JP3109149B2 - 化合物半導体結晶成長方法 - Google Patents

化合物半導体結晶成長方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機金属気相成長法に
より、炭素ドープ化合物半導体結晶、例えばGaAs、
AlGaAsなどのIII−V族化合物半導体結晶を気相
成長させる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】有機金属気相成長法(OMVPE法)
は、有機金属化合物と金属水素化合物を、反応炉の中で
熱分解することにより、基板上に薄膜の単結晶を成長す
る方法である。この方法は、超薄膜の多層構造の形成が
容易であり、量産性も高いので、各種の化合物半導体デ
バイス用基板の作製に用いられている。
【0003】一方、GaAs−AlGaAsの超薄膜を
積層した超格子構造は従来の天然の材料にはない特異な
性質を示し、各種の物性値を任意に設計できることから
OMVPE法を用いた研究が盛んに行われている。超格
子構造の中でも、n型GaAsとp型GaAsの超薄膜
を積層したドーピング超格子は(nipi型超格子)は
電子と正孔が空間的に分離されるためその実効バンドギ
ャップがGaAs本来のバンドギャップより小さくなる
という特長がある。そのため、このドーピング超格子構
造を利用すると、通常GaAsを透過してしまうような
長波長の光に対してもバンド間遷移が可能となり、長波
長光の検出や発光材料として用いることができる。ドー
ピング超格子のバンドギャップの減少効果は、外部から
印加した電界の強さによって変化するため、光変調器や
波長可変発光素子を作製することが可能である。
【0004】また、化合物半導体のヘテロ接合を用いた
デバイスの中でもヘテロ接合・バイポーラ・トランジス
タ(HBT)は超高速で動作するため、盛んに開発され
ている。HBTの構造は、図2に示すように、半絶縁性
または導電性GaAs基板の上に積層されたn−GaA
sのコレクタ、p−GaAsのベース、n−AlGaA
sのエミッタから構成されている。HBTの特性は、p
−GaAsベース層の正孔濃度が高いほど優れた特性が
得られ、p−GaAsベース層とn−AlGaAsエミ
ッタ層との間のpn接合の界面が急峻なほど優れた特性
が得られる。
【0005】OMVPE法においては、従来用いていた
p型ドーパントであるZnでは拡散係数が大きいため、
急峻なドーピングプロファイルを形成できないという問
題があった。分子線エピタキシャル法(MBE法)で
は、1×1020cm-3程度まで高濃度にドーピングする
ことが可能で、かつ、拡散係数の小さなベリリウム(B
e)が一般的に用いられているが、OMVPE法では安
全性の問題から、Beを用いることは困難である。ま
た、Znに比べて拡散係数が5桁小さいMgのドーピン
グも検討されている。しかし、Mg原料のビスシクロペ
ンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)およびビスメ
チルシクロペンタジエニルマグネシウム(M2Cp2
g)は配管および反応管へ吸着しやすいため、急峻なド
ーピング・プロファイルを形成することが難しい。した
がって、従来、OMVPE法では急峻なドーピングプロ
ファイルを得ることが難しいことから、ドーピング超格
子やHBTを形成することが困難であった。
【0006】最近になり炭素(C)をp型ドーパントと
してドーピングする事が検討されている。例えば、文献
(J.Appl.Phys. Vol.64,No.8,p3975-3979, K. Saito et
al.)にあるように、ガスソースMBE法ではIII族元
素にトリメチルガリウム(TMGa)を、V族原料に金
属ヒ素を用いることにより、1020cm-3台のCドーピ
ングを行っている。また、有機金属気相結晶法において
も、文献(Appl.Phys.Lett. Vol.53,No.14,p.1317-131
9, T.F.Kuech et al.)にあるように、成長圧力76To
rr(10.1×103Pa)において、III族原料にT
MGa、V族原料にトリメチルヒ素(TMAs)を用い
ることにより2×1019cm-3のCドーピングを行って
いる。
【0007】発明者もV族有機金属原料を用い、減圧成
長することにより、OMVPE法において2.5×10
20cm-3という高濃度のCドーピングが可能であること
を報告している。しかしながら、OMVPE法でV族有
機金属原料を用いた方法では、ドーピング超格子を形成
する場合、n層で一旦、V族有機金属からアルシン(A
sH3)への切り換えを行わなければならず、多層を積
層するには長時間が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】OMVPE法におい
て、TMGaとTMAsを原料としてCドープGaAs
を成長する場合、TMGaやTMAsの流量を変えても
Cのドーピング量は殆ど変化しない。そこで成長温度を
変えることでドーピング量を制御している。例えば、上
記の文献2に依れば、成長圧力76Torr(10.1
×103Pa)で成長温度を600℃から700℃に上
げると、正孔濃度は1019cm-3台から1017cm-3
へ減少している。単層のエピタキシャル層を成長する場
合にはこの方法でも問題はないが、Cのドーピングレベ
ルの異なる多層を成長する場合には、層と層の間で成長
を中断し、成長温度を変更しなければならず、成長温度
の変更に相当長い時間を要するという問題があった。
【0009】また、OMVPE法でV族有機金属を用い
てCをドーピングする方法を使って、ドーピング超格子
を作製しようとすると、p型GaAs成長後、n型Ga
As層成長前に一旦V族原料を有機金属からアルシンへ
切り換え、次にp型GaAs成長前に今度はアルシンか
ら有機金属への切り換えのために成長を中断しなければ
ならず、多数の層を積層するには長時間が必要になると
いう問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、III−V族化
合物半導体の有機金属気相成長方法において、V族原料
として有機金属化合物を用いて炭素をドーピングする際
に、V族水素化物を同時に周期的に供給することを特徴
とする。V族水素化物と同時にn型ドーピングガスを周
期的に供給する事により、p型GaAsとn型GaAs
を交互に成長し、成長中断を行わずにドーピング超格子
を作製する。また、V族水素化物を供給する周期を変化
させることにより、炭素のドーピング量を制御すること
を特徴とする気相成長方法である。特に、5.3×10
3Pa以下の低い成長圧力下で成長させることが好まし
い。
【0011】
【作用】TMGaとTMAsを原料にしたGaAsにド
ーピングされるCは、TMGaおよびTMAsのメチル
基のCがGaもしくはAsと結合した形で、結晶中に取
り込まれるためであると考えられている。通常のTMG
aとAsH3を原料にした場合には、AsH3が分解して
できる水素原子がTMGaのメチル基と結合してメタン
となるため、Cがドーピングされにくいと理解されてい
る。しかし、実際には、この場合にも一定量のCが結晶
中へ取り込まれている。この反応をもう少し詳しくみる
と、気相中でTMGaがAsH3から発生した水素原子
と反応してメチル基が1つずつはずれて行き、モノメチ
ルGaの形でGaAs基板上に吸着し、最終的にGaと
Cが結晶中に取り込まれると考えられる。このことはト
リエチルガリウム(TEGa)を用いた場合にも同様の
現象が起こっていると考えられる。ただし、実験的には
TEGaを使う場合の方が混入するC量が少ないことが
判っている。
【0012】従って、AsH3から発生した水素原子の
濃度が高いほどCの取り込みは少なくなる。通常、As
3量を増やすとCの混入が少なくなるのはこのためで
ある。また、TMAsを原料としたときにCが大量に結
晶中に取り込まれるのは、AsH3から発生する水素原
子が存在しないためと考えられる。従って、TMGaと
TMAsを原料に用いてCをドーピングする際に、As
3を混入すれば、AsH3から発生する活性な水素原子
によってCのドーピングを抑制することが考えられる。
同様にTMAsの代わりにトリエチルヒ素(TEAs)
を用いた場合もCが結晶中に取り込まれ、AsH 3 を混
入するとCのドーピングを抑制することができる。
【0013】本発明者らは、TMAsとTMGaのCド
ーピングの成長圧力依存性について広い圧力範囲にわた
って検討した結果、成長圧力5.3×103Pa以下の
領域で、高濃度のCドーピングが可能であることを見い
だした。そこで、このような低圧力の領域では水素原子
の寿命も長くなることから、AsH3によるCドーピン
グ制御の範囲も広がると考え、検討を行った。その結
果、混入するAsH3流量を変えることによって、Cド
ーピング量を1×1020cm-3から高抵抗領域までの広
い範囲で制御できるようになった。
【0014】そこで、本発明者らは、アルシンを周期的
に添加することで高濃度Cドープ層と高純度層の超格子
構造を形成し、この高純度層にn型ドーパントをドーピ
ングする事によりドーピング超格子を作製する方法を考
案した。また、アルシン流量変化の周期を変えることに
より高濃度層と低濃度層の厚みの比率を変化させて超格
子全体の見かけ上の正孔濃度を制御する方法を発明し
た。
【0015】
【実施例】[実施例1]反応管内の圧力を1.3×10
3Paに保ち、予め反応管内にTMAsを流した状態
で、半絶縁性GaAs基板を成長温度600℃まで加熱
後、TMGaを反応管へ導入し、Cドープp型GaAs
を20nmの厚みに成長し、その後AsH350scc
mとジシラン(Si26)50sccmを反応管へ導入
しn型GaAsを同じく20nmの厚みに成長し、この
あと同様にAsH3とSi26を反応管へ周期的に導入
する事により、p+−GaAs/n+−GaAsを40サ
イクル(厚み1.6μm)成長した。この際、TMAs
とTMGaのモル比は7とした。混入したAsH3の濃
度は2%(水素希釈)、Si26の濃度は10ppmで
ある。このサンプルを2結晶X線回折測定すると図1に
示すようにメインピークの両側に超格子構造に起因する
サブピークを観測することができ、確かに超格子が形成
されていることがわかる。また、4.2Kのフォトルミ
ネッセンス(PL)測定の結果、励起光強度が弱い場合
には通常のバンド端発光より約300meV低エネルギ
ー側の1.280eVに発光ピークが現れ、励起強度を
400倍にするとこのピークが1.302eVにシフト
した。このことから確かにドーピング超格子が形成され
ていることがわかる。本実施例ではn型ドーピングガス
の代表例として、ジシランを用いたが、他にもシラン、
セレン化水素、硫化水素、ジメチルテルル、ジエチルテ
ルルを用いてSi、Se、S、Teというn型ドーパン
トをドーピングしてもジシランを用いたSiドーピング
と同様の効果を得ることができる。さらに、これらのガ
スを混合して用いても同様の効果が得られる。また、T
MGaの代わりにTEGaを用いても同様の効果が期待
できる。さらに、TMAsの代わりにTEAsを用いて
も同様の効果が期待できる。 また、本実施例ではGaA
sについてのみ記載したが、TMGaもしくはTEGa
と同時にトリメチルアルミニウム(TMAl)を供給す
ることで、AlGaAsのドーピング超格子を形成する
ことも可能である。
【0016】[実施例2]反応管内の圧力を1.3×1
3Paに保ち、予め反応管内にTMAsを流した状態
で、半絶縁性GaAs基板を成長温度575℃まで加熱
後、TMGaを反応管へ導入し、Cドープp+−GaA
sを13nmの厚みに成長し、その後AsH3125s
ccmを反応管へ導入しCドープp―GaAsを同じ
く13nmの厚みに成長し、このあと同様にAsH3
反応管へ周期的に導入する事により、p+/p―Ga
Asを100サイクル(厚み2.6μm)成長した。こ
の際、TMAsとTMGaのモル比は7とした。混入し
たAsH3の濃度は2%(水素希釈)である。成長した
GaAsのホール効果測定(室温)から得られた正孔濃
度は2.8×1019cm-3であった。この値は、AsH
3流量0sccmの場合の正孔濃度5.5×1019cm
-3と125sccmの場合の1.8×1016cm-3の平
均値になっている。本実施例ではCドーピングのため
に、TMGaとTMAsという組み合わせを用いたが、
TEGaとTMAs、TMGaとTEAs、TEGaと
TEAsの組み合わせでも同様の効果が得られる。ま
た、本実施例ではGaAsについてのみ記載したが、T
MGaもしくはTEGaと同時にTMAlを供給するこ
とで、AlGaAsのドーピング量を制御することも可
能である。
【0017】[実施例3]反応管内の圧力を1.3×1
3Paに保ち、予め反応管内にTMAsを流した状態
で、半絶縁性GaAs基板を成長温度575℃まで加熱
後、TMGaを反応管へ導入し、GaAsの成長を始
め、AsH3を添加しない高濃度層20nmとAsH3
添加した低濃度層5nmを交互に40サイクル(1μ
m)、次にAsH3を添加しない高濃度層20nmとA
sH3を添加した低濃度層10nmを交互に34サイク
ル(1μm)、次にAsH3を添加しない高濃度層20
nmとAsH3を添加した低濃度層20nmを交互に2
5サイクル(1μm)、次にAsH3を添加しない高濃
度層20nmとAsH3を添加した低濃度層30nmを
交互に20サイクル(1μm)成長した。この際、TM
AsとTMGaのモル比は7とした。混入したAsH3
の濃度は2%(水素希釈)、流量は125sccmであ
る。成長したGaAsのC−V測定から得られたキャリ
アプロファイルを図3に示す。キャリア濃度は1層目が
4.4×1019cm-3、2層目が3.7×1019
-3、3層目が2.8×1019cm-3、4層目が2.2
×1019cm-3となり、各層のキャリア濃度は高濃度層
と低濃度層の厚みの比に逆比例する事がわかる。本実施
例ではCドーピングのために、TMGaとTMAsとい
う組み合わせを用いたが、TEGaとTMAs、TMG
aとTEAs、TEGaとTEAsの組み合わせでも同
様の効果が得られる。また、本実施例ではGaAsにつ
いてのみ記載したが、TMGaもしくはTEGaと同時
にTMAlを供給することで、AlGaAsのドーピン
グ量を制御することも可能である。
【0018】実施例において、成長圧力1.3×103
Pa、成長温度600℃または575℃で行ったが、圧
力は5.3×103Pa以下であれば同様の良好な結果
が得られ、また温度は625℃以下において良好な結果
が得られる。5.3×103Paを超えるとキャリア濃
度の上限が低くなり、また625℃を超えると結晶の表
面状態が劣化するため好ましくない。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上に述べたように、V族原料
として有機金属を用いたCドーピングにおいて、AsH
3とn型ドーピングガス(Si26)を周期的に混入す
ることにより容易にドーピング超格子を形成することが
出来る。また、AsH3を混入する周期を変えることに
より容易にCのドーピング量を制御することが出来る。
本発明の方法によれば、AsH3を混入することによ
り、Cの混入を防ぐことが出来るため、各層の境界面で
成長中断や成長温度の変更を行わなくても済むという利
点がある。このことは、単に時間の節約になるばかりで
なく、成長中断中に界面に不用な不純物や欠陥が導入さ
れにくく、良好な界面が得られることから、エピタキシ
ャル層の品質の向上にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気相成長方法により作製したドーピン
グ超格子の2結晶X線回折の結果を示す図である。
【図2】ヘテロ接合・バイポーラ・トランジスタ(HB
T)の断面構造略図である。
【図3】本発明の実施例3におけるGaAsエピタキシ
ャル膜中の正孔濃度の深さ方向のプロファイルを示すグ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−143810(JP,A) 特開 平1−259524(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 C30B 1/00 - 35/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】III−V族化合物半導体の有機金属気相成
    長方法において、V族原料として有機金属化合物を用い
    て炭素をドーピングする際に、V族水素化物を周期的に
    供給することにより超格子を作製することを特徴とする
    気相成長方法。
  2. 【請求項2】III−V族化合物半導体の有機金属気相成
    長方法において、V族水素化物と同時にn型不純物のド
    ーピングガスを周期的に供給することによりドーピング
    超格子を作製することを特徴とする請求項1記載の気相
    成長方法。
  3. 【請求項3】III−V族化合物半導体の有機金属気相成
    長方法において、V族原料として有機金属化合物を用い
    て炭素をドーピングする際に、V族水素化物を同時に周
    期的に供給し、その周期を変化させることにより炭素の
    ドーピング量を制御することを特徴とする気相成長方
    法。
  4. 【請求項4】n型不純物のドーピングガスが、シラン、
    ジシラン、セレン化水素、硫化水素、ジメチルテルルま
    たはジエチルテルルの中から選ばれた1または2以上の
    化合物を含むガスであることを特徴とする請求項2記載
    の気相成長方法。
  5. 【請求項5】III−V族化合物半導体がGaAsであ
    り、III族原料がトリメチルガリウムまたはトリエチル
    ガリウムであり、V族有機金属化合物がトリメチルヒ素
    またはトリエチルヒ素であり、V族水素化物がアルシン
    であることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    の気相成長方法。
  6. 【請求項6】III−V族化合物半導体がAlGaAsで
    あり、III族原料がトリメチルガリウムまたはトリエチ
    ルガリウム、およびトリメチルアルミニウムであり、V
    族有機金属化合物がトリメチルヒ素またはトリエチルヒ
    素であり、V族水素化物がアルシンであることを特徴と
    する請求項1、2、3または4記載の気相成長方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の気相
    成長方法において、成長温度が625℃以下であり、成
    長圧力が5.3×103Pa以下であることを特徴とす
    る気相成長方法。
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