JP2638186B2 - カラーテレビジョン信号伝送方式 - Google Patents

カラーテレビジョン信号伝送方式

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、カラーテレビジョン信号の伝送方式に係
り、特に高彩度画像の輝度ディテール伝送特性を補償
し、ほゞ各飽和度の画像に対してその伝送特性を平坦に
することの可能なカラーテレビジョン信号の伝送方式に
関するものである。
(発明の概要) この発明は、EDTV(Extended definition TV)におい
て採用された高彩度画像の輝度ディテール特性の送像側
での補償技術に関するもので、NTSC方式など現行カメラ
の撮像管の出力である3原色信号から被写体輝度に線形
な輝度信号と2つの色信号を得、その2つの色信号の高
域成分を線形領域で除去し、再度3原色信号に変換した
後ガンマ補正とマトリクス処理して伝送輝度信号を得、
2つの伝送色信号は従来のNTSC方式などのエンコーダ出
力より得ている。
また、2つの伝送色信号は前述のまゝで、伝送輝度信
号を前記ガンマ補正とマトリクス処理して得た信号の高
域成分と従来のNTSC方式などのエンコーダ出力より得ら
れる輝度信号の低域成分とを加算して得ている。
かくて現行カメラの撮像管の出力であるRGB3原色信号
から高彩度部分の輝度ディテールの改善された伝送信号
と、NTSC方式など従来方式の色相とあまり変らない色信
号を得ている。
(従来の技術) この種高彩度画像の輝度ディテールの伝送特性の補償
方式の従来例としては、特開昭63−67889号“カラーテ
レビジョン放送装置”や特開昭63−67890号“カラーテ
レビジョン放送装置”がある。
前者の発明は、その補償にあたり、伝送すべき輝度信
号の高域成分として線形の輝度信号をガンマ補正した信
号の高域成分を、従来のNTSC方式などのガンマ補正後に
マトリクス処理された非線形輝度信号の高域成分に替え
て多重しているが、その多重する利得因子を画像の彩度
に応じて変化させないため、高彩度部の伝送特性を平坦
にすることができず改善効果が少なかった。
また後者の発明は、この彩度に応じて高域成分の多重
レベルを変化させて上記欠点の改善をおこなってはいる
が、補正因子を乗算して補償輝度信号を得るための被乗
算信号が従来のNTSC方式などの非線形輝度信号より得て
いるため、十分な改善特性が得られなかった。
これら両方式の本発明方式との相違は後述の実施例の
項でも定性的にさらに説明する。
その他従来例としては本願人になる特公昭63−24596
号“ディテール補正方式”があるが、この発明は補正信
号として線形輝度信号と従来の非線形輝度信号の差を用
いており、従来のNTSC方式に較べ改善はなされている
が、その程度では十分ではなかった。
(発明が解決しようとする課題) 従来技術の項でも述べてきたように、カラーテレビジ
ョン信号伝送方式で高彩度画像の輝度ディテール補償技
術としては、すでにいくつかの案が提供されており、そ
れぞれの利点とする所は有するものの今1つ不十分な点
をそれぞれ有していた。その最も顕著な共通とする欠点
は画像の高彩度における輝度ディテールの伝送特性が平
坦でないことであった。
従って本発明の目的は、上述の問題を解決し、高品位
テレビジョン信号伝送系においても高彩度画像の輝度デ
ィテールが忠実に伝送されて受信側において再生され、
画像の高彩度における輝度ディテール伝送特性が平坦に
なって、高画質の画像が再生できる送信側におけるカラ
ーテレビジョンの輝度信号補正方式を提供せんとするも
のである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本明細書記載カラーテレビ
ジョン伝送方式第1の発明は、色信号帯域が帯域制限さ
れて伝送されるカラーテレビジョン信号伝送方式におい
て、撮像管の出力である3原色信号から、被写体の輝度
と線形な関係を有する線形輝度信号および2つの色信号
を生成した後、当該2つの色信号の所定帯域幅の低域成
分と前記線形輝度信号より逆マトリクス回路で線形3原
色信号を生成し、当該線形3原色信号をガンマ補正回路
11とマトリクス回路12を介して非線形輝度信号Ygを得、
当該非線形輝度信号を伝送輝度信号Ytとするとともに、
撮像カメラの出力であるガンマ補正回路2を介した3原
色信号を直接マトリクス回路3を介して得た2つの色信
号の所定帯域幅の低域成分を2つの伝送色信号It,Qt
することを特徴とするものである。
また第2の発明は、前記第1の発明で得られた前記非
線形輝度信号Ygからその高域成分YgHを抽出し、これを
撮像カメラの出力であるガンマ補正回路2を介した3原
色信号を直接マトリクス回路3を介して得た輝度信号Yn
の低域成分YnLに付加し、この付加された信号を伝送輝
度信号Ytとするとともに、 前記撮像カメラの出力である3原色信号を直接マトリ
クス回路3を介して得た2つの色信号の所定帯域幅の低
域成分を2つの伝送色信号It,Qtとすることを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下添付図面を参照し実施例により本発明を詳細に説
明するが、これに先立ち本発明の理解を容易にするた
め、カラーテレビジョン系での輝度高域信号伝送特性の
解析を行ない、被写体輝度を再生するために必要な伝送
輝度信号の条件を調べる。
被写体のR,GおよびBからのカメラの撮像管出力の低
域成分をX1,X2,X3、高域成分をx1,x2,x3とし、高域成分
は低域成分より十分小さい(xk<<Xk)とする。ここで
kは1,2または3であり、それぞれR,GまたはBの各成分
に対応しΣはkに関して総和をとるものとする。
さらにまた従来からもNTSC方式などに使用されている
R,GおよびB信号を変換して2つの色信号と輝度信号を
得るためのマトリクス回路Mの係数をM=(mik)とす
る。被写体の輝度と線形関係にある輝度信号Yおよびそ
の低域成分YLと高域成分YHは Y=Σmlk(Xk+xk) YL=ΣmlkXk YH=Σmlkxk である。
一方、従来のNTSC方式などガンマ補正後マトリクス処
理された輝度信号Ysおよびその低域成分YsLと高域成分Y
sHはxk<<Xkとして となる。
所で第5図は受信側受像機の略構成図を示している
が、その入力信号の伝送されてきた輝度信号および2つ
の色信号をそれぞれYt,It,Qtとする。2つの色信号It
Qtは帯域制限されて伝送されてきたため存在するのは低
域成分のみである。輝度信号Ytの低域成分をYtL高域成
分をyとすると Yt=YtL+y と表わされる。従来のNTSC方式などでも低域成分に関し
ては被写体の輝度レベルが再生されるので、輝度伝送信
号Ytの低域成分に関しては従来の輝度信号の低域成分を
伝送すればよい。
すなわちYtL=YsL=ΣmlkXk Γである。
受像機の逆マトリクス回路19の出力のR,GまたはBの
出力Xckは、その逆マトリクス19がエンコーダ側のマト
リクスMの逆マトリクスになっておるから であり、Xck=Xk Γ+yとなる。またCRT20の発光出力X
dkよって総和の発光輝度Ydは Yd=ΣmlkXdk =YL+YdHとなる。
但し、 は発光輝度の高域成分を示す。
第1図に本明細書記載第1の発明に係る第1の実施例
のカラーテレビジョン伝送方式エンコーダの構成図を示
す。撮像管1の出力R,GおよびB信号は、従来のNTSC方
式と同様ガンマ補正回路2とマトリクス回路3を介して
従来と同様非線形の輝度信号Ynと2つの非線形色信号に
変換され、この2つの色信号はさらに低域通過フィルタ
(LPF)4,5により帯域制限されて伝送色信号It,Qtとな
る。
一方逆ガンマ補正回路6の特性は後述のガンマ補正回
路11の逆特性を有しこれによりR,GおよびBの線形出力
にもどされる。さらにマトリクス回路7は被写体の輝度
と線形の関係を有する線形輝度信号Yと2つの線形色信
号を生成する。この2つの線形色信号は必ずしも従来の
I,Q信号と同じ形態である必要はなく、例えば2つの色
差信号R−Y,B−Yの形態であってもよい。次にLPF8,9
は2つの前記線形色信号からその高域成分を除去する。
逆マトリクス回路10はマトリクス回路7の逆変換をおこ
ない、線形輝度信号Yと2つの線形色信号の低域成分を
再びR,GおよびB信号に逆変換する。この逆変換された
3つの信号は再度ガンマ補正回路11とマトリクス回路12
を用いて非線形輝度信号Ygと2つの非線形色信号に変換
され、この非線形輝度信号が伝送輝度信号Ytとされる。
こゝで逆ガンマ補正回路6とガンマ補正回路11に使用さ
れる羃乗値をそれぞれa,bとしたとき、この発明ではb
=1/aである必要はあるが、カメラ側のガンマ補正回路
2の羃乗値γとはa=γの関係を満たす必要はない。
第1図示構成図のうちその上段側部分はすでに本願人
なる特願昭60−43991号「カラーテレビジョンの輝度信
号補正方式」明細書に記載されているが、本発明の要点
の第1は輝度信号ディテールの補正を行なう場合、伝送
色信号It,Qtを伝送輝度信号を出力するマトリクス回路1
2の出力から得るのではなく、より前段のマトリクス回
路3のカメラ側のマトリクスより得ることで、ノイズ等
による劣化を削減するものである。これは第1図示の回
路構成を見れば明らかなごとく、色信号が通過する回路
の数、特にガンマ補正、逆ガンマ補正など非線形処理回
路の数から自明である。
さらに本発明の要点の第2は前記a=γの関係を満た
す必要がないと主張することである。本発明方式でa=
γ=2.2としたとき、高彩度部分で高域成分の伝送特性
は大きくなる傾向を有するが、a=2.2より小さくとる
ことで高域成分の伝送特性を線形に近づけ、さらに小さ
いaの値を使用することで回路の誤差および安定度を向
上させることができる。
本発明方式でa≠γ=2.2とすることができることに
ついて以下伝送特性の解析を行なう。逆ガンマ補正回路
の出力Xγはその羃乗値をaとし、カメラ内のガンマ
補正回路の羃乗値をΓ=1/γ=1/2.2とすると Xγ=((Xk+xkΓ=(Xk+xkΓa =(Xk+xk (P=Γa) となる。従ってマトリクス回路7の変換係数をマトリク
ス回路3のそれと同様にした時には、回路7の出力XMi
は XMi=Σmik・Xγ=Σmik・(Xk+xk となる。LPF8,9では2つの色信号に帯域制限がなされ
る。すなわち 従って帯域制限された2つの色信号は となる。
逆マトリクス回路10、ガンマ補正回路11、マトリクス
回路12の構成は受像機側の構成と類似であるから前述の
解析より逆マトリクス回路10の出力Xniガンマ補正回路11の出力X11kさらにマトリクス回路12の出力である伝送輝度信号Y
t(Yg)は 従ってCRTの発光輝度の高域成分YdHは式(1)より と表わせる。
第6図(a),(b),(c)は輝度信号高域成分の
伝送特性YdH/YHの値を、aの値をパラメータとして被写
体の彩度がRGB各単色(S=0)から白色(S=1)ま
で変化した場合についてそれぞれ数値計算したグラフで
ある。a=1の場合が現行のNTSC方式の伝送特性に相当
し、a=1.2以上の場合この実施例の伝送特性が現行NTS
C方式より各彩度で上回り改善効果が有ること、白色で
は伝送特性が1に保たれることを示している。
第2図は、第1の発明に係る第2の実施例の構成を示
している。第1の発明第1の実施例ではカメラのガンマ
補正回路2の出力を逆ガンマ補正回路6により線形信号
を取り出しているのに対し、第2の実施例ではカメラの
撮像管出力より直接線形信号を取り出していることのみ
が相異している。
第3図に第2の発明に係る第3の実施例構成の説明に
必要なその部分のみを記載した略構成図を示し、他の部
分第1図または第2図と共通な部分のブロックはこれを
省略して示してある。
前述の第1の実施例、第2の実施例では伝送輝度信号
としてのその低域部分も高域成分もマトリクス回路12の
出力Ygを用いていたのを、この第3の実施例では、伝送
輝度信号の低域成分の誤差を減ずる目的で、マトリクス
回路12の輝度信号出力YgからHPF13によりその高域成分Y
gHを取りだし、増幅器14で適切にα倍したのち、LPF13
により出力された従来のNTSC方式などのエンコーダ出力
であるマトリクス回路3の輝度信号出力Ynの低域成分Y
nLと加算器16で合成し伝送輝度信号としている。
すなわち式(2)の伝送信号Ytの低域成分YtLは、従
来方式の輝度信号の低域成分YnLに等しい。しかし、信
号YtLと信号YnLを比較した場合、信号YtLの方が通過す
る回路の数が多く、さらに逆ガンマ補正、ガンマ補正な
どの2つの非線形回路で処理されるため誤差を生じ易
く、高域信号では少量の誤差は画質上問題になりにくい
が、低域成分特に直流成分の誤差は目につき易い。その
ため、実際の設計では十分な注意が必要となる。それ故
第3の実施例では伝送輝度信号の低域成分としては信号
YnLを用いる。こゝで増幅器1は補償特性を変化させる
ために用いているが必ずしも必要ではない。
第4図は、実施例中で線形色信号の帯域制限を行なう
LPF8,9の変形構成例であり、LPF8,9の出力とLPFでの遅
延時間に合った遅延線DL17の出力とを相互に重み付け加
算18とすることで全体のフイルタ特性を変化できること
を示している。すなわち第1、第2の実施例での特性解
析ではLPF8,9は完全に高域成分を除去するとして計算し
たが、LPFがない場合従来のNTSC方式などと全く同じに
なることが明らかで、フイルタの特性を第4図示の回路
により制御することで本発明方式の特性を制限すること
ができる。
以下本発明に係る3つの実施例につき詳細に説明して
きたが、最後に前述の伝送特性の解析で用いた手法を従
来技術の項で述べた従来例に適用して本発明の実施例と
比較検討してみよう。
特開昭63−67889号記載の従来例では、伝送する輝度
高域成分として信号YgHを伝送することで伝送特性を平
坦にできることを主張しているが、この記述は前述の解
析から間違いである。すなわち、 となるが、Σmlk=1であるから であり、従ってCRT上に被写体輝度を再生できない。
例えばR信号のみがある場合を考えると γ=1/Γ=2.2するとYdH=0.58YHとなりCPT上の輝度高
域成分は約5dBに低下している。
また特開昭63−67890号記載の従来例では彩度に応じ
て高域成分の多重レベルを変形させているが、もととな
る高域成分を従来方式の非線形輝度高域成分より得てい
たため、十分な改善特性が得られなかった。すなわち伝
送輝度高域信号としてy=YsH×YgL/YsLを用いている
が、例えば、赤のみの信号R+rがある場合を考えると YgH=ΓΣmlkxk(ΣmlkXkΓ−1 =Γ×0.3r×(0.3R)Γ−1 となり、これを式(1)に代入すると YdH=γΓ×0.3rx(0.3)Γ−1×0.3R1−Γ =0.3r×0.3Γ−1×0.3 =0.3ΓYH γ=1/Γ=2.2とするとYgH=0.58YHとなり、CRT上の輝
度高域成分は約5dB以下とする。すなわち従来技術の2
つの前記特開昭ではその改善効果はかなり小さい。
また、特公昭63−24596号記載の従来例としては前記
補正信号として線形輝度信号の高域成分YHと従来方式の
非線形輝度信号の高域成分YsHの差を従来方式の非線形
輝度信号Ysに付加することで補償している。従って信号
yとしては線形輝度信号の高域成分YHが使用されている
にすぎない。それ故伝送特性としては特開昭63−67889
号記載の従来例と同じである。これに対し本発明方式で
は第6図に示されるように伝送特性を従来方式に較べて
改善できるとともにその特性を制御することもできる。
また、前述の2つの特開昭と1つの特公昭の従来例では
2つの色信号の帯域が異なる現行NTSC方式に対して、高
域信号の取り出しを1つのフイルタで行なっているた
め、その補償特性の周波数特性には無理があるが、本発
明方式ではI,Q各々の特性に応じたLPF8,9で対応でき
る。
(発明の効果) 以上本発明のよってたつ輝度高域信号伝送特性の解析
ならびにその実施例について詳細に述べてきたが、これ
ら記載からも明らかなように、本発明方式によれば、従
来のカラーテレビジョン伝送方式では送信側でガンマ補
正後マトリクス回路を介して非線形輝度信号を得、これ
を伝送輝度信号としていたため高彩度画像の輝度ディテ
ール伝送特性が劣化していたのを完全に補償することが
でき、被写体の輝度を受信側受像機で忠実に再生できる
ようになり、高画質の画像の伝送が可能になるとともに
2つの伝送色信号の質も向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、それぞれ本発明に係る
第1、第2および第3の実施例カラーテレビジョン伝送
方式のエンコーダに係る構成図を示し、 第4図は、実施例中LPF8,9の変形構成例を示し、 第5図は、本発明の受信側受像機の略構成図を示し、 第6図は、輝度信号高域成分の伝送特性の値(YdH/YH
をaの値をパラメータとしてSに対し数値計算したグラ
フである。 1……撮像管、2,11……ガンマ補正回路 3,7,12……マトリクス回路 4,5,8,9,15……LPF 6……逆ガンマ補正回路 10,19……逆マトリクス回路 13……HPF、14……増幅器 16……加算器、17……DL 18……重み付け加算器、20……CRT

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色信号帯域が帯域制限されて伝送されるカ
    ラーテレビジョン信号伝送方式において、 撮像管の出力である3原色信号から、被写体の輝度と線
    形な関係を有する線形輝度信号および2つの色信号を生
    成した後、当該2つの色信号の所定帯域幅の低域成分と
    前記線形輝度信号より逆マトリクス回路で線形3原色信
    号を生成し、当該線形3原色信号をガンマ補正回路11と
    マトリクス回路12を介して非線形輝度信号Ygを得、当該
    非線形輝度信号を伝送輝度信号Ytとするとともに、 撮像カメラの出力であるガンマ補正回路2を介した3原
    色信号を直接マトリクス回路3を介して得た2つの色信
    号の所定帯域幅の低域成分を2つの伝送色信号It,Qt
    することを特徴とするカラーテレビジョン信号伝送方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方式において、前記被写体
    の輝度と線形な関係を有する線形輝度信号および2つの
    色信号を、前記撮像カメラの出力であるガンマ補正回路
    2を介した3原色信号から逆ガンマ補正回路6とマトリ
    クス回路7を介して生成することを特徴とするカラーテ
    レビジョン信号伝送方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方式において、前記被写体
    の輝度と線形な関係を有する線形輝度信号および2つの
    色信号を、前記撮像管の出力である3原色信号を直接マ
    トリクス回路7を介して生成することを特徴とするカラ
    ーテレビジョン信号伝送方式。
  4. 【請求項4】請求項1から3いずれかに記載の方式で得
    られた前記非線形輝度信号Ygからその高域成分YgHを抽
    出し、これを撮像カメラの出力であるガンマ補正回路2
    を介した3原色信号を直接マトリクス回路3を介して得
    た輝度信号Ynの低域成分YnLに付加し、この付加された
    信号を伝送輝度信号Ytとするとともに、 前記撮像カメラの出力である3原色信号を直接マトリク
    ス回路3を介して得た2つの色信号の所定帯域幅の低域
    成分を2つの伝送色信号It,Qtとすることを特徴とする
    カラーテレビジョン信号伝送方式。
  5. 【請求項5】請求項1から4いずれかに記載の方式にお
    いて、前記逆ガンマ補正回路6および前記ガンマ補正回
    路11の羃乗値をそれぞれaおよびbとするとき、a=1/
    bおよび1.2<a<3であることを特徴とするカラーテレ
    ビジョン信号伝送方式。
  6. 【請求項6】負極性の同期信号を付して複合カラーテレ
    ビジョン信号として伝送路に送出される請求項1から5
    いずれかに記載の伝送方式において、信号の零レベル以
    下に所定の閾値を設けて前記伝送輝度信号のレベルが前
    記所定の閾値を越えてより負にシフトするのを防止した
    ことを特徴とするカラーテレビジョン信号伝送方式。
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