JP3106349B2 - 流体制御用バルブへの駆動力伝達機構 - Google Patents

流体制御用バルブへの駆動力伝達機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体制御用バルブ
への駆動力伝達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弁は主として配管中に取付けられて流体
を制御するもので、広範な用途に対応して非常に多くの
種類があり、弁の設計上の基本は流体の種類,圧力,温
度であり、これらの基本条件は近来の装置工業等におけ
る技術革新に伴って高精度化しかつ多様化している。
【0003】先に本出願人は完全密閉型の「流体制御バ
ルブ」(特願平6−302618号)および「流体制御
バルブへの駆動力伝達装置」(特願平7−259177
号)を提案し、それぞれ特長を有しているが、次のよう
な問題点があることが分った。即ち、一対の磁気継手を
使用した完全密閉型のバルブ(方向,圧力,流体制御
用)において、バルブの切替え時は弁箱外側の一次側磁
気継手のN極とS極に対応して弁箱内側の二次側磁気継
手のS極とN極が追従し、完全密閉型バルブの内部にバ
ルブ作動のための動力を回転伝達するが、バルブの作動
が完了すると、バルブの稼働部(スプールまたはロータ
リー弁部,ニードル,その他)は何らかの機械的ストッ
パに当って停止する場合がある。このとき、減速器等を
介して二次側磁気継手も停止することになる。
【0004】一方、一次側磁気継手は弁箱外側に置かれ
た電動モータへの作動停止信号の遅れ等により、二次側
磁気継手が停止した後も数秒間は回転し続ける場合があ
る。この時、一次側磁気継手は停止した二次側磁気継手
に対して回転し続けるため、同極による反発と異極どう
しの吸引とが交互に起こり、そのために騒音が発生する
と共に振動も発生し、個々の部品の寿命を短くする虞れ
があった。
【0005】この対策として、前記特願平7−2591
77号では弁箱の隔壁を介して対向する一次側および二
次側磁気継手の相対する面の中心部にそれぞれ短軸を設
け、該短軸の球面状に形成した先端部を該隔壁を介して
互いに突合圧接させるようにしているが、強く圧接し過
ぎると作動動作のトルク効率が低下し、また逆に隔壁へ
の接触圧が弱いと隙間によるガタが生じ、振動や騒音が
発生してしまう。また、これを防止するためには、各部
品に高い加工精度と組み立てに熟練が必要となり、更に
組立後の作動調整に時間がかかって歩留りも悪く、不良
率が高いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を解決し、作動停止直後の騒音や振動発生を防止
すると共に、振動等に起因する駆動モータや機械部品類
の寿命を延ばし、長期に安定して稼働できる流体制御用
バルブへの駆動力伝達機構を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、密閉された弁
箱を構成する隔壁を挟んで互いに対面する一対の磁気継
手により回転を伝達する流体制御用バルブにおいて、該
継手がそれぞれ小型永久磁石と該磁石どうしを結ぶ磁着
性金属薄板と更に必要によりこれらを収納するホルダー
とからなり、弁箱外側の一次側磁気継手を回転駆動する
モータ軸及び弁箱内側の二次側磁気継手に取付ける駆動
軸をそれぞれ軸方向に弾力的に支持するように構成して
なることを流体制御用バルブの駆動力伝達機構である。
【0008】なお、一次側および二次側磁気継手は、全
体略細長直方形状の合成樹脂製ホルダーと該ホルダー両
端部に嵌入固定した2個の小型永久磁石と該ホルダー内
底面に挿入されて該両磁石底面と接する帯片状の磁着性
金属薄板とから構成される場合のほか、円形盆型に形成
した合成樹脂製ホルダーと該ホルダーの周壁内面に沿っ
て等間隔に固定された4個以上の偶数個の小型永久磁石
と該磁石を2個づつその底面において互いに連結する円
弧状の磁着性金属薄板部とから構成したり、更に円形盆
型の合成樹脂製ホルダーと該ホルダーの周壁内面に沿っ
て等間隔に固定された3個以上の小型永久磁石と相隣接
する磁石の底面を互いに連結するドーナツ板状の磁着性
金属薄板とから構成するようにしてもよく、また上記の
ようなホルダー10を使用せずに上記磁着性金属薄板の
両端に小型永久磁石を取付けただけの簡易な磁気継手で
あってもよい。以下、本発明の種々の実施の形態を図に
より説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施例1 図1は、本発明の流体制御用バルブへの駆動力伝達機構
の一実施例を示す側面説明図で、1は厚肉の底部に複数
の配管孔を開設した弁座(図示せず)と該弁座の上面を
摺動回転するロータリー弁(図示せず)を備える完全密
閉された気密な筒状の弁箱で、該弁箱1を構成する天板
となる隔壁2の内外には互いに対面する同形の一対の磁
気継手3,4が配置されている。
【0010】上記隔壁2の外側に配置される一次側磁気
継手3は、該隔壁2外側に取付け固定されたモータ室5
内に設置された電動モータ6のスプライン軸7先端が後
記するホルダー10の背面中心部に穿設された軸孔14
に摺動自在に挿入され、該軸孔14内には圧縮コイルス
プリング11とスペーサ(座辺)12が設置されてい
て、モータ軸7先端は該スプリング11により弾力的に
支持されている。
【0011】この一次側磁気継手は3は、例えば図1に
示すように全体略細長直方形状の合成樹脂製ホルダー1
0と該ホルダー10の両端部に嵌入固定した2個の立方
形小型永久磁石9a,9bとホルダー10内底面に挿入
されて該両磁石9a,9b底面と接する帯片状の鋼鉄製
等の磁着性金属薄板13とから構成され、ホルダー10
の中心部にはホルダー10の前面より若干前方へ突出す
る短軸8が突出形成されてモータ回転軸7と一直線とな
り、該短軸8の球面状先端部は上記隔壁2外面中心部に
圧接するようにし、これにより両磁石9a,9b前面は
隔壁2外面からわずかな間隙を置いてモータ6の駆動に
より隔壁2外面に対面しながら回転するようになってい
る。
【0012】また、両磁石9a,9bはその前面(隔壁
2側)が一方の磁石9aがN極ならば他方9bはS極側
に向けてなり、両磁石9a,9bはその底面で上記のよ
うに金属薄板13で結ばれており、単なる棒磁石に比較
すると磁気的に中立の部分が軽量の該金属薄板13で構
成されているので極めて軽量となり、しかも磁力線に方
向性を持ちかつ必要部分への磁力密度を上げることがで
きるので、通常の棒磁石を使用した場合よりも数倍の伝
達トルクを得ることができるのである。
【0013】なお、図1に示すようにモータ6のスプラ
イン回転軸7先端を上記のようにスプリング11を介し
てホルダー10の中心部に取付け、一方該モータ6の回
転軸7の後端7aはモータケースから後方へ突出させ、
その突出端部7aを球面状に形成してモータ室5の後壁
内面に圧接させるようにすれば、モータ回転軸7はモー
タ室5内の前後の壁間で突張った構造となり、モータ6
回転による回転軸7のブレが防止され、しかも圧接力が
スプリング11により調整されて、振動・騒音の発生が
一層防止される。
【0014】一方、隔壁2を挟んで上記一次側磁気継手
3と対面する二次側磁気継手4は、該一次側磁気継手3
と全く同一の構造であり、一次側と二次側の相対面する
磁石9a−9b,9b−9aは互いに吸引し合い、一次
側磁気継手3がモータ6により回転駆動されると、二次
側磁気継手4も同時に回転し、二次側磁気継手4のスプ
ライン駆動軸17の回転により歯車18及び複数の減速
歯車25等を介してロータリー弁を回転させ、弁部の切
替えを行うのである。
【0015】なお、図1に示すような一次側磁気継手3
と同様に二次側継手4のスプライン駆動軸17先端を上
記のようにスプリング11を介してホルダー10背面中
心の軸孔16内に摺動自在に挿入し、一方該駆動軸17
の後端部も球面状に形成して弁箱1内の適当な支持壁2
6面に圧接するようにすれば、上記したモータスプライ
ン軸7と同様に該駆動軸17の回転ブレが防止されると
共に振動および騒音の発生が防止され、振動が他の部品
(例えば、電動モータ6等)に伝達され難くなり、設計
時の部品強度を小さくできて部品の寿命も長くなるので
ある。
【0016】上述は、一次側及び二次側磁気継手3,4
が全体直方形に形成された2極型の場合であるが、両磁
気継手3,4のホルダー10をそれぞれ円型盆型に形成
し、その周壁内面に沿って等間隔に4個の上記と同様の
立方形小型永久磁石9を嵌合固定し、各磁石9はその表
面がN極とS極が交互になるように配置してもよく、ま
たこの4個の磁石9を盆型ホルダー10の内周壁に沿っ
てその内底面上に設けた円弧帯状の磁着性金属薄板によ
り互いに連結したり、4個の相隣接する磁石9の底面を
互いに連結するためにドーナツ板状の磁着性金属薄板を
ホルダー10内底面上に挿入してもよい。
【0017】実施例2 図2は、流体制御用バルブへの駆動力伝達機構の他の例
を示す側面説明図で、一次側磁気継手3を構成するホル
ダー10背面中心部のモータ軸先端のスプライン7を摺
動自在に軸上する軸孔14周縁部と相対するモータ6ケ
ースとの間に該スプライン軸7外周に巻装するように圧
縮コイルスプリング11を介在させて該スプライン軸7
を弾力的に支持し、同様に弁箱1内の二次側磁気継手4
のホルダー10背面中心部の軸孔16内に摺動自在に挿
入するスプライン駆動軸17に対しても軸孔16外側に
おいて圧縮コイルスプリング11を巻装して該軸17を
弾力的に支持し、振動・騒音の発生を防止するように構
成されている。
【0018】実施例3 図3は更に他の駆動力伝達機構の一例を示す側面説明
図、図4〜5はその要部を示す拡大説明図であり、この
場合にはモータ軸7先端及び駆動軸17先端にそれぞれ
取付けるホルダー10,10は前記のように弾力的に支
持することなく固定するようにし、モータ回転軸7の後
端7aを球面状に形成して後方へ突出させ、その突出端
部7aをモータ6を収容するモータ室5の後壁内面に設
けた軸孔15内に摺動自在に挿入し、該軸孔15内には
圧縮コイルスプリング11とスペーサ12を設置してお
いて、モータ回転軸後端7aを弾力的に支持するように
構成されている。
【0019】一方、弁箱1内の二次側磁気継手4の駆動
軸後端17aも球面状に形成されて弁箱1内の適当な支
持壁19面に設けた軸孔20内に上記と同様にスプリン
グ11を介して弾力的に支持されており、これによって
振動・騒音の発生が防止されるのである。
【0020】実施例4 図6は本発明の駆動力伝達機構の更に他の例を示す側面
説明図で、一次側及び二次側の磁気継手3,4の構造が
前記実施例1〜3とは異なる。即ち、両継手3,4の各
ホルダー10の中央部には空間部21を形成し、ホルダ
ー10内底両端部に固定する2個の小型永久磁石9a,
9b底面と接する帯片状の磁着性金属薄板13をバネ板
とし、両ホルダー10背面中心部のボス部22の軸孔1
4,16は空間部21内に向けて貫通させ、該軸孔1
4,16にスプライン軸に形成されたモータ軸7及び駆
動軸17の先端部を摺動自在に嵌挿して、その球面状の
先端を上記バネ性薄板13面に接触させてある。
【0021】両ホルダー10,10の前面中心部にはそ
れぞれ球面状の突子23が突設されており、両突子2
3,23は隔壁2を挟んで対向し、モータ軸7−突子2
3,23−駆動軸17は一直線となる。そして、モータ
軸7の突出後端部7aおよび駆動軸7後端部は球面状に
構成して、それぞれ支持壁面に圧接させる。
【0022】このように、同一に構成された一次及び二
次側磁気継手3,4によれば、ホルダー空間部21上に
差渡されている磁着性金属薄板13自体がバネ性を有し
ているので、モータのスプライン軸7先端及び駆動軸1
7先端は該薄板13によって弾力的に支持されてガタが
生じることもないので、振動や騒音の発生が防止され
る。
【0023】なお、上記各実施例では、すべて全体略細
長直方形状の両端に2個の小型永久磁石を固定したホル
ダー10の場合につき説明したが、3個以上の小型永久
磁石を固定した円形盆型ホルダー等の多極型に構成され
た同形一対の磁気継手の場合でも同様であり、また合成
樹脂製ホルダー10を使用せずに磁着性金属薄板13の
両端に永久磁石を取付けただけの簡易な磁気継手であっ
てもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る流体制御バルブの駆動力伝
達装置は上述のように構成され、相対する同形一対の磁
気継手がそれぞれ小型磁石と該磁石どうしを結ぶ磁着性
金属薄板とこれらを収納する合成樹脂製ホルダーからな
り、磁気的に中立部分が上記薄板によって軽量化されて
いるので全体が極めて軽量であり、しかも高磁力を発揮
するので大きなトルクを得ることができ、更に一次側磁
気継手を駆動するモータ軸と弁部を駆動するための二次
側磁気継手を備える駆動軸はそれぞれスプリングによっ
て弾力的に支持されているので、ガタが生ずることもな
く振動や騒音の発生が防止されるのである。
【0025】そして、本発明の弁部への駆動力伝達機構
においては、簡単に振動や騒音の発生が防止できるの
で、高価な機械部品による高精度な加工が不要となり、
そのための組立時間や調整工数を低減できるので、大幅
なコストダウンと品質安定、不良率の低減化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体制御用バルブへの駆動力伝達
機構の一例を示す側面説明図である。
【図2】本発明に係る流体制御用バルブへの駆動力伝達
機構の他の例を示す側面説明図である。
【図3】本発明に係る流体制御用バルブへの駆動力伝達
機構の更に他の例を示す側面説明図である。
【図4】図3の要部(モータ軸の後端部側)を示す側面
説明図である。
【図5】図3の要部(駆動軸の後端部側)を示す側面説
明図である。
【図6】本発明に係る流体制御用バルブへの駆動力伝達
装置の更に他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
1−弁箱 2−隔壁 3−一次側磁気継手 4−二次側磁気継手 5−モータ室 6−電動モータ 7−モータ軸の先端スプライン軸 8−短軸 9−小型永久磁石 10−磁石ホルダー 11−圧縮コイルスプリング 12−スペーサ(座片) 13−磁着性金属薄板 14−軸孔 15−軸孔 16−軸孔 17−スプライン駆動軸 18−駆動軸歯車 19−支持壁 20−軸孔 21−空間部 22−ボス部 23−突子 24−支持壁 25−減速歯車 26−支持壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−301355(JP,A) 特開 平8−128553(JP,A) 特開 平6−339259(JP,A) 特開 昭64−65376(JP,A) 特開 昭59−103092(JP,A) 実開 昭63−187784(JP,U) 実開 平3−32196(JP,U) 実開 昭59−191883(JP,U) 実開 昭48−62445(JP,U) 実開 昭63−180774(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/05 F16K 31/44 - 31/62 F16H 49/00 H02K 49/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された弁箱を構成する隔壁を挟んで
    互いに対面する一対の磁気継手により回転を伝達する流
    体制御用バルブにおいて、該継手がそれぞれ小型永久磁
    石と該磁石どうしを結ぶ磁着性金属薄板とこれらを収納
    するホルダーとからなり、弁箱外側の一次側磁気継手を
    回転駆動するモータ軸及び弁箱内側の二次側磁気継手に
    取付けるバルブを駆動するための駆動軸をそれぞれ軸方
    向に弾力的に支持するように構成してなることを特徴と
    する流体制御用バルブへの駆動力伝達機構。
  2. 【請求項2】 前記一次側磁気継手の背面中心部に設け
    たモータ軸先端部のスプライン軸と摺動自在に噛合嵌合
    する軸孔内及び二次側磁気継手の背面中心部に設けた駆
    動軸先端部のスプライン軸と摺動自在に噛合嵌合する軸
    孔内にはそれぞれ圧縮コイルスプリングを設置して該ス
    プライン軸先端を弾力的に支持するようにしてなる請求
    項1記載の流体制御用バルブの駆動力伝達機構。
  3. 【請求項3】 前記一次側磁気継手を構成するホルダー
    背面中心部のモータスプライン軸を摺動自在に軸支する
    軸孔周縁部とこれと対面するモータケース面との間の該
    スプライン軸外周には圧縮コイルスプリングを巻装し、
    二次側磁気継手のホルダー背面中心部の軸孔内に摺動自
    在に挿入するスプライン軸外周にも圧縮コイルスプリン
    グを巻装して、両軸先端部を弾力的に支持してなる請求
    項1記載の流体制御用バルブへの駆動力伝達機構。
  4. 【請求項4】 モータ軸先端及び駆動軸先端をそれぞれ
    一次側磁気継手及び二次側磁気継手の背面中心部に固定
    し、モータ軸後端及び駆動軸後端をそれぞれ球面状に形
    成して後方へ突出させ、それぞれその突出端をその支持
    壁面に形成してなる内側に圧縮コイルスプリングを設置
    した軸孔内に摺動自在に嵌合させて両軸後端部を弾力的
    に支持してなる請求項1記載の制御用バルブへの駆動力
    伝達機構。
  5. 【請求項5】 前記一次側及び二次側の磁気継手の磁着
    性金属薄板をバネ板とし、両ホルダーの中央部には空間
    部を形成し、両ホルダー背面中心部のボス部に形成され
    た軸孔をそれぞれ該空間部内に貫通させ、スプライン軸
    に形成されたモータ軸及び駆動軸の先端部をそれぞれ該
    軸孔に摺動自在に嵌挿してその先端ををそれぞれ上記バ
    ネ板面に接触させ、両ホルダーの前面中心部には球面状
    の突子を隔壁を挟んで互いに対向するように突設してな
    る請求項1記載の制御用バルブへの駆動力伝達機構。
  6. 【請求項6】 前記磁気継手は全体略細長直方形状の合
    成樹脂製ホルダーと該ホルダー両端部に嵌入固定した2
    個の小型永久磁石とホルダー内底面に挿入されて該両磁
    石底面と接する帯片状の磁着性金属薄板とから構成され
    てなる請求項1,2,3,4又は5記載の制御用バルブ
    への駆動力伝達機構。
  7. 【請求項7】 前記磁気継手は円形盆型の合成樹脂製ホ
    ルダーと該ホルダーの周壁内面に沿って等間隔に固定さ
    れた4個以上の偶数個の小型永久磁石と該磁石を2個づ
    つその底面において互いに連結する円弧帯状の磁着性金
    属薄板とから構成されてなる請求項1,2,3,4,5
    又は6記載の制御用バルブへの駆動力伝達機構。
  8. 【請求項8】 前記磁気継手は円形盆型の合成樹脂製ホ
    ルダーと該ホルダーの円周内面に沿って等間隔に固定さ
    れた複数個の小型永久磁石と相隣接する磁石の底面を互
    いに連結するドーナツ板状の磁着性金属薄板とから構成
    されてなる請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の
    制御用バルブへの駆動力伝達機構。
  9. 【請求項9】 前記磁気継手は単に磁着性金属薄板の両
    端に小型永久磁石を取付けものである請求項1又は4記
    載の制御用バルブへの駆動力伝達機構。
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