JPH01246453A - 折板用ガラス繊維断熱材の製造法 - Google Patents

折板用ガラス繊維断熱材の製造法

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JPH01246453A
JPH01246453A JP63069298A JP6929888A JPH01246453A JP H01246453 A JPH01246453 A JP H01246453A JP 63069298 A JP63069298 A JP 63069298A JP 6929888 A JP6929888 A JP 6929888A JP H01246453 A JPH01246453 A JP H01246453A
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JP
Japan
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organic
mat
fibers
nonwoven fabric
glass fiber
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JP63069298A
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Inventor
Toshihiro Yamamura
山村 敏博
Tsutomu Koto
光藤 勉
Takashi Takehara
竹原 俊
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Fuji Fiber Glass Co Ltd
Original Assignee
Fuji Fiber Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、折板用ガラス繊維断熱材の製造法に関する。 さらに詳しくは、切断ガラス繊維を構成するガラス繊維
フィラメント同志を固定する方法として、従来から知ら
れた樹脂エマルジョン等のバインダーを使用せずに両面
に不織布を存在せしめ、これをニードルパンチしためと
、加熱により接着させ、同時に加熱によってニードルパ
ンチによる貫通有機繊維を捲縮させることにより、一種
のソウイング効果を利用したことを特徴とする折板用ガ
ラス繊維断熱材の製造法に関する。 断熱材付折板屋根材の製法には先付は工法が用いられて
いるが、この工法ではロールフォーミング時に貼付けら
れたガラス断熱材の受ける圧縮力、引張力、剪断力は極
めて大きく、ガラス繊維の脱離飛散や切れが発生する。 このために、従来から折板用ガラス繊維断熱材の表面に
は塩化ビニル、アクリル等のエマルジョンの吹き付け、
または塗布が必要とされている。 この工程を実施するためには、エマルジョンの吹き付け
や塗布の装置およびこれを乾燥する装置を必要とし、結
果としてコストが高くなる。またエマルジョンの吹き付
け・塗布による耐火、不燃性の低下がありこれも好まし
くない。 本発明は、上記の問題点を解消すべくなされたもので、
エマルジョンの吹き付け・塗布を行なわなくても、従来
からの先付は工法が可能であり、折板用ガラス繊維断熱
材として使用時必要とされる圧縮力、引張力、剪断力が
従来法と同等以上の特性を有し、かつ又製造工程を簡略
化でき、耐火、不燃性に於いて従来品より優れた、低コ
ストの折板用ガラス断熱材を提供することを目的とした
ものである。 なすわら、本発明の折板用ガラス繊維断熱材の製造法は
、解繊された切断ガラス繊維を適切な厚みのウェッブに
形成し、その両面に延伸性の優れた有機繊維不織布を有
しせしめ、これを逆フック付針で表面から刺し通すにニ
ードリングと云う)ことにより不織布を構成する有機繊
維が延伸されながら、マット層を貫通し反対面に飛び出
すようにせしめるマット形成およびニードル加工工程と
(通常両面に対して行うが片面のみでも可である)、前
工程でマット層の裏面(加工時折板に接着される面)に
貫通し飛び出した有機繊維を必要な温度(通常は100
〜300℃の温度)で溶融し、突出し面にある有機繊維
不織布と結合せしめ、同時に内層部の貫通行別繊維束を
捲縮させて、マットを厚み方向に圧迫緊縮化せしめる工
程からなる。 延伸性の優れた有機繊維不織布としては、ポリエステル
、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル、ポリビニール
アルコール等、種々の物質が使用出来るが熱融着性の強
い、ポリエステル、ポリプロピレン等が特に好ましい。 また、有機繊維不織布の製造法は湿式抄造法、スパンボ
ンド法等があるが、本発明に使用されるものとしては、
いずれのものも使用可ではあるが、スパンボンド法にて
製造されたものが好ましく、質量は10g/m以上が必
要でロールフォーミング時にロールの加圧を受ける場合
などは耐切断性の面から3(EJ/77f以上のものが
よい。 また、ニードリング時の刺孔密度は7〜20本/ cr
Aであることが必要でおる。 7本/ctrt以下では、折板用ガラス繊維断熱材の居
間強度が弱く、20本/ctrt以上では貫通繊維束の
密度が高すぎるため折板用ガラス繊維断熱材の引張強度
が弱くなる。 以下に、本発明による折板用ガラス繊維断熱材の構成と
製造方法について、図面に基いてさらに詳しく説明する
。 第1図乃至第2図は断熱材の構成を示す断面図でおるが
図において、1はマット状に解繊された切断ガラス繊維
で、2は連続フィラメントで構成される有機繊維不織布
であり、両者は重ね合わされ、第2図に示すように有機
繊維不織布の側から逆フック付針で刺し通すと、有機繊
維不織布の有機繊維が2aのように延伸し、ソーインク
効果が発生し両者は結合される。 さらに、第2図の突出した延伸有機繊維面の上に同様の
有機不織布3を存在せしめ、第3図のように前回の反対
面からニードリングを行いマット層を貫通して反対面に
突出された有機繊維3a側を加熱すると、有機繊維3a
は球状に溶融し、表面有機繊維不織布2と結合する。 同時に内層部の貫通有機繊維3aは捲縮させられてマッ
ト層を厚み方向に圧迫緊縮化する、かくして第4図の如
き目的とする折板用ガラス繊維断熱材が得られる。第5
図には、比較例として結合剤としてエマルジョンを吹き
付けて形成された従来の折板用ガラス繊維断熱材の構成
図を示した。 第6図はマット物を製造する工程とニードル加工、およ
び加熱装置が連続してセットされたガラス繊維断熱材製
造装置の例でおるが、ガラス繊維5を予備解繊ロール6
で予備解繊させ、その後横打ち針を備えたスカツチャ−
7に送りマット状に解繊された切断ガラス繊維を形成す
る。その後ケージロール8により適切な厚みにし、下か
ら供給される連続有機繊維不織布9の上へ、解繊された
切断ガラス繊維をマット状に重ね逆フック付針のニード
ルパンチャー10へ送り、有機繊維不織布側から刺し通
すニードルパンチ加工を行なう。 次に、ニードルパンチ加工品上に、連続有機繊維不織布
11を重ね再び逆フック付針のニードルパンチャー12
へ送り、新たに付加した有機繊維不織布側から刺し通す
ニードルパンチ加工を行なう。 ニードルパンチ後加熱装置14において、熱源13より
噴出される所定の温度にセットされた熱風により、ニー
ドルパンチャー12でマット層を貫通し飛び出した有機
繊維を溶融し、表面有機繊維不織布9と結合させる。 なあ、有機繊維不織布11のみで、逆フック付針のニー
ドルパンチャー12でニードルパンチ加工を行ない、片
面に突出された有機繊維を溶融する方法も可能である。 冷却ロール15は有機繊維が溶融後、加圧冷却すること
により有機繊維同志の接着およびマットの厚み方向への
緊密化を確実にする為にある。 冷却ロールを通過したマット状物は、巻き取り芸16に
より製品17として巻き取られ折板用ガラス繊維断熱材
製品となる。 本発明によって得られた、折板用ガラス繊維断熱材は表
面が有機繊維不織布で遮蔽されている為に、切断ガラス
繊維の飛散がなく、エマルジョンの吹き付け、塗布工程
を省略していることにより、耐火性、不燃性が良好とな
り、折板用ガラス繊維断熱材の仕上り外観が良く、ソフ
トで取り扱いが良好となり6、工程の省略でコスト低減
もできるという多くの特長を有している。 実施例 図−6の装置を用いて、繊維径約9μm、繊維長25〜
50!runのガラス繊維を使って5009/尻の解繊
させた切断ガラス繊維マットを形成した。 次に該切断ガラス繊維マットの下側有機不織布として重
110g/7Ffのスパンボンド法により作られた延伸
性の優れた有機繊維不織布(マリツクス=ユニチカ株式
会社製)、上側不織布として重量30g/TIiの同様
の有機不織布を使用し、逆フック付針は長さ75mのも
のを使用し打込み本数が15本/criとなるように設
定し厚さ5#の両面に有機不織布を有する、ニードルパ
ンチされたマット状物を得た。 次に、加熱装置14において熱源であるジェットバーナ
ーにより、逆フック付針で突出された貫通有機繊維と表
面有機繊維不織布の面へ、220℃の熱風を吹き付は突
出された有機繊維と表面不織布を結合させ、同時にマッ
ト内層部の貫通有機繊維を捲縮させた後、ロールギャッ
プ11nI!iに設定しである冷却ロール15間を通過
させ、マット厚み方向に圧迫し、巻き取り機16により
巻き取り、折板用ガラス繊維断熱材17を得た。 第1表に、実施例において得られた折板用ガラス繊維断
熱材と、現在上市されているエマルジョンバインダー使
用による折板用ガラス繊維断熱材を比較例1として実測
値で比較した。 このようにして得られた折板用ガラス繊維断熱材は、第
1表に示す実測値通り、引張強度、層間剥離強度、粉落
ち量とも優れたものであった。
【図面の簡単な説明】
符号の説明 1、解繊された切断ガラス繊維のマット状物2/3.連
続繊維で構成された有機繊維不織布2 a/3 a=ニ
ードリングで延伸された有機繊維 4、エマルジョン被覆層 5、切断されたガラス繊維 第1表 6、予備解繊ロール 7、スカツチャー 8、ケージロール 9/11.有機繊維不織布 10/12.逆フック付針のニードルパンチャ13、加
熱熱源 14、加熱装置 15、加圧冷却ロール 16、巻き取り機 17、折板用ガラス繊維断熱材(製品)特許出願人  
 富士ファイバーグラス株式会社第1 図 手続補正自(方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第69298号 2、発明の名称 折板用ガラス繊維断熱材の製造法 3、補正をする者 事件との関係         特許出願人住所 東京
都千代田区内神田−丁目13番7号4、補正命令の日付
(発送日)63年6月28日5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄および図面の簡単な説明
の閣。 6、補正の内容  別紙全文補正明細書の通り。 1)第1表を明細書の詳細な説明の欄の中の適切な位置
に配した。 2)図面の簡単な説明を加入した。 以上全文補正明細
書 1、発明の名称 折板用ガラス繊維断熱材の製造法 2、特許請求の範囲 解繊された切断ガラス繊維のマット状物の表面に、延伸
性のある有機繊維の不織布を存在せしめ、この不織布を
構成する有機繊維が延伸されながらマット層を貫通し反
対面に飛び出すようにニードルパンチ加工を行なう工程
と、さらに熱をかけることにより表面に飛び出した有機
繊維を溶融し、反対面の表面有機繊維不織布と結合せし
め、同時に内層部の貫通有機繊維を捲縮させてマットを
厚み方向に圧迫緊密化せしめる為の加熱と冷却工程を有
することを特徴とする折板用ガラス繊維断熱材の製造法
。 3、発明の詳細な説明 本発明は、折板用ガラス1M1断熱材の製造法に関する
。さらに詳しくは、切断ガラス繊維を構成するガラス繊
維フィラメント同志を固定する方法として、従来から知
られた樹脂エマルジョン等のバインダーを使用せずに両
面に不織布を存在せしめ、これをニードルパンチしたあ
と、加熱により接着させ、同時に加熱によってニードル
パンチによる貫通有は繊維を捲縮させることにより、一
種のソーインク効果を利用したことを特徴とする折板用
ガラス繊維断熱材の製造法に関する。 断熱材付折板屋根材の製法には先付は工法が用いられて
いるが、この工法ではロールフォーミング時に貼付けら
れたガラス断熱材の受ける圧縮力、引張力、剪断力は極
めて大きく、ガラス繊維の脱離飛散や切れが発生する。 このために、従来から折板用ガラス繊維断熱材の表面に
は塩化ビニル、アクリル等のエマルジョンの吹き付け、
または塗イ[が必要とされている。 この工程を実施するためには、エマルジョンの吹き付け
や塗布の装置およびこれを屹燥する装置を必要とし、結
果としてコストが高くなる。またエマルジョンの吹き付
け・塗布による耐火、不燃性の低下がありこれも好まし
くない。 本発明は、上記の問題点を解消すべくなされたもので、
エマルジョンの吹き付け・塗布を行なわなくても、従来
からの先付は工法が可能であり、折板用ガラス繊維断熱
材として使用時必要とされる圧縮力、引張力、剪断力が
従来法と同等以上の特性を有し、かつ又製造工程を簡略
化でき、耐火、不燃性に於いて従来品より優れた、低コ
ストの折板用ガラス断熱材を提供することを目的とした
ものである。 なすわら、本発明の折板用ガラス繊維断熱材の製造法は
、解繊された切断ガラス繊維を適切な厚みのウェッブに
形成し、その両面に延伸性の優れた有機繊維不織布を有
しせしめ、これを逆フック付針で表面から刺し通すにニ
ードリングと云う)ことにより不織布を構成する有機繊
維が延伸されながら、マット層を貫通し反対面に飛び出
すようにせしめるマット形成およびニードル加工工程と
(通常両面に対して行うが片面のみでも可である)、前
工程でマット層の裏面(加工時折板に接着される面)に
貫通し飛び出した有機繊維を必要な温度(通常は100
〜300″Cの温度)で溶融し、突出し面にある有機繊
維不織布と結合せしめ、同時に内層部の貫通有機繊維束
を捲縮させて、マットを厚み方向に圧迫緊縮化せしめる
工程からなる。 延伸性の優れた有機繊維不織布としては、ポリエステル
、ポリプロピレン、ナイロン、アクリル、ポリビニール
アルコール等、種々の物質が使用出来るが熱融着性の強
い、ポリエステル、ポリプロピレン等が特に好ましい。 また、有機繊維不織布の製造法は湿式抄造法、スパンボ
ンド法等があるが、本発明に使用されるものとしては、
いずれのものも使用可ではあるが、スパンボンド法にて
製造されたものが好ましく、貿伍は109/m以上が必
要でロールフォーミング時にロールの加圧を受ける場合
などは耐切断性の而から30g/′rd以上のものがよ
い。 また、ニードリング時の刺孔密度は7〜20本/ctr
rであることが必要でおる。 7本/d以下では、折板用ガラス繊維断熱材の層間強度
が弱く、20本/C屑以上では貫通繊維束の密度が高す
ぎるため折板用ガラス繊維断熱材の引張強度が弱くなる
。 以下に、本発明による折板用ガラス繊維断熱材の構成と
製造方法について、図面に基いてさらに詳しく説明する
。 第1図乃至第2図は断熱材の構成を示す断面図であるが
図において、1はマット状に解繊された切断ガラス繊維
で、2は連続フィラメントで構成される有機繊維不織布
であり、両者は重ね合わされ、第2図に示すように有機
繊維不織布の側から逆フック付針で刺し通すと、有機繊
維不織布の有機繊維が2aのように延伸し、ソーインク
効果が発生し両者は結合される。 さらに、第2図の突出した延伸有機繊維面の上に同様の
有機不織布3を存在せしめ、第3図のように前回の反対
面からニードリングを行いマット層を貫通して反対面に
突出された有機繊維3a側を加熱すると、有機繊維3a
は球状に溶融し、表面有機繊維不織布2と結合する。 同時に内層部の貫通有機繊維3aは捲縮させられてマッ
ト層を厚み方向に圧迫緊縮化する、かくして第4図の如
き目的とする折板用ガラス繊維断熱材が得られる。第5
図には、比較例として結合剤としてエマルジョンを吹き
付けて形成された従来の折板用ガラス繊維断熱材の閏成
図を示した。 第6図はマツ1〜物を製造する工程とニードル加工、お
よび加熱装置が連続してセットされたガラス繊維断熱材
製造装置の例であるが、ガラス繊維5を予備解繊ロール
6で予備解繊させ、その後横打ち針を備えたスカツチャ
−7に送りマット状に解繊された切断ガラス繊維を形成
する。その後ケージロール8により適切な厚みにし、下
から供給される連続有機繊維不織布9の上へ、解繊され
た切断ガラス繊維をマット状に重ね逆フック付針のニー
ドルパンチャー10へ送り、有機繊維不織布側から刺し
通すニードルパンチ加工を行なう。 次に、ニードルパンチ加工品上に、連続有線繊維不織布
11を重ね再び逆フック付針のニードルパンチャー12
へ送り、新たに付加した有機繊維不織布側から刺し通す
ニードルパンチ加工を行なう。 ニードルパンチ後加熱装置14において、熱源13より
噴出される所定の温度にセットされた熱風により、ニー
ドルパンチャー12でマット層を貫通し飛び出した有機
繊維を溶融し、表面有機繊維不織布9と結合させる。 なあ、有機繊維不織布11のみで、逆フック付針のニー
ドルパンチャー12でニードルパンチ加工を行ない、片
面に突出された有機繊維を溶融する方法も可能である。 冷却ロール15は有機繊維が溶融接、加圧冷却すること
により有機繊維同志の接着およびマットの厚み方向への
緊密化を確実にする為にある。 冷却ロールを通過したマット状物は、巻き取り機16に
より製品17として巻き取られ折板用ガラス繊維断熱材
製品となる。 本発明によって得られた、折板用ガラスtJA維断熱材
は表面が有機繊維不織布で遮蔽されている為に、切断ガ
ラス繊維の飛散がなく、エマルジョンの吹き付け、塗布
工程を省略していることにより、耐火性、不燃性が良好
となり、折板用ガラス繊維断熱材の仕上り外観が良く、
ソフトで取り扱いが良好となり、工程の省略でコスト低
減もできるという多くの特長を有している。 実施例 図−6の装置を用いて、繊維径的9μm、Ili維長2
5〜50mのガラス繊維を使って500y/尻の解繊さ
せた切断ガラス繊維マットを形成した。 次に該切断ガラス繊維マットの下側有機不織布として重
量10g/TIiのスパンボンド法により作られた延伸
性の優れた有機繊維不織布(マリックス=ユニチカ株式
会社製)、上側不織布として重量309/mの同様の有
機不織イ「を使用し、逆フック付針は長さ75mのもの
を使用し打込み本数が15本/dとなるように設定し厚
す51rl!nの両面に有機不織布を有する、ニードル
パンチさ“れたマット状物を得た。 次に、加熱装置14において熱源でおるジェットバーナ
ーにより、逆フック付針で突出された貫通有機繊維と表
面有機繊維不織布の面へ、220℃の熱風を吹き付は突
出された有機繊維と表面不織布を結合させ、同時にマッ
ト内層部の貫通有機繊維を捲縮させた俊、ロールギャッ
プ1#に設定しである冷却ロール15間を通過させ、マ
ット厚み方向に圧迫し、巻き取り機16により巻き取り
、折板用ガラス繊維断熱材17を得た。 第1表に、実施例において得られた折板用ガラス繊維断
熱材と、現在上布されているエマルジョンバインダー使
用による折板用ガラス繊維断熱材を比較例1として実測
値で比較した。 このようにして得られた折板用ガラスi維新熱材は、第
1表に示す実測値通り、引張強度、肋間剥離強度、粉落
ち最とも優れたものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は断熱材の構成を示す断面
図である。第4図は厚み方向に圧迫緊縮化されたマット
の断面図である。第5図は、結合剤としてエマルジョン
を吹き付けて形成された結果の折板用ガラス繊維断熱材
の断面図でおる。第6図は、マット物を製造する工程と
ニードル加工、および加熱装置が連続してセットされた
ガラス繊維断熱材製造装置の例である。 符号の説明 1、解繊された切断ガラス繊維のマット状物2/3.連
続繊維で4fi成された有機繊維不織布2 a/3 a
=ニードリングで延伸された有職繊維 4、エマルジョン被覆層 5、切断されたガラス繊維 6、予備解繊ロール 7、スカツチャー 8、ケージロール 9/11.有機繊維不織布 10/12.逆フック付針のニードルパンチャ13、加
熱熱源 14、加熱装置 15、加圧冷却ロール 16、巻き取り機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  解繊された切断ガラス繊維のマット状物の表面に、延
    伸性のある有機繊維の不織布を存在せしめ、この不織布
    を構成する有機繊維が延伸されながらマット層を貫通し
    反対面に飛び出すようにニードルパンチ加工を行なう工
    程と、さらに熱をかけることにより表面に飛び出した有
    機繊維を溶融し、反対面の表面有機繊維不織布と結合せ
    しめ、同時に内層部の貫通有機繊維を捲縮させてマット
    を厚み方向に圧迫緊密化せしめる為の加熱と冷却工程を
    有することを特徴とする折板用ガラス繊維断熱材の製造
    法。
JP63069298A 1988-03-25 1988-03-25 折板用ガラス繊維断熱材の製造法 Pending JPH01246453A (ja)

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