクチュ
エータに対する充電経路を形成して充電を行うと共に、
放電経路を形成して充電電荷の放電を行なわせるように
構成された圧電アクチュエータの駆動装置を対象とする
ものであり、前記圧電アクチュエータの充電経路に介在
され、第1の電源端子にエミッタが接続され前記圧電ア
クチュエータ側にコレクタが接続されたpnp形の充電
用トランジスタと、前記圧電アクチュエータの放電経路
に介在され、第2の電源端子にエミッタが接続され前記
圧電アクチュエータ側にコレクタが接続されたnpn形
の放電用トランジスタと、前記充電用トランジスタのベ
ースにコレクタが接続されエミッタが第3の電源端子に
接続されベースに前記制御信号が与えられるnpn形の
充電制御用トランジスタと、前記放電用トランジスタの
ベースにコレクタが接続されエミッタが前記第3の電源
端子に接続されベースに前記制御信号が与えられるpn
p形の放電制御用トランジスタと、前記第1の電源端子
に接続され、前記第2の電源端子の電位を基準として前
圧電アクチュエータの駆動に必要な出力電圧を出力す
る充電用電源と、前記充電制御用トランジスタおよび前
記放電制御用トランジスタを駆動するために前記第1の
電源端子の電位よりも低く前記第2の電源端子の電位よ
りも高い出力電圧に設定され前記第3の電源端子と前記
第2の電源端子との間に接続された制御用電源と、前記
圧電アクチュエータの位置を検出する位置センサと、
記圧電アクチュエータの目標の位置に応じた信号を出力
する制御手段と、 前記充電制御用トランジスタおよび前
記放電制御用トランジスタの各ベースに電気的に接続さ
れ、前記制御手段からの信号と前記位置センサからの信
号との偏差に基づいた信号を出力する位置偏差演算手段
とを設けて構成したところに特徴を有する(請求項1の
発明)。上記構成において、前記位置偏差演算手段と前
記充電制御用トランジスタおよび前記放電制御用トラン
ジスタの各ベースとの間に、前記圧電アクチュエータの
電流を検出すると共にその電流値と目標の電流値との偏
差に基づいた信号を出力する電流偏差演算手段を設ける
構成とすると良い(請求項2の発明)。
【0017】また、上記各構成において、前記充電用ト
ランジスタに代えてpチャネルの充電用FETを設ける
と共に前記放電用トランジスタに代えてnチャネルの放
電用FETを設ける構成とすることができ、前記各FE
Tのソース,ドレインおよびゲートを、それぞれ前記エ
ミッタ,コレクタおよびベースのそれぞれに対応させる
と良い(請求項3の発明)。
【0018】また、前記充電用トランジスタに代えてp
チャネルの充電用IGBTを設けると共に前記放電用ト
ランジスタに代えてnチャネルの放電用IGBTを設け
る構成とすることもでき、前記各IGBTのエミッタ,
コレクタおよびゲートを、それぞれ前記エミッタ,コレ
クタおよびベースのそれぞれに対応させると良い(請求
項4の発明)。
【0019】さらに、上記各構成において、前記充電制
御用トランジスタに代えてnチャネルの充電制御用FE
Tを設けると共に前記放電制御用トランジスタに代えて
pチャネルの放電制御用FETを設ける構成としても良
い(請求項5の発明)。
【0020】そして、前記充電制御用トランジスタに代
えてnチャネルの充電制御用IGBTを設けると共に前
放電制御用トランジスタに代えてpチャネルの放電制
御用IGBTを設けた構成とすることもでき、前記各I
GBTのエミッタ,コレクタおよびゲートを、それぞれ
前記エミッタ,コレクタおよびベースのそれぞれに対応
させると良い(請求項6の発明)。
【0021】
【0022】
【0023】さらに、前記圧電アクチュエータの充電電
荷を放電するように前記第2の電源端子に接続された負
の出力電圧の放電用電源を設け、前記第3の電源端子を
接地することにより前記放電用電源を前記制御電源とし
て兼用することができる(請求項7の発明)。
【0024】
【作用および発明の効果】請求項1記載の圧電アクチュ
エータの駆動装置によれば、位置偏差演算手段により、
制御手段からの圧電アクチュエータの目標の位置に応じ
た信号と位置センサの信号との偏差に基いた信号が出力
され、そのレベルが制御用電源の電圧レベルよりも高く
なると、充電制御用トランジスタを介して充電用トラン
ジスタを駆動して充電経路を形成するようになり、充電
用電源から圧電アクチュエータに充電するようになる。
また、制御手段からの信号で位置偏差手段による信号
レベルが制御用電源の電圧レベルよりも低くなると、放
電制御用トランジスタを介して放電用トランジスタを駆
動して放電経路を形成するようになり、圧電アクチュエ
ータの充電電荷を放電するようになる。
【0025】この場合、充電用電源の電圧レベルを高く
設定することにより、制御信号のレベルを低いままで
電アクチュエータを高い電圧で充電動作を行なわせるこ
とができ、これによって、圧電アクチュエータを駆動す
るのに必要な駆動電圧をICなどの低い電圧出力の制御
手段を用いて駆動制御することができるようになる。ま
た、逆に圧電アクチュエータの駆動電圧を高くすること
ができるようになるので、使用態様の制約を少なくする
ことができる。また、請求項2に記載の圧電アクチュエ
ータの駆動装置によれば、電流偏差演算手段は、圧電ア
クチュエータの駆動に際して、圧電アクチュエータの電
流を検出すると共にその電流値と位置偏差演算手段から
与えられる目標の電流値との偏差に基づいた信号を出力
して充電制御用トランジスタおよび放電制御用トランジ
スタを駆動制御するので、常に必要な電流を流すように
駆動させることができるようになる。
【0026】また、請求項3ないし請求項6記載の圧電
アクチュエータの駆動装置によれば、上述と同様の駆動
制御をバイポーラトランジスタに代えてFETあるいは
IGBTを用いても行うことができるようになり、駆動
のための素子を必要に応じて選定して構成することがで
きると共に、これらの組み合わせによる構成のものとす
ることもできるようになる。
【0027】
【0028】
【0029】請求項7記載の圧電アクチュエータの駆動
装置によれば、圧電アクチュエータの放電動作を負の出
力電圧の放電用電源を用いる場合に、制御用電源を接地
することができるようになるので、回路構成を簡単化す
ることができるようになる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1お
よび図2を参照しながら説明する。電気的構成を示す図
1において、圧電アクチュエータ21は、例えばX−Y
テーブルなどの精密位置決め制御を行うためのもので、
電圧を印加するとそのときの圧電変位により微小移動す
るように構成されたもので、多数の電極板と圧電素子と
を交互に積層して構成し、各圧電素子を電気的に並列に
電圧を印加して印加電圧の増減に応じて積層方向に伸縮
変位するように構成されている。なお、この圧電アクチ
ュエータ21は、例えば200V程度の駆動電圧が適切
なもので、効率的な駆動が可能となっている。
【0031】この圧電アクチュエータ21に対して、充
放電駆動を行うための駆動装置22は次のように構成さ
れる。pnp形の充電用トランジスタ23のエミッタは
第1の電源端子24を介して例えば200Vの出力電圧
の充電用電源25の正極端子に接続されている。充電用
トランジスタ23のコレクタは圧電アクチュエータ21
および電流検出手段としての電流検出抵抗26を直列に
介して接地されている。npn形の放電用トランジスタ
27のコレクタは、充電用トランジスタ23と同様に、
圧電アクチュエータ21および電流検出抵抗26を直列
に介して接地され、エミッタは第2の電源端子28を介
して接地されている。
【0032】npn形の充電制御用トランジスタ29の
コレクタはトランジスタ23のベースに接続され、エミ
ッタは第3の電源端子30を介して制御用電源としての
例えば5Vの直流電源31に接続されている。pnp形
の放電制御用トランジスタ32のエミッタは第3の電源
端子30を介して直流電源31に接続され、コレクタは
トランジスタ27のベースに接続されている。なお、上
述したトランジスタ23,27,29,32は共に、エ
ミッタ・コレクタ間の耐圧が600V程度のものが選定
されており、圧電アクチュエータ21を充電用電源の出
力電圧である200V程度で駆動した場合でも充分耐え
得るようなものである。
【0033】電流偏差演算手段としての差動増幅回路3
3は、リニア集積回路を用いたもので、その反転入力端
子は圧電アクチュエータ21と電流検出抵抗26との共
通接続点に接続されており、出力端子はトランジスタ2
9および32のベースに共通に接続されている。位置偏
差演算手段としての差動増幅回路34は、上述同様にリ
ニア集積回路を用いたもので、その出力端子は差動増幅
回路33の非反転入力端子に接続されている。
【0034】この差動増幅回路34の非反転入力端子
は、抵抗35を介して接地されると共に、抵抗36を介
して制御手段としての制御回路37に接続され、制御信
号としての位置指令信号Vaが与えられるようになって
いる。また、差動増幅回路34の反転入力端子は抵抗3
8を介して位置検出手段としての位置センサ39に接続
されると共に抵抗40を介して出力端子に接続されてい
る。
【0035】この場合、位置センサ39は、圧電アクチ
ュエータ21の物理的な変位量を検出するもので、例え
ばうず電流センサなどのセンサを用いたもので、その変
位量に応じた電気信号Vbを出力するようになってい
る。差動増幅回路34は、制御回路37から与えられる
位置指令信号Vaと圧電アクチュエータ21の実際の変
位量に対応する位置センサ39からの検出信号Vbとを
比較してその偏差に相当する信号を制御信号Vcとして
出力する。
【0036】また、差動増幅回路33は、電流検出抵抗
26に流れる電流により発生する電圧Vdと上述した制
御信号Vcとを比較してその偏差に相当する信号を実際
の制御信号Veとして出力するようになっている。
【0037】次に本実施例の作用について図2も参照し
て説明する。まず、制御回路37から圧電アクチュエー
タ21の駆動変位位置を指令するために出力する指令信
号として、図2(a)に示すように、所定レベルを振幅
中心として正弦波状に振動する指令信号Vaを用いる場
合について説明する。これにより、圧電アクチュエータ
21の物理的な変位を正弦波的に振動させて負荷の駆動
を行うものである。
【0038】制御回路37から指令信号Vaが出力され
ると、差動増幅回路34においては、反転入力端子に抵
抗38を介して位置センサ39から与えられる位置検出
信号Vbとの差の演算を行って位置偏差信号Vcを次の
差動増幅回路33の非反転入力端子に与えるようにな
る。これにより、圧電アクチュエータ21の変位位置の
指令信号Vaに対して、実際に変位した位置検出信号V
bとの偏差量つまり、指令信号Vaに対するずれを位置
偏差信号Vcとして出力することができるようになる。
【0039】次に、差動増幅回路33においては、いま
演算された位置偏差信号Vcに対して、圧電アクチュエ
ータ21に実際に流れている電流値を電流検出抵抗26
の端子電圧Vdとして入力してその偏差の値を演算し、
圧電アクチュエータ21に実際に通電すべき電流レベル
に相当する制御電圧Veとして出力するようになる。こ
れによって、圧電アクチュエータ21は通電電流を制御
することで駆動されるようになり、電圧駆動の場合に比
べてヒステリシスのない精度の良い駆動制御を行うこと
ができるようになっている。
【0040】さて、差動増幅回路33から制御信号Ve
が出力されると、その電圧レベルが制御用電源31の電
圧レベルよりも高くなると、充電制御用トランジスタ2
9にベース電流が流れるようになり、そのコレクタ電流
が充電用トランジスタ23のベース電流として流れるよ
うになり、充電用トランジスタ23は、充電経路を形成
してそのときのベース電流に応じたコレクタ電流を充電
用電源25から圧電アクチュエータ21に流すようにな
る。これが圧電アクチュエータ21の充電電流となり、
このときの充電電流は、前述のように電流検出抵抗26
により検出されて偏差信号Vcに対応する電流値となる
ように自動的に制御される。
【0041】一方、差動増幅回路33からの制御信号V
eの電圧レベルが制御用電源31の電圧レベルよりも低
くなると、放電制御用トランジスタ32にベース電流が
流れるようになり、そのコレクタ電流が放電用トランジ
スタ27のベース電流として流れるようになる。これに
よって、放電用トランジスタ27は、放電経路を形成し
て圧電アクチュエータ21の端子電圧を電源電圧として
そのときのベース電流に応じたコレクタ電流を流すこと
により、圧電アクチュエータ21の充電電荷を放電する
ようになる。そして、このときの放電電流は、前述のよ
うに電流検出抵抗26により検出されて偏差信号Vcに
対応する電流値となるように自動的に制御される。
【0042】なお、充電制御用トランジスタ29および
放電制御用トランジスタ32を駆動するための差動増幅
回路33の制御信号Veのレベルは、それぞれ制御用電
源31の電圧レベルEsに各トランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧Vbeを加減した値よりも大きく変動した
レベルが必要である。例えば、制御用電源31の電圧を
5Vであるとすると、充電制御用トランジスタ29を駆
動するためには、それよりもベース・エミッタ間電圧V
beとして0.8V程度高い値つまり5.8V程度以上
が必要となり、逆に、放電制御用トランジスタ32を駆
動するためには、それよりも0.8V程度低い値つまり
4.2V程度以下に下がることが必要になる(図2
(e)参照)。
【0043】このような制御動作を実行することによ
り、指令信号Vaに対する各部の出力信号が定常状態に
達すると、図2(b)〜(f)に示すように、電圧レベ
ルの変動が行われるようになり、圧電アクチュエータ2
1の充放電動作が行われるようになる。この場合、定常
状態においては、圧電アクチュエータ21が容量性負荷
であることから、信号の位相が90°ずれた状態とな
る。
【0044】また、上述の場合、差動増幅回路33の出
力である制御電圧Veのレベルの範囲は制御用電源31
の電圧レベル5Vを中心として数ボルトの範囲で充電用
トランジスタ23および放電用トランジスタ27を駆動
することにより、圧電アクチュエータ21に最大で充電
用電源25の端子電圧200V程度まで印加することが
できるようになる。
【0045】このような本実施例によれば、充電用トラ
ンジスタ23,放電用トランジスタ27をコレクタ共通
にして圧電アクチュエータ21に接続し、それらのトラ
ンジスタ23,27の駆動用として、エミッタを共通に
して制御用電源31に接続した充電制御用トランジスタ
29および放電制御用トランジスタ32により駆動する
構成としたので、差動増幅回路33のようなリニアIC
系統の低い制御信号Veで圧電アクチュエータ21に充
電用電源25の高い電圧を印加して充放電動作を行なわ
せることができる。
【0046】図3および図4は本発明の第2の実施例を
示すもので、第1の実施例と異なるところは、第2の電
源端子28を接地する代わりに負電圧を出力する放電用
電源41を接続し、第3の電源端子30を接地する構成
としたところである。この場合、放電用電源41を圧電
アクチュエータ21に接続することにより、放電時には
圧電アクチュエータ21の充電電荷を負の電圧で強制的
に放電させることができるように構成したものである。
そして、このように負の出力電圧の放電用電源41を設
けることで、制御用電源の機能を兼ね備えることができ
るようになっている。
【0047】上記構成において、充電制御用トランジス
タ29は、エミッタが接地されているからベースに0.
8V程度以上が印加されると駆動されて充電用トランジ
スタ23を駆動可能となる。また、放電制御用トランジ
スタ32は、同じくエミッタが接地されているから、ベ
ースに−0.8V程度以下の電圧が印加されると駆動さ
れて放電用トランジスタ27を駆動可能となる。つま
り、差動増幅回路33から0Vを中心として上下に変動
する制御信号Veを出力することにより圧電アクチュエ
ータ21の充放電動作を行なわせることができるのであ
る。
【0048】なお、この場合においては、第1の実施例
で制御用電源31を用いて放電制御用トランジスタ32
に対してバイアスを付与可能な構成としたことに代え
て、負の電源を放電用電源41として用いることによ
り、放電制御用トランジスタ32をその放電用電源41
の端子電圧を利用して駆動することができるようにした
もので、これによって、第3の電源端子30に接続して
いた制御用電源31を省略した構成とすることもできる
のである。
【0049】上記の関係を図4を参照して原理的に説明
する。すなわち、図4に概略的に示すように、第1ない
し第3の電源端子24,28,30のそれぞれに、電源
電圧がゼロボルトの場合も含めて電源電圧がEa,E
b,Ecの各電源A,B,Cを接続する構成を考えた場
合に、各電源A〜Cの電源電圧Ea,Eb,Ecの関係
が、次式を満たすように設定されていることが充放電動
作を可能とする条件となる。ただし、Vbeは充電制御
用トランジスタ29,放電制御用トランジスタ32のベ
ース・エミッタ間の順方向電圧である。
【0050】 Ea>Ec+Vbe, Ec−Vbe>Eb ただし、Ea>0V, Eb≦0Vである。
【0051】そして、この考え方において、第2の電源
端子28を接地して電源Bの電源電圧Eb=0Vとし、
第3の電源端子30に電源Cとして電源電圧Ec=5V
の制御用電源31を接続した構成が第1の実施例であ
る。また、第3の電源端子30を接地して電源Cの電源
電圧Ec=0Vとし、第2の電源端子28に電源Bとし
て負の電源電圧Eb<0Vの放電用電源41を接続した
構成が第2の実施例である。
【0052】したがって、このような第2の実施例によ
っても第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ
ると共に、圧電アクチュエータ21を負の放電用電源4
1を用いて放電動作を行なわせる構成の場合には制御用
電源31を省略した構成とすることができる。
【0053】図5は本発明の第3の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、バイポーラトラン
ジスタに代えてFETを設ける構成としたところであ
る。すなわち、pnp形の充電用トランジスタ23に代
えてpチャネルの充電用FET42,npn形の放電用
トランジスタ27に代えてnチャネルの放電用FET4
3,npn形の充電制御用トランジスタ29に代えてn
チャネルの充電制御用FET44,そしてpnp形の放
電制御用トランジスタ32に代えてpチャネルの放電制
御用FET45を設けた構成としている。
【0054】充電用FET42のソースは第1の電源端
子24に接続され、ドレインは圧電アクチュエータ21
の一端子に接続され、ゲートはバイアス抵抗46を介し
てソースに接続されると共に保護抵抗47を介して充電
制御用FET44のドレインに接続されている。放電用
FET43のソースは第2の電源端子28に接続され、
ドレインは圧電アクチュエータ21の一端子に接続さ
れ、ゲートはバイアス抵抗48を介してソースに接続さ
れると共に保護抵抗49を介して放電制御用FET45
のドレインに接続されている。充電制御用FET44,
放電制御用FET45の各ソースは共通にして第3の電
源端子30に接続され、各ゲートは共通にして差動増幅
回路33の出力端子に接続されている。
【0055】上記構成によれば、差動増幅回路33の出
力電圧である制御電圧Veの電圧レベルが制御用電源3
1の電圧レベルに対してゲートバイアスに必要な電圧以
上の差がある場合に、充電制御用FET44あるいは放
電制御用FET45を駆動して充電用FET42あるい
は放電用FET43を駆動することができるようにな
り、第1の実施例と同様にして圧電アクチュエータ21
に充電動作および放電動作を行なわせることができるよ
うになる。
【0056】図6は本発明の第4の実施例を示すもの
で、第3の実施例と異なるところは、FETに代えてI
GBT(絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ)を設け
る構成としたところである。すなわち、pチャネルの充
電用FET42に代えてpチャネルの充電用IGBT5
0,nチャネルの放電用FET43に代えてnチャネル
の放電用IGBT51,nチャネルの充電制御用FET
44に代えてnチャネルの充電制御用IGBT52,そ
してpチャネルの放電制御用FET45に代えてpチャ
ネルの放電制御用IGBT53を設けた構成としてい
る。
【0057】そして、このような構成によっても、第3
の実施例と同様の作用効果を得ることができるようにな
る。なお、第3および第4の実施例においては、通常の
バイポーラトランジスタに代えて、FETやIGBTを
用いる構成としているが、これらは、例えば選択する圧
電アクチュエータやその使用電圧,定格等に応じて耐圧
や電流容量あるいは制御形式等が適合するものを選択し
て適宜の使用をすることができる。
【0058】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形また拡張できる。位置検出
手段は、圧電アクチュエータ21の物理的な変位を測定
可能なものであれば何でも良く、うず電流検出形の変位
センサに加えて、例えば、差動トランス、ポテンショメ
ータ式、ストレインゲージ、半導体磁器抵抗素子変位セ
ンサ、静電容量型変位計、ホール素子変位センサなどを
用いることができる。
【0059】また、位置検出手段は、変位センサに限ら
ず、圧電素子の端子電圧を検出して概略位置を求める方
式としても良い。さらに、油圧システムなどに用いる容
量性負荷を制御対象とする場合には、位置検出手段とし
て、油圧センサなどの圧力センサを用いることもでき
る。
【0060】上記各実施例では、充電用,放電用,充電
制御用および放電制御用にすべてバイポーラトランジス
タ,FETあるいはIGBTなどの同一種類の半導体素
子を用いる構成を示したが、これらは、例えば、充電
用,放電用にバイポーラトランジスタを用い、充電制御
用,放電制御用にFETを用いるなどの異種の半導体素
子を組み合わせて使用する構成としても良いものであ
る。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】各部の出力状態を示すタイムチャート
【図3】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図4】各電源の電圧レベルを説明するための原理説明
【図5】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図7】従来例を示す図1相当図
【図8】他の従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21は圧電アクチュエータ、23はpnp形の充電用ト
ランジスタ、24は第1の電源端子、25は充電用電
源、26は電流検出抵抗(電流検出手段)、27はnp
n形の放電用トランジスタ、28は第2の電源端子、2
9はnpn形の充電制御用トランジスタ、30は第3の
電源端子、31は制御用電源、32はpnp形の放電制
御用トランジスタ、33は差動増幅回路(電流偏差演算
手段)、34は差動増幅回路(位置偏差演算手段)、3
7は制御回路(制御手段)、39は位置センサ(位置検
出手段)、41は放電用電源、42はpチャネルの充電
用FET、43はnチャネルの放電用FET、44はn
チャネルの充電制御用FET、45はpチャネルの放電
制御用FET、50はpチャネルの充電用IGBT、5
1はnチャネルの放電用IGBT、52はnチャネルの
充電制御用IGBT、53はpチャネルの放電制御用I
GBTである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−23983(JP,A) 特開 昭63−283228(JP,A) 特開 平2−246780(JP,A) 特開 昭64−81286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 - 2/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電アクチュエータに対する充電経路を
    形成して充電を行うと共に、放電経路を形成して充電電
    荷の放電を行わせるように構成された圧電アクチュエー
    の駆動装置において、 前記圧電アクチュエータの充電経路に介在され、第1の
    電源端子にエミッタが接続され前記圧電アクチュエータ
    側にコレクタが接続されたpnp形の充電用トランジス
    タと、 前記圧電アクチュエータの放電経路に介在され、第2の
    電源端子にエミッタが接続され前記圧電アクチュエータ
    側にコレクタが接続されたnpn形の放電用トランジス
    タと、 前記充電用トランジスタのベースにコレクタが接続され
    エミッタが第3の電源端子に接続されベースに前記制御
    信号が与えられるnpn形の充電制御用トランジスタ
    と、 前記放電用トランジスタのベースにコレクタが接続され
    エミッタが前記第3の電源端子に接続されベースに前記
    制御信号が与えられるpnp形の放電制御用トランジス
    タと、 前記第1の電源端子に接続され、前記第2の電源端子の
    電位を基準として前記圧電アクチュエータの駆動に必要
    な出力電圧を出力する充電用電源と、 前記充電制御用トランジスタおよび前記放電制御用トラ
    ンジスタを駆動するために前記第1の電源端子の電位よ
    りも低く前記第2の電源端子の電位よりも高い出力電圧
    に設定され前記第3の電源端子と前記第2の電源端子と
    の間に接続された制御用電源と、 前記圧電アクチュエータの位置を検出する位置センサ
    と、 前記圧電アクチュエータの目標の位置に応じた信号を出
    力する制御手段と、 前記充電制御用トランジスタおよび前記放電制御用トラ
    ンジスタの各ベースに電気的に接続され、前記制御手段
    からの信号と前記位置センサからの信号との偏差に基づ
    いた信号を出力する位置偏差演算手段 とを具備したこと
    を特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧電アクチュエータの
    駆動装置において、 前記位置偏差演算手段と前記充電制
    御用トランジスタおよび前記放電制御用トランジスタの
    各ベースとの間に接続され、前記圧電アクチュエータの
    電流を検出すると共にその電流値と目標の電流値との偏
    差に基づいた信号を出力する電流偏差演算手段を設けた
    ことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の圧電アクチュ
    エータの駆動装置における前記充電用トランジスタに代
    えてpチャネルの充電用FETを設けると共に前記放電
    用トランジスタに代えてnチャネルの放電用FETを設
    ける構成とし、 前記各FETのソース,ドレインおよびゲートを、それ
    ぞれ前記エミッタ,コレクタおよびベースのそれぞれに
    対応させたことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の圧電アクチュ
    エータの駆動装置における前記充電用トランジスタに代
    えてpチャネルの充電用IGBTを設けると共に前記放
    電用トランジスタに代えてnチャネルの放電用IGBT
    を設けた構成とし、 前記各IGBTのエミッタ,コレクタおよびゲートを、
    それぞれ前記エミッタ,コレクタおよびベースのそれぞ
    れに対応させたことを特徴とする圧電アクチュエータの
    駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4に記載の圧電アクチュ
    エータの駆動装置における前記充電制御用トランジスタ
    に代えてnチャネルの充電制御用FETを設けると共に
    前記放電制御用トランジスタに代えてpチャネルの放電
    制御用FETを設けた構成とし、 前記各FETのソース,ドレインおよびゲートを、それ
    ぞれ前記エミッタ,コレクタおよびベースのそれぞれに
    対応させたことを特徴とする圧電アクチュエータの駆動
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4に記載の圧電アクチュ
    エータの駆動装置における前記充電制御用トランジスタ
    に代えてnチャネルの充電制御用IGBTを設けると共
    に前記放電制御用トランジスタに代えてpチャネルの放
    電制御用IGBTを設けた構成とし、 前記各IGBTのエミッタ,コレクタおよびゲートを、
    それぞれ前記エミッタ,コレクタおよびベースのそれぞ
    れに対応させたことを特徴とする圧電アクチュエータの
    駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記圧電アクチュエータの充電電荷を放
    電するように前記第2の電源端子に接続された負の出力
    電圧の放電用電源を設け、 前記第3の電源端子を接地することにより前記放電用電
    源を前記制御電源として兼用したことを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の圧電アクチュエータの
    駆動装置。
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