JP3106449U - 埃・塵等のゴミ取り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯性や機能性に優れる埃・塵等のゴミ取り具であって、製作時には容易に製作することができ、また、コスト的にも優れ、簡単に大量生産可能な埃・塵等のゴミ取り具を提供することにある。
【解決手段】 紙又は樹脂等の材質からなる1枚の薄状シート材10を折畳み、このシート材10の少なくとも一側部又は両縁部11、12を溶着して手指Fを挿入可能な挿入部16を有する包囲体15を形成する。この包囲体15の表裏面13、14の何れか一面、又は両面に粘着剤19を塗布して粘着面20を形成する。この粘着面20に剥離可能な剥離シート25を仮着した手段を有する埃・塵等のゴミ取り具である。
【選択図】 図1
【解決手段】 紙又は樹脂等の材質からなる1枚の薄状シート材10を折畳み、このシート材10の少なくとも一側部又は両縁部11、12を溶着して手指Fを挿入可能な挿入部16を有する包囲体15を形成する。この包囲体15の表裏面13、14の何れか一面、又は両面に粘着剤19を塗布して粘着面20を形成する。この粘着面20に剥離可能な剥離シート25を仮着した手段を有する埃・塵等のゴミ取り具である。
【選択図】 図1
Description
本考案は、被服の生地表面やペットなどに付着した埃や塵、或は抜毛などのゴミを除去する埃・塵等のゴミ取り具に関する。
従来より、埃、塵などの手で摘み難いゴミなどを除去するため、粘着式のロール状塵取り具や粘着性シート状塵取り具がある。粘着式ロール状塵取り具は、粘着テープ等をロール状にし、これを回転させるようにしてゴミを除去するようにした塵取り具である。一方、粘着性シート状塵取り具は、シート状の塵取り具であるが、使用時には、例えば、所定の大きさに切断した粘着性のシートを手で把持するようにしてゴミを貼り付けたり、或は手指を挿入できるように環状に丸めてゴミを取り除くようにしている。
更に、上記以外の塵取り具として、予め袋状或は環状に形成された塵取り具があり、この塵取り具は、開口部から内部に手指を挿入し、シートを介して手指で触るようにしながら外面側の粘着面にゴミを貼り付けるようにしている。この塵取り具は、ロール状塵取り具に比較して携帯性に優れるため持ち運びが容易であり、塵取り時には、凹凸面・起伏状の面に付着した細かいゴミまで取ることができ、機能性においても優れている。また、粘着性シート状塵取り具と比較した場合、環状に丸めるなどの工夫を施すことなく迅速かつ効率良く機能的にゴミを除去できるという大きなメリットがある。
従って、袋状・環状に形成された塵取り具は、ロール状塵取り具やシート状塵取り具に換わって利用されつつある。
更に、上記以外の塵取り具として、予め袋状或は環状に形成された塵取り具があり、この塵取り具は、開口部から内部に手指を挿入し、シートを介して手指で触るようにしながら外面側の粘着面にゴミを貼り付けるようにしている。この塵取り具は、ロール状塵取り具に比較して携帯性に優れるため持ち運びが容易であり、塵取り時には、凹凸面・起伏状の面に付着した細かいゴミまで取ることができ、機能性においても優れている。また、粘着性シート状塵取り具と比較した場合、環状に丸めるなどの工夫を施すことなく迅速かつ効率良く機能的にゴミを除去できるという大きなメリットがある。
従って、袋状・環状に形成された塵取り具は、ロール状塵取り具やシート状塵取り具に換わって利用されつつある。
前述の袋状の塵取り具には、例えば、シート本体の一面に形成された粘着面に着離可能に剥離シートが設けられているとともに、このシート本体のもう一方の面に密接状態に表面シートが重ねられてその両端部が接着されて設けられており、シート本体と表面シートとを離反させることにより手指の挿入可能な筒状態に変形するようにしたシート状塵取り具がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、手を挿入可能な開口を有する袋部として形成した本体と、この本体の両面又はいずれかの一面に塗布した粘着剤と、この粘着剤の上面に剥離可能として配置した剥離紙とを具備してなる携帯用ほこり取り具がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−211158号公報
実開平6−13761号公報
しかしながら、上記の袋状或は環状の塵取り具の場合には、製作する際にゴミ貼着面側のシートと他面側のシートの接着が面倒であり、手間のかかるものとなっていた。
例えば、特許文献1のシート状塵取り具は、シート本体と表面シートを重ね合せた状態でその両端部を接着したものであり、これらのシート本体と表面シートは、合成樹脂、紙、金属、及びこれらのラミネート材料や合成材料などからなるシート材料を用いるが、各シートの形成時には、先ず、材料を帯状に連続形成したものを方形のシート状に切断するという面倒があった。更に、接着時には、これらを積層した状態で貼り合わせる必要があり、シート本体、表面シート相互の材料の接着性によってこのときの接着方法が決定されるが、例えば、加熱ローラや加熱押し型などの熱溶着方法を用いて接着する場合、切断後のシート本体と表面シートをわざわざ重ねた状態にした状態で接着するのが通常となっている。このため、加工作業が複雑になって時間がかかっていた。また、シート本体と表面シートを異なる種類の材料で形成した場合、材料費もアップしてコスト的にも不利であった。更に、異なる材料で形成した場合には、互いの相容性などをより考慮する必要があり、接着作業がより面倒になる場合もある。
例えば、特許文献1のシート状塵取り具は、シート本体と表面シートを重ね合せた状態でその両端部を接着したものであり、これらのシート本体と表面シートは、合成樹脂、紙、金属、及びこれらのラミネート材料や合成材料などからなるシート材料を用いるが、各シートの形成時には、先ず、材料を帯状に連続形成したものを方形のシート状に切断するという面倒があった。更に、接着時には、これらを積層した状態で貼り合わせる必要があり、シート本体、表面シート相互の材料の接着性によってこのときの接着方法が決定されるが、例えば、加熱ローラや加熱押し型などの熱溶着方法を用いて接着する場合、切断後のシート本体と表面シートをわざわざ重ねた状態にした状態で接着するのが通常となっている。このため、加工作業が複雑になって時間がかかっていた。また、シート本体と表面シートを異なる種類の材料で形成した場合、材料費もアップしてコスト的にも不利であった。更に、異なる材料で形成した場合には、互いの相容性などをより考慮する必要があり、接着作業がより面倒になる場合もある。
また、特許文献2における携帯用ほこり取り具に関しては、ほこり取り具本体を薄状の樹脂材等によって開口を有する袋部の形状に形成することのみが記載され、この袋部を形成する際の加工工程における具体的な構造や袋部を構成する材料の形状については記載されていない。
本考案は、従来の課題点に鑑みて開発したものであり、その目的とするところは、携帯性や機能性に優れる埃・塵等のゴミ取り具であって、製作時には容易に製作することができ、また、コスト的にも優れ、簡単に大量生産可能な埃・塵等のゴミ取り具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る考案は、紙又は樹脂等の材質からなる1枚の薄状シート材を折畳み、このシート材の少なくとも一側部又は両縁部を溶着して手指を挿入可能な挿入部を有する包囲体を形成し、この包囲体の表裏面の何れか一面、又は両面に粘着剤を塗布して粘着面を形成し、この粘着面に剥離可能な剥離シートを仮着した埃・塵等のゴミ取り具である。
請求項2に係る考案は、前記包囲体の挿入口の一面側を他面側より延設するように延設部を形成した埃・塵等のゴミ取り具である。
請求項3に係る考案は、前記包囲体の粘着面以外の面に適宜の色彩や文字等を施した広告等を表示する表示部を設けた埃・塵等のゴミ取り具である。
請求項1に係る考案によると、薄状で携帯性に優れるため持ち運び容易であり、微細な塵状のゴミまで確実に取り除くことが可能な機能性に優れた埃・塵等のゴミ取り具であり、製作時において加工が容易であり、低コストで簡単に大量生産が可能な埃・塵等のゴミ取り具である。また、本体を袋状に形成すれば、ゴミ取り具としての使用にゴミ入れ袋などに再利用でき、更に、本体を紙などのリサイクル可能な材料によって形成できることに加えて、歩留まりがよいため材料を無駄なく利用することもでき、エコロジー的にも優れた埃・塵等のゴミ取り具である。
請求項2に係る考案によると、簡単に手指の挿入部分を開口することができる埃・塵等のゴミ取り具であり、仮に静電気等でこの挿入部分が貼り付いた状態にあったとしても容易に手指を挿入して迅速的に使用することができる。しかも、この手指の挿入部分は加工時にわざわざ設ける必要がなく、加工時に必要な切断工程を利用して形成することができ、コストアップすることもない。
請求項3に係る考案によると、見た目にも優れた埃・塵等のゴミ取り具であり、この埃・塵等のゴミ取り具に企業名や各種の製品名などを施して宣伝に利用したり、販売促進品や景品などとして配布することもできる。また、OEM製品として販売することも可能となる。
本考案における埃・塵等のゴミ取り具の実施形態及び作用を図面に基づいて説明する。
図1及び図5に示す本考案における埃・塵等のゴミ取り具の第1実施形態において、ゴミ取り具本体1を構成する薄状のシート材10は、紙又は樹脂等の材質からなる1枚の材料により形成している。シート材10を樹脂によって形成する場合は、例えば、ポリエチレンを材料として用いることができるが、これに制限されることなく各種の樹脂を用いることができる。また、硬質のプラスチック等を材料としたり、更には、紙や樹脂以外の材料、例えば、金属を材料としてシート材10を形成するようにしてもよい。
包囲体15は、このシート材10の少なくとも一側部又は両縁部を溶着したものであり、更に、本実施形態においては、左右の両縁部11、12とこれに加えて、先端側縁部23を溶着することにより包囲体15を略袋状に形成している。また、手指Fを挿入可能な挿入口16aを切込み形成して包囲体15内部に挿入部16を設けている。
図1及び図5に示す本考案における埃・塵等のゴミ取り具の第1実施形態において、ゴミ取り具本体1を構成する薄状のシート材10は、紙又は樹脂等の材質からなる1枚の材料により形成している。シート材10を樹脂によって形成する場合は、例えば、ポリエチレンを材料として用いることができるが、これに制限されることなく各種の樹脂を用いることができる。また、硬質のプラスチック等を材料としたり、更には、紙や樹脂以外の材料、例えば、金属を材料としてシート材10を形成するようにしてもよい。
包囲体15は、このシート材10の少なくとも一側部又は両縁部を溶着したものであり、更に、本実施形態においては、左右の両縁部11、12とこれに加えて、先端側縁部23を溶着することにより包囲体15を略袋状に形成している。また、手指Fを挿入可能な挿入口16aを切込み形成して包囲体15内部に挿入部16を設けている。
包囲体15の形成時には、シート材10の材質として樹脂を使用する場合、先ず、予め粒状の図示しないペレットを溶解し、図示しないインフレーション機で吹き上げてチューブ(筒)状に巻装した状態に加工する。加工後の色としては透明或は半透明であるのが通常であるが、色付きであってもよく、色付きにする場合には溶解したペレットに所望の色の顔料を予め混入しておくようにすればよい。
続いて、このチューブを図示しない製袋機の枷巻き部に取り付け、テンションを掛けるようにチューブ先端側を引っ張った状態にしながら熱溶着用のシールバーを押し付けて所定の長さに連続してカットすれば先端・後端側が溶着され、内部が密封された状態に形成される。次いで、図1に示すように挿入口16aにおいて表裏面13、14の何れかを溶着部位と平行に切断すれば、挿入口16aの一面側が他面側より延設するような延設部17が形成され、挿入口16aを開口したときにこの延設部17側が延設した状態となる。この延設部17を設けることによって、挿入部16付近が静電気等で貼り付いていたとしても挿入口16a部分には段差が形成されるため、この段差により容易に挿入口16aを開口して手指Fが挿入し易くなり、更に、手指Fを挿入した後には図3に示すように延設部17が手の甲を覆うようにホールドしながらガイドするため、使用時に手指Fからずれ難く、使用しやすくなる。
包囲体15の外形は、本実施形態においては、縦160mm×横120mm程度の方形状であり、挿入口16aは、縦方向において端部より約20mm程度の位置に形成している。従って、延設部17は挿入口16aから約20mm延設されたものであり、図2のA部のような状態となる。
続いて、このチューブを図示しない製袋機の枷巻き部に取り付け、テンションを掛けるようにチューブ先端側を引っ張った状態にしながら熱溶着用のシールバーを押し付けて所定の長さに連続してカットすれば先端・後端側が溶着され、内部が密封された状態に形成される。次いで、図1に示すように挿入口16aにおいて表裏面13、14の何れかを溶着部位と平行に切断すれば、挿入口16aの一面側が他面側より延設するような延設部17が形成され、挿入口16aを開口したときにこの延設部17側が延設した状態となる。この延設部17を設けることによって、挿入部16付近が静電気等で貼り付いていたとしても挿入口16a部分には段差が形成されるため、この段差により容易に挿入口16aを開口して手指Fが挿入し易くなり、更に、手指Fを挿入した後には図3に示すように延設部17が手の甲を覆うようにホールドしながらガイドするため、使用時に手指Fからずれ難く、使用しやすくなる。
包囲体15の外形は、本実施形態においては、縦160mm×横120mm程度の方形状であり、挿入口16aは、縦方向において端部より約20mm程度の位置に形成している。従って、延設部17は挿入口16aから約20mm延設されたものであり、図2のA部のような状態となる。
粘着剤19は、包囲体15の表裏面13、14の何れか一面、又は両面に塗布するようにし、これにより粘着面20が設けられる。粘着面20には、剥離可能な剥離シート25が仮着され、通常時においては粘着面20が覆われた状態となっている。本実施形態においては、粘着剤19を一面側である表面13側に塗布するようにしているが、この場合、前記挿入口16aも粘着面19と同じ面に形成するのがよい。粘着剤19の材質は特に拘ることなく、ゴミを除去できる程度の粘着力を有するものであれば各種の材質を利用できる。粘着剤19の材質としては、例えば、付箋紙の接着面に使用される接着剤と同じような、アクリル系の粘着剤を含有する成分とするのがよく、このような何度も付けたり剥がしたりできる、いわゆる再剥離用接着剤と呼ばれる接着剤を用いると粘着面20の粘着性が無くなるまで再利用することが可能となる。
剥離シート25には、仮着したときに粘着面20の粘着性を維持しつつ、また、剥離時には容易にこの粘着面20から剥離可能な処理を施し、例えば、シリコーンなどの離型剤25aによって表面処理を施すようにしている。剥離シート25は、樹脂等によってフィルム状に薄く形成するようにすれば嵩張ることがなく持ち運びが容易となるが、紙によって形成するようにしてもよい。
剥離シート25には、少なくとも剥離シート25本体を2つ以上に分割可能なミシン目、或は切込み線等の分割線26を形成しており、この分割線26によって分割させた剥離シート25を剥離させることができるようにしているため、分割した剥離シート25を必要に応じて剥ぐようにして粘着面20を何回かに分けて使用するような使用方法が可能となる。このようにゴミ取りに必要な粘着部分だけをその都度使用できるため無駄がなくなり、更には、使用後の粘着面20に剥離シート25を再度仮着することで繰り返しの使用もできる。
剥離シート25には、少なくとも剥離シート25本体を2つ以上に分割可能なミシン目、或は切込み線等の分割線26を形成しており、この分割線26によって分割させた剥離シート25を剥離させることができるようにしているため、分割した剥離シート25を必要に応じて剥ぐようにして粘着面20を何回かに分けて使用するような使用方法が可能となる。このようにゴミ取りに必要な粘着部分だけをその都度使用できるため無駄がなくなり、更には、使用後の粘着面20に剥離シート25を再度仮着することで繰り返しの使用もできる。
図4に示すように、包囲体15の略中央付近には、粘着面20を内側にした状態で矢印方向に小さく折畳み可能な折曲部18を設けており、粘着面20にゴミを付着させた状態で剥離シート25を仮着した状態であっても、この折曲部18で折畳んだ状態にすることにより剥離シート25が自然に剥がれたりするのを防ぎ、持ち運び時等にゴミが脱落するのを防止している。
表示部21は、包囲体15の粘着面20以外の面に設けた適宜の色彩や文字からなる広告等であり、具体的には製品名・サービス名、企業名などのロゴ・模様・キャラクター等、或は装飾性を有する色彩や文字などであるが、任意の文字・模様等を印刷等の手段によって施すようにすればよい。この表示部21を設けることにより、ゴミ取り具本体1を宣伝に利用したり、販売促進品や景品などとして配布したりでき、また、OEM製品としての販売などにも対応可能となる。
表示部21は、包囲体15の粘着面20以外の面に設けた適宜の色彩や文字からなる広告等であり、具体的には製品名・サービス名、企業名などのロゴ・模様・キャラクター等、或は装飾性を有する色彩や文字などであるが、任意の文字・模様等を印刷等の手段によって施すようにすればよい。この表示部21を設けることにより、ゴミ取り具本体1を宣伝に利用したり、販売促進品や景品などとして配布したりでき、また、OEM製品としての販売などにも対応可能となる。
上記のように、ゴミ取り具本体1は、紙又は樹脂等の材質の1枚の薄状シート材10を折畳むようにして包囲体15を形成するようにしているので、製作時の加工が容易であり、低コストで大量生産が容易である。更に、本体1を上記のような袋状に形成することで、ゴミ取り具としての使用後にはゴミ入れ袋として再利用でき、紙などの再利用可能な材料を用いてリサイクルで形成してもよく、エコロジー的にも優れている。
このゴミ取り具本体1は、薄状に形成されるため携帯性に優れ、持ち運び容易であり、ゴミ取り時には、埃等の比較的大きなゴミは勿論のこと、微細な塵状のゴミまで確実に粘着面20に付着させて取り除くことが可能であり、機能性にも優れている。
このゴミ取り具本体1は、薄状に形成されるため携帯性に優れ、持ち運び容易であり、ゴミ取り時には、埃等の比較的大きなゴミは勿論のこと、微細な塵状のゴミまで確実に粘着面20に付着させて取り除くことが可能であり、機能性にも優れている。
図5に示す収納体27は、ポリエチレン等の樹脂を材料として形成し、内側に2箇所の袋状の収納部27a、27bを形成したものである。この収納部27a、27bに折曲部18で折畳んだゴミ取り具本体1を重ねた状態で収納すれば、本体1を適度の数量によってワンセットで収納体27に収納可能となり、多数の本体1を容易に持ち運ぶことが可能となる。しかも、使用時には、ゴミ取り具本体1を収納部27a、27bから簡単に取り出して使用でき、収納体27によって保護されているため使用前に粘着面20付近に埃が付着したりして汚れたりすることもない。仮着部28は接着テープ等によって収納体27の適宜位置に設けられ、この仮着部28に収納体27の折畳んだ側を仮着することで折畳み状態を維持して収納部27a、27bからのゴミ取り具本体1の脱落を防止している。 また、図6に示すように、この収納体27に対してもゴミ取り具本体1と同様に製品名・会社名、及び装飾部位などからなる表示部29を印刷等の手段により施すようにすれば、より高い宣伝効果が得られる。
図7においては、袋状に形成したゴミ取り具本体1の挿入部16を収容部とみなし、この収容部16に携帯用ティッシュペーパー22を収容したものである。このように、ゴミ取り具本体1はゴミ取り具以外のティッシュペーパー入れとしての付加価値もあり、携帯用ティッシュペーパー22を収容した場合、ゴミ取り具本体1を無料配布物として配布したときに被配布者が受け取り易くなり、より高い宣伝効果が期待できる。
図8に示した本考案の埃・塵等のゴミ取り具の第2実施形態においては、ゴミ取り具本体2の剥離シート30にミシン目を設けないようにしたものである。この場合には、剥離シート30を1度に剥離してゴミ取り具本体の粘着面20全面を広く使用することでゴミを除去しやすく、また、大量のゴミを貼り付けるようにして除去することが可能になる。
また、略中央付近には折曲部を設けていないため折畳まない状態でそのまま使用し、収納時においては、このゴミ取り具本体2を重ねた状態で収納するような収納体を予め設けることで折畳むことなく多数のゴミ取り具本体2を収納することができる。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一部分は同一符号によって示し、その説明を省略する。
また、略中央付近には折曲部を設けていないため折畳まない状態でそのまま使用し、収納時においては、このゴミ取り具本体2を重ねた状態で収納するような収納体を予め設けることで折畳むことなく多数のゴミ取り具本体2を収納することができる。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一部分は同一符号によって示し、その説明を省略する。
図9における本考案の埃・塵等のゴミ取り具の第3実施形態においては、薄状シート材31を折畳み、このシート材31の両縁部32、33を溶着して手指を挿入可能な挿入口34を有する包囲体である筒状体35を形成し、この筒状体35の一面側に粘着剤36を塗布して粘着面37を形成し、この粘着面37に切込み線である分割線39を有する剥離シート38を仮着したものである。
このように、包囲体を筒状体35の形状に形成するようにしてもよく、この場合、溶着箇所が減少するため製作時の加工が容易となる。また、図のように分割線39を切込み線状に形成すると、ミシン目の場合とは異なり、手で力を加えて破断させることなく容易に剥離シート38の一部を分離させながら剥離できる。更には、図10に示すように、ゴミ取り具の粘着面41を包囲体40の両面側に設けるようにしてもよく、この場合には、粘着面を片面に設けたときと比較して2倍の粘着面積を設けることができ、表裏面を粘着面として利用できることからゴミ取り具として無駄無く使用可能である。
このように、包囲体を筒状体35の形状に形成するようにしてもよく、この場合、溶着箇所が減少するため製作時の加工が容易となる。また、図のように分割線39を切込み線状に形成すると、ミシン目の場合とは異なり、手で力を加えて破断させることなく容易に剥離シート38の一部を分離させながら剥離できる。更には、図10に示すように、ゴミ取り具の粘着面41を包囲体40の両面側に設けるようにしてもよく、この場合には、粘着面を片面に設けたときと比較して2倍の粘着面積を設けることができ、表裏面を粘着面として利用できることからゴミ取り具として無駄無く使用可能である。
本考案は、被服の生地表面やペットなどに付着した手で摘み難いゴミを除去する場合に特に好適であるが、裁断された紙くずなどの比較的大型のゴミも付着させることができるため、家庭などの清掃用品などにも応用することができる。
1 ゴミ取り具本体
10 シート材
11、12 縁部
13 表面
14 裏面
15 包囲体
16 挿入部
17 延設部
19 粘着剤
20 粘着面
22 携帯用ティッシュペーパー
25 剥離シート
29 表示部
F 手指
10 シート材
11、12 縁部
13 表面
14 裏面
15 包囲体
16 挿入部
17 延設部
19 粘着剤
20 粘着面
22 携帯用ティッシュペーパー
25 剥離シート
29 表示部
F 手指
Claims (3)
- 紙又は樹脂等の材質からなる1枚の薄状シート材を折畳み、このシート材の少なくとも一側部又は両縁部を溶着して手指を挿入可能な挿入部を有する包囲体を形成し、この包囲体の表裏面の何れか一面、又は両面に粘着剤を塗布して粘着面を形成し、この粘着面に剥離可能な剥離シートを仮着したことを特徴とする埃・塵等のゴミ取り具。
- 前記包囲体の挿入口の一面側を他面側より延設するように延設部を形成した請求項1に記載の埃・塵等のゴミ取り具。
- 前記包囲体の粘着面以外の面に適宜の色彩や文字等を施した広告等を表示する表示部を設けた請求項1又は2に記載の埃・塵等のゴミ取り具。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046402A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Kao Corp | 清掃用手袋 |
JP2013052001A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Toshiko Iwai | 衛生シート |
JP2014531295A (ja) * | 2011-10-10 | 2014-11-27 | カール・フロイデンベルク・カーゲーCarl FreudenbergKG | 製品情報を備えた清掃器具 |
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- 2004-07-08 JP JP2004004028U patent/JP3106449U/ja not_active Expired - Fee Related
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