JP3087625U - クレープ生地及びクレープ - Google Patents

クレープ生地及びクレープ

Info

Publication number
JP3087625U
JP3087625U JP2002000373U JP2002000373U JP3087625U JP 3087625 U JP3087625 U JP 3087625U JP 2002000373 U JP2002000373 U JP 2002000373U JP 2002000373 U JP2002000373 U JP 2002000373U JP 3087625 U JP3087625 U JP 3087625U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crepe
dough
topping
baked
hot plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002000373U
Other languages
English (en)
Inventor
理絵 中島
Original Assignee
理絵 中島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 理絵 中島 filed Critical 理絵 中島
Priority to JP2002000373U priority Critical patent/JP3087625U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087625U publication Critical patent/JP3087625U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食べやすく食感にも優れたクレープ生地及び
それを利用したクレープを提供する。 【解決手段】 クレープの生地20は、縁部22が中央
部24よりも固めに焼き上げられている。例えば、ホッ
トプレートの外周側から中央に向けて生地を伸ばすよう
にしたり、ホットプレートの外周部分の加熱温度を上げ
るなどの方法により、固めに焼けた縁部22ができる。
このような生地20を半月状に折り、その略中央位置に
適宜のトッピング26を施し、該トッピング26を包む
ように両側の生地20を折り畳む。このようにして出来
上がったクレープ30は、食べる人が最初に口をつける
縁部22の部分が若干固めに焼き上がっているため、歯
ごたえがあって食感に富むとともに、形くずれもしにく
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、クレープ生地と該クレープ生地を利用したクレープに関し、特に、 クレープ生地の食感の改良に関するものである。
【0002】
【背景技術】
クレープは、小麦粉に牛乳や卵などを加えて溶いたものをホットプレートなど で薄く焼いて生地をつくり、この生地に、例えば、生クリームやジャム,チョコ レートチップなどの様々なトッピングを施してデザートやお菓子にされている。 また、惣菜用の具を生地にトッピングしたり、あるいは生地で包んだりすること で軽食として食べられることもある。このようなクレープは、生地を薄く展開す る作業とその焼き上がり具合で外観や食感が大きく左右される。
【0003】 図4には、従来のクレープの一般的な作り方が示されている。まず、同図(A )に示すようにクレープ生地のたね40を、レードル41などで温めた円盤状の ホットプレート42のほぼ中央に落とし、たね40に火が通って固まらないよう に、直ちに同図(B)及び(C)に示すように、ヘラ44などを回転させながら 、ホットプレート42の中央から外側の端へ向けて広げる。広げ終わった生地4 6の表面が乾燥したら裏返し、一瞬焼いたあとすぐにホットプレート42から取 り出す。そして、同図(D)に示すように、バナナや生クリームなどの好みのト ッピングを施して、クレープ50が出来上がる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような背景技術では、生地46を焼く際に、中央からた ね40を伸ばしていくため、ホットプレート42の端まで伸ばしきるとほぼ同時 に生地46の表面が乾燥して裏返すことになる。この結果、生地46の中央部分 が一番熱が加えられる時間が長く、反対に生地46の縁に向かうほど熱が加えら れる時間が短くなる。すなわち、生地46の縁に向かうほど、生地46が柔らか い。このため、前記図4(D)に示すクレープ50を食べるときに最初に口をつ ける縁の部分が柔らかく、形くずれしてトッピングの中身がはみ出しやすかった り、食感に乏しかったりするという不都合がある。
【0005】 この考案は、以上の点に着目したもので、食べやすく食感にも富んだクレープ 生地及びそれを利用したクレープを提供することを、その目的とするものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案のクレープ生地は、温めたプレート上で薄く 広げて焼き上げたクレープ生地であって、該クレープ生地の中央部分よりも固め に焼き上げられた縁部分を有することを特徴とする。
【0007】 本考案のクレープは、前記クレープ生地,該クレープ生地にのせるトッピング 又は該クレープ生地で包む具,を含むことを特徴とする。主要な形態は、前記ト ッピング又は具が、焼鳥,フライドポテト,白玉のいずれかを含むことを特徴と する。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図 面から明瞭になろう。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について詳細に説明する。ここで説明するクレープ は、従来のクレープと同様、薄く焼いたクレープ生地でクリーム,ジャム,マー マレード,チーズ,あるいはハムやソーセージ等の好みのものを包んだり、また 、これらのものをトッピングしたりするものであり、クレープ生地の焼き上がり の具合によって、見栄えや食感が大きく左右される。本考案は、以下で説明する ように、その生地に特徴があり、生地の外側の縁の部分が中央部分よりも若干固 くなっているため、食べたときに歯ごたえがあって優れた食感を呈するものであ る。
【0009】 図1には、本考案のクレープ生地の作り方の一例が示されている。同図を参照 して、その作り方の一例を説明すると、まず、小麦粉,バター,水など、複数の 材料を混ぜて溶いたたね10を用意する。このとき、必要に応じてバニラエッセ ンスや砂糖,牛乳などを加えるようにしてもよい。このようなたね10を、同図 (A)に示すようにレードル12などですくって、予め油を塗って適当な温度に 熱した略円盤状のホットプレート14の端の部分に落とす。なお、ここでは、ク レープ用のホットプレート14を使用するが、大きめのフライパンや鉄板などで 代用するようにしてもよい。また、本説明では、便宜上、焼く前の状態のものを 「たね」,焼き上がったものを「生地」と表現するが、実際には両方をさして「 生地」と表現することもある。
【0010】 次に、同図(B)に示すように、落としたたね10を、ヘラ16などを利用し て、まずホットプレート14の縁を一周するように伸ばし、次いで、円を描くよ うにしながら、同図(C)に示すように中央まで伸ばしてホットプレート14上 に展開する。このときの動作は、広げる前にたね10に火が完全に通って固まっ てしまうのを避けるために、手早く行う。ホットプレート14上のほぼ全体に広 げ終わりその表面が乾いてきたら、同図(D)に示すように、ナイフ18等で生 地20の周囲をホットプレート14から外し、該ナイフ18を使って生地20を 引っくり返して裏面も焼く。以上の動作は、通常、数秒〜十数秒の間に行われる 。
【0011】 生地20の大きさの目安は、通常、直径約30〜40cm,厚さは数mm程度 であるが、使用するホットプレート14やフライパンなどの大きさにより異なる 。焼き上がった生地20は、同図(E)に示すように、縁部22から中央部24 に向けてたね10を伸ばして焼くため、最初に投入された縁部22の部分から順 にホットプレート14上で加熱される時間が長くなり、それに応じて縁部22が 中央部24よりも若干固く焼き上がるようになる。
【0012】 なお、ここでは、たね10をホットプレート14の端から中央に向けて伸ばす ことで、縁部22を中央24よりも固く焼き上げることとしたが、ホットプレー ト14の端側を中央部よりも高温になるように設定しておくことで、中央からた ね10を伸ばした場合でも、生地20の縁部22側を固めに焼き上げることが可 能である。この他にも、生地20の縁部22を固めに焼き上げる方法であれば、 いかなる方法であってもよい。例えば、フライパンを利用する場合には、フライ パンの縁部に流し入れたたねを、フライパンを回すようにして最初に周囲にのみ 広げ、その後、中央部に足りない分量のたね10を入れて焼くようにしてもよい 。
【0013】 次に、図2を参照しながら、上述した生地20を利用してクレープを作る手順 を説明する。図2には、前記生地20にトッピングを施す様子が示されている。 まず、同図(A)に示すように、生地20を中央で半分に折る。そして、同図( B)に示すように、半月状に折った生地20の略中央部にトッピング26を施す 。図示の例では、トッピング26は、レタスと焼鳥であり、これに適宜調味料な どがかけられる。なお、ここではレタスを使用したが、キャベツを代わりに用い るようにしてもよい。そして、ナイフ18などでトッピング26の両脇に切れ込 み28を入れ、その切れ込み28に従ってトッピング26を覆うように生地20 を扇形に畳む。このようにして、同図(C)に示すクレープ30が出来上がる。
【0014】 本実施形態のクレープ30は、食べる人が最初に口をつける縁部22が若干固 めに焼き上がっているため、パリパリとした歯ごたえがあり食感に富むとともに 、形くずれによってトッピングした中身がはみ出したりすることもない。
【0015】 本考案には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変するこ とが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)上述した実施形態の生地の材料及びその配合は一例であり、必要に応じて 適宜変更してよい。例えば、デザート用のクレープをつくる場合には、その生地 に甘味をつける,副食用のクレープをつくる場合には、塩味を足したり小麦粉の かわりにそば粉を使ったりする,などである。
【0016】 (2)前記形態のトッピング26も一例であり、その他各種のものをトッピン グとして適用してよい。例えば、生クリーム,カスタードクリーム,フルーツ, ジャム,ケーキ類,アイスクリーム,シュークリーム,クッキー類,白玉,チョ コレートシロップ,ナッツ類,マシュマロ,小豆,プリン,ヨーグルトなどを組 み合わせることにより、2つの味を一緒に楽しむようにしてもよいし、もちろん 、単独で使用するようにしてもよい。また、ハンバーグ,てりやきチキン,フラ イドポテト,野菜,ハム,魚の缶詰などをマヨネーズ,ケチャップ,胡椒などで 味付けをして、軽食感覚で食べるようにしてもよい。特に、焼鳥,フランクフル ト,フライドポテト,白玉などの従来にない素材をトッピングすることで、非常 に斬新な味や食感を楽しむことができる。例えば、図3(A)に示すクレープ3 2は、フランクフルト,チーズ,フライドポテトをトッピングしたものであり、 同図(B)に示すクレープ34は、レタスとフライドポテトを用いた例である。 また、同図(C)の示すクレープ36のように、レタス,チーズ,フライドポテ トを組み合わせるようにしてもよいし、同図(D)に示すクレープ38のように 、レタス,焼鳥,フライドポテトを組み合わせるようにするなど、その組み合わ せ方も適宜変更してよい。
【0017】 (3)生地20の形状・大きさも必要に応じて適宜変更可能である。同様に、 トッピング26の包み方も適宜変更してよいが、生地20の縁部22の食感を生 かすという点からは、上述したように円形の生地20を扇型に畳むようにするの が好都合である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、クレープ生地の縁の部分を中央部分よ りも固くすることとしたので、歯ごたえがあって食感にも優れるとともに、クレ ープ生地を折り畳んだ時に縁の部分が形くずれすることなく、トッピングした中 身がはみ出しにくいという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態のクレープ生地の作り方の
手順の一例を示す図である。
【図2】前記生地でトッピングを包む様子を示す図であ
る。
【図3】本考案の他の実施形態を示す図である。
【図4】背景技術の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…たね 12…レードル 14…ホットプレート 16…ヘラ 18…ナイフ 20…生地 22…縁部 24…中央部分 26…トッピング 28…切れ込み 30,32,34,36,38…クレープ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温めたプレート上で薄く広げて焼き上げ
    たクレープ生地であって、該クレープ生地の中央部分よ
    りも固めに焼き上げられた縁部分を有することを特徴と
    するクレープ生地。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクレープ生地,該クレ
    ープ生地にのせるトッピング又は該クレープ生地で包む
    具,を含むことを特徴とするクレープ。
  3. 【請求項3】 前記トッピング又は具が焼鳥を含むこと
    を特徴とする請求項2記載のクレープ。
  4. 【請求項4】 前記トッピング又は具がフライドポテト
    を含むことを特徴とする請求項2記載のクレープ。
  5. 【請求項5】 前記トッピング又は具が白玉を含むこと
    を特徴とする請求項2記載のクレープ。
JP2002000373U 2002-01-30 2002-01-30 クレープ生地及びクレープ Expired - Fee Related JP3087625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000373U JP3087625U (ja) 2002-01-30 2002-01-30 クレープ生地及びクレープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002000373U JP3087625U (ja) 2002-01-30 2002-01-30 クレープ生地及びクレープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3087625U true JP3087625U (ja) 2002-08-16

Family

ID=43238967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002000373U Expired - Fee Related JP3087625U (ja) 2002-01-30 2002-01-30 クレープ生地及びクレープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087625U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045362A (ja) * 2009-07-31 2011-03-10 Masaki Sudo クレープ菓子の製造方法、クレープ菓子、および包材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045362A (ja) * 2009-07-31 2011-03-10 Masaki Sudo クレープ菓子の製造方法、クレープ菓子、および包材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4313961A (en) Method of making a complete meal food product
US5939113A (en) Free-standing lasagna product
AU731625B2 (en) Filled bagel product and method
US4100308A (en) Pizza-like snack food dry mix and process for making same
JP3087625U (ja) クレープ生地及びクレープ
Berry Mary Berry's Baking Bible: Revised and Updated: With Over 250 New and Classic Recipes
Sarna Modern Jewish Baker: Challah, Babka, Bagels & More
KR102346733B1 (ko) 마늘 빵 제조방법
JP7018599B1 (ja) ベーカリー生地またはベーカリー食品とこれらの製造方法、冷凍ベーカリー食品
US20090068335A1 (en) Cracker and method of making same
JP3242003U (ja) サツマイモ餡入り餃子形菓子
JP3095535U (ja) 納豆ペースト内蔵パン類の構造
Ojakangas The great Scandinavian baking book
Stone Gluten-free Living: Simple, Delicious, Gluten-free Recipes for the Modern Family
Gonzalez Philippine breads
Staff Council et al. HSU Staff Cookbook 2020-2021
US6077553A (en) Method of making a pizza with the crust being in the center
Crocker Betty crocker Christmas cookbook
Hensperger The Bread Bible: Beth Hensperger's 300 Favorite Recipes
JP3069212U (ja) 加工食品
Biancuzzo Kay's Italian Cookies
Kane United States of Bread: Our Nation's Homebaking Heritage: from Sandwich Loaves to Sourdough
AU772059B2 (en) Filled bagel product and method
US20170135354A1 (en) Excellent Pizza Recipe
Hollywood 100 Great Breads: The Original Bestseller

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees