JP3108209B2 - 画像の白/黒補正装置 - Google Patents

画像の白/黒補正装置

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JP3108209B2 JP04202011A JP20201192A JP3108209B2 JP 3108209 B2 JP3108209 B2 JP 3108209B2 JP 04202011 A JP04202011 A JP 04202011A JP 20201192 A JP20201192 A JP 20201192A JP 3108209 B2 JP3108209 B2 JP 3108209B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の白/黒補正装置
に関し、例えば、デジタル複写機における白/黒画像の
濃度補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、原画像に対応した処理
画像を形成するために、画像処理過程の多くのプロセス
要素が介在され、所定の順序に従って処理される。画像
処理のプロセスは、一般に、画像を光学系を介して電気
信号に変換し、変換された画像情報を物理的、電気的に
処理して顕像化される。このとき、画像は、画像要素の
位置情報と濃度情報とに区分され処理されるが、濃度情
報としては、例えば、白/黒画像の場合は8bit(ビ
ット)の濃度段階に重み付けられて、重み付けられた濃
度信号により定められた濃度が再現される。しかし、画
像処理の最初のプロセスにおいて、画像を露光し、画像
からの反射光を光学系を介して画像に応じた電気信号に
変換される場合においても、露光光源の光むらや光学系
ロスの変化や光電変換の環境温度変化による出力変化等
により原画像の濃度再現性が変化し、画質が低下する。
【0003】例えば、デジタル複数機においては、濃度
の再現性を高めるために白/黒の補正が行われている。
通常、デジタル複写機で白/黒補正を行う場合は、ま
ず、原稿を載置するコンタクトガラスの露光ポイントに
おいて、基準となる白色と黒色を定め、これをCCD
(Charge Coupled Device)等により光電変換して基準
となる色の出力データを検出し、この出力データに基づ
いて画像濃度の補正を行っている。具体的には、白色基
準はコンタクトガラスの端部に設けられた基準白板を下
方からリフレクタを有する露光ランプで照射し、基準白
板からの反射光をCCDで受光して得られたCCDの出
力を、黒色基準は露光ランプを点灯させないときのCC
D出力を基準としている。しかし、白色基準を得るため
の露光ランプの発光強度の変化や、黒色基準となるCC
Dの暗電流の温度変化があるため、従来のデジタル複写
機においては、複写毎に基準となる白/黒データを更新
し、更新した出力データに基いて白/黒補正を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来技
術においては毎回、基準白/黒データを更新し、更新し
た基準白/黒データに基いて白/黒画像補正を行ってい
た。しかし、この場合、基準白色データを得るために基
準白板を露光ランプによって照射するが、露光ランプ
は、通電してから一定の光度となるまでに時間遅れがあ
り、基準の光度となるまでの待ち時間が必要である。こ
の時間は、0.5秒〜1.0秒であり複写時間にとっては
長い時間であるから、白/黒補正に要する全時間も長く
なり、結果として複写速度が低下してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
するために、画像の白濃度と黒濃度を濃度レベルに応
じた電気量に変換する光電変換手段と、該光電変換手段
により出力された黒データを記憶する黒データ記憶手段
と、前記光電変換手段により変換された白濃度と黒濃度
に対応する電気量のレベル差を求める減算手段と、該減
算手段により求められた前記黒データ記憶手段に最初に
記憶された基準黒データと前記光電変換手段から出力さ
れる基準白データとの前記レベル差と、前記画像に定め
られた最高濃度差の比をとることにより補正係数を求め
補正係数算出手段と、前記黒データ記憶手段にその後
記憶された黒データとその後前記光電変換手段により出
力された画像データとのレベル差に前記補正係数を乗算
する乗算手段とを有し、該乗算手段の乗算結果に基いて
画像の白/黒補正を行うことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】機内温度が変化して基準黒色の出力データが変
化しても、基準白色と基準黒色の出力差が一定であるこ
とに着目して、最初基準白色と基準黒色との出力データ
のレベル差を求め、次に、このレベル差が最大濃度に対
してどの程度の比率となっているかを示す補正係数を求
めて、この補正係数と補正画像の黒色と白色との出力デ
ータのレベル差とを乗算し、この乗算結果に基いて画像
出力補正を行うので画像の黒色データを更新すればよ
く、最初の基準白色/黒色の補正を行うだけで高画質が
得られ、白/黒補正に要する時間を短縮する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は、本発明は、本発明による白/黒補正装置
を具備した画像形成装置の一実施例であるデジィタル複
写機の全体構成を示す断面図であり、このデジィタル複
写機10には、スキャナ部11、レーザプリンタ部1
2、多段給紙ユニット13及びソータ14が備えられて
いる。スキャナ部11は透明ガラスから成る原稿載置台
15、両面対応自動原稿送り装置(RDF)16及びス
キャナユニット20から構成されている。多段給紙ユニ
ット13は、第1カセット31、第2カセット32、第
3カセット33及び選択による追加可能な第5カセット
35を有している。多段給紙ユニット13では、各段の
カセットに収容された用紙の上から用紙が1枚ずつ送り
出され、レーザプリンタ部12へ向けて搬送される。
【0008】RDF16は、複数枚の原稿を一度にセッ
トしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット
20へ送給して、オペレータの選択に応じて原稿の片面
又は両面をスキャナユニット20に読み取らせる。スキ
ャナユニット20は原稿を露光するランプリフレクタア
センプリ21、原稿からの反射光像を光電変換素子(C
CD)22に導くための複数の反射ミラー23、及び原
稿からの反射光像をCCD22に結像させるためのレン
ズ24を含んでいる。
【0009】スキャナ部11は、原稿載置台15に載置
された原稿を走査する場合には、原稿載置台15の下面
に沿ってスキャナユニット20が移動しながら原稿画像
を読み取るように構成されており、RDF16を使用す
る場合には、RDF16の下方の所定位置にスキャナユ
ニット20を停止させた状態で原稿を搬送しながら原稿
画像を読み取るように構成されている。原稿画像をスキ
ャナユニット20で読み取ることにより得られた画像デ
ータは、画像処理部へ送られ各種処理が施された後、画
像処理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメ
モリ内の画像データをレーザプリンタ部12に与えて用
紙上に画像を形成する。
【0010】レーザプリンタ部12は手差し原稿トレイ
25、レーザ書き込みユニット26及び画像を形成する
ための電子写真プロセス部27を備えている。レーザ書
き込みユニット26は、上述のメモリからの画像データ
に応じたレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を
等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向された
レーザ光が静電写真プロセス部27の感光体ドラム28
上で等速度傾向されるように補正するf−θレンズ等を
有している。電子写真プロセス部27は、周知の態様に
従い、感光体ドラム28の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器、除電器及び定着器29を
配置して成っている。定着器29より画像が形成される
べき用紙の搬送方向下流側には搬送路30が設けられて
おり、搬送路30はソータ14へ通じている搬送路37
と多段給紙ユニット13へ通じている搬送路38とに分
岐している。
【0011】搬送路38は多段給紙ユニット13におい
て分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路30
a及び両面/合成搬送路30bが設けられている。反転
搬送路30aは原稿の両面を複写する両面複写モードに
おいて、用紙の裏表を反転するための搬送路である。両
面/合成搬送路30bは、両面複写モードにおいて反転
搬送路30aから感光ドラム28の画像形成位置まで用
紙を搬送したり、用紙の片面に異なる原稿の画像や異な
る色のトナーで画像を形成する合成複写を行う片面合成
複写モードにおいて用紙を反転することなく感光ドラム
28の画像形成位置まで搬送するための搬送路である。
【0012】多段給紙ユニット13は共通搬送路36を
含んでおり、共通搬送路36は第1カセット31、第2
カセット32、第3カセット33からの用紙を電子写真
プロセス部27に向かって搬送するように構成されてい
る。共通搬送路36は電子写真プロセス部27へ向かう
途中で第5カセット35からの搬送路39と合流して搬
送路40に通じている。搬送路40は両面/合成搬送路
30b及び手差し原稿トレイ25からの搬送路41と合
流点42で合流して静電写真プロセス部27の感光体ド
ラム28と転写器との間の画像形成位置へ通じるように
構成されており、これら3つの搬送路の合流点42は画
像形成位置に近い位置に設けられている。従って、レー
ザ書き込みユニット26及び電子写真プロセス部27に
おいて、上述のメモリから読み出された画像データは、
レーザ書き込みユニット26によってレーザ光線を走査
させることにより感光体ドラム28の表面上に静電潜像
として形成され、トナーにより可視像化された像は多段
給紙ユニット13から搬送された用紙の面上に静電転写
され定着される。このようにして画像が形成された用紙
は定着器29から搬送路30及び37を介してソータ1
4へ送られたり、搬送路30及び28を介して反転搬送
路30aへ搬送される。
【0013】図4は、図3に示したスキャナーユニット
による基準白/黒濃度読み込み動作を説明するための図
であり、図中、44は基準白板、45は原稿で、図3と
同じ作用をする部分には図3と同一の参照番号を付して
いる。
【0014】白/黒補正を行うためには、まず基準とな
る白濃度と黒濃度とをCCD22読み込ませることが必
要である。原稿載置板35の端部には基準白板44が取
り付けられており、CCD22を配設したスキャナーユ
ニット20をこの地点まで移動させて読み取りが行われ
る。スキャナーユニットは、スキャナーモータ(図示せ
ず)を回転させることによりこのスキャナーモータのプ
ーリに巻き付けられたワイヤにより移動される。スキャ
ナユニット出口が基準白板44の下に達したとき、露光
ランプ21aを点灯させない時のCCD22の出力を基
準黒データとして読み込む。次に露光ランプ21aを点
灯させて光度が安定した状態に達したとき基準白板44
の反射光をリフレッタ23、レンズユニット24の光学
系を介してCCD22に読み込まれる。
【0015】図1は本発明における画像の白/黒補正装
置の回路ブロック図を示し、図中、1はCCD基板、2
は黒メモリ、3は減算回路、4はaCPU(中央演算処
理回路)、5は係数メモリ回路、6は乗算回路である。
図2は、図1のCCD基板1内の回路ブロック図で、図
中、7は増幅回路、8はA/D(アナログ/デジタル)
変換回路、9aは上限リファレンス電圧V1,9bは下
限リファレンス電圧V2である。
【0016】まず図1のCCD基板1は図2に示すよう
に、CCD22と増幅回路7と上下限リファレンス電圧
1,V2を有するA/D変換回路8とが直列接続されて
いる。次にCCD基板1の動作を出力波形に基いて説明
する。図5はCCD基板の回路ブロックの各々の図面の
出力波形を示す図で、CCD22からの出力波形VOS
図に示すように一ラインに並んだ各画素n,n+1,n
+1,n+2…から各々黒のレベルに対して白のレベル
が低レベル位置にあるアナログ波形が画素ごとに連続し
て出力される。CCD22のアナログ出力VOSは、増幅
回路7により増幅されてアナログ出力VADが得られる。
アナログ出力VADはA/D変換回路8に入力されA/D
変換回路8では上限リファレンス電圧V1及び下限リフ
ァレンス電圧V2と比較され濃度に応じたデジタル量D
CCDに変換される。
【0017】図6は、アナログ,デジタル変換関係を表
すグラフで、縦軸は増幅回路7の出力電圧VAD,横軸は
デジタル出力VCCDを示す。出力電圧VADが下限リファ
レンス電圧V2の場合はOOH,上限リファレンス電圧V
1ならばFFHと、出力電圧VADの大きさに比例したアナ
ログ値が8bitのデジタル値(256階調)として出
力される。このようにデジタル変換されたCCD基板1
からの出力は、主走査一ライン分を以下に説明する図1
の白/黒補正装置の回路ブロックに入力される。
【0018】図7(a)はデジタル変換された濃度の一
例を示す図で、(a)図は露光ランプ消灯時の黒デー
タ,(b)図は露光ランプの点灯時の白データを示し、
縦軸にはデジタル濃度信号,横軸に主走査一ライン間の
画素信号をとってある。(a)図の黒データは、最高濃
度のFFH付近でほぼ横一線に横軸に平行して並んでい
るがCCD22の性能に依存する若干の画素バラツキを
含んでいる。(b)図の白データは、基準白板44を読
み取っている範囲の画素の値が最低濃度OOH方向に変
化する。この白データは黒データ同様に、画素に従った
バラツキが含まれている。しかし、白データは、CCD
22の性能によるもの以外に露光ランプの配光ムラや光
学経路の特性によって、横一線には並らばず僅かに湾曲
して、しかも両肩が落ちこんだ形になっている。このよ
うな画素バラツキや両肩の落ち込みなどがあるため、均
一の濃度を読み込んでも各画素の出力はそろわなくな
る。従ってこのまま画像データとして使えないので、白
/黒補正を行い図1の白/黒補正装置の回路ブロックに
より定量値に置き換える必要がある。本実施例において
は、原稿の画素のアナログ濃度がデジタル変換され、8
bitのデジタル値として出力され、最低濃度の画素に
対しては00 H 、最高濃度の画素に対してはFF H が出力
されるので、画像に定められた最大濃度差は255とな
る。
【0019】図1の回路ブロックでの白/黒補正動作
は、最初にCCD基板1からのデジタル濃度信号DCCD
の基準黒データを読み込むが、この読み込みは、CPU
4からの書き込み(ライト)命令によって行われ、この
書き込み命令によりCCD基板1からの基準黒データ
(BKDCCD)1ライン分が、黒メモリ2に書き込まれ
る。黒メモリ2への書き込みが終了すると次に、基準白
データを読み込む。この時CPU4は、黒メモリ2に対
し黒データの読み出し信号(リード命令)を、減算回路
3に対して減算動作“ON”信号とを送る。これによっ
てCCD基板1から読み込んだ基準白データWHDCCD
基準黒メモリ2から読み出した黒データBKDCCDとが減
算回路3で減算され、その減算結果WHDCCD−BKDCCD
がCPU4に読み込まれる。CPU4では、補正係数a
が下式で求められる。 a=255/WHDCCD−BKDCCD 求められた補正係数aは、係数メモリ5に記憶される。
以上が基準白/黒データの読み込み動作である。
【0020】この後、スキャナーユニット20によるス
キャン動作によって、ある画像データDCCDが読み込ま
れた場合、白データ読み込み時と同様にCPU4は、黒
メモリ2に対して読み出し命令を出し減算回路3で画像
データとDCCDと黒メモリ2の記憶データとの減算がな
される。その計算結果、D(=DCCD−BKDCCD)は次
の乗算回路6に入力され、先に求めた補正係数aと乗算
され、補正後の画像データQを出力し、補正後の画像デ
ータQは次段の回路ブロックに送られる。以上述べたよ
うにこの白/黒補正ブロックでは、入力DCCD(画像デ
ータ)に対する出力Q(補正後の画像データ)との関係
は、
【0021】
【数1】
【0022】で表わされ、補正量を定量値に変換され
る。
【0023】また露光ランプ21aを点灯させない黒デ
ータは本来、出力は零のはずであるが実際はCCD22
の漏れ電流による暗時電圧が発生する。この暗時電圧は
温度特性が悪く図8の暗時出力電圧温度特性図に示す如
く周囲温度が約8度上昇すると出力は2倍になる。この
結果、電源投入直後の温度と機内温度が上昇した時の温
度との温度差によって黒データは大きく変化する。これ
に対して白データは周囲温度が変わり黒データが変化し
ても、受光量が変わらない限りその変化量は一定であ
る。
【0024】図9(a),(b)は、周囲温度の変化に対
する黒レベルと白レベルとの変化量の例を説明するため
の図で(a)図は周囲温度が低い場合、(b)図は周囲
温度が高い場合である。図示のように(a)図は周囲温
度が低い時の黒レベル(黒データ)VBKと白レベル(白
データ)VWHの変位量(VWH−VBK)は、(b)図の周
囲温度が高くなった時の変位量(VWH'−VBK')と等し
い。従って前述した補正係数aは周囲温度変化によって
変化することはない。すなわち、たとえ周囲温度が変化
しても補正係数aを再度計算する必要が無い。この結
果、白/黒補正を行うとき周囲温度に影響される黒デー
タだけを更新することによって白/黒補正が可能とな
り、従来のように露光ランプ21aの立ち上りの安定す
るまで待って白データの読み込みをする時間を省く事が
出来、時間短縮が出来る。
【0025】
【発明の効果】従来の白/黒補正は、光度が一定になる
まで露光ランプの立ち上りの待ち時間を必要としたの
で、時間が長くなり画像処理スピードを上げる為には、
極力この白/黒補正を行う回数を少なくしなければなら
なかった。このことによって機内の温度変化が生じ画質
が劣化するのを避ける事が出来なかった。これに対し、
本発明によると、白/黒補正は最初に行うだけで、その
後は、黒データだけを更新すればよいので時間短縮が出
来る。例えば、更新した黒データに基いてスキャン毎に
白/黒補正が行えるので、温度特性の影響を最少限に抑
え、画像の処理スピードを上げる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像の白/黒補正装置の回路ブ
ロック図である。
【図2】図1のCCD基板内の回路ブロック図である。
【図3】本発明による白/黒補正装置を具備した画像形
成装置の一実施例であるデジィタル複写機の全体構成を
示す断面図である。
【図4】図3に示したスキャナーユニットによる基準白
/黒濃度読み込み動作を説明するための図である。
【図5】CCD基板の回路ブロックの各々の図面の出力
波形を示す図である。
【図6】アナログ,デジタル変換関係を表すグラフであ
る。
【図7】デジタル変換された濃度の一例を示す図であ
る。
【図8】暗時出力電圧温度特性図である。
【図9】周囲温度の変化に対する黒レベルと白レベルと
の変化量の例を説明するための図である。
【符号の説明】
10…デジタル複写機、11…スキャナ部、12…レー
ザプリンタ部、13…多段給紙ユニット、14…ソー
タ、15…原稿載置台、20…スキャナユニット、26
…レーザ書き込みユニット、27…電子写真プロセス
部、31…第1カセット、32…第2カセット、33…
第3カセット、35…第5カセット、50…画像データ
入力部、51…画像処理部、52…画像データ出力部、
53…メモリ、54…画像処理中央処理演算装置(CP
U)、70…操作パネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の白濃度と黒濃度を濃度レベルに応
    じた電気量に変換する光電変換手段と、該光電変換手段
    により出力された黒データを記憶する黒データ記憶手段
    と、前記光電変換手段により変換された白濃度と黒濃度
    に対応する電気量のレベル差を求める減算手段と、該減
    算手段により求められた前記黒データ記憶手段に最初に
    記憶された基準黒データと前記光電変換手段から出力さ
    れる基準白データとの前記レベル差と、前記画像に定め
    られた最高濃度差の比をとることにより補正係数を求め
    る補正係数算出手段と、前記黒データ記憶手段にその後
    記憶された黒データとその後前記光電変換手段により出
    力された画像データとのレベル差に前記補正係数を乗算
    する乗算手段とを有することを特徴とする画像の白/黒
    補正装置。
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