JP3103289U - ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット - Google Patents
ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 本考案はヒメイワダレソウ(学名Lippia canescence)の苗カーペットと称する。水田畦畔、のり面または地面などをヒメイワダレソウで省力的かつ短時間で緑化するために、ヒメイワダレソウの苗カーペットの提供を目的とするものである。
【解決手段】 数センチメートルに細断したヒメイワダレソウの茎葉(1)を、任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット(2)と、その上にならべた1〜3cmの土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの人工培土またはそれらと土壌を混合した培土(3)で、挟み込み、発根させ、ネット(2)に根(4)をからませ、高い引っ張り強度をもち、地表面は花茎葉(5)で覆われる。以上のごとく構成されたロール条(6)に巻き取れるヒメイワダレソウのカーペット状苗。
【選択図】 図3
【解決手段】 数センチメートルに細断したヒメイワダレソウの茎葉(1)を、任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット(2)と、その上にならべた1〜3cmの土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの人工培土またはそれらと土壌を混合した培土(3)で、挟み込み、発根させ、ネット(2)に根(4)をからませ、高い引っ張り強度をもち、地表面は花茎葉(5)で覆われる。以上のごとく構成されたロール条(6)に巻き取れるヒメイワダレソウのカーペット状苗。
【選択図】 図3
Description
この考案は、ヒメイワダレソウのロール状に巻き取れるカーペット状の苗に関するものである。
従来、水田畦畔、のり面または地面の緑化のために9cm、10.5cmまたは12cmのプラスチックまたはビニールの鉢に植えられたヒメイワダレソウの苗を1鉢ごとに移植していた。
従来の技術ではヒメイワダレソウを移植するのに1鉢ごとに移植ごてなどで穴を掘り、苗を鉢から抜き、その穴に植えるので、多大な労力を要した。さらに、ヒメイワダレソウが成長し、畦畔、のり面または地面を全面被覆するまでに多くの時間を要した。
数センチメートルに細断したヒメイワダレソウの茎葉(1)を、任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット(2)と、その上にならべた1〜3cmの土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの培土(人工物含む)またはそれらと土壌を混合した培土(3)で、挟み込み、発根させ、ネット(2)に根(4)をからませ、高い引っ張り強度をもち、地表面は花茎葉(5)で覆われる。以上のごとく構成されたロール条(6)に巻き取れるヒメイワダレソウのカーペット状苗。
本考案により平らな場所ならばどこでもカーペット状のヒメイワダレソウを作ることができ、これを使用するときは、任意の大きさに切り取り、ロール状に巻き取り、移植場所へ運搬する。移植場所で巻き取ったカーペット状の苗を展開すれば、軽微な労力で、瞬時に全面ヒメイワダレソウで覆われた畦畔、のり面または地面を作ることができる。また、移植時からヒメイワダレソウで覆われているので、雑草の繁茂が少ない。
以下、本考案の実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すものは第1の実施の形態であって、任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット(1)と、その上に土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの培土(人工物含む)またはそれらと土壌を混合した培土(2)を1〜3cmの厚みに敷き並べ、数cmの長さに細断したヒメイワダレソウの茎葉をばらまき、さらに(2)の培土で1cmの厚みに覆土したものである。裁断したヒメイワダレソウは1m2当たり200gが適当である。覆土は部分的に茎葉が表面に露出させる程度とする。覆土後は十分にかん水する。
図1の状態を乾燥させないようにかん水を繰り返すことにより、図2に示す第2の実施の形態となる。本実施形態は発根した根(3)を寒冷紗にからませ、苗をカーペット状にして、高い引っ張り強度を持つとともに、地表面は花茎葉(5)で全面に覆われるようにしたものである。
図3は第3の実施形態である。本実施形態は図2の状態を緑化施工時に任意の大きさに切り取り、ロール状(6)に巻き取ったものである。この状態で運搬し、緑化場所に展開する。
1・・・数cmの長さに細断したヒメイワダレソウの茎葉
2・・・任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット
3・・・土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの培土(人工物含む)またはそれらと土壌を混合した培土
4・・・根
5・・・花茎葉
6・・・ロール状に巻き取った状態
2・・・任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット
3・・・土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの培土(人工物含む)またはそれらと土壌を混合した培土
4・・・根
5・・・花茎葉
6・・・ロール状に巻き取った状態
Claims (1)
- 数センチメートルに細断したヒメイワダレソウの茎葉(1)を、任意の幅の寒冷紗または防鳥網などのネット(2)と、その上にならべた1〜3cmの土壌またはピートモス、パーライト、バーミキュライトなどの培土(人工物含む)またはそれらと土壌を混合した培土(3)で、挟み込み、発根させ、ネット(2)に根(4)をからませ、高い引っ張り強度をもち、地表面は花茎葉(5)で覆われる。以上のごとく構成されたロール条(6)に巻き取れるヒメイワダレソウのカーペット状苗。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001185U JP3103289U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット |
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JP2004001185U JP3103289U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット |
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Family Applications (1)
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JP2004001185U Expired - Fee Related JP3103289U (ja) | 2004-02-09 | 2004-02-09 | ヒメイワダレソウ(学名LippiaCanescence)の苗カーペット |
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JP (1) | JP3103289U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009165390A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nichino Ryokka:Kk | 緑化方法 |
CN116508616A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-08-01 | 中国农业科学院油料作物研究所 | 一种机械移栽油菜壮苗培育基质及其制备方法 |
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2004
- 2004-02-09 JP JP2004001185U patent/JP3103289U/ja not_active Expired - Fee Related
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