JP3109286B2 - 浸漬式被膜化成処理装置 - Google Patents
浸漬式被膜化成処理装置Info
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- JP3109286B2 JP3109286B2 JP04283178A JP28317892A JP3109286B2 JP 3109286 B2 JP3109286 B2 JP 3109286B2 JP 04283178 A JP04283178 A JP 04283178A JP 28317892 A JP28317892 A JP 28317892A JP 3109286 B2 JP3109286 B2 JP 3109286B2
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- Japan
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- processing liquid
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- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
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Description
置の改良に関する。
ある。この処理は、被塗装物の鋼板面に科学的に安定し
た無機質の被膜を形成するものであり、この処理を施す
ことによって、上記鋼板面の不活性化、防錆力の向上お
よび塗膜の付着性向上等を図ることができる。
ンタンクに貯溜した処理液中に自動車のボデ−等の被処
理物(被塗装物)を浸漬して上記被膜を形成している。
そして、メインタンクからオーバフローする上澄み処理
液をサブタンクに流入させ、このサブタンク内の処理液
を出槽した被処理物に吹き付けて該被処理物の残留スラ
ッジを除去するようにしている。
ンクに流入する上澄み処理液中にもスラッジが浮遊して
おり、とくに、上記サブタンクがメインタンクにおける
被処理物の入槽側位置に設けられている場合には、該上
澄み処理液のスラッジ含有量が多い。なぜなら、スラッ
ジは被処理物の入槽時に多く発生するので、上記入槽側
位置にサブタンクが設けられている場合、該サブタンク
に流入する上澄み処理液中にかなりの量のスラッジが含
まれることがある。
処理装置では、出槽した被処理物にスラッジ含有量の多
い処理液が吹き付けられて残留スラッジの除去が適正に
行われないことがあった。
した被処理物にクリーンな処理液を吹き付けて残留スラ
ッジの除去効果を高めることにある。
浸漬させる処理液を貯溜したメインタンクと、開口面が
上記処理液の液面よりも上方に位置される態様で該メイ
ンタンク内に配設されたサブタンクと、上記メインタン
クの底部から取出した処理液を濾過する濾過手段と、上
記濾過手段で濾過された処理液を上記サブタンクに供給
する手段と、上記メインタンクから出槽された上記被処
理物に上記サブタンク内の処理液を吹き付けるスプレー
手段とが備えられている。
タンクに供給される。スプレー手段は、メインタンクか
ら出槽された被処理物にサブタンク内の処理液を吹き付
け、これによって該被処理物の残留スラッジが除去され
る。
する。図1には、本発明に係る浸漬式被膜化成処理装置
の一実施例が概念的に示されている。
リン酸カルシウム系等の化成剤が配合された浴液)を貯
溜したメインタンク2と、このメインタンク2の側方に
位置して、該タンク2からオーバーフローする上澄み液
を受け入れる第1のサブタンク3と、開口面が処理液1
の液面よりも上方に位置される態様で該メインタンク2
内に配設された第2のサブタンク4とを備えている。
リン酸カルシウム系等の化成剤が配合された浴液)を貯
留したメインタンク2と、このメインタンク2の側方に
位置して、該タンク2からオーバーフローする上澄み液
を受け入れる第1のサブタンク3と、開口面が処理液1
の液面よりも上方に位置される態様で該メインタンク2
内に配設された第2のサブタンク4とを備えている。こ
の第2のサブタンク4は、図2に示す如くメインタンク
2に一体形成されたバルジ4Aと隔壁4Bとによって構
成されており、隔壁4Bの下部には、第2サブタンク4
内のスラッジをメインタンク2へ落とすための開口4o
が設けられている。
被処理物入槽位置側に配設されている。このタンク3
は、途中にポンプ8を配設した配管9を介して上記熱交
換器7の流入口に連結され、かつ、途中にポンプ10を
配設した配管11を介して表面流発生用スプレーノズル
12に連結されている。
被処理物出槽位置側に配設されている。このタンク4
は、途中にポンプ13およびスラッジ除去フィルタ14
を配設した配管15を介してメインタンク2の底部に連
結され、また、途中にポンプ16を配設した配管17を
介して洗浄用スプレーノズル18に連結されている。
処理液1の液面に接する態様で、かつ先端が上記被処理
物出槽位置側に向く態様で上記被処理物入槽位置側に配
設されている。また、上記洗浄用スプレーノズル15
は、上記第2のサブタンク4の上方に位置されている。
び16を運転することによって次のように作用する。す
なわち、第1のサブタンク3内の上澄み処理液は、熱交
換器7に送り込まれで加温された後、槽内攪拌用ノズル
5,5からメインタンク2内に放出される。この結果、
該タンク2内の処理液1が攪拌されかつ温められる。
レーノズル12から上記メインタンク2内の処理液表層
部に放出され、この結果、該表層部に被処理物出槽位置
側に向かう処理液の流れが形成される。
2の底部からスラッジ除去フィルタ14に導入され、こ
こでスラッジが除去される。フィルタ14を通過した処
理液は第2のサブタンク4内に供給され、その結果、該
サブタンク4内にはスラッジの含有量が零もしくは極め
て少ないクリーンな処理液が貯溜される。そして、この
処理液が洗浄用スプレーノズル18から放出される。
加温用熱交換媒体として温水を使用している。
被処理物(例えば、未塗装の自動車ボデ−)に被膜化成
処理を施す場合には、オーバヘッドコンベア等の搬送手
段で被処理物を矢印で示す方向に移動させて、メインタ
ンク2内の処理液1中に該被処理物を浸漬させる。
理液1中を上記被処理物出槽位置側に向かって移動さ
れ、そのさい処理液1中に含まれた化成剤の作用でその
鋼板面に科学的に安定した無機質の被膜が形成される。
場合、いわゆるスラッジが発生するが、このスラッジは
メインタンク2の底部側に徐々に降下して、処理液と共
に該底部からフィルタ14に送り込まれる。
で移動された時点で矢印方向に出槽されるが、そのさ
い、洗浄用スプレーノズル18から放出されるクリーン
な処理液によって洗浄されるので、その表面に残留する
スラッジが除去される。なお、洗浄用スプレーノズル1
8から放出された処理液は、被処理物表面からメインタ
ンク2内に流下する。
た被処理物の残留スラッジがクリーンな処理液で洗浄除
去されるので、良好な被膜化成処理結果が得られる。
クリーンな処理液がサブタンクに貯溜され、この処理液
が出槽された被処理物にスプレーされる。したがって、
被処理物の残留スラッジが確実に洗浄除去されることに
なり、これは結果的に塗装品質を向上させる。
例を示した概念図。
ブタンクを示す概念図。
Claims (1)
- 【請求項1】 被処理物を浸漬させる処理液を貯溜した
メインタンクと、 開口面が上記処理液の液面よりも上方に位置される態様
で該メインタンク内に配設されたサブタンクと、 上記メインタンクの底部から取出した処理液を濾過する
濾過手段と、 上記濾過手段で濾過された処理液を上記サブタンクに供
給する手段と、 上記メインタンクから出槽された上記被処理物に上記サ
ブタンク内の処理液を吹き付けるスプレー手段とを備え
ることを特徴とする浸漬式被膜化成処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04283178A JP3109286B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 浸漬式被膜化成処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04283178A JP3109286B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 浸漬式被膜化成処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136560A JPH06136560A (ja) | 1994-05-17 |
JP3109286B2 true JP3109286B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=17662164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04283178A Expired - Fee Related JP3109286B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 浸漬式被膜化成処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109286B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP04283178A patent/JP3109286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06136560A (ja) | 1994-05-17 |
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