JP3107788U - 鼻孔カニューラ - Google Patents

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省三 草野
一雄 松原
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Abstract

【課題】人間の頭部への装着状態において、頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくいので、酸素が患者に安定的に供給される、鼻孔カニューラを提供する。
【解決手段】顔面との接触面である平面27側へ一対の突出部24同士の間の部分で中央部22が鈍角に屈曲している。このため、人間の頭部への装着状態において、鼻孔カニューラ21が頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくい。従って、酸素が患者に安定的に供給される。
【選択図】図2

Description

本考案は、呼吸療法のための医療用具であって、チューブに接続される一対の端部同士の間の部分に、鼻孔に挿入される一対の突出部が設けられている鼻孔カニューラに関するものである。
図5は、鼻孔カニューラの従来の一形態を示している(例えば、非特許文献1)。この従来の形態の鼻孔カニューラ11は軟質の合成樹脂で製造されており、鼻孔カニューラ11は全体的には略均一な太さの一本の円筒状である。鼻孔カニューラ11の長手方向の中央部12が一対の筒状の突出部13を有しており、中央部12の内部と突出部13の内部とが互いに連通している。鼻孔カニューラ11の一対の端部14の各々に円筒状のチューブ15の一方の端部が挿入及び固定されており、一対のチューブ15の他方の端部はストッパリング16で纏められた状態で接続管17に挿入及び固定されている。
株式会社インターメドジャパン「ハドソン酸素カニューラ・マスク」カタログ
接続管17には一本のチューブ18の一方の端部が挿入及び固定されており、チューブ18の他方の端部はソケット19に挿入及び固定されている。ソケット19は酸素発生装置(図示せず)等に接続される。人間の頭部への鼻孔カニューラ11の装着に際しては、一対の突出部13を鼻孔に挿入して鼻孔カニューラ11を上顎に位置させ、一対のチューブ15を両耳に掛け、ストッパリング16の位置を調節して顔面に対するチューブ15の移動や揺動を防止することによって、顔面に対する鼻孔カニューラ11の位置を固定する。この状態で、酸素発生装置等で発生された酸素が突出部13を介して患者に供給される。
ところが、図5に示されている従来の形態の鼻孔カニューラ11は、軟質の合成樹脂で製造されてはいるが、全体的には略均一な太さの真っ直ぐな円筒状であり、比較的曲がりにくい。一方、人間の頭部の横断面のうちで上顎から頬骨の下側にかけての部分の形状は「へ」の字に近い形状である。このため、図5に示されている従来の形態の鼻孔カニューラ11は、人間の頭部への装着状態において、上顎の中央部に接触しているだけであって、頬骨の下側には接触しにくく、頬骨の下側には引っ掛かりにくい。
この結果、人間の頭部への装着に際して一対のチューブ15を両耳に掛け且つストッパリング16の位置を調節しても、顔面に対する鼻孔カニューラ11の位置を固定しにくい。顔面に対して鼻孔カニューラ11の位置が固定されていなければ、鼻孔カニューラ11が顔面から外れ易く、鼻孔カニューラ11が顔面から外れると、酸素発生装置等で発生された酸素が突出部13を介して患者に供給されない。従って、本考案は、人間の頭部への装着状態において、頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくいので、酸素が患者に安定的に供給される、鼻孔カニューラを提供することを目的としている。
請求項1に係る鼻孔カニューラでは、中央部における一対の突出部同士の間の部分で、中央部が顔面との接触部側へ鈍角に屈曲している。このため、人間の頭部への装着状態において、鼻孔カニューラが頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくい。
請求項2に係る鼻孔カニューラでは、中央部から端部へ向かう中央部の延在方向から、突出部が中央部から突出している側へ、端部が中央部に対して傾斜している。このため、人間の頭部への装着状態において、鼻孔カニューラは頬骨の下側を通過した後に両耳へ向かって延びており、一対の端部に接続されて両耳に掛けられている一対のチューブが顔面に接触し易く顔面に対して移動や揺動を生じにくい。
請求項3に係る鼻孔カニューラでは、人間の頭部への装着状態において頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくい。
請求項1に係る鼻孔カニューラでは、人間の頭部への装着状態において、頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくいので、酸素が患者に安定的に供給される。
請求項2に係る鼻孔カニューラでは、人間の頭部への装着状態において、一対の端部に接続されて両耳に掛けられている一対のチューブが顔面に接触し易く顔面に対して移動や揺動を生じにくいので、顔面から更に外れにくくて、酸素が患者に更に安定的に供給される。
請求項3に係る鼻孔カニューラでは、人間の頭部への装着状態において頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくいので、酸素が患者に安定的に供給される。
以下、本考案を実施するための最良の一形態を、図1〜4を参照しながら説明する。図1〜3に示されている様に、本形態の鼻孔カニューラ21は塩化ビニルやスチレン系エラストマー等の軟質の合成樹脂で製造されており、長手方向の中央部22と、一対の端部23とが、鼻孔カニューラ21に設けられている。
鼻孔に挿入される一対の筒状の突出部24を中央部22が有しており、中央部22の内部と突出部24の内部とが互いに連通している。図1に示されている様に、突出部24の軸心方向から見ると、一対の突出部24同士の間の部分で中央部22が135°程度の鈍角に屈曲しており、このために鼻孔カニューラ21の全体が「へ」の字状になっている。
図2に示されている様に、中央部22のうちの上述の鈍角の屈曲部から端部23との境界部までの部分は略直線状である。しかし、中央部22から端部23へ向かう中央部22の延在方向から、突出部24が中央部22から突出している側へ、端部23が中央部22に対して傾斜している。端部23は汎用の円筒状のチューブ15(図5)の一方の端部が挿入及び固定されるので円筒状であるが、中央部22は角筒状である。中央部22の延在方向に垂直な断面における形状は、突出部24の軸心方向に延びる長辺とこの長辺に垂直な方向に延びる短辺とを有する長方形である。
図2に示されている様に、中央部22の断面である長方形の長辺の長さは、突出部24の近傍部分25と端部23との隣接部分26とで互いに等しい。しかし、図1に示されている様に、中央部22の断面である長方形の短辺の長さは、隣接部分26よりも近傍部分25で長い。これは、近傍部分25の断面である長方形の短辺の部分に突出部24を設けるためである。また、端部23の直径は、近傍部分25の断面である長方形の短辺の長さと略等しい。これは、上述の様に汎用の円筒状のチューブ15の一方の端部を端部23に挿入及び固定するためである。
中央部22の断面である長方形の短辺の長さは近傍部分25よりも隣接部分26で短いが、図1に示されている様に、中央部22のうちで上述の「へ」の字の劣角側の平面27は近傍部分25と隣接部分26とで面一である。このため、中央部22の断面である長方形の短辺の長さが近傍部分25よりも隣接部分26で短い分は、中央部22のうちで「へ」の字の優角側の平面28における段差によって形成されている。
上述の様に中央部22の断面である長方形の短辺の長さが近傍部分25よりも隣接部分26で短いので、平面27に垂直な方向において隣接部分26の厚さが近傍部分25及び端部23の厚さよりも薄いとも言える。このため、図3に示されている様に、鼻孔カニューラ21がその隣接部分26において突出部24の軸心と垂直な面内で曲がり易い。
人間の頭部への鼻孔カニューラ21の装着に際しては、図4に示されている様に、一対の突出部24を鼻孔に挿入して鼻孔カニューラ21を上顎から頬骨の下側にかけて位置させ、一対のチューブ15を両耳に掛け、ストッパリング16の位置を調節して顔面に対するチューブ15の移動や揺動を防止することによって、顔面に対する鼻孔カニューラ21の位置を固定する。鼻孔カニューラ21が人間の頭部に装着されると鼻孔カニューラ21のうちで少なくとも平面27が顔面に接触するので、少なくとも平面27が顔面との接触面になっている。
一方、顔面が曲面であり、しかも、顔面の曲面には個人差がある。しかし、上述の様に鼻孔カニューラ21がその隣接部分26において突出部24の軸心と垂直な面内で曲がり易い。このため、人間の頭部への装着時に隣接部分26が顔面に沿って曲がり易く、図3に示されている様に、装着状態では平面27、28が実際には曲面になっている。従って、鼻孔カニューラ21が顔面に馴染み易くて、人間の頭部への装着状態における適合感が良好である。しかも、上述の様に少なくとも平面27が顔面との接触面になっているので、鼻孔カニューラ21と顔面とが面状に接触し、鼻孔カニューラ21が顔面に更に馴染み易くて、人間の頭部への装着状態における適合感が更に良好である。
もし、中央部22の断面である長方形の短辺の長さが近傍部分25よりも隣接部分26で短い分が、上述の様に平面28における段差によって形成されているのではなく、平面27における段差または平面27と平面28との両方における段差によって形成されていれば、平面27の段差が顔面で感じられるので、人間の頭部への鼻孔カニューラ21の装着状態における適合感が良好であるとは言い難い。
また、もし、中央部22が上述の様に角筒状ではなくて端部23と同様の円筒状であれば、鼻孔カニューラ21と顔面とが面状ではなくて線状に接触するので、人間の頭部への鼻孔カニューラ21の装着状態における適合感がやはり良好であるとは言い難い。
更に、顔面との接触面である平面27側へ一対の突出部24同士の間の部分で、中央部22が鈍角に屈曲しているので、人間の頭部への装着状態において、鼻孔カニューラ21が頬骨の下側に接触し頬骨の下側に引っ掛かって顔面から外れにくい。しかも、中央部22から端部23へ向かう中央部22の延在方向から、突出部24が中央部22から突出している側へ、端部23が中央部22に対して傾斜しているので、人間の頭部への装着状態において、鼻孔カニューラ21は頬骨の下側を通過した後に両耳へ向かって延びている。このため、一対の端部23に挿入及び固定されて両耳に掛けられている一対のチューブ15が顔面に接触し易く顔面に対して移動や揺動を生じにくいので、鼻孔カニューラ21が顔面から更に外れにくい。従って、酸素が患者に安定的に供給される。
本考案は、呼吸療法のための医療用具であって、顔面から外れにくいために酸素が患者に安定的に供給される鼻孔カニューラの提供に利用することができる。
本考案を実施するための一形態の平面図である。 本考案を実施するための一形態の正面図である。 本考案を実施するための一形態であって人間の頭部への装着状態にある形態の平面図である。 本考案を実施するための一形態であって人間の頭部への装着状態にある形態の正面図である。 本考案の従来の一形態の斜視図である。
符号の説明
15 チューブ
21 鼻孔カニューラ
22 中央部
23 端部
24 突出部
27 平面(接触部)

Claims (3)

  1. 鼻孔に挿入される一対の突出部を有する中央部と、チューブに接続される一対の端部とが設けられており、
    前記一対の突出部同士の間の部分で、前記中央部が顔面との接触部側へ鈍角に屈曲している鼻孔カニューラ。
  2. 前記中央部から前記端部へ向かう前記中央部の延在方向から、前記突出部が前記中央部から突出している側へ、前記端部が前記中央部に対して傾斜している請求項1に記載の鼻孔カニューラ。
  3. 人間の頭部への装着状態において頬骨の下側に引っ掛かる形状を有する鼻孔カニューラ。
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