JPS6115979Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6115979Y2 JPS6115979Y2 JP1980106213U JP10621380U JPS6115979Y2 JP S6115979 Y2 JPS6115979 Y2 JP S6115979Y2 JP 1980106213 U JP1980106213 U JP 1980106213U JP 10621380 U JP10621380 U JP 10621380U JP S6115979 Y2 JPS6115979 Y2 JP S6115979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray
- processing liquid
- equipment
- processing solution
- header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 35
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 26
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 5
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005238 degreasing Methods 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
本考案はスプレー式金属表面処理装置に関す
る。更に詳しくは、スプレー室内の処理液系機器
内に夾雑物の蓄積するのを防止できるようにした
該装置の改良に関する。 従来の一般的スプレー式金属表面処理装置は、
第1a図に示す如く、化成処理、脱脂処理あるい
は水洗処理のための処理液1をその槽2よりポン
プ3によつてスプレー室4内に立設されたスプレ
ーヘツダ5、次いで該ヘツダ5より水平に分岐し
た複数のスプレー管6へと送液し、各スプレー管
6に設けた複数のスプレーノズル7により被処理
物8に対して処理液を噴霧することによつて、所
定の処理を行うようになつている。また第2a図
に示す如く、スプレー室4内に水平に配置された
スプレーヘツダ5′、次いで該ヘツダ5′より垂直
に分岐した複数のスプレー管6′、次いで各スプ
レー管6′に設けた複数のスプレーノズル7′を経
て被処理物8に対して処理液1を噴霧するように
なつている。 かかる従来装置によれば、化成処理によつて生
ずるスラツジや被処理物に付着している綿くず、
鉄粉、砂等は、噴霧処理液と共にその槽2に回収
される。通常、このような夾雑物が再度循環スプ
レーされるのを防止するため、ポンプ吸引部には
過網9が設けられている。しかし、この過網
を通過する夾雑物(特に化成処理によつて生ずる
スラツジ)は、処理液と共に装置内を循環し、再
度ヘツダ5,5′、スプレー管6,6′等の処理液
系機器に送り込まれる。加えて、循環する夾雑物
の一部はスプレーノズルを経て排出されることな
く、特に上記処理液系機器の水平部分の処理液供
給側の反対端部(第1a図では水平スプレー管の
密閉端部10,第2図a図では水平ヘツダの密閉
端部11)の部分に蓄積され、内壁面に付着、粗
大化する。かかる蓄積物が何らかの力で壁面より
剥離し、処理液と共に移動すると、スプレーノズ
ルの閉塞をきたすおそれがある。このような事態
が発生すると、処理液系機器内での夾雑物の蓄積
がより一層助長され、ひいては満足な表面処理を
実施できなくなるので、定期的に配管、ノズル等
の清掃が実施される。この清掃には長期間を要
し、またその際にはノズル、エルボ、ゾケツト等
の各部品の損傷をきたし、その変換を必要とする
場合を生ずる。そのために、スプレー室内の処理
液系機器内に夾雑物の蓄積を防止し、装置清装の
頻度の減少や部品交換回数の減少を達成できる装
置改良が強く望まれていた。 本考案はかかる要望を満足する装置改良に係
り、そのスプレー式金属表面処理装置において、
スプレー室内の処理液系機器の水平部分の処理液
供給側の反対端部に、機器内の処理液の一部を処
理液槽に返送させるための手段を付設した点にあ
る。 次に添付図面第1b図および第2b図を参照し
て本考案を具体的に説明する。まず、第1b図に
おいては、水平な各スプレー管6の密閉端部10
を、スプレー室4内に立設した処理液戻り用ヘツ
ド12に接続し、該ヘツド12の下端には槽2に
連通する弁13付き戻り管14を接続してある。
かかる構成によれば、スプレー管6内に滞留する
夾雑物はその端部10で蓄積さることはなく、供
給処理液の一部と共にヘツダ12、戻り管14を
経て槽2に送られることになる。勿論、夾雑物の
槽への戻りに必要な処理液量は弁13の調整によ
つて得てよい。ポンプ3よりの送液量は、ノズル
6よりの所定噴霧量に加えて、戻りのヘツダ12
への通液量を確保するために増量する必要があ
る。 第2b図においては、水平なヘツダ5′の密閉
端部11に弁13付き戻り管14を接続した構成
を採用している。 以上の構成からなる装置(第1b図)と従来装
置(第1a図)とにおける例えば自動車車体の表
面処理において、スプレー管とスプレーノズルの
清掃頻度を比較すると以下の通りである。
る。更に詳しくは、スプレー室内の処理液系機器
内に夾雑物の蓄積するのを防止できるようにした
該装置の改良に関する。 従来の一般的スプレー式金属表面処理装置は、
第1a図に示す如く、化成処理、脱脂処理あるい
は水洗処理のための処理液1をその槽2よりポン
プ3によつてスプレー室4内に立設されたスプレ
ーヘツダ5、次いで該ヘツダ5より水平に分岐し
た複数のスプレー管6へと送液し、各スプレー管
6に設けた複数のスプレーノズル7により被処理
物8に対して処理液を噴霧することによつて、所
定の処理を行うようになつている。また第2a図
に示す如く、スプレー室4内に水平に配置された
スプレーヘツダ5′、次いで該ヘツダ5′より垂直
に分岐した複数のスプレー管6′、次いで各スプ
レー管6′に設けた複数のスプレーノズル7′を経
て被処理物8に対して処理液1を噴霧するように
なつている。 かかる従来装置によれば、化成処理によつて生
ずるスラツジや被処理物に付着している綿くず、
鉄粉、砂等は、噴霧処理液と共にその槽2に回収
される。通常、このような夾雑物が再度循環スプ
レーされるのを防止するため、ポンプ吸引部には
過網9が設けられている。しかし、この過網
を通過する夾雑物(特に化成処理によつて生ずる
スラツジ)は、処理液と共に装置内を循環し、再
度ヘツダ5,5′、スプレー管6,6′等の処理液
系機器に送り込まれる。加えて、循環する夾雑物
の一部はスプレーノズルを経て排出されることな
く、特に上記処理液系機器の水平部分の処理液供
給側の反対端部(第1a図では水平スプレー管の
密閉端部10,第2図a図では水平ヘツダの密閉
端部11)の部分に蓄積され、内壁面に付着、粗
大化する。かかる蓄積物が何らかの力で壁面より
剥離し、処理液と共に移動すると、スプレーノズ
ルの閉塞をきたすおそれがある。このような事態
が発生すると、処理液系機器内での夾雑物の蓄積
がより一層助長され、ひいては満足な表面処理を
実施できなくなるので、定期的に配管、ノズル等
の清掃が実施される。この清掃には長期間を要
し、またその際にはノズル、エルボ、ゾケツト等
の各部品の損傷をきたし、その変換を必要とする
場合を生ずる。そのために、スプレー室内の処理
液系機器内に夾雑物の蓄積を防止し、装置清装の
頻度の減少や部品交換回数の減少を達成できる装
置改良が強く望まれていた。 本考案はかかる要望を満足する装置改良に係
り、そのスプレー式金属表面処理装置において、
スプレー室内の処理液系機器の水平部分の処理液
供給側の反対端部に、機器内の処理液の一部を処
理液槽に返送させるための手段を付設した点にあ
る。 次に添付図面第1b図および第2b図を参照し
て本考案を具体的に説明する。まず、第1b図に
おいては、水平な各スプレー管6の密閉端部10
を、スプレー室4内に立設した処理液戻り用ヘツ
ド12に接続し、該ヘツド12の下端には槽2に
連通する弁13付き戻り管14を接続してある。
かかる構成によれば、スプレー管6内に滞留する
夾雑物はその端部10で蓄積さることはなく、供
給処理液の一部と共にヘツダ12、戻り管14を
経て槽2に送られることになる。勿論、夾雑物の
槽への戻りに必要な処理液量は弁13の調整によ
つて得てよい。ポンプ3よりの送液量は、ノズル
6よりの所定噴霧量に加えて、戻りのヘツダ12
への通液量を確保するために増量する必要があ
る。 第2b図においては、水平なヘツダ5′の密閉
端部11に弁13付き戻り管14を接続した構成
を採用している。 以上の構成からなる装置(第1b図)と従来装
置(第1a図)とにおける例えば自動車車体の表
面処理において、スプレー管とスプレーノズルの
清掃頻度を比較すると以下の通りである。
【表】
このように本考案によれば、夾雑物の装置内各
部、特にスプレー室内の処理液系機器の水平部分
おける蓄積を良好に防止して、その清掃頻度を減
少させる利点を有する。
部、特にスプレー室内の処理液系機器の水平部分
おける蓄積を良好に防止して、その清掃頻度を減
少させる利点を有する。
第1図aおよび第2a図はそれぞれ従来装置の
簡略側面図、第1b図および第2b図はそれぞれ
本考案装置の簡略側面図であつて、1は処理液、
2はその槽、4はスプレー室、5,5′はスプレ
ーヘツダ、6,6′はスプレー管、7,7′はノズ
ル、12は処理液戻りヘツダ、14は戻り管を示
す。
簡略側面図、第1b図および第2b図はそれぞれ
本考案装置の簡略側面図であつて、1は処理液、
2はその槽、4はスプレー室、5,5′はスプレ
ーヘツダ、6,6′はスプレー管、7,7′はノズ
ル、12は処理液戻りヘツダ、14は戻り管を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 スプレー式金属表面処理装置において、スプ
レー室内の処理液系機器の水平部分の処理液供
給側の反対端部に、機器内の処理液の一部を処
理液槽に返送させるための手段を付設したこと
を特徴とする装置。 2 該機器がスプレー管である上記第1項の装
置。 3 該機器がスプレーヘツダである上記第1項の
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980106213U JPS6115979Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980106213U JPS6115979Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5728764U JPS5728764U (ja) | 1982-02-15 |
JPS6115979Y2 true JPS6115979Y2 (ja) | 1986-05-17 |
Family
ID=29467558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980106213U Expired JPS6115979Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115979Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097772U (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-03 | トリニテイ工業株式会社 | 水洗シャワ−装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4977842A (ja) * | 1972-11-29 | 1974-07-26 | ||
JPS4988727A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-24 | ||
JPS5181836A (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-17 | Matoko Kogyo Kk | Toryojunkanshikihotsutosupureesochi |
JPS5257185U (ja) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | ||
JPS54149585A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-22 | Toshiba Corp | Manufacturing device for semiconductor device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851984Y2 (ja) * | 1978-12-23 | 1983-11-26 | 株式会社日工プラント | 塗装用前処理装置 |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP1980106213U patent/JPS6115979Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4977842A (ja) * | 1972-11-29 | 1974-07-26 | ||
JPS4988727A (ja) * | 1972-12-26 | 1974-08-24 | ||
JPS5181836A (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-17 | Matoko Kogyo Kk | Toryojunkanshikihotsutosupureesochi |
JPS5257185U (ja) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | ||
JPS54149585A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-22 | Toshiba Corp | Manufacturing device for semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5728764U (ja) | 1982-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6115979Y2 (ja) | ||
CN112337904B (zh) | 钢管在线清洗系统 | |
CN207204734U (zh) | 一种蜡模自动清洗装置 | |
CN209952497U (zh) | 一种新型阶梯式湿式除尘器 | |
CN108677202A (zh) | 应用于零件电镀前处理的除油装置 | |
CN210186696U (zh) | 一种高效水浴除尘装置 | |
CN218188680U (zh) | 一种便于拆换的环保型水幕除尘器 | |
CN218392943U (zh) | 一种铸造车间除尘装置 | |
CN213467241U (zh) | 电池清洗用蒸汽热气处理装置 | |
CN216654069U (zh) | 一种危险废物暂存库废气处理装置 | |
CN214714767U (zh) | 二级清洗污水过滤网箱 | |
JPS6226457Y2 (ja) | ||
CN217163752U (zh) | 金属打磨抛光湿法除尘器 | |
CN209923438U (zh) | 一种用于热镀锌的酸洗槽装置 | |
CN215588849U (zh) | 一种水循环降尘装置 | |
CN220328266U (zh) | 一种含尘废气过滤处理器 | |
CN216223493U (zh) | 一种铁锅加工用烟尘处理设备 | |
CN108544381A (zh) | 一种标准件生产车间的粉尘处理系统 | |
CN108160609A (zh) | 一种零件清洗机的清洗装置 | |
CN221790318U (zh) | 一种农产品外表自动清洗处理装置 | |
CN221387984U (zh) | 一种自循环水箱 | |
CN218047119U (zh) | 一种薄膜包衣机的过滤器清理机构 | |
CN218049184U (zh) | 一种电磁线清洗装置 | |
CN212881628U (zh) | 一种白刚玉生产用尾气除尘装置 | |
CN215465185U (zh) | 组合式多级喷雾型车间尾气就地处理机组 |