JP3109520U - 眼鏡フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁束密度が高く、製造も容易で、磁気による眼精疲労抑止及び回復効果の高い眼鏡フレームを提供する。
【解決手段】 ピン状または棒状の磁石9を、複数個、そのN極及びS極を間隔dをあけて対向させ、該磁石9の対向端部を筒状部材8内に嵌挿させるようにして該筒状部材8で連結してテンプル部分4を形成する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、主として長時間にわたりモニタの監視や、コンピュータ操作を継続する作業者、あるいは携帯電話などでメールの交換を頻繁に行う人の眼鏡フレームの改良に係り、特に磁気を利用して眼精疲労回復効果をはかるようにしたものに関する。
従来から上記のごとき長時間にわたる視認作業をしなければならない作業者にとって眼精疲労が問題である。このため、適当な時間間隔で作業を中断し、疲労回復のための休息や、手当をする必要がある。
ところで、この種の眼精疲労軽減対策として、下記特許文献1に示すように、眼鏡のフレーム素材として、眼鏡装着者の顔面に対してほぼ鉛直な方向に着磁されている磁性体もしくは磁性材料により構成したものがある。
このものにあっては、通常の磁気ネックレスや、磁気ブレスレット、貼付け用磁石等、肩こりを防止するための医療用磁石と類似する目的であって、眼鏡を装用する場合にはフレームそのものが顔面及び側頭部に密着するという形状特性に加え、フレームそのものが磁力を帯びることによって、眼鏡装着時にはその磁力が眼球廻りやここから耳朶に至る側頭部に作用し、これによって皮膚下にある視神経などを刺激し、眼精疲の抑止や労回復効果を得ようとするものである。
実用新案登録第3105871号公報
しかしながら、この構造においては、磁性材料が一体のフレームとして形成されており、そのN極からS極までの長さが長くなるため、両極間に作用する磁束密度は小さくなり、このため身体に及す磁性強度は弱かった。すなわち、一般に磁石はN極及びS極近傍に及び両極の接近によって強力な磁場が形成されるため、例えフレームを構成する材料が強磁性体であってもこのような構造とした場合には、必然的に磁場が弱くなり、健康器具としての効果は低いものとなっていた。
ところで、本考案者はネオジム磁石の持つ強磁性体としての特性に着目した。このネオジム磁石は、ネオジム−鉄−ホウ素の3元系焼結合金化合物として提供されるもので、酸化鉄を利用した従来のフェライト系磁石の十倍以上である50メガガウスエルステッドと、その磁力が現在では最も高い磁性素材であるとされている(「おもしろい磁石のはなし」、日刊工業新聞社発行等参照)。
本考案は以上の課題を解決するものであって、その目的とするところは、磁束密度が高く、製造も容易で、磁気による眼精疲労抑止及び回復効果の高い眼鏡フレームを提供するものである。
前記目的を達成するため、本願請求項1の眼鏡フレームは、図の実施の形態にも示すごとく、ピン状または棒状の磁石9を、複数個、そのN極及びS極を間隔dをあけて対向させ、該磁石9の対向端部を筒状部材8内に嵌挿させるようにして該筒状部材8で連結してテンプル部分4を形成したことを特徴とする。
請求項2の眼鏡フレームでは、ピン状または棒状の磁石9と、テンプル部分4の本体4a,4bを構成する磁性金属材料の端部とを間隔dをあけて対向させ、該磁石9の端部及び該テンプル部分本体4a,4bの端部を筒状部材8内に嵌挿させるようにして該筒状部材8で連結してテンプル部分4を形成したことを特徴としている。
請求項1又は2の眼鏡フレームによれば、図2に示すように、テンプル部分4の長手方向に沿った複数のNS対向位置に、磁束密度の高い磁場が形成され、眼底部、こめかみ部、耳の付け根部等、疲労しやすい複数の側頭部の部位の疲労を効果的に抑止及び回復させることができる。
また、磁石9として、磁力が強く、成形及び入手の容易なネオジム磁石を用い、これを筒状部材で、テンプル部本体に連結させることにより、容易且つ安価に制作させることができる。
請求項3では、筒状部材8を、銅若しくは真鍮等の非磁性金属材料により構成し、磁石9及び筒状部材8よりなるテンプル部分4の少なくとも大部分の外周に、金又は銀メッキ等の被覆10が施こされていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、磁場の形成が損なわれることがなく、強力な磁力線が得られる。また、人体への当たりも和らげられる。
請求項4では、ピン状または棒状の磁石9を、複数個、そのN極及びS極を間隔dをあけて対向させた状態で合成樹脂に一体にモールドされてテンプル部分20を形成したことを特徴としている。
このような構成とすることにより、テンプル部分を軽量かつシンプルに構成でき人体に対する当たりも良好である。
以上により、本考案によれば、テンプル部分が、N,S極を適宜間隔を明けて対向させたネオジム磁石のような磁石とこれの外周を覆う筒状部材又は合成樹脂で構成されているため、側頭部に作用する磁力線の磁束密度が高く、しかもテンプル部分の長手方向に沿った複数位置に強力な磁場が形成され、十分で広範囲な眼精疲労抑止及び回復効果を得ることができる。
さらに、製造も容易で人体に対する当たりも良好である。
以下に本発明の最良の実施の形態につき添付図面を参照して説明する。図1,2は本考案の第1実施形態を示すもので、図1は眼鏡の全体を示す斜視図、図2はフレームのテンプル部を示す一部切欠きの側面図である。
図において、本考案の眼鏡フレームは従来とほぼ同様に、亘り部分1を介して左右対称のレンズ支持部2と、レンズ支持部2の中央側に固定された左右一対のパッド部分3と、レンズ支持部2の外側に折畳み展開可能に配置されたテンプル部分4とにより構成されている。
テンプル部分4において、図1の一部拡大して示すように、先端側ヒンジ部5の後部及びテンプル部分4の後部に一体化された合成樹脂製の耳掛け用つる6との間にはマグネット部7が形成されている。
マグネット部7は、先端を前記ヒンジ部5の後部に一体化されたテンプル本体4a及びつる6に一体にモールドされたテンプル本体4bの先端を適宜長さに切除した上で、その間を複数の非磁性体金属からなる筒状部材8、すなわち本実施形態では4本の筒状部材8及び各筒状部材8の間に両端嵌合され、筒状部材8内部でそのNS極を所定間隔d離して配置され、かつ半田などの低温ロー付などにより一体化したネオジム系合金組成物からなる3本のピン状磁石9により一直線状に連結し、また前記テンプル本体4a,4bと筒状部材8との嵌合部も低温ロー付により一体化したものである。磁石9は、上記ネオジム磁石により構成されている。筒状部材8は、真鍮管又は銅管などの非磁性材料により形成されている。また、テンプル本体4a,4bは、鉄などの磁性材料で構成されている。
なお、前記各ピン状磁石9の中央部は筒状部材8から露出し、その磁力線による効果を高めているが、露出及び非露出の凹凸による眼鏡装用時の違和感をなくし、かつロー付量低減のため、筒状部材8の両端は円弧状に丸めてある。前記ピン状磁石9の直径は3mm程度であり、また筒状部材8は引抜きパイプなどから構成されるものであり、肉厚を0.5mmから1.0mm程度に設定しておくことにより、凹凸の段差も最小とすることができ、かつテンプル部分4の強度も十分なものとなる。
さらにロー付後は防錆のための処理、例えば樹脂コーティング、あるいはニッケルメッキ、金メッキなどのメッキ処理による被覆10が施される。因みに、磁石9がネオジム径合金組成物の場合、ニッケルメッキ処理を施した場合には、4200ガウス、金メッキ処理を施した場合には、4700ガウスほど磁力が高まることが確認されている。
以上により前記マグネット部7のうち、図2の一部に拡大して示すように、各磁石9の筒状部材8内で所定間隔d離してそのNS極を対向させた部位、及び先端と後端の磁極(N,S極)部位が最も磁束密度が高い部位となり、この磁力線による側頭部への刺激効果により眼精疲労などを解消できるのである。
また本実施形態では、こめかみから耳朶近辺に至る側頭部複数箇所を平均的に磁力の高い部位としたが、側頭部における医学的なつぼの位置が解明されているのなら、その部位のみ一箇所局所的にNS極を対向配置するようにもできる。
図3は本考案の第2実施形態を示す。本実施例では合成樹脂製の眼鏡フレームに適用した場合を示し、この眼鏡フレームのテンプル部分20の内部には、モールド成形によりネオジム磁石よりなる平棒状の磁石21がそのNS極を適宜間隔d離した状態で一体に埋設されたものであり、そのNS極の対向位置を最も磁束密度の高い部位としている。
本実施形態では、テンプル部分20の形状がシンプルとなり、かつ軽量にできる。加えて、例えば眼鏡装用時に磁石21が側頭部に直接接触できるように、テンプル部分の内側に磁石21を露出した形でモールド成形することも可能である。また、テンプル部分20の全長に沿って、樹脂材の内部又は外周に、補強用の金属線材などの長手材を設けることが望ましい。
本考案の第1実施形態による眼鏡フレームの斜視図である。 同眼鏡フレームのテンプル部を示す一部切欠きの側面図である。 本考案の第2実施形態による眼鏡フレームの側面図である。
符号の説明
4,20 テンプル部分
4a,4b 本体
7 マグネット部
8 筒状部材
9,21 磁石
10 被覆

Claims (5)

  1. ピン状または棒状の磁石を、複数個、そのN極及びS極を間隔をあけて対向させ、該磁石の対向端部を筒状部材内に嵌挿させるようにして該筒状部材で連結してテンプル部分を形成したことを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. ピン状または棒状の磁石と、テンプル部分の本体を構成する磁性金属材料の端部とを間隔をあけて対向させ、該磁石の端部及び該テンプル部分本体の端部を筒状部材内に嵌挿させるようにして該筒状部材で連結してテンプル部分を形成したことを特徴とする眼鏡フレーム。
  3. 前記筒状部材が、銅若しくは真鍮等の非磁性材料により構成され、前記磁石及び筒状部材よりなるテンプル部分の少なくとも大部分の外周に、金又は銀メッキ等の被覆が施こされていることを特徴とする請求項1又は2記載の眼鏡フレーム。
  4. ピン状または棒状の磁石を、複数個、そのN極及びS極を間隔をあけて対向させた状態で合成樹脂に一体にモールドされてテンプル部分を形成したことを特徴とする眼鏡フレーム。
  5. 前記ピン乃至棒状の磁石がネオジム磁石であることを特徴とする1乃至4のいずれか1項記載の眼鏡フレーム。
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