JP3104379B2 - 無機繊維飛沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マット - Google Patents
無機繊維飛沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マットInfo
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Description
繊維飛沫の飛散防止した金属折板用易熱融着性断熱無機
繊維マットに関する。
ガラス繊維マットは、不燃性と繊維をパンチングによっ
て細密充填したことによる断熱性から耐火構造の建築物
における金属折版屋根材として金属板と貼り合されたの
ち山形状に成形されて使用されている。
は例えば特公昭63−57228号公報にはガラス繊維
などの無機繊維マットと無端状有機繊維不織布との積層
体に有機繊維不織布側からニ−ドルパンチ加工を施して
ガラス繊維と有機繊維を絡み合わせて、かつ有機繊維不
織布表面に樹脂組成物からなる難燃性被膜を形成した金
属折板屋根用ブランケットが提案され、特公昭63−5
7538号公報には、ガラス繊維と有機繊維およびホッ
トメルト型接着剤からなる複合繊維とが混繊されたシ−
ト状物であって、厚み方向にニ−ドルパンチ加工される
と共に、加熱処理により前記複合繊維とガラス繊維およ
び有機繊維もしくは複合繊維同志が熱接着された断熱材
が提案されている。
57228号公報に記載のガラス繊維断熱材は、不織布
表面に形成された難燃性被膜によって摩擦抵抗が増加し
折板成形時にシワが発生したり、屈曲部が破断しやす
く、また、不織布の反対面すなわちガラス面のガラス繊
維がむきだしであるためガラス飛沫の発生が多く生産
時、作業者がチカチカ感等の不快感を覚えたり、また健
康上にもよくないので好ましくない。さらに、金属板と
の貼合せ時にはネオプレン系等の公知の接着剤、あるい
はホットメルト接着剤を使用するが、これらは接着強さ
が必ずしも十分でなく、特に高温における接着強さの低
下が問題であった。
の有機繊維とホットメルト型接着剤からなる複合繊維で
ガラス繊維を接合しただけの断熱材は、有機繊維とガラ
ス繊維あるいはこれら3者の絡み合いが不十分であり機
械的強度に劣ったり、あるいは機械的強度を保持させよ
うとすれば有機成分が多量に必要となり本マットの不燃
性が損なわれる問題があった。また、このものは不織布
などの表面被覆層を有していないため表面はガラス繊維
が剥きだしの状態でありガラス飛沫の発生が多く上記と
同様の問題があり環境衛生上好ましくない問題があっ
た。
飛散を防止する方法としては無機維繊マットの無機繊維
側にアクリル系エマルジョン接着剤を憤霧して表面に被
覆層を設け飛沫の飛散を防止したり、ホットメルト接着
剤をロ−ルコ−トしたり、熱可塑性樹脂粉末を散布して
加熱溶融後、加圧して樹脂被膜層を設ける方法などが手
段として提案されている。しかし、最終的にこの製品を
亜鉛鉄板とラミネ−トする工程、さらに山形成形するい
わゆるロ−ルフォ−ミング工程において無機維繊マット
に対し圧縮、剪断などの外力が加わり、無機繊維飛沫が
発生するため、これらの加工工程、さらに実際に工事施
工する現場での無機繊維飛沫の飛散を防止することはで
きなかった。
て断熱無機繊維マット製造工程、加工、施工工程での無
機繊維飛沫の発生、無機繊維飛沫の飛散を防止した金属
折板用断熱無機繊維マットを提供することを目的とす
る。
織布と無機繊維マットを重ね合せ有機繊維不織布側から
パンチングして有機繊維不織布の繊維で無機繊維を絡合
してマットとした有機繊維不織布と無機繊維からなる断
熱無機繊維マットにおいて、有機繊維不織布と無機繊維
マットの間に、融点が85〜200℃であって、かつ、
JIS K−6760に基づいて測定されるMIが2〜
20000の範囲内である熱可塑性樹脂被膜層を設け
て、無機繊維飛沫の飛散を防止したことを特徴とする断
熱無機繊維マット」との構成を有する。すなわち、無機
繊維(2)からなるマットと有機繊維不織布(3)の間
に、融点が85〜200℃であって、かつ、JIS K
−6760に基づいて測定されるMIが2〜20000
の範囲内である熱可塑性樹脂被膜層を設けて、その有機
繊維不織布側からニ−ドルパンチ加工により無機繊維マ
ット(2)の無機繊維に有機繊維(3)を絡み合わせて
マットとした後、該熱可塑性樹脂被膜層用樹脂成分の融
点以上に加熱し、軽度に加圧して熱可塑性樹脂被膜層
(4)を形成し、無機繊維飛沫の飛散を防止した断熱無
機繊維マットである。
知の各種ガラス繊維、例えば無機アルカリガラス(Eガ
ラス)を原料としてダイレクトメルト法、マ−ブルメル
ト法等で作られた長繊維が好ましい。太さとしては3〜
15μm、好ましくは5〜10μm、長さは長繊維をチ
ョップドして30〜150mmにしたものが好ましい。
その他としてはロックウ−ルや鉱さい繊維などを混合し
た物であっても良く、さらにはガラスヤ−ン以外にガラ
スロ−ビングを混合した物であっても良い。
リエステル、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の樹脂あるいはこれらの成分を含む各種共重合体ある
いは混合樹脂からなる長繊維で不織布の繊度は1〜10
デニ−ル、好ましくは3〜7デニ−ル、長さは無端状の
長繊維のものでよく、この不織布の目付けは15〜50
g/m2のものがよく、好ましくは20〜45g/m2
である。有機繊維不織布の目付けが15g/m2以下で
は無機繊維マットの機械的強度が不十分であったり、無
機繊維の飛沫の目止め効果が著しく低下するので好まし
くなく、50g/m2を越えると本発明による無機繊維
飛沫飛散防止樹脂層を設けることから樹脂成分が増加す
るので無機繊維マットの不燃性に悪影響があるので好ま
しくない。
は、熱可塑性樹脂被膜層用樹脂成分である、たとえばポ
リエステル、ナイロン、ポリエチレンおよびポリプロピ
レンから選ばれた少なくとも1種あるいはこれらの成分
を含む共重合体あるいはこれらの混合樹脂からなり、そ
の性状は2〜50μmの未延伸フィルムあるいは軽度に
一軸延伸されたフィルム、あるいはこれらを短冊状にス
リットしたものや粒径が40〜500μmの粉体など
で、樹脂成分の融点は85〜200℃であって、かつ、
JIS K−6760に基づいて測定されるMIが2〜
20000の範囲内のもので形成されていることが重要
である。かかる熱可塑性樹脂被膜層(4)を融点以上に
加熱後、軽度に加圧して延ばした状態である。樹脂成分
の融点が85℃未満であると軽度の圧力で良く延びるの
で目止め効果の点では好ましいが高温下での強度が保持
できないので好ましくなく、200℃を越えると加熱炉
が長くなったり、冷却を強化しないとマットの温度が高
く、巻き上げ作業のハンドリング性が悪化するので好ま
しくない。MIが2未満であると融点よりも更に高い温
度に加熱しないと軽度の圧力では樹脂が延びず、このも
のによる目止め効果が発起されないので好ましくなく、
20000を越えると逆に樹脂成分の流れ性が良すぎる
ため、加熱中に流れ落ちたり、また、ラミネ−ト、ロ−
ルフォ−ミング工程での外力に耐えられず亀裂が入った
り、破れたりするため目止め効果が発起されないので好
ましくない。 本発明における熱可塑性樹脂被膜層は無
機繊維マットと有機繊維不織布の間にある必要がある
が、これはパンチングによる有機繊維不織布、無機繊維
マットとの交絡がより進むためにより目止め効果が大き
くなるためと考えられることと、熱可塑性樹脂被膜層が
有機繊維不織布側にあると最終製品の金属折板屋根とし
て施工したとき有機繊維不織布側が目にふれるので外観
上好ましくない。
ットの構造を図に基づいて説明する。
沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マットの縦
断面図を示す。
た金属折板用断熱無機繊維マットは無機繊維層2と有機
繊維不織布層3と飛散防止用熱可塑性樹脂被膜層4とを
主として備えている。
樹脂被膜層4を介して無機繊維層2の片面に積層され、
ニ−ドルパンチ加工により一部の繊維6が有機繊維不織
布層3を貫通して無機繊維層2を構成する繊維と絡み合
うことにより繊維6と飛散防止用熱可塑性樹脂層4、無
機繊維層2が一体化している。
織布層3と無機繊維層2の間に配置されている。図2に
示す熱可塑性樹脂層4は有機繊維不織布層3の上に配置
された樹脂成分、具体的にはフィルムなどが有機繊維不
織布層3と無機繊維層2の双方に融着されて形成された
層である、また図3は熱可塑性樹脂被膜層4の樹脂成分
に樹脂粉末を使用したときであるが、この場合有機繊維
不織布層3と無機繊維層2の間に樹脂粉末を配し、さら
にニ−ドルパンチ加工により一部の樹脂粉末が無機繊維
層2内部にも分散し有機繊維不織布層3と無機繊維層2
および無機繊維層2内部も融着されて形成された層であ
る。
べる。
0/10〜60/40よりなるガラス繊維(2)を解繊
したのち一定厚みのガラスマットを形成する。このとき
ビニロンや熱可塑性樹脂からなる有機繊維を10重量%
以下ならガラス繊維(2)中に入れて混繊してガラスマ
ットを形成してもよい。
布(3)にエチレンと酢酸ビニルとグリシジルメタクリ
レ−ト共重合体からなる厚さが15μmの未延伸フィル
ムを積層したものをガラスマットに積層したのちに不織
布側からニ−ドルパンチ加工を施し無機繊維マットを形
成し、ガラス繊維面にアクリルエマルジョンからなる接
着剤を噴霧し、このものを水平搬送装置を装備し、かつ
110℃〜180℃に加熱した熱風乾燥炉に導入し、未
延伸フィルムを溶融させる。そして、熱風乾燥炉の出口
において、溶融したフィルムを冷却ロ−ルを用いて積層
体に加圧し、ガラスマットとポリエステル繊維不織布双
方に接着させて熱可塑性樹脂被膜層(4)を形成させ
る。これにより、本発明の無機繊維飛沫の飛散を防止し
た金属折板用断熱無機繊維マットが連続シ−ト状で得ら
れる。
エマルジョン接着剤のかわりに粒径が40〜500μm
の融点が85〜120℃の酸あるいはカルボキル基また
はアミノ基を共重合成分とする粒径が40〜500μm
のエチレン系共重合体とグリシジル基を含有する融点も
しくは軟化点が60〜120℃のエポキシ系重合体微粉
末を均一に散布され、さらにこのものを先に述べた熱風
乾燥炉に通して無機繊維に接着性樹脂を融着せしめて接
着性樹脂層を形成したり、また、ホットメルト型接着剤
をロ−ルコ−ト法で塗布して易熱融着性を付与すること
もできる。特に、接着性樹脂粉末を散布する方法は本発
明に用いる加熱炉を同時に利用することができるので生
産性の点でも有利である。
通りである。
2を用い、5mgの試料を20℃/分の昇温速度で28
0℃まで昇温し5分間保持したのち、同速で冷却し、再
度昇温したときの、いわゆるセカンドランの融解曲線を
取る。その融解曲線において吸熱のピ−ク温度を融点と
する。なおピ−クが2個以上ある場合は高温側の吸熱ピ
−ク温度を融点とする。
とする。
し、チャック間50mmにセットしたオ−トグラフ型引
張り試験器(島津製作所製タイプIS−500)にか
け、引張り速度50mm/分で引張り破断強さを記録用
紙に記録する。機械的強度はこの記録用紙に記録された
最高の値(A)をもって表す。
m、長さ150mmに切断したのち、長さ方向に無機繊
維マットを100mm剥離してサンプルとする。 測定装置:オ−トグラフ型引張り試験器(島津製作所製
タイプIS−500) 常温法:20〜25℃の常温で引張り速度50mm/分
で接着長さ50mmの剥離強さを測定し、その最大値を
接着強さ(B)として表す。
を切出し、断面をテ−プで被覆した。このサンプルを黒
色の紙上で数回はたき、紙上に落下した繊維飛沫量の重
量を測定し、つぎの基準で痒み感を判定した。
10cmのサンプルを切出し,ロ−ル間隔がサンプルの
25%の間隙に調整されたプレスロ−ルに3回通し、断
面をテ−プで被覆した。このサンプルを黒色の紙上で数
回はたき、紙上に落下した繊維飛沫量の重量を測定し、
つぎの基準で痒み感を判定した。
基準により判定した。
断、または亀裂を生じている シワ、破断無し:無機繊維マット層が均一に保持されて
いる 8.不燃性 ガラスマットを0.6mmの亜鉛鉄板に熱融着したもの
から5×5cmに切り出し500℃に加熱した電気炉に
投入し5分間観察する。このときの燃焼状態をみて燃焼
性を判断する。
格
7%(ヤ−ンとロ−ビングの混合比70/30)に繊度
3デニ−ル、平均長さ70mmのポリエステル複合繊維
(ユニチカ株式会社製:商品名S−10)3%を混合
後、解繊して厚さ50mmのガラス繊維マットを作り、
このものに融点98℃、MI15、厚さ15μmの未延
伸フィルム(住友化学株式会社製:ボンドファ−スト)
を重ねたスパンボンド法によって製造された繊度3デニ
−ルのポリエステル長繊維不織布(ユニチカ株式会社
製:90405WTO、目付け43g/m2)をフィル
ム層がガラス繊維マットとポリエステル長繊維不織布の
間になるように積層しポリエステル長繊維不織布側から
ニ−ドリングマシンにより17ステッチ/cm2のニ−
ドリングを施し、ニ−ドリング面の反対側に不織布構成
繊維(ニ−ドル繊維)を突出させる。次にこのもののガ
ラス繊維マット面に粉末散布装置を使用してエチレン系
共重合体として融点102℃、MI 20000g/1
0分、平均粒径が160μmのエチレン−アクリル酸エ
チル−アクリル酸共重合体(日本石油化学株式会社製
商品名 レクスポ−ル1)、融点98℃、MI30g/
10分、平均粒径が200μmのエチレン−アクリル酸
エチル−グリシジルメタアクリレ−ト共重合体(日本石
油化学株式会社製 商品名 レクスパ−ル6170)を
あらかじめ1:1の混合比率で混合したものを39g/
m2散布し、遠赤外線ヒ−タと熱風加熱炉を供えた水平
搬送装置に導入する。この加熱炉を110〜130℃に
加熱し、フィルム、ガラス繊維マット表面の接着樹脂を
溶融させる。この後、乾燥炉の出口において冷却ロ−ル
でニップして溶融したフィルム、接着性樹脂を均一に延
ばすとともに冷却して固化させた後に巻き取った。
属折板用断熱無機繊維マットを厚さが0.6mmで温度
が110℃に加熱された着色亜鉛鉄板に融着した。この
ものをロ−ルフォ−ミングによって山形に屈曲成形し、
無機繊維マット裏張り折板屋根を作成した。
属折板用断熱断熱無機繊維マットおよび熱融着した亜鉛
鉄板/無機繊維マット及び無機繊維マット裏張り折板屋
根の特性は表1に示した。
5%(ヤ−ンとロ−ビングの混合比70/30)に繊度
3デニ−ル、平均長さ70mmのポリエステル複合繊維
(ユニチカ株式会社製:商品名S−10)25%を混合
後、解繊して厚さ50mmのガラス繊維マットを作り、
ニ−ドリングマシンにより25ステッチ/cm2のニ−
ドリングを施した後、175℃に加熱した加熱炉に導入
しポリエステル複合繊維を溶融させてガラス繊維を結束
して断熱無機繊維マットを得た。得られた断熱無機繊維
マットをクロロプレン系接着剤(ノガワケミカル株式会
社製:ダイアボンドDC 761)を固形分で42g/
m2となるように塗布し、実施例と同様に着色亜鉛鉄板
に接着し、ロ−ルフォ−ミングによって山形に屈曲成形
し無機繊維マット裏張り折板屋根を作成した。得られた
断熱無機維マットおよび熱融着した亜鉛鉄板/無機繊維
マット及び無機繊維マット裏張り折板屋根の特性は表1
に示した。
防止した金属折板用断熱無機繊維マットは無機繊維マッ
トと有機繊維不織布の間に無機繊維飛沫の飛散を防止す
る樹脂層を設けたためマット自体の強度が大幅に向上す
るとともにロ−ルフォ−ミングによって山形に屈曲成形
などの加工工程で発生する無機繊維飛沫の飛散発生量が
皆無に近いものとなり、作業性(チカチカ感)、環境汚
染の点で大幅に向上した。
ではガラス繊維を完全に結束し、マット表面からのガラ
ス繊維の脱離を押さえることが困難で、チカチカ感の残
るものであり、亜鉛鉄板と接着する工程、亜鉛鉄板/無
機繊維マットを実施例と同様にロ−ルフォ−ミングによ
って山形屈曲成形する工程でのガラス繊維飛沫の飛散を
防止できない不満足なものであった。
防止した金属折板用断熱無機繊維マットは無機繊維マッ
トと有機繊維不織布の間に無機繊維飛沫の飛散防止をす
るため熱可塑性樹脂被膜層を設けたので、製造時はもち
ろんのこと金属板との接着時あるいはその積層品の折板
山形成形時、あるいは折板山形成形品の施工時に加わる
剪断、圧縮、引張りなどの外力によって発生する無機繊
維飛沫のマットからの飛散がないためチカチカ感の不快
感がなくなる。従来、本系統の製品の欠点であった無機
繊維飛沫飛散による各種の問題が一挙に解決したため、
不燃性断熱材としての商品価値が格段に向上し、断熱金
属折板屋根用途に好適に用いられる。具体的には各種体
育館や倉庫、住宅等の建築基準法に基ずく不燃材料を用
いられなければならない部分などに用いられる。
性樹脂被膜層が積層された本発明の金属折半用断熱無機
繊維マットの断面を示す。
金属折半用断熱無機繊維マットの断面を示す。
用いた、加熱融着された本発明の金属折半用断熱無機繊
維マットの断面を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 有機繊維不織布と無機繊維マットを重ね
合せ有機繊維不織布側からパンチングして有機繊維不織
布の繊維で無機繊維を絡合してマットとした有機繊維不
織布と無機繊維からなる断熱無機繊維マットにおいて、
有機繊維不織布と無機繊維マットの間に、融点が85〜
200℃であって、かつ、JIS K−6760に基づ
いて測定されるMIが2〜20000の範囲内である熱
可塑性樹脂被膜層を設けて、無機繊維飛沫の飛散を防止
したことを特徴とする断熱無機繊維マット。 - 【請求項2】 該熱可塑性樹脂被膜層が、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリエチレンおよびポリプロピレンから
選ばれた少なくとも1種あるいはこれらの成分を含む共
重合体あるいはこれらの混合樹脂であることを特徴とす
る請求項1記載の断熱無機繊維マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6594192A JP3104379B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 無機繊維飛沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6594192A JP3104379B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 無機繊維飛沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05269900A JPH05269900A (ja) | 1993-10-19 |
JP3104379B2 true JP3104379B2 (ja) | 2000-10-30 |
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JP6594192A Expired - Fee Related JP3104379B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 無機繊維飛沫の飛散を防止した金属折板用断熱無機繊維マット |
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JP2010125805A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Nihon Glassfiber Industrial Co Ltd | 建材用断熱材及びその製造方法 |
JP2011074934A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | 真空断熱材、およびこの真空断熱材を備えた断熱箱 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP6594192A patent/JP3104379B2/ja not_active Expired - Fee Related
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