JP3104338B2 - カードリードライト装置 - Google Patents

カードリードライト装置

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JP3104338B2
JP3104338B2 JP03304393A JP30439391A JP3104338B2 JP 3104338 B2 JP3104338 B2 JP 3104338B2 JP 03304393 A JP03304393 A JP 03304393A JP 30439391 A JP30439391 A JP 30439391A JP 3104338 B2 JP3104338 B2 JP 3104338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気カード,ICカー
ド,レーザーカード等にデータを記録したり、データを
読み出したりするカードリードライト装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のカードリードライト装置を
示す断面図である。図6において1はカードリードライ
ト装置の本体で、本体1には上板2及び下板3で挟まれ
たカード搬送路4が形成されている。5はカードを出し
入れする挿入口、6は発光素子、7は受光素子で、発光
素子6と受光素子7はカード搬送路4を挟んで対向して
設けられており、発光素子6から出た光は下板3に設け
られた貫通孔8を通してカード搬送路4を通過し、上板
2に設けられた貫通孔9を通って受光素子7に到達す
る。これら発光素子6及び受光素子7を用いてカードが
挿入された事を検知する。すなわちカードがカード搬送
路4を通過する際に発光素子6の光を遮断するので、受
光素子7に光が届かなくなりカードが挿入された事を検
知する。10は駆動ローラ、11はカードを駆動ローラ
10とともに挟み込んでカードを移動させる押圧ロー
ラ、12はカードに情報を書き込んだり、カードから情
報を読み取る磁気ヘッド、13はカード搬送路4を塞い
だり開放したりするシャッターで、シャッター13は電
磁石14によって駆動される。シャッター13は電磁石
14の可動鉄心15にピン16によって接合されてお
り、しかも可動鉄心15に挿入されたバネ17によって
常にカード搬送路4の方に押圧されている。カードが挿
入された事を検知すると、バネ17に抗して可動鉄心1
5が移動し、シャッター13をカード搬送路4から退避
させ、カードを通過可能にする。そして挿入されたカー
ドが内部に取り込まれた時点で再びシャッター13はカ
ード搬送路4を塞ぐ。そして磁気ヘッド12による新た
な記録がなされた後に再びシャッター13はカード搬送
路4を開放し、カードを本体1外に排出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、不正行為が行われるという問題点があっ
た。即ち具体的には図7に示すようにカード18に糸1
9を結び付け、そのカード18を本体1に挿入した場
合、シャッター13が糸19を挟んだままの状態で本体
1内部での情報の記録再生が行われる。すなわち磁気ヘ
ッド12による新たな情報が記録される前に、糸19を
矢印C方向に引っ張る事によってシャッター3が糸19
によって浮き上がり、カード18が外に引っ張り出され
る事になる。
【0004】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、糸等を用いた不正行為を防止できるカードリードラ
イト装置を提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、カード搬送路を構成する一対の板と、カード搬送路
に出没自在に設けられ、長孔を有するシャッターと、シ
ャッターをカード搬送路の方へ付勢する付勢手段と、カ
ード搬送路に出没自在に設けられ、シャッターの長孔と
係合するピンを有する可動鉄心と、可動鉄心をカード搬
送路の方へ付勢する付勢手段と、カードを内部に移送す
る移送手段と、カードにデータの記録または再生の少な
くとも一方を行う記録再生手段とを備えたカードリード
ライト装置であって、それぞれの付勢手段により付勢さ
れたシャッター及び可動鉄心がカード搬送路を塞いでい
る状態において、シャッターの長孔の上端部と可動鉄心
のピンは所定の隙間を有していると共に、シャッターが
カード搬送路から退くように外力を加えられたとき、シ
ャッターが所定の隙間の距離移動して、カード搬送路か
ら退いても、可動鉄心はカード搬送路を塞ぐように、可
動鉄心のピンとシャッターの長孔とが係合しているよう
構成した。
【0006】
【作用】この構成により、カードに新たなデータを書き
込む前に、カードを装置内部から引き出す事ができな
い。
【0007】
【実施例】図1及び図2は本発明の一実施例におけるカ
ードリードライト装置を示す断面図及び平面断面図であ
る。図1及び図2おいて1は本体、3は下板、4はカー
ド搬送路、5は挿入口、6は発光素子、7は受光素子、
8,9はそれぞれ貫通孔、10は駆動ローラ、11は押
圧ローラ、12は磁気ヘッドでこれらは従来の構成と同
じである。20は電磁石で、電磁石20は回路基板21
に板状の弾性体22を介して立設されている。23は電
磁石20に設けられた可動鉄心で、可動鉄心23はカー
ド搬送路4に出入りするように移動し、その移動方向は
カード挿入方向と垂直である。24は下板3とともにカ
ード搬送路4を構成する上板で、上板24には可動鉄心
23の先端部がはまりこむ凹部25が設けられている。
また可動鉄心23にはバネ26が挿入されており、バネ
26は可動鉄心23にはめ込まれたピン27に当接して
いる。従って可動鉄心23はバネ26によって常にカー
ド搬送路4の方に弾性力を受けており、可動鉄心23の
先端は凹部25にはまり込んだ状態となっている。28
はカード搬送路4に出入り自在に設けられ、カード搬送
路4を塞いだり開放したりするシャッターで、シャッタ
ー28は長孔29が設けられており、この長孔29にピ
ン27が挿入されている。またシャッター28には接点
ピン30が立設されており、接点ピン30の端部は回路
基板21に設けられた接点スイッチ31に当接してい
る。この時接点スイッチ31には弾性を持たせているた
めにシャッター28は接点ピン30を介して常にカード
搬送路4方向に弾性力をうけているので、カード搬送路
4を塞いでいる状態となる。
【0008】以上のように構成されたカードリードライ
ト装置について以下その動作を図3及び図4を用いて説
明する。
【0009】先ず挿入口5からカード18が挿入される
と、発光素子6からの光がカード18によって遮られる
ので、受光素子7に光が届かなくなる。すると制御装置
(図示せず)がその状態を検知し、直ちにシャッター信
号を発生し、電磁石20に電流が流れるようにする。電
磁石20に電流を流す事によって図3に示す矢印a方向
に可動鉄心23を引き込む。この時ピン27が長孔29
の端部29aに当接するまでは可動鉄心23のみが移動
するが、ピン27が端部29aに当接すると可動鉄心2
3とともにシャッター28も同時に移動する。また端部
29aにピン27が当接するほど移動したときには可動
鉄心23の先端部(凹部25に入り込んでいた部分)は
シャッター28の内部に入り込んでいる。さらにシャッ
ター28の移動によって接点ピン30が接点スイッチ3
1を押し、装置内部の駆動系等が動作し始める。このよ
うに電磁石20によってカード搬送路4は開放状態とな
るとともに内部の駆動系が動作し始めるので、カード1
8が装置内部へ送られる事となる。
【0010】次に装置内部へカード18が送り込まれた
事をセンサー(図示せず)によって検知すると、制御装
置はシャッター閉信号を送り、電磁石20に電流が流れ
ないようにする。すると可動鉄心23はバネ26の復元
力によってカード搬送路4の方に移動し、可動鉄心23
の先端部は凹部25にはまりこむ。それとともにシャッ
ター28も同様に接点スイッチ31の弾性力によってカ
ード搬送路4の方に移動し、上板24に当接する。この
ようにシャッター28及び可動鉄心23によってカード
搬送路4が塞がれる。
【0011】次に取り込まれたカード18に磁気ヘッド
12によって新たなデータが書き込まれる。そして装置
内の制御装置がカードに新たなデータが書き込まれた事
を確認すると、カード排出信号及びシャッター開信号を
送出する。この信号によって駆動ローラ10がカード排
出方向に回転するとともに、電磁石20に電流が流れ、
可動鉄心23が引き込まれてシャッター28を移動さ
せ、カード搬送路4を開放する。そしてカード18はカ
ード搬送路4を通過して外部に送出される。
【0012】次に不正行為を行った場合について図5を
用いて説明する。カード利用者がカード18に糸19を
付けてカード18を装置に挿入した場合シャッター28
は糸19を挟み込んで、カード搬送路4を塞いだ状態と
なっている。この状態で磁気ヘッド12によって新たな
データがカード18に書き込まれる前に図5に示す矢印
C方向に糸19を引っ張ると、糸19の張力によってシ
ャッター28が浮き上がる。しかしながら可動鉄心23
はバネ26によってカード搬送路4の方に押圧されてお
り、しかも可動鉄心23の先端部は凹部25にはまり込
んでおり、カード18を引き出そうとしてもカード18
の端面が可動鉄心23に当接するので、引き出す事がで
きない。
【0013】なお本実施例では磁気的な記録再生を行う
装置について説明したが、ICカードやレーザーカード
等を用いる他の装置に関しても同様の効果を得る事が出
来る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、カード搬送路を構成する一対
の板と、カード搬送路に出没自在に設けられ、長孔を有
するシャッターと、シャッターをカード搬送路の方へ付
勢する付勢手段と、カード搬送路に出没自在に設けら
れ、シャッターの長孔と係合するピンを有する可動鉄心
と、可動鉄心をカード搬送路の方へ付勢する付勢手段
と、カードを内部に移送する移送手段と、カードにデー
タの記録または再生の少なくとも一方を行う記録再生手
段とを備えたカードリードライト装置であって、それぞ
れの付勢手段により付勢されたシャッター及び可動鉄心
がカード搬送路を塞いでいる状態において、シャッター
の長孔の上端部と可動鉄心のピンは所定の隙間を有して
いると共に、シャッターがカード搬送路から退くように
外力を加えられたとき、シャッターが所定の隙間の距離
移動して、カード搬送路から退いても、可動鉄心はカー
ド搬送路を塞ぐように、可動鉄心のピンとシャッターの
長孔とが係合しているように構成した事により、カード
に新たなデータを書き込む前に、カードを装置内部から
引き出す事ができないので、糸等を用いた不正行為を防
止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカードリードライト
装置を示す側断面図
【図2】本発明の一実施例におけるカードリードライト
装置を示す正面断面図
【図3】本発明の一実施例におけるカードリードライト
装置の動作を示す側断面図
【図4】本発明の一実施例におけるカードリードライト
装置の動作を示す側断面図
【図5】本発明の一実施例におけるカードリードライト
装置のカードを挿入した時の動作を示す側断面図
【図6】従来のカードリードライト装置を示す側断面図
【図7】従来のカードリードライト装置のカードを挿入
したときの動作を示す側断面図
【符号の説明】
1 本体 2 上板 3 下板 4 カード搬送路 5 挿入口 6 発光素子 7 受光素子 8 貫通孔 9 貫通孔 10 駆動ローラ 11 押圧ローラ 12 磁気ヘッド 20 電磁石 21 回路基板 22 弾性体 23 可動鉄心 24 上板 25 凹部 26 バネ 27 ピン 28 シャッター 29 長孔 30 接点ピン 31 接点スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 13/00 - 13/077 G07F 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード搬送路を構成する一対の板と、 前記カード搬送路に出没自在に設けられ長孔を有する
    シャッターと、 前記シャッターを前記カード搬送路の方へ付勢する付勢
    手段と、 前記カード搬送路に出没自在に設けられ、前記シャッタ
    ーの長孔と係合するピンを有する可動鉄心と、 前記可動鉄心を前記カード搬送路の方へ付勢する付勢手
    段と、 カードを内部に移送する移送手段と、 カードにデータの記録または再生の少なくとも一方を行
    う記録再生手段とを備えたカードリードライト装置であ
    って、前記それぞれの付勢手段により付勢された前記シャッタ
    ー及び前記可動鉄心が前記カード搬送路を塞いでいる状
    態において、 前記シャッターの長孔の上端部と前記可動鉄心のピンは
    所定の隙間を有していると共に、 前記シャッターが前記カード搬送路から退くように外力
    を加えられたとき、前記シャッターが前記所定の隙間の
    距離移動して、前記カード搬送路から退いても、前記可
    動鉄心は前記カード搬送路を塞ぐように、 前記可動鉄心のピンと前記シャッターの長孔とが係合し
    ている 事を特徴とするカードリードライト装置。
  2. 【請求項2】 前記カード搬送路を構成する板には、前
    記可動鉄心の先端がはまり込む凹部が形成されると共
    に、前記それぞれの付勢手段により付勢された前記シャッタ
    ー及び前記可動鉄心が前記カード搬送路を塞いでいる状
    態において、 前記シャッターの長孔の下端部と前記可動鉄心のピンは
    所定の隙間を有していると共に、 前記可動鉄心が前記カード搬送路から退くように移動す
    るとき、前記可動鉄心は前記所定の間隙の距離移動し
    て、前記凹部にはまり込んだ前記可動鉄心の先端を前記
    シャッター内に引き込み、前記シャッターと共に前記カ
    ード搬送路から退くように、 前記可動鉄心のピンと前記シャッターの長孔とが係合し
    ている 事を特徴とする請求項1記載のカードリードライ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 前記シャッターの付勢手段は、接点ピン
    及び弾性力を有する接点スイッチから構成され、前記シ
    ャッターの移動によって装置内部の駆動系を動作させる
    事を特徴とする請求項1,2いずれか1記載のカードリ
    ードライト装置。
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