JP3107834U - 指袋付き靴下 - Google Patents
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Abstract
【課題】指袋付き靴下でありながら外観が従来の靴下に近く、靴下の着脱が容易で指袋を指の付け根まで確実に装着させることができ、繰り返し使用しても繊維屑が指袋周辺部に溜まることなく、それに伴う使用時の異物感を生じさせない靴下を提供する。
【解決手段】足指を挿入するための独立した指袋(2)を覆う覆い布地(4)を設けた靴下であって、前記覆い布地(4)は、靴下の指部が始まる根本部分である甲部側逢着部(3)から先方に延出して、前記指袋(2)の先端を巻き回して、足裏側の指袋先端部の足裏側逢着部(3a)に到達して、指袋(2)の上面を覆うように形成されると共に、前記甲部側逢着部(3)と前記足裏側逢着部(3a)とを連結するように側面逢着部(3b)が靴下側面において靴下本体(1)に逢着されていることを特徴とする指袋付き靴下。
【選択図】 図1
【解決手段】足指を挿入するための独立した指袋(2)を覆う覆い布地(4)を設けた靴下であって、前記覆い布地(4)は、靴下の指部が始まる根本部分である甲部側逢着部(3)から先方に延出して、前記指袋(2)の先端を巻き回して、足裏側の指袋先端部の足裏側逢着部(3a)に到達して、指袋(2)の上面を覆うように形成されると共に、前記甲部側逢着部(3)と前記足裏側逢着部(3a)とを連結するように側面逢着部(3b)が靴下側面において靴下本体(1)に逢着されていることを特徴とする指袋付き靴下。
【選択図】 図1
Description
本考案は、足指先を挿入するための独立した指袋を備えた指袋付き靴下に関するものである。
人体の足指を挿入するための独立した指袋を設けた靴下は、相隣接する足指を布により隔離し、直接の接触を避けることができるため、指に水虫等を疾患している場合、疾患の悪化防止・予防に多用されている。また、この種の靴下では各指が独立して指袋に挿入されているために、各指に対して靴下のずれがなくなる。このため、動きの激しい状態で使用されるスポーツ用の靴下として、あるいは作業用の靴下としても重宝されているところである。
上記のような利点にもかかわらずスポーツ用、作業用など特殊な用途を除く一般用途の場合には、靴下を履いた状態で、5本指の手袋と同じように足指も各指部の分離した状態が明瞭に認識されてしまい、従来型の靴下と異なるという違和感を他人に感じさせるのが実情である。この違和感は、特に、この種の靴下が水虫など疾患の治療、予防に多用されていることから来ている。
このような外観上の問題点の解消をするため、特許文献1では、靴下において5つの独立した足挿入部を形成し、前記指挿入部の外側に5つの指挿入部全体を一体に覆う布地を設け、各指が分離していることを覆い隠すことを提案している。また、特許文献2では、靴下において、足先部分を覆う部分の上下の布地を縫いつけて5つの指挿入部を形成して、指部が分離独立していない状態にしている。
特開平9−273004号公報
特開平8―311702号公報
しかしながら、指袋を有する靴下において、外観上の問題の解決を試みた前記特許文献1では、5つの指挿入部の表裏全体を一体に覆う布地を設け、各指が分離していることを覆い隠すものである。覆い隠すことにより、外観上の問題点は解消されるが、指挿入部(袋状)が完全に覆い隠されているため靴下の装着において指挿入部が完全に覆われ隠れているため足指への装着がスムースに行かず不完全にフィットした装着感が得られにくい。
そして、指部全体が全部布地による二重構成となっているから、密閉された二重構造内部に長く使用するにつれて繊維屑が溜まり、この繊維屑の塊により靴内の爪先で異物感を生じるようになる問題があった。
そして、指部全体が全部布地による二重構成となっているから、密閉された二重構造内部に長く使用するにつれて繊維屑が溜まり、この繊維屑の塊により靴内の爪先で異物感を生じるようになる問題があった。
さらに、特許文献2では、靴下において、足先部分を覆う部分の上下の布地を縫いつけて5つの指挿入部を形成して、指部が分離独立していない状態にしているものであるが、単に上下布地を縫いつけているから、縫着部は各指の間に埋った状態となり、足の甲部側から見れば依然として各指は丸みをもって浮き出た外観となる。したがって、各指を独立させて水虫等の治療、予防には効果を期待できるものの指部の外観改善といった面では不完全であった。
本考案は、上記のような独立した指袋を有する靴下の問題を解決するもので、外観が従来の靴下に近く、靴下の着脱が容易で指袋を指の付け根まで確実にフィットさせることができ、繰り返し使用しても繊維屑が指袋周辺部に溜まることなく、それに伴う使用時の異物感を生じさせない指袋付き靴下を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案の請求項1に記載の指袋付き靴下は、
足の各指を挿入するための独立した指袋を設けた靴下であって、
指袋の付け根甲部から、指袋胴部の上面と指袋先端部の側面、指袋先端部の下部までを覆い隠すように縫着された布地を有することを特徴とするものである。
足の各指を挿入するための独立した指袋を設けた靴下であって、
指袋の付け根甲部から、指袋胴部の上面と指袋先端部の側面、指袋先端部の下部までを覆い隠すように縫着された布地を有することを特徴とするものである。
さらに請求項2に記載の指袋付き靴下は、請求項1において、足の各指部を挿入するための独立した指袋を設けた靴下であって、指袋の付け根甲部から、指袋胴部の上面と指袋先端部の側面、指袋先端部の下部までを覆い隠すように縫着された布地を有し、かつ該布地に、各指袋胴部の上面周囲が縫着されていることを特徴とするものである。
本考案の指袋付き靴下は、足の各指部を挿入するための独立した指袋の甲部側上面全部と指袋先端部の下部までを、覆い隠すように縫着された布地を設けているので、外部から甲部側および爪先部正面から、独立した状態の指袋は見えない。また、覆い隠すための布地は指袋先端部の下部までとして、その下回りの下端を縫着しているので、足裏から見れば指袋胴部および指袋の付け根は露出している状態となっているが、通常の姿勢では外部からは見えず、通常の靴下と区別できない。
また、足裏では指袋を露出させており、各指袋を夫々手でつかむことができるため指袋を足指付け根まで確実に装着することができる。靴下を装着し靴を履いた状態で、指袋が指付け根まで確実に装着されていない場合、靴内部で違和感を感じ、所謂靴の履き心地はきわめて悪いものである。本考案では、この下部の指袋露出部の各指股に手先を順次差込み、指袋の装着を確実にできる。そして、各指袋の下部は露出しているので指袋間隙に繊維屑が、長い間の靴下使用において溜まることもない。
本考案では、靴下本体の指袋の付け根甲部から、指袋胴部の上面と指袋先端部の側面、指袋先端部の下部までを覆い隠すように縫着された布地を有し、かつ該布地に、各指袋胴部の上面周囲が縫着されていることも特徴とする。すなわち、各指袋はその上面部の周囲のみが覆い布に縫着されているから、指股に布地がめり込むことはない。このことにより、甲部側の上面からは独立した指袋は一体として見えることになり外観が向上できる。
(実施の形態)
以下、図面に従って本考案の指袋付き靴下についての一実施の形態を説明する。図1は指袋付き靴下の一部分を概略的に示したものであり、(a)はその上面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は正面図(爪先)を、それぞれ示したものである。
図2は指袋付き靴下の先端部を足裏側(下面)から見た下面図であり、図3は指袋付き靴下を装着した状態の側面外観(内股側から見た図)を示した側面図である。
以下、図面に従って本考案の指袋付き靴下についての一実施の形態を説明する。図1は指袋付き靴下の一部分を概略的に示したものであり、(a)はその上面図、(b)は(a)のA−A’断面図、(c)は正面図(爪先)を、それぞれ示したものである。
図2は指袋付き靴下の先端部を足裏側(下面)から見た下面図であり、図3は指袋付き靴下を装着した状態の側面外観(内股側から見た図)を示した側面図である。
図1〜図3に示すように、本考案の指袋付き靴下においては、靴下の先端部の下部を一部切り欠いた5本指袋を覆っている。
すなわち、覆い布地4(斜線部で示す部分)が、靴下の指部が始まる根本部分である甲部側縫着部3から先方に延出して、指袋先端を巻き回して、足裏側の指袋先端部の足裏側縫着部3aに到達して、指袋付き靴下本体1の各指袋2(5本指全部)の上面を覆い隠すように形成されている。
また、縫着部3と縫着部3aとを連結する側面縫着部3bは、靴下側面において本体1に縫着されている。
さらに、各指袋胴部6の上部は、指袋2の縦方向(足指方向、すなわち足先端方向)に沿って指袋上面縫着部5で覆い布地4に縫着されている。
なお、指袋上面縫着部5は、指袋2の縦方向の途中まで逢着部が形成されている。
覆い布地4は、各指袋の上面のみ指の先端部の形に沿って指袋2を覆うように縫着され、
図1(b)に示す断面図に示すように、各指のA−A’断面は、U字形を示し足裏側から見れば各指の丸みが見える外観となっている。
一方、指袋2の先端爪先も覆い布地4により覆い隠されているから、図1(c)に示すように先端方向からは、各指毎の膨らみは見えず外観が良い。
すなわち、覆い布地4(斜線部で示す部分)が、靴下の指部が始まる根本部分である甲部側縫着部3から先方に延出して、指袋先端を巻き回して、足裏側の指袋先端部の足裏側縫着部3aに到達して、指袋付き靴下本体1の各指袋2(5本指全部)の上面を覆い隠すように形成されている。
また、縫着部3と縫着部3aとを連結する側面縫着部3bは、靴下側面において本体1に縫着されている。
さらに、各指袋胴部6の上部は、指袋2の縦方向(足指方向、すなわち足先端方向)に沿って指袋上面縫着部5で覆い布地4に縫着されている。
なお、指袋上面縫着部5は、指袋2の縦方向の途中まで逢着部が形成されている。
覆い布地4は、各指袋の上面のみ指の先端部の形に沿って指袋2を覆うように縫着され、
図1(b)に示す断面図に示すように、各指のA−A’断面は、U字形を示し足裏側から見れば各指の丸みが見える外観となっている。
一方、指袋2の先端爪先も覆い布地4により覆い隠されているから、図1(c)に示すように先端方向からは、各指毎の膨らみは見えず外観が良い。
図2は、本考案の指袋付き靴下を下面(足裏側)から見た下面図である。
覆い布地4は、甲部側縫着部3から延出して指袋2の上面全部を覆い指先端部(爪先)で巻き回されて、足裏下部の足裏側逢着部3aの位置で指袋の下部と逢着されている。
足裏側縫着部3aは、足裏側の指袋先端部に近い位置であるので、各指袋2、2・・・の下面は、その一部が下面に露出している(靴下の底面から見える状態)。
このように指袋2、2・・・が下面に一部露出している状態になっているので、靴下を足指に装着するとき指袋2、2・・・の間の窪みに手指を差し込み、指袋付け根5a方向に押して、足指を確実に指袋2、2・・・中に収めることができる。
覆い布地4は、甲部側縫着部3から延出して指袋2の上面全部を覆い指先端部(爪先)で巻き回されて、足裏下部の足裏側逢着部3aの位置で指袋の下部と逢着されている。
足裏側縫着部3aは、足裏側の指袋先端部に近い位置であるので、各指袋2、2・・・の下面は、その一部が下面に露出している(靴下の底面から見える状態)。
このように指袋2、2・・・が下面に一部露出している状態になっているので、靴下を足指に装着するとき指袋2、2・・・の間の窪みに手指を差し込み、指袋付け根5a方向に押して、足指を確実に指袋2、2・・・中に収めることができる。
図3は、本考案の指袋付き靴下を装着した状態を足の内股側から見た側面図である。
覆い布地4(斜線部)は、甲部側縫着部3及び足裏側縫着部3aと、指袋2の側面において側面逢着部3bで逢着されており、指袋付き靴下の指袋2隠し覆っており、見栄えがよい。
覆い布地4(斜線部)は、甲部側縫着部3及び足裏側縫着部3aと、指袋2の側面において側面逢着部3bで逢着されており、指袋付き靴下の指袋2隠し覆っており、見栄えがよい。
1 ・・・靴下本体
2 ・・・指袋
3 ・・・甲部側縫着部
3a・・・足裏側縫着部
3b・・・側面逢着部
4 ・・・覆い布地
5 ・・・指袋上面縫着部
5a・・・指袋付け根
6・・・指袋胴部
2 ・・・指袋
3 ・・・甲部側縫着部
3a・・・足裏側縫着部
3b・・・側面逢着部
4 ・・・覆い布地
5 ・・・指袋上面縫着部
5a・・・指袋付け根
6・・・指袋胴部
Claims (2)
- 足指を挿入するための独立した指袋(2)を覆う覆い布地(4)を設けた靴下であって、
前記覆い布地(4)は、
靴下の指部が始まる根本部分である甲部側逢着部(3)から先方に延出して、前記指袋(2)の先端を巻き回して、足裏側の指袋先端部の足裏側逢着部(3a)に到達して、指袋(2)の上面を覆うように形成されると共に、
前記甲部側逢着部(3)と前記足裏側逢着部(3a)とを連結するように側面逢着部(3b)が靴下側面において靴下本体(1)に逢着されていることを特徴とする指袋付き靴下。 - 指袋胴部(6)の上面が、指袋(2)の縦方向に沿って、指袋上面逢着部(5)で、
前記覆い布地(4)に逢着されていることを特徴とする請求項1に記載の指袋付き靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005604U JP3107834U (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 指袋付き靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004005604U JP3107834U (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 指袋付き靴下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3107834U true JP3107834U (ja) | 2005-02-17 |
Family
ID=43270532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004005604U Expired - Lifetime JP3107834U (ja) | 2004-09-21 | 2004-09-21 | 指袋付き靴下 |
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JP (1) | JP3107834U (ja) |
-
2004
- 2004-09-21 JP JP2004005604U patent/JP3107834U/ja not_active Expired - Lifetime
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