JP3107396B2 - 色変換のための方法及びカラービデオシステム - Google Patents

色変換のための方法及びカラービデオシステム

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JP3107396B2 JP08525335A JP52533596A JP3107396B2 JP 3107396 B2 JP3107396 B2 JP 3107396B2 JP 08525335 A JP08525335 A JP 08525335A JP 52533596 A JP52533596 A JP 52533596A JP 3107396 B2 JP3107396 B2 JP 3107396B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、すべての色刺激値を、無彩点を含み、かつ
信号供給源の入力側一次子により決定される色刺激値領
域内の色ベクトルの成分によって表すことができ、しか
も同様に無彩点を含む色刺激値領域をもつ画像一次子が
画像点の表示のために使用されるカラービデオシステム
の画像点の色刺激値の色変換のための方法において、こ
の色刺激領域の少なくとも1つの色刺激値が入力側一次
子の色刺激値の外側にあり、変換が、画像側一次子
(R″、G″、B″)を基準とする成分を生成するため
に行われ、負の強度の画像側成分がその出現時点で抑制
される方法に向けられている。本発明は更に、無彩点を
含む色刺激値領域のための入力側一次子と結び付けられ
た色明度信号を生成する及び/又は引き継ぐための入力
回路を伴い、入力側一次子の色刺激値領域の外側の少な
くとも1つの色刺激値と無彩点を含む色刺激値領域を持
つ画像側一次子に基づいてカラービデオ画像の画像点を
生成するための画像形成装置、並びに入力回路と画像形
成装置の間に接続され、かつ画像形成装置の画像点のた
めの画像側色明度信号へと入力側色明度信号を変換する
マトリクス回路を伴う、色画像点を示すためのカラービ
デオシステムにも向けられている。
伝送された色明度信号を受像管の蛍光体に適合させる
ためのテレビ受像における色変換については、例えばハ
インヴィッヒ・ラング(Heinwig Lang)の著書「測色
法及びカラーテレビ(Farbmetrik und Farbfernsehe
n)」、ミュンヘン、エル・オルデンボルク・フェルラ
ーク、1978年刊(R.Oldenbourg Verlag、Muenchen、19
78)などから公知である。この参考文献中に示されてい
る色空間内のマトリクス変換は、例えば、FCC標準に基
づく一次子を伴うビデオ画像がEBU標準に基づく蛍光体
の備わった受像管上での適正色表示のために伝送される
場合に使用することができる。FCC標準及びEBU標準は、
緑色領域において実質的に異なっており、したがって、
適正色表示のためには色の整合が必要とされる。
色刺激値領域は、この種の利用分野では互いに著しい
相違はないが、波長が単色的であり、そしてCIEダイヤ
グラムの中の付随する色ベクトルがスペクトル曲線プロ
ット上にあるため、レーザー投射システム内ではマトリ
クス変換が不可欠である。この種の投射システムについ
ては、「大画面レーザーカラーTVプロジェクター」、ヤ
ヒコ・ヤマダ他(Yahiko Yamada et.al)、1970年第
6回国際カンタム電子(International Quantum Elec
tronics)議事録、及びドイツ特許第4306797号により公
知である。この特許は、主として、例えばEBU標準にお
いて画像側一次子を決定する波長を持つレーザーといっ
たような、伝送されたテレビ画像の適正な色刺激値複製
に関するものである。
最初に市販された、受像管を伴うテレビジョン受像器
の場合にそうであったように、このようなカラービデオ
システムも同様に、ユーザーの好みに合うようにカラー
画像をわずかに変えることができるようにする赤、緑及
び青信号の信号レベルを調整する可能性をも含み得る。
しかしながら、これは、入力側一次子により提供される
色相及び色彩度の領域のみを網羅している。
例えば、広告及びマーケティングの分野では、入力側
の色刺激値の範囲により決定されるものとは異なる色相
又はそれよりも彩度が更に完全な色を示すカラービデオ
システムを得ることも望ましいと思われる。現在公知の
技術的現状では、広告用ビデオを上述のレーザー投射装
置の1つで再生することができ、このようなビデオは特
殊なカメラで録画されるか、又はより大きい色刺激値領
域がアクセスできるような後処理を施さなくてはならな
い。更にこのとき、この利用分野のためのより大きな色
刺激値領域を利用できるようにするため、レーザー投射
装置を転換することが必要となるだろう。このような段
階は、特殊な装置が必要とされるため、非常にコストが
かかる。その結果、一般に多額の費用を利用できる状態
にある広告の分野においてさえ、この可能性が利用され
たことはない。
本発明の目的は、ビデオシステム内で色を表示するた
めの入力側色明度信号により与えられるものよりも広い
アクセス可能な色刺激値領域の経済的な使用を可能にす
る方法及びそれに対応するカラービデオシステムを提供
することにある。
本発明によると、画像側一次子の色刺激値領域内で、
入力側一次子の色刺激値領域の外側に少なくとも1つの
色刺激値を含む色刺激値領域を持つ見かけの一次子を設
定することによって上述のタイプの方法においてこの目
的が達成され、ここで変換は、 − 少なくとも1つの入力側一次子の色刺激値が、入力
側一次子の色刺激値領域の外側の少なくとも1つの色刺
激値までシフトさせられるように、入力側一次子から見
かけの一次子まで色ベクトルを転換する段階と;及び、 − 色ベクトルの画像側成分を生成するために見かけの
一次子から画像側一次子まで色ベクトルの転換済み成分
を変換する段階であって、このように生成された画像側
色刺激値が見かけの一次子系内の変換済み色刺激値と同
じ彩度及び同じ色相を有している段階を用いて行われ
る。
本発明は、見かけの一次子系を使用する。こうして入
力側色刺激値を、他の色相及び他の彩度を伴う色刺激値
系へと明確に転換することが可能となる。見かけの一次
子系にて生成された色刺激値は、更なる変換の後にのみ
表示するために画像側一次子と整合させられる。
この種の変換を実施する方法は、序で引用した先行技
術から既に知られており、例えばレーザー投射システム
内などで既に実現されている。しかしながら、本発明に
従うと、変換が画面蛍光体を対象とするのではなく、む
しろ入力値としての見かけの一次子を対象とすることを
考慮に入れなくてはならない。
この種のレーザー投射装置を用いた広告における色の
表示を改善するために、例えば、今日往々にして行われ
ているようにコンピュータを用いた広告用フイルムの処
理と同時に転換が行われるような方法を実現することが
可能である。この目的のため、例えばすべての色は、広
告用フイルムが録画された一次子からレーザー投射シス
テムにおいて必要とされる入力側一次子へのマトリクス
変換に従ってコンピュータにより転換されることにな
り、本発明に基づく方法により画像点の転換は、規定の
積又はシーンセグメントについて処理するとき、見かけ
の一次子系においてより彩度の高い色を用いるべきであ
る場合にのみ実施される。このとき、広告で頻繁に用い
られる異化技術のための新しい色相を用いて、有利にも
より高い自由度が得られる。
この例は、なかでも、特殊なカメラ、特殊なビデオ機
器などを使用しなければならない先行技術による解決法
に比べて、本発明による方法では技術コストが大きい要
因とはならないということを示している。
本発明による方法は同様に、色表示のための異なる一
次子系を持つ異なる受像器のために同じ色明度信号を用
いることも可能にする。新しいHDTVテレビジョン標準に
ついて予想されるように、色刺激値が伝送終了時により
大きい範囲の色相内で記録され、画面蛍光体によって決
定される生成可能な色刺激値領域を持つ標準的なテレビ
ジョンセットのために処理される場合、例えば、1つの
標準によって決定される見かけの一次子系内の1つの色
により1つの画像点が表示される場合に画像側でのより
大きい範囲の生成可能な色刺激値について受像器装置に
通知する側波帯上に情報を収容することが可能である。
このとき、転換及び変換を、対応する仕方でこの受像器
装置内で実施することができる。
この例は、本発明がその上述の目的を解決するばかり
でなく、予想外にも、それが異なる標準を持つ異なるテ
レビジョンセットのためのテレビジョン伝送までも可能
にするという点でテクノロジーを豊かにしてくれるとい
うことを示している。
したがって、この方法は数多くの形で使用することが
できる。もう1つの可能な利用分野では、見かけの一次
子系の選択は大部分、ビデオシステムのユーザー(例え
ばリモコンの使用)によって左右され、このようにして
ユーザーが望む場合の彩度の増加又は僅かな色相歪みを
調整することができる。
しかしながら、テレビのユーザーが常に高品質のテレ
ビ画像を得ることができるように、本発明の更にもう1
つの有利な開発に従うと、無彩色の色刺激値は、見かけ
の一次子系内の1つの色ベクターの成分への転換によっ
て影響されないようになっている。
無彩画像点、即ち特に白と灰色に関しては、見かけの
一次子の極めて自由な選択が色歪みを受けた画像をもた
らす可能性がある。このような色歪みは、入力側に存在
する1つの白が同一の白として同様に表示されるため、
見かけの一次子系の選択の自由を制限することによって
防止される。この制限の可能性により、本発明による方
法は、早期のカラーテレビにおいて標準であり、それ自
体主として白色において不快な形で出現した色歪みとい
う結果をもたらす可能性のあった色明度信号と異なる振
幅の選択と区別される。
実施態様から明らかになるように、見かけの一次子系
への転換には様々な可能性がある。本発明の好ましい更
なる開発においては、入力側一次子系から見かけの一次
子系への色ベクトルの成分の転換は、色ベクトル成分の
マトリクス変換を用いて実施される。この変換は、先行
技術からの公知の方法で経済的に実施することができ
る。その上、この変換は線形のものである。このため、
例えば極めて非線形的な関数を用いて行われる場合など
に考えられるすべての転換では保証されていない彩度の
増大や色相の同時変化が確保されることになる。
転換用にマトリクスを使用することにより、見かけの
一次子系(R′、G′、B′)から画像側の一次子系
(R″、G″、B″)への変換マトリクスと転換のため
に用いられるマトリクスの積により与えられる1つのマ
トリクスを用いてわずか1つの個々のマトリクス変換し
か実施されないという点で、本発明の好ましい更なる開
発による方法を極めて単純に技術的に実現することも可
能となる。
したがって、本発明の更なる開発による方法は、全体
としてわずか1回のマトリクス変換しか必要としない。
既に述べたように、拡大された範囲の色刺激値を用いた
ビデオシステム内でのマトリクス変換を、先行技術によ
る入力側色明度信号の忠実色結像についての標準的基準
に基づいて使用することが勧められる。したがって、こ
の更なる開発においては、先行技術による変換と比較し
た場合、この方法の実現が発明の教示による更なる開発
に基づくマトリクス変換の寸法決定のみで成立している
ため、支出は発生しない。
本発明のもう1つの好ましい更なる開発においては、
見かけの一次子は、入力側の一次子と同じ色相をもつ
が、少なくとも1つの入力側一次子について彩度が増大
している色刺激値で固定されている。このようにして更
に実質的な色歪みも避けることができ、本発明による方
法を用いるビデオ装置のユーザーは、正確に表示されて
いない色相によりテレビ画像の質が影響されることなく
より完全な彩度を備えた色を楽しむことができる。
最初に言及したタイプのカラービデオシステムにおい
て、前述の目的は、画像側一次子の色刺激領域内で、か
つ入力側一次子の色刺激値領域の外側にある少なくとも
1つの色刺激値を含む色刺激値領域を持つ見かけの一次
子を基準とする色明度信号へと入力側一次子を基準とす
る色明度信号を転換するための回路が具備され、ここで
回路を用いて、入力側一次子の色刺激値領域の外側にあ
る少なくとも1つの色刺激値のための色明度信号へと少
なくとも1つの入力側一次子の色明度信号を転換するこ
とができ、そしてマトリクス回路が、画像側一次子へと
見かけの一次子を基準とする色明度信号を変換するよう
に設計されていること、によって達成される。
本発明によるカラービデオシステムは、この方法を実
現するために必要な回路部品をすべて有している。特に
これは、極めて単純な構成をその特徴としている。画像
点の適正色結像のための入力信号とは異なる、表示のた
めの一次子を伴って、カラービデオシステムの中には既
に有利にも1つのマトリクス回路が収納されている。本
発明によると、このマトリクス回路は、見かけの一次子
を基準とする色明度信号の変換を目的としてのみ設計さ
れていればよい。したがって、この点で、本発明による
カラービデオシステムは、先行技術によるカラービデオ
システムと同程度の費用しかかからない。本発明による
カラービデオシステムは、転換のための付加的な回路し
か必要としない。以下に示す実施例からわかるように、
この付加的な回路の費用は安く、適切に転換を選択すれ
ば費用はかからない程である。
好ましい更なる開発においては、入力側色明度信号を
見かけの一次子に転換するための回路は無彩点の色刺激
値を入力側色刺激値により画像側で表すことができるよ
うに設計されているため、色歪みを受けた画像が防止さ
れている。
色明度信号を転換するための極めて非線形な回路の場
合に発生しうる、より実質的な予想外の色歪みは、マト
リクス変換を介しての色明度信号の転換において避けら
れる。このタイプの転換は、転換用回路が付加的なマト
リクス変換のためのもう1つのマトリクス回路を内含し
ているということによって、本発明の好ましい更なるも
う1つの開発において実施される。
転換をその後の色刺激−適正変換から分離することに
よって、この更なる開発は、マトリクス回路に先立って
異なる回路を任意に接続できる場合に様々な所望の条件
の間で切り換えることも転換のための別の回路によって
可能となるため、この方法の異なる実施方法について、
例えばユーザーによって選択されたものといったような
異なる調整をも可能にする。
好ましい更なる開発においては、本発明による方法を
使用しない先行技術によるテレビセットと比べて、付加
的な回路設計の努力が完全に削除されている。これは、
本発明による方法におけるマトリクス回路が、見かけの
一次子系から画像側の一次子系への色明度の変換のため
のマトリクスと転換のマトリクス変換のためのマトリク
スの積である個々の変換マトリクスでのマトリクス変換
のために設計されているため、転換のための回路を内含
しているからである。
本発明のもう1つの好ましい更なる開発においては、
転換のための回路は、選択可能な異なる見かけの一次子
について制御することができる。
この制御可能性の結果として、本発明によるカラービ
デオシステムのユーザーには、例えば、入力側の伝送さ
れた色明度信号によって決定されるような画像を見るか
又は考えられる異なる彩度レベルを使用するかといった
選択制を提供することができる。この選択は、利便性が
増すだけでなく、一方では入力側のテレビジョン標準に
対応する画像を見るために異なるビデオシステムを備え
ることも、そして他方では、例えば上述の広告の例にお
いてその他の形では利用できない色刺激値を表示するべ
くビデオシステムを使用することも必要とされないた
め、標準化すら可能にする。この標準化も、有利にもコ
ストを低減させる。
本発明によるカラービデオシステムの好ましい更なる
開発においては、回路は、選択可能な異なる見かけの一
次子について制御可能な抵抗器を有しており、これらの
抵抗器は、回路に対して印加できる制御電圧又は回路内
へ通すことのできる電流によって変更できる。
必要条件に応じて異なる転換回路の間で切り換えると
いう解決法に比べると、この更なる開発は、例えば回路
内で同じ演算増幅器を使用できるという点で経済的であ
る。たとえ許容誤差が狭いものであれ、抵抗器は低価格
で入手でき、したがって方法の実現に関して精確な必要
条件がある場合でさえ、費用は常に経済的レベルにとど
まっている。
好ましい更なる開発においては、負の画像側色明度信
号に対する抑制回路が具備されており、これらの抑制回
路は、ダイオードの形をした分圧器と各色明度信号につ
いて1つの抵抗器を含んでいる。分圧器は、ダイオード
の閾電圧を補償する電位に対してダイオード側で接続さ
れている。
記述されたカラービデオシステムは、実際には負の色
明度信号を光の強さによって表示することができないた
め、抑制回路がない場合、この方法の考えられる応用範
囲を制限することになる。抑制回路が使用される場合、
この面についてそれ以上考慮する必要はない。
抵抗器及びダイオードを伴う抑制回路の前述の構成
は、同様にわずかな作業努力でしかないということを示
す。抵抗器を適切に選択することによって構成は、そう
でなければ負の色明度信号が発生しうる生成可能な色刺
激値領域の限界において実質的な色相変化がなおも検出
できるように対数的カットオフさえ可能にする。こうし
て、更なる開発のこれらの特長を用いて画像の質は有利
にも高くなる。
以下では、本発明について図面を参照しながら例を用
いてより詳しく説明する。
図1は、本発明による方法を実施するためのカラービ
デオシステムの概略図を示す。
図2は、画像側一次子のためのレーザー波長及び入力
側一次子としてのEBU標準蛍光体についてのCIEダイアグ
ラムを示す。
図3は、図2にある通りの、但しEBU標準内の入力側
一次子での可能な限り最高の彩度を可能にするようなレ
ーザー波長の場合のCIEダイアグラムを示す。
図4は、より高い彩度をもつ見かけの一次子系へと色
明度信号を転換するための回路を示す。
図5は、彩度を調整するために図4による回路におい
て使用するための電気的に変更可能な抵抗器の1つの設
計を示す。
図6は、図4による回路を用いたビデオ画像の色の変
更可能な彩度についての実施態様を示す。
彩度を増加させる方法及び装置が、以下の実施例中で
例として紹介されている。しかしながら、例として示さ
れた計算が、色表示の分野の当業者によって適切に置き
換えられる場合には、この方法及び装置をその他の色相
変更にも応用することが可能である。すべての計算は、
カッコ内の値がベクトルを表し、カッコなしの値が色ベ
クトルの成分又はスカラ量である、従来の測色法で利用
されている学術用語で示されている。
図1は、ビデオ信号が入力回路10内で生成されるか又
は引き継がれるカラービデオシステムを示す。これらの
ビデオ信号は一般に、例えばEBU又はFCC色標準に従う、
付随する一次子(R)、(G)、(B)を伴う画面蛍光
体である。従来のビデオシステムにおいては、色制御の
ための対応する色明度信号は画像形成装置として役立つ
受像管へと伝送される。カラービデオシステム内の一般
に適用されるガンマプレエンファシスは、測色的に線形
の関係には全く影響を及ぼさない。入力回路10からの色
明度信号について受像管が一次子(R)、(G)、
(B)と同じ標準に対応する場合にのみ、忠実色結像が
達成される。更に一般的には、カラー画像を示すために
その他の一次子(R″)、(G″)、(B″)が使用さ
れる場合、色明度信号は、画像形成装置のこれらの一次
子(R″)、(G″)、(B″)に適合されなくてはな
らない。
図1は、その他の一次子(R″)、(G″)、
(B″)に従う色明度信号が画像形成装置12に供給され
たとき、適正な色で画像を生成する画像形成装置12を示
す。先行技術においては、入力回路10からの一次子
(R)、(G)、(B)の色明度信号をその他の一次子
(R″)、(G″)、(B″)の色明度信号に変換する
マトリクス回路14が従来、適正色表示のために用いられ
ている。しかしながら、本発明においては、変換は一次
子系(R)、(G)、(B)からもう一つの一次子系
(R″)、(G″)、(B″)へではなく、入力側一次
子(R)、(G)、(B)の場合に可能であるよりも高
い色相飽和度が存在する見かけの一次子(R′)、
(G′)、(B′)から行われる。
更に、マトリクス回路14のための入力信号を生成する
ためには、図2及び3を参照して以下でより詳しく論述
することになる発明の方法に従う転換のための回路15が
提供される。本質的に回路15は、見かけの一次子
(R′)、(G′)及び(B′)を基準として彩度の高
くなった色を生成する。
一般的には抵抗器である、マトリクスを決定するマト
リクス回路14の構成要素はこの場合、先行技術において
そうであるように入力側一次子(R)、(G)、(B)
ではなく、むしろ見かけの一次子(R′)、(G′)、
(B′)に従って寸法決定される。図1において、制御
回路16が、異なる見かけの一次子(R′)、(G′)、
(B′)を介して異なる彩度を作ることができるよう
に、係数を決定するマトリクス回路14内の抵抗器の値を
制御する。適切な制御可能な抵抗器としては、制御回路
16から電流によって加熱されるサーミスタ、又は例えば
ホール効果を介して磁気的に変更でき、しかも制御回路
16に由来する磁界による作用を受ける抵抗器も含まれ
る。しかしながら、抵抗器の値は、以下で図4及び図5
を参照して説明する通り、デジタル式に調節することも
できる。増大した彩度を調節する可能性なく行うことに
より、制御回路16もなしで済ませることができ、そして
マトリクス回路14内の抵抗器は見かけの一次子系
(R′)、(G′)、(B′)に対応してセットするこ
とができる。
同じ方法で、制御回路16も同様に信号転換のため回路
15に接続される。この接続を用いて、回路15内で行われ
る信号変換を異なる見かけの一次子(R′)、(G′)
及び(B′)に適合させることもでき、見かけの一次子
の選択に応じて異なる彩度という結果がもたらされる。
このように、図1の実施例では、制御回路16を介して異
なる彩度を調整することができる。
図1に示されている実施例においては、制御回路16
は、見かけの一次子(R′)、(G′)、(B′)のた
め実質的に増大した色調飽和度のみが達成され、色相歪
みは許容可能なレベルにとどまるような形で設計されて
いる。これがどの様に達成できたかについては、図2を
参照しながら、更に詳しく説明する。
図2は、異なる色刺激値について0から1まで進む通
常のx及びy座標を伴うCIEダイヤグラムを示してい
る。x及びyについて0、1の間隔を持つ格子が図2に
示されている。更に、従来のスペクトルプロット曲線18
が示されている。レーザービデオシステムにおいては、
レーザーが単色であるため、色はこのスペクトル曲線18
上にある。
図1の実施例では、画像点の色を表示するための画像
形成装置12内ではレーザーが用いられた。この目的のた
めに使用された波長は、点(R″)、(G″)及び
(B″)と共に例として図2にスペクトル曲線18上でプ
ロットされている一次子の系を結果としてもたらした。
アクセス可能な色刺激値領域は、点(R″)、(G″)
及び(B″)の座標の間の破線によって示される三角形
の中にある。
更に、EBU標準に対応する入力側一次子系(R)、
(G)、(B)の座標は図2において対応する点によっ
て特徴づけられている。入力側一次子系(R)、
(G)、(B)内のアクセス可能な色刺激領域は、実験
で示される色の三角形によって与えられている。
図2に示されているCIEダイヤグラムでは、以下で言
及されている無彩点(W)が座標x=1/3及びy=1/3で
プロットされている。しかしながら、以下の考察事項は
これに制限されるものではなく、同じくその無彩点が図
2にプロットされている、例えばD65といった異なる標
準光タイプについても言えることである。
図2から、画像側一次子系(R″)、(G″)及び
(B″)内に与えられた色刺激値領域は、実質的に入力
側一次子系(R、G、B)内に与えられているものより
も大きいということがわかるだろう。しかしながら、こ
れは先行技術による色変換においては利用されていな
い。
それにもかかわらず、より完全な彩度を持つ色が、画
像形成装置12において可能である。このことは、入力側
一次子(R)、(G)、(B)と結び付けられた色の三
角形のコーナー点と無彩点(W)の間で図2に示される
連結直線によって例示されている。EBU蛍光子と同じ色
相を持つが彩度の異なる色は、これらの連結直線上にあ
る。
図2において、連結直線がスペクトル色曲線18と交わ
る点は、最大彩度の色を表している。しかしながら、図
2中で(R′)、(G′)及び(B′)により表されか
つ、画像側一次子(R″)、(G″)及び(B″)につ
いての色の三角形の辺と連結直線が交わる点によって与
えられるような彩度のみが、画像形成装置12で利用可能
である。
本発明に従って、入力側一次子(R)、(G)、
(B)からではなく、CIEダイヤグラム内でこれらの点
(R′)、(G′)及び(B′)により固定されている
見かけの一次子系から画像側一次子系(R″)、
(G″)及び(B″)内で色が実現される場合、同じ色
相であるが最大彩度を持つ色を、画像形成装置12内で生
成することができる。この彩度の増大は、同じく連結直
線上にあるがEBU蛍光体のための座標点に更に近いCIEダ
イヤグラム中の座標をもつ見かけの一次子系(R′)、
(G′)、(B′)が選ばれた時点で、同様に任意に低
減させることができる。こうして、既に図1中で制御回
路16によって考慮に入れられたように、見かけの一次子
(R′)、(G′)、(B′)を選ぶことによって調整
可能な彩度が同様に可能である。
可能な限り最大の彩度は、連結直線とスペクトル色曲
線18の交点を通って一致する波長を持つレーザーが画像
形成装置12のために用いられる場合に達成できる。その
一例は、図3のグラフに示されている。図2と比較する
と、この場合の見かけの一次子系は、画像側一次子系と
同一となるように選択することができるということがわ
かり、このとき、見かけの一次子系(R′)、
(G′)、(B′)から画像側一次子系(R″、G″、
B″)への上述の変換は、変換のための対応する回路を
カラービデオシステム内でなしで済ませることができる
ように、1マトリクスへと縮小される。
しかしながら、増大した彩度を達成するためには、入
力側一次子(R)、(G)、(B)について図2に表さ
れた座標の1つでの色刺激値が見かけの一次子
(R′)、(G′)及び(B′)の座標点に転換される
ような形で、(R)、(G)、(B)一次子系から見か
けの一次子系(R′)、(G′)、(B′)へと入力側
色明度信号を転換しなければならない。
転換のための最も単純な可能性は、入力側色明度信号
を見かけの一次子系(R′)、(G′)、(B′)に関
係付けすることにある。このとき(R′)、(G′)、
(B′)一次子系中の色ベクトルの成分は、入力側一次
子系中の色ベクトルの成分と同一である。したがって、
色明度信号を変更する必要はない。但し、そのようにし
ながら、無彩点は同様に任意の選択によって変更され、
生成された画像の色歪みを常に妨げることはできない。
このような理由から、無彩点(W)を未変更の状態に
残すもう1つの転換が図1の実施例において選択され
た。この二次的条件の場合でさえ、色明度信号のために
転換の数多くの可能性を規定することができる。特に、
色明度信号は、入力側一次子系から見かけの一次子系ま
でマトリクス変換を介して有利に変換される。入力側色
明度信号から画像側で使用できる色明度信号への変換全
体は、公知の方法で決定できる転換のためのマトリクス
と見かけの一次子系(R′)、(G′)、(B′)から
画像側一次子系(R″)、(G″)、(B″)への変換
のためのマトリクスの積としての結果をもたらす個々の
マトリクスによって与えられる。この場合、図1の別々
の回路14及び15の代わりに個々のマトリクス回路が1つ
だけ必要とされる。更に入力側色明度信号と画像側色明
度信号の間に純粋に線形の関係が結果としてもたらさ
れ、非線形彩度増加は除外されて均等な彩度増加が確保
されることになる。
転換のためのマトリクスは、以下のようにして計算で
きる。即ち、図2に示されているようなCIEダイヤグラ
ムから入力側一次子系(R、G、B)の座標値xR、yR
xG、yG、xB、yB及び見かけの一次子(R′)、
(G′)、(B′)の座標値xR′、yR′、xG′、yG′、
xB′、yB′をとることができる。標準的な測色系の中で
表されるためには、座標値は、各一次子について: Zi=1−xi−yi (式中、下付添え字iは、見かけの一次子であるか入力
側一次子であるかにかかわらず、一次子のすべての色を
表している。) という式によって定義上形成される第3の成分zによっ
て補足されなくてはならない。値x、y、zは、標準的
測色系におけるベクトルの方向を示すにすぎない。スケ
ーリング変数SR、SG、SBを導入することによって、転換
の間、無彩点が同じ白色を持つように、見かけの一次子
のためのベクトルを決定するために、ベクトルの長さを
選択する可能性が利用される。
入力側一次子系(R)、(G)、(B)内の成分ru
gu、bu及び見かけの一次子系(R′)、(G′)、
(B′)内の成分ru′、gu′、bu′を伴う無彩点の色ベ
クトルは、未変更のままにとどまるということを示す等
式は、このとき、標準測光系内で以下のように示され
る: 式中、左側角カッコは標準測色系内の入力側一次子の
色ベクトルを表している。
この等式は、3つのスケーリング変数SR、SG、SBが無
条件に決定され得るように、これらの変数のための3つ
の条件付き等式を生み出す。これによって得られた値を
用いると により成分Xi、Yi、Ziを伴う標準測色系において、見か
けの一次子(R′)、(G′)及び(B′)のための色
ベクトルが明確に決定される。尚この式中、下付の添え
字iはここでもまた色R、G、Bを表す。
これにより得られた値を用いて、ここで以下のマトリ
クスを形成することができる このマトリクスは入力側一次子(R)、(G)、
(B)の成分のマトリクスM、即ち、 と共に、入力側一次子系(R)、(G)、(B)の色明
度信号を見かけの一次子系(R′)、(G′)、
(B′)へ転換するための等式M-1M′を介して求められ
ているマトリクスを与える。
CIEダイヤグラム中の見かけの一次子が下記の表 x y (R′) 0.65 0.33 (G′) 0.27 0.66 (B′) 0.14 0.05 に記されている座標によって決定され、入力側一次子が
EBU標準によって規定され、かつ上述の等式のために使
用される無彩点が座標x=1/3及びy=1/3を持つ白色点
に等しい場合、指示された計算から以下の変換マトリク
スが結果として得られる: 表に示された座標は、赤について647.1nm、緑につい
て514.5nm、そして青について457.9nmの波長を持ち、画
像点を示すための光源として役立つレーザーを有する画
像形成装置を用いて実現することができる。
図2及び3の中のグラフに従って下記の式: (F′)−(w)=U[(F)−(W)] (式中(F)は入力側一次子(R)、(G)又は(B)
の色ベクトルであり、(F′)は見かけの一次子
(R′)、(G′)又は(B′)の色ベクトルであり、
Uは上述の命題中の(F)を(F′)に変える関数であ
る。)を仮定すると、無彩点又は白を無視するもう1つ
の転換を生成することができる。関数Uは、非線形彩度
増加さえ達成できるような形でかなり自由に選択でき
る。
この命題に従う1つの実施例が、図4〜6を参考にし
て以下で記述されている。これらの図には、中でもユー
ザーによって調整できる彩度増加を本発明による装置の
中でいかに実施できるかが示されている。
例えば、彩度は、 (R′)−(w)=S[(R)−(w)] (G′)−(w)=S[(G)−(w)] (B′)−(w)=S[(B)−(w)] として、指示された命題に従って見かけの一次子が選択
されたとき、Sという係数で増大する。尚この式中、
(W)は変換において未変更のままに残された白色の色
ベクトルである。中にマトリクス変換が示されている前
述の例と比較すると、一次子系のベクトルはすべて1で
標準化されており、標準化依存係数を考慮に入れる必要
がないためこうして以下の記述が簡略化されることにな
る、ということに留意すべきである。
成分r、g、bを伴う色ベクトルF=r(R)+g
(G)+b(B)は、転換後も成分が同じであり続ける
場合、例えば見かけの一次子系(R′)、(G′)、
(B′)へと変えられる。したがって、飽和させられた
色についての色ベクトルに関して: (FUM)=r′(R′)+g′(G′)+b′
(B′) 見かけの一次子系(R′)、(G′)、(B′)の内の
成分r′、g′、b′はそれらが色ベクトル(F)の成
分r、g、bに等しくなるように選択される。このこと
は、成分r、g、bのうちの2つをゼロに等しくとるこ
とによって容易に確かめることができる。このとき転換
によって得られる色ベクトルは、見かけの一次子の指示
通りの選択に従って、次のように表される: (FUM)=r(R)+g(G)+b(B)−[S−1][r+g+b]
(w)。
同様にして1に標準化されている白色も、(w)=LR
(R)+LG(G)+LB(B)として入力側一次子系内の
成分LR、LG、LBによって表される場合、入力側一次子系
(R)、(G)、(B)での転換によって生成される色
ベクトルFUMについて、以下の等式が得られる: (FUM)={r−[s−1][r+g+b]LR}(R)+ {g−[s−1][r+g+b]LG}(G)+ {b−[s−1][r+g+b]LB(B)。
上記から、S>1について入力側一次子系での転換を
用いて発生する色ベクトルが同様に負の成分を持つ可能
性があることが分かるだろう。このことは、予想したと
おり、転換は入力側一次子(R)(G)(B)の色刺激
値領域から続いて起こることができる、ということを示
している。回路に関しては、見かけの一次子から画像側
一次子までのその後の変換は再びより大きい色刺激値領
域を生成し、そのためそのとき生成される色明度信号は
再び正の物理的に有意な値へと変換され得るようになる
ため、負の色明度信号が問題をひきおこし得ることはも
はやない。
アナログの色明度信号についての上述の等式をシミュ
レートする回路20が以下の実施例において使用されてい
る。しかしながら、そうする上で、彩度Sは全利得とし
てカッコでくくられ、3つの成分すべてについての同じ
利得としてこれを実現することができるようになってい
る: (FUM)=S{(F)−[1−1/S][r+g+b](w)}。
図4は指示された等式に従って色明度信号を転換する
ための回路20を示す。これには、その不可欠な構成要素
として4つの演算増幅器22、24、26及び28を含んでい
る。色明度r、g、bを持つ信号は、抵抗器30、32及び
34を介して演算増幅器22、24及び26の反転する入力端に
印加される。演算増幅器22、24及び26は、制御可能な抵
抗器40、42及び44で負帰還される。抵抗器40、42及び44
並びに抵抗器30、32及び34の抵抗値のそれぞれの抵抗比
は、演算増幅器22、24及び26による増幅率を決定する。
抵抗器30、32、34、40、42、44は、外部制御に対応する
望ましい彩度に従って増幅率Sが結果としてもたらされ
るような形で設計されている。しかしながら、適切に寸
法決定された場合、[1−1/S][r+g+b](w)
という項に対応する電圧値が、抵抗器46、47、48を介し
た演算増幅器22、24、26の及び演算増幅器28の出力電圧
から差し引かれる。これを行う上で、同一の値の抵抗器
50、52、54は、色明度信号r、g及びbの合計を形成す
るのに役立つ。第1の制御可能な抵抗器56の抵抗値によ
り左右される増幅器28の利得は、(1−1/S)について
設計されている。したがって、抵抗器46、47、48は色ベ
クトル(w)の成分LR、LG及びLBを減衰させるのに役立
つ。
この場合、演算増幅器22、24、26及び28の利得は負帰
還抵抗器40、42、46、56を介して制御できる。電圧を介
して利得を調整できる増幅器を代わりに用いることがで
きるが、これらはビデオシステム内で必要とされる高い
周波数では非常に高価である。このようは理由から、演
算増幅器及び制御可能な抵抗器を介した標準的回路が好
ましい。制御可能な抵抗器は、例えば磁界又は加熱手段
を介して調整可能である。しかしながら、利得は、図5
による回路が抵抗器40、42、44、56のために使用されて
いる場合、デジタル式に制御することもできる。図5に
示されている例は、Sについての4ビット提示に対応す
る16段の抵抗器値に基づいて設計されている。図5によ
る制御可能な抵抗は、直列接続された抵抗器60、62、6
4、66及び68を用いて形成され、ここで抵抗器62、64、6
6及び68は、電界効果トランジスタ70、72、74、76のド
レーン・ソース接合部を介して短絡させることができ
る。このタイプの電界効果トランジスタは、TL182C、TL
185C、TL188C又はTL191Cという呼称により集積回路とし
ての電子駆動手段と共に、(テキサス・インスツルメン
ト社(Texas Instruments)からアナログスイッチとし
て入手可能である。但し、抵抗62、64、66及び68を計算
する上で、100Ωを超えるドレーン・ソース接合部の実
質的な抵抗が考慮に入れられなくてはならない。しかし
ながら、このタイプの回路を従来通りに製造することも
可能である。したがって、以下では、短絡の場合にドレ
ーン・ソース接合部がゼロの抵抗を有し、遮断状態での
抵抗値が抵抗60よりも実質的に大きいことを仮定してい
る。この場合、2進値の2進数字のそれぞれの値につい
て20、21、22、23と呼称されている入力による図面中に
示されているもののような2進制御については、抵抗64
は抵抗64の2倍であり、抵抗68は抵抗66の2倍である。
例えば、10%の彩度増加を達成することが望まれる場
合、抵抗器62、64、66及び68の抵抗値の合計について、
抵抗60の値の10%が選択されなくてはならない。
このような低い彩度増加では、1−1/S、S−1であ
るため、演算増幅器28のための係数(1−1/S)は、図
5の回路に基づく抵抗器56のシミュレーションにおいて
抵抗器60を省略し(抵抗器60について抵抗値0Ω)、更
に、制御可能な抵抗器40、42、44を備え、かつ図4中の
抵抗器30、32、34、50、52、54の値を等しくなるように
選択することによって、容易にデジタル制御することも
できる。
図4及び5に示されている種類の回路配置は、デジタ
ル表示された2進値によって各段が接続されている16段
での彩度の増大を可能にする。これは、例えば、アナロ
グ・デジタルコンバータを介して電位差計のタップにお
ける電圧降下から得ることができる。16より多い段数へ
のこのような回路の拡張は、更に多くの電界トランジス
タ及び抵抗器を伴う適切な回路配置により同じ仕方で達
成することができる。
図6は、図4による回路20をいかにしてマトリクス回
路14内に内含させることができるかを示している。色明
度r、g、bについての信号は、論理信号を介して2進
値として20、21、22、23で呼称されている入力端での彩
度増加に対するその係数Sが決定される回路20の入力但
に存在する。上記等式に従って回路20によって転換され
た信号は、入力側一次子(R、G、B)の色明度信号が
画像形成装置12内でのカラー表示のための画像側一次子
(R″、G″、B″)の色明度信号へと変換されるよう
な形で、先行技術に従って構成されるマトリクス回路80
まで引き続き送り出される。更に、マトリクス回路内の
色明度r、g、bについての色明度信号の正負符号の逆
転は、回路20により考慮に入れられる。各々の場合に抵
抗器82、84、86及びダイオード92、94、96によって形成
されている分圧器から成る抑制回路が、マトリクス回路
80のすべての出力端に具備される。これらの抑制回路
は、一次子(R″、G″、B″)によってプロットされ
た色相領域の色相領域から彩度増加が後に続いている場
合に発生する誤った極性の電圧を抑制する。このこと
は、図2中の青色一次子から分かるように、例えば非常
に大きいSで可能となり得るが、青色一次子では、制限
された色刺激値領域のために小さな彩度増加しか可能で
ない。
この場合、ダイオード92、94、96は、実施例で使用さ
れたシリコンダイオード92、94、96の閾電圧である0.7
ボルトという逆電圧に接続される。本明細書で示されて
いるダイオード92、94、96の駆動は、マトリクス回路14
の出力信号がマトリクス回路80の負の出力信号において
漸近的かつ対数的にゼロに近づくようにする。対数挙動
の始まりは、ダイオード92、94及び96のダイオード特性
に関連して抵抗器82、84及び86の設計によって公知の仕
方で決定される。
以上においては、3つの画像側一次子についての方法
及びカラービデオシステムが示されてきた。当然のこと
ながら、適切なマトリクスによって制御される3つより
多い画像側一次子を使用することも同様に可能である。
その場合、同じ方法を用いて、色相変化及び制度増加に
ついて更に大きな領域さえ実施することができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−75117(JP,A) 特開 平7−264429(JP,A) 特開 平7−264428(JP,A) 特開 平7−87521(JP,A) 特開 平6−46251(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すべての色刺激値を、無彩点(W)を含
    み、かつ信号供給源の入力側一次子(R、G、B)によ
    り決定される色刺激値領域内の色ベクトルの成分によっ
    て表すことができ、しかも同様に無彩点を含む色刺激値
    領域をもつ画像側一次子(R″、G″、B″)が画像点
    の表示のために使用されるカラービデオシステムの画像
    点の色刺激値の色変換のための方法において、この色刺
    激値領域の少なくとも1つの色刺激値が入力側一次子
    (R、G、B、)の色刺激値の外側にあり、変換が画像
    側一次子(R″、G″、B″)を基準とする色ベクトル
    の成分を生成するために行われ、画像側一次子(R″、
    G″、B″)の色刺激値領域内で入力側一次子の色刺激
    値領域の外側に少なくとも1つの色刺激値を含む色刺激
    値領域を持つ見かけの一次子(R′、G′、B′)が設
    定され、変換が、 − 少なくとも1つの入力側一次子(R、G、B)の色
    刺激値が、入力側一次子の色刺激値領域の外側の少なく
    とも1つの色刺激値までシフトさせられるように、入力
    側一次子から見かけの一次子(R′、G′、B′)まで
    色ベクトルを転換する段階と、前記見かけの一次子
    (R′、G′、B′)の色刺激値は入力側一次子(R、
    G、B)と同じ色相を持つが入力側一次子(R、G、
    B)のうちの少なくとも1つとは異なる彩度を持ってい
    ることと、 − 色ベクトルの画像側成分を生成するために見かけの
    一次子(R′、G′、B′)から画像側一次子(R″、
    G″、B″)まで色ベクトルの転換済み成分を変換する
    段階であって、このように生成された画像側色刺激値が
    見かけの一次子系(R′、G′、B′)内の転換済み色
    刺激値と同じ彩度及び同じ色相を有している段階とを用
    いて行われることを特徴とする、色変換方法。
  2. 【請求項2】無彩点(W)の色刺激値が、見かけの一次
    子系(R′、G′、B′)内の色ベクトルの成分への転
    換によって影響されないことを特徴とする、請求の範囲
    第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】入力側一次子系から見かけの一次子系
    (R′、G′、B′)への色ベクトルの成分の転換が色
    ベクトルの成分のマトリクス変換を用いて行われること
    を特徴とする、請求の範囲第1項又は第2項に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】見かけの一次子系(R′、G′、B′)か
    ら画像側一次子系(R″、G″、B″)への変換のため
    のマトリクスと転換のために使用されたマトリクスの積
    によって与えられるマトリクスを用いてただ1回の個別
    マトリクス変換が行われることを特徴とする、請求の範
    囲第3項に記載の方法。
  5. 【請求項5】見かけの一次子(R′、G′、B′)が、
    入力側一次子(R、G、B)と同じ色相を持つが入力側
    一次子(R、G、B)のうちの少なくとも1つについて
    増大した彩度を持つ色刺激値で固定されていることを特
    徴とする、請求の範囲第1項〜第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】無彩点(W)を含む色刺激値領域のための
    入力側一次子(R、G、B)と結び付けられた色ベクト
    ルの成分を生成する及び/又は引き継ぐための入力回路
    (10)を伴い、入力側一次子(R、G、B)の色刺激値
    領域の外側の少なくとも1つの色刺激値と無彩点(W)
    を含む色刺激値領域を持つ画像側一次子(R″、G″、
    B″)に基づいてカラービデオ画像の画像点を生成する
    ための画像形成装置(12)、並びに入力回路(10)と画
    像形成装置(12)の間に接続されているマトリクス回路
    (14)を伴う、色画像点を示すためのカラービデオシス
    テムにおいて、画像側一次子(R″、G″、B″)の色
    刺激値領域内で、かつ入力側一次子の色刺激領域の外側
    にある少なくとも1つの色刺激値を含む色刺激値領域を
    持つ見かけの一次子(R′、G′、B′)を基準とする
    色ベクトルの成分を表す見かけの色明度信号へと入力側
    一次子を基準とする色ベクトルの成分を表す入力側色明
    度信号を転換するための回路(15)が具備されているこ
    とを特徴とし、前記見かけの一次子(R′、G′、
    B′)の色刺激値は見かけの色明度信号の色ベクトル成
    分によって表され、その色刺激値は前記入力側一次子
    (R、G、B)と同じ色相を持つが入力側一次子(R、
    G、B)のうちの少なくとも1つとは異なる彩度を持つ
    ていることと、入力側一次子(R、G、B)の色刺激値
    領域の外側にある少なくとも1つの色刺激値のための見
    かけの色明度信号へと回路(15)を用いて、少なくとも
    1つの入力側一次子(R、G、B、)の入力側色明度信
    号を転換することができ、マトリクス回路(14)が、画
    像側一次子(R″、G″、B″)の画像側色明度信号へ
    と見かけの一次子(R′、G′、B′)を基準とする見
    かけの色明度信号を変換するように設計されており、画
    像側色刺激値は前記画像側色明度信号の色ベクトルの成
    分によって表され、前記画像側色刺激値が見かけの一次
    子系(R′、G′、B′)の色刺激値と同じ彩度及び同
    じ色相を有しているカラービデオシステム。
  7. 【請求項7】見かけの一次子(R′、G′、B′)へと
    入力側色明度信号を転換するための回路(10)は、無彩
    点(W)の色刺激値が入力側色刺激値によって画像上に
    表され得るように設計されていることを特徴とする、請
    求の範囲第6項に記載のカラービデオシステム。
  8. 【請求項8】転換用回路(15)には、付加的なマトリク
    ス変換のための付加的なマトリクス回路が含まれている
    ことを特徴とする、請求の範囲第6項又は第7項に記載
    のカラービデオシステム。
  9. 【請求項9】マトリクス回路(14)には転換用回路(1
    5)が含まれており、これが、見かけの一次子系
    (R′、G′、B′)から画像側一次子(R″、G″、
    B″)への色明度信号の変換のためのマトリクスと転換
    のマトリクス変換の積である個々の変換マトリクスを用
    いたマトリクス変換のために設計されていることを特徴
    とする、請求の範囲第8項に記載のカラービデオシステ
    ム。
  10. 【請求項10】転換用回路(15)は、異なる選択可能な
    見かけの一次子(R′、G′、B′)について制御され
    得ることを特徴とする、請求の範囲第6項〜第9項の少
    なくとも1項に記載のカラービデオシステム。
  11. 【請求項11】回路(15)は、回路に印加し得る制御電
    圧又は回路内に通すことのできる電流によって変更で
    き、異なる選択可能な見かけの一次子について制御可能
    である抵抗器を有していることを特徴とする、請求の範
    囲第10項に記載のカラービデオシステム。
  12. 【請求項12】マトリックス回路(14)に接続され、前
    記画像側色明度信号の色ベクトルの成分の負の成分を抑
    制するための抑制回路が具備されており、当該抑制回路
    は各々の色明度信号のためのダイオード(92、94、96)
    及び抵抗器(82、84、86)で形成される分圧器を内含す
    ることを特徴とし、分圧器がダイオード(92、94、96)
    の閾電圧を補償する電位に対しダイオード側で接続され
    ている、請求の範囲第6項に記載のカラービデオシステ
    ム。
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