JP3103440U - 放水用自転車 - Google Patents

Abstract

【課題】 １台の自転車で走行と放水を別々に人力により行えるようにする。
【解決手段】 フレーム１に走行駆動用ペタル４と放水駆動用ペダル８を別々に設け、人力により、走行駆動用ペダルの回動で走行、放水駆動用ペダルの回動でポンプ６を介し放水銃１０よりの放水を出来るようにした。
【選択図】 図１

Description

考案の詳細な説明

考案が解決しようとする課題

従来、放水用自転車として、１つのフレームに走行用駆動部と放水用駆動部を別々に設け、人力による走行と放水が個々にできる物は存在せず、エンジン、モータ等の何らかの補助動力を必要とする物であった。
又、放水銃はフレームに取付けられ放水方向が簡単に変えられなかった。

課題を解決するための手段

上記目的を達成するために、１つのフレームに走行用駆動部と放水用駆動部を別々に設け、人力による走行と放水を個々に行えるようにした。
走行駆動用ペダルを回動させることにより走行が可能。
放水駆動用ペダルを回動させることによりベルトを介しポンプを回動、ポンプに接続されたホースＢより給水用バケツの水をポンプに吸上げる、吸上げられた水はポンプと放水銃を繋ぐホースＡに導かれ放水銃より放水を行う。
放水銃を、フレーム前部の回動可能なハンドルに設け放水方向が簡単に変えられるようにした。
「この時放水用自転車の形態として
（１）２つの前輪１つの後輪を有した放水用自転車。
（２）１つの前輪２つの後輪を有した放水用自転車。
（３）２つの前輪２つの後輪を有した放水用自転車。
が考えられる」

考案の効果

走行のみ、放水のみ、走行と放水の３形態を１台の自転車で人力により行うことができ、バケツリレー等による消火に比べ離れた場所、狭い場所等での初期消火に効果大である。
構成部品が少ないため安価、故障頻度が少ない等の特長を有し、また持ち運びが簡単なため防災教育用の用具としの利用性大である。

本案の、２つの前輪と１つの後輪を有した放水用自転車の斜視図である。 本案の、１つの前輪と２つの後輪を有した放水用自転車の斜視図である。

符号の説明

１ フレーム
２ 前輪
３ 後輪
４ 走行駆動用ペダル
５ ベルトＡ
６ ポンプ
７ ベルトＢ
８ 放水駆動用ペダル
９ ハンドル
１０ 放水銃
１１ 給水用フック
１２ 給水用バケツ
１３ ホースＡ
１４ ホースＢ

Claims (1)

1. 「フレーム１に支えられた前輪２と後輪３を有する放水自転車において、
   （１）前記フレームの下部に回動可能に設けた走行駆動用ペダル４と駆動力を後輪に伝えるベルトＡ５。
   （２）前記フレームの下部に設けたポンプ６と回動動作によりベルトＢ７を介しポンプを回動させる、放水駆動用ペダル８。
   （３）前記フレームの前部に回動可能に設けたハンドル９とハンドルに左右、上下回動可能に設けた放水銃１０。
   （４）前記フレームに設けた給水用フック１１と給水用フックに引っ掛けた給水用バケツ１２。
   （５）上記ポンプと放水銃を繋ぐホースＡ１３、ポンプと給水バケツを繋ぐホースＢ１４。
   を有した放水用自転車」

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