JP3104747B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3104747B2
JP3104747B2 JP09368692A JP36869297A JP3104747B2 JP 3104747 B2 JP3104747 B2 JP 3104747B2 JP 09368692 A JP09368692 A JP 09368692A JP 36869297 A JP36869297 A JP 36869297A JP 3104747 B2 JP3104747 B2 JP 3104747B2
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一美 杉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は埋め込み層を備えた半導
体装の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、縦形絶縁ゲート形電
界効果トランジスタ(以下MOSFETと称する)と、
バイポーラトランジスタ(以下BPTと称する)とが同
一の半導体基板内に形成された半導体素子は公知であ
る。MOSFETは図1に示すように、P形半導体領域
から成るP形基板1の上面に接するN+ 形埋め込み層
2、N+ 形ドレイン取り出し領域3、N形ドレイン領域
4a、P形のチャネル形成領域即ちベース領域5、及び
N形ソース領域6とから構成されている。N+ 形埋め込
み層2とN+ 形ドレイン取り出し領域3とは相互に連接
しており、且つN形ドレイン領域4aと隣接しており、
MOSFETのドレイン領域として機能する。ドレイン
取り出し領域3の上面にはドレイン電極7が低抵抗性接
触している。また、ソース領域6とベース領域5の上面
にはソース電極8が低抵抗性接触しており、両領域を電
気的に短絡している。また、N形ドレイン領域4aとソ
ース領域6とに挟まれた部分のベース領域5はチャネル
として機能し、その上面には絶縁膜9を介してゲート電
極10が形成されている。このMOSFETでは、ドレ
イン電極7の電位をソース電極8の電位よりも高くした
状態にてゲート電極10に正の電位を与えると、ゲート
電極10の真下のベース領域5にN形チャネルが形成さ
れ、ドレイン電極7からソース領域8に向って電流が流
れる。
【0003】バイポーラトランジスタ即ちBPTは、P
形基板1の上面に接するN+ 形埋め込み層11、N+
コレクタ取り出し領域12、N形コレクタ領域4b、P
形ベース領域13及びN形エミッタ領域14とから構成
されている。N+ 形埋め込み層11とN+ 形コレクタ取
り出し領域12とは互いに連接しており、且つN形コレ
クタ領域4bに隣接しており、バイポーラトランジスタ
BPTのコレクタ領域として機能する。コレクタ取り出
し領域12の上面にはコレクタ電極15が低抵抗性接触
している。また、エミッタ領域14とベース領域13の
上面には、それぞれエミッタ電極16とベース電極17
が低抵抗性接触している。また、MOSFETとバイポ
ーラトランジスタBPTとは、P形の分離領域18によ
って電気的に分離されている。また、分離領域18とN
+ 形ドレイン取り出し領域3及びN+ 形コレクタ取り出
し領域12との間にはN形領域4c、4dが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の半
導体素子においては、MOSFETのオン時におけるド
レイン電極7とソ−ス電極8との間の抵抗即ちON抵抗
(動作抵抗)をいかに小さくするかが重要な課題となっ
ている。MOSFETのON抵抗を小さくするためにド
レイン電流の通路となるN形ドレイン領域4aの不純物
濃度を上げてこの領域の抵抗値を小さくすることが考え
られる。しかしながら、N形ドレイン領域4aは、バイ
ポーラトランジスタBPTのコレクタ領域と同時に形成
されたエピタキシャル層から成り、このドレイン領域4
aの不純物濃度を増加させると、このバイポーラトラン
ジスタBPTのコレクタ領域4bの不純物濃度も増加
し、バイポーラトランジスタBPTの耐圧低下等を招く
虞れがある。
【0005】そこで、本発明は、埋め込み層による抵抗
値低減効果を良好且つ容易に得ることができる半導体
置の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するための本発明は、電界効果トランジスタ
バイポ−ラトランジスタとを含み、且つ前記電界効果
トランジスタのための埋め込み層と前記バイポ−ラトラ
ンジスタのための埋め込み層とを備えた半導体装置の製
造方法において、P形半導体領域を有する半導体基体を
用意する第1の工程と、前記P形半導体領域における前
電界効果トランジスタのための埋め込み層の形成予定
領域と前記バイポ−ラトランジスタのための埋め込み層
の形成予定領域とに第1のN形不純物を同時に導入する
第2の工程と、前記電界効果トランジスタのための埋め
込み層の形成予定領域における前記第1のN形不純物が
導入された領域にほぼ重ねて第1のN形不純物よりも拡
散係数の大きい第2のN形不純物を拡散し、前記第1の
N形不純物の濃度が前記第2のN形不純物よりも高くな
るように前記第1及び第2のN形不純物が混在している
部分と前記第2のN形不純物の濃度が前記第1のN形
純物の濃度よりも高くなるように前記第1及び第2のN
形不純物が混在している部分とを形成する第3の工程
と、前記電界効果トランジスタのための埋め込み層の形
成予定領域における前記第1及び第2のN形不純物が導
入された領域と前記バイポ−ラトランジスタのための埋
め込み層の形成予定領域における前記第1のN形不純物
が導入された領域とを含む前記半導体基体の表面を覆う
ようにN形半導体から成るエピタキシャル層を、加熱を
伴う気相エピタキシャル成長法によって形成し、同時に
前記第1及び第2のN形不純物の前記半導体基体から前
記エピタキシャル層への異なる速度の熱拡散に基づき、
前記半導体基体及び前記エピタキシャル層の中に前記第
1のN形不純物の濃度が前記第2のN形不純物の濃度よ
りも高くなるように前記第1及び第2のN形不純物が混
在している電界効果トランジスタ用の第1の埋め込み層
を形成し、且つ前記第1の埋め込み層に隣接した前記半
導体基体の中に前記第2のN形不純物の濃度が前記第1
の不純物の濃度よりも高くなるように前記第1及び第2
のN形不純物が混在している電界効果トランジスタ用の
第2の埋め込み層を形成し、且つ前記第1の埋め込み層
に隣接した前記エピタキシャル層の中に前記第2のN形
不純物の濃度が前記第1のN形不純物の濃度よりも高く
なるように前記第1及び 第2のN形不純物が混在してい
る電界効果トランジスタ用の第3の埋め込み層を形成
し、且つ前記バイポ−ラトランジスタのための埋め込み
層の領域において前記半導体基体と前記エピタキシャル
層との両方に前記第1のN形不純物が拡散したものから
成る第4の埋め込み層を形成する第4の工程とを備えて
いることを特徴とする半導体装置の製造方法に係わるも
のである。なお、請求項2に示すように第1のN形不純
物をアンチモン、第2のN形不純物をリンにすることが
望ましい。
【0007】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、バイ
ポ−ラトランジスタの耐圧等の諸特性を良好に維持しつ
つ、電界効果トランジスタのON抵抗を低減することが
できる。即ち,拡散係数(拡散速度)がさほど大きくな
い第1のN形不純物(例えばアンチモン)と拡散係数が
大きい第2のN形不純物(例えばリン)との両方の導入
によって電界効果トランジスタの埋め込み層を形成する
ので、埋め込み層の厚さを厚くすることができると共に
埋め込み層の平均不純物濃度を高めることができ、抵抗
値の低減効果を良好且つ容易に得ることができる。
方、バイポ−ラトランジスタの埋め込み層は第1のN形
不純物で形成するので、この特性を良好に保つことがで
きる。
【0008】
【実施例】次に、図2〜図8を参照して本発明の一実施
例に係わる半導体装置の製造方法を説明する。但し、図
2において図1と実質的に同一の部分には同一の参照符
号を付してその説明を省略する。
【0009】図2は本発明に従って製造した半導体装置
の一部を示すものであって、半導体素子又は第1のトラ
ンジスタ又は出力段トランジスタとしての絶縁ゲート形
電界効果トランジスタMOSFETと第2のトランジス
タ又はドライブ段トランジスタとしてのバイポーラトラ
ンジスタBPTとを含む。図2の半導体装置は、第1の
埋め込み層20と第2の埋め込み層21a、21bを除
いて図1の半導体装置と同一に構成されている。従っ
て、MOSFETとBPTとは図1と同様に共通のP形
シリコン基板1の上に設けられている。
【0010】図2のMOSFETは図1と同様に、N+
形ドレイン取り出し領域3、N形ドレイン領域4a、P
形ベース領域(チャネル形成領域)5、N形ソース領域
6、ドレイン電極7、ソース電極8、絶縁膜9、及びゲ
ート電極10を有している。半導体基体のMOSFET
部分の表面の各半導体領域のパターンは図3に示す通り
であり、N形ソース領域6はP形ベース領域5の中に環
状に形成されている。P形ベース領域5は4つの小さな
島状領域とこれ等を囲むように配置された1つの環状領
域とで示されている。P形ベース領域5の小さな島状領
域の数は勿論増減することができる。N+ 形ドレイン取
り出し領域3はN形ドレイン領域4aを囲むように環状
に形成されている。なお、P形分離領域18はMOSF
ET及びBPTを囲むように環状に形成されている。
【0011】図2のバイポーラトランジスタBPTは、
図1と同様に形成されており、N+形埋め込み層11と
+ 形コレクタ取り出し領域12とN形コレクタ領域4
bとP形ベース領域13とN形エミッタ領域14と絶縁
膜13aとエミッタ電極16とコレクタ電極15とベー
ス電極17とを有する。
【0012】図2のMOSFETとBPTとは図4に示
すように接続されている。即ち、MOSFETは出力段
トランジスタとして端子T1 とグランドとの間に接続さ
れ、このゲート電極と端子T2 との間にドライブ段トラ
ンジスタとしてのバイポーラトランジスタBPTが接続
されている。図4の回路ではBPTがオンの時にMOS
FETがオン、BPTがオフの時にMOSFETがオフ
になる。なお、BPTをグランドとMOSFETのゲー
ト電極との間に接続し、BPTがオンの時にMOSFE
Tをオフにするように変形することもできる。
【0013】図2のMOSFETの埋め込み層19はN
+ 形の第1の埋め込み層20とこの下に形成されたN+
形の第2の埋め込み層21aと第1の埋め込み層20の
上に形成された第3の埋め込み層21bとから成る。第
1の埋め込み層20はアンチモンとリンとの両方が拡散
され且つアンチモンの不純物濃度がリンの不純物濃度よ
りも高い領域である。N+ 形の第2及び第3の埋め込み
層21a、21bはリンの不純物濃度がアンチモンの不
純物濃度よりも高い領域である。なお、第2及び第3の
埋め込み層21a、21bは、リンの濃度がアンチモン
の濃度よりも高い領域であって第1のN形埋め込み層2
0を中心にしてP形半導体基板1側とエピタキシャル層
側にほぼ対称的に配置されている。
【0014】次に、図2の半導体装置の製造方法を図
5、図6及び図7を参照して説明する。まず、図5
(A)に示すようにP形シリコン半導体基板1を準備す
る。この半導体基板1はP形不純物としてボロンを約1
×1015cm-3の濃度で含有する厚さ約400μmの半
導体基板である。
【0015】次に、この基板1の上面に図5(A)に示
すようにシリコン酸化膜22を形成した後、これに図5
(B)に示すように第1及び第2の開口23a、23b
を設け、埋め込み層形成用の拡散マスク24を形成す
る。続いて、このマスク24の第1及び第2の開口23
a、23bを通してP形基板1内に選択的にN形不純物
としてのアンチモンを導入(拡散)し、MOSFET形
成予定領域にアンチモン導入領域20aを設け、バイポ
ーラトランジスタBPT形成予定領域にアンチモン導入
領域11a′を設ける。一方のアンチモン導入領域20
aはMOSFETの第1の埋め込み層20となる領域で
ある。また、別のアンチモン導入領域11a′はバイポ
ーラトランジスタBPTの埋め込み層11となる領域で
ある。各アンチモン導入領域20a及び11a′は拡散
温度を約1200℃、拡散時間を約180分による熱拡
散によって形成したものであり、約2×1018cm-3
表面不純物濃度を有し、約6μmの拡散の深さを有す
る。
【0016】次に、図5(C)に示すように半導体基板
1の表面上に第2の埋め込み層21aの形成用開口25
を有するシリコン酸化膜から成る第2の拡散マスク26
を形成する。この拡散マスク26はバイポーラトランジ
スタBPTのアンチモン導入領域11a′を被覆し、M
OSFETの埋め込み層用のアンチモン導入領域20a
の大部分を露出させるように形成する。なお、図5
(C)の開口25は図5(B)の開口よりも小さく形成
され、且つ開口25の縁が開口23aの縁よりも内側に
位置すると共にアンチモン導入領域20aの外縁よりも
内側に位置するように形成されている。この開口23a
と25との大きさの差は次のリンの拡散によって形成さ
れるリン導入領域即ち下側の第2の埋め込み層21aの
外縁の位置がアンチモン導入領域20aの外縁の位置に
ほぼ一致するように決定される。
【0017】次に、第2の拡散マスク26の開口25を
通して基板1にN形不純物であるリンを導入し、リンの
濃度がアンチモンの濃度よりも高い領域から成る下側の
第2の埋め込み層21aを形成する。この下側の第2の
埋め込み層21aを形成する時には、例えば拡散温度が
約1150℃、拡散時間が約150分の熱拡散処理によ
ってリンを拡散させる。これにより、表面不純物濃度が
約3×1017cm-3、拡散の深さが約8μmの下側の埋
め込み層21aが得られる。リンの拡散係数(拡散速
度)はアンチモンの拡散係数よりも十分に大きいので、
リンは図5(B)に示すアンチモン導入領域20aの実
質的に全部に重なるように拡散し、更にアンチモン導入
領域20aの下方にも拡散する。この結果、図5(C)
に示すようにアンチモンとリンとの両方が含まれ且つア
ンチモンの濃度がリンの濃度よりも高い混合導入領域2
0a′とリンの濃度がアンチモンの濃度よりも高い領域
から成る下側の第2の埋め込み層21aが生じる。な
お、図5(C)においてアンチモンが支配的に含まれる
混合導入領域20a′の外周縁位置とリンが支配的に含
まれる下側の第2の埋め込み層21aの外周縁位置とは
ほぼ一致している。
【0018】次に、図6(A)に示すように開口27を
有するシリコン酸化膜から成る拡散マスク28を基板1
の上面に形成する。この開口27は分離領域18を形成
するためのものであって、MOSFET形成予定領域と
BPT形成予定領域とを分離するように平面的に見て環
状に形成する。続いて、このマスク28の開口27より
P形不純物としてのボロンを拡散して図2に示す分離領
域18のための下側領域18aを図6(A)に示すよう
に形成する。この下側領域18aを形成する時には、例
えば拡散温度を約1150℃、拡散時間を約150分に
する。これにより、不純物濃度3×1018cm-3、拡散
深さ約8μmの領域18aが得られる。
【0019】次に、図6(A)のマスク28を除去した
後に、図6(B)に示すようにP形半導体基板1の上面
に周知の気相エピタキシャル成長法によって、N形シリ
コンのエピタキシャル層4を形成する。このエピタキシ
ャル層4の成長の際の約1180℃の加熱によって図6
(A)に示されているMOSFETのためのアンチモン
が支配的な混合導入領域20a′のアンチモンとリン、
及びリンが支配的な下側の第2の埋め込み層21aのリ
ンとアンチモン、及びバイポーラトランジスタBPTの
ためのアンチモン導入領域11a′のアンチモン及び分
離領域18のための下側領域18aのボロンがエピタキ
シャル層4内に熱拡散すると共に基板1の下側にも熱拡
散する。なお、エピタキシャル層4の中にはN形エピタ
キシャル層を得るための本来のN形不純物の他に上記エ
ピタキシャル成長工程において基板1側から蒸発したア
ンチモン、リン及びボロンも若干含まれることがある。
エピタキシャル層4の形成が完了すると、第1の埋め込
み層20を中心にしてP形基板1側に下側の第2の埋め
込み層21aが生じ、エピタキシャル層4側に第3の埋
め込み層21bが生じる。なお、第1の埋め込み層20
は図6(A)に示したアンチモンが支配的な混合導入領
域20a′と上方への熱拡散に基づくアンチモン・リン
混合導入領域20bとから成る。第1の埋め込み層20
のためのアンチモン・リン混合導入領域20a′及び下
側の第2の埋め込み層21a及びBPTの埋め込み層の
アンチモン導入領域11aは図6(A)の工程から図6
(B)の工程に移行することによって変化するが、説明
を簡略化するためにこれ等の部分を同一符号で示すこと
にする。
【0020】また、図6(B)に示すようにエピタキシ
ャル層4を形成すると、バイポーラトランジスタBPT
のためのアンチモン導入領域11aのアンチモンの熱拡
散によって下側埋め込み層11aと上側埋め込み層11
bとからなるBPT用埋め込み層11が得られる。ま
た、分離領域18のためのP形領域18aのボロンの熱
拡散によってP形の上側領域18bが生じる。
【0021】エピタキシャル層4を形成した後には、図
7(A)に示すようにエピタキシャル層4の表面に開口
29を有する拡散マスク30を形成する。なお、開口2
9は分離領域18を得るための位置に設ける。続いて、
このマスク30の開口29を通してN形エピタキシャル
層4内にP形不純物であるボロンを選択的に拡散し、図
7(A)に示すように、P形半導体領域18cを形成す
る。この領域18cは下の領域18bと連接して分離領
域18の一部となる。
【0022】次に、図7(B)に示すように、開口31
a、31bを有する拡散マスク32をN形エピタキシャ
ル層4の上面に形成する。続いて、このマスク32の開
口31a、31bを通じてN形不純物であるリンを選択
的に拡散して、MOSFET用埋め込み層19に連接す
るN形半導体領域から成るドレイン取り出し領域3と、
バイポーラトランジスタ用埋め込み層11に連接するN
形半導体領域から成るコレクタ取り出し領域12を形成
する。
【0023】最後に、周知の2重拡散法等によってMO
SFETのベース領域5及びソース領域6、バイポーラ
トランジスタBPTのベース領域13及びエミッタ領域
14を形成し、更に、真空蒸着法等によりソース電極
8、ドレイン電極7、ベース領域5の上面に絶縁膜9を
介して対向するゲート電極10、コレクタ電極15、エ
ミッタ電極16、ベース電極17を形成することによっ
て、図2の半導体素子を完成させる。なお、実際の製造
工程では、領域18cと領域18bとの連接、ドレイン
取り出し領域3と埋め込み層19との連接ならびにコレ
クタ取り出し領域12と埋め込み層11との連接は、P
形領域5、ベ−ス領域13、ソ−ス領域6、エミッタ領
域14を形成する工程における拡散の進行によって達成
されるが、説明を簡略化するために最終工程前に連接さ
れたものとしている。また、第1の埋め込み層21及び
第2の埋め込み層11は、図7(a)の工程から図7
(B)の工程に移行することによって変化するが、その
詳細な図示等は省略している。
【0024】図8は図2のエピタキシャル層4の表面か
らの深さとアンチモン及びリンの不純物濃度との関係を
示す図であり、Aはアンチモンの分布を示し、Bはリン
の分布を示し、不純物濃度1015cm-3の鎖線CはP型
基板1の不純物濃度及びN型エピタキシャル層4のド−
パントの不純物濃度を示す。図2における第1埋め込み
層20はBで示すリンの濃度よりもAで示すアンチモン
の濃度が高くなる深さ約10〜18μmの領域である。
下側の第2の埋め込み層21aはAで示すアンチモンの
濃度よりもBで示すリンの濃度が高く且つP形基板1の
不純物濃度(1×1015cm-3)よりもリンの濃度が高
い領域であって深さ約18〜21μmの約3μmの領域
である。上側の第3の埋め込み層21bは、ここでは図
8のBで示すリンの濃度がAで示すアンチモンの濃度よ
りも高く且つリンとアンチモンとの合計の濃度がエピタ
キシャル層4の表面不純物濃度の約10倍以上を有して
いる領域即ち1016cm-3以上の不純物濃度の領域であ
る。上側の第3の埋め込み層21bとエピタキシャル層
4に基づくN形ドレイン領域4aとの境界は厳密には区
別できないが、本発明では便宜上エピタキシャル層4即
ちドレイン領域4aの表面の不純物濃度の10倍程度に
なった深さ位置と定めた。本実施例ではエピタキシャル
層4の表面の不純物濃度が約1×1015cm-3であるの
で、半導体基体の表面即ちエピタキシャル層4の表面か
ら約7μmの深さ位置にドレイン領域4aと上側埋め込
み層21bとの境界が存在する。また、下側の第2の埋
め込み層21aとP形基板1との境界は、N形不純物濃
度とP形不純物濃度とが同一のところである。本実施例
では、P形基板1の不純物濃度が1×1015cm-3であ
るから、半導体基体の表面から約21μmの深さ位置が
下側埋め込み層21aの下方の境界である。第1の埋め
込み層20は半導体基体の表面から約10μmの深さ位
置から約18μmの深さ位置に設けられている。従っ
て、上側埋め込み層21b及び下側埋め込み層21aの
厚さはそれぞれ約3μmとなる。なお、リンの不純物濃
度が基板1及びエピタキシャル層4の不純物濃度よりも
高い領域であって且つアンチモンの不純物濃度よりも高
い領域を第2及び第3の埋め込み層21a、21bと呼
ぶこともできる。また、図8のA、Bの不純物分布はエ
ピタキャル層4の形成終了後又はこの後の拡散工程の熱
処理の終了に得られる。
【0025】この実施例によれば次の効果が得られる。 (1) バイポーラトランジスタの耐圧等の諸特性を良
好に維持しつつ、MOSFETのON抵抗を低減するこ
とができる。即ち、MOSFETの埋め込み層19がN
形不純物としてアンチモンが支配的な第1の埋め込み層
20とリンが支配的な第2及び第3の埋め込み層21
a、21bから成る。リンの拡散係数はアンチモンの拡
散係数に比べて十分に大きいため、図8に示すように、
N形エピタキシャル層4を形成する際に、この層4中に
リンが拡散してMOSFETのドレイン領域を構成する
N形エピタキシャル層4の不純物濃度を実質的に増加さ
せる。また、MOSFETの埋め込み層19は第1の埋
め込み層20とこの両側の第2及び第3の埋め込み層2
1a、21bとから成り、図1に示す従来のMOSFE
T用埋め込み層2よりも厚く形成されている。また、第
1の埋め込み層20は拡散係数がさほど大きくないアン
チモンから成るので、その不純物濃度が相対的に大きく
なっている。従って、MOSFET用の埋め込み層19
の抵抗を十分に小さくできる。一方、バイポーラトラン
ジスタの埋め込み層11は従来と同様にアンチモンを導
入したN形埋め込み層であり、拡散係数の比較的大きい
リンを用いていない。このため、エピタキシャル層4の
形成時にバイポーラトランジスタのコレクタ領域を構成
する埋め込み層11の上方のエピタキシャル層4内にリ
ンが導入されることがほとんどなく、この領域の不純物
濃度をエピタキシャル成長の形成条件で決まる所望の不
純物濃度に設定できる。従って、バイポーラトランジス
タの特性を低下させることなく、MOSFETのON抵
抗の低減が可能となる。もし、MOSFETの埋め込み
層をリンの拡散のみで形成し、埋め込み層の抵抗及びエ
ピタキシャル層の抵抗を小さくすべく、その不純物濃度
を高くすれば、N形エピタキシャル層の形成時に埋め込
み層のリンが基板から蒸発し、この蒸発したリンがエピ
タキシャル層に入り込み、バイポーラトランジスタを構
成する側のN形エピタキシャル層の不純物濃度が必要以
上に増加してしまいバイポーラトランジスタの特性が所
望に得られなくなる。また、埋め込み層の別の問題とし
てリンの濃度が高いと、リンがエピタキシャル層のかな
り上方まで拡散し、MOSFETのベース領域5近傍ま
で達して、ドレイン領域4aの不純物濃度を所望の値よ
り増加する虞れがある。このようになると、MOSFE
Tのドレイン・ベース間耐圧の低下等を招く。本実施例
では、MOSFETの埋め込み層の中央側には、アンチ
モンによって形成された第1の埋め込み層20が存在す
るので、第2及び第3の埋め込み層21a、21bのリ
ンの濃度をさほど高くする必要がない。このため、上記
のような問題は生じない。また、もし、MOSFETの
埋め込み層をアンチモンの拡散のみで形成し、且つMO
SFETの埋め込み層の形成工程と別の工程でバイポー
ラトランジスタの埋め込み層を形成し、且つMOSFE
Tの埋め込み層をバイポーラトランジスタの埋め込み層
よりも厚く形成したとしても、アンチモンの拡散係数は
リンのそれよりも小さいため、MOSFETの埋め込み
層を厚く形成することが困難であり、ドレイン領域の抵
抗を小さくする効果が得られない。従って、MOSFE
TのON抵抗の低減は図れない。 (2) MOSFETの第2の及び第3埋め込み層21
a、21bを形成するためのマスク26の開口25を、
第1の埋め込み層20を形成するためのマスク24の開
口23aよりも内側に配したので、第2及び第3の埋め
込み層21a、21bを形成するためのリンが第1の埋
め込み層20よりも横方向に離れた位置まで拡散するこ
とが制限される。このため、第2及び第3の埋め込み層
21a、21bの外縁を第1の埋め込み層20の外縁の
近傍に位置させることができ、第2及び第3の埋め込み
層21a、2bの形成に伴って素子の面積の増大が実質
的に生じない。
【0026】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 同一の半導体装置に別のMOSFET又はバイ
ポーラトランジスタ更には抵抗やコンデンサ等の受動素
子を含めることができる。 (2) 出力段トランジスタとしてのMOSFETをバ
イポーラトランジスタとすることができる。 (3) ドライブ段トランジスタとしてのバイポーラト
ランジスタBPTをMOSFETにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例に従う半導体装置を示す断面
図である。
【図3】図2の半導体装置のMOSFETの領域の半導
体基体の表面を示す平面図である。
【図4】図2の半導体装置の電気的接続を示す回路図で
ある。
【図5】図2の半導体装置の3つの製造工程を示す断面
図である。
【図6】図2の半導体装置の別の2つの製造工程を示す
断面図である。
【図7】図2の半導体装置の更に別の2つの製造工程を
示す断面図である。
【図8】図6(B)のエピタキシャル層4、第1及び第
2の埋め込み層の不純物濃度の分布を示す図である。
【符号の説明】
4a ドレイン領域 4b コレクタ領域、 11 バイポーラトランジスタ用埋め込み層、 20 第1の埋め込み層 21a 第2の埋め込み層 21b 第3の埋め込み層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8248 H01L 21/8249 H01L 21/8234 - 21/8238 H01L 27/06 H01L 21/088 - 21/092

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果トランジスタとバイポ−ラトラ
    ンジスタとを含み、且つ前記電界効果トランジスタのた
    めの埋め込み層と前記バイポ−ラトランジスタのための
    埋め込み層とを備えた半導体装置の製造方法において、 P形半導体領域を有する半導体基体を用意する第1の工
    程と、 前記P形半導体領域における前記電界効果トランジスタ
    のための埋め込み層の形成予定領域と前記バイポ−ラ
    ランジスタのための埋め込み層の形成予定領域とに第1
    のN形不純物を同時に導入する第2の工程と、 前記電界効果トランジスタのための埋め込み層の形成予
    定領域における前記第1のN形不純物が導入された領域
    にほぼ重ねて第1のN形不純物よりも拡散係数の大きい
    第2のN形不純物を拡散し、前記第1のN形不純物の
    度が前記第2のN形不純物よりも高くなるように前記第
    1及び第2のN形不純物が混在している部分と前記第2
    のN形不純物の濃度が前記第1のN形不純物の濃度より
    も高くなるように前記第1及び第2のN形不純物が混在
    している部分とを形成する第3の工程と、 前記電界効果トランジスタのための埋め込み層の形成予
    定領域における前記第1及び第2のN形不純物が導入さ
    れた領域と前記バイポ−ラトランジスタのための埋め込
    み層の形成予定領域における前記第1のN形不純物が導
    入された領域とを含む前記半導体基体の表面を覆うよう
    にN形半導体から成るエピタキシャル層を、加熱を伴う
    気相エピタキシャル成長法によって形成し、同時に前記
    第1及び第2のN形不純物の前記半導体基体から前記エ
    ピタキシャル層への異なる速度の熱拡散に基づき、前記
    半導体基体及び前記エピタキシャル層の中に前記第1の
    N形不純物の濃度が前記第2のN形不純物の濃度よりも
    高くなるように前記第1及び第2のN形不純物が混在し
    ている電界効果トランジスタ用の第1の埋め込み層を形
    成し、且つ前記第1の埋め込み層に隣接した前記半導体
    基体の中に前記第2のN形不純物の濃度が前記第1の不
    純物の濃度よりも高くなるように前記第1及び第2のN
    形不純物が混在している電界効果トランジスタ用の第2
    の埋め込み層を形成し、且つ前記第1の埋め込み層に隣
    接した前記エピタキシャル層の中に前記第2のN形不純
    物の濃度が前記第1のN形不純物の濃度よりも高くなる
    ように 前記第1及び第2のN形不純物が混在している電
    界効果トランジスタ用の第3の埋め込み層を形成し、且
    つ前記バイポ−ラトランジスタのための埋め込み層の領
    域において前記半導体基体と前記エピタキシャル層との
    両方に前記第1のN形不純物が拡散したものから成る第
    4の埋め込み層を形成する第4の工程とを備えているこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のN形不純物はアンチモンであ
    り、前記第2のN形不純物はリンである請求項1記載の
    半導体層装置の製造方法。
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