JP3107812U - クレープ菓子 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ折りして半円状とした生地間に具材を挟み、巻回して略円錐状としたことにより、生地と具材からなる複数層の渦巻き構造による新たな食感および外見上の新鮮さを提供する。
【解決手段】略円板状をなす生地10の略1/2周の区画の少なくとも周縁10c付近に沿って具材11を載置し、この具材載置区画の生地10a面に、具材を載置していない区画の生地10b面を折り重ねて略半円状に形成すると共に、この半円状体を、生地における半径が母線方向となるように略円錐状に巻回させて、具材を巻回後の円錐状の底面10eから略渦巻き状に露出させる。具材は、略半円状の区画の周縁に沿って載置すると共に、半径方向に沿って載置する。また、具材の載置と共に、略半円状の区画の周縁に沿って、半径方向に沿って、或いは巻回後における円錐状の底面にトッピングを施してもよい。
【選択図】図1

Description

本願考案は、クレープ菓子に関し、特に、クレープ生地面への具材の特徴的な配置により、斬新で趣向的な形態を形成したクレープ菓子に関する。
一般的に知られているクレープ菓子は、小麦粉に牛乳や卵などを加えて流動状に構成した生地材料を、加熱した鉄板上で薄く円板状に引き延ばして焼いてクレープ生地をつくり、この生地面に生クリーム、ジャム、チーズ、果実類などの様々な具材を適宜組み合わせて配置して包み込んで扇形に形成し、さらにこれにチョコレートチップや砂糖菓子や焼き菓子片などをトッピングとして散りばめた形態のものである。
このような従来例の形態を成したクレープ菓子として、特許文献1に開示された考案がある。かかる考案は、円板状の生地を略直径に沿って半分に折って半円状として具材を配置した後、具材の両脇に放射状の折り込み線を入れ、その折り込み線に従って具材を覆うように生地を畳んで扇形のクレープ菓子としたものである。特許文献1等に代表される従来例のクレープ菓子では、生地で囲まれた内部空間内に配置又は充填した具材から種々の食感や味覚を味わうことができるが、食した場合は先ず生地部のみの食感を得た後に内部の具材の味覚を感じるものであった。
実用新案登録第3087625号、段落番号0013、図2等。
このように、従来形態のクレープ菓子では、生地の食感は外周部分のみから感じ取っており、この生地が厚くなったり重なったりして外周部が厚くなってしまう傾向にあり、柔らかな生地の食感を表現することが困難であった。
また、クレープ生地自体には、配置する具材の味を引き立たせるため、あまり濃厚な味を付けることはなく、どちらかと言うと裏方的な存在であった。そのため、このクレープ生地が厚くなると最初にクレープ生地を噛み込んだ時点では口のなかで生地の存在が大きく、食味の稀薄なものとなる傾向にあった。生地と具材がバランス良く混ざってクレープ特有の味を口の中で感じるのはある程度噛み込んだ後からであった。趣向品であるお菓子では、口に入れた早い時期からクレープ全体、さらには具材、トッピングとうまく混ざった食感と食味を創作することも求められる。しかし、上記した従来の巻き方や具材の配置では、そのズレが大きく、口の中でクレープ全体がバランスして混合して生じる特有の食感を感じる時間が短くなってしまうと言う欠点があった。
さらにまた、左右方向から生地を折り重ねて具材を包み込んだだけでは、生地同士の隙間から具材がはみ出しやすく食べにくいことがあった。本願考案は上記したような観点に着目したものであり、今までにない新規な食感に富んだクレープ菓子を提供するものである。
本願考案に係るクレープ菓子は以下のように構成している。すなわち、第1構成では、略円板状をなす生地(10)の略1/2周の区画の少なくとも周縁(10c)付近に沿って具材(11)を載置し、この具材(11)の載置区画の生地(10a)面に、具材(11)を載置していない区画(非載置区画)の生地(10b)面を折り重ねて略半円状に形成すると共に、この半円状体を、略円板状の生地(10)における半径(R)が母線方向(B)となるように略円錐状に巻回させて形成したことを特徴とする。
第2構成では、第1構成における具材(11)を、巻回後の円錐状の底面(10e)から略渦巻き状に露出するように載置させたことを特徴とする。第3構成では、第1または第2構成における具材(11)の載置において、略半円状の区画の周縁(10c)に沿って行うと共に、半径方向にも沿って行うことを特徴とする。第4構成では、第1、第2または第3構成における具材(11)の載置と共に、略半円状の区画の周縁(10c)に沿って、半径方向に沿って、或いは巻回後における円錐状の底面(10e)のいずれか又はこれらを組み合わせて、トッピングを施したことを特徴とする。
本願考案の特徴は、生地間に具材を挟むことで、複数層の生地と具材からなる新たな食感を提供することにある。生地で具材を挟んでから生地の中心を頂点として巻回することで、複数層の生地と具材からなるクレープ菓子が提供され、口に入れた早い時期からクレープ菓子全体、さらには具材、トッピングとうまく混ざった食感と食味が味わえることとなる。また、クレープ菓子は底面(生地の周縁側)のみ開放しているため、頂点側から具材が漏れ出すことがない。
本願考案における巻回とは、クレープ菓子の底面が真円となる必要はない。従って、生地の中心を頂点として一方向へ45°毎に折り込むように巻回することもできるし、中心を頂点として双方から巻回して隣接する2つの円錐状の底面を形成することも含む概念である。
本願考案における生地の形状は、真円である必要はなく、人間の目で円に近い形状と認識できればよい。従って、ある程度楕円状でも良いし、周縁が波打つように形成された形状も含まれる。本願考案における生地とは、クレープ生地として利用できるものであれば特に限定されず、例えば、ナン、春巻き生地、あるいはスポンジ生地のようなものを含む概念である。また、本願考案における具材は特に限定されないが、ペースト物(流動物)では、例えば、生クリーム、カスタードクリーム等の各種クリーム、小倉あん、うぐいすあんなどの各種あん、マヨネーズ、ケチャップ、クリームチーズ、ヨーグルトその他が挙げられる。同じく非連続的に載置される非流動的な具材であるトッピングとしては、チョコチップ、白玉、羊羹、寒天、豆腐、コンニャク、ゼリー、アイスクリーム、ツナ、魚貝類、野菜、野菜漬物、ハム、ソーセージ、ハンバーグ、肉、チーズ、コーンフレーク、バナナ、ブルーベリー、イチゴ、レーズンその他の果実、果実の酒漬け又はシロップ漬け、ココアパウダー、抹茶パウダーなどの粉状物等が挙げられる。なお、本願考案の実用新案登録請求の範囲、明細書で用いる符合は、考案の理解のためのに付したものであり、これにより本願考案を限定するものと解釈してはならない。
本願考案に係るクレープ菓子は以下の効果を奏する。すなわち、2つ折りして半円状とした生地間に具材を挟み、巻回して略円錐状としたことにより、生地と具材からなる複数層の渦巻き構造による新たな食感の新鮮さを提供することができる。従って、口に入れた早い時期からクレープ菓子全体、すなわち、生地、具材、トッピングとうまく混ざった食感と食味を提供することが可能となる。また、単に左右方向から生地を折り重ねて具材を包み込んだクレープ菓子と異なり、生地で具材を挟んでから巻回しているので、クレープ菓子の底面以外から具材が漏れ出すことがなく、食べやすいクレープ菓子を提供することができる。
以下、本願考案について図面に基づき詳細に説明する。図1は本実施例におけるクレープ菓子の斜視図であり、図2から図5は本実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。
本実施例のクレープ菓子1の生地10は、例えば、直径30〜40cm、厚さ数mmとしている。生地10としては、小麦粉、バター、水などと、必要に応じてバニラエッセンスや砂糖、牛乳などを加えて攪拌して所定の粘度とし、熱したホットプレート上に落として薄くかつ丸く広げて両面を焼いたものを利用している。
生地10の奥側区画10a(図面上における生地の上半分)には、具材11としてのペースト物11aを周縁10cに沿って連続的に載置する。また、奥側区画10aの内側部分には、ペースト物11aを半径方向あるいは放射方向に連続的または非連続的に載置する(図2)。
生地10の奥側区画10aに具材11を載置した後、生地10の手前側区画10b(図面上における生地の下半分)を、周縁10c同士が揃うように奥側区画10aに折り重ねて半円状とする(図3)。続いて、半円状となった生地10における半径Rが母線方向Bとなるように略円錐状に巻回していくと(図4、図5)、中心10dを頂点とする略円錐状のクレープ菓子1となる。クレープ菓子1の底面10eには、生地10と具材11からなる複数層の渦巻き構造が露出することとなる。
[他の実施形態の可能性]
本実施例のクレープ菓子は、考案の技術的思想を逸脱しない範囲で種々の形態を採用可能である。実施例では、具材11を奥側区画にのみ載置しているが、奥側と手前側の双方に具材11を載置することもできる。また、具材11の載置場所については、クレープ菓子1の形状維持、一口目の食感、美観などの観点から、少なくとも生地10の周縁10cに連続的に行うことが好ましく、ヘラなどで全面に展延してもよい。
加えて、具材11を挟んで半円状に折り畳んだ生地10の巻回は、底面10eが真円である必要はなく、例えば、具材11を挟んで半円状に折り畳んだ生地10の中心10dを頂点として一方向へ45°毎に折り込むように巻回することもできる。或いは、中心10dを頂点として双方(図面における左右)から巻回していき、隣接する2つの円錐体を形成することもできる。
さらに、クレープ菓子1の具材11としては、図6に示すように、生クリーム等のペースト物11aと共に、あるいはペースト物11aに替えて果実等を小さく切ったトッピング11bを載置することもできる。具材11としてペースト物11aとトッピング11bを用いた場合、上記実施例と同様に巻回することで、生地同士の層間にトッピング11bが存在したクレープ菓子を提供できる(図7)。なお、トッピング11bは巻回後のクレープ菓子1の底面10eに載置することも可能である。
本実施例におけるクレープ菓子の斜視図である。 本実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。 本実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。 本実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。 本実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。 他の実施例におけるクレープ菓子の製造過程を示す説明図である。 他の実施例におけるクレープ菓子の斜視図である。
符号の説明
1 クレープ菓子
10 生地
10a 奥側区画
10b 手前側区画
10c 周縁
10d 中心
10e 底面
11 具材
11a ペースト物
11b トッピング
B 母線方向
R 半径

Claims (4)

  1. 略円板状をなす生地(10)の略1/2周の区画の少なくとも周縁(10c)付近に沿って具材(11)を載置し、
    この具材(11)の載置区画の生地(10a)面に、具材(11)を載置していない区画の生地(10b)面を折り重ねて略半円状に形成すると共に、
    この半円状体を、略円板状の生地(10)における半径(R)が母線方向(B)となるように略円錐状に巻回させて形成したことを特徴とするクレープ菓子。
  2. 具材(11)を、巻回後の円錐状の底面(10e)から略渦巻き状に露出するように載置させたことを特徴とする請求項1記載のクレープ菓子。
  3. 具材(11)の載置において、
    略半円状の区画の周縁(10c)に沿って行うと共に、半径方向にも沿って行うことを特徴とする請求項1、又は2記載のクレープ菓子。
  4. 具材(11)の載置と共に、
    略半円状の区画の周縁(10c)に沿って、半径方向に沿って、或いは巻回後における円錐状の底面(10e)のいずれか又はこれらを組み合わせて、トッピングを施したことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のクレープ菓子。
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