JP3186512U - ハンガー吊り具 - Google Patents

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Abstract

【課題】物干し竿に対するハンガー吊り具の良好な着脱性を損なうことなく、多数の衣類等を1箇所でまとめて乾かすことができるハンガー吊り具を提供する。
【解決手段】本考案のハンガー吊り具1は、洗濯後の衣類A等をハンガーHに掛けた状態で物干し竿Bに吊す場合に使用される家庭用のハンガー吊り具であって、物干し竿Bの外周を包むように装着され、装着された姿勢が円筒形状の装着部3と、上記装着部3と一体に形成され、ハンガーHを吊すための係止穴5を複数備えた係止部7とを具備し、上記装着部3の両端に、隣接して配置される他のハンガー吊り具1と連結するための連結構造9を設けることによって構成されている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、洗濯後の衣類等をハンガーに掛けた状態で物干し竿に吊す場合に使用されるハンガー吊り具に係り、特に、多数の衣類をまとめて乾したい場合に複数のハンガー吊り具を連結して取り付けることができるものに関する。
従来から洗濯後の衣類等をハンガーに掛けた状態で物干し竿に吊して乾かすことが行われている。このような場合、風にあおられた衣類等がハンガーごと物干し竿の長手方向に横滑りして隣り合う他の衣類等に張り付いてしまったり、十分な間隔が保てなくなって乾燥に時間がかかったり、乾きむらができてしまったりする。
下記の特許文献1に示すハンガー吊持具は、隣り合うハンガーが横滑りすることによって生ずる上記不具合を防止するものであって、物干し竿を外側から包むようにつかむ円筒状をした開閉式の着脱嵌合部と、該着脱嵌合部と一体に設けられ、ハンガーのフック部を係止させて吊り下げるための複数の吊持孔を等間隔に形成した吊持孔形成部材とを備える構造になっている。
そして、このようなハンガー吊持具を使用した場合には、ハンガーの長手方向の位置は上記吊持孔によって規制されるため、風に衣類等があおられても上述した隣り合う衣類等の密着や接近が生じない。
特開平10−235084号公報
一本の物干し竿に多数の衣類等をハンガーにより吊して乾かしたい場合は、複数のハンガー吊持具を取り付けることが行われれているが、上記特許文献1に示すハンガー吊持具では、物干し竿に対するハンガー吊持具の固定をハンガー吊持具の着脱嵌合部に設けた舌片状をした固定用押圧片による押圧力のみによって行っていたため必ずしも十分な押圧力が得られていなかった。
そのため、物干し竿に複数のハンガー吊持具を取り付けた場合には、衣類等が風にあおられたり物が当たったりした時、ハンガー吊持具が横滑りして勝手に動いてしまい、1箇所でまとめて乾かすことができないという問題があった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、物干し竿に対するハンガー吊り具の良好な着脱性を損なうことなく、多数の衣類等を1箇所でまとめて乾かすことができるハンガー吊り具を提供することにある。
上記目的を達成するべく本考案の請求項1によるハンガー吊り具は、物干し竿の外周を包むように装着され、装着された姿勢が円筒形状の装着部と、上記装着部と一体に形成され、ハンガーを吊すための係止穴を複数備えた係止部とを具備し、上記装着部は、長手方向の少なくとも1箇所をヒンジ部で接続した半円筒形状の2つの保持片を備えることによって構成されており、上記2つの保持片の自由端辺またはその近傍には、離間状態の対向する自由端辺を当接ないし接近状態にして保持する係合構造が設けられており、上記装着部の両端には、隣接して配置される他のハンガー吊り具と連結するための連結構造が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項2によるハンガー吊り具は、請求項1記載のハンガー吊り具において、上記連結構造は、上記装着部の一端の外周を半径方向外方に張り出させた外フランジ部と、上記装着部の他端に設けられ、隣接して配置される他のハンガー吊り具の上記外フランジ部を受け入れる環状凹部と、を備えることによって構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項3によるハンガー吊り具は、請求項1または2記載のハンガー吊り具において、上記連結構造には、連結したハンガー吊り具の円周方向の回転を規制する回転規制手段が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項4によるハンガー吊り具は、請求項1〜3のいずれかに記載のハンガー吊り具において、上記保持片の一方または双方には窓部が設けられていることを特徴とするものである。
まず、本考案のハンガー吊り具によると、装着部の両端には、隣接して配置される他のハンガー吊り具と連結するための連結構造が設けられているから、複数のハンガー吊り具を物干し竿の長手方向に沿って直列的に連結することが可能になる。
これに伴ない、複数のハンガー吊り具同士が一体に固定されるから、多数の衣類等を1箇所にまとめて乾かすことが可能となる。また、隣り合うハンガーの位置は係止穴によって規制されているから、ハンガー吊り具間でのハンガーの間隔も一定に保つことができる。
また、上記装着部を、長手方向の少なくとも1箇所をヒンジ部で接続した半円筒形状の2つの保持片を備えることによって構成し、上記2つの保持片の自由端辺またはその近傍に、離間状態の対向する自由端辺を当接ないし接近状態にして保持する係合構造を設けたから部品点数が少なく、構造が簡単で安価なハンガー吊り具を提供できる。
また、上記連結構造を、装着部の一端の外周を半径方向外方に張り出させた外フランジ部と、装着部の他端に設けられ、隣接して配置される他のハンガー吊り具の外フランジ部を受け入れる環状凹部と、を備えることによって構成した場合には、構造が簡単で連結力が強く、ハンガー吊り具同士の一体的固定性能の高い連結構造が提供できる。
また、上記連結構造に対して、連結したハンガー吊り具の円周方向に回転を規制する回転規制手段を設けた場合には、連結したハンガー吊り具は、物干し竿の長手方向に個々に移動できないだけでなく、物干し竿の円周方向にも回転できなくなるから、ハンガー吊り具ごと吊下げ角度が違って吊下げ姿勢にばら付きが生じるのを防止することができる。
また、上記保持片の一方または双方には窓部を設けた場合には、ハンガーを掛けたままの状態でハンガー吊り具を物干し竿から外した場合、窓部が取っ手となるので持ち運ぶのに便利であり、俄雨等で速やかに取り入れなければならないような場合に一気に取り入れることができ、また、乾燥した洗濯物を取り入れる場合に、窓部に手を入れてハンガー吊り具を持ってそのまま取り入れると、皺がよるのを防止することができる。
本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具の使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具の使用状態を示す正面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具の使用状態を示す平面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、図2中のA−A断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、図2中のB−B断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、図2中のC−C断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、図2中のD−D断面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具の2つの保持片を拡開した状態を示す正面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具の2つの保持片を拡開した状態を示す側面図である。 本考案の実施の形態を示す図で、ハンガー吊り具を物干し竿に装着する前(a)後(b)の状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施の形態を示す図で、ヒンジ部の構成を異らせたハンガー吊り具を示す分解斜視図である。 本考案の他の実施の形態を示す図で、連結構造の構成を異らせたハンガー吊り具を示す斜視図である。
以下、図1〜図10に示す実施の形態を例にとって、本考案のハンガー吊り具の構成と使用態様について具体的に説明する。
本考案のハンガー吊り具1は、洗濯後の衣類A等をハンガーHに掛けた状態で物干し竿Bに吊す場合に使用される家庭用のハンガー吊り具であって、複数のハンガー吊り具を物干し竿の長手方向に沿って直列的に連結することができる構成になっている。
具体的には、物干し竿Bの外周を包むように装着され、装着された姿勢が円筒形状をした装着部3と、該装着部3と一体に形成され、ハンガーHを吊すための係止穴5を複数備えた係止部7とを具備し、上記装着部3の両端に隣接して配置される他のハンガー吊り具1と連結するための連結構造9が設けられていることによって本考案のハンガー吊り具1は構成されている。
このうち、装着部3は、一例としてポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂材料によって形成されており、長手方向Yの両端部付近をヒンジ部11、11で接続した半円筒形状の2つの保持片13、15を備えることによって構成されている。そして、上記2つの保持片13、15の自由端辺13a、15aまたはその近傍には、離間状態の対向する自由端辺13a、15aを当接状態にして保持する係合構造17が設けられている。
一方の保持片13の自由端辺13aには、長手方向Yの全長に亘って板状をした上述した係止部7が延長形成されており、該係止部7には、一例として長穴形状をした5つの係止穴5が長手方向Yに対して等間隔に配置されている。
他方の保持片15の基端縁側の中央部には凹陥状にえぐられた窓部19が形成されており、本考案のハンガー吊り具1を物干し竿Bに装着した状態で該窓部19から物干し竿Bの一部が覗くように構成されている。また、窓部19はハンガーを掛けたままの状態でハンガー吊り具を物干し竿から外した場合、取っ手として機能する。
他方の保持片15の自由端辺15aの左右両端寄りの位置には、対向する一方の保持片13の自由端辺13aに向けて突出する先端が鉤状をした係合フック21、21が設けられている。
一方、上述した係止部7には、上記係合フック21、21の位置に対応した係合位置に一例として下端側のコーナ部が丸く加工された角穴状の係合穴23、23が形成されている。
ヒンジ部11は、一例として図8に示すように上記他方の保持片15の基端縁側の中央部に形成された窓部19と上記装着部3の長手方向Yの両端部との間に1つずつ設けられており、装着部3を構成する他の部位よりも肉薄に形成されていて、撓み変形が可能になっている。
連結構造9は、上記装着部3の一端の外周を半径方向外方に張り出させた外フランジ部25と、上記装着部3の他端に設けられ、隣接して配置される他のハンガー吊り具1の上記外フランジ部25を受け入れる環状凹部27と、を備えることによって構成されている。
また、上記外フランジ部25と環状凹部27は、図9に示すように2つの保持片13、15に対して二分割された状態で設けられていて、各保持片13、15のそれぞれに対しては半円環状に形成されており、両者の自由端辺13a、15aを当接ないし接近させた装着状態では、図4及び図5に示すように二組の外フランジ部25と環状凹部27が組み合わさって全体として円環状になるように構成されている。
また、上記環状凹部27の底部29の内周径は上記外フランジ部25の外周径よりも幾分大きめに形成されており、一方、上記環状凹部27の底部29を挟んだ内方の側壁部31と外方の側壁部33の内周径は上記外フランジ部25の外周径よりも小さくなるように形成されている。
したがって、このような大きさの環状凹部27と外フランジ部25を連結させることによって、連結された複数のハンガー吊り具1が一体的に固定されるように構成されている。
次に、このようにして構成される本考案のハンガー吊り具1の使用態様を(1)装着時と、(2)連結時と、(3)吊下げ時と、(4)取外し時の4段階に分けて説明する。
(1)装着時(図10(a)(b)参照)
本考案のハンガー吊り具1を物干し竿Bに装着する場合には、図10(a)に示すように他方の保持片15の自由端辺15aに設けられている2つの係合フック21、21と、係止部7に形成されている2つの係合穴23、23との係合を解除して対向する2つの保持片13、15の自由端辺13a、15a、を離間させた状態にする。
次に、上記ハンガー吊り具1を自由端辺13a、15aを下にした状態で物干し竿Bの上方に位置させ、物干し竿Bに沿わせた水平姿勢にして、そのまま物干し竿Bに当接するまで下方に移動させる。
そして、離間状態の自由端辺13a、15aを接近させて行き、係合フック21と係合穴23からなる上記係合構造17を係合状態にすれば、図10(b)に示すように半円筒形状の2つの保持片13、15が組み合わさり、円筒形状の装着部3となって物干し竿Bの外周面を包むようにして保持する装着状態になる。
(2)連結時(図2及び図7参照)
ハンガー吊り具1が装着された物干し竿Bに対して、更に別のハンガー吊り具1を装着する場合には、連結構造9を利用して隣り合うハンガー吊り具1を連結した状態で装着する。
上記と同様、2つの自由端辺13a、15aを離間させた別のハンガー吊り具1を用意して物干し竿Bの上方に位置させる。次に、先に装着したハンガー吊り具1の外フランジ部25の半径方向の外方に、これから装着する別のハンガー吊り具1の環状凹部27が位置するように長手方向Yの位置を調整する。
以下、そのままの姿勢で物干し竿Bに当接するまでハンガー吊り具1を下方に移動させ、係合構造17を係合状態にすれば、図2に示すように隣り合うハンガー吊り具1が連結された状態で物干し竿Bに装着される。
この時の連結構造9は、図7に示すように先に装着したハンガー吊り具1の外フランジ部25を後から装着したハンガー吊り具1の環状凹部27が外方から包むようにして作用し、上述した内外の側壁部31、33が上記外フランジ部25の長手方向Yへの移動を規制するから、物干し竿Bに装着された複数のハンガー吊り具1、1は長手方向Yに長い単一のハンガー吊り具1と同様に機能するようになる。
(3)吊下げ時(図1参照)
次に、洗濯をした衣類A等をハンガーHに掛け、ハンガーHのフックを物干し竿Bに装着したハンガー吊り具1における係止部7の係止穴5に順番に係止して行く。
尚、このようにして吊り下げられた衣類A等に強い風が当たってあおられても、ハンガーH同士は係止穴5によって所定の間隔が維持されているから衣類A等が張り付いて乾きむらが生じることもない。
また、複数のハンガー吊り具1、1が連結された状態で物干し竿Bに装着されているから、複数のハンガー吊り具が不整に移動したりする虞もなく、多数の衣類等を1箇所にまとめて乾かすことが可能となる。
(4)取外し時(図2及び図7、図10(a)(b)参照)
洗濯した衣類A等が乾いて取り込む場合には、上述した(1)〜(3)と逆の手順で衣類A等を取り込む。
すなわち、最初に衣類A等を取り込んでから係止穴5からハンガーHを取り外すか、衣類A等をハンガーHに掛けたままの状態でハンガーHを係止穴5から取り外す。
次に、最後に装着したハンガー吊り具1から順番に係合構造17の係合状態を解除してからハンガー吊り具1を上方に引き上げて物干し竿Bからハンガー吊り具1を順番に取り外して行く。
尚、上記係合構造17の係合状態を解除して2つの保持片13、15の自由端辺13a、15aを離間状態にすることによって連結構造9の連結状態も同時に解除される。
また、途中で雨等が降って来て、急いで衣類A等を取り込まなければならない場合には、衣類A等を掛けたハンガーHを係止穴5から取り外さないで、ハンガーHを吊り下げたまま係合構造17の係合状態を解除して衣類A等とハンガーHとハンガー吊り具1とをいっしょに物干し竿Bから取り外すことも可能である。
この場合、上記保持片の一方または双方に窓部を設けていると、ハンガーを掛けたままの状態でハンガー吊り具を物干し竿から外すときに、窓部が取っ手となるので持ち運ぶのに便利である。
例えば、俄雨等で速やかに取り入れなければならないような場合に窓部を持って屋内に運べば多数の洗濯物を一気に取り入れることができ、また、乾燥した洗濯物を取り入れる場合に、窓部に手を入れてハンガー吊り具を持ってそのまま取り入れると、皺がよるのを防止することができる。
そして、このようにして構成される本考案のハンガー吊り具1によると、物干し竿Bに対するハンガー吊り具1の良好な着脱性を損なうことなく、円滑な装着が可能で、多数の衣類等を1箇所にまとまって乾かすことが可能となる。
もちろん、ハンガー吊り具1、1間でのハンガーHの間隔も一定に保たれているから、風にあおられても隣り合う衣類A等が張り付いたり乾きむらが生じることはなく、多数の洗濯物を効率よく乾燥することができる。
尚、本考案のハンガー吊り具1は、上述した実施の形態のものに限定されず、その考案の要旨内での変更が可能である。
例えば、本考案のハンガー吊り具1は単一の部品によって構成する他、複数の部品で構成することも可能である。図11では、ヒンジ部11を一例として軸部によって構成される第1ヒンジ要素35と、該第1ヒンジ要素35と係合する一例として軸受部によって構成される第2ヒンジ要素37との二部材によって構成し、ヒンジ部11の組立て時に上記第1ヒンジ要素35と第2ヒンジ要素37を回動自在に接続することによってヒンジ部11を構成するようにした実施の形態を図示している。
このような構成のハンガー吊り具1を適用した場合にも、上述した図1〜図10に示す実施の形態と同様の作用、効果を発揮でき、更に図11に示す実施の形態の場合には、材料としてABS樹脂ないしポリカーボネート等の硬質な合成樹脂を使用することで丈夫なハンガー吊り具1を製造することが可能になる。
また、連結構造9の構成も上述した図1〜図10に示す実施の形態の構成に限らず、他の構成の連結構造9を採用することが可能である。例えば、図12に示すように外フランジ部25の外周面と環状凹部27の底部29の内周面に凹凸41、43を設けることで連結したハンガー吊り具1の円周方向の回転を規制する回転規制手段39を適用した構成にすることが可能である。尚、この場合には、凹凸41、43の形状や数は任意であり、例えば、凹凸41、43を各1個づつ設けることも可能である。
このような構成のハンガー吊り具1を適用した場合にも、上述した図1〜図10に示す実施の形態と同様の作用、効果を発揮でき、更に本実施の形態の場合には、ハンガー吊り具1が物干し竿Bの長手方向Yに移動できないだけでなく、物干し竿Bの円周方向にも回転できなくなるから、ハンガー吊り具1ごと吊下げ角度が違って吊下げ姿勢にばら付きが生じるのを防止することができる。
この他、係合構造17の構成も図1〜図10に示す実施の形態に示す係合フック21と係合穴23による構成に限らず、2つの保持片13、15の自由端辺13a、15aに互い違いに配した係合爪を利用した凹凸係合等、種々の構成の係合構造17が採用可能である。また、幅広の係合フック21等を使用すれば係合フック21と係合穴23を一組のみ設ける構成とすることも可能である。
また、窓部19は、一例として他方の保持片15の基端縁側の中央部を凹陥状にえぐって形成されたものを例示したが、配置、大きさ、数は任意であり、例えば、一方の保持片13の基端縁側の中央部に凹陥状にえぐられた窓部19を形成する構成、または一方の保持片13の基端縁側及び他方の保持片15の基端縁側の中央部に凹陥状にえぐられた窓部19を形成する構成とすることも可能であるし、一方の保持片13または他方の保持片15の基端縁側ではなく保持片の内部に穿設した窓部19を形成する構成とすることも可能である。
また、ヒンジ部11は、一例として上記他方の保持片15の基端縁側の中央部に形成された窓部19と上記装着部3の長手方向Yの両端部との間に1つずつ設けられたものを例示したが、ヒンジ部11の配置、数、構造は任意であり、例えばヒンジ部11を保持片13、15の中央部の一箇所とすることも可能である。
また、ハンガーHを吊り下げる係止穴5の形状、大きさ、数も種々変更可能であり、例えば、係止穴5の形状は長穴形状に代えて、逆三角形状や逆水滴形状等としても良い。また、大きさは同じ大きさのものを並べて配置することも可能であるし、大小異なる大きさのものを交互に並べて配置することも可能である。
本考案のハンガー吊り具は、家庭等において洗濯後の衣類等をハンガーに掛けた状態で物干し竿に吊す場合に使用でき、特に、物干し竿に装着した複数のハンガー吊り具同士を連結して、多数の洗濯物を1箇所にまとまって乾したいような場合に利用可能性を有する。
1 ハンガー吊り具
3 装着部
5 係止穴
7 係止部
9 連結構造
11 ヒンジ部
13 (一方の)保持片
13a 自由端辺
15 (他方の)保持片
15a 自由端辺
17 係合構造
19 窓部
21 係合フック
23 係合穴
25 外フランジ部
27 環状凹部
29 底部
31 (内方の)側壁部
33 (外方の)側壁部
35 第1ヒンジ要素(軸部)
37 第2ヒンジ要素(軸受部)
39 回転規制手段
41 凹凸
43 凹凸
A 衣類
H ハンガー
B 物干し竿
Y 長手方向

Claims (4)

  1. 物干し竿の外周を包むように装着され、装着された姿勢が円筒形状の装着部と、上記装着部と一体に形成され、ハンガーを吊すための係止穴を複数備えた係止部とを具備し、上記装着部は、長手方向の少なくとも1箇所をヒンジ部で接続した半円筒形状の2つの保持片を備えることによって構成されており、上記2つの保持片の自由端辺またはその近傍には、離間状態の対向する自由端辺を当接ないし接近状態にして保持する係合構造が設けられており、上記装着部の両端には、隣接して配置される他のハンガー吊り具と連結するための連結構造が設けられていることを特徴とするハンガー吊り具。
  2. 上記連結構造は、上記装着部の一端の外周を半径方向外方に張り出させた外フランジ部と、上記装着部の他端に設けられ、隣接して配置される他のハンガー吊り具の上記外フランジ部を受け入れる環状凹部と、を備えることによって構成されていることを特徴とする請求項1記載のハンガー吊り具。
  3. 上記連結構造には、連結したハンガー吊り具の円周方向の回転を規制する回転規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のハンガー吊り具。
  4. 上記保持片の一方または双方には窓部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のハンガー吊り具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016124115A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社ブリヂストン 更生タイヤの加硫方法
CN112921602A (zh) * 2021-01-21 2021-06-08 陈琰 一种具有回拉式结构的家具晾衣杆

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