JP6175203B1 - 三角に形成されたトルティーヤ及び三角に形成するトルティーヤの製造方法 - Google Patents

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【課題】具材がこぼれにくく食べ易い三角に形成されたトルティーヤ及び三角に形成するトルティーヤの製造方法を提供する。【解決手段】三角に形成されたトルティーヤ(トルティーヤ10)は、具材12と、具材12を包んだ状態で平面視において三角形に折り畳まれている皮20と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、三角に形成されたトルティーヤ及び三角に形成するトルティーヤの製造方法に関する。
下記特許文献1には、小麦粉を主成分とする薄皮で食材を包み込んで形成されるスティック状食品が示されている。
特開2003−284536号公報
上記特許文献1に示されたスティック状食品のように、穀物の粉から生成された薄皮で食材を包むものの一例としてはトルティーヤがある。しかし、トルティーヤをスティック状に形成した場合、包む具材の量によっては径が大きくなり食べにくくなる。また、両手で持ちにくく具材がこぼれやすい。
本発明は上記事実を考慮して、具材がこぼれにくく食べ易い三角に形成されたトルティーヤ及び三角に形成するトルティーヤの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の三角に形成されたトルティーヤは、切り取り線が形成された円形の皮と、前記皮に包まれた状態で外部に露出していない具材と、を有し、前記皮は平面視において、中央部に前記具材が載置され周縁部が三方向から折り畳まれた状態で三角形を形成し、前記周縁部が二重に重なり合っている
請求項1の三角に形成されたトルティーヤは、皮が具材を包んだ状態で三角形に折り畳まれている。これにより、三角形の2つの頂点部分を両手で掴み、残りの頂点部分から食べ始めることができる。三角形の頂点部分は口に入れ易い。また、両手で掴むことによりトルティーヤを保持しやすく具材がこぼれにくい。このため、例えば具材を円筒状に包んだトルティーヤと比較して具材がこぼれにくく食べ易い。
本態様の三角に形成されたトルティーヤは、前記皮は、中央部に前記具材が載置され周縁部が三方向から折り畳まれた状態で三角形を形成し、前記具材は、前記皮に包まれた状態で外部に露出していない。
本態様の三角に形成されたトルティーヤは、周縁部が三方向から折り畳まれた状態の皮に具材が包まれている。また、この具材は外部に露出していない。このため、食べる際に具材がこぼれにくい。
本態様の三角に形成されたトルティーヤは、前記皮は円形であると共に、前記周縁部が平面視で二重に重なり合っている。
本態様の三角に形成されたトルティーヤは、三方向から折り畳まれた皮の周縁部が二重に重なり合っている。これにより、折り畳まれて重なり合った部分同士を接着することができる。この接着により、皮に包まれた具材が皮の隙間から飛び出しにくくなる。このため、皮の周縁部が二重に重なり合っていないトルティーヤと比較して、食べる際及び保管時に具材をこぼれにくくすることができる。
また、接着により皮の内部を密封できるので、過熱した際に具材を蒸し焼きにできる。このため、具材の栄養や味が損なわれにくい。さらに、周縁部が三重に重なり合う場合と比較して、皮の厚みが厚くなりすぎず食感がよい。
請求項2の三角に形成されたトルティーヤは、前記切り取り線は、前記皮の中心点を通り前記皮の折り畳み線の一つと垂直に交わるように形成されている。
請求項3の三角に形成されたトルティーヤは、前記皮は折り畳まれた状態で二等辺三角形とされており、頂角の角度が60°よりも小さい。
請求項4の三角に形成されたトルティーヤは、前記切り取り線は、裏面から表面まで貫通した長孔が直線状に等間隔で配列されて形成されている。
請求項5の三角に形成するトルティーヤの製造方法は、穀物を用いて形成され、切り取り線を備えた円形の皮の中央部に具材を載置する工程と、前記皮の周縁部にでん粉懸濁液を塗布する工程と、前記周縁部が平面視で二重に重なり合うように、前記周縁部を三方向から折り畳んで前記具材を包む工程と、を備えている。
請求項5の三角に形成するトルティーヤの製造方法では、皮を三角形に折り畳んで具材を包む。これにより、三角形の2つの頂点部分を両手で掴み、残りの頂点部分から食べ始めることができる。三角形の頂点部分は口に入れ易い。また、両手で掴むことによりトルティーヤを保持しやすく具材がこぼれにくい。このため、例えば具材を円筒状に包んだトルティーヤと比較して具材がこぼれにくく食べ易い。
また、トルティーヤの具材は、周縁部が三方向から折り畳まれた状態の皮に包まれる。さらに、周縁部には水又はでん粉懸濁液が塗布され、重なり合った周縁部同士が接着される。この接着により、皮に包まれた具材が皮の隙間から飛び出しにくくなる。このため、食べる際及び保管時に具材がこぼれにくい。
また、接着により皮の内部を密封できるので、加熱した際に具材を蒸し焼きにできる。このため、具材の栄養や味が損なわれにくい。さらに、周縁部が三重に重なり合う場合と比較して、皮の厚みが厚くなりすぎず食感がよい。
本発明に係る三角に形成されたトルティーヤ及び三角に形成するトルティーヤの製造方法によると、具材がこぼれにくく食べ易い。
(A)は本発明の第1実施形態に係るトルティーヤを示す上面図であり、(B)は下面図であり、(C)は(B)におけるC−C線断面図である。 本発明の第1実施形態に係るトルティーヤの製造方法を示す上面図であり、(A)は皮の中央に具材を載置した状態、(B)は皮の周縁部に水を塗布した状態、(C)は皮を折り畳み線で1方向から折り畳んだ状態を示している。 本発明の第1実施形態に係るトルティーヤの製造方法を示す上面図であり、(A)は皮を折り畳み線で2方向から折り畳んだ状態、(B)は皮を折り畳み線で3方向から折り畳んだ状態を示している。 (A)は本発明の第2実施形態に係るトルティーヤの皮を示す上面図であり、(B)は本発明の第2実施形態に係るトルティーヤを切り取り線に沿って分割した状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の第3実施形態に係るトルティーヤの皮を示す上面図であり、(B)はトルティーヤを示す上面図である。 (A)は本発明の実施形態に係るトルティーヤの皮を四角形とした変形例を示す上面図であり、(B)は(A)の皮を用いて形成したトルティーヤを示す斜視図である。 (A)は本発明の実施形態に係るトルティーヤの皮を三角形とした変形例を示す上面図であり、(B)は(A)の皮を用いて形成したトルティーヤを示す斜視図である。
[第1実施形態]
(トルティーヤ)
図1(A)〜(C)には、本発明の第1実施形態に係るトルティーヤ10が示されている。トルティーヤ10においては、図1(A)、(B)に示すように、皮20が具材12を包んだ状態で平面視において三角形に折り畳まれている。これにより、トルティーヤ10は、図1(C)に示すように、厚みを備えた三角形状に成型されている。トルティーヤ10は、本発明における三角に形成されたトルティーヤの一例である。
図1(A)は図1(C)におけるA−A線矢視図であり、図1(B)は図1(C)におけるB−B線矢視図である。そして、上述した「平面視において」とは図1(A)及び図2(B)に示される視点(トルティーヤ10の厚み方向に沿った方向からの視点)からトルティーヤ10を目視した場合を示している。
詳しくは後述するが、本実施形態におけるトルティーヤ10は、具材12を包んだ皮20の表面を焼成して形成された食品である。また、皮20は、具材12を包む前に予め小麦粉や食塩等を水で練り固めた生地を、円形のシート状に引き伸ばし加熱して生成された薄焼きパンである。
ここで、「トルティーヤ」とはとうもろこしや小麦などの穀物を主原料として生成された生地を扁平に引き伸ばし、加熱することで形成される薄焼きパンで具材を包んで成型される食品のことである。本発明における皮としては、小麦粉を用いた薄焼きパンである皮20に代えて、原料として小麦粉以外(とうもろこし、米、大麦など)の穀物を用いた薄焼きパンを用いてもよい。すなわち、本発明における「トルティーヤ」は、原料として穀物を用い加熱して生成された生地(薄焼きパン)で具材を包んで形成される食品全般のことを指す。
(トルティーヤの製造方法)
トルティーヤ10を製造するためには、まず、図2(A)に示すように、略正円形状の皮20を調理台(不図示)などの上に置き、具材12を皮20の中央部に載置する。本実施形態において、具材12は、一例としてシート状のスライスチーズ12Aと加熱処理済みのエビ、卵などを混ぜた半固体状(半液体状)のサラダ12Bを含んで構成されている。
このときスライスチーズ12Aは、図2(B)に示す折り畳み線L1よりも上側(図2(B)における紙面の上側)に配置することが好ましい。また、サラダ12Bは折り畳み線L1、L2、L3によって囲まれる部分の内側に配置することが好ましい。これにより、皮20を折り畳みやすくすることができる。なお、折り畳み線L1、L2、L3はそれぞれ、略正円形状に成型された皮20の縁端に内接する略正三角形の辺である。
次に、図2(B)の網掛け部分、すなわち皮20の周縁部(縁端の内側)であって折り畳み線L1よりも上側の部分に水を塗布して接着面Eを形成する。
次に、図2(C)に示すように、具材12を包み込むようにして皮20を折り畳む。このとき、折り畳み線L1で谷折り(具材12が載置された面から見て谷折り)する。
次に、図3(A)に示すように、皮20を折り畳み線L2で谷折りする。このとき、折り畳み線L2で谷折りされた部分の接着面E2が、折り畳み線L1で谷折りされた部分の表面と接触するように折り畳む。なお、皮20の「表面」とは具材12を包んだ状態で外側に露出する面のことであり、「裏面」とは具材12と接触する面のことである。
次に、図3(B)に示すように、皮20を折り畳み線L3で谷折りする。このとき、折り畳み線L3で谷折りされた部分の接着面E3が、折り畳み線L1で谷折りされた部分の表面及び折り畳み線L2で谷折りされた部分の表面と接触するように折り畳む。また、皮20の周縁部が平面視で二重に重なり合うように折り畳む。
さらに、折り畳み線L1で谷折りされた部分の縁端M1と、折り畳み線L2で谷折りされた部分の縁端M2と、折り畳み線L3で谷折りされた部分の縁端M3とが交点MJで交わるように折り畳む。
これにより、具材12を包んだ状態で皮20が三角形に折り畳まれる。換言すると、具材12は三方向から折り畳まれた皮20により包まれる。またこのとき、具材12は全周囲を皮20に包まれており外部に露出しない。
次に、具材12を包み込んだ状態で三角形に折り畳まれた皮20の両面(図1(A)に示す面と図1(B)に示す面)を焼成する。以上の工程により、トルティーヤ10が完成する。
(作用・効果)
本発明の第1実施形態におけるトルティーヤ10及びトルティーヤ10の製造方法によると、皮20を三角形に折り畳んで具材12を包む。これにより、三角形の2つの頂点部分、例えば図1(A)における頂点V1、V2寄りの部分を両手で掴み、残りの頂点部分、すなわち図1(A)における頂点V3から食べ始めることができる。三角形の頂点部分は口に入れ易く、また、両手で掴むことによりトルティーヤ10を保持しやすく具材12がこぼれにくい。
このため、トルティーヤ10は、例えば箸やフォークなどの食器を持つことが難しかったり、握力が小さく片手で食材を保持することが難しい幼児、高齢者や障がい者などにとっても食べやすい。
また、トルティーヤ10は、皮20で具材12を包むため、サラダ12Bのように半固体状の食品の形状を、食べやすく成型することができる。また、フォークなどの食器を用いる必要がなく、手で保持しても手が汚れにくい。
また、トルティーヤ10の具材12は、周縁部が三方向から折り畳まれた状態の皮20に包まれており、さらに皮20は、二重に重なり合った周縁部同士が接着される。この接着により、皮20に包まれた具材12が皮20の隙間から飛び出しにくくなる。
このため、焼成時や焼成後にスライスチーズ12Aが溶けて皮20の隙間からこぼれることを抑制できる。また、半固体状のサラダ12Bが持ち運び時の振動等によってこぼれることを抑制できる。
さらに、頂点V1、V2が同じ程度の高さを維持するようにしてトルティーヤ10を保持しながら食べ進めることでトルティーヤ10は上部が開口した袋状の形態が保持されるため、具材12がこぼれにくい。
また、トルティーヤ10の皮20は周縁部同士が接着されるため内部が密封され、半固体状のサラダ12Bが乾燥しにくい。また、スライスチーズ12Aが加熱されることにより生成される香りが外部へ流れ難く皮20の内部に留まるため、トルティーヤ10を味覚に加え嗅覚でも味わうことができる。
さらに、トルティーヤ10の皮20は二重に重なり合って形成されるため、周縁部が三重に重なり合う場合と比較して、皮の厚みが厚くなりすぎず食感がよい。
[第2実施形態]
(トルティーヤ)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、説明は適宜省略する。以下に示す各実施形態においても同様である。図4(A)、(B)には第2実施形態におけるトルティーヤ14が示されている。図4(A)に示すように、トルティーヤ14の皮24には、切り取り線Sが形成されている。
切り取り線Sは、皮24の裏面(具材12(図2参照)が載置される面)から表面まで貫通した長孔が直線状に等間隔で配列されることにより形成されている。また、切り取り線Sは円形状の皮24の中心点Oを通るように形成されている。
(トルティーヤの製造方法)
トルティーヤ14の製造方法は、第1実施形態におけるトルティーヤ10の製造方法と同様であるが、皮24を折り畳む際、折り畳み線L1が切り取り線Sに垂直になるようにして皮24を折り畳む。
(作用・効果)
第2実施形態においては、図4(B)に示すように、完成したトルティーヤ14を食べる際には、トルティーヤ14を切り取り線Sに沿って分割して食べることができる。このため、頂点V4の角度が頂点V3(図1参照)の角度より小さくなり食べやすい。また、1つのトルティーヤ14を2人で分けて食べる際に、包丁などを用いたり噛みちぎる必要がない。
[第3実施形態]
(トルティーヤ)
上述の各実施形態においてトルティーヤ10、14は共に略正三角形とされているが、第3実施形態におけるトルティーヤ16は、図5(A)、(B)に示すように、折り畳み線L1、L2、L3で囲まれる三角形が、L1を底辺とする二等辺三角形とされており、かつ折り畳み線L2と折り畳み線L3とが交わる角度(鋭角側の角度)θが60°よりも小さい。
このように、本発明におけるトルティーヤの三角形状は、正三角形のほか、正三角形以外の二等辺三角形、直角三角形などとすることができる。
(トルティーヤの製造方法)
トルティーヤ16を製造するには、皮26の周縁部であって折り畳み線L2よりも右側部分(図5(A)における紙面の右側)に水を塗布して接着面Eを形成する。そして、折り畳み線L2、L3、L1の順に皮26を折り畳んで具材12(図2参照)を包む。このように、本発明におけるトルティーヤを製造するためには、折り畳み線L1、L2、L3の折り畳み順は適宜選択することができる。
(作用・効果)
本実施形態においては、トルティーヤ16の頂点V5の角度が頂点V3(図1参照)の角度より小さくなり食べやすい。あるいは、頂点V5寄りの部分を手で持って、頂点V6、V7から食べ始めることができる。このように、トルティーヤ16は様々な方法で食べることができる。
[変形例]
上記各実施形態において皮20、24、26は正円形とされているが、本発明の実施形態はこれに限らない。皮は、例えば楕円形、長円形などでもよいし、図6(A)に示す皮28のように四角形であってもよく、図7(A)に示す皮30のように三角形であってもよい。
例えば図6(A)の四角形の皮28は、頂点同士を結ぶ対角線を折り畳み線L4とすることで、図6(B)に示すような三角形のトルティーヤ18を形成できる。トルティーヤをこのように形成すれば、折り畳み線の数が少ないので製造が容易である。
また例えば図7(A)の三角形の皮30は、皮30に内接する三角形の各辺を折り畳み線L7とすることで、図7(B)に示すような三角形のトルティーヤ19を形成できる。トルティーヤをこのように形成すれば、具材12に対する皮30の割合を増やすことができるので、炭水化物を効率よく補給することができる。
また、上記各実施形態においては具材12としてはスライスチーズ12A、サラダ12Bを用いているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば肉、魚、卵、豆、野菜、海草、果物、穀物、芋、油脂や種実などの食材を単品で又は組み合わせて、加熱して又は非加熱で用いることができる。また、これらの食品は、固体状、半固体状(半液体状)とすることができる。
また、第1実施形態において具材12のサラダ12Bに用いたエビは、皮20で包む前に予め加熱したものを用いているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば未加熱のエビを皮20で包み、皮20で包んだ後で皮20と同時加熱してもよい。このように、具材12を加熱する場合でも、この加熱の工程は皮20で包む前に行っても良いし、皮20で包んだ後に行っても良い。皮20で包んだ後で具材12を加熱すれば、具材12は皮20の内部で蒸し焼きにできる。このため、具材の栄養や味が損なわれにくい。他の各実施形態においても同様に、具材12は皮で包む前後のどちらで加熱してもよい。
また、第1実施形態においては具材12を包み込んだ状態で皮20を焼成しているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば皮20は具材12を包んだ後で焼成しなくてもよい。皮20を焼成しなければ、具材12として非加熱で食べる食材を包むことができる。他の各実施形態においても同様に、皮20は具材12を包んだ後で焼成しなくてもよい。
また、第1実施形態においては皮20の周縁部に水を塗布して接着面Eを形成しているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えばコーンスターチを水で薄めた液体など、でんぷん質の粉体の水溶液(でん粉懸濁液)を塗布してもよい。でん粉懸濁液を用いることで、水よりも接着力を高めることができる。他の実施形態においても同様である。
また、第1実施形態においては皮20を、折り畳み線L1で谷折りされた部分の縁端M1と、折り畳み線L2で谷折りされた部分の縁端M2と、折り畳み線L3で谷折りされた部分の縁端M3とが交点MJで交わるように折り畳んでいるが、本発明の実施形態はこれに限らない。
例えば皮20を縁端M1、M2、M3が1点で交わらないように深く折り曲げることで、折り曲げられた部分同士が部分的に3重に重なるようにしてもよい。このようにすれば、皮20の接着力が強くなり具材12がさらにこぼれにくくなる。
また、皮20は、折り曲げられた部分同士が何れも重ならない部分を有するように浅く折り曲げてもよい。このようにすれば、加熱時に蒸された具材12から放出される蒸気が適度に外側に放出され、匂いが周囲の空間に漂うので、トルティーヤの実演販売などに好適である。このように、本発明におけるトルティーヤ及びトルティーヤの製造方法は、様々な態様で実施することができる。
10、14、16、18、19 トルティーヤ(三角に形成されたトルティーヤ)
12 具材
20、24、26、28、30 皮

Claims (5)

  1. 切り取り線が形成された円形の皮と、
    前記皮に包まれた状態で外部に露出していない具材と、を有し、
    前記皮は平面視において、中央部に前記具材が載置され周縁部が三方向から折り畳まれた状態で三角形を形成し、前記周縁部が二重に重なり合っている、三角に形成されたトルティーヤ。
  2. 前記切り取り線は、前記皮の中心点を通り前記皮の折り畳み線の一つと垂直に交わるように形成されている、請求項1に記載の三角に形成されたトルティーヤ。
  3. 前記皮は折り畳まれた状態で二等辺三角形とされており、頂角の角度が60°よりも小さい、請求項1又は請求項2に記載の三角に形成されたトルティーヤ。
  4. 前記切り取り線は、裏面から表面まで貫通した長孔が直線状に等間隔で配列されて形成されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の三角に形成されたトルティーヤ。
  5. 穀物を用いて形成され、切り取り線を備えた円形の皮の中央部に具材を載置する工程と、
    前記皮の周縁部にでん粉懸濁液を塗布する工程と、
    前記周縁部が平面視で二重に重なり合うように、前記周縁部を三方向から折り畳んで前記具材を包む工程と、
    を備えた三角に形成するトルティーヤの製造方法。
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