JP3066652B2 - 線路等化器 - Google Patents
線路等化器Info
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- JP3066652B2 JP3066652B2 JP2269355A JP26935590A JP3066652B2 JP 3066652 B2 JP3066652 B2 JP 3066652B2 JP 2269355 A JP2269355 A JP 2269355A JP 26935590 A JP26935590 A JP 26935590A JP 3066652 B2 JP3066652 B2 JP 3066652B2
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- Japan
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- equalizer
- coefficient
- decision feedback
- tap coefficient
- gain control
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 判定帰還型等化器を備えた線路等化器に関し、 簡単な構成で自動利得制御又は伝送路特性の等化を行
わせることを目的とし、 判定帰還型等化器の前段に自動利得制御増幅器を備え
た線路等化器に於いて、前記判定帰還型等化器は、ポス
トカーソルのタップ係数と共に、メインカーソルのタッ
プ係数を形成する構成とし、該メインカーソルのタップ
係数を利得制御信号として前記自動利得制御増幅器に加
える構成とした。
わせることを目的とし、 判定帰還型等化器の前段に自動利得制御増幅器を備え
た線路等化器に於いて、前記判定帰還型等化器は、ポス
トカーソルのタップ係数と共に、メインカーソルのタッ
プ係数を形成する構成とし、該メインカーソルのタップ
係数を利得制御信号として前記自動利得制御増幅器に加
える構成とした。
本発明は、判定帰還型等化器を備えた線路等化器に関
するものである。
するものである。
ディジタル信号の受信装置には、符号間干渉を時間軸
上で等化する判定帰還型等化器が採用されている。又伝
送路の周波数特性や減衰特性等の特性変化を、自動利得
制御増幅器や 等化器等により補償する構成が採用されている。このよ
うな構成を経済的に実現することが要望されている。
上で等化する判定帰還型等化器が採用されている。又伝
送路の周波数特性や減衰特性等の特性変化を、自動利得
制御増幅器や 等化器等により補償する構成が採用されている。このよ
うな構成を経済的に実現することが要望されている。
線路等化器は、例えば、第4図に示す構成を有するも
のであり、伝送符号に対応した波形の受信信号はAD変換
器(ADC)44により、例えば、10ビットのディジタル信
号に変換され、自動利得増幅器42に於いて、受信信号パ
ワーの演算等に基づいて受信信号は所定のレベルに増幅
され、 等化器(EQL)43により伝送路の周波数特性や減衰特性
が等化され、判定帰還型等化器41(Decision Feedback
Equalizer)により符号間干渉が除去されるものであ
る。
のであり、伝送符号に対応した波形の受信信号はAD変換
器(ADC)44により、例えば、10ビットのディジタル信
号に変換され、自動利得増幅器42に於いて、受信信号パ
ワーの演算等に基づいて受信信号は所定のレベルに増幅
され、 等化器(EQL)43により伝送路の周波数特性や減衰特性
が等化され、判定帰還型等化器41(Decision Feedback
Equalizer)により符号間干渉が除去されるものであ
る。
判定帰還型等化器41は、加算器45と判定器(DEC)46
と等化部(DFE)47とから構成され、この等化部47に於
いて判定器46の判定結果を基に加算器45に加える符号間
干渉成分が生成される。
と等化部(DFE)47とから構成され、この等化部47に於
いて判定器46の判定結果を基に加算器45に加える符号間
干渉成分が生成される。
第5図は前述の判定帰還型等化器41の従来例のブロッ
ク図を示し、51は入力端子、52は出力端子、53は加算
器、54は判定器(DEC)、55は加算器、56はタップ係数
更新部、57は加算部、58−1〜58−nは遅延素子
(T)、59−1〜59−nは係数乗算器であり、nタップ
構成の場合を示す。
ク図を示し、51は入力端子、52は出力端子、53は加算
器、54は判定器(DEC)、55は加算器、56はタップ係数
更新部、57は加算部、58−1〜58−nは遅延素子
(T)、59−1〜59−nは係数乗算器であり、nタップ
構成の場合を示す。
伝送路符号としてAMI符号を用いた場合を例に説明す
ると、時刻jに於ける受信信号Xjは加算器53に於いて符
号間干渉成分Rjを負符号として加算されて等化信号Fjと
なり、判定器54に於いてレベル判定等により受信信号の
“±1",“0"の判定が行われる。この判定出力信号ajは
遅延素子58−1〜58−nにより順次1タイムスロット
(1ビット分の時間)遅延される。各遅延素子の出力信
号はそれぞれ係数乗算器59−1〜59−nに加えられると
共にタップ係数更新部56に加えられる。又負符号とした
等化信号Fjと判定出力信号ajとが加算器55に加えられ、
その出力信号は誤差信号εjとしてタップ係数更新部56
に加えられる。
ると、時刻jに於ける受信信号Xjは加算器53に於いて符
号間干渉成分Rjを負符号として加算されて等化信号Fjと
なり、判定器54に於いてレベル判定等により受信信号の
“±1",“0"の判定が行われる。この判定出力信号ajは
遅延素子58−1〜58−nにより順次1タイムスロット
(1ビット分の時間)遅延される。各遅延素子の出力信
号はそれぞれ係数乗算器59−1〜59−nに加えられると
共にタップ係数更新部56に加えられる。又負符号とした
等化信号Fjと判定出力信号ajとが加算器55に加えられ、
その出力信号は誤差信号εjとしてタップ係数更新部56
に加えられる。
このタップ係数更新部56により誤差信号εjが小さく
なるように各係数乗算器59−1〜59−nの係数が制御さ
れ、各係数乗算器59−1〜59−nによりタップ係数C1j
〜Cnjと、遅延素子58−1〜58−nの出力とが乗算され
て加算部57に加えられて、加算結果の符号間干渉成分Rj
が加算器53に加えられ、受信信号Xjから符号間干渉成分
Rjが減算され、受信信号Xjに含まれる符号間干渉が除去
される。
なるように各係数乗算器59−1〜59−nの係数が制御さ
れ、各係数乗算器59−1〜59−nによりタップ係数C1j
〜Cnjと、遅延素子58−1〜58−nの出力とが乗算され
て加算部57に加えられて、加算結果の符号間干渉成分Rj
が加算器53に加えられ、受信信号Xjから符号間干渉成分
Rjが減算され、受信信号Xjに含まれる符号間干渉が除去
される。
第6図は受信信号孤立パルス応答とタップ係数との説
明図であり、C1〜C5は孤立パルス応答に於ける符号間干
渉成分であり、この成分と同一のタップ係数C1j〜C5jを
形成し、加算部57により符号間干渉成分Fjを得ることに
より、加算器53に於いて符号間干渉を除去することがで
きる。
明図であり、C1〜C5は孤立パルス応答に於ける符号間干
渉成分であり、この成分と同一のタップ係数C1j〜C5jを
形成し、加算部57により符号間干渉成分Fjを得ることに
より、加算器53に於いて符号間干渉を除去することがで
きる。
前述の従来例の線路等化器に於ける自動利得制御増幅
器42は、受信信号のパワー演算等に基づいて受信信号を
所定のレベルに増幅するものであり、又 等化器43は、ピーク検出等により等化処理を行うもので
ある。従って、固定利得の増幅器や固定特性の等化器に
比較して複雑な構成となるものである。
器42は、受信信号のパワー演算等に基づいて受信信号を
所定のレベルに増幅するものであり、又 等化器43は、ピーク検出等により等化処理を行うもので
ある。従って、固定利得の増幅器や固定特性の等化器に
比較して複雑な構成となるものである。
本発明は、簡単な構成で自動利得制御又は伝送路特性
の等化を行わせることを目的とするものである。
の等化を行わせることを目的とするものである。
本発明の線路等化器は、判定帰還型等化器のメインカ
ーソルのタップ係数を用いるものであり、第1図を参照
して説明する。
ーソルのタップ係数を用いるものであり、第1図を参照
して説明する。
判定帰還型等化器1の前段に、 等化器3を備えた線路等化器であって、判定帰還型等化
器1は、ポストカーソルのタップ係数と共に、メインカ
ーソルのタップ係数を形成する構成とし、このメインカ
ーソルのタップ係数を係数制御信号として、 等化器(3)に加える構成としたものである。
器1は、ポストカーソルのタップ係数と共に、メインカ
ーソルのタップ係数を形成する構成とし、このメインカ
ーソルのタップ係数を係数制御信号として、 等化器(3)に加える構成としたものである。
又判定帰還型等化器1の前段に 等化器3と自動利得制御増幅器2とを備えた線路等化器
であって、判定帰還型等化器1は、ポストカーソルのタ
ップ係数と共にメインカーソルのタップ係数を形成する
構成とし、このメインカーソルのタップ係数を、自動利
得制御増幅器2に利得制御信号として加え、且つ 等化器3に係数制御信号として加える構成としたもので
ある。
であって、判定帰還型等化器1は、ポストカーソルのタ
ップ係数と共にメインカーソルのタップ係数を形成する
構成とし、このメインカーソルのタップ係数を、自動利
得制御増幅器2に利得制御信号として加え、且つ 等化器3に係数制御信号として加える構成としたもので
ある。
線路等化器に用いる判定帰還型等化器1は、ポストカ
ーソルのタップ係数を用いて、孤立パルス応答の後縁に
於ける符号間干渉成分を除去するものであるが、その判
定帰還型等化器1は、メインカーソルのタップ係数も形
成する構成とするものである。このメインカーソルのタ
ップ係数の値は、受信信号のレベルを示すものとなるか
ら、判定帰還型等化器1の前段の自動利得制御増幅器2
の利得制御信号とすることにより、自動利得制御増幅器
2により受信信号を所定のレベルに増幅することができ
る。そして、判定帰還型等化器1により符号間干渉を除
去することができる。
ーソルのタップ係数を用いて、孤立パルス応答の後縁に
於ける符号間干渉成分を除去するものであるが、その判
定帰還型等化器1は、メインカーソルのタップ係数も形
成する構成とするものである。このメインカーソルのタ
ップ係数の値は、受信信号のレベルを示すものとなるか
ら、判定帰還型等化器1の前段の自動利得制御増幅器2
の利得制御信号とすることにより、自動利得制御増幅器
2により受信信号を所定のレベルに増幅することができ
る。そして、判定帰還型等化器1により符号間干渉を除
去することができる。
又判定帰還型等化器1のメインカーソルのタップ係数
を係数制御信号とすることにより、 等化器の例えばディジタルフィルタを構成する係数器を
制御して、周波数特性を変化させることができる。即
ち、線路特性の変化を補償するように制御することがで
きる。
を係数制御信号とすることにより、 等化器の例えばディジタルフィルタを構成する係数器を
制御して、周波数特性を変化させることができる。即
ち、線路特性の変化を補償するように制御することがで
きる。
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
明する。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、11は
判定帰還型等化器、12は自動利得制御増幅器(AGCA)、
13は加算器、14は判定器(DEC)、15は加算器、16はタ
ップ係数更新部、17は加算部、18−1〜18−nは遅延素
子(T)、19−0〜19−nは係数乗算器である。
判定帰還型等化器、12は自動利得制御増幅器(AGCA)、
13は加算器、14は判定器(DEC)、15は加算器、16はタ
ップ係数更新部、17は加算部、18−1〜18−nは遅延素
子(T)、19−0〜19−nは係数乗算器である。
この実施例は、第1図の判定帰還型等化器1と自動利
得制御増幅器2とに対応する判定帰還型等化器11と自動
利得制御増幅器12とについて示し、 等化器3に対応する構成は図示を省略している。判定帰
還型等化器11は、時刻jに於ける受信信号Xjから符号間
干渉成分Rjを加算器13に於いて除去し、等化信号Fjを判
定器14により判定し、判定出力信号ajと等化信号Fjとの
差を加算器15により求めて誤差信号εjとし、この誤差
信号εjをタップ係数更新部16に加え、又判定出力信号
ajを遅延素子18−1〜18−nにより順次1タイムスロッ
ト(1ビット分の時間)遅延させ、且つタップ係数更新
部16に加え、係数乗算器19−0〜19−nの係数を制御す
るものである。
得制御増幅器2とに対応する判定帰還型等化器11と自動
利得制御増幅器12とについて示し、 等化器3に対応する構成は図示を省略している。判定帰
還型等化器11は、時刻jに於ける受信信号Xjから符号間
干渉成分Rjを加算器13に於いて除去し、等化信号Fjを判
定器14により判定し、判定出力信号ajと等化信号Fjとの
差を加算器15により求めて誤差信号εjとし、この誤差
信号εjをタップ係数更新部16に加え、又判定出力信号
ajを遅延素子18−1〜18−nにより順次1タイムスロッ
ト(1ビット分の時間)遅延させ、且つタップ係数更新
部16に加え、係数乗算器19−0〜19−nの係数を制御す
るものである。
その場合に、タップ係数更新部16により制御される係
数乗算器19−1〜19−nによってポストカーソル(post
−cursor)のタップ係数C1j〜Cnjと、遅延素子18−1〜
18−nの出力とを乗算して加算部17に加え、加算結果を
符号間干渉成分Rjとして加算器13に加えるものであり、
又判定出力信号ajを直接的に加える係数乗算器19−0に
よるメインカーソル(main−cursor)のタップ係数C0j
を利得制御信号として自動利得制御増幅器12に加えるも
のである。
数乗算器19−1〜19−nによってポストカーソル(post
−cursor)のタップ係数C1j〜Cnjと、遅延素子18−1〜
18−nの出力とを乗算して加算部17に加え、加算結果を
符号間干渉成分Rjとして加算器13に加えるものであり、
又判定出力信号ajを直接的に加える係数乗算器19−0に
よるメインカーソル(main−cursor)のタップ係数C0j
を利得制御信号として自動利得制御増幅器12に加えるも
のである。
即ち、従来例の判定帰還型等化器に於いては、符号間
干渉成分Rjを得る為にメインカーソルのタップ係数は必
要でなかったものであり、本発明に於いては、係数乗算
器19−0を追加してメインカーソルのタップ係数C0jを
形成するものである。このメインカーソルのタップ係数
C0jは、第6図の孤立パルス応答波形からも判るよう
に、識別タイミングに於けるパルスのレベルを示すもの
となるから、このメインカーソルのタップ係数C0jが予
め定めたレベルとなるように、自動利得制御増幅器12の
利得を制御すれば良いことになる。従って、自動利得制
御増幅器12は、受信信号のパワー演算等の構成を省略で
きるから、経済的な構成とすることができる。
干渉成分Rjを得る為にメインカーソルのタップ係数は必
要でなかったものであり、本発明に於いては、係数乗算
器19−0を追加してメインカーソルのタップ係数C0jを
形成するものである。このメインカーソルのタップ係数
C0jは、第6図の孤立パルス応答波形からも判るよう
に、識別タイミングに於けるパルスのレベルを示すもの
となるから、このメインカーソルのタップ係数C0jが予
め定めたレベルとなるように、自動利得制御増幅器12の
利得を制御すれば良いことになる。従って、自動利得制
御増幅器12は、受信信号のパワー演算等の構成を省略で
きるから、経済的な構成とすることができる。
第3図は本発明の他の実施例のブロック図であり、21
は判定帰還型等化器、22は 等化器、23は加算器、24は判定器(DEC)、25は加算
器、26はタップ係数更新部、27は加算部、28−1〜28−
nは遅延素子(T)、29−0〜29−1は係数乗算器、3
0,32は係数器、31は遅延素子(T)、33は加算器であ
る。
は判定帰還型等化器、22は 等化器、23は加算器、24は判定器(DEC)、25は加算
器、26はタップ係数更新部、27は加算部、28−1〜28−
nは遅延素子(T)、29−0〜29−1は係数乗算器、3
0,32は係数器、31は遅延素子(T)、33は加算器であ
る。
この実施例は、第1図の判定帰還型等化器1と 等化器3とに対応する判定帰還型等化器21と 等化器3とについて示すもので、判定帰還型等化器21
は、前述の実施例の判定帰還型等化器11と同様に、入力
信号Xjから符号間干渉成分Rjを除去した等化信号Fjを判
定器24により判定し、判定出力信号ajと等化信号Fjとの
差の誤差信号εjをタップ係数更新部26に加え、又判定
出力信号ajを遅延素子28−1〜28−nにより順次1タイ
ムスロット(1ビット分の時間)遅延させて係数乗算器
29−1〜29−nに加えると共にタップ係数更新部26に加
え、このタップ係数更新部26により係数乗算器29−0〜
29−nの係数を制御し、ポストカーソルのタップ係数C
1j〜Cnjと、遅延素子28−1〜28−nの出力との乗算結
果を加算部27に加えて符号間干渉成分Rjを求め、又係数
乗算器29−0によりメインカーソルのタップ係数C0jを
形成し、このタップ係数C0jを 等化器22の例えば係数乗算器32の係数制御信号として加
えるものである。
は、前述の実施例の判定帰還型等化器11と同様に、入力
信号Xjから符号間干渉成分Rjを除去した等化信号Fjを判
定器24により判定し、判定出力信号ajと等化信号Fjとの
差の誤差信号εjをタップ係数更新部26に加え、又判定
出力信号ajを遅延素子28−1〜28−nにより順次1タイ
ムスロット(1ビット分の時間)遅延させて係数乗算器
29−1〜29−nに加えると共にタップ係数更新部26に加
え、このタップ係数更新部26により係数乗算器29−0〜
29−nの係数を制御し、ポストカーソルのタップ係数C
1j〜Cnjと、遅延素子28−1〜28−nの出力との乗算結
果を加算部27に加えて符号間干渉成分Rjを求め、又係数
乗算器29−0によりメインカーソルのタップ係数C0jを
形成し、このタップ係数C0jを 等化器22の例えば係数乗算器32の係数制御信号として加
えるものである。
等化器22は、係数乗算器30の係数aを1、係数乗算器32
の係数bを1とすると、0≦ωT≦πの範囲内では低域
フィルタの性質を示し、又係数乗算器30の係数aを1、
係数乗算器32の係数bを−1とすると、0≦ωT≦πの
範囲内では高域フィルタの性質を示すものとなり、従っ
て、係数乗算器32の係数bをメインカーソルのタップ係
数C0jに従って制御することにより、 等化器22の特性を制御することができる。なお、 等化器22の構成は、他の構成とすることも勿論可能であ
る。その場合に於いても、係数乗算器の係数をメインカ
ーソルのタップ係数C0jにより制御することにより、等
化特性を制御することができる。
の係数bを1とすると、0≦ωT≦πの範囲内では低域
フィルタの性質を示し、又係数乗算器30の係数aを1、
係数乗算器32の係数bを−1とすると、0≦ωT≦πの
範囲内では高域フィルタの性質を示すものとなり、従っ
て、係数乗算器32の係数bをメインカーソルのタップ係
数C0jに従って制御することにより、 等化器22の特性を制御することができる。なお、 等化器22の構成は、他の構成とすることも勿論可能であ
る。その場合に於いても、係数乗算器の係数をメインカ
ーソルのタップ係数C0jにより制御することにより、等
化特性を制御することができる。
以上説明したように、本発明は、判定帰還型等化器1
の前段に接続した 等化器3の係数制御信号として、判定帰還型等化器1の
メインカーソルのタップ係数を用いるもので、従来例の
判定帰還型等化器に1個の係数乗算器を追加するだけで
メインカーソルのタップ係数を得ることができ、比較的
簡単な構成で、 等化器3の等化特性を制御できる利点がある。
の前段に接続した 等化器3の係数制御信号として、判定帰還型等化器1の
メインカーソルのタップ係数を用いるもので、従来例の
判定帰還型等化器に1個の係数乗算器を追加するだけで
メインカーソルのタップ係数を得ることができ、比較的
簡単な構成で、 等化器3の等化特性を制御できる利点がある。
又判定帰還型等化器1の前段に 等化器3と自動利得制御増幅器2とを設けて、判定帰還
型等化器1のメインカーソルのタップ係数を、 等化器3には係数制御信号として、又自動利得制御増幅
器2には利得制御信号として加えるもので、比較的簡単
な構成で、自動利得制御及び伝送路特性の等化を行わせ
ることができる利点がある。
型等化器1のメインカーソルのタップ係数を、 等化器3には係数制御信号として、又自動利得制御増幅
器2には利得制御信号として加えるもので、比較的簡単
な構成で、自動利得制御及び伝送路特性の等化を行わせ
ることができる利点がある。
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の一実施
例のブロック図、第3図は本発明の他の実施例のブロッ
ク図、第4図は線路等化器のブロック図、第5図は従来
例の判定帰還型等化器のブロック図、第6図は受信信号
孤立パルス応答とタップ係数との説明図である。 1は判定帰還型等化器、2は自動利得制御増幅器、3は 等化器である。
例のブロック図、第3図は本発明の他の実施例のブロッ
ク図、第4図は線路等化器のブロック図、第5図は従来
例の判定帰還型等化器のブロック図、第6図は受信信号
孤立パルス応答とタップ係数との説明図である。 1は判定帰還型等化器、2は自動利得制御増幅器、3は 等化器である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 典生 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 真鍋 厚 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−231526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/20 - 5/28 H04B 3/06
Claims (2)
- 【請求項1】判定帰還型等化器(1)の前段に 等化器(3)を備えた線路等化器に於いて、 前記判定帰還型等化器(1)は、ポストカーソルのタッ
プ係数と共に、メインカーソルのタップ係数を形成する
構成とし、該メインカーソルのタップ係数を係数制御信
号として、前記 等化器(3)に加える構成とした ことを特徴とする線路等化器。 - 【請求項2】判定帰還型等化器(1)の前段に 等化器(3)と自動利得制御増幅器(2)とを備えた線
路等化器に於いて、 前記判定帰還型等化器(1)は、ポストカーソルのタッ
プ係数と共に、メインカーソルのタップ係数を形成する
構成とし、該メインカーソルのタップ係数を、前記自動
利得制御増幅器(2)に利得制御信号として加え、且つ
前記 等化器(3)に係数制御信号として加える構成とした ことを特徴とする線路等化器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2269355A JP3066652B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 線路等化器 |
US07/733,983 US5481564A (en) | 1990-07-20 | 1991-07-22 | Received data adjusting device |
CA002047557A CA2047557C (en) | 1990-07-20 | 1991-07-22 | Received data adjusting device |
EP19910112239 EP0467412A3 (en) | 1990-07-20 | 1991-07-22 | Line equalizer for digital signals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2269355A JP3066652B2 (ja) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | 線路等化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04150107A JPH04150107A (ja) | 1992-05-22 |
JP3066652B2 true JP3066652B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17471227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2269355A Expired - Fee Related JP3066652B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-10-09 | 線路等化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3066652B2 (ja) |
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