JP3108310U - 多連式ハンガー - Google Patents

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秀行 高山
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スルガ株式会社
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Abstract


【課題】 吊り下げた洗濯物が強風で煽られて多連式ハンガーが竿体より外れたり、横に移動したりするのを防止する。
【解決手段】 複数のハンガー2と、これら複数のハンガー2を吊着する本体部1と、当該本体部1に装着されると共に、竿体10に巻き付けられて、結合手段7(面ファスナ)により一方側が他方側に離着可能に結合されてループを形成する可撓性の帯状部材3とで構成される。
【選択図】 図2

Description

本考案は、複数のハンガーを併設して成る多連式ハンガーに関するものである。
従来より、ハンガーに掛けた衣類を物干し竿に引っ掛けて乾かすことがしばしば行われている。干し物の量が多い場合は、複数のハンガーが各々比較的狭い所定間隔で掛け並べてある構造であると、一度に多数の洗濯物を効率良く乾かすことができ、且つ、洗濯物も一度に取り込めて極めて使い勝手が良いことから、本体部に複数個のハンガーを併設した多連式ハンガーが提案されている。多連式ハンガーでは、本体上部に設けた吊りフックを物干し竿に引っ掛けて使用する。
ところが、一般的に知られる鉤形の吊りフックは、洗濯物が強風に煽られたりして吊りフックが物干し竿から外れて多連式ハンガーが落下したり、或いは、物干し竿を横に移動して複数の多連式ハンガーが一箇所に集まることにより、中程に掛けた洗濯物の風当たりを悪くし、乾きを遅くする等の問題があった。
このような、問題に対処すべく、吊りフックの湾曲部をバネによってとじ合わせて環状とし、この環状部分に物干し竿を通す構造(登録実用新案第3062529号)や、吊りフックの湾曲部の両側に一対の係止部材を回動自在に設け、物干し竿を着脱自在に抱持する構造(実用新案公開平6−24584号)等が提案されているが、これらは何れも吊りフックの構造が複雑化し、コストアップの要因となっていた。
本考案は、このような問題点に鑑み成されたもので、強風に煽られても物干し竿から外れたり横に移動したりしない安価な多連式ハンガーを提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の考案は、複数個のハンガーを併設して構成され、竿体に吊り下げて使用する多連式ハンガーにおいて、前記複数のハンガーと、これら複数のハンガーを吊着する本体部と、当該本体部に装着されると共に、前記竿体に巻き付けられて結合手段により一方側が他方側に離着可能に結合されてループを形成する可撓性の帯状部材とで構成されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の多連式ハンガーにおいて、前記結合手段は、前記帯状部材の一方側外周面と、これを覆って対接する他方側内周面とに設けた互いに係合する面ファスナであることを特徴としている。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2の何れかに記載の多連式ハンガーにおいて、前記本体部の長手両端に、前記竿体と当接する上面を凹状湾曲面とした竿受けを形成すると共に、当該竿受けの下部に前記帯状部材が挿通される挿通部を形成した固定部を設けたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の多連式ハンガーにおいて、前記本体部の長手方向に、前記ハンガーを吊り下げ可能な係止部を複数個所定の間隔で設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の考案によれば、本体部の竿体への吊り下げ手段として可撓性の帯状部材を用いたので、本体部を竿体にしっかりと締め付けて保持することが可能となり、吊り下げた洗濯物が強風で煽られて多連式ハンガーが竿体より外れたり、竿体を横に移動したりする不都合を回避することができ、これにより、多数の洗濯物を風通し良く保持して効率の良い乾燥が可能となる。
また、請求項2に記載の考案によれば、帯状部材の結合手段として面ファスナを用いたので、本体部の竿体への着脱は容易であり、且つ、竿体の径に左右されることなく帯状部材を竿体に確実に締め付けることができる。また、係る吊り下げ手段の構造は極めて簡便であり、コストダウンが図れる。
また、請求項3に記載の考案によれば、本体部の長手両端部に固定部を設けたので、洗濯物が強風に煽られても、本体部が竿体に対して回動することはなく、よって、複数の多連式ハンガーを吊り下げて洗濯物を乾かしておいても、隣り合った洗濯物が互いに接触して乾きを悪くするようなことはなく、適正な乾燥が可能となる。すなわち、多数の洗濯物を多連式ハンガーで確実に保持して風通しの良い効率的な乾燥が可能となる。
加えて、竿体と当接する竿受けの上面を凹状湾曲面とすると、この湾曲面が物干し竿の外周と良く係合し合い、本体部の竿体への固定がより確実となるため、強風による本体部の横方向の移動や揺れを確実に阻止することができる。
また、請求項4に記載の考案によれば、本体部の長手方向にハンガーを吊り下げ可能な係止部を設けたので、手持ちの様々なハンガーを使用して多連式ハンガーを構成することができ、経済的である。
以下、図1〜図3に基づいて本考案の多連式ハンガーの一実施形態を説明する。図1の(a)は多連式ハンガーの正面、(b)は側面を示し、図2は多連式ハンガーの使用態様を示している。
図1、図2に示すように、本実施形態の多連式ハンガーは、複数のハンガー2と、これら複数のハンガー2を一括して吊着するための本体部1と、当本体部1を物干し竿10に吊り下げるための帯状部材3とで構成されている。
本体部1は、補強のために周縁1aを肉厚に形成した合成樹脂製の細長板状部材で成り、その内側の薄肉部1bには、上記したハンガー2の吊りフック2aを引っ掛けるための係止部4(丸孔4と長孔4)が長手方向に沿って複数個、ハンガー2に洗濯物を吊した際に、衣類同士が互いに重ならないように所定の間隔を置いて一列状態に形成されている。係る構成の本体部1は、手持ちの様々なハンガー2をこれら丸孔4や長孔4に引っ掛けて使用することで多連式ハンガーを構成することができるため、経済的である。
また、この本体部1の長手方向の上部両端に、上面を凹状湾曲面として上記物干し竿10の外周部が当接する竿受け5を形成すると共に、この竿受け5の下側に上記した帯状部材3が挿通される角形の挿通孔6を形成した固定部8が突設されている。
上記帯状部材3は、例えば、ポリエステル等の合成樹脂製で成る可撓性を有する長方形の帯体であって、一方側3aの外周面には多数のループ状繊維から成る面ファスナ雌材7aが設けてあり、また、この帯状部材3の他方側3bには多数のフック状繊維から成る面ファスナ雄材7bが上記雌材7aの逆面(内周面)に設けてあり、これら面ファスナ雌材7aと面ファスナ雄材7bとで、帯状部材3をループ状に、且つ、接離自在に結合するための結合手段が構成されている。
そして、図1(b)に示すように、この帯状部材3の他方側3bの端部を固定部8の挿通孔6に挿通した後、図2に示すように、物干し竿10の外周下部に固定部8の竿受け5を宛いながら、帯状部材3を物干し竿10に巻き付けるように沿わせて締め付け、一方側3aの外周面(面ファスナ雌材7a)を覆うように他方側3bの端部(面ファスナ雄材7b)を重ね合わせ、面ファスナ雌材7aに面ファスナ雄材7bを係合させて帯状部材3を閉塞ループ状に結合することにより、多連式ハンガーを物干し竿10に固定・保持することができる。
このように、帯状部材3の結合手段として接離自在の面ファスナ7を用いたので、本体部1の物干し竿10への着脱作業は容易であり、且つ、物干し竿10の径(通常、直径28〜32φのものが使用されている)に左右されることなく如何なる竿体にも緩みなく確実に取り付けることができると共に、その構造は簡便であり、安価にできる。
加えて、本体部1を吊り下げる際に物干し竿10と当接する竿受け5の上面を凹状湾曲面とすることにより、物干し竿10の外周がこの湾曲面に良く係合するため、本体部1を物干し竿10にしっかりと固定することができ、よって、ハンガー2に吊り下げた洗濯物が強風で煽られて多連式ハンガーが物干し竿10から外れ落ちたり、竿体を横に移動したりする不都合を回避することができ、これにより、多数の洗濯物を確実に保持して風通しの良い効率的な乾燥が可能となる。
また、帯状部材3によって本体部1の長手両端部が物干し竿10に固定されるため、洗濯物が強風に煽られても本体部1が物干し竿10に対して回動することはなく、よって、複数の多連式ハンガーを吊り下げて洗濯物を乾かしておいても、隣り合った多連式ハンガーの洗濯物が互いに接触して乾きを悪くすることはなく、適正な乾燥が可能となる。すなわち、多数の洗濯物を多連式ハンガーで確実に保持して効率の良い乾燥が可能となる。
本考案に係る多連式ハンガーを示し(a)は正面図、(b)は側面図。 同、多連式ハンガーの使用態様を示す斜視図。
符号の説明
1 本体部
2 ハンガー
3 帯状部材
4 係止部(丸孔、長孔)
5 竿受け
6 挿通部(挿通孔)
7 結合手段(面ファスナ)
8 固定部
10 竿体(物干し竿)

Claims (4)

  1. 複数個のハンガーを併設して構成され、竿体に吊り下げて使用する多連式ハンガーにおいて、
    前記複数のハンガーと、これら複数のハンガーを吊着する本体部と、当該本体部に装着されると共に、前記竿体に巻き付けられて結合手段により一方側が他方側に離着可能に結合されてループを形成する可撓性の帯状部材とで構成されることを特徴とする多連式ハンガー。
  2. 前記結合手段は、前記帯状部材の一方側外周面と、これを覆って対接する他方側内周面とに設けた互いに係合する面ファスナであることを特徴とする請求項1に記載の多連式ハンガー。
  3. 前記本体部の長手両端に、前記竿体と当接する上面を凹状湾曲面とした竿受けを形成すると共に、当該竿受けの下部に前記帯状部材が挿通される挿通部を形成した固定部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の多連式ハンガー。
  4. 前記本体部の長手方向に、前記ハンガーを吊り下げ可能な係止部を複数個所定の間隔で設けたことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の多連式ハンガー。
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