JP3106698B2 - 除湿式衣類乾燥機 - Google Patents
除湿式衣類乾燥機Info
- Publication number
- JP3106698B2 JP3106698B2 JP04164463A JP16446392A JP3106698B2 JP 3106698 B2 JP3106698 B2 JP 3106698B2 JP 04164463 A JP04164463 A JP 04164463A JP 16446392 A JP16446392 A JP 16446392A JP 3106698 B2 JP3106698 B2 JP 3106698B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- fan case
- rotating drum
- wing
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換機能および送風
機能を有する両翼ファンを収納するファンケースを備え
た除湿式衣類乾燥機に関する。
機能を有する両翼ファンを収納するファンケースを備え
た除湿式衣類乾燥機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の除湿式衣類乾燥機は図４〜図６に
示す構成であった。
示す構成であった。
【０００３】すなわち、図４において、１は外枠、２は
熱源となるヒータ、３は衣類を収納攪拌する回転ドラ
ム、４は冷却風（外気）５と循環風６とを熱交換させる
とともに送風機能を有する両翼ファン、７は両翼ファン
４を収納するファンケースである。８は回転ドラム３，
両翼ファン４を軸支するシャフトで、このシャフト８は
図５に示すようにシャフト支持板９に固着され、シャフ
ト支持板９の両側が外枠１に取付けられる。１０は循環
ダクト、１１は排水口である。１２は回転ドラム３、両
翼ファン４を回転駆動するモータである。１５は冷却風
５を吸気する穴１５ａを有する裏板である。
熱源となるヒータ、３は衣類を収納攪拌する回転ドラ
ム、４は冷却風（外気）５と循環風６とを熱交換させる
とともに送風機能を有する両翼ファン、７は両翼ファン
４を収納するファンケースである。８は回転ドラム３，
両翼ファン４を軸支するシャフトで、このシャフト８は
図５に示すようにシャフト支持板９に固着され、シャフ
ト支持板９の両側が外枠１に取付けられる。１０は循環
ダクト、１１は排水口である。１２は回転ドラム３、両
翼ファン４を回転駆動するモータである。１５は冷却風
５を吸気する穴１５ａを有する裏板である。
【０００４】上記構成において、モータ１２が回転する
とベルト駆動により回転ドラム３、両翼ファン４が回転
する。両翼ファン４が回転すると、両翼ファン４の後側
に冷却風５，前側に循環風６が発生し、循環風６は循環
ダクト１０を経由し、ヒータ２に至り、ヒータ２により
加熱され回転ドラム３内に導入され衣類１３を乾燥させ
ファンケース７に取り付けたリング１４のリング穴１４
ａを通って再び両翼ファン４に戻るという流れを形成す
る。このとき、衣類１３と熱交換し高温多湿となった循
環風６は、両翼ファン４のブレ−ドを介し冷却風５と熱
交換し、循環風６の水蒸気は凝縮水となり、排水口１１
より外枠１外へ排水される。
とベルト駆動により回転ドラム３、両翼ファン４が回転
する。両翼ファン４が回転すると、両翼ファン４の後側
に冷却風５，前側に循環風６が発生し、循環風６は循環
ダクト１０を経由し、ヒータ２に至り、ヒータ２により
加熱され回転ドラム３内に導入され衣類１３を乾燥させ
ファンケース７に取り付けたリング１４のリング穴１４
ａを通って再び両翼ファン４に戻るという流れを形成す
る。このとき、衣類１３と熱交換し高温多湿となった循
環風６は、両翼ファン４のブレ−ドを介し冷却風５と熱
交換し、循環風６の水蒸気は凝縮水となり、排水口１１
より外枠１外へ排水される。
【０００５】なお、ファンケース部の構成は図６に示す
ように、ファンケース７を合成樹脂により形成し、ファ
ンケース７に両翼ファン４を収納し、シャフト支持板９
に固着したシャフト８を両翼ファン４のメタル部４ａと
ファンケース７の支持穴７ａとに回転自在に貫通したの
ちファンケース７の前部に回転ドラム３を軸支し、その
シャフト支持板９を外枠１に取付けていた。
ように、ファンケース７を合成樹脂により形成し、ファ
ンケース７に両翼ファン４を収納し、シャフト支持板９
に固着したシャフト８を両翼ファン４のメタル部４ａと
ファンケース７の支持穴７ａとに回転自在に貫通したの
ちファンケース７の前部に回転ドラム３を軸支し、その
シャフト支持板９を外枠１に取付けていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ファンケース７が合成樹脂により形成され
ていたため、このファンケース７のみでシャフト８を軸
支することは強度的に困難であり、したがって、シャフ
ト８を剛性の高い別部材であるシャフト支持板９に固着
し、回転ドラム３，両翼ファン４を軸支しなければなら
ず、部品点数が増加するという問題点を有していた。
の構成では、ファンケース７が合成樹脂により形成され
ていたため、このファンケース７のみでシャフト８を軸
支することは強度的に困難であり、したがって、シャフ
ト８を剛性の高い別部材であるシャフト支持板９に固着
し、回転ドラム３，両翼ファン４を軸支しなければなら
ず、部品点数が増加するという問題点を有していた。
【０００７】また、ファンケース７の支持穴７ａ（合成
樹脂製）にシャフト８の荷重が加わり、シャフト８が下
方に変形し、両翼ファン４がファンケース７の仕切部７
ｂより移動するため、両翼ファン４と仕切部７ｂとに間
隙が発生し冷却風５，循環風６が混流し、熱交換性能が
低下し除湿性能が低下する問題があり、これを防止する
ため、支持穴７ａ部近傍を剛性の高いリング１４により
形成せざるを得ないといった問題点を有していた。さら
に、ファンケース７は外枠１より小さいため冷却風５が
裏板１５とファンケース７の隙間より洩れ出て回転ドラ
ム３を冷却したり、回転ドラム側の高温の空気を吸気す
ることによって、回転ドラム３が逆に冷却されたり、冷
却風５自体の温度が上昇することにより、乾燥性能，熱
交換性能が低下するという問題があった。
樹脂製）にシャフト８の荷重が加わり、シャフト８が下
方に変形し、両翼ファン４がファンケース７の仕切部７
ｂより移動するため、両翼ファン４と仕切部７ｂとに間
隙が発生し冷却風５，循環風６が混流し、熱交換性能が
低下し除湿性能が低下する問題があり、これを防止する
ため、支持穴７ａ部近傍を剛性の高いリング１４により
形成せざるを得ないといった問題点を有していた。さら
に、ファンケース７は外枠１より小さいため冷却風５が
裏板１５とファンケース７の隙間より洩れ出て回転ドラ
ム３を冷却したり、回転ドラム側の高温の空気を吸気す
ることによって、回転ドラム３が逆に冷却されたり、冷
却風５自体の温度が上昇することにより、乾燥性能，熱
交換性能が低下するという問題があった。
【０００８】本発明はこのような問題を解決するもの
で、乾燥性能、熱交換性能の安定化を図り、かつ部品点
数の削減を図った除湿式衣類乾燥機を提供することを目
的としている。
で、乾燥性能、熱交換性能の安定化を図り、かつ部品点
数の削減を図った除湿式衣類乾燥機を提供することを目
的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の除湿式衣類乾燥機は、外枠内に回転自在に配
した回転ドラムと、循環風と冷却風とを熱交換しかつ送
風機能を有する両翼ファンと、この両翼ファンを収納し
かつ循環側と冷却側に仕切る仕切板を内臓したファンケ
ースとを備え、前記ファンケースは剛性を有する金属板
より形成し、かつその略中央部に前方側に回転ドラムを
後方側に両翼ファンを配置して軸支するシャフトを固着
するとともに、前記ファンケースの外周には、外方に向
かって前方側の回転ドラム部と後方側の両翼ファン部と
に分離する隔壁部を延設して前記ファンケースと一体的
に成形し、この隔壁部を前記外枠に取り付けて構成した
ものである。
に本発明の除湿式衣類乾燥機は、外枠内に回転自在に配
した回転ドラムと、循環風と冷却風とを熱交換しかつ送
風機能を有する両翼ファンと、この両翼ファンを収納し
かつ循環側と冷却側に仕切る仕切板を内臓したファンケ
ースとを備え、前記ファンケースは剛性を有する金属板
より形成し、かつその略中央部に前方側に回転ドラムを
後方側に両翼ファンを配置して軸支するシャフトを固着
するとともに、前記ファンケースの外周には、外方に向
かって前方側の回転ドラム部と後方側の両翼ファン部と
に分離する隔壁部を延設して前記ファンケースと一体的
に成形し、この隔壁部を前記外枠に取り付けて構成した
ものである。
【００１０】
【作用】本発明は上記した構成により、ファンケース自
体の剛性が高まり、回転ドラム，両翼ファンの軸支力が
増大する。このため、両翼ファンの移動が防止されて熱
交換性能の低下を防ぐことができる。また、隔壁部によ
り、ファンケースを直接外枠に取付けることが可能にな
るとともに、冷却風が回転ドラムを冷却することがなく
なり乾燥，除湿性能の低下を防止することができる。
体の剛性が高まり、回転ドラム，両翼ファンの軸支力が
増大する。このため、両翼ファンの移動が防止されて熱
交換性能の低下を防ぐことができる。また、隔壁部によ
り、ファンケースを直接外枠に取付けることが可能にな
るとともに、冷却風が回転ドラムを冷却することがなく
なり乾燥，除湿性能の低下を防止することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図１〜図３
を参照して説明する。なお、従来の構成と同じ部品には
同一の番号を付しその説明は省略し、本発明の特徴のみ
を述べる。
を参照して説明する。なお、従来の構成と同じ部品には
同一の番号を付しその説明は省略し、本発明の特徴のみ
を述べる。
【００１２】本発明の特徴であるファンケース部の構成
は、図１、図２に示すように、鉄板等の剛性を有する金
属板を絞り加工等により凹状に形成し、後方側（凹部内
側）に両翼ファン４を収納し、この両翼を循環側２０ａ
と冷却側２０ｂに仕切る仕切板２１を内臓したファンケ
ース２０とこの外周に外方に向かって延設した隔壁部２
２からなっている。そしてファンケース２０の凹部中央
には前方側（凹部外側）に回転ドラム３を後方側に両翼
ファン４を回動自在に軸支するシャフト２３を固着して
いる。また隔壁部２２はその外周部を直接外枠１に取り
付けるようにしている。したがって、前方のシャフト２
３に回転ドラム３を、後方のシャフト２３に両翼ファン
４を固定したのち図３に示すように隔壁部２２を外枠１
に取り付けるだけでフアンケース２０を確実に固定する
ことができる。
は、図１、図２に示すように、鉄板等の剛性を有する金
属板を絞り加工等により凹状に形成し、後方側（凹部内
側）に両翼ファン４を収納し、この両翼を循環側２０ａ
と冷却側２０ｂに仕切る仕切板２１を内臓したファンケ
ース２０とこの外周に外方に向かって延設した隔壁部２
２からなっている。そしてファンケース２０の凹部中央
には前方側（凹部外側）に回転ドラム３を後方側に両翼
ファン４を回動自在に軸支するシャフト２３を固着して
いる。また隔壁部２２はその外周部を直接外枠１に取り
付けるようにしている。したがって、前方のシャフト２
３に回転ドラム３を、後方のシャフト２３に両翼ファン
４を固定したのち図３に示すように隔壁部２２を外枠１
に取り付けるだけでフアンケース２０を確実に固定する
ことができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明の除湿式衣類乾燥機
によれば、ファンケースが鉄板等の剛性を有する金属板
より構成されているので、回転ドラム，両翼ファンの軸
支力が高まり、両翼ファンのシャフト支持部の変形によ
る傾きがなくなり、仕切板と両翼ファンの位置関係が安
定し、熱交換性能の向上、安定が図れる。また、ファン
ケースの外周には、外方に向かって回転ドラム部と両翼
ファン部とに分離する隔壁部を延設し直接外枠に取り付
けるようにしたことにより、従来のシャフト支持板が不
要となり部品点数の削減が図れる。さらに、ファンケー
ス部と回転ドラム部との空間を隔壁部により遮断するこ
とにより、回転ドラムを冷却することなく、また冷却風
の温度上昇をまねくこともなく乾燥，除湿性能の向上が
図れる。
によれば、ファンケースが鉄板等の剛性を有する金属板
より構成されているので、回転ドラム，両翼ファンの軸
支力が高まり、両翼ファンのシャフト支持部の変形によ
る傾きがなくなり、仕切板と両翼ファンの位置関係が安
定し、熱交換性能の向上、安定が図れる。また、ファン
ケースの外周には、外方に向かって回転ドラム部と両翼
ファン部とに分離する隔壁部を延設し直接外枠に取り付
けるようにしたことにより、従来のシャフト支持板が不
要となり部品点数の削減が図れる。さらに、ファンケー
ス部と回転ドラム部との空間を隔壁部により遮断するこ
とにより、回転ドラムを冷却することなく、また冷却風
の温度上昇をまねくこともなく乾燥，除湿性能の向上が
図れる。
【図１】本発明の実施例の除湿式衣類乾燥機の縦断面図
【図２】同ファンケース部の分解斜視図
【図３】同除湿式衣類乾燥機の要部の後部斜視図
【図４】従来の除湿式衣類乾燥機の縦断面図
【図５】同ファンケース部の分解斜視図
【図６】同除湿式衣類乾燥機の要部の後部斜視図
【符号の説明】 １ 外枠 ３ 回転ドラム ４ 両翼ファン ５ 冷却風 ６ 循環風 ２０ ファンケース ２０ａ 循環側 ２０ｂ 冷却側 ２１ 仕切板 ２２ 隔壁部 ２３ シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−99598（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−76899（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−194798（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−203195（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−80094（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) D06F 58/02 - 58/04
Claims (1)
- 【請求項１】外枠内に回転自在に配した回転ドラムと、
循環風と冷却風とを熱交換しかつ送風機能を有する両翼
ファンと、この両翼ファンを収納しかつ循環側と冷却側
に仕切る仕切板を内臓したファンケースとを備え、前記
ファンケースは剛性を有する金属板より形成し、かつそ
の略中央部に前方側に回転ドラムを後方側に両翼ファン
を配置して軸支するシャフトを固着するとともに、前記
ファンケースの外周には、外方に向かって前方側の回転
ドラム部と後方側の両翼ファン部とに分離する隔壁部を
延設して前記ファンケースと一体的に成形し、この隔壁
部を前記外枠に取り付けた除湿式衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04164463A JP3106698B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 除湿式衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04164463A JP3106698B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 除湿式衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291A JPH06291A (ja) | 1994-01-11 |
| JP3106698B2 true JP3106698B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=15793657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04164463A Expired - Fee Related JP3106698B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 除湿式衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3106698B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP04164463A patent/JP3106698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06291A (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908 Year of fee payment: 9 |
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