JP3108812B2 - 自動利得制御回路及びトレーニング方法 - Google Patents

自動利得制御回路及びトレーニング方法

Info

Publication number
JP3108812B2
JP3108812B2 JP03021418A JP2141891A JP3108812B2 JP 3108812 B2 JP3108812 B2 JP 3108812B2 JP 03021418 A JP03021418 A JP 03021418A JP 2141891 A JP2141891 A JP 2141891A JP 3108812 B2 JP3108812 B2 JP 3108812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain control
signal
automatic gain
input
training
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03021418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04239807A (ja
Inventor
伸和 小泉
豊 粟田
典生 村上
清司 三好
耕司 常盤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP03021418A priority Critical patent/JP3108812B2/ja
Publication of JPH04239807A publication Critical patent/JPH04239807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108812B2 publication Critical patent/JP3108812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル加入者線伝
システム等の受信装置における自動利得制御手段と判
定手段と判定帰還型等化手段とを含み、判定帰還型等化
手段のメインカーソルのタップ係数(以下「タップ係
数」を省略し、メインカーソルと称する)を利得制御信
号として自動利得制御手段を制御する自動利得制御回路
及びそのトレーニング方法に関するものである。
【0002】このような自動利得制御回路の自動利得設
定方式は、初期トレーニング時間を短くすることができ
るものであることが要望される。
【0003】
【従来の技術】図5は、ディジタル加入者線伝送装置の
受信部の構成例を示したものであって、10は受信アナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器(A
DC)、20はADC10の出力に対して信号処理を行
って受信データを生成する受信信号処理部である。また
受信信号処理部20において、21は伝送路の損失特性
によって減衰した信号を一定信号レベルに増幅する自動
利得制御回路(AGC)、22は伝送路の損失特性によ
って受けた周波数歪みをその逆特性を用いて等化する線
路等化器(EQL)、23は減算器、24は伝送路で生
じた符号間干渉を時間軸で等化する判定帰還型等化器
(DFE)、25はDFE24のメインカーソルC0
基準として受信信号を判定する判定回路(DEC)であ
る。
【0004】伝送されたディジタル信号からなる入力受
信信号は、伝送時の歪みを受けて波形が変化している。
ADC10はこの信号をアナログ信号として扱って、そ
の振幅の変化に対応するディジタル信号を発生する。受
信信号処理部20において、AGC21は、変換器AD
C10の出力信号をシフトすることによって、ディジタ
ル的に一定信号レベルに増幅する。EQL22は、AG
C21の出力信号に対して、線路の損失特性によって受
けた周波数歪みを、その逆特性で等化した出力を発生す
る。減算器23においては、EQL22からの周波数等
化された信号から、DFE24の符号間干渉成分の信号
を減算して、符号間干渉歪みを除去された信号出力を発
生する。DEC25は、減算器23の出力に対してDF
E24のメインカーソルC0 を基準として判定を行っ
て、シンボル化された受信データを発生する。この受信
データは、受信信号処理部20の出力となるとともに、
DFE24に入力される。またDEC25は、減算器2
3の出力とメインカーソルC0 とを比較したときの残留
エラーをDFE24に入力する。DFE24は、受信デ
ータと残留エラーとから、所定のタップ係数更新式に従
ってタップ係数を更新しながら演算を行って、前述の符
号間干渉成分とメインカーソルC0 とを発生し、漸近的
に残留エラーが最小になるように動作することによっ
て、入力受信信号から周波数歪みと符号間干渉歪みとを
除去した受信データを出力する。
【0005】図6は、判定帰還型等化器と判定器の構成
例を示したものであって、図5におけると同じものを同
じ番号で示している。DFE24において、311,31
2,, 31n は単位遅延回路(T)、321,322,,
32n は乗算器、33は累算器(Σ)、34はタップ係
数更新部である。またタップ係数更新部34において、
350,351,, 35n は乗算器、360,361,,
n は加算器、370,371,, 37n はタップ係数記
憶部である。さらにDEC25において、41は乗算
器、42は減算器、43は判定器である。
【0006】減算器23においては、図5に示されたE
QL22からの出力Xj (jは現在時刻の値を示す)か
ら、DFE24からの符号間干渉成分Rj を減算するこ
とによって、符号間干渉成分を除去された信号成分Fj
を生じる。
【0007】DEC25の内部では、判定器43によっ
て、信号Fj に対してDFE24で発生したメインカー
ソルC0,j を閾値として、符号方式に従って判定を行っ
て、受信シンボルaj を生成するとともに、減算器42
において、乗算器41で受信シンボルaj にメインカー
ソルCO を乗算して得た値C0,j j を、信号Fj から
減算して、残留エラー成分εj を発生する。受信シンボ
ルaj は、受信データとして出力される。
【0008】DFE24の内部では、受信シンボルaj
をk(k=1〜n)段の単位遅延回路311,312,,
31n を経て順次k時間遅延したシンボルak+j と、各
単位遅延回路に対応するタップ係数Ck との積和演算を
乗算器321,322,, 32n と累算器33とで行っ
て、符号間干渉成分Rj を生成する。すなわち符号間干
渉成分Rj
【数1】 によって示されるものである。
【0009】一方、タップ係数更新部34では、乗算器
350,351,, 35n において遅延したシンボルa
k+j に係数αと残留エラー成分εj とを乗算し、加算器
361,362,, 36n において記憶部371,372,
, 37n のタップ係数Ck,j と加算して、漸近的に残留
エラーの二乗成分ε2 を最小にするアルゴリズム Ck,j+1 =Ck,j +α*aj+K *εj (Ck,j は更新さ
れたタップ係数, k=0〜n,αは定数) によって、タップ係数C0 〜Cn がより完全に近いタッ
プ係数の組になるように、タップ係数の更新を行う。
【0010】このようにして、符号間干渉成分を含んだ
入力Xj から、DFE24において発生した擬似的な符
号間干渉成分を減算することによって、理想的には、符
号間干渉成分を含まない信号成分Fj を発生する。この
信号成分Fj から擬似信号成分C0,j j を減算するこ
とによって、残留エラーεj が発生するが、この残留エ
ラーεj は、タップ係数が不完全なことによって発生す
るものであり、理想的には0となるべきものである。そ
こで、この残留エラーが最小になるように、タップ係数
を更新することによって、エラーのない受信判定が可能
となる。なお、残留エラーには回線雑音も含まれるが、
受信シンボル列と相関がないので、タップ係数が雑音に
よって悪い方向に更新されることはない。
【0011】図7は、受信アナログ信号の孤立応答波形
を示したものである。判定帰還型等化器は、図中のボー
レートサンプリングポイントでの孤立応答波形のC0
n を近似するように適応する。ここでC1 〜Cn は符
号間干渉成分であり、メインカーソルC0 は判定回路の
判定基準となるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】自動利得制御回路は、
判定帰還型等化器のビット精度が落ちないようにするた
めに、メインカーソルの値が、大体、タップ係数のダイ
ナミックレンジになるように、その利得を制御する。図
5の構成では、初期トレーニングの段階で、メインカー
ソルの値がわからないので、自動利得制御回路の利得の
設定を行うために、従来、次のような二通りの方法がと
られていた。 受信信号のパワーを計算し、それによ
って利得の設定を行う。 ある初期利得から全タップ
係数について判定帰還型等化器の適応を行い、更新され
たメインカーソルの値をみて利得の更新を行う。
【0013】しかしながら、の方法では、パワー演算
のために乗算器が必要であって、回路規模が大きくなる
という問題がある。またの方法では、初期トレーニン
グ時に頻繁に起こる判定誤りが、判定帰還型等化器のメ
インカーソル以外のタップにも伝播して、メインカーソ
ルの収束に悪影響を及ぼすため、利得が確定するまでに
時間がかかるという問題がある。
【0014】本発明は、特別な回路を付加することな
く、トレーニング時間の短縮を図り、所望の利得制御を
可能とすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1を参照し
て説明すると、受信信号を利得制御信号に従って増幅す
る自動利得制御手段1と、この自動利得制御手段1の出
力信号を入力して符号間干渉成分を減算する減算手段2
と、この減算手段2の出力信号を入力して判定結果のデ
ータと残留エコー信号とを出力する判定手段3と、この
判定手段3からの前記データと前記残留エコー信号とを
入力して、前記減算手段2に入力する前記符号間干渉成
分を出力し、且つメインカーソルC 0 を前記自動利得制
御手段1の利得制御信号とすると共に、前記判定手段3
の判定レベル信号とする判定帰還型等化手段4とを備
え、前記判定帰還型等化手段4は、トレーニングの第一
段階において前記メインカーソルC 0 以外のタップ係数
1 〜C n を固定し且つ前記メインカーソルC 0 を適応
制御し、前記トレーニングの第二段階において前記自動
利得制御手段1の利得を前記第一段階で得られた値に固
定してすべてのタップ係数C 0 〜C n の適応制御を行う
構成を有するものである。 又受信信号を利得制御信号に
従って増幅する自動利得制御手段1と、この自動利得制
御手段1の出力信号を入力して符号間干渉成分を減算す
る減算手段2と、この減算手段2の出力信号を入力して
判定結果のデータと残留エコー信号とを出力する判定手
段3と、この判定手段3からの前記データと前記残留エ
コー信号とを入力して、前記減算手段2に入力する前記
符号間干渉成分を出力し、且つメインカーソルC 0 を前
記自動利得制御手段1の利得制御信号とすると共に、前
記判定手段3の判定レベル信号とする判定帰還型等化手
段4とを備えた自動利得制御回路のトレーニング方法で
あって、トレーニングを第一段階と第二段階とに分け
て、前記第一段階は、前記判定帰還型等化手段4のメイ
ンカーソルC 0 以外のタップ係数C 1 〜C n を固定し、
且つ前記メインカーソルC 0 のみを適応制御し、前記第
二段階は、前記自動利得制御手段の利得を前記第一段階
で得られた値に固定し、且つ前記判定帰還型等化手段の
すべてのタップ係数C 0 〜C n について適応制御を行う
過程を含むものである。
【0016】
【作用】本発明においては、判定帰還型等化器と、判定
帰還型等化器のメインカーソルの値によって利得を制御
する自動利得制御回路を有する受信信号処理回路におい
て、初期トレーニング時、その第一段階として、判定帰
還型等化器のメインカーソルC0 のみを適応させ、他の
タップ係数C1 〜Cn は0のままとして更新しない。こ
の状態で、メインカーソルC0 の値によって自動利得制
御回路の利得制御を行って、利得を確定する。続く第二
段階では、確定した利得を用いて、判定帰還型等化器の
すべてのタップ係数C0 〜Cn を適応させる。
【0017】従って本発明の自動利得制御回路の利得設
定方式によれば、利得の設定と、判定帰還型等化器の適
応等の初期トレーニング時間を短くすることができると
ともに、この際、演算のために特別な付加回路を設ける
必要がない。
【0018】
【実施例】図1は本発明の原理的構成を示し、1は自動
利得制御手段、2は減算手段、3は判定手段、4は判定
帰還型等化手段、31 1 〜31 n は単位遅延回路
(T)、35 0 〜35 n は乗算器(×)、37 0 〜37
n はタップ係数C 0 〜C n の記憶部、38,39はスイ
ッチ手段を示し、他の×印は乗算器、Σは累算器、+印
は加算器を示す。前述のように、判定帰還型等化手段4
は、判定手段3において判定したデータと残留エラー信
号とを基に符号間干渉信号を生成して減算器2に入力
し、データはスイッチ手段39を介して単位遅延回路3
1 〜31 n に入力し、残留エラー信号は、乗算器35
0 に、又スイッチ手段38を介して乗算器35 1 〜35
n にそれぞれ入力し、累算器(Σ)の出力信号を符号間
干渉信号として減算手段2に入力し、メインカーソルC
0 を自動利得制御手段1に利得制御信号として入力し、
判定手段3に判定レベル信号として入力す。トレーニ
ングの第一段階では、乗算器35 0 と加算器と記憶部3
0 とによるメインカーソルC 0 のみが、データと残留
エラー信号とにより適応制御され、メインカーソルC 0
を判定手段3の判定レベル信号とすると共に自動利得制
御手段1の利得制御信号とする。次の第二段階では、図
示を省略した経路により自動利得制御手段1の利得制御
信号を第一段階で得られた値に固定し、且つすべてのタ
ップ係数C 0 〜C n を、データと残留エコー信号とを基
に適応制御して、トレーニング終了後は通常の適応制御
に移行する。この場合、すべてのタップ係数C 0 〜C n
の適応制御が行われるから、累算器(Σ)からの符号間
干渉信号は、受信信号の符号間干渉に対応したものとな
る。なお、後述のように、第一段階では、スイッチ手段
38,39をオフ又はスイッチ手段38のみオフとし
て、メインカーソルC 0 以外のタップ係数C 1 〜C n
0とし、第二段階では、スイッチ手段38,39をオン
とするように図示を省略した経路で制御することができ
る。
【0019】図2は本発明の一実施例を示し、図1の自
動利得制御手段1は図示を省略し、減算手段2は減算器
23、判定手段3は判定回路(DEC)25、判定帰還
型等化手段4は判定帰還型等化器(DFE)24として
示し、他の図6と同一符号は同一部分を示す。なお、3
8は切り替えスイッチ(S)(図1に於けるスイッチ手
段38)を示す。トレーニングを第一段階と第2段階と
に分けて、第一段階では、切り替えスイッチ38をオフ
として、残留エラーε j (残留エラー信号)が乗算器3
0 のみに入力され、他の乗算器35 1 〜35 n には入
力しない状態とし、各乗算器35 1 〜35 n の出力信号
を0とする。それにより、メインカーソルC 0 のみが適
応制御される。そして、このメインカーソルC 0 を自動
利得制御回路(AGC21)の利得制御信号とし、又判
定回路25に判定レベル信号として入力する。従って、
メインカーソルC 0 のみが適応制御され、このメインカ
ーソルC 0 以外のタップ係数C 1 〜C n の更新は行われ
ない。トレーニングの第二段階では、第一段階で得られ
た自動利得制御回路(AGC21)の利得制御信号を図
示を省略した手段により固定して、自動利得制御回路
(AGC21)の利得を一定とし、且つ切り替えスイッ
チ38をオンとして、残留エラーε j (残留エラー信
号)をすべての乗算器35 0 〜35 n に入力する。それ
により、すべてのタップ係数C 0 〜C n の適応制御が行
われる。このトレーニングの終了により、判定帰還型等
化器24の引込みが完了したことになり、その後、各部
は実際のデータの受信処理が行われる状態となる。
【0020】図3は、本発明方式における初期トレーニ
ングシーケンスを示したものである。すなわち、初期ト
レーニングの第一段階において、判定帰還型等化器のタ
ップ係数のうちメインカーソルC0 のみを更新し、他の
タップ係数C1 〜Cn はそのままとして更新することな
く、自動利得制御回路の利得設定を行う。従って受信信
号の判定誤りが伝播しないので、メインカーソルの適応
がスムーズに行われて、利得の確定が速い。次に初期ト
レーニングの第二段階においては、利得が確定した状態
で判定帰還型等化器のすべてのタップ係数C0 〜Cn
適応が行われるので、判定帰還型等化器の全体の適応速
度も速くなる。
【0021】図4は、本発明の他の実施例を示したもの
であって、図6におけると同じものを同じ番号で示し、
39は切り替えスイッチ(S)である。切り替えスイッ
チ39は、受信信号処理回路の初期トレーニング時にお
いて、その第一段階では遅延回路列311 〜31n の入
力をDEC25の受信データaj の出力から切り離し
て、0入力の状態とするように制御され、第二段階では
遅延回路列311 〜31n の入力を受信データaj の出
力に接続するように制御される。
【0022】従って図4の実施例では、初期トレーニン
グ時の第一段階において、DFE24のメインカーソル
0 のみを適応させ、他のタップ係数C1 〜Cn は0の
ままとして更新しないように制御するとともに、メイン
カーソルC0 の値によってAGC21の利得制御を行っ
て利得を確定し、次の第二段階では、第一段階で確定し
た利得を用いて、DFE24のすべてのタップ係数C0
〜Cn を適応させることによって、トレーニングを終了
する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動利得
制御回路は、自動利得制御手段1と、減算手段2と、判
定手段3と、判定帰還型等化手段4とを備え、この判定
帰還型等化手段4は、トレーニングの第一段階において
前記メインカーソルC 0 以外のタップ係数C 1 〜C n
固定し且つメインカーソルC 0 を適応制御し、トレーニ
ングの第二段階において、自動利得制御手段1の利得を
第一段階で得られた値に固定してすべてのタップ係数C
0 〜C n の適応制御を行う構成を有するものであり、又
本発明のトレーニング方法は、第一段階と第二段階とに
分けて、第一段階では、判定帰還型等化手段4のメイン
カーソルC 0 以外のタップ係数C 1 〜C n を固定し、且
つメインカーソルC 0 のみを適応制御し、第二段階で
は、自動利得制御手段1の利得を第一段階で得られた値
に固定し、且つ判定帰還型等化手段4のすべてのタップ
係数C 0 〜C n について適応制御を行う過程を含むもの
であり、特別な回路を付加することなく、トレーニング
時間を短縮することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】本発明方式における初期トレーニングシーケン
スを示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】ディジタル加入者線伝送装置の受信部の構成例
を示す図である。
【図6】判定帰還型等化器と判定器の構成例を示す図で
ある。
【図7】受信アナログ信号の孤立応答波形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 自動利得制御手段 2 減算手段 3 判定手段 4 判定帰還型等化手段 311 〜31n 遅延回路 350 〜35n 乗算器 370 〜37n 記憶部 38,39 スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 清司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 常盤 耕司 横浜市港北区新横浜3−9−18 富士通 ディジタル・テクノロジ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−77722(JP,A) 特開 昭62−218627(JP,A) 特開 昭63−84324(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/34 H04B 3/00 - 3/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を利得制御信号に従って増幅す
    る自動利得制御手段と、該自動利得制御手段の出力信号
    を入力して符号間干渉成分を減算する減算手段と、該減
    算手段の出力信号を入力して判定結果のデータと残留エ
    コー信号とを出力する判定手段と、該判定手段からの前
    記データと前記残留エコー信号とを入力して、前記減算
    手段に入力する前記符号間干渉成分を出力し、且つメイ
    ンカーソルを前記自動利得制御手段の利得制御信号とす
    ると共に、前記判定手段の判定レベル信号とする判定帰
    還型等化手段とを備え、 前記判定帰還型等化手段は、トレーニングの第一段階に
    おいて前記メインカーソル以外のタップ係数を固定し且
    つ前記メインカーソルを適応制御し、前記トレーニング
    の第二段階において前記自動利得制御手段の利得を前記
    第一段階で得られた値に固定してすべてのタップ係数の
    適応制御を行う構成を有する ことを特徴とする自動利得
    制御回路。
  2. 【請求項2】 受信信号を利得制御信号に従って増幅す
    る自動利得制御手段と、該自動利得制御手段の出力信号
    を入力して符号間干渉成分を減算する減算手段と、該減
    算手段の出力信号を入力して判定結果のデータと残留エ
    コー信号とを出力する判定手段と、該判定手段からの前
    記データと前記残留エコー信号とを入力して、前記減算
    手段に入力する前記符号間干渉成分を出力し、且つメイ
    ンカーソルを前記自動利得制御手段の利得制御信号とす
    ると共に、前記判定手段の判定レベル信号とする判定帰
    還型等化手段とを備えた自動利得制御回路のトレーニン
    グ方法において、 トレーニングを第一段階と第二段階とに分けて、 前記第一段階は、前記判定帰還型等化手段のメインカー
    ソル以外のタップ係数を固定し、且つ前記メインカーソ
    ルのみを適応制御し、 前記第二段階は、前記自動利得制御手段の利得を前記第
    一段階で得られた値に固定し、且つ前記判定帰還型等化
    手段のすべてのタップ係数について適応制御を行う過程
    を含む ことを特徴とするトレーニング方法。
JP03021418A 1991-01-23 1991-01-23 自動利得制御回路及びトレーニング方法 Expired - Fee Related JP3108812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03021418A JP3108812B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動利得制御回路及びトレーニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03021418A JP3108812B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動利得制御回路及びトレーニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04239807A JPH04239807A (ja) 1992-08-27
JP3108812B2 true JP3108812B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=12054462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03021418A Expired - Fee Related JP3108812B2 (ja) 1991-01-23 1991-01-23 自動利得制御回路及びトレーニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108812B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327626B2 (en) 2007-04-17 2012-12-11 Hino Motors, Ltd. Exhaust emission control device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3480763B2 (ja) * 1995-05-30 2003-12-22 富士通株式会社 線路終端回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327626B2 (en) 2007-04-17 2012-12-11 Hino Motors, Ltd. Exhaust emission control device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04239807A (ja) 1992-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7120193B2 (en) Decision feedback equalizer with dynamic feedback control
US5590154A (en) Equalizer circuit and a method for equalizing a continuous signal
CA2061527C (en) Method and apparatus for controlling coefficients of adaptive filter
US7023912B2 (en) Hybrid adaptive equalizer for optical communications systems
JP4713593B2 (ja) Docsis2.0のためのdfeからffeへの等化係数変換方法
US7468957B2 (en) Canceller circuit and controlling method
US6434233B1 (en) Method and apparatus for canceling periodic interference signals in a digital data communication system
US7843859B1 (en) Analog echo canceller with filter banks
WO1991002407A1 (en) Wideband digital equalizers for subscriber loops
JPH07114347B2 (ja) 適応等化システム、入力信号等化方法及びdce
US4769808A (en) Method of cancelling echoes in full-duplex data transmission system
US6430287B1 (en) Combined parallel adaptive equalizer/echo canceller
US4982428A (en) Arrangement for canceling interference in transmission systems
US5440583A (en) Decision feedback equalizer with second-order recursive filter controlled with two feedback coefficients
JP3108812B2 (ja) 自動利得制御回路及びトレーニング方法
AU634090B2 (en) System for reproducing timing clock signal
JP3066652B2 (ja) 線路等化器
US6940924B1 (en) Signal detection based on channel estimation
JPH0340515A (ja) 判定帰還形等化器
JP3185715B2 (ja) 通信用適応等化フィルタ
JP2609735B2 (ja) 送受信装置に使用される初期引き込み装置
JPH0614626B2 (ja) 自動波形等化器
JPH08331108A (ja) 線路終端回路
JP2005094648A (ja) エコーキャンセラ、双方向伝送方式及び受信回路
Zhang et al. Gain-error calibration of a pipelined ADC in an adaptively equalized baseband receiver

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees