JP3106757U - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 光路上に入る熱風を軽減することにより、ヒ−トウェ−ブ現象の発生を抑制することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】 インナ−グリル13が嵌合されたフロントカバ−12が本体に取り付けられた際に、インナ−グリル13と一体的に設けられたヒレ部材13bが、光源装置20が設置されている領域と光学系100が設置されている領域とを仕切る仕切板33と僅少な間隔をあけて配置されるため、第1のファンからの熱風が、仕切板33とフロントカバ−12との間を通過して光学系100が設置されている領域に入り込んでしまうことを防止することができる。その結果、同領域に入り込んだ熱風が光学系100に入り込んだり、投影レンズ26の光路上に入り込んだりしてヒ−トウェ−ブ現象を起こしてしまうことを防止することが可能となる。
【選択図】図6
【解決手段】 インナ−グリル13が嵌合されたフロントカバ−12が本体に取り付けられた際に、インナ−グリル13と一体的に設けられたヒレ部材13bが、光源装置20が設置されている領域と光学系100が設置されている領域とを仕切る仕切板33と僅少な間隔をあけて配置されるため、第1のファンからの熱風が、仕切板33とフロントカバ−12との間を通過して光学系100が設置されている領域に入り込んでしまうことを防止することができる。その結果、同領域に入り込んだ熱風が光学系100に入り込んだり、投影レンズ26の光路上に入り込んだりしてヒ−トウェ−ブ現象を起こしてしまうことを防止することが可能となる。
【選択図】図6
Description
本考案は、プロジェクタに関し、特に、光源と同光源から画像光の生成、投影を行う光学系との距離が比較的近くなるように構成されたプロジェクタに関するものである。
従来、プロジェクタ内部の温度上昇を抑制するための冷却ファンからの排気を、スクリ−ンに画像を投影するための投影レンズとは異なる方向に排出させるように構成することにより、同投影レンズからの光路上に熱風が入り込むことに起因する所謂ヒ−トウェ−ブの発生を防止することが可能なプロジェクタが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平10−186546号公報
特開2002−258248号公報
特開2002−341448号公報
ところで、プロジェクタにおいては、光を生成する光源と、同光源からの光から画像光を生成し、同画像光をスクリ−ンに投影させる光学系との距離が比較的近くなるように構成することがある。このようにすることにより、上記光源から上記光学系への光路の設計が比較的容易になるとともに、上記光源から上記光学系へ光を案内するための装置や部材が不要となるため、プロジェクタの製造にかかるコストを削減することが可能となる。
しかし、上述したようなプロジェクタでは、作動中に上記光源が高温になるため、プロジェクタ内部の温度上昇を抑制するために同光源に向けられた冷却ファンからの熱風が上記光学系に回り込んでしまったり、投影レンズから発せられる画像光の光路上に入ってしまったりすることにより、上述したヒ−トウェ−ブ現象が発生してしまう虞がある。
本考案は、かかる実情に鑑み、光路上に入る熱風を軽減することにより、ヒ−トウェ−ブ現象の発生を抑制することが可能なプロジェクタを提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、請求項2にかかる考案は、光を生成する光源と、同光源からの光から画像光を生成する画像生成素子、および、同画像生成素子により生成された画像光を投影するための投影レンズを有する光学系と、上記光源近傍の温度上昇を抑制するための第1のファンと、上記光学系の温度上昇を抑制するための第2のファンと、上記第2のファンからの熱風の上記光学系への進入を防止するための第1の仕切部材と、上記第1のファンおよび、上記第2のファンからの熱風の排気を行うための排気口が形成されたフロントカバ−とを具備し、
上記フロントカバ−が上記投影レンズと同じ側に配置されたプロジェクタにおいて、
上記フロントカバ−は、取り付けられた際に上記第1の仕切部材と当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置される第2の仕切部材を具備する構成としてある。
上記フロントカバ−が上記投影レンズと同じ側に配置されたプロジェクタにおいて、
上記フロントカバ−は、取り付けられた際に上記第1の仕切部材と当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置される第2の仕切部材を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項2において、光を生成する光源と、同光源からの光から画像光を生成する画像生成素子、および、同画像生成素子により生成された画像光を投影するための投影レンズとを有する光学系と、上記光源近傍の温度上昇を抑制するための第1のファンと、上記光学系の温度上昇を抑制するための第2のファンと、同第2のファンからの熱風の上記光学系への進入を防止するための第1の仕切部材と、上記第1のファンおよび上記第2のファンからの熱風の排気を行うための排気口が形成されたフロントカバ−とを具備しており、上記フロントカバ−が上記投影レンズと同じ側に配置されている。すなわち、上記第1のファンおよび上記第2のファンからの熱風が、投影レンズが設けられている箇所と同じ側から排出されるのである。
また、上記フロントカバ−は、取り付けられた際に上記第1の仕切部材と当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置される第2の仕切部材を具備している。これにより、フロントカバ−を取り付けた際に、光源が設置されている領域と、光学系が設置されている領域とが仕切られることとなる。そのため、第1のファンからの熱風が、上記光学系が設置されている領域に入り込んでしまうことがなく、同熱風がフロントカバ−の排気口から排出されて投影レンズの光路上に入り込んでヒ−トウェ−ブ現象が発生してしまうことを抑制することが可能となる。
また、請求項3にかかる考案は、上記フロントカバ−が、光漏れを防止するためのインナ−グリルを具備しており、上記インナ−グリルには、上記第2の仕切部材として、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記第1の仕切部材に当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置されるヒレ部材が形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項3において、上記インナ−グリルを設置することにより、光源から発生した光がフロントカバ−の排気口から漏出することを防止することが可能となる。また、上記インナ−グリルを上記ヒレ部材とともに一体成形することも可能となるため、コストダウンを図ることが可能となる。
上記のように構成した請求項3において、上記インナ−グリルを設置することにより、光源から発生した光がフロントカバ−の排気口から漏出することを防止することが可能となる。また、上記インナ−グリルを上記ヒレ部材とともに一体成形することも可能となるため、コストダウンを図ることが可能となる。
また、請求項4にかかる考案は、上記インナ−グリルには、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置される開口が形成されている構成としてある。
上記のように構成した請求項4において、第1のファンおよび第2のファンからの熱風を投影レンズから遠ざかるように上記排出口から排出することが可能となるため、同熱風が投影レンズの光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
上記のように構成した請求項4において、第1のファンおよび第2のファンからの熱風を投影レンズから遠ざかるように上記排出口から排出することが可能となるため、同熱風が投影レンズの光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
また、請求項5にかかる考案は、上記インナ−グリルが黒色部材からなることを特徴とする。
上記のように構成した請求項5において、光を効率よく吸収することが可能となる。
上記のように構成した請求項5において、光を効率よく吸収することが可能となる。
また、請求項6にかかる考案は、上記フロントカバ−に形成された上記排出口が、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置される構成としてある。
上記のように構成した請求項6において、第1のファンおよび第2のファンからの熱風を投影レンズから遠ざかるように排出することが可能となるため、同熱風が投影レンズの光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
上記のように構成した請求項6において、第1のファンおよび第2のファンからの熱風を投影レンズから遠ざかるように排出することが可能となるため、同熱風が投影レンズの光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
本考案の請求項2にかかる考案では、ヒ−トウェ−ブ現象の発生を抑制することが可能となる。
請求項3にかかる考案では、光の漏出を防止することが可能となるとともに、コストダウンを図ることが可能となる。
請求項4にかかる考案では、熱風が光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
請求項5にかかる考案では、光を効率よく吸収することが可能となる。
請求項6にかかる考案では、熱風が光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
請求項3にかかる考案では、光の漏出を防止することが可能となるとともに、コストダウンを図ることが可能となる。
請求項4にかかる考案では、熱風が光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
請求項5にかかる考案では、光を効率よく吸収することが可能となる。
請求項6にかかる考案では、熱風が光路上に入り込むことを抑制することが可能となる。
図1は、本考案にかかるプロジェクタを模式的に示す外観図であり、図2は、図1に示したプロジェクタの本体カバ−の一部を切り欠いた状態を模式的に示す平面図である。図1において、プロジェクタ10には、投影レンズ26が備えられており、この投影レンズ26からの画像光が図示しないスクリ−ン等に投影されることにより、スクリ−ンに画像が映し出される。また、プロジェクタ10の本体前面側(投影レンズ26と同じ側)には、フロントカバ−12が取り付けられている。このフロントカバ−12については、後に図面(図5、図6)用いて詳述する。
図2において、プロジェクタ10内部の手前側(図2においては下側)の左側には、白色光を生成可能な光源装置20が設けられている。光源装置20にて生成された白色光は、右側に設置された光学系100に向かって照射される。光学系100は、画像生成素子としてのDMD(Digital Mirror Device)25(図示せず)や、投影レンズ26等を具備し、光源装置20により生成された光から画像光を生成するとともに、同画像光のスクリ−ンへの投影を行う。なお、この光学系100が備える各部品およびこれらの配置については、後に図面(図3)を用いて説明する。
図3は、図2に示した光学系100における各構成部品の配置図である。図3において、プロジェクタ10の光学系100は、白色光を生成可能な光源装置20と、図示しないRGBの3色のカラ−フィルタを具備する円盤状のカラ−ホイ−ル21と、カラ−ホイ−ル21により分離されたR、GまたはBの光を集め、同光を後述するミラ−23へと案内するライトパイプ22と、ライトパイプ22からの光を反射させるミラ−23と、複数のマイクロミラ−を具備するDMD25と、DMD25からの光をスクリ−ンに投影させるための投影レンズ26とを備えている。また、ライトパイプ22とミラ−23との間、および、ミラ−23とDMD25との間には、それぞれイルミネ−ションレンズ27、28が設けられている。
光源装置20は、白色光を生成するランプ20aと、ランプ20aから後方に出射した光を反射させる放物面形状のリフレクタ20bとを備えており、ランプ20aにて生成した光を、カラ−ホイ−ル21に向けて出射させるようになっている。ランプ20aとしては、例えば、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ等を用いることが可能である。また、リフレクタ20としては、例えば、放物面鏡や、楕円面鏡等を用いることが可能である。
カラ−ホイ−ル21は、略円盤形状を有しており、RGBの3色のカラ−フィルタが等間隔に配置されている。このカラ−ホイ−ル21が回転することにより、光源装置20から出射した白色光が、R、G、Bの光に順次分離される。ライトパイプ22は、断面視略矩形状の柱状体であり、入射した光を均一な面状の光に変換してミラ−23へ案内する。イルミネ−ションレンズ27は、ライトパイプ22からの光をミラ−23に集光させるためのものであり、イルミネ−ションレンズ28は、ミラ−23により反射した光をDMD25に集光させるためのものである。
DMD25は、図4に示すように、RGBの各光を画像デ−タに応じて画素毎に変調する変調素子としてのマイクロミラ−25aを複数備えており、各マイクロミラ−25aは、個別に駆動制御され、反射面の角度を所定角度(例えば、12度)傾斜させることが可能となっている。
投影レンズ26は、DMD25によって変調された画像光をスクリ−ンに拡大投影するためのものであり、RGBの各色光の色収差等に起因する投影画像の不鮮明を防止する目的で、複数の集光素子を光軸方向に沿って配置した組レンズとして構成されている。
図中、2点鎖線の矢印は、光の進行方向を示している。光源装置20から出射した白色光は、カラ−ホイ−ル21によりRGBの各色光に分離され、同分離された光はライトパイプ22により集められ、ミラ−23に案内される。ライトパイプ22から出射した光は、ライトパイプ22とミラ−23との間に介在するイルミネ−ションレンズ27により集光されてミラ−23に入射し、ミラ−23により反射される。ミラ−23により反射された光は、イルミネ−ションレンズ28により集光されてDMD25に入射する。そして、DMD25により変調された画像光は、投影レンズ26によりスクリ−ンに拡大投影される。
以下、参照図面を図2に戻して説明する。光源装置20の奥側(図2においては、上側)には、光源装置20により発生した熱を冷却し、内部の温度上昇を抑制するための第1のファン31が設けられている。また、光学系100の奥側には、光学系100の近傍の温度上昇を抑制するための第2のファン32が設けられている。第1のファン31は、その手前側に設置されている光源装置20に向けて送風し、光源装置20を冷却した後の熱風は、フロントカバ−12の排気口12a(図示せず)から外部に排出される。また、第2のファン32は、その手前側に設置されている光学系100に向けて送風し、光学系100を冷却した後の熱風は、同じくフロントカバ−12の排気口12aから排出される。なお、第1のファンは、第2のファンよりも大型のファンとなっている。光源装置20は、作動中に高温になるからである。
また、第1のファン31と第2のファン32との境界部分から下側に向かって、第1の仕切部材としての仕切板33が延設されている。この仕切板33により、光源装置20が設置されている領域と、光学系100が設置されている領域とか区画され、第1のファン31からの熱風が光学系100側に入り込むことを防止することが可能となる。
また、プロジェクタ10の本体前面側であって、投影レンズ26の左側には、フロントカバ−12が取り付けられている。図5は、フロントカバ−12の表側を示す斜視図であり、図6は、フロントカバ−12の裏側を示す斜視図である。図5に示すように、フロントカバ−12には、排気口12aが格子状に複数形成されている。排気口12aは、フロントカバ−12がプロジェクタ10本体に取り付けられた際に、図中右側に傾斜するように形成されており、これにより、第1のファン31および第二のファン32からの熱風は、投影レンズ26から遠ざかるように排気口12aから排出される。
図6に示すように、フロントカバ−12は、そのの裏側に嵌め込まれた黒色部材からなるインナ−グリル13を備えている。このインナ−グリル13は、光源装置20からの光の外部への漏出を防止するためのものである。このインナ−グリル13には、上述した排気口12aと連通する開口13aが形成されており、第1のファンおよび第2のファンからの熱風を通過させることが可能となっている。この開口13aも、フロントカバ−12が取り付けられた際に、上述した排気口12aと同様に左側に傾斜するように形成されており、熱風を投影レンズ26から遠ざける向きに導出させることが可能となっている。
また、インナ−グリル13の略中央部分には、ヒレ部材13bが設けられている。このインナ−グリル13は、一体成形により製造されている。これにより、ヒレ部材13bをインナ−グリル13とは別部材として用いる場合と比較して部品点数を削減することができ、コストダウンを図ることが可能となる。
以下、図2を参照して説明する。上述したフロントカバ−12をプロジェクタ10本体に取り付けた際には、図2に示すように、インナ−グリル13のヒレ部材13bが、仕切板33の手前側に僅少な間隔をあけて配置される。これにより、第1のファンからの熱風が、仕切板33とフロントカバ−12との間を通過して、光学系100が設置されている領域に入りこんでしまうことを防止することができる。そのため、同領域に入り込んだ熱風が光学系100に入り込んだり、フロントカバ−12の排気口12aから排出されて投影レンズ26の光路上に入り込んでヒ−トウェ−ブ現象を起こしてしまうことを防止することができる。
上述した実施形態では、フロントカバ−12をプロジェクタ10本体に取り付けた際に、インナ−グリル13のヒレ部材13bが仕切板33の手前側に僅少な間隔をあけて配置されている場合について説明したが、本発明において、第2の仕切部材は、第1の仕切部材と当接していてもよい。
また、上述した実施形態では、ライトパイプ22から出射された光がミラ−23により反射されてDMD25に入射するようにプロジェクタ10が構成されている場合について説明したが、本考案では、必ずしも、プロジェクタがミラ−を備えている必要はなく、ライトパイプからの光が直接DMDに入射するように構成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、プロジェクタ10が1つのDMD25のみを備える1チップ方式のプロジェクタである場合について説明したが、本考案は、RGBの3色の光のそれぞれに対応する3つのDMDを備えた3チップ方式のプロジェクタや、2つのDMDを備えた2チップ方式のプロジェクタにも適用することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、プロジェクタ10が、画像生成素子としてDMD(Digital Mirror Device)を用いたDLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクタである場合について説明したが、本考案のプロジェクタはこれに限定されるものではなく、例えば、画像生成素子として液晶パネルが用いられる液晶プロジェクタであってもよい。
以上説明したように、実施形態にかかるプロジェクタ10では、インナ−グリル13が嵌合されたフロントカバ−12が本体に取り付けられた際に、インナ−グリル13と一体的に設けられたヒレ部材13bが、光源装置20が設置されている領域と光学系100が設置されている領域とを仕切る仕切板33と僅少な間隔をあけて配置されるため、第1のファンからの熱風が、仕切板33とフロントカバ−12との間を通過して光学系100が設置されている領域に入り込んでしまうことを防止することができる。その結果、同領域に入り込んだ熱風が光学系100に入り込んだり、投影レンズ26の光路上に入り込んだりしてヒ−トウェ−ブ現象を起こしてしまうことを防止することが可能となる。
10…プロジェクタ
12…フロントカバ−
12a…排気口
13…インナ−グリル
13a…開口
13b…ヒレ部材
20…光源装置
20a…ランプ
20b…リフレクタ
21…カラ−ホイ−ル
22、122…ライトパイプ
22a、122a…出射部
23…ミラ−
25…DMD
26…投影レンズ
27、28…イルミネ−ションレンズ
33…仕切板
12…フロントカバ−
12a…排気口
13…インナ−グリル
13a…開口
13b…ヒレ部材
20…光源装置
20a…ランプ
20b…リフレクタ
21…カラ−ホイ−ル
22、122…ライトパイプ
22a、122a…出射部
23…ミラ−
25…DMD
26…投影レンズ
27、28…イルミネ−ションレンズ
33…仕切板
Claims (6)
- 光を生成する光源と、同光源からの光から画像光を生成する画像生成素子、および、同画像生成素子により生成された画像光を投影するための投影レンズを有する光学系と、上記光源近傍の温度上昇を抑制するための第1のファンと、上記光学系の温度上昇を抑制するための第2のファンと、同第2のファンからの熱風の上記光学系への進入を防止するための第1の仕切部材と、取り付けられた際に、上記第1ファンおよび上記第2のファンからの熱風の排気を行うための排気口が、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置されるように形成されたフロントカバ−とを具備し、
上記フロントカバ−が上記投影レンズと同じ側に配置されたプロジェクタにおいて、
上記フロントカバ−は、光漏れを防止するための黒色部材からなるインナ−グリルを具備し、
上記インナ−グリルには、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置される開口が形成されるとともに、上記フロントカバ−が取り付けられた際に上記第1の仕切部材と当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置されるヒレ部材が形成されていることを特徴とするプロジェクタ。 - 光を生成する光源と、同光源からの光から画像光を生成する画像生成素子、および、同画像生成素子により生成された画像光を投影するための投影レンズを有する光学系と、上記光源近傍の温度上昇を抑制するための第1のファンと、上記光学系の温度上昇を抑制するための第2のファンと、同第2のファンからの熱風の上記光学系への進入を防止するための第1の仕切部材と、上記第1のファンおよび上記第2のファンからの熱風の排気を行うための排気口が形成されたフロントカバ−とを具備し、
上記フロントカバ−が上記投影レンズと同じ側に配置されたプロジェクタにおいて、
上記フロントカバ−は、取り付けられた際に上記第1の仕切部材と当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置される第2の仕切部材を具備することを特徴とするプロジェクタ。 - 上記フロントカバ−は、光漏れを防止するためのインナ−グリルを具備し、
上記インナ−グリルには、上記第2の仕切部材として、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記第1の仕切部材に当接するか、または、同第1の仕切部材と僅少な間隔をあけて配置されるヒレ部材が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。 - 上記インナ−グリルには、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置される開口が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のプロジェクタ。
- 上記インナ−グリルは、黒色部材からなることを特徴とする請求項3または4に記載のプロジェクタ。
- 上記フロントカバ−に形成された上記排気口は、上記フロントカバ−が取り付けられた際に、上記投影レンズから排気が遠ざかるように傾斜して配置されることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1に記載のプロジェクタ。
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